JPS6375217A - 遮水壁 - Google Patents

遮水壁

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Publication number
JPS6375217A
JPS6375217A JP21739686A JP21739686A JPS6375217A JP S6375217 A JPS6375217 A JP S6375217A JP 21739686 A JP21739686 A JP 21739686A JP 21739686 A JP21739686 A JP 21739686A JP S6375217 A JPS6375217 A JP S6375217A
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JP
Japan
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water
guide
stop
stopping
connection
Prior art date
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Application number
JP21739686A
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English (en)
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JPH0360974B2 (ja
Inventor
Akira Sano
佐野 暁
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Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Publication of JPS6375217A publication Critical patent/JPS6375217A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、連結ガイドを使って止水膜を連結して構成す
る遮水壁に関する。
〔従来の技術〕
一般に、地下水流出防止や地下水渦養等のための地中遮
水壁やダム下部遮水壁、地下ダム遮水壁、原子力発電所
回りの遮水壁等としては、連続地中壁、アスファルト注
入遮水壁、泥水モルタル壁、泥水固化壁、場所打柱列杭
等がある。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記それぞれの遮水壁には次のような問
題点がある。
まず、連続地中壁は、鉄筋コンクリート製で剛度が高い
ため、高価になると共にフレキシブルでない、同様にア
スファルト注入遮水壁も、材料が高いため高価となる。
これに対して、泥水モルタル壁、泥水固化壁は、安価で
フレキシブルであるという長所を持っているが、耐久性
に不安があるため、確実な遮水性の確保のために鋼矢板
を挿入するなどの方法が用いられている。しかし、地下
ダムなど数10mの深さまで遮水する場合には、鋼矢板
の水平繋ぎが困難であり、挿入できたとしても相当高価
なものとなる。また、このように泥水モルタル壁、泥水
固化壁は、実績が少なく、まだ仮設が多いため、耐久性
に不安が残る。
最後の場所打柱列杭は、長尺物であるため精度確保が難
しく、信頼性が低い。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、低廉
で止水性の高い遮水壁の提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の遮水壁は、連結ガイドを使って止水
膜を連結して構成する遮水壁であって、開口を有する第
1の連結ガイドで止水膜を挟持し、前記第1の連結ガイ
ドに嵌合する第2の連結ガイドを用いて前記止水膜と連
結する追加止水膜を挟持すると共に、第1の連結ガイド
と第2の連結ガイドとの嵌合部に中空空間を形成して止
水膜による風船部を設け、該風船部にグラウト材を注入
して膨らませ止水膜間を圧着止水するように構成したこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明の遮水壁では、それぞれの止水膜を連結ガイドで
挟持し相互に連結するので、連結作業が容易にでき、そ
の連結部は止水膜の風船部にグラウト材を注入して膨ら
ませ圧着するので止水膜の連結部における止水性能も向
上する。また、連結ガイド或いは連結ガイドとの保合手
段をロッキングパイプや仕切板に設けることによって想
水壁を容易に構築できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る遮水壁に使用される止水膜鉛直継
手の1実施例を示す図、第2図はロッキングパイプの取
付方法を説明するための図、第3図は仕切板の取付方法
を説明するための図、第4図は連結金具の保持方法を説
明するための図である。
本発明の遮水壁には、止水膜を挟持した連結ガイドを使
い、この連結ガイドで構成する止水膜鉛直継手により止
水膜を連結して構成する。止水膜の材質としては、ゴム
系、ポリエチレンやポリプロピレン系、繊維にアスファ
ルトを含浸させたもの等伸縮性のあるシートが用いられ
る。止水膜鉛直継手は、第1図に示すように止水膜1を
挟持し、追加する止水膜2側に開口を有する第1の連結
ガ゛イド3と、この第1の連結ガイド3の内側にその開
口を塞ぐように嵌挿される第2の連結ガイド4により構
成する。この第1の連結ガイド3と第2の連結ガイド4
との連結部には、中空空間を形成し、第2の連結ガイド
4で追加する隣接の止水膜2を挟持し、止水膜1側、す
なわち中空空間に止水膜2の風船部7を設ける。そして
、この風船部7をグラウト材で膨らませて止水H1,2
を圧着連結する。
次に止水膜を連結する手順を説明する。まず、止水膜l
と止水膜2とを繋ぐ際には、固化泥水、泥水モルタルの
まだ固まらないうちに止水膜1を取り付けた第1の連結
ガイド3に沿って上水膜2を取り付けた第2の連結ガイ
ド4を下ろしてゆく。
こうして第1図(alに示すように所定の位置に上水膜
2及び第2の連結ガイド4をセットした後、第1図山)
に示すように止水膜2で作られた風船部7に下端より順
次上方へグラウト材8を注入し、これを膨らませること
によって止水膜2を止水膜1に圧着する。なお、止水膜
1には、ゴム等の弾性棒5を巻き込んでおき、密着性を
良くすることにより止水性能を高めることができる。
以上の手順により、止水膜1と止水膜2の鉛直継手は完
全に止水されることになる。
また、ロッキングパイプを用いて連結する場合には、第
2図に示すように第1の連結ガイド3と同じタイプの連
結ガイド11に挿入できるような仮ガイド14をロッキ
ングパイプ15に付けておく。そして、止水膜を設置し
泥水を固化させた後次の止水膜を連結する場合には、ロ
ッキングパイプ15を引き抜き後そこに第2の連結ガイ
ド4と同じタイプの連結ガイド12を連結ガイド11に
挿入し、泥水を注入固化させればよい。
同様に、仕切板を用いて連結する場合には、第3図に示
すように1エレメントの両側に連結ガイド22.23を
取り付けておき、隣接エレメントの泥水注入後、それぞ
れの連結ガイドに係合するタイプの連結ガイドを挿入す
る。
次に連結ガイド間を保持するための横繋ぎ材及びプレー
スの取付方法を説明する。第4図に示すように連結ガイ
ド間を保持するための横繋ぎ材33は、両端の連結ガイ
ド31.32間に適当な間隔で取り付けられ、また、横
繋ぎ材33を取り付けた中間の連結ガイド31.32間
に斜めのプレースが取り付けられる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、種々の変形が可能である0例えば実施例では、矩形の
形状をした連結ガイドを使用したが、円筒状その他いか
なる形状でもよい、すなわち、゛開口を有する第1のタ
イプの連結ガイドと、その開口を塞ぐように挿入される
第2のタイプの連結ガイドとを組み合わせて中空空間を
形成し、その中空空間で止水膜による風船部にグラウト
材を注入して膨らませることにより、連結する止水膜間
を圧着するような構成のものであればよい。
また、上記実施例では、追加する止水膜側に風船部を設
けるようにしたが、もう一方の止水膜にも風船部を設け
、同様にグラウト材を注入して膨らませてもよいし、第
1のタイプの連結ガイドと第2のタイプの連結ガイドと
の配置を逆にしてもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明に係る遮水壁は
、従来の例えば鋼矢板の代わりにゴム板などの止水膜を
挿入するものであり、このようなゴム状止水膜の場合、
帯状の膜板を順次挿入してゆくが、鉛直継手をどう止水
するかが重要な課題となる。この点、本発明によれば、
鉛直継手部分で止水膜を風船状に膨らませ圧着させるこ
とにより止水するので、その弾性を利用してより確実な
止水が可能になり、又、大深度の施工も可能になる。さ
らには、ロッキングパイプや仕切板への取付方法も可能
になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る遮水壁に使用される止水膜鉛直継
手の1実施例を示す図、第2図はロッキングパイプの取
付方法を説明するための図、第3図は仕切板の取付方法
を説明するための図、第4図は連結金具の保持方法を説
明するための図である。 1.2.13.24と33・・・止水膜、3.4.11
.12.22.23.31と32・・・連結ガイド、5
・・・弾性棒、6・・・締付ポルト、7・・・風船部、
8・・・注入グラウト、14・・・仮ガイド、21・・
・仕切板、34・・・横繋ぎ材、35・・・プレース。 出 願 人  清水建設株式会社 代理人 弁理士 阿 部 龍 吉(外2名)第1図 (α) (b) 第2図 /bo−7ff7グハー1ノ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連結ガイドを使って止水膜を連結して構成する遮
    水壁であって、開口を有する第1の連結ガイドで止水膜
    を挟持し、前記第1の連結ガイドに嵌合する第2の連結
    ガイドを用いて前記止水膜と連結する追加止水膜を挟持
    すると共に、第1の連結ガイドと第2の連結ガイドとの
    嵌合部に中空空間を形成して止水膜による風船部を設け
    、該風船部にグラウト材を注入して膨らませ止水膜間を
    圧着止水するように構成したことを特徴とする遮水壁。
  2. (2)第2の連結ガイドは、第1の連結ガイドの内側に
    挿入して嵌合することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の遮水壁。
  3. (3)風船部は、第2の連結ガイドにより挟持される止
    水膜により形成することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の遮水壁。
  4. (4)止水膜の一方は、中空空間で弾性棒を巻き込んで
    挟持されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の遮水壁。
JP21739686A 1986-09-16 1986-09-16 遮水壁 Granted JPS6375217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21739686A JPS6375217A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 遮水壁

Applications Claiming Priority (1)

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JP21739686A JPS6375217A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 遮水壁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6375217A true JPS6375217A (ja) 1988-04-05
JPH0360974B2 JPH0360974B2 (ja) 1991-09-18

Family

ID=16703532

Family Applications (1)

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JP21739686A Granted JPS6375217A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 遮水壁

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5661956B1 (ja) * 2014-01-20 2015-01-28 株式会社フジクラ 原子炉施設周囲の遮水システム
JP2015081453A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 サンデン商事株式会社 原子力発電設備周辺に構築する凍土壁の耐震構造
JP2020183890A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 ジーイーヒタチ・ニュクリアエナジー・インターナショナル・エルエルシ 圧力抑制室内の止水壁形成方法及び止水壁の構造

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JP5661956B1 (ja) * 2014-01-20 2015-01-28 株式会社フジクラ 原子炉施設周囲の遮水システム
JP2020183890A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 ジーイーヒタチ・ニュクリアエナジー・インターナショナル・エルエルシ 圧力抑制室内の止水壁形成方法及び止水壁の構造

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JPH0360974B2 (ja) 1991-09-18

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