JPS6372041A - 磁石内蔵型陰極線管の製造方法 - Google Patents

磁石内蔵型陰極線管の製造方法

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JPS6372041A
JPS6372041A JP21745286A JP21745286A JPS6372041A JP S6372041 A JPS6372041 A JP S6372041A JP 21745286 A JP21745286 A JP 21745286A JP 21745286 A JP21745286 A JP 21745286A JP S6372041 A JPS6372041 A JP S6372041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
magnetization
quadripole
permanent magnet
crt
Prior art date
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Pending
Application number
JP21745286A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Kimura
木村 正通
Masayuki Sekida
関田 雅之
Hideji Omae
秀治 大前
Toshinobu Inoue
井上 敏信
Hiroshi Tamura
浩志 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Publication of JPS6372041A publication Critical patent/JPS6372041A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子ビーム集束用の筒状永久磁石を管内に備
えた陰極線管の製造方法、と(に、前記永久磁石となる
べき筒状磁性体に着磁処理を施す方法に関するものであ
る。
従来の技術 一般に、永久磁石を得るための着磁処理においては、強
力な磁界を発生させなければならないので、大電流容量
の電源が必要となる。そこで、大容量の充電用コンデン
サに所定大の電荷を蓄積させておき、この電荷を着磁用
コイルに放電させてパルス状の大電流を生じさせるのが
経済的な着磁処理方法といえる。
しかし、充電用コンデンサからのリーク等によって充電
電圧に変化を生じやすいので、いかに充電電圧を調整し
ておいても所定の着磁量に着磁された永久磁石を得るこ
とは容易でない。とくに、陰極線管内に納められて電子
ビーム集束用の磁界レンズを生成する永久磁石は、その
着磁量が過大になると、電子ビームを蛍光面上の一点に
集束させるための最適陽極電圧が高くなり過ぎ、逆に着
磁量が過小になると、最適陽極電圧が低(なる。
また、永久磁石用磁性体の素材の不均一性や、とりつけ
られた磁石の不本意な傾きなどにより、蛍光体スクリー
ン面に生成されるビームスポットが非円形に歪むことが
ある。そこで、磁界補正用素子を設けたり、補正用磁石
を設けたりして、電子ビームに4極磁界を与えることが
行なわれている。
発明が解決しようとする問題点 このように、パルス電流による着磁処理では、電子ビー
ム集束用磁界の強さにばらつきを生じやすく、最適陽極
電圧が所定値に対して±2.7%程度変動し、安定した
性能の陰極線管を得難いという問題点があった。また、
前述のようなビームスポットの形状歪みを補正するため
の磁界補正用素子または4極磁界発生用永久磁石を管内
に設けるのにかなりの手間を要して、それだけコスト高
になるという問題点があった。
問題点を解決するための手段 本発明によると、陰極線管内の電子銃電極にとりつけら
れた筒状磁性体を、管外に設けたコイルにパルス電流を
通じることにより飽和値まで着磁したのち、前記パルス
電流とは逆の極性を有する減磁用直流電流を前記コイル
または管外に設けたコイルに通じて、前記磁性体の着磁
量を所定値ならしめる一方、前記コイルに並設した4極
コイルに別の直流電流を通じて前記磁性体に4極成分の
着磁を施す。
作用 このようにすると、前記磁性体を当該材料に固有の飽和
値まで、それ以上の任意大のパルス電流によって経済的
にフル着磁でき、しかも、前記パルス電流がコンデンサ
のリーク等により変動しても、それによる着磁量のばら
つきは、高精度直流電源からの直流電流による減磁処理
段階で精度よ(調整することができ、最適陽極電圧のば
らつきを、所定値に対し±1.3%程度に抑え込むこと
が可能となる。減磁処理に必要な直流電源は、通常、飽
和着磁時におけるパルス電流の2096以下で足りるの
で、大電流容量の直流電源を必要とせず経済的である。
さらに、電子ビーム集束用の永久磁石となる前記筒状磁
性体によって、4極磁界をも生成させ得るので、ビーム
スポットの形状歪みを補正するための磁界補正部材を別
個に要しないという経済性を有して、高解像度の画像を
得ることができるっ 実施例 つぎに本発明を図面に示した実施例とともに説明する。
蛍光体スクリーン面1を前面パネル部の内側に有する真
空外囲器2は、そのネック部内に陰極3、制御格子電極
4.加速電極5および陽極6からなる電子銃を封入して
なり、ネック部からファンネル部にいたる内面に付設さ
れた導電膜7は、舌状導電片8を通じて陽極6に接続さ
れている。
そして、陽極6の径大な円筒状先端部には、着磁処理を
施されることにより電子ビーム集束用の永久磁石となる
円筒状磁性体9およびその両開口端面上に添設された整
磁材料からなる磁界分布調整用の円環状の第1および第
2の強磁性体板10゜11が同軸的に組み込まれている
。12.13は電子銃電極を機械的に支持するための絶
縁棒、14は着磁処理用コイル、15は4極着磁用コイ
ル、16は偏向ヨークを示す。
着磁処理用コイル14および4極着磁用コイル15は、
排気および封止の工程を終えた陰極線管のネック部を挿
通して磁性体9を包囲する位置を占めている。そして、
十分な量の電荷を蓄積した大容量の充電用コンデンサ(
図示せず)をコ1′ル14に接続して着磁用のパルス電
流をコイル14に流すと、円筒状磁性体9はその軸方向
の一端がN極に、他端がS極になる向きに飽和値までフ
ル着磁される。これによって円筒状磁性体9は永久磁石
になり、通過する電子ビームに集束作用を与え得る磁界
レンズを生成するので、この状態で陰極線管の各電極に
所定の電圧を印加し、実動作状態に保つ。そして、蛍光
体スクリーン面1の中央部に生成されるビームスポット
の直径を計11i11 L、前記パルス電流とは逆の極
性の減磁用直流電流をコイル14に流す。この減磁用直
流電流は、前記パルス電流のピーク値の20%以下の大
きさのものでよく、前記ビームスポットの直径がもっと
も小さくなるまで電流値を変えて行なうのであり、使用
する直流電源は比較的小さい電流容量のちので足りる。
なお、減磁処理時に使用するコイルは着磁時に使用した
コイルと同じものでなくてもよい。
4極着磁用コイル15は、第2図に示すように管軸0に
直交する平面内に、管軸Oを中心とする90度の分配角
度で配列された4個のコイル部分15a、15b、15
c、15dからなり、各コイル部分の一端が筒状磁性体
9の中腹部に向き合う位置を占める。そして、各コイル
部分15a〜15dに適当な大きさの励磁用直流電流を
通じることにより、筒状磁性体9は第3図に示すような
4極着磁された永久磁石になり、第4図に示すようにこ
の永久磁石内を通過する電子ビームBは、破線で示ず4
極磁界の影響により、その断面形状を変える。
したがって、蛍光体スクリーン面1に生成されるビーム
スポットを眺めながら、その形状が真円に近づくように
調整すればよく、この調整はコイル部分15a〜15d
のそれぞれに通じる電流の大きさを変えたり、4極着磁
用コイル15と陰極線管との相対的回転角度を変えるこ
と等により達成され、当該陰極線管に必要な分布および
強さの4極着磁が得られる。
第5図に示す実施例では、2組の4極着磁用コイル15
を、45度の回転角度で相対的にずらせて配置している
。このため、4極着磁用コイルと陰極線管とを相対的に
回転させることなく実質的に所望方向の4極着磁を施す
ことができる。
発明の効果 以上のように、本発明の製造方法によると永久磁石の着
磁処理に大電流容量の直流電源を要せず、しかもフル着
磁できるという経済性を有し、かつまた、着磁量のばら
つきおよびそれによる最適陽極電圧のばらつきは、画質
をみながらの減磁により精度よ(軽減させ得、さらに、
この永久磁石に4極着磁を施すことによりビームスポッ
トの形状歪みをも補正でき、高精細度特性を有する陰極
線管を低コストで製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部破断側面図、第2
図は4極着磁用コイルのコイル部分を説明するための横
断面図、第3図は永久磁石の着磁状態を示す斜視図、第
4図は4極磁界と電子ビームとの関係を説明するための
図、第5図はいまひとつの4極着磁用コイルのコイル部
分の配列を示す図である。 6・・・・・・陽極、9・・・・・・磁性体、14・・
・・・・着磁処理用コイル、15・・・・・・4極着磁
用コイル。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名第2図 5c

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 管内の電子銃電極にとりつけられた筒状磁性体を、管外
    に設けたコイルにパルス電流を通じることにより飽和値
    まで着磁したのち、前記パルス電流とは逆の極性を有す
    る減磁用直流電流を前記コイルまたは管外に設けたコイ
    ルに通じて、前記磁性体の着磁量を所定値ならしめる一
    方、前記コイルに並設した4極コイルに別の直流電流を
    通じて、前記磁性体に4極成分の着磁を施すことを特徴
    とする磁石内蔵型陰極線管の製造方法。
JP21745286A 1986-09-16 1986-09-16 磁石内蔵型陰極線管の製造方法 Pending JPS6372041A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52117517A (en) * 1976-03-25 1977-10-03 Philips Nv Color television display tube
JPS57162238A (en) * 1981-03-31 1982-10-06 Toshiba Corp Manufacture device for color braun tube
JPS60180045A (ja) * 1984-02-24 1985-09-13 Matsushita Electronics Corp 陰極線管の製造方法

Patent Citations (3)

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