JPS6374150A - 大容量フアイルメモリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 追記型あるいは読み出し専用大容量ファイルメモリに、
書き替え可能な記録媒体を組み合わせることによって、
ファイルアクセスおよびファイル管理を効率化する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、書き替えができない型の光ディスク等の大容
量ファイルメモリと磁気記録媒体等の書き替え可能なメ
モリとを組み合わせた大容量ファイルメモリに関する。

（従来の技術〕 最近、大量データのファイル記憶手段として。

光ディスクがさかんに使用されるようになっている。光
ディスクは高密度記録が可能で、コンパクトであり、信
頼性も高く、シかも比較的コストも安いという多くの利
点をもっている。

しかし、光ディスクは磁気ディスクと異なり。

一旦記録されたデータを書き替えるのは簡単ではないた
め、データの書き替えができる光デイスク装置は高価な
ものとなる。

このため、一般に使用されている光デイスク装置は、使
用時に書き込みができない読み出し専用型か追加書き込
みだけを許す追記型が多い。

〔発明が解決しようとする問題点〕

大容量ファイルメモリを用いた入出力処理では。

頻繁に使用されるデータや最後に使用されたデータなど
を一定の場所にまとめて格納しておき、再使用時のアク
セス効率を上げる手法がとられる場合が多い。

しかし、読み出し専用のを用いた大容量ファイルメモリ
では、上記したような動的に変化するデータを使用時に
書き込むことができず、また追記型の記録媒体を用いた
大容量ファイルメモリでは。

そのようなデータを使用時に書き込むことはできても、
データが更新されるたびに追記しなければならず、しか
も追記によって以前のデータが無駄になり、記録量が膨
大なものになってゆく欠点があった。

他方、このような使用頻度の高いデータ等は。

大容量ファイルメモリとは別のメモリに格納して管理す
る方法もあるが、その場合には２つのメモリ間のデータ
の一致性を管理することが必要となり、処理が繁雑にな
るという問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、読み出し専用型あるいは追記型の大容量ファ
イルメモリに、書き替え可能なメモリを組み合わせて一
体として管理することにより、安価で使い易い大容量フ
ァイルメモリを提供するものである。

第１図に１本発明の原理的構成を示す。

図において、１は大容量ファイルメモリ、２は読み出し
専用型または追記型のいずれかである書き替え不可能型
記録媒体、３は書き替え可能型記録媒体、４は書き替え
不可能型記録媒体２のアクセス部、５は書き替え可能型
記録媒体３のアクセス部、６はアクセス制御部である。

書き替え不可能型記録媒体２はたとえば光学的手段によ
る記録媒体であり、書き替え可能型記録媒体３はたとえ
ば磁気記録媒体である。これらの各記録媒体は２円板あ
るいはシート等の基板の同一面を区分して、あるいは表
面と裏面とに分けて。

さらには別々の基板上に設けられる。

アクセス部４および５は、それぞれの記録媒体の任意の
物理アドレスにアクセスしてデータを読み出しあるいは
書き込みのためのヘッドおよびシーク機構をそなえてい
る。

アクセス制御部６は、アクセス元から送られるＲＥＡＤ
／ＷＲＩ　ＴＥ等のコマンドと物理アドレスとに基づい
てアクセス部４．５のいずれかを選択し、駆動して、コ
マンドの実行制御を行う。

〔作用〕

第１図に示されている本発明の大容量ファイルメモリ１
は、書き替え不可能型の大容量記録媒体と、書き替え可
能型の記録媒体とを組み合わせてそなえていることによ
り、主体となるデータファイルの記憶用には従来と同様
な書き替え不可能型の記録媒体を用い、他方、たとえば
別管理する使用頻度の高いデータのような動的に更新し
なければならないデータは比較的小容量の書き替え可能
型の記録媒体に格納するというように使い分けすること
ができる。

記録媒体についての書き替え可能／不可能の属性は、た
とえば物理アドレス（たとえばトランク番号あるいはシ
リンダ番号）を切り分けて区別することができ、アクセ
ス制御部６は、アクセス要求が、いずれの属性の記録媒
体を指定しているかを識別し、対応するアクセス制御を
行う。

〔実施例〕

第２図は１本発明により組み合わされる２種類の記録媒
体の異なる実施例を示す。

第２図の（ａ）は２円板状基板７の表面に光学的記録媒
体８．裏面に磁気記録媒体９を形成した実施例であり、
それぞれ光ヘッドと磁気ヘッドとによってアクセスされ
る（図示省略）。

第２図の（ｂ）は１円板状基板７′の同一面を外側と内
側とに領域区分して、それぞれ光学的記録媒体８′と磁
気記録媒体９′とを形成した実施例である。

第２図の（Ｃ）は、　　（ａ）、　　（ｂ）の円板状基
板７．７′の代わりに方形状基板７″を用い、その同−
面を領域区分して、光学的記録媒体ｒと磁気記録媒体９
＃とを形成したものである。

なお上記各実施例における各記録媒体ごとのアクセス手
段は、独立して動作可能であり、それぞれ従来慣用され
ている光デイスク装置および磁気ディスク装置に関する
技術がそのまま適用されるので、ここでは具体的な説明
を省略する。

第３図は、このような３種類の記録媒体をもつ大容量フ
ァイルメモリを使用した処理例を示したものである。

第３図は、第２図（ａ）、　　（ｂ）、　　（ｃ）にお
ける光学的記録媒体８．　８’、　　８’を追記型記録
媒体領域１０として用い、また磁気記録媒体９．９’。

ｒを書き替え可能型記録媒体領域１１として用いた場合
の例である。

第３図（ａ）に示すように、追記型記録媒体領域１０に
記録されているデータ（記録１で示す）を修正する場合
には、書き替え可能型記録媒体領域１１に新データを書
き込み、この新データから旧データ（記録１）にポイン
タを設定する。書き替え可能型記録媒体領域１１の新デ
ータは、随時あるいは適当な時期にまとめて、追記型記
録媒体領域１０へ転記する。

このような操作を行うことにより、第３図（ｂ）に示す
ように、順次追記される新データから旧データへリンク
が張られ、新データと旧データとの双方をアクセスする
ことが可能にされる。

この場合、新データが存在する追記型記録媒体領域１０
上の位置は、新データが記録１−記録２→記録３のよう
に追記されるごとに変わり、そのポインタは追記ごとに
更新される。

このようなポインタは、書き替え可能型記録媒体領域１
１の定められた位置に格納されており。

新データの追記ごとに容易に書き替えることができる。

さらにポインタの参照が容易になり、アクセス時間が短
縮できる。

また、追記型記録媒体領域１０あるいは読み出し専用型
記録媒体領域（図示せず）に格納されている各データに
ついての参照頻度統計をとり、その統計データを書き替
え可能型記録媒体領域１１に格納し、書き替えることが
でき、その参照頻度の高いデータ、あるいは最後に参照
されたデータを、書き替え可能型記録媒体領域１１の所
定の位置に格納しておき、アクセス要求があったとき最
初に参照させることにより、アクセス効率を上げること
ができる。

〔発明の効果〕

本発明に基づく大容量ファイルメモリは、たとえば従来
の読み出し専用型あるいは追記型の光ディスクを主体と
して、比較的筒車なハードウェア上の付加を行うだけで
、格段にその利用性能を向上させることができ、この大
容量ファイルメモリを用いてデータベースシステムを構
成した場合に。

処理効率とコスト上の改善効果は著しいものとなる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の原理的構成図、第２図（ａ）。 （ｂ）、　　（Ｃ）はそれぞれ本発明による記録媒体の
異なる実施例の構成図、第３図は本発明実施例における
処理例の説明図である。 第１図中。 に大容量ファイルメモリ ２：書き替え不可能型記録媒体 ３：書き替え可能型記録媒体 ４．５：アクセス部 ６：アクセス制御部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 書き替え不可能な大容量の記録媒体（２）と、書き替え
   可能な記録媒体（３）とを組み合わせて一体構造とし、
   それぞれの記録媒体を独立にアクセス可能にしたことを
   特徴とする大容量ファイルメモリ。