JPS637432B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS637432B2 JPS637432B2 JP16375180A JP16375180A JPS637432B2 JP S637432 B2 JPS637432 B2 JP S637432B2 JP 16375180 A JP16375180 A JP 16375180A JP 16375180 A JP16375180 A JP 16375180A JP S637432 B2 JPS637432 B2 JP S637432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center conductor
- microstrip line
- line
- coaxial line
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 24
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ラダー回路が形成されたマイクロス
トリツプ線路にて構成された、マイクロ波加熱装
置の改良に関するものである。
トリツプ線路にて構成された、マイクロ波加熱装
置の改良に関するものである。
従来より、ラダー回路が形成されたマイクロス
トリツプ線路を応用した、マイクロ波加熱装置は
知られていた(例えば特願昭55―108644号)。そ
して従来例において、マイクロストリツプ線路の
中心導体と、同軸線路の中心導体との接合部は、
第1図に示すように構成されていた。即ち、同軸
線路1の中心導体2の端部と、マイクロストリツ
プ線路3の矩形の中心導体4の端辺が、つき合わ
され、ラダー回路部5上を被加熱物6が移動し
て、加熱するものであつた。
トリツプ線路を応用した、マイクロ波加熱装置は
知られていた(例えば特願昭55―108644号)。そ
して従来例において、マイクロストリツプ線路の
中心導体と、同軸線路の中心導体との接合部は、
第1図に示すように構成されていた。即ち、同軸
線路1の中心導体2の端部と、マイクロストリツ
プ線路3の矩形の中心導体4の端辺が、つき合わ
され、ラダー回路部5上を被加熱物6が移動し
て、加熱するものであつた。
しかしながら、この従来装置においては、同軸
線路1の特性インピーダンスとマイクロストリツ
プ線路の特性インピーダンスは次のような理由に
より不整合であつた。同軸線路1の特性インピー
ダンスは、中心導体2と外部導体7の半径の比の
関数であり、通常は50オーム程度である。この特
性インピーダンスをあまり少さくすると、電力を
送る際、導体抵抗のみが増大して不利となる。一
方、マイクロストリツプ線路3の特性インピーダ
ンスは誘電体基板8の比誘電率を一定としたと
き、基板8の厚さを大きくして中心導体4の幅を
狭くすると高くなる。いま誘電体として比誘電率
「9」のアルミナを採用したとすると、誘電体基
板8の厚さ、および中心導体4の幅が夫々2mmと
すれば、マイクロストリツプ線路3の特性インピ
ーダンスは約50オームとなり、前記同軸線路1と
整合することになる。しかるに、ラダー回路5の
スリツト長さはマイクロ波の波長の1/2より少し
短かい程度としなければならないために、マイク
ロストリツプ線路3の中心導体4の幅を少なくと
も20mm程度にしなければならない。従がつて、同
軸線路1とマイクロストリツプ線路3との特性イ
ンピーダンスが整合しなかつた。
線路1の特性インピーダンスとマイクロストリツ
プ線路の特性インピーダンスは次のような理由に
より不整合であつた。同軸線路1の特性インピー
ダンスは、中心導体2と外部導体7の半径の比の
関数であり、通常は50オーム程度である。この特
性インピーダンスをあまり少さくすると、電力を
送る際、導体抵抗のみが増大して不利となる。一
方、マイクロストリツプ線路3の特性インピーダ
ンスは誘電体基板8の比誘電率を一定としたと
き、基板8の厚さを大きくして中心導体4の幅を
狭くすると高くなる。いま誘電体として比誘電率
「9」のアルミナを採用したとすると、誘電体基
板8の厚さ、および中心導体4の幅が夫々2mmと
すれば、マイクロストリツプ線路3の特性インピ
ーダンスは約50オームとなり、前記同軸線路1と
整合することになる。しかるに、ラダー回路5の
スリツト長さはマイクロ波の波長の1/2より少し
短かい程度としなければならないために、マイク
ロストリツプ線路3の中心導体4の幅を少なくと
も20mm程度にしなければならない。従がつて、同
軸線路1とマイクロストリツプ線路3との特性イ
ンピーダンスが整合しなかつた。
本発明は斯る従来の難点に鑑みてなされたもの
で、以下一実施例について図に基き説明する。な
お、従来例と同一部分には同一の図番を付す。
で、以下一実施例について図に基き説明する。な
お、従来例と同一部分には同一の図番を付す。
1は従来例と同様な同軸線路で、7は外部導
体、2は中心導体である。1′は他の同軸線路で、
マイクロストリツプ線路3にて消費しきれないマ
イクロ波を、ダミーロードへ導出するものであ
る。前記マイクロストリツプ線路3は、誘電体基
板8と、この誘導体基板8の下面に貼着された接
地板9と、誘電体基板8の上面に形成された20mm
幅の中心導体4とにより構成される。そしてこの
中心導体4には、マイクロ波の進行方向に対し直
角方向を長手方向とする矩形のスリツト10…
が、マイクロ波の進行方向に沿つて複数個開設さ
れる。また、前記マイクロストリツプ線路3の中
心導体4は、同軸線路1との接合部4′に向つて
テーパ状に遂次幅狭に形成され、その端部、即ち
同軸線路1の中心導体2との接続部4′の幅は、
約2mmに設定される。6はマイクロストリツプ線
路上を、矢印方向に移動する被加熱物である。
体、2は中心導体である。1′は他の同軸線路で、
マイクロストリツプ線路3にて消費しきれないマ
イクロ波を、ダミーロードへ導出するものであ
る。前記マイクロストリツプ線路3は、誘電体基
板8と、この誘導体基板8の下面に貼着された接
地板9と、誘電体基板8の上面に形成された20mm
幅の中心導体4とにより構成される。そしてこの
中心導体4には、マイクロ波の進行方向に対し直
角方向を長手方向とする矩形のスリツト10…
が、マイクロ波の進行方向に沿つて複数個開設さ
れる。また、前記マイクロストリツプ線路3の中
心導体4は、同軸線路1との接合部4′に向つて
テーパ状に遂次幅狭に形成され、その端部、即ち
同軸線路1の中心導体2との接続部4′の幅は、
約2mmに設定される。6はマイクロストリツプ線
路上を、矢印方向に移動する被加熱物である。
また、前記誘電体基板8を第3図に示すよう
に、同軸線路1との接合部4′に向つて、その厚
さを逐次増大させるように形成してもよい。この
場合、接地板9の持上つた部分9′がリツジの役
を果す。
に、同軸線路1との接合部4′に向つて、その厚
さを逐次増大させるように形成してもよい。この
場合、接地板9の持上つた部分9′がリツジの役
を果す。
更に、接地板9を水平方向に直線状として、中
心導体4の両端部を持上げてもよい。
心導体4の両端部を持上げてもよい。
叙上のように、本発明はマイクロストリツプ線
路の中心導体の幅を、同軸線路の中心導体との接
合部に向つて、遂次狭小となるようにしたので、
両線路の特性インピーダンスが整合しやすくな
り、接合部においても効率よくマイクロ波を伝導
することができる。
路の中心導体の幅を、同軸線路の中心導体との接
合部に向つて、遂次狭小となるようにしたので、
両線路の特性インピーダンスが整合しやすくな
り、接合部においても効率よくマイクロ波を伝導
することができる。
また、ラダー回路部の誘電体基板の厚さが、相
対的に薄くなつているので、接地板がリツジの役
目を果し、ラダー回路部からの洩れ電界を強くす
ることができる。
対的に薄くなつているので、接地板がリツジの役
目を果し、ラダー回路部からの洩れ電界を強くす
ることができる。
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は本発明
の一実施例を示す斜視図、第3図、第4図は本発
明の相異なる他の実施例を示す断面図。 1,1′…同軸線路、2…同軸線路の中心導体、
3…マイクロストリツプ線路、4…マイクロスト
リツプ線路の中心導体、4′…接合部、5…ラダ
ー回路部、8…誘電体基板。
の一実施例を示す斜視図、第3図、第4図は本発
明の相異なる他の実施例を示す断面図。 1,1′…同軸線路、2…同軸線路の中心導体、
3…マイクロストリツプ線路、4…マイクロスト
リツプ線路の中心導体、4′…接合部、5…ラダ
ー回路部、8…誘電体基板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ラダー回路が形成されたマイクロストリツプ
線路と、同軸線路との接合部において、前記同軸
線路の中心導体に接続される部分の、マイクロス
トリツプ線路の中心導体の幅が、ラダー回路形成
部の幅より狭小であることを特徴とするマイクロ
波加熱装置。 2 ラダー回路が形成されたマイクロストリツプ
線路と、同軸線路との接合部において、マイクロ
ストリツプ線路の中心導体の幅が、同軸線路に向
つて遂次狭小となると共に、誘電体基板の厚さ
が、同軸線路に向つて遂次増大することを特徴と
するマイクロ波加熱装置。 3 マイクロストリツプ線路の中心導体が、水平
方向に直線状をなすことを特徴とする特許請求の
範囲第2項記載のマイクロ波加熱装置。 4 マイクロストリツプ線路の接地板が、水平方
向に直線状をなすことを特徴とする特許請求の範
囲第2項記載のマイクロ波加熱装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16375180A JPS5787091A (en) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | Microwave heater |
US06/287,054 US4399341A (en) | 1980-08-06 | 1981-07-27 | Microwave heating apparatus |
DE3131213A DE3131213C2 (de) | 1980-08-06 | 1981-08-06 | Mikrowellenheizvorrichtung |
NLAANVRAGE8103715,A NL185887C (nl) | 1980-08-06 | 1981-08-06 | Microgolfverwarmingsinrichting. |
GB8124008A GB2081559B (en) | 1980-08-06 | 1981-08-06 | Microwave heating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16375180A JPS5787091A (en) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | Microwave heater |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5787091A JPS5787091A (en) | 1982-05-31 |
JPS637432B2 true JPS637432B2 (ja) | 1988-02-16 |
Family
ID=15779997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16375180A Granted JPS5787091A (en) | 1980-08-06 | 1980-11-19 | Microwave heater |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5787091A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6967049B2 (ja) * | 2019-09-13 | 2021-11-17 | 株式会社フジクラ | アンテナ装置 |
-
1980
- 1980-11-19 JP JP16375180A patent/JPS5787091A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5787091A (en) | 1982-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4651115A (en) | Waveguide-to-microstrip transition | |
US3703604A (en) | Flat conductor transmission cable | |
US4605012A (en) | Applicator for supplying radio-frequency energy to and from an object | |
JP3123386B2 (ja) | アンテナ一体型ストリップラインケーブル | |
US3784933A (en) | Broadband balun | |
US3209284A (en) | Termination for strip transmission lines | |
AU677899B2 (en) | Transmission line and method of designing same | |
JPH05218711A (ja) | 広帯域マイクロストリップからストリップラインへの転移部 | |
GB1590848A (en) | Terminating impedance | |
US2794174A (en) | Microwave transmission systems and impedance matching devices therefor | |
JP3370076B2 (ja) | 高い均一性のマイクロストリップと変形された方形同軸伝送ラインとの相互接続部 | |
JPS637432B2 (ja) | ||
US2749519A (en) | Directional couplers for microwave transmission systems | |
JPS5930323B2 (ja) | ストリツプ線路用無反射終端 | |
US4965538A (en) | Microwave attenuator | |
GB2174251A (en) | Coupler for transmission lines | |
US5559480A (en) | Stripline-to-waveguide transition | |
JP3383542B2 (ja) | 誘電体導波管線路の結合構造 | |
JP2870743B2 (ja) | ミリ波終端器 | |
JPS6153885B2 (ja) | ||
JP3132877B2 (ja) | 伝送線路 | |
JPH09312507A (ja) | 高周波回路基板および高周波回路基板の接続方法 | |
JPS642281B2 (ja) | ||
JPS59146201A (ja) | 不均型ストリップライン整合器 | |
JPS6342568Y2 (ja) |