JPS6371881A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、液晶表示装置に係り、特には、液晶ディスプ
レイに外光遮蔽用のフードが着脱自在に取り付けられる
液晶表示装置に関する。

（従来技術） 液晶ディスプレイは小型、軽量、省電力などの利点があ
るために、例えば、小型テレビジョン受像機やビデオ再
生用のモニタ、ビデオカメラのビニ−ファーなど、携帯
用の電子機器の表示器として広く用いられている。透過
型の液晶ディスプレイは、液晶ディスプレイの後面から
取り入れた蛍光灯などの照明光の透過率を、液晶層に印
加した電圧で制御することによって、画像のコントラス
トを得ている。

しかし、このような液晶ディスプレイを屋外で使用した
場合、外光が非常に明るいために、液晶ディスプレイ上
に表示された画像がたいへん見にくくなる。そこで、液
晶ディスプレイに外光遮蔽用のフードが着脱自在に取り
付けられるように形成し、液晶表示装置を屋外などの明
るい場所で使用する場合には、このフードを液晶ディス
プレイに取り付けて外光を遮蔽し、画像を見やすくして
いる。このフードの一端には、接眼部が形成されており
、使用者はこの接眼部からフード内を覗くことによって
、液晶ディスプレイに映し出された画像を見ることがで
きる。

ところで、このような携帯用の液晶表示装置は、そのＴ
ｉ源として電池が使用され、不使用時の電池の消耗を防
止するために電源スィッチが設けられている。しかしな
がら、液晶ディスプレイに前述したフードが取り付けら
れている場合には、接眼部を覗かない限り、画像表示の
有無が確認できないので、誤ってｉａスイッチをＯＮ状
態にしたままで放置されることがある。そのため、電池
が無駄に消耗され、肝心なときには電池切れになってい
るという不都合を生じることもあった。

（発明の目的） 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、液晶ディスプレイにフードを取り付けたときの液晶
ディスプレイの電源スィッチの切り忘れによる電池の消
耗を防止することを目的とする。

（発明の構成） 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。

即ち、本発明に係る液晶表示装置は、液晶ディスプレイ
と、外光を遮蔽するために前記液晶ディスプレイに着脱
自在に取り付けられるフードと、前記フードの取り付け
の有無を検出するスイッチと、前記フード内の光量を検
出する光センサと、前記スイッチと前記光センサとの出
力に恭づき、前記液晶ディスプレイの電源を制御するＩ
Ｉ御手段とを含み、 前記制御手段は、前記フードが前記液晶ディスプレイに
取り付けられたことを前記スイッチによって４０出され
ている場合に、前記光センサの出力から、前記液晶ディ
スプレイに取り付けられたフード内の光量が一定値以上
になったことを検出することにより、前記液晶ディスプ
レイの電源をＯＦＦ状態にすることを特徴としている。

次に、本発明の詳細な説明する。

例えば、屋外などの明るい場所で、液晶ディスプレイに
フードが取り付けられた状態で放置され、そのとき液晶
ディスプレイの電源がＯＮ状態になっていたとする。そ
うすると、フードにある接眼部からフード内に外光が入
り、フード内の光量が増加する。この光量の増加が光セ
ンサによって検出されることに基づき、制御手段は液晶
ディスプレイの電源をＯＦＦ状態にする。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。この実施例では、小型テレビジョン受像機の液晶表
示装置を例に採っているが、本発明はこれに限定され石
ものではない。

第１図は、前記実施例の構造の概略を示した断面図であ
る。同図において、液晶ディスプレイ１０に、外光を遮
蔽するためのフード１２が着脱自在に取り付けられる。

フード１２が液晶ディスプレイ１０に取り付けられてい
るか否かは、スイッチＳＷＩによって検出される。同図
では、スイッチＳＷＩは液晶ディスプレイ１０が形成さ
れている基板に設けられている。しかし、スイッチＳＷ
ｌの取り付は位置や、スイッチの種類などは、適宜に変
更される得るものである。要は、液晶ディスプレイ１０
にフード１２が取り付けられているか否かを検出できる
ようなスイッチが設塾すられればよい。

液晶ディスプレイ１０にフード１２が取り付けられた場
合に、そのフード１２内の光量は光センサ１４によって
検出される。光センサ１４は、フォトダイオードあるい
はフォトトランジスなど適宜に選択され得る。また、そ
の取り付は位置なども適宜に変更され得るものである。

フード１２の一端には接眼部１６が形成されている。使
用者は、この接眼部１６からフード１２内を頃き込むこ
とによって、液晶ディスプレイｌＯに映し出された画像
を見ることができる。

第２図は、第１図に示した液晶表示装置の要部を示した
ブロック図である。

光センサ１４は電流制限用の抵抗Ｒを介して、電源ライ
ンＶｃｃに接続されている。光センサ１４の出力は、増
幅器１８を介して制御手段２０に与えられる。

制御手段２０は、後述する液晶ディスプレイ駆動電源２
６を制御するもので、本実施例では、レベル検知器２２
とシステムコントローラ２４とから構成されている。レ
ベル検知器２２は、増幅器１８を介して与えられた光セ
ンサ１４の出力に基づいて、フード１２内の光量が予め
定められた値以上になったことを検出する。この値は、
液晶ディスプレイ１０の表示画像による光量と、フード
１２内に外光が入射したときのフード内の光量との略中
間値となる光量に関連して設定される。また、このレベ
ル検知器２２には、第１図に示したスイッチＳＷＩが接
続されている。このスイッチＳＷＩのＯＮ・ＯＦＦによ
って、レベル検知器２２の動作が制御される。レベル検
知器２２の出力は本液晶表示装置のシステムコントロー
ラ２４に与えられる。システムコントローラ２４は、そ
の機能の一つとして、レベル検知器２２の出力に基づい
て、液晶ディスプレイｌＯを駆動するための液晶ディス
プレイ駆動電源２６をＯＮ・ＯＦＦ制御する機能を備え
ている。

液晶ディスプレイ駆動電源２６は、この液晶表示装置全
体の電力供給をつかさどる装置電ｌＲ２８に含まれる。

装置電源２８に含まれるその他の電源として、音声出力
用の電源などがある。また、装置電源２８に関連して、
通常の電源スィッチＳＷ２が設けられている。

次に、上述した実施例の動作を説明する。

いま、屋外などの明るい場所でこの液晶表示装置が使用
されるとしよう、この液晶表示装置を駆動するために、
まず、使用者によってｉｔ源スイッチＳＷ２がＯＮ状態
にされる。そして、液晶ディスプレイ１０の画像を見や
すくするために、液晶ディスプレイ１０にフード１２が
取り付けられたとする。そうすると、スイッチＳＷＩが
ＯＮ状態になって、レベル検知器２２が駆動される。フ
ード１２が取り付けられた後に、その接眼部１６を使用
者が覗き込むと、接眼部１６から外光が入射されなくな
るから、フード１２内の光量が減少する。この光量の減
少が光センサ１４で検出され、その出力が増幅器１８を
介してレベル検知器２２に与えられる。レベル検知器２
２は、増幅器１８の出力レベルと、予め定められた光量
に関連した基準レベルとを比較する。そして、そのとき
のフード内の光量が前記予め定められた光量よりも少な
い場合に、フード１２内の光量が減少したことを示す制
ａ信号が、レベル検知器２２からシステムコントローラ
２４に与えられる。これによって、システムコントロー
ラ２４が液晶ディスプレイ駆動電源２６を駆動させるこ
とによって、液晶ディスプレイｌＯに画像が映し出され
る。

次に、使用者が誤って、電源スィッチＳＷ２をＯＮ状態
にしたままで、この液晶表示装置を放置しておいたとし
よう、そうすると、外光がフード１２の接眼部１６から
フード内に入射して、フード内の光量が増加する。この
光量の増加は光センサ１４で検出される。そして、その
ときのフード内の光量が、予め定められた光量よりも多
い場合に、フード内の光量が増加したことを示す制御信
号がレベル検知器２２からシステムコントローラ２４に
出力される。これによって、システムコントローラ２４
は、液晶ディスプレイ駆動電源２６をＯＦＦ状態にする
。

即ち、フード１２が取り付けられているために、液晶デ
ィスプレイの表示がｉ１１認できず、そのために使用者
か電源スィッチＳＷ２を切るのを忘れても、液晶ディス
プレイ駆動電源２６が自動的にＯＦＦ状態になるので、
電池の無駄な消耗が回避される。

なお、この液晶表示装置全体への電力供給は、前述した
電源スィッチＳＷ２で操作でき、この操作は、フード１
２の取り付けの有無にかかわらず行うことができるのは
言うまでもない。

ところで、上述した実施例では、フード１２が取り付け
られた状態でフード内の光量が増加した場合に、液晶デ
ィスプレイ駆動電源２６だけをＯＦＦ状態にするように
し、装置電源２８全体はＯＦＦ状態になっていない、こ
れは、使用者が液晶ディスプレイ１０を見ていない場合
でも、テレビジッン放送の音声を聴取できるようにした
ためである・例えば、野球放送や相撲放送のときのよう
に、大部分の時間は音声だけでその内容を理解できるよ
うな場合には、接眼部１６を覗いたときにだけ液晶ディ
スプレイ駆動電源２６が駆動して液晶ディスプレイ１０
に電力が供給され、画像表示されるので、省電力の面か
ら好都合である。しかし、音声だけを聴取するような場
合を考慮しないならば、フード１２が取り付けられた状
態でフード内の光量が増加した場合に、装置電源２８を
ＯＦＦ状態にするようにしてもよい。

本発明は、液晶ディスプレイにフードが取り付けられた
状態で、フード内の光量が一定値以上になったことを光
センサによって検出し、この光センサの出力によって液
晶ディスプレイ用の電源をＯＦＦ状態にすることを要旨
としている。したがって、その具体的な実現手段は上述
した実施例のものに限られず、種々変形実施することが
でき・これらの変形実施例も１記要旨に基づ（限り、本
発明に含まれるものである。

（発明の効果） 以上の説明から明らかなように、本発明に係る液晶表示
装置は、液晶ディスプレイにフードが取り付けられたこ
とをスイッチによって検出されている場合に、そのフー
ド内の光量が一定値以上になったことが光センサによっ
て検出されることに基づき、前記液晶ディスプレイの電
源をＯＦＦ状態にしている。

したがって、本発明によれば、屋外などの明るい場所で
、液晶ディスプレイにフードを取り付けたために画像表
示の有無が確認できず、そのために装置の電源スィッチ
を切り忘れても、自動的に液晶ディスプレイ用の電源が
ＯＦＦ状態にされるから、電池の無駄な消耗を防止する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る液晶表示袋この要部の
概略構造を示した断面図、第２図は第１図に示した実施
例の要部のブロック図である。 ＩＯ・・・液晶ディスプレイ、１２・・・フード、１４
・・・光センサ、１６・・・接眼部、２０・・・制御手
段、２２・・・レヘル検知器、２４・・・システムコン
トローラ・２６゛゛液晶デイスプレイ駆動電源、ＳＷＩ
・・・スイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 液晶ディスプレイと、外光を遮蔽するために前記液晶デ
   ィスプレイに着脱自在に取り付けられるフードと、前記
   フードの取り付けの有無を検出するスイッチと、前記フ
   ード内の光量を検出する光センサと、前記スイッチと前
   記光センサとの出力に基づき、前記液晶ディスプレイの
   電源を制御する制御手段とを含み、 前記制御手段は、前記フードが前記液晶ディスプレイに
   取り付けられたことを前記スイッチによって検出されて
   いる場合に、前記光センサの出力から、前記液晶ディス
   プレイに取り付けられたフード内の光量が一定値以上に
   なったことを検出することにより、前記液晶ディスプレ
   イの電源をＯＦＦ状態にすることを特徴とする液晶表示
   装置。