JPS637385A - 電磁鋼板への焼鈍分離剤の塗布装置 - Google Patents

電磁鋼板への焼鈍分離剤の塗布装置

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JPS637385A
JPS637385A JP14808286A JP14808286A JPS637385A JP S637385 A JPS637385 A JP S637385A JP 14808286 A JP14808286 A JP 14808286A JP 14808286 A JP14808286 A JP 14808286A JP S637385 A JPS637385 A JP S637385A
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JP
Japan
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steel sheet
air
separating agent
squeeze rolls
solid matter
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JP14808286A
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Masao Watanabe
正夫 渡辺
Tsukasa Tanaka
司 田中
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は電磁鋼板への焼鈍分離剤の塗布装置に関する。
[従来の技術] 一般に、高温焼鈍時における鋼板の焼付を防止するため
に使用される焼鈍分離剤は、該焼鈍分離剤を木に懸濁し
た懸濁液を、連続焼鈍炉の出側において、例えば特順昭
80−204397号に示すように、スクイズロールで
該鋼板の上下両面に対し、所定の厚みとなるように塗布
されている。塗布後の鋼板は乾燥炉で該焼鈍分離剤を乾
燥させた後、コイルに巻取られるようになっている。
上記焼鈍分離剤については、例えば特公昭42−275
33号公報に記載されているように、各種の耐火性酸化
物(Al2O2、MgO1Z r O2、T i 02
等)を使用する技術が開示されている。
これらのうち、方向性電磁鋼板用の焼鈍分離剤としては
、高温焼鈍時の焼付防止と同時に、鋼板表面に形成され
たS i O2を主成分とするスケール居と該焼鈍分離
剤とが高温において固相反応を起して、ガラス状被膜を
形成しやすくするため、MgOを主体としたものがよく
用いられている。
このガラス状被膜は絶縁被膜の下地として絶縁性の向上
に有効である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の焼鈍分離剤の塗布方法においては
、鋼板搬送ラインの搬送速度が高速になると、鋼板表面
にスジ状の塗布むらが発生する。
このスジ状の塗布むらは、塗布液の粘度、表面張力の影
響が大きく、スクイズロールと鋼板の間を通過した塗布
液がロール側と鋼板側とに分離される際に発生し、スク
イズロールの速度が速くなると発生する。さらに、この
スジ状の塗布むらは、塗布液がスクイズロール側と鋼板
側とに分離される領域に気泡および固形物が滞留する状
態下で、その発生を増長されるという傾向がある。
本発明は、鋼板表面における塗布むらの発生を効果的に
防止することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、電磁鋼板を高温仕上焼鈍する以前に、スクイ
ズロールによって該鋼板の上下両面に焼鈍分離剤を塗布
する電磁鋼板への焼鈍分離剤の塗布装置において、スク
イズロールの出側に発生する気泡および固形物を該スク
イズロールの端部側に向けて押出すエアを放出するエア
ノズルと、上記エアノズルを該鋼板の板幅全長にわたっ
て走行させるノズル駆動装置とを有してなるようにした
ものである。
〔作用〕
発明者の実験によれば、スクイズロールによって焼鈍分
離剤を鋼板表面に塗布する時、スクイズロールの出側に
発生してW留する気泡および固形物は時間の経過ととも
に増加し、この気泡および固形物が原因となって鋼板表
面に生ずるスジ状模様の発生を増長させるという傾向が
ある。
ところが、本発明によれば、スクイズロールの出側に発
生する気泡および固形物は、エアノズルから放出される
エアによって発生と同時に速やかに、スクイズロールの
端部側に向けて押出される。エアノズルはノズル駆動装
置の作動によって鋼板の板幅全長にわたって走行するか
ら、鋼板表面に対応することとなる領域に気泡および固
形物を滞留させることがなくなり、鋼板表面へのスジ状
模様の発生を抑制することが可能となる。このようにス
ジ状模様の発生が抑制されるため、鋼板の搬送速度が高
速となる状態下でも、鋼板表面における塗布むらの発生
を効果的に防止することが可能となる。
[実施例] 第1図は本発明が適用されてなるMgOスラリー塗布塗
布装置l水す模式図である。
第1図において、11は上下のスクイズロール112は
電磁鋼板、13は焼鈍分離剤の木スラリーを貯留するリ
ザーブタンク、14は送液ポンプ、15は電磁鋼板12
の表面に塗布液を供給するスプレーである。すなわち、
MgOスラリー塗4塗装5装置10電磁鋼板12を高温
仕上焼鈍する以前に、スプレー15によって鋼板12の
表面に焼鈍分離剤の塗布液を供給し、さらにスクイズロ
ール11によって上記塗布液を所定厚みまで絞り、鋼板
12の表面に所定厚みの焼鈍分離剤を塗布する。
さらに、MgOスラリー塗布装置10は、エアノズル1
6、ノズル駆動装置17を備えている。
すなわち、MgOスラリー塗布装置10は、エアノズル
16が放出するエアにより、スクイズロール11の出側
に発生する気泡および固形物を該スクイズロール11の
端部側に向けて押出し、かつ、ノズル駆動装置17の作
動により、上記エアノズル16を鋼板12の板幅全長に
わたって走行させる。なお、18はノズル駆動装置17
のノズル支持部である。
第2図はノズル駆動装置17の内部構造を示す正面図、
第3図は第2図の側面図、第4図は第2図の底面図であ
る。
ノズル駆動装否17は、フレーム19にケーブルシリン
ダ装置20を備えている。ケーブルシリンダ装ご20は
、シリンダ本体21の両側に配置される左右のプーリー
22にケーブル23を巻回し各プーリー22に巻回され
たケーブル23の端部をキャリッジ24に連結している
。+ヤリフジ24は、フレーム19に配設されている案
内ロッド25およびスライド軸受26に走行自在に支持
され、前記ノズル支持部工8を備えている。27はケー
ブルシリンダ装置20に接続されるエア配管、28はゴ
ムカバーである。
すなわち、ノズル駆動装置17は、ケーブルシリンダ装
2120の作動により、ケーブル23を介して、キャリ
ッジ24およびノズル支持部18を案内ロッド25、ス
ライド軸受26に沿って走行させ、ノズル支持部18に
支持されているエアノズル16をスクイズロール11に
沿って鋼板12の板幅全長に走行させる。
ここで、エアノズル16は、スクイズロール11の表面
の気泡、固形物を該スクイズロール11の端部に向けて
効果的に押出すように、スクイズロール11の軸方向に
対して所定の傾斜角度0(例えば60度〜80度)で傾
斜配置され、かつスクイズロール11の表面から所定圧
#(例えば40IIIIm〜80+am)だけ離れてい
る。
また、エアノズル16は、スクイズロール11の表面の
気泡、固形物を押出す方向に該エアノズル16が走行す
る時にのみ、エアを放出する。エアの放出量はスクイズ
ロール11の表面に波紋を残さない程度に設定される。
なお、本発明者による実験では、エアノズル16のノズ
ル口径を8mm、エア圧力を1〜1.5J/c+o2と
した。
なお、エアノズル16は、スクイズロール11の表面に
沿って左方に移動する時にエアを放出して気泡および固
形物を押出す作業を営むとともに、その後折り返して右
方に移動する時にもエアを放出して気泡および固形物を
押出す作業を営むこととしてもよい、この場合には、左
方移動時と右方移動時で、スクイズロール11の軸方向
に対するエアノズル16の配置角度θを切換操作するの
がよい。
上記実施例によれば、スクイズロール11の出側に発生
する気泡および固形物は、エアノズル16から放出され
るエアによって発生と同時に速やかに、スクイズロール
11の端部側に向けて押出される。エアノズル16はノ
ズル駆動装置17の作動によって鋼板12の板幅全長に
わたって走行するから、鋼板12の表面に対応すること
となる領域に気泡および固形物を滞留させることがなく
なり、鋼板12の表面へのスジ状模様の発生を抑制する
ことが可能となる。このようにスジ状模様の発生が抑制
されるため、WI板12の搬送速度が高速となる状態下
でも、鋼板12の表面における塗布むらの発生を効果的
に防止することが可能となる。
[発明の効果] 以上のように、本発明は、電磁鋼板を高温仕上焼鈍する
以前に、スクイズロールによって該鋼板のと下両面に焼
鈍分離剤を塗布する電Ti1m板への焼鈍分離剤の塗布
装置において、スクイズロールの出側に発生する気泡お
よび固形物を該スクイズロールの端部側に向けて押出す
エアを放出するエアノズルと、上記エアノズルを該鋼板
の板幅全長にわたって走行させるノズル駆動装置とを有
してなるようにしたものである。したがって、鋼板表面
に対応することとなる領域に気泡および固形物を滞留さ
せることがなくなり、鋼板表面における塗布むらの発生
を効果的に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されてなるMgOスラリー塗布装
置を示す模式図、第2図はノズル駆動装置の内部構造を
示す正面図、第3図は第2図の側面図、第4図’=y’
ai 2図の底面図である。 10・・・MgOスラリー塗布装置、11・・・スクイ
ズロール、12・・・Tri磁m 板、16・・・エア
ノズル、17・・・ノズル駆動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電磁鋼板を高温仕上焼鈍する以前に、スクイズロ
    ールによって該鋼板の上下両面に焼鈍分離剤を塗布する
    電磁鋼板への焼鈍分離剤の塗布装置において、スクイズ
    ロールの出側に発生する気泡および固形物を該スクイズ
    ロールの端部側に向けて押出すエアを放出するエアノズ
    ルと、上記エアノズルを該鋼板の板幅全長にわたって走
    行させるノズル駆動装置とを有してなることを特徴とす
    る電磁鋼板への焼鈍分離剤の塗布装置。
JP14808286A 1986-06-26 1986-06-26 電磁鋼板への焼鈍分離剤の塗布装置 Expired - Lifetime JPH0699811B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100914473B1 (ko) * 2008-11-24 2009-08-27 주식회사 포스코 무방향성 전기강판의 절연피막 코팅방법
JP2009233658A (ja) * 2008-03-05 2009-10-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、泡塗布装置
WO2018159633A1 (ja) * 2017-02-28 2018-09-07 Jfeスチール株式会社 スラリー塗布方法およびスラリー塗布装置

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US11040370B2 (en) 2017-02-28 2021-06-22 Jfe Steel Corporation Slurry application method and slurry application device

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