JPS63746Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS63746Y2
JPS63746Y2 JP16124283U JP16124283U JPS63746Y2 JP S63746 Y2 JPS63746 Y2 JP S63746Y2 JP 16124283 U JP16124283 U JP 16124283U JP 16124283 U JP16124283 U JP 16124283U JP S63746 Y2 JPS63746 Y2 JP S63746Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lead tape
glass
stained glass
pattern
color film
Prior art date
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Expired
Application number
JP16124283U
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English (en)
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JPS6071641U (ja
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Publication date
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Publication of JPS6071641U publication Critical patent/JPS6071641U/ja
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Publication of JPS63746Y2 publication Critical patent/JPS63746Y2/ja
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  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ステンドグラスを何人でも失敗な
く、かつ短時間で容易に製作できる手段を堤供す
ることを目的とする。
西欧で発達した古典的ステンドグラスは、色ガ
ラスを模様に従う形状に切取り、切取られたガラ
スの断片を並べて突合わせた継目をカマボコ状鉛
テープによつて隠すように綴つたもので、その製
作には非常な手間と熟練を要するので、近年に至
り、製作の手間が少なく、装飾効果においてほと
んどかわらない各種の代用ステンドグラスの開発
をみるに至つた。
前記代用のステンドグラス製作方法には各種の
ものが知られているが、この考案は、目的とする
ステンドグラスの基礎に均一な一枚のガラス板を
用い、かつステンドグラス特有の鉛テープによる
パターン線で囲まれるパターン区域の色を色フイ
ルムによつて表現する手段に関するもので、以
下、図示の例によりこの考案を詳細に説明する。
すなわち、この考案にかかる鉛テープ8は、プ
レス方法などにより特に第1図および第2図から
わかるような、特定するカマボコ状に成型された
ものである。すなわち、鉛テープ8は、左右両縁
部からそれぞれ上方に突出する爪そで1を有して
おり、爪そで1の外側面2はそれぞれほぼ垂直に
成されている。
ステンドグラスの製作において、鉛テープ8は
つぎのようにして使用する。第3図を参照し、ま
ず、一枚のガラス板3(窓枠に嵌つていてもよ
い)の裏側に、パターン線4を線描したパターン
紙5を粘着テープなどで仮止めしておく。ついで
表側からパターン線4を透視しつつ、このパター
ン線4にそつて鉛テープ8を貼りつける。鉛テー
プ8は、底面にあらかじめ接着剤が塗布されてい
るものを使用すると便利である。つぎに、鉛テー
プ8で取囲まれているパターン区域や、鉛テープ
8とガラスの縁によつて囲まれるパターン区域に
対し、それらのパターン区域よりも大きく、片面
にあらかじめ接着剤が塗布されている色フイルム
6のほぼ中央部を押しつけて接着しつつ、パター
ン区域からはみ出た部分を第4図のように爪そで
1のほぼ下端で折曲げ、カツター7を爪そで1の
外側面2に沿わせつつ色フイルム6を切取つて色
フイルム6をガラス板3に押しつけ接着させる。
この際、切取られた色フイルムの縁6aが爪そで
1の下縁とは正確に一致する必要はなく、多少の
不整は放念してよい。つぎに、第5図の矢印で示
すように、爪そで1を斜上方から外方に押し曲げ
れば、第3図の右側に示すように、色フイルム6
の切取られた縁6aは、押し曲げによつて側方に
張り出した爪そで1によつて覆い隠され、縁6a
の不整合性は表側からは不可視になる。もつと
も、室内の間仕切扉などのように、通常ガラスの
両側から目撃されるような場合には、鉛テープ8
よりも若干幅広な従来からのカマボコ状鉛テープ
8aを第5図のようにガラス板3の裏側に接着す
ることにより、前記した伝統的ステンドグラスと
外見上かわらない代用ステンドグラスが得られ
る。なお、仮どめしたパターン紙5を取外す時期
は、鉛テープ8をガラス板3に貼りつけ終つた後
であればいつでもよい。ただし、ガラス板3の裏
側に鉛テープ8aを貼りつける場合は、そのまえ
にパターン紙5を取外すのはもちろんである。
均質な一枚のガラス板と色フイルムとを用いる
従来の代用ステンドグラス製作手段によれば、第
6図に示すように、前記した従来の鉛テープ8a
をガラス板3の表側に貼りつけた後、この考案の
鉛テープ8による場合とは反対に、鉛テープ8a
の貼つてない裏側に色フイルム6を貼りつけるの
である。その場合、片面接着性の色フイルム6を
ガラス面上でパターン区域に整合するように切取
つてから接着するのであるが、接着後に不要部分
を切除するわけにいかず、この場合のパターンあ
わせ接着は非常に失敗しやすい。そこでこの失敗
を防ぐため、色フイルム5aの接着面にあらかじ
め水や石けんなどの液剤を塗り、非接着の状態で
パターンあわせをし、ついでこの液剤を道具を使
つて強圧し、周囲から押出しつつ接着するなどの
工夫がなされているけれども、著しく手間ひまが
かかるだけでなく、パターンの区域が大きい場
合、液剤を押出しながら接着する際、フイルムが
変形したり、ガラス面との間に液剤や気泡が残つ
たりする失敗も多い。
しかしながら、この考案にかかる鉛テープ8を
使用すれば、このような失敗は皆無である。すな
わち、所望のパターン区域を覆う色フイルム6
は、その中央部から鉛テープ8に向つて直ちに接
着され、色フイルム6の余分な部分は爪そで1の
垂直な外側面2を定規として簡単に切除される。
そこで、爪そで1を外方に押し曲げれば、接着完
了した色フイルム6の縁6aは多少不整合でも、
押し曲げられた爪そで1によつて完全に隠れ、そ
れだけで一見、伝統的ステンドグラスとも見まが
う代用ステンドグラスが完成するのである。すな
わち、色フイルム6の接着には液剤の塗布は全く
不要であり、従つてフイルム面への強圧も不要で
ある。また、切取りの際、爪そで1の外側面2が
定規の役を果し、その後は、爪そで1は押曲げに
よつて色フイルム6の縁6aの隠蔽材となるので
ある。
かくして、この考案にかかる鉛テープ8を使用
することにより、全くの素人でも最初から失敗な
く、優美な外観をもつ代用ステンドグラスを手
軽、短時間に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる鉛テープの斜視図、
第2図は同じく正面図、第3図および第4図はこ
の考案にかかる鉛テープを使用するステンドグラ
スの製作法の説明図、第5図は表裏両面から目撃
されるステンドグラスの製作方法の説明図、第6
図は従来の鉛テープを使用するステンドグラスの
製作方法の説明図である。 1は爪そで、2は外側面、3はガラス板、4は
パターン線、5はパターン紙、6は色フイルム、
7はカツター、8はこの考案にかかる鉛テープ、
8aは従来の鉛テープである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右両縁部からそれぞれ上方に突出する爪そで
    1の外側面2がほぼ垂直に形成されたカマボコ状
    に成型してなるステンドグラス製作用鉛テープ。
JP16124283U 1983-10-20 1983-10-20 ステンドグラス製作用鉛テ−プ Granted JPS6071641U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16124283U JPS6071641U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 ステンドグラス製作用鉛テ−プ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16124283U JPS6071641U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 ステンドグラス製作用鉛テ−プ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6071641U JPS6071641U (ja) 1985-05-21
JPS63746Y2 true JPS63746Y2 (ja) 1988-01-09

Family

ID=30354417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16124283U Granted JPS6071641U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 ステンドグラス製作用鉛テ−プ

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Publication number Publication date
JPS6071641U (ja) 1985-05-21

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