JP2003330380A - 遮光具 - Google Patents

遮光具

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JP2003330380A
JP2003330380A JP2002226996A JP2002226996A JP2003330380A JP 2003330380 A JP2003330380 A JP 2003330380A JP 2002226996 A JP2002226996 A JP 2002226996A JP 2002226996 A JP2002226996 A JP 2002226996A JP 2003330380 A JP2003330380 A JP 2003330380A
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JP2002226996A
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Norio Nagai
規夫 永井
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Nabel Co Ltd
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Nabel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの光を有効に遮光することができる
ばかりではなく、非使用時には、バッグやケース等に収
納する際に邪魔になることがなく、極めて使い勝手の良
い新規な遮光具を提供する。 【解決手段】 画像が表示される画像表示面Dを有する
機器Cに取付けられる遮光具1であって、上記画像表示
面Dを囲むようにそれぞれ上記機器C側から起立される
少なくとも第1乃至第3の遮光部9・・・12を備え、
上記第1乃至第3の遮光部9・・・12は、全て上記画
像表示面Dの全部又は一部を塞ぐように折り畳み可能と
されてなるとともに、該第1乃至第3の遮光部9・・・
12の内の一つは、他の遮光部9,10,12上に重な
るように折り畳まれることによりその状態を保持する蓋
部11とされてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、デジタルスチルカ
メラやビデオカメラ或いは携帯電話,携帯情報機器(P
DA)その他少なくとも画像表示面が形成された機器に
取り付けられ、日光等の外部からの光が侵入することを
防ぐために使用される遮光具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタルスチルカメラやビデ
オカメラ等の機器には画像表示面が設けられている。こ
れらの機器の中で、例えば、上記デジタルスチルカメラ
(以下、カメラと言う。)を例に挙げて説明すると、こ
の画像表示面は、該カメラの撮影対象,設定情報,既に
撮影された画像等の表示を行うものとして用いられてい
る。この画像表示面としては、カメラの小型や軽量化を
図る上では、液晶ディスプレイが適しており、現在のカ
メラでは、この液晶ディスプレイを用いることが多い。
ところが、この液晶ディスプレイの構造は、表示面の背
後のバックライトから放射される透過光により画像を表
示するものであり、このため、外部から直射日光等のバ
ックライトよりも強力な光が放射された場合には、液晶
ディスプレイ上の表示画像が明瞭に観察できにくくなる
という問題があった。このため、屋外でカメラを用いる
際には、使用者はこれらの液晶ディスプレイの画像表示
面上に手をかざし、或いは画像表示面に外部からの光の
放射を防ぐ為の遮光具を取り付けていた。
【0003】この遮光具100は、図12に示すよう
に、カメラCに形成された画像表示面Dと同じ形状の開
口101aが形成された枠体部101と、この枠体部1
01上に固定され該画面表示面Dから垂直方向に伸縮す
る蛇腹部102とから構成されている。この蛇腹部10
2は、山部102aと谷部102bとが交互に多数形成
されてなるものである。この遮光具100によれば、上
記蛇腹部102により、外部からの光は遮光され、使用
者は、明瞭に画像表示面Dに表示された画像を観察する
ことができる。特に、この遮光具100では、上記蛇腹
部102を伸縮させることにより、上記画像表示面Dに
放射される光の量を調節することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記遮
光具100では、上記蛇腹部102の伸縮操作により、
光の量を調節できる反面、非使用時においても、該蛇腹
部102の先端は、自由端とされていることから、例え
ば、バッグやケース或いはポケット等に収納する際に、
上記蛇腹部102が邪魔になり、容易に収納できない場
合が多い。
【0005】そこで、本発明は、上述した従来の遮光具
が有する課題を解決するために提案されたものであっ
て、外部からの光を有効に遮光することができるばかり
ではなく、非使用時には、バッグやケース或いはポケッ
ト等に収納する際に邪魔になることがなく、極めて使い
勝手の良い新規な遮光具を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために提案されたものであり、第1の発明(請
求項1記載の発明)は、画像が表示される画像表示面を
有する機器に取付けられる遮光具であって、上記画像表
示面を囲むようにそれぞれ上記機器側から起立される少
なくとも第1乃至第3の遮光部を備え、上記第1乃至第
3の遮光部は、全て上記画像表示面の全部又は一部を塞
ぐように折り畳み可能とされてなるとともに、該第1乃
至第3の遮光部の内の一つは、他の遮光部上に重なるよ
うに畳まれることによりその状態を保持する蓋部とされ
てなることを特徴とするものである。
【0007】この第1の発明に係る遮光具によれば、上
記第1乃至第3の遮光部により、外部からの光が、機器
を構成する画像表示面に放射されることを防止し或いは
緩和することができる。そして、この第1の発明によれ
ば、上記第1乃至第3の遮光部は、全て上記画像表示面
の全部又は一部を塞ぐように折り畳み可能とされてなる
とともに、該第1乃至第3の遮光部の内の一つは、他の
遮光部上に重なるように畳まれることによりその状態を
保持する蓋部とされてなることから、該画像表示面が形
成された機器の表面から大きく手前に該遮光部が突出す
ることがない。したがって、この発明によれば、バッグ
やケース或いはポケットに機器を収納する際において、
この遮光具が邪魔になることを防止できる。また、この
発明によれば、上記蓋部により、機器に設けられた画像
表示面は外部に露出されることがないので、該画像表示
面を保護することができる。
【0008】なお、この第1の発明は、少なくとも第1
乃至第3の遮光部を備えている必要があり、これらの遮
光部は、必ずしも3つに限定されるものではなく、4つ
の遮光部(第1乃至第4の遮光部)が構成要素とされて
いるものであっても良い。このように、第1乃至第4の
遮光部が構成要素とされている場合には、より外部から
の光を遮光することが可能となるとともに、各遮光部の
長さ幅によっては、蓋部と画像表示面との間には、3つ
の遮光部が位置することとなるので、より画像表示面を
保護することができる。また、上記第1乃至第3の遮光
部(或いはそれ以上の数の遮光部)の内の1つからなる
蓋部は、例えば、画像表示面が方形状に形成されている
場合において、該画像表示面の長辺に対応した位置から
起立する一方の遮光部又はこの一方の遮光部と対向する
他方の遮光部が、蓋部とされている場合であっても良
く、また、上記画像表示面の短辺に対応した位置から起
立する一方の遮光部又はこの一方の遮光部と対向する他
方の遮光部が、上記蓋部とされたものであっても良い。
また、この蓋部が、上述のように、折り畳まれた状態を
保持するための具体的手段としては、該蓋部やこの蓋部
の下方に位置する部位のそれぞれに互いに係止される係
止部を設けたものや、蓋部とこの蓋部の下方に位置する
部位とが互いに磁着するよう構成されたものであっても
良い。
【0009】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
は、前記第1の発明において、前記第1乃至第3の遮光
部は、可撓性を有するシート状の素材から構成されてな
るとともに連続してなることを特徴とするものである。
【0010】この第2の発明によれば、第1乃至第3の
遮光部は、可撓性を有するシート状の素材が連続してな
り、それぞれの遮光部が独立してなるものではないこと
から、遮光部間の隙間が生じないために、より遮光効果
を期待することができ、また、起立された際の機械的強
度も向上させることができ、さらには、コストの低減を
図ることも可能となる。なお、遮光部を上述した可撓性
を有するシート状の素材から構成する場合において、該
シート状の素材は、単一のシートから構成する場合は勿
論、複数のシートを接着したものであっても良い。ま
た、この可撓性を有するシートの素材としては、例え
ば、ウレタン樹脂,ナイロン樹脂,酢酸ビニール重合体
(EVA)等がシート状に成形されたものを使用するこ
とができる。特に、ウレタン樹脂や酢酸ビニール重合体
(EVA)を単体又は積層したものを遮光部として使用
した場合には、各遮光部を折り畳んだ場合に形成される
所謂折り癖又は畳み癖が残ることがなく、正確に起立さ
せることができる。
【0011】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
は、前記第1又は第2の発明において、前記第1乃至第
3の遮光部は、可撓性を有するシート状の素材が複数枚
貼付されてなるとともに、該第1乃至第3の遮光部の内
で互いに対向する遮光部は、上記シート状の素材の内側
に、該対向する遮光部が起立操作された際に、該遮光部
が平板状となるようその形状を保持する保持板が内蔵さ
れてなることを特徴とするものである。
【0012】上記第3の発明によれば、第1乃至第3の
遮光部の内で互いに対向する遮光部は、上記シート状の
素材の内側に、該対向する遮光部が起立操作された際
に、該遮光部が平板状となるようその形状を保持する保
持板が内蔵されてなることから、折り畳まれた遮光具に
折り癖又は畳み癖がついている場合であっても、その折
り癖により、視界が制約されることがない。なお、この
発明を構成する保持板は、例えば、シート状に成形され
たアルミ板その他の薄い金属板や、シート状に成形され
た樹脂板を使用することができる。
【0013】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
は、前記第1の発明において、前記第1乃至第3の遮光
部は、板状に成形されてなるとともに、それぞれの遮光
部は、画像表示面側の直線状の端部を軸として、それぞ
れ独立して折り畳まれるよう構成されてなることを特徴
とするものである。
【0014】この第4の発明によれば、第1乃至第3の
遮光部(4つの遮光部を構成要素とする場合には、第1
乃至第4の遮光部)は、板状に成形されてなるととも
に、それぞれの遮光部は、画像表示面側の直線状の端部
を軸として、それぞれ独立して折り畳まれることから、
上記第3の発明に比べ、各遮光部に折り癖又は畳み癖が
形成されてしまうことがない。したがって、この第3の
発明によれば、各遮光部を起立させた際に、正確に起立
し、手指で各遮光部の折り癖又は畳み癖を補正する必要
がない。
【0015】また、第5の発明(請求項5記載の発明)
は、前記第1,第2,第3又は第4の発明において、前
記第1乃至第3の遮光部は、前記機器に着脱可能とされ
てなることを特徴とするものである。
【0016】この第5の発明によれば、機器に対して着
脱可能とされていることから、必要な場合には、取り付
けることができ、不要な場合には、取り外すことができ
るので、さらに一層使い勝手が良いものとなる。また、
この発明によれば、機器に形成された画像表示面が汚れ
た場合には、取り外すことによって簡単にその汚れを取
り除くことができる。また、この発明によれば、取り付
けられる機器が、例えば携帯電話である場合には、この
遮光具を取り外すことにより、通常の携帯電話として使
用することができる。
【0017】また、第6の発明(請求項6記載の発明)
は、画像が表示される画像表示面を有する機器に取付け
られる遮光具であって、上記機器に固定されるととも
に、上記画像表示面の面積に略対応した開口が形成され
たベース部材と、このベース部材に着脱自在に取り付け
られ、上記画像表示面を囲むようにそれぞれ上記ベース
部材側から起立される第1乃至第4の遮光部を有する遮
光部材と、を備え、上記第1乃至第4の遮光部は、全て
上記画像表示面の全部又は一部を塞ぐように折り畳み可
能とされてなるとともに、該第1乃至第4の遮光部の内
の一つは、他の遮光部上に重なるように畳まれることに
よりその状態を保持する蓋部とされてなることを特徴と
するものである。
【0018】この第6の発明による場合であっても、上
記各発明と同様の作用効果を実現できる。
【0019】また、第7の発明(請求項7記載の発明)
は、上記第1,第2,第4,第5又は第6の各発明の何
れかにおいて、前記第1乃至第3の遮光部又は前記第1
乃至第4の遮光部の内で、少なくとも互いに対向してな
る二つの遮光部は、弾性部材を介して該二つの遮光部が
起立する方向に付勢されてなることを特徴とするもので
ある。
【0020】この第7の発明によれば、蓋部を開放する
と、上記第1乃至第3の遮光部又は第1乃至第4の遮光
部は、上記弾性部材の弾性力により、自然に起立する。
したがって、使用者が手指で、各遮光部が起立するよう
操作する必要はなく、より一層使い勝手の良い遮光具乃
至は機器とすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態に係
る遮光具について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。なお、この実施の形態に係る遮光具は、デジタルス
チルカメラ(以下、カメラと言う。)Cの画像表示面D
に取り付けたものである。先ず、第1の実施の形態に係
る遮光具に付いて説明する。
【0022】この遮光具1は、図1及び図2に示すよう
に、カメラCの裏面に形成された画像表示面Dの周囲に
取り付けられるベース部材2と、このベース部材2に着
脱自在となされた遮光具本体3と、から構成されてい
る。このベース部材2は、上記カメラCの裏面側に形成
された長方形状の画像表示面Dより一回り大きい大きさ
となされ、中央には画像表示面Dと略同一の形状となさ
れた開口2aが形成されている。また、このベース部材
2は、図1に示すように、一方の面(手前側の面)が面
状ファスナーを構成する第1のファスナー部2bとなさ
れ、他方の面(カメラC側の面)は、図2に示すよう
に、剥離紙4が貼付された粘着面2cとされている。し
たがって、このベース部材2は、上記剥離紙4を剥離す
ることにより粘着面2cが露出され、上記開口2aとカ
メラCの画像表示面Dとが一致するように該カメラCに
接着(粘着)させることができる。
【0023】また、上記遮光具本体3は、上記ベース部
材2に取り付けられる枠体5と、この枠体5の正面(手
前側の面)に接着されてなる遮光部材6とを備えてい
る。上記枠体5は、合成樹脂により上記ベース部材2と
略同じ形状に成形されてなるものであり、裏面には、上
記ベース部材2を構成する第1のファスナー部2bに取
り付けられる第2のファスナー7が貼付されている。ま
た、上記枠体5の正面には、後述する遮光部材5が貼付
された後に貼付された第3のファスナー8が設けられて
いる。
【0024】また、上記遮光部材6は、それぞれ略台形
状となされた第1乃至第4の遮光部9・・・12を備え
ている。上記第1乃至第4の遮光部9・・・12は、そ
れぞれ上記枠体5から手前側に起立してなる(画像表示
面D側から起立してなる)ものであり、第1の遮光部9
の幅は、上記画像表示面Dの下側長辺の長さに対応した
ものとされ、また、上記第2の遮光部10の幅は、上記
画像表示面Dの右側短辺の長さに対応したものとなさ
れ、上記第3の遮光部11は、上記第1の遮光部9に対
向してなるものであり、該第1の遮光部9の幅と同じ幅
とされている。また、上記第4の遮光部12は、上記第
2の遮光部10と対向してなるものであり、該第2の遮
光部10と同一の形状とされている。そして、本実施の
形態においては、上記第3の遮光部11の先端は、他の
遮光部(第1,第2及び第4の遮光部)9,10,12
の先端よりもやや手前に突出した舌部11bが形成され
ており、この舌部11aの内側面には、上記第3のファ
スナー8に取り付けられる第4のファスナー13が固定
されている。また、上記第1乃至第4の遮光部9・・・
12の基端には、図1又は図3に示すように、上記カメ
ラCの裏面に接着される接着部9a・・・12aが形成
され、また、上記第3の遮光部11の一側には、上記第
4の遮光部12に接着される接着代11cが形成されて
いる。すなわち、この遮光部材6は、図3に示すよう
に、上記第3の遮光部11と、この第3の遮光部11の
一側に第1の折曲部6aを介して連続してなる第2の遮
光部10と、この第2の遮光部10の一側に第2の折曲
部6bを介して連続してなる第1の遮光部9と、この第
1の遮光部9の一側に第3の折曲部6cを介して連続し
てなる第4の遮光部12と、上記第1乃至第4の遮光部
9・・・12のそれぞれに連続した上記各接着部9a・
・・12aと、上記第3の遮光部11の他側に連続した
舌部11bとから構成されている。なお、この遮光部材
6は、本実施の形態においては、図示しない可撓性を有
するウレタンシートとポリエチレンテレフタレート(P
ET)が接着されシート状にされた生地を、図3に示す
ように切断し、上記接着代11cを第4の遮光部12に
接着することにより、基端側(カメラC側)から先端側
(手前側)に徐々に広がった筒状に成形したものであ
る。なお、上記第3の遮光部11は、本発明を構成する
蓋部でもあり、後述するように、第1乃至第4の遮光部
9・・・12が折り畳まれると、この第3の遮光部11
が蓋部とされて折り畳まれた状態となる。
【0025】以下、上述した第1の実施の形態に係る遮
光具1の使用方法について説明しながら、この遮光具1
の作用効果を説明する。先ず、説明の都合上、この遮光
具1が、開放された状態、すなわち、この遮光具1を使
用してカメラCに形成された画像表示面Dを観察する状
態から説明する。この状態においては、図4に示すよう
に、上記遮光具本体3は、裏面が上記カメラCの裏面に
接着されたベース部材2の正面に取り付けられてなると
ともに、該遮光具本体3を構成する遮光部材6は、第1
乃至第4の遮光部9・・・12がそれぞれ起立されるこ
とにより、筒状とされている。したがって、直射日光が
当たる場所においても、この遮光部材6により遮光さ
れ、画像表示面Dに表示された画像を明瞭に観察するこ
とができる。そして、上記画像表示面Dの観察が不要に
なった場合には、上記遮光部材6を構成する第1乃至第
4の遮光部9・・・12を折り畳む。なお、これら第1
乃至第4の遮光部9・・・12の折畳部は、以下のよう
なものとされている。先ず、第2の遮光部10の折畳部
について説明する。これらの折畳部は、図4に示すよう
に、該第2の遮光部10の先端中央から略中心に亘って
形成される第1の折畳部10eと、この第1の折畳部1
0eと連続し該第2の遮光部10の中央から基端側の各
角部(符号は省略する。)に亘って形成される第2及び
第3の折畳部10f,10gと、これら第1乃至第3の
折畳部10e,10f,10gの交点から第1の遮光部
9方向に形成される第4の折畳部10hとからなり、こ
れら第1乃至第4の折畳部10e,10f,10g,1
0hを利用して、該第2の遮光部10を折り畳む。ま
た、この第2の遮光部10に対向した第4の遮光部12
も、該第2の遮光部10と同様な位置に、第5乃至第8
の折畳部12e,12f,12g,12hにより折り畳
む。また、上記第1の遮光部9は、両端が上記第2の遮
光部10に形成される第4の折畳部10hが形成される
位置と第4の遮光部12に形成される第4の折畳部12
hが形成される位置に対応するとともに、画像表示面D
の長辺と平行となされた第9の折畳部9eを利用して折
り畳む。なお、蓋部とされる第3の遮光部11には、折
畳部は形成されない。
【0026】そこで、上記遮光部材6を折り畳む場合に
は、上記第2の遮光部10の先端側中央と、上記第4の
遮光部12の先端側中央とが互いに接近するように折り
畳むことにより、該第2の遮光部10には上記第1の折
畳部10eが形成され、上記第4の遮光部12には上記
第5の折畳部12eとが形成されるとともに、第2の遮
光部10には、上記第2及び第3の折畳部10f,10
gが形成され、第4の遮光部12にも第6及び第7の折
畳部12f,12gが形成される。このように、第2の
遮光部10と第4の遮光部12とを折り畳んで行くと、
これら第2及び第4の遮光部10,12に連続した上記
第1の遮光部9と第3の遮光部11とは互いに接近さ
れ、そして、上記第1の遮光部9が二つ折りとなるよう
に折り畳むことにより、該第1の遮光部9には上記第9
の折畳部9eが形成され、図5に示す状態となる。さら
に、上記第1の遮光部9を第9の折畳部9eを介して二
つ折りにすると、第3の遮光部11は、図6に示すよう
に、上記画像表示面Dを上記第1,第2及び第4の遮光
部9,10,12の上方から覆う状態となる。そして、
このとき、該第3の遮光部11を構成する舌部11bに
接着された第4のファスナー部13と、上記枠体5の正
面に固定された第3のファスナー部8とを互いに圧接す
ることにより、該第3の遮光部11は、その状態が保持
される。
【0027】したがって、この第1の実施の形態に係る
遮光具1によれば、画像表示面Dを観察する場合には、
上記第1乃至第4の遮光部9・・・12により遮光する
ことができ、カメラCに形成された画像表示面Dに表示
された画像を明瞭に観察することができるばかりではな
く、不使用時には、上述した方法で上記第1乃至第4の
遮光部9・・・12を折り曲げ、且つ、第3の遮光部1
1である蓋部により、折り畳まれた状態を保持すること
から、バッグやケース或いはポケット等にこのカメラC
を容易に収納することができる。また、画像表示面D
は、上記第1乃至第4の遮光部9・・・12により保護
されることから、不用意に画像表示面Dを破損する危険
性を防止することができる。
【0028】なお、上記遮光具1を構成する遮光具本体
3を、上記カメラCから取り外したい場合には、それま
で互いに一体化されていたベース部材2の構成要素であ
る第1のファスナー2bから遮光具本体3を構成する第
2のファスナー7を取り外す。したがって、この第1の
実施の形態に係る遮光具1によれば、このように遮光具
本体3を取り外すことにより、画像表示面Dの汚れを簡
単に除去することができ、また、通常のカメラCとして
も利用することができる。
【0029】なお、上記第1の実施の形態に係る遮光具
1では、本発明を構成する遮光部を、第1乃至第4の遮
光部9・・・12として、4つの遮光部を構成要素とし
たが、本発明は、以下に第2の実施の形態として説明す
るように、3つの遮光部を構成要素とするものであって
も良い。この第2の実施の形態に係る遮光具41は、図
7に示すように、上記第1の実施の形態に係る遮光具1
と同様の構成からなるベース部材42と、このベース部
材42に着脱自在となされた遮光具本体43とから構成
されている。この遮光具本体43は、上記遮光具1を構
成する枠体5と同様の構成からなる枠体44と、遮光部
材45とから構成されている。なお、本実施の形態に係
る遮光具41では、上記枠体44の正面には、後述する
遮光部材45が貼付された後に貼付される第1のファス
ナー46が設けられている。
【0030】この遮光部材45は、それぞれ上記枠体4
4から手前側に起立してなる第1乃至第3の遮光部47
・・49を備えている。この第1の遮光部47は、上記
画像表示面Dの上側長辺と略同じ幅とされ、上記第2の
遮光部48は、該画像表示面Dの左側短辺の幅と略同じ
幅とされ、また、上記第3の遮光部49は、上記第2の
遮光部48に対向してなるとともに、画像表示面Dの右
側短辺と略同じ幅とされている。そして、上記第1の遮
光部47は、第2及び第3の遮光部48,49よりも手
前側に舌部47aとして延長されており、この舌部47
aの内側面には、上記第1のファスナー46に取り付け
られる図示しない第2のファスナーが接着されている。
すなわち、上記第1の遮光部47は、画像表示面Dの短
辺よりも長尺に成形されている。なお、この第1の遮光
部47は、本発明を構成する蓋部でもある。
【0031】上述した第2の実施の形態に係る遮光具4
1による場合であっても、上記第1の実施の形態に係る
遮光具1と同じように、第1乃至第3の遮光部47・・
・49により、外部の光の侵入を防ぎ、画像表示面Dに
表示された画像を明瞭に観察することができるばかりで
はなく、不使用時には、記第1乃至第3の遮光部47・
・・49を折り曲げ、且つ、第1の遮光部47である蓋
部により、折り畳まれた状態を保持することから、バッ
グやケース或いはポケット等にこのカメラCを容易に収
納することができる。また、画像表示面Dは、上記第1
乃至第3の遮光部47・・・49により保護されること
から、不用意に画像表示面Dを破損する危険性を防止す
ることができる。
【0032】また、本発明は、本発明を構成する各遮光
部が、弾性部材の弾性力により、それぞれ折り畳まれた
状態から起立するように構成されたものであっても良
い。図8は、第3の実施の形態に係る遮光具51を示す
ものであり、この第3の実施の形態に係る遮光具51
は、前記第1の実施の形態に係る遮光具1に、第1及び
第2の弾性部材52,53を構成要素としたものであ
る。したがって、以下、第1の実施の形態に係る遮光具
1の構成要素は、同一の符号を用いて説明する。
【0033】上記第1の弾性部材52は、第2の遮光部
10の内側面に接触してなるV字状の押圧部52aと、
この押圧部52aの両側に形成された一方及び他方の巻
回部52b,52cと、上記一方の巻回部52bに連続
してなるとともに、第1の遮光部9の接着部9aと枠体
5とにより挟まれてなる一方の固定部52dと、上記他
方の巻回部52cに連続してなるとともに、第3の遮光
部11の接着部11aと枠体5とにより挟まれてなる他
方の固定部52eと、から構成されている。また、上記
第2の弾性部材53は、第4の遮光部12の内側面に接
触してなるV字状の押圧部53aと、この押圧部53a
の両側に形成された一方及び他方の巻回部53b,53
cと、上記一方の巻回部53bに連続してなるととも
に、第1の遮光部9の接着部9aと枠体5とにより挟ま
れてなる一方の固定部53dと、上記他方の巻回部53
cに連続してなるとともに、第3の遮光部11の接着部
11aと枠体5とにより挟まれてなる他方の固定部53
eと、から構成されている。
【0034】したがって、上記第3の実施の形態に係る
遮光具51によれば、蓋部である上記第3の遮光部11
の第4のファスナー13を、上記第3のファスナー8か
ら取り外すと、上記第1及び第2の弾性部材52,53
の弾性力により、上記第2の遮光部10と第4の遮光部
12とは、それぞれ起立する。こうした第2及び第4の
遮光部10,12の起立により、それぞれ連続してなる
遮光部材6全体が、図8に示すように、筒状に起立す
る。
【0035】したがって、上述した第3の実施の形態に
係る遮光具51によれば、折り畳まれた遮光部材6を起
立させる際には、使用者は、単に、蓋部である第3の遮
光部11に接着され第3のファスナー8に取り付けられ
ていた第4のファスナー13を取り外すことのみで足
り、第1,第2及び第4の遮光部9,10,12が起立
するように手指で操作する必要がない。
【0036】また、前記各実施の形態に係る遮光具1,
41,51では、遮光部材6,45(各遮光部)は、何
れも可撓性を有するシートを素材としたが、本発明は必
ずしも、このような可撓性を有するシートを素材とする
必要はなく、図9に示すように、各遮光部が板状に成形
されたものであっても良い。図9は、第4の実施の形態
に係る遮光具61を示すものであり、この遮光具61
は、前記各実施の形態に係る遮光具1,41,51を構
成するベース部材2,42と同様の構成からなるベース
部材62と、このベース部材62に着脱自在に取り付け
られてなる遮光具本体63と構成されている。そして、
上記遮光具本体63は、枠体64と、この枠体64の正
面に固定された遮光部材65とから構成されている。そ
して、この遮光部材65は、第1乃至第4の遮光板部6
6・・・69を備えている。上記遮光板部66は、画像
表示面Dの下側長辺に略対応した幅となされ、上記第2
の遮光板部67は、画像表示面Dの右側短辺に略対応し
た幅となされ、また、上記第3の遮光板部68は、画像
表示面Dの上側長辺に略対応した幅となされている。ま
た、上記第4の遮光板部69は、上記画像表示面Dの左
側短辺に略対応した幅となされている。なお、上記第1
乃至第4の遮光板部66・・・69の基端側には、上記
枠体64に接着されてなるとともに、折曲部66a・・
・69aを介して該第1乃至第4の遮光板部66・・・
69を折曲(折畳み)可能に連続してなる接着部66b
・・・69bが形成されている。なお、これら第1乃至
第4の遮光板部66・・・69は、それぞれ独立してな
るものであり、上記各折曲部66a・・・69aを介し
て、それぞれが独立して上記画像表示面D上に重なるよ
うに折り畳まれるように構成されている。
【0037】そして、上記第1乃至第4の遮光板部66
・・・69の内側には、第1乃至第4の弾性部材70・
・・73が配設されている。これら第1乃至第4の弾性
部材70・・・73は、各第1乃至第4の弾性部材70
・・・73が、図9に示すように、起立するよう付勢し
てなるものであり、図示しない止め具を介して、上記遮
光部材65に固定されている。また、上記第3の遮光板
部68は、他の遮光板部(第1,第2及び第4の遮光板
部)66,67,69よりも手前側に突出してなる舌部
68cが形成され、この舌部68cの内側面には、第1
のファスナー74が接着されている。なお、この第3の
遮光板部68は、本発明を構成する蓋部でもある。ま
た、上記枠体64の正面であって、上記第1の遮光板部
66の接着部66b上には、この第1のファスナー74
に取り付けられる第2のファスナー75が接着されてい
る。なお、上記第1及び第2のファスナー74,75
は、それぞれ面状ファスナーの構成要素である。
【0038】したがって、上述した第4の実施の形態に
係る遮光具61による場合であっても、上記各実施の形
態に係る遮光具(符号は省略する。)と同じ作用効果を
奏することができるとともに、この遮光具61では、第
1乃至第4の遮光板部66・・・69は、上記画像表示
面Dの長辺又は短辺と平行となされた各折曲部66a・
・・69aを介して折曲され(折り畳まれ)、前記第1
の実施の形態に係る遮光具1を構成する第1乃至第4の
遮光部9・・・12のように、各折畳部(符号は省略す
る。)を介して、該第1乃至第4の遮光板部66・・・
69自体が折り畳まれるものではないことから、所謂折
癖が各第1乃至第4の遮光板部66・・・69に形成さ
れてしまうことを防止することができる。
【0039】次に、本発明の第5の実施の形態に係る遮
光具80について図面を参照しながら詳細に説明する。
この遮光具80は、基本的に、前記第1の実施の形態に
係る遮光具1と同じように、カメラCの裏面に形成され
た画像表示面Dの周囲に取り付けられる図示しないベー
ス部材2(図1参照)と、図10に示すように、このベ
ース部材に着脱自在となされた遮光具本体81と、から
構成されている。
【0040】上記遮光具本体81は、上記ベース部材2
に取り付けられる枠体82と、この枠体82に接着され
てなる遮光部材83とを備えている。上記枠体82は、
合成樹脂により上記ベース部材2と略同じ形状に成形さ
れてなるものであり、前記第1の実施の形態に係る遮光
具1と同じように、図示しない面状ファスナーにより上
記ベース部材2に着脱自在とされている。
【0041】また、上記遮光部材83は、シート状に成
形された内側シート部83aと、同じくシート状に成形
された内側シート83bとが接着剤を介して貼付されて
なるものであり、それぞれ略台形状となされた第1乃至
第4の遮光部84・・・87を備えている。上記第1乃
至第4の遮光部84・・・87は、それぞれ上記枠体8
2から手前側に起立してなる(画像表示面D側から起立
してなる)ものであり、第1乃至第4の遮光部84・・
・87は、上記第1の実施の形態に係る遮光具1を構成
する第1乃至第4の遮光部9・・・13と同様の形状に
成形されている。なお、上記第3の遮光部86の先端側
下面には、上記一方のファスナー88が固定され、図1
1に示すように、上記枠体82の正面中央には、上記一
方のファスナー88に取り付けられる他方のファスナー
89が固定されている。
【0042】そして、この第5の実施の形態に係る遮光
具80では、図10に示すように、互いに対向する上記
第2の遮光部85と、第4の遮光部87には、上記内側
シート部83aと内側シート83bとの間に、略台形状
に成形された保持板90,91が内蔵されている。この
例では、これらの保持板90,91は、シート状に成形
されたポリプロピレン板からなるものであり、上記第2
の遮光部85や第4の遮光部87の形状と相似形とされ
ている。
【0043】したがって、上記第5の実施の形態に係る
遮光具80によれば、上記保持板90,91により、第
2及び第4の遮光部85,87が折り畳まれることによ
り、折り癖又は畳み癖が形成されても、使用者が、該第
2及び第4の遮光部85,87が平板状となるよう操作
すると、その形状が保持される。したがって、この遮光
具80によれば、カメラCに形成された画像表示面Dを
該第2及び第4の遮光部85,87により邪魔されるも
となく、明瞭に観察することができる。特に、この第5
の実施の形態に係る遮光具80では、本発明を構成する
保持板として、ポリプロピレン板を使用したことから、
多数回に亘って折り畳まれ又開放されても、該保持板が
疲労し切断されてしまう危険性もなく耐久性に優れたも
のとすることができる。
【0044】
【発明の効果】前述した本発明の実施の形態の説明から
も明らかなように、本発明(請求項1記載の発明)によ
れば、第1乃至第3の遮光部により、外部からの光が、
機器を構成する画像表示面に放射されることを防止し或
いは緩和することができる。そして、この第1の発明に
よれば、上記第1乃至第3の遮光部は、全て上記画像表
示面の全部又は一部を塞ぐように折り畳み可能とされて
なるとともに、該第1乃至第3の遮光部の内の一つは、
他の遮光部上に重なるように畳まれることによりその状
態を保持する蓋部とされてなることから、該画像表示面
が形成された機器の表面から大きく手前に該遮光部が突
出することがない。したがって、この発明によれば、バ
ッグやケースに機器を収納する際において、この遮光具
が邪魔になることを防止できる。また、この発明によれ
ば、上記蓋部により、機器に設けられた画像表示面は外
部に露出されることがないので、該画像表示面を保護す
ることができる。
【0045】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
によれば、第1乃至第3の遮光部は、可撓性を有するシ
ート状の素材が連続してなり、それぞれの遮光部が独立
してなるものではないことから、遮光部間の隙間が生じ
ないために、より遮光効果を期待することができ、ま
た、起立された際の機械的強度も向上させることがで
き、さらには、コストの低減を図ることも可能となる。
【0046】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
では、第1乃至第3の遮光部の内で互いに対向する遮光
部は、上記シート状の素材の内側に、該対向する遮光部
が起立操作された際に、該遮光部が平板状となるようそ
の形状を保持する保持板が内蔵されてなることから、折
り畳まれた遮光具に折り癖又は畳み癖がついている場合
であっても、その折り癖により、視界が制約されること
がない。
【0047】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
によれば、第1乃至第3の遮光部(4つの遮光部を構成
要素とする場合には、第1乃至第4の遮光部)は、板状
に成形されてなるとともに、それぞれの遮光部は、画像
表示面側の直線状の端部を軸として、それぞれ独立して
折り畳まれることから、上記第3の発明に比べ、各遮光
部に折り癖(畳み癖)が形成されてしまうことがない。
したがって、この第3の発明によれば、各遮光部を起立
させた際に、正確に起立し、手指で各遮光部の折り癖
(畳み癖)を補正する必要がない。
【0048】また、第5の発明(請求項4記載の発明)
や第6の発明(請求項6記載の発明)によれば、機器に
対して着脱可能とされていることから、必要な場合に
は、取り付けることができ、不要な場合には、取り外す
ことができるので、さらに一層使い勝手が良いものとな
る。また、この発明によれば、機器に形成された画像表
示面が汚れた場合には、取り外すことによって簡単にそ
の汚れを取り除くことができる。また、この発明によれ
ば、取り付けられる機器が、例えば携帯電話である場合
には、この遮光具を取り外すことにより、通常の携帯電
話として使用することができる。
【0049】また、第7の発明(請求項7記載の発明)
によれば、蓋部を開放すると、上記第1乃至第3の遮光
部又は第1乃至第4の遮光部は、上記弾性部材の弾性力
により、自然に起立する。したがって、使用者が手指
で、各遮光部が起立するよう操作する必要はなく、より
一層使い勝手の良い遮光具乃至は機器とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る遮光具を示す
分解斜視図である。
【図2】ベース部材と遮光具本体とを分解し、それぞれ
を裏面側から示す分解斜視図である。
【図3】遮光部材の展開図である。
【図4】遮光具を構成する第1乃至第4の遮光部が起立
した状態を示す斜視図である。
【図5】図4に示す状態から第1乃至第4の遮光部がや
や折り畳まれた後の状態を示す斜視図である。
【図6】図5に示す状態から完全に第1乃至第4の遮光
部が折り畳まれ、それが蓋部により保持された状態を示
す平面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る遮光具を示す
斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る遮光具を示す
斜視図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る遮光具を示す
斜視図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係る遮光具を示
す斜視図である。
【図11】図10に示す遮光具の左側面図である。
【図12】従来の遮光具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 遮光具 2 ベース部材 6 遮光部材 9 第1の遮光部 10 第2の遮光部 11 第3の遮光部(蓋部) 12 第4の遮光部 41 遮光具 42 ベース部材 45 遮光部材 47 第1の遮光部 48 第2の遮光部 49 第3の遮光部 51 遮光具 52 第1の弾性部材 53 第2の弾性部材 61 遮光具 62 ベース部材 65 遮光部材 66 第1の遮光板部 67 第2の遮光板部 68 第3の遮光板部 69 第4の遮光板部 70 第1の弾性部材 71 第2の弾性部材 72 第3の弾性部材 73 第4の弾性部材 80 遮光具 82 遮光具本体 84 第1の遮光部 85 第2の遮光部 86 第3の遮光部 87 第4の遮光部 90,91 保持板 C デジタルスチルカメラ D 画像表示面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が表示される画像表示面を有する機
    器に取付けられる遮光具であって、 上記画像表示面を囲むようにそれぞれ上記機器側から起
    立される少なくとも第1乃至第3の遮光部を備え、 上記第1乃至第3の遮光部は、全て上記画像表示面の全
    部又は一部を塞ぐように折り畳み可能とされてなるとと
    もに、該第1乃至第3の遮光部の内の一つは、他の遮光
    部上に重なるように折り畳まれることによりその状態を
    保持する蓋部とされてなることを特徴とする遮光具。
  2. 【請求項2】 前記第1乃至第3の遮光部は、可撓性を
    有するシート状の素材から構成されてなるとともに連続
    してなることを特徴とする請求項1記載の遮光具。
  3. 【請求項3】 前記第1乃至第3の遮光部は、可撓性を
    有するシート状の素材が複数枚貼付されてなるととも
    に、該第1乃至第3の遮光部の内で互いに対向する遮光
    部は、上記シート状の素材の内側に、該対向する遮光部
    が起立操作された際に、該遮光部が平板状となるようそ
    の形状を保持する保持板が内蔵されてなることを特徴と
    する請求項1又は2記載の遮光具。
  4. 【請求項4】 前記第1乃至第3の遮光部は、板状に成
    形されてなるとともに、それぞれの遮光部は、画面表示
    面側の直線状の端部を軸として、それぞれ独立して折り
    畳まれるよう構成されてなることを特徴とする請求項1
    記載の遮光具。
  5. 【請求項5】 前記第1乃至第3の遮光部は、前記機器
    に着脱可能とされてなることを特徴とする請求項1,
    2,3又は4記載の何れかの遮光具。
  6. 【請求項6】 画像が表示される画像表示面を有する機
    器に取付けられる遮光具であって、 上記機器に固定されるとともに、上記画像表示面の面積
    に略対応した開口が形成されたベース部材と、 このベース部材に着脱自在に取り付けられ、上記画像表
    示面を囲むようにそれぞれ上記ベース部材側から起立さ
    れる第1乃至第4の遮光部を有する遮光部材と、を備
    え、 上記第1乃至第4の遮光部は、全て上記画像表示面の全
    部又は一部を塞ぐように折り畳み可能とされてなるとと
    もに、該第1乃至第4の遮光部の内の一つは、他の遮光
    部上に重なるように折り畳まれることによりその状態を
    保持する蓋部とされてなることを特徴とする遮光具。
  7. 【請求項7】 前記第1乃至第3の遮光部又は前記第1
    乃至第4の遮光部の内で、少なくとも互いに対向してな
    る二つの遮光部は、弾性部材を介して該二つの遮光部が
    起立する方向に付勢されてなることを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5又は6記載の何れかの遮光具。
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