JPS636821B2 - - Google Patents

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JPS636821B2
JPS636821B2 JP56063822A JP6382281A JPS636821B2 JP S636821 B2 JPS636821 B2 JP S636821B2 JP 56063822 A JP56063822 A JP 56063822A JP 6382281 A JP6382281 A JP 6382281A JP S636821 B2 JPS636821 B2 JP S636821B2
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JP
Japan
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circuit
analog switch
light
voltage
amplification
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JP56063822A
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JPS57178118A (en
Inventor
Shinichiro Hatsutori
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP56063822A priority Critical patent/JPS57178118A/ja
Publication of JPS57178118A publication Critical patent/JPS57178118A/ja
Publication of JPS636821B2 publication Critical patent/JPS636821B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/44Electric circuits

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、写真撮影装置の測光回路に係り、
特に測光回路の増幅並びに積分兼用回路に関す
る。
既に特開昭54−48235号公報において増幅並び
に積分兼用回路を備えた電気シヤツタ制御回路が
開示されている。この増幅並びに積分兼用回路
は、上述の公報から明らかなようにタイミングス
イツチが切り換えられこの回路が積分器として動
作するときには高入力インピーダンスの演算増幅
器の非反転及び反転入力間に接続された受光素子
に並列に対数圧縮ダイオード及び抵抗から成る直
列回路が接続されているままにあることから、積
分動作する増幅並びに積分兼用回路からの積分出
力信号に積分誤差が発生する虞れがある。この積
分誤差は受光素子の出力電流が小さいとき即ち、
微弱光が受光素子に入射されるときに特に著し
く、測光誤差に至ることとなる問題があつた。こ
の原因は、上述のような回路構成では受光素子の
見掛上の内部インピーダンスが低下されるからで
ある。
上述の問題を解決する回路構成として、対数圧
縮ダイオード及び積分用キヤパシタの夫々にアナ
ログ・スイツチを直列に接続し、積分用キヤパシ
タに並列に放電用キヤパシタを接続することが考
えられるが、アナログ・スイツチとして非導通時
にゲート漏れ電流の非常に少ないFETを採用す
る必要がある。然しながら、このようなFETは、
価格が高く、このようなFETを複数個用いた回
路は、高価となつてしまう問題がある。
この発明の目的は、上記のような事情に鑑みな
されたものであつて積分誤差の虞れを除去し、し
かもその価格を低減した増幅並びに積分兼用回路
を提供するものである。
以下図面を参照しながら、この発明の実施例に
ついて説明する。
第1図は、この発明の増幅並びに積分回路の一
実施例が示されている。第1図に示されるように
高入力インピーダンス演算増幅器2、例えば
NEC社製μpc252A(商品名)の非反転入力端子及
び反転入力端子間には受光素子4が接続されてい
る。この演算増幅器2の非反転入力端子及び出力
端子間には、積分用キヤパシタ6及び負荷インピ
ーダンス素子としての対数圧縮ダイオード8から
成る直列回路が接続され、積分用キヤパシタ6及
び対数圧縮ダイオード8の夫々に並列に第1及び
第2のアナログ・スイツチ10,12が接続され
ている。
第1図に示される増幅並びに積分兼用回路は、、
増幅器として動作する際には図示されないアナロ
グ・スイツチ駆動回路によつて第1のアナログ・
スイツチ10が導通され、第2のアナログ・スイ
ツチ12が非導通に保れる。従つて、対数圧縮ダ
イオード8のインピーダンスが受光素子4からの
出力電流に応じて変化し、その結果受光素子4か
らの出力電流を対数圧縮し、電流電圧変換した出
力電圧が演算増幅器2の出力端に発生される。増
幅並びに積分兼用回路が積分器として動作される
際には、第1のアナログ・スイツチ10が非導通
に保れ、即ち、開成され、第2のアナログ・スイ
ツチ12が導通即ち、閉成され、受光素子4から
の出力電流を時間積分し、電流電圧変換した出力
電圧が演算増幅器2の出力端に発生される。増幅
並びに積分兼用回路が増幅動作から積分動作に切
り換えられる際には第1のアナログ・スイツチ1
0は導通状態から非導通状態に切り換えられる。
第1のアナログ・スイツチ10が導通状態にある
間、積分用キヤパシタ6は短絡状態に保れ、第1
のアナログ・スイツチ10が非導通に変化した際
に充電され始める。従つて、演算増幅器2の出力
電圧は、第1のアナログ・スイツチ10の導通即
ち、閉成時の零レベルから次第に上昇する。換言
すれば、第1のアナログ・スイツチ10が開成さ
れ、第2のアナログ・スイツチ12が閉成される
と演算増幅器2の出力端から積分出力が発生され
る。
第1のアナログ・スイツチ10は、閉成時にお
ける漏れ電流が十分に小さい即ち、100ピコ・ア
ンペア以下であることが要求され、それ故ゲート
漏れ電流の小さなMOS―FETが採用されること
が好ましいが、第2のアナログ・スイツチ12
は、対数圧縮ダイオード12のインピーダンスに
比べて充分高インピーダンスであれば良いことか
ら、高価な漏れ電流の小さいスイツチング素子例
えば、MOS―FETを用いなくとも良いこととな
る。
第2図は、この発明の増幅並びに積分兼用回路
の他の実施例を示している。この第2図に示され
る回路においては、対数圧縮ダイオード12に代
えて負荷インピーダンスとして負荷抵抗14が用
いられている。この負荷抵抗14は、演算増幅器
2の出力端子及びアース間に直列に接続された分
圧抵抗16,18間の接続点20にその一端が接
続され、その他端が積分用キヤパシタ6に接続さ
れている。第2のアナログ・スイツチ12は、こ
の負荷抵抗の他端と演算増幅器2の出力端間に接
続されている。
この第2図に示される回路において第1のアナ
ログ・スイツチ10が閉成され、第2のアナロ
グ・スイツチ12が開成されると、この回路は第
1図に示した回路とは異なり線形増幅器として動
作される。即ち、受光素子4からの出力電流IL
抵抗値Rを有する負荷抵抗14を流れ、分圧抵抗
16,18間の接続点20の電位VAがVA=R×
ILになるように演算増幅器2が動作する。従つ
て、この演算増幅器2の出力電圧V0は、 V0=R×IL×R1+R2/R2 となる。
次に、第1のアナログ・スイツチ10が開成さ
れ、第2のアナログ・スイツチ12が閉成される
と、第1図に示した回路と同様にこの第2図に示
す回路は、積分回路として動作する。即ち、抵抗
14は抵抗16に並列接続される形となり、演算
増幅器2の出力端からは積分出力が発生される。
第2図に示した増幅並びに積分兼用回路におい
て分圧抵抗16をゼロ・オーム、即ち、短絡した
場合の回路を内視鏡撮影装置に応用した一例を第
3図から第6図を参照しながら説明する。
第3図は、一般的な内視鏡写真撮影装置を示す
概略図であつて、内視鏡22の光源コネクタ24
が光源ユニツト26に接続され、内視鏡接眼部2
8には内視鏡カメラ3が装着されている。内視鏡
22内にはライトガイド32とイメージガイド3
4とが設けられ、イメージガイド34の一方端は
対物レンズ系36に対向し他方端は接眼レンズ3
8に対向されている。内視鏡カメラ30にはフイ
ルム40を装填したフイルムカセツトが設けられ
フイルム40はシヤツタ42を介して撮影レンズ
44に対向されている。カメラ30内において撮
影レンズ44と内視鏡接眼部28との間にビーム
スプリツタ46が設けられる。ビームスプリツタ
46の側面には受光素子4が設けられ、受光素子
4の出力端はカメラ制御回路50に接続されこの
カメラ制御回路50にはシンクロスイツチ52が
接続されている。カメラ制御回路50の出力端は
端子54及び56を介して信号伝送路58に接続
されている。この信号伝送路58は端子60及び
62を介して光源ユニツト26の光源制御回路6
4に接続されている。この光源ユニツト26には
撮影用閃光放電管、即ちストロボ管66が設けら
れ、このストロボ管66は集光レンズ68を介し
て光路切換ミラー70に対向しまた、この光路切
換ミラー70には照診光源、即ち、照診用ハロゲ
ンランプ72が対向配置されている。尚、ランプ
72には集光ミラー74が配設される。
上記内視鏡装置の電気回路系が第4図に示され
ている。この回路によると、カメラ制御回路50
には、既に説明した増幅並びに積分兼用回路76
が設けられている。この回路76の演算増幅回路
2の反転及び非反転入力端間には受光素子4が接
続され、反転入力端と出力端との間にはキヤパシ
タ6と抵抗14の直列回路が接続されている。キ
ヤパシタ6及び抵抗14には夫々第1及び第2の
アナログスイツチ10及び12が接続されてい
る。
このアナログ・スイツチ10,12を開閉する
ドライバ75,77,79がカメラ制御回路64
に設けられ、このドライバ75,77,79は、
シンクロスイツチ52が接続されているタイミン
グ発生器81に接続されている。この増幅並びに
積分兼用回路76とドライバ75,77は、例え
ば、第5図に示されるように構成される。即ち、
第1のアナログ・スイツチ10が非導通時のゲー
ト漏れ電流の小さく、サブストレイトが接地され
たMOS―FETで構成され、第2のアナログ・ス
イツチ12が接合型FETで構成されている。第
1及び第2のアナログ・スイツチ10,12を構
成するFETのゲートには、ドライバ75,77
として夫々第1及び第2の比較器の出力端が接続
され、この比較器75,77の反転入力端には、
ツエナー・ダイオード83のカソードが接続され
るとともに、抵抗を介して電源Vに接続され、こ
のツエナー・ダイオード83のアノードは接地さ
れている。第1及び第2の比較器75,77の非
反転入力端がタイミング発生器81に接続されて
いる。電流電圧変換兼積分回路76の出力端は比
較器78の非反転入力端に接続されると共にアナ
ログスイツチ80の接点Aに接続されている。比
較器78の出力端はアナログスイツチ80の端子
Bに接続され、比較器78の反転入力端には基準
電源82が接続されている。アナログスイツチ8
0の共通端子はボルテージフオロア84の非反転
入力端に接続される。ボルテージフオロア84の
出力端は端子56、伝送路58及び端子64を介
してLEDドライバ86の非反転入力端に接続さ
れている。このドライバ86の出力端はフオトカ
プラ88のLEDを介して反転入力端に接続され、
この反転入力端はフオトカプラ90のLEDを介
して出力端に接続されると共に抵抗92を介して
接地されている。フオトカプラ88のフオトダイ
オードは、電流電圧変換器94に接続され、この
電流電圧変換器94の出力端はアナログスイツチ
96の共通端子に接続されている。アナログスイ
ツチ96の端子Cは転流トリガ回路98に接続さ
れ、端子Dは光量調整アンプ100の反転入力端
に接続されている。このアンプ100の非反転入
力端は光量設定回路102に接続され、出力端は
アナログスイツチ104を介してダーリントン・
トランジスタ106のベースに接続されている。
このダーリントン・トランジスタ106を介して
照診ランプ72が電源V+に接続されている。ド
ライブ回路のフオトカプラ90のフオトトランジ
スタのコレクタは電源V+に接続され、エミツタ
は抵抗108を介して接地されると共にシーケン
ス回路110の入力端に接続されている。シーケ
ンス回路110の第1出力端はアナログスイツチ
104のドライバ112に接続され第2出力端は
アナログスイツチ96のドライバ114に接続さ
れ第3出力端は閃光放電管装置、即ちストロボ装
置のトリガ回路116に接続されている。トリガ
回路116の出力端は閃光放電管、即ちストロボ
管66のトリガ電極及びストロボ管66に直列に
接続された主サイリスタ118のゲートに接続さ
れる。ストロボ装置の充電回路120は主キヤパ
シタ122に接続されると共にコイル124を介
してストロボ管66と主サイリスタ118の直列
回路に接続されている。主サイリスタ118には
抵抗126が並列に接続されこの主サイリスタ1
18のアノードは転流キヤパシタ128及び転流
サイリスタ130を介してカソードに接続され
る。転流キヤパシタ128と転流サイリスタ13
0との接続点は抵抗132及びコイル124を介
して充電回路120に接続されている。転流サイ
リスタ130のゲートは転流トリガ回路98の出
力端に接続されている。
次に、上記構成の内視鏡撮影装置の動作を第6
図のタイムチヤートを参照して説明する。
まず、照診の場合について説明する。この場合
には、光源ユニツト64の光路切換ミラー70が
第3図において実線で示すように設置され照診ラ
ンプ72からの光が内視鏡22のライトガイド3
2に導かれる。ライトガイド32を介して伝達さ
れた照診光は被写体136に照射される。被写体
136からの反射光は対物レンズ系36、イメー
ジガイド34及び接眼レンズ38を介して内視鏡
カメラ30のビームスプリツタ46に入射され、
ビームスプリツタ46に入射した光の一部は受光
素子4で受光される。受光素子4は被写体136
への照射光量に対応する出力信号を発生しこの信
号をカメラ制御回路50の増幅並びに積分兼用回
路76に入力される。このときには、タイミング
信号発生回路81はアナログ・スイツチ10を導
通させ、アナログ・スイツチ12を非導通にする
ようドライバ75及び77にタイミング信号を供
給すると共にアナログスイツチ80を端子Aに接
続するようにドライバ79にタイミング信号を供
給する。
即ち、第6図に示すようにドライバ75及び7
7を構成する比較器の反転入力端は、ツエナー・
ダイオード83によつてツエナー電圧Vzに保れ
ている為第1及び第2の比較器75,77の非反
転入力端がツエナー電圧Vzより小さい時は、両
比較器75,77の出力は、いずれもその負電源
電圧に近い電圧で飽和し、ツエナー電圧Vzより
も大きい時は、両比較器75,77の出力は、い
ずれも正電源電圧に近い電圧で飽和する。また、
第1及び第2のアナログ・スイツチ10,12を
夫々構成するMOS―FET及び接合型FETは、N
チヤンネルFETである場合にはゲート電圧がソ
ースに対して負であつてピンチオフ電圧よりも大
きいときには、ソース・ドレイン間は非導通状態
に保れ、ゲート電圧がソースに対して正であると
きには、導通状態に保れる。従つて、第1の比較
器75の非反転入力端にタイミング信号発生回路
81からツエナー電圧Vzよりも大きな閉成信号
が供給されると、第1のアナログ・スイツチ10
を構成するMOS―FETが導通され、また、第1
の比較器75の非反転入力端にタイミング信号発
生回路81からツエナー電圧よりも小さい開成信
号が供給されると、第1のアナログ・スイツチ1
0を構成するMOS―FETは非導通に保れる。第
2の比較器77及び第2のアナログ・スイツチ1
2を構成する接合型―FETも同様に動作される。
即ち、ツエナー電圧をスレツシヨルド電圧として
タイミング信号発生回路81から供給される信号
によつて第1及び第2のアナログ・スイツチ1
0,12は制御される。このような制御によつて
第1のアナログ・スイツチ10が閉成され、第2
のアナログ・スイツチ12が閉成されるに至る
と、回路76は電流電圧変換増幅器として作動し
受光素子4の出力信号を電圧信号に変換する。こ
の電圧信号はアナログ・スイツチ80の端子Aを
介してボルテージフオロワ84に供給される。ボ
ルテージフオロワ84の出力信号は端子56、伝
送路58及び端子64を介して光源ユニツト64
のドライブ回路LEDドライバ86の非反転入力
端に供給される。このときには、LEDドライバ
86は一種の電流信号源として動作し非反転入力
端に供給された電圧信号の電圧と同じ大きさの電
圧が反転入力端に現われるように抵抗92に電流
を流す。このLEDドライバ86の非反転入力端
の電圧信号が正極であるのでこのLEDドライバ
86の出力端は高レベルとなりフオトカプラ88
のLEDは点灯する。このフオトカプラ88の
LEDに流れる電流はオペアンプ86の非反転入
力端に入力される信号に完全に比例する。また、
このフオトカプラ88のLEDの電流とフオトダ
イオードの電流とはかなりの精度で比例するので
電流電圧変換回路94の出力はフオトカプラ88
のLED電流、即ちドライバ86の非反転入力端
の信号にほぼ比例する。電流電圧変換回路94の
出力はアナログ・スイツチ96の端子Dを介して
光量調整アンプ100の反転入力端に供給され
る。このアンプ100は光量設定回路102の設
定信号と前記電流電圧変換回路94の出力信号と
を差動増幅する。アンプ100の出力信号はアナ
ログ・スイツチ104を介してダーリントントラ
ンジスタ106を制御し照診ランプ72の光量を
調節する。この照診光量調節により接眼部28で
観察できる被写体136の明るさは一定の明るさ
となる。従つて、内視鏡22の先端部と被写体と
の距離が変化しても被写体136の明るさが常に
一定となるように自動照診光調節がおこなわれ
る。
次に、撮影をする場合について説明する。この
場合には、例えば内視鏡カメラ30のレリーズボ
タンが押されレリーズ動作がおこなわれる。この
レリーズ動作に応答してシンクロ・スイツチ52
が第6図Aに示す時間t1でオンになるとタイミン
グ信号発生回路81のタイミング信号に応答して
第6図D及びEに示すようにアナログ・スイツチ
10及び12は閉成され、また第6図Cに示すよ
うにアナログ・スイツチ80が端子Bに接続され
る。この結果、増幅並びに積分兼用路76の出力
はほぼゼロとなるので比較器78は負の飽和電圧
を出力する。この負飽和電圧はアナログ・スイツ
チ80の端子Bを介してボルテージフオロワ84
に入力される。このボルテージフオロワ84の出
力、即ち負飽和電圧は第6図Bに示すようにほつ
ており、端子56、伝送路58及び端子64を介
してドライブ回路のドライバ86の非反転入力端
に供給される。このため、ドライバ86の出力は
負レベルとなりフオトカプラ90のLEDが点灯
される。このとき、フオトカプラ88のLEDは
不点灯状態に保れる。フオトカプラ90のLED
の点灯によりフオトトランジスタはオンになり抵
抗108に電圧が現われる。この電圧はシーケン
ス回路110に印加されこのシーケンス回路11
0は作動する。シーケンス回路110は時点t1
おいてドライバ112を作動させ第6図Jに示す
ようにアナログ・スイツチ104を開成する。こ
れにより、照診ランプ72は消灯する。また、第
6図Fに示すようにこの時点t1において光路切換
ミラー70を移動させるミラー駆動ソレノイドに
駆動信号が供給される。シーケンス回路110は
時点t2においてドライバ114を作動させ第6図
Kに示すようにアナログ・スイツチ96を端子C
に接続する。アナログ・スイツチ104をオフに
する時点t1とアナログ・スイツチ96を切換える
時点t2との間に時差が設けられているがこれは光
量調整アンプ100の非反転入力端がゼロになり
このアンプ100の出力が過大になつて照診ラン
プ72に大電流が流れるのを防ぐためである。第
6図Fに示すように時点t3で光路切換ミラー70
は第3図に一点鎖線で示す位置に移動しシヤツタ
42が開き始める。またこのとき、内視鏡カメラ
30の増幅並びに積分兼用回路76のアナログ・
スイツチ12が開成されると同時にアナログスイ
ツチ10が開成される。従つて、第6図Iに示す
ように回路76は積分回路として作動し受光素子
4の出力信号の積分を開始する。第6図Gに示す
ように時点t4でシヤツタ70が全開したときシー
ケンス回路110はトリガ回路116に発光信号
を入力する。この発光信号に応答してトリガ回路
116はストロボ管66のトリガ電極及び主サイ
リスタ118のゲートにトリガ信号を供給し第6
図Hに示すようにストロボ管66を発光させる。
ストロボ発光光、即ち撮影光は集光レンズ68に
よつて内視鏡22のライトガイド32に集光され
このライトガイド32を介して被写体136に照
射される。被写体136からの反射光は照射光の
場合と同様にカメラ30内の受光素子4により光
電信号に変換される。この受光素子4の出力信号
は積分動作中の回路76によつて積分される。第
6図Iに示すように積分出力が基準電源82の基
準電圧Vrefに達すると比較器78の出力は反転
しアナログ・スイツチ80の端子B及びボルテー
ジフオロワ84を介して伝送路58に伝送され
る。このときの信号が第6図の時点t5において示
される。光源ユニツト26のLEDドライバ86
の非反転入力端が大きな正極レベルとなるのでフ
オトカプラ88のLEDは点灯し電流電圧変換回
路94からは正極性の大レベル信号が出力され
る。この信号がアナログ・スイツチ96の端子C
を介して転流トリガ回路98に供給されるとこの
転流トリガ回路98は転流サイリスタ130のゲ
ートにトリガ信号を供給しこのサイリスタ130
をオンにさせる。この結果、主サイリスタ130
が転流キヤパシタ128の充電電圧により逆バイ
アスされオフになりストロボ管66の発光が第6
図Hに示すように停止され撮影光の調光がおこな
われる。この後、第6図Gに示すように時点t6
シヤツタ42が閉じ始め、第6図Kに示すように
アナログ・スイツチ96は端子Dに接続される。
このとき、アナログ・スイツチ104はオフに保
たれており照診ランプ72は不点灯状態にある。
シヤツタ42が完全に閉成した時点t7においてシ
ーケンス回路110はドライバ112を介してア
ナログ・スイツチ104を閉成し、照診ランプ7
2を点灯させる。またこの時点t7ではシーケンス
回路110は図示しない光路切換ミラー駆動ソレ
ノイドを消勢し光路切換ミラー70を第3図の実
線で示す位置に復帰させ始める。光路切換ミラー
70は時点t8で元の位置に復帰すると照診ランプ
72の照診光がライトガイド32に導かれ内視鏡
装置は最初の照診状態に復帰される。
上述したように、照診時には、被写体光量に対
応する受光素子出力信号が照診光調光信号として
信号伝送路に伝送され、撮影時には、レリーズ動
作に応答して発生するシンクロ信号が信号伝送路
に伝送され、撮影光による被写体光量を測定し撮
影光を調節する撮影光調光信号が信号伝送路に伝
送される。信号伝送路を介して伝送される照診光
調光信号、シンクロ信号及び撮影光調光信号は、
夫々所定の電気回路系へ導かれ照診調光、撮影光
発光及び撮影光調光をおこなわせる。このように
構成することによつて、ノイズに影響されること
なく正確な自動露出がおこなわれしかも自動照診
光調光がおこなえる。更に、接続ピン数及び信号
伝送線数を小数にして受光素子出力、シンクロ信
号及び撮影光調光信号が内視鏡カメラから光源ユ
ニツトに伝送できるので内視鏡接眼部及び内視鏡
コネクタが小型化でき、しかも内視鏡可撓管を細
くできるので内視鏡の操作性が向上する。
尚、上記実施例においては、照診時(非撮影
時)に増幅並びに積分兼用回路76の出力が自動
照診光調光のために用いられているがこれは主キ
ヤパシタ122の充電電圧または1段アンダ、オ
ーバのような露出補正値等と演算をおこない、自
動露出の可能または不可能を判定するために用い
てもよい。この場合、光源ユニツトにブザー等の
警報器を設けこの警報器の作動により自動露出不
可能を報知し不適正露出写真の発生を防止するよ
うにできる。更に、ストロボ光を電子的に調光制
御して撮影光を調光しているがランプ光源を用い
ランプ光源光を光源シヤツタによつて遮断する撮
影光調光方式を用いてもよい。また、フオトカプ
ラ等を含む回路部は光源ユニツトに限らず内視鏡
に設けてもよい。更にまた、第4図に示す実施例
においては、第2図に示した回路例を組み込んだ
例について説明している。これは、内視鏡写真撮
影においては、一般に被写体及び光源が限定さ
れ、一般の汎用カメラのように大きなダイナミツ
ク・レンジを有する光を測光する必要がなく、特
に対数圧縮変換するまでもないことから第1図に
示した回路例を用いず、第2図に示した回路例を
用いている。第1図に示した回路例を用いても良
いことは、明らかであるが、内視鏡撮影装置とし
ては、対数圧縮ダイオードのような温度による影
響を受ける素子を用いず、安定に動作させる点で
第2図に示す回路例を用いることが好ましい。
以上のようにこの発明によれば、安定に動作
し、しかも低価格に構成することができる増幅並
びに積分兼用回路が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、夫々この発明の増幅並び
に積分兼用回路の実施例を示す回路図、第3図
は、内視鏡撮影装置の概略を示す図、第4図は、
この発明の増幅並びに積分兼用回路の一例を組み
込んだ内視鏡装置の回路図、第5図は第4図に示
したドライバ及び増幅並びに積分兼用回路の詳細
を示す回路図及び第6図は第4図の回路の動作を
説明するタイム・チヤート図である。 2……演算増幅器、4……受光素子、6……積
分用キヤパシタ、8……対数圧縮ダイオード、1
0,12……アナログ・スイツチ、14……負荷
抵抗、16,18……分圧抵抗、20……接続
点、22……内視鏡、26……光源ユニツト、3
0……内視鏡カメラ、32……ライトガイド、3
4……イメージガイド、40……フイルム、42
……シヤツタ、50……カメラ制御回路、52…
…シンクロ・スイツチ、58……信号伝送路、6
4……光源制御回路、66……ストロボ管、70
……光路切換ミラー、81……タイミング信号発
生器、82……基準電源、84……ボルテージフ
オロワ、110……シーケンス回路、88、90
……フオトカプラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 演算増幅回路と、この演算増幅回路の入力端
    子間に接続された受光素子と、前記演算増幅回路
    の非反転入力端子及び出力端子間に接続された積
    分用キヤパシタ及び負荷インピーダンス素子から
    成る直列回路と、前記積分用キヤパシタに並列に
    接続された非導通時における漏れ電流が小さな第
    1のアナログ・スイツチと、及び前記負荷インピ
    ーダンス素子に並列に接続された第2のアナロ
    グ・スイツチとから構成されることを特徴とする
    増幅並びに積分兼用回路。 2 前記負荷インピーダンス素子は電流・電圧特
    性が対数変化する素子であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の増幅並びに積分兼用回
    路。 3 前記負荷インピーダンス素子は、抵抗である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の増
    幅並びに積分兼用回路。 4 前記漏れ電流が100ピコアンペア以下である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の増
    幅並びに積分兼用回路。 5 前記直列回路が分圧抵抗を介して前記演算増
    幅器の出力端子に接続されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の増幅並びに積分兼
    用回路。 6 前記負荷インピーダンス素子は電流・電圧特
    性が対数変化する素子であることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項記載の増幅並びに積分兼用回
    路。 7 前記負荷インピーダンス素子は、抵抗である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の増
    幅並びに積分兼用回路。 8 前記漏れ電流が100ピコアンペア以下である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の増
    幅並びに積分兼用回路。
JP56063822A 1981-04-27 1981-04-27 Amplifying and integrating circuit Granted JPS57178118A (en)

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