JPS6369836A - 合成樹脂成形品の塗装方法 - Google Patents

合成樹脂成形品の塗装方法

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JPS6369836A
JPS6369836A JP21513786A JP21513786A JPS6369836A JP S6369836 A JPS6369836 A JP S6369836A JP 21513786 A JP21513786 A JP 21513786A JP 21513786 A JP21513786 A JP 21513786A JP S6369836 A JPS6369836 A JP S6369836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
synthetic resin
catalyst
curing agent
agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP21513786A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Kishimoto
岸本 庸夫
Makoto Aizawa
誠 相澤
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の産業上の利用分野 本発明は、合成樹脂成形品の塗装方法に関するものであ
り、更に詳細には、二液反応型の熱硬化性合成樹脂を用
いた合成樹脂成形品の塗装方法に関するものである。
先行技術 S〜1C(Sheet Molding Compou
nd)合成樹脂成形品やRIM(Reaction I
njection Molding)合成樹脂成形品な
どの表面に各種の性質の付与する目的で、熱硬化性合成
樹脂で数層にわたって、その表面を塗装することがしば
しば行われている。自動車のボンネットやフェンダ−な
どはその例である。
しかしながら、SMCやRIMは、その内部にもともと
気泡を含んでいるため、最下層の塗膜を構成する熱硬化
性合成樹脂を硬化させるために、たとえば、90〜14
0℃に加熱すると、内部に含有された気泡が膨張して、
塗膜中に侵入して、最下層の塗膜にピンホールが生じ、
更に数層の塗膜をその上に設けても、塗装の仕−Lがり
が悪くなるという問題があった。そこで、二液反応型の
ウレタン樹脂で塗装をする場合に、最下層の塗膜を、二
液、すなわち、主剤および硬化剤を混合して合成樹脂成
形品の表面に塗布し、アミン雰囲気中で比較的低い温度
で加熱して形成ずろ方法が特公昭53−1.9038号
によって提案されている。
発明の解決しようとする問題点 しかし、この方法は、アミン雰囲気中で塗装を行わなけ
ればならないため、その操作が面倒であると共に作業性
が悪いという欠点があった。
発明の目的 本発明は、SMCやRIMなどその内部に気泡を含んで
いる合成樹脂成形品の表面に、二液反応型の熱硬化性合
成樹脂からなる塗膜を、ピンホールなどの欠陥を生ずる
ことなく、かつ簡便に設けることのできる合成樹脂成形
品の塗装方法を提供することを目的とするものである。
発明の構成 本発明のかかる目的は、熱硬化性合成樹脂を反応により
生成する一方の反応物と触媒よりなる塗液と少なくとも
他方の反応物を含む塗液とを調製し、これらの塗液を別
個に塗装すべき表面に塗布し、反応硬化させることによ
って達成される。
本発明において、一方の反応物と触媒よりなる塗液は、
他方の反応物を含んでいてはならない。
これに対し、少なくとも他方の反応物を含むφ液は、触
媒を含んでいてはならないが、一方の反応物を含んでい
てもよく、一方の反応物の一部を含んでいることが好−
よしい。
本発明において、−11記二種の塗液を塗布する順序は
、とくに問わず、いずれを先に塗布してもよいが、一方
の反応物と触媒よりなる塗液を先に塗布することが好ま
しい。
本発明に好ましく使用しうる二液型反応の熱硬化性合成
樹脂としては、ウレタン樹脂、エポシキ樹脂などが挙げ
られる。
本発明において、好ましく使用しうる触媒としては、ウ
レタン樹脂を二液型反応の熱硬化性合成樹脂として用い
ろときには、ラウリル酸ジブチル錫、テトラメチルエチ
レンジアミン、ナフテン酸鉛、オクチル酸亜鉛、ジメチ
ルメタノールアミンなどが、またエポシキ樹脂を二液型
反応の熱硬化性合成樹脂として用いるときには、テトラ
メチルエチレンジアミン、ジメチルメタノールアミンな
どが挙げられる。
本発明において、触媒の添加量は、触媒と混合する反応
物の量、少なくとも他方の反応物を含む塗液の組成など
により、その好ましい量を異にするが、少なずぎると、
塗膜中に気泡をトラ・ツブすることができないおそれが
あり、他方、多すぎると、硬化速度が大きくなりすぎ、
生成した塗装の表面にオレンジピールと呼ばれる微細な
凹凸が生じ、外観を損ねるおそれがある。したがって、
その量は、実験的に決定することが望ましいが、ウレタ
ン樹脂の場合には、触媒量が、0.5重量%以下のとき
に、好ましい結果が得られることが多い。
本発明にしたがって、合成樹脂成形品表面に最下層の熱
硬化性合成樹脂塗膜が、形成され、反応硬化後は、従来
の方法により、この層の上に、必要な数の熱硬化性合成
樹脂塗膜が設けられる。
本発明によれ!f、加熱しないで、しかも短時間のうち
に硬化した塗膜をSMC,RIMなどの表面に設けるこ
とができるので、SMC,RIMなどの内部にふくまれ
ている気泡をそのまま塗膜内部に閉じ込めることができ
、ピンホールなどの欠陥のない高品質の塗膜を形成する
ことが可能となるだけでなく、アミン雰囲気中で塗装を
行う必要もないから、作業性にも優れている。
実施例 以下、本発明の効果をより一層明らかにするため、実施
例を掲げる。
実施例1 主剤が、分子量2500のポリエステルポリオール(不
揮発成分70%、20℃における粘度300〜400c
ps)よりなり、硬化剤が、分子量562のへキザメチ
レンジイソシアネートポリマー(不揮発成分75%、2
0℃における粘度50〜200cps)よりなる二液反
応型ウレタン塗料を、触媒としてラウリル酸ジブチル錫
を用いて、SMCの表面に塗装した。
まず、硬化剤120重量部と触媒0.15重量部よりな
る第一の塗液をSMC表面に塗布し、5分以上経過後、
主剤と硬化剤よりなる第二の塗液を、第一の塗膜上に1
0ミクロンの膜厚で塗布した。
更に、5分以」−経過後、主剤および硬化剤を当量比で
含む、ずなわぢ、主剤500重量部、硬化剤100重量
部よりなる第三の塗液を膜厚15ミクロンで塗布し、1
0分以上経過後、90℃で30分にわたり、焼き付けを
おこなった。
第一の塗膜の膜厚、および主剤と硬化剤よりなる第二の
塗液における主剤と硬化剤の混合比を、第1表に示すよ
うにに変えて、6つのザンプルを調製し、ピンホール発
生度を調べ、また、第二の塗液を塗布し、乾燥後の塗膜
面の塗膜硬度を併せて測定した。ここに、ピンホール発
生度はΔSTM : D 714−56にした゛がって
評価し、塗膜硬度は鉛筆硬度により試験した。その結果
を、第1表に示す。
本実施例で用いたのと同じSMCにウレタン塗料を14
0℃で焼き付けを行ったときのピンホール発生度は、N
o、 6 Fであったので、本発明により塗装を行った
甘l〜6はいずれも、ピンホール発生度が著しく減少し
たことが判明した。
また、塗膜硬度は、4B以下であると、べとつき感があ
り、第三の塗膜を上述のように焼き付けによって形成す
るときには、第一および第二の塗膜中に含まれている気
泡が膨張し、場合によっては、第三塗膜の表面性を損な
うことがあるので、第一の塗液の塗膜厚は、5〜10ミ
クロンであることが好ましい。
第1表 実施例2 実施例1と同じ主剤、硬化剤および触媒を用いて、SM
Cの塗装を行った。各塗液中の主剤、硬化剤の含有量、
触媒添加量および塗膜厚は、第2表に示すとおりとし、
第一の塗液の塗布より5分後に、第二の塗液を塗布した
第一の塗液の塗布後の塗液がゲル化して流動性がゼロに
達するまでの硬化時間と触媒添加量との関係は、第1図
に示すようになり、触媒添加量が0.5重量%を越える
と、硬化が急速になりすぎて、最終的な第三の塗膜表面
に小さな凹凸ができることのあることが判明した。
実施例3 主剤が、分子量2500のポリエステルポリオール(不
揮発成分含有量70%、20℃における粘度300〜4
00cps)よりなり、硬化剤が分子量562のへキサ
メチレンジイソシアネートポリマー(不揮発成分含有量
75%、20℃における粘度50〜200cps)より
成る二液反応型ウレタン塗料を、触媒としてラウリル酸
ジブチル錫を用いて、SMCの表面に塗布した。
まず、硬化剤120部、触媒0.15部よりなる第一塗
液を、5ミクロンの塗膜厚でSMCの表面に塗布し、8
分経過後、第3表に示されるように、第二の塗液として
、主剤および硬化剤の混合割合が異なる7種の塗液を調
製し、12ミクロンの塗膜厚で、第一の塗膜」−に塗布
した。さらに、8分経過後、主剤500部、硬化剤10
0部よりなる第三の塗液を、第二の塗膜上に12ミクロ
ンの塗膜厚で塗布した。
第2図は、第二の塗液の塗布、乾燥後の第二塗膜表面の
塗膜硬度を鉛筆硬度によって測定した結果を示すもので
ある。ここに、横軸は、主剤と硬化剤の混合割合が当量
比である場合を100%としてパーセント表示した主剤
と硬化剤の混合割合である。
第2図より、主剤と硬化剤の混合割合が、96〜112
%のときに、十分な塗膜硬度が得られ、好ましいことが
判明した。
第3表 】 1 本発明は、以上の実施例に限定されることなく特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能で
あり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである
ことは言うまでもない。
発明の効果 本発明によれば、内部に気泡を含んでいるような合成樹
脂成形品の表面に熱硬化性合成樹脂を用いて塗装する場
合にも、合成樹脂成形品表面の塗膜を急速に硬化させ、
内部に気泡を閉じ込めることができるので、合成樹脂成
形品の表面に熱硬化性合成樹脂よりなる塗膜を、ピンホ
ールなどの欠陥を生ずることなく、かつ簡便に設けるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例における第一塗液の硬化時間と触媒添
加量との関係を示すグラフであり、第2図は、実施例に
おける第二塗液中の主剤と硬化剤の混合割合と第二塗膜
の表面の塗膜硬度との関係を示すグラフである。 ] 2 第1図 第2図 主剤/′硬化剤(M雪010)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 二液反応型の熱硬化性合成樹脂により合成樹脂成形品の
    表面を塗装する方法において、該熱硬化性合成樹脂を反
    応により生成する一方の反応物と触媒よりなる塗液と少
    なくとも他方の反応物を含む塗液とを調製し、これらの
    塗液を別個に塗装すべき表面に塗布し、反応硬化させる
    ことを特徴とする合成樹脂成形品の塗装方法。
JP21513786A 1986-09-12 1986-09-12 合成樹脂成形品の塗装方法 Pending JPS6369836A (ja)

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JPS6369836A true JPS6369836A (ja) 1988-03-29

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