JPS637047Y2 - - Google Patents

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JPS637047Y2
JPS637047Y2 JP1981142235U JP14223581U JPS637047Y2 JP S637047 Y2 JPS637047 Y2 JP S637047Y2 JP 1981142235 U JP1981142235 U JP 1981142235U JP 14223581 U JP14223581 U JP 14223581U JP S637047 Y2 JPS637047 Y2 JP S637047Y2
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JP
Japan
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webbing
tongue plate
buckle device
cover
buckle
Prior art date
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Application number
JP1981142235U
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English (en)
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JPS5847208U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両緊急時の乗員保護用シートベルト
装置に係り、特にタングプレートが係合するバン
クル装置がドアへ設けられたシートベルト装置に
関する。
乗員拘束用ウエビングの一部がドアへ係止さ
れ、乗員の乗降時に乗員へ自動的にウエビングを
装着、解除させることができる自動装着型シート
ベルト装置が提案されている。
この自動装着型シートベルト装置においては、
乗員拘束用ウエビングとドアとの取付部にバツク
ル装置を設けて乗員が必要時に乗員拘束用ウエビ
ングをドアから離脱させることができるようにな
つている。
このバツクル装置はラツプウエビングの端部と
ドアとの間に設けられ、ラツプウエビングの端部
に設けられたタングプレートがバツクル装置へ係
合しており、乗員が必要時にこの係合状態を解除
できるようになつている。またこのバツクル装置
はドア開放時に乗員の脚部乗降空間を確保するた
めに上方に向けて立設されている。
このため従来、バツクル装置のタングプレート
係合開口は上方に向いており、雨天時には特にド
ア開放状態で水滴がバツクル装置内へ浸入する可
能性を有している。この水滴浸入はバツクル装置
内の金属部分に錆が発生させタングプレート係合
部分の摩擦抵抗を増大させる原因となる。
本考案は上記事実を考慮し、係合開口が上向き
に配置されたバツクル装置においても係合開口か
ら水滴が浸入する虞れのないシートベルト装置を
得ることが目的である。
本考案に係るシートベルト装置はタングプレー
トの一部へカバーを取付け、このカバーはタング
プレートのバツクル装置への係合時に係合開口が
設けられた端部全域を覆う構造としてバツクル装
置への水滴浸入を防止するようになつている。
以下本考案の実施例を図面に従い説明する。
第1図には本考案が適用されたシートベルト装
置が示されており、シート10へ着座する乗員は
アウターウエビング14及びインナーウエビング
16を装着するようになつている。
アウターウエビング14はその一端がアンカー
部材18を介してドア20の後上部へ係止されて
いる。またこのアウターウエビング14の端部に
はタングプレート22が取付けられており、この
タングプレート22がドア20の後下部へ取付け
られたバツクル装置24へ係合している。
このアウターウエビング14の中間部にはリン
グ26がアウターウエビング14の長手方向へ移
動可能に取付けられており、またこのリング26
はインナーウエビング16の先端部へ係止されて
いる。このインナーウエビング16の基部は車両
略中央部へ取付けられた巻取装置28へ巻取られ
ている。
この巻取装置28は付勢力でインナーウエビン
グ16を巻取るが、車両緊急時にはイナーシヤー
ロツク機構の作動でインナーウエビング16の巻
出しを停止するようになつている。
シート10の車内側にはガイドアーム30が設
けられており、その先端部に取付けられたガイド
リング32へはインナーウエビング16の中間部
が挿通されている。このガイドアーム30はモー
タ34の駆動力でドア開放時に車両前方へ、ドア
閉止時には車両後方へ回動して乗員の乗降空間を
十分に確保するようになつている。
このように配置されるアウターウエビング1
4、インナーウエビング16は第1図に示される
如くドア20の開放時にはアウターウエビング1
4がドア開放円弧運動に応じて車両前方へ移動
し、またガイドアーム30がインナーウエビング
16の中間部を車両前方へ屈曲するのでウエビン
グ14,16とシート10との間には乗員の乗車
空間が形成される。また乗員がシート10へ着座
した後にドア20を閉止すれば、ウエビング1
4,16及びガイドアーム30は逆の作動をして
第1図助手席で示される如くウエビング14,1
6が自動的にシート10へ接近して着座した乗員
を自動的にウエビング装着状態とするようになつ
ている。
次にタングプレート22及びバツクル装置24
を詳細に説明すると、第2,3図に示される如く
タングプレート22は心金36へ合成樹脂被覆3
8が一体成形されており、一端側にはアウターウ
エビング14を取りつけるための長孔39が形成
されている。
この合成樹脂被覆38から突出する心金36の
先端部はバツクル装置24に設けられる係合開口
40への挿入部となつている。
バツクル装置24は基部がボルト42でドア2
0の内側へ固着されており、この基部から係合機
構部44が立設されている。この係合機構部44
にはケース46内にロツクプレート48がその一
端部48Aを中心にして揺動可能に設けられてお
り、係合開口40から挿入されるタングプレート
22の矩形開口50と噛合つてタングプレート2
2の抜き出しを阻止するようになつている。
またバツクル装置24にはレリーズボタン52
が設けられており、乗員がこのボタンを押圧すれ
ばロツクプレート48が揺動して矩形開口50か
ら脱出しタングプレート22がバツクル装置24
から抜き出し可能となつている。
ここにバツクル装置24の係合開口40が形成
されている付近の端部24Aは係合開口40と共
にカバー54で覆われている。このカバー54は
タングプレートの合成樹脂被覆38と一体的に成
形された合成樹脂であり、タングプレート22の
先端部、すなわちバツクル装置24へ向けて広が
つた椀状となつている。従つてこのカバー54は
その断面が略U字状となつている。
このカバー54の開口部から若干量入り込んだ
位置には段部56が形成されており、この段部5
6がバツクル装置24の端部24Aへ接触するよ
うになつており、これによりカバー54の先端部
54Aがバツクル装置24の端部24Aよりもバ
ツクル装置基部方向へ位置するようになつてい
る。これと同時にカバー54は合成樹脂製である
ためその弾力で先端部付近がバツクル装置端部2
4Aと密着して係合開口40を完全に塞いでい
る。
このように形成された本実施例のシートベルト
装置では、乗員の乗車時に第1図に示される如く
ドア20が開放されてバツクル装置24は車外に
露出する。このため雨天時にはバツクル装置24
へ水滴が付着するが、バツクル係合開口40は確
実にカバー54で被覆されているので水滴がバツ
クル装置24内へ浸入することはない。特にカバ
ー54は係合開口40が設けられた端部24Aの
全域を覆つているので、雨天時の水滴が開口40
内へ入り込むのを確実に防止できる。
乗員がシート10へ着座した後にドア20を閉
止すれば乗員はウエビング14,16によつて自
動的に3点式シートベルト装置の装着状態とな
る。
車両通常走行状態では巻取装置28がインナー
ウエビング16の巻出しを可能としているので乗
員は任意に運転姿勢を変更することができ、また
車両緊急時には巻取装置28がインナーウエビン
グ16の巻出しを停止するので乗員はウエビング
14,16で確実な拘束状態となる。
また衝突終了時に乗員が車外に脱出する場合に
は、バツクル装置24のレリーズボタン52を押
圧すればタングプレート22がバツクル装置24
から抜き出し可能となるので、乗員はドア20を
開放して車外へ安全に脱出できる。このように車
外への脱出操作に伴うバツクル装置24の解除操
作は係合機構部44内の各部品に錆発生がなくそ
の作動が確実に保証されているのでバツクル装置
のタングプレート係合解除動作を妨げることはな
い。
なお、バツクル装置24内への水滴浸入がない
ので、バツクル装置内へ設けられるタングプレー
ト挿入状態検出スイツチ等の電気配線へ悪影響を
与えることもない。
以上説明した如く本考案に係るシートベルト装
置はタングプレートの一部へバツクル係合開口が
設けられた端部全域を覆うカバーを取付けたの
で、バツクル装置をドアへ取付けた場合にもバツ
クル装置内への水滴浸入を確実に防止することが
できる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシートベルト装置の実施
例を示す斜視図、第2図は第1図−線断面
図、第3図は第2図線矢視図、第4図はタング
プレートを示す斜視図である。 14……アウターウエビング、16……インナ
ーウエビング、22……タングプレート、24…
…バツクル装置、24A……端部、36……心
金、38……合成樹脂被覆、40……係合開口、
54……カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 乗員拘束用ウエビングヘタングプレートが取
    付けられ、このタングプレートが係合開口から
    挿入して係合するバツクル装置がドアへ設けら
    れるシートベルト装置において、前記タングプ
    レートの一部へ前記係合開口が設けられたバツ
    クル装置の端部全域を覆うカバーを取付けたこ
    とを特徴とするシートベルト装置。 (2) 前記カバーは前記タングプレートの心金被覆
    合成樹脂と一体的に形成されていることを特徴
    とした前記実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載のシートベルト装置。 (3) 前記カバーは前記バツクル装置の係合開口部
    が設けられたバツクル端部を包み込む椀状に形
    成されたことを特徴とした前記実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項に記載されたシート
    ベルト装置。
JP14223581U 1981-09-25 1981-09-25 シ−トベルト装置 Granted JPS5847208U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14223581U JPS5847208U (ja) 1981-09-25 1981-09-25 シ−トベルト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14223581U JPS5847208U (ja) 1981-09-25 1981-09-25 シ−トベルト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5847208U JPS5847208U (ja) 1983-03-30
JPS637047Y2 true JPS637047Y2 (ja) 1988-02-29

Family

ID=29935279

Family Applications (1)

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JP14223581U Granted JPS5847208U (ja) 1981-09-25 1981-09-25 シ−トベルト装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4829742A (ja) * 1971-08-20 1973-04-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4829742A (ja) * 1971-08-20 1973-04-19

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JPS5847208U (ja) 1983-03-30

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