JPS6366517A - 光ケ−ブルの製造方法 - Google Patents
光ケ−ブルの製造方法Info
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- JPS6366517A JPS6366517A JP61212346A JP21234686A JPS6366517A JP S6366517 A JPS6366517 A JP S6366517A JP 61212346 A JP61212346 A JP 61212346A JP 21234686 A JP21234686 A JP 21234686A JP S6366517 A JPS6366517 A JP S6366517A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は光ケーブルの製造方法に関し、とくに光ケーブ
ル内に収納される光ファイバに余長を与える光ケーブル
の製造方法に関するものである。
ル内に収納される光ファイバに余長を与える光ケーブル
の製造方法に関するものである。
第４図に従来のこの種の光ケーブルの製造方法の構成概
要を例示する。ボビンから供給される光ファイバ１には
、たとえばナイロン糸、綿糸、ケブラなどの糸または幅
の広いプラスチックテープなどで粗巻２を施し、光ファ
イバユニット３を形成した後、ＬＡＰテープ４を円筒状
に形成した中に挿入し、たとえば鋼線からなる抗張力線
５とともに外被材供給装置のクロスヘッド６から外被材
を塗布・被覆し、冷却槽７を通して外被材を冷却・固化
して光ケーブル８を形成し、巻取ドラム１０の径で光ケ
ーブル８に収納されている光ファイバ１の余長を制御す
るためにベルトキャプスタン９を介して、光ケーブル８
を送行させ巻取ドラム１０に巻取るライン工程からなる
製造方法である。
要を例示する。ボビンから供給される光ファイバ１には
、たとえばナイロン糸、綿糸、ケブラなどの糸または幅
の広いプラスチックテープなどで粗巻２を施し、光ファ
イバユニット３を形成した後、ＬＡＰテープ４を円筒状
に形成した中に挿入し、たとえば鋼線からなる抗張力線
５とともに外被材供給装置のクロスヘッド６から外被材
を塗布・被覆し、冷却槽７を通して外被材を冷却・固化
して光ケーブル８を形成し、巻取ドラム１０の径で光ケ
ーブル８に収納されている光ファイバ１の余長を制御す
るためにベルトキャプスタン９を介して、光ケーブル８
を送行させ巻取ドラム１０に巻取るライン工程からなる
製造方法である。
一般に光ケーブルに収納される光ファイバに伸び歪が加
わると、寿命、すなわち破断するまでの時間が短かくな
ることが知られているので、この種の製造方法により得
られる光ケーブルは、ケーブル布設時、または布設後に
光ファイバに伸び歪を加えないようにする光ケーブルの
構造とし、巻取ドラムに巻取る前に、たとえばベルト式
のキャプスタンを介して巻取ドラムの径による光ファイ
バへの余長付与を行っている。
わると、寿命、すなわち破断するまでの時間が短かくな
ることが知られているので、この種の製造方法により得
られる光ケーブルは、ケーブル布設時、または布設後に
光ファイバに伸び歪を加えないようにする光ケーブルの
構造とし、巻取ドラムに巻取る前に、たとえばベルト式
のキャプスタンを介して巻取ドラムの径による光ファイ
バへの余長付与を行っている。
第５図にこの種の光ケーブルの断面′！を造概要を示す
、アルミナープを円筒状に加工形成したＬＡＰテープ３
１の筒の中に光ファイバユニット３０を収納し、その周
囲を、たとえばプラスチックの外す２６で覆い、この外
被２５の中に抗張力線として鋼線３２を埋設して光ケー
ブルを形成している。２１は光ファイバユニット３０の
中心、２２は光ケーブルを延線したときに光ケーブル長
を決める中心（以下光ケーブルの曲げの中心という。）
、２４は巻取ドラムの胴を示す。
、アルミナープを円筒状に加工形成したＬＡＰテープ３
１の筒の中に光ファイバユニット３０を収納し、その周
囲を、たとえばプラスチックの外す２６で覆い、この外
被２５の中に抗張力線として鋼線３２を埋設して光ケー
ブルを形成している。２１は光ファイバユニット３０の
中心、２２は光ケーブルを延線したときに光ケーブル長
を決める中心（以下光ケーブルの曲げの中心という。）
、２４は巻取ドラムの胴を示す。
この光ケーブルの構造において、光ケーブルを構成する
材料のヤング率の組合せにこる光ケーブルの曲げの中心
２２と、収納されている光ファイバ、本例では光ファイ
バユニット３０の中心２１とを異なるようにｄ２の距離
を選定することで、製造工程中で光ケーブルを巻取るド
ラムの胴径により光ファイバユニット３０に一定の余長
を与えることができ、光ケーブルを布設するために延線
した際に収納した光ファイバユニット３０をルー２な状
態とすることができる。
材料のヤング率の組合せにこる光ケーブルの曲げの中心
２２と、収納されている光ファイバ、本例では光ファイ
バユニット３０の中心２１とを異なるようにｄ２の距離
を選定することで、製造工程中で光ケーブルを巻取るド
ラムの胴径により光ファイバユニット３０に一定の余長
を与えることができ、光ケーブルを布設するために延線
した際に収納した光ファイバユニット３０をルー２な状
態とすることができる。
第６図により光ケーブル内に光ファイバユニットが余長
を有して収納される状態を説明する。光ケーブルの製造
工程中で、光ファイバを粗巻して円筒状のＬＡＰテープ
に挿入しながら光ケーブル８を胴径ＲＤの巻取ドラム１
０に巻付けると、光ケーブル８の曲げ中心の層心径ＲＯ
と光ファイバユニットの層心径Ｒｔ７の差Ｒ，−Ｒ，に
もとづく長さ、すなわち（ＲＵ−／ｉ！ｏ）×２πの長
さの光ファイバが余長として光ケーブル８内に収納され
ることになる。
を有して収納される状態を説明する。光ケーブルの製造
工程中で、光ファイバを粗巻して円筒状のＬＡＰテープ
に挿入しながら光ケーブル８を胴径ＲＤの巻取ドラム１
０に巻付けると、光ケーブル８の曲げ中心の層心径ＲＯ
と光ファイバユニットの層心径Ｒｔ７の差Ｒ，−Ｒ，に
もとづく長さ、すなわち（ＲＵ−／ｉ！ｏ）×２πの長
さの光ファイバが余長として光ケーブル８内に収納され
ることになる。
従来のこの種の光ケーブルの製造方法は、巻取ドラムの
径により光ファイバの余長を制御する方法であるため、
光ケーブルをベルト式のキャプスタンを介して巻取ドラ
ムにより巻取らせる方法である。すなわち、巻取ドラム
の径で光ファイバの余長を制御する方法であることから
、巻取ドラムの胴径は、光ケーブル特性、光ケーブル長
よりも光ファイバの余長を優先させて選定する必要がち
シ、また巻取ドラムにおける巻取部での光ケーブルの張
力も重要となシ、巻取張力の制御が必要となる。さらに
、光ケーブルを延線することで光ファイバに余長が与え
られるが、巻取ドラムのドラム巻の状態では、製造時に
おける残留歪が残っていることなどの問題がある。
径により光ファイバの余長を制御する方法であるため、
光ケーブルをベルト式のキャプスタンを介して巻取ドラ
ムにより巻取らせる方法である。すなわち、巻取ドラム
の径で光ファイバの余長を制御する方法であることから
、巻取ドラムの胴径は、光ケーブル特性、光ケーブル長
よりも光ファイバの余長を優先させて選定する必要がち
シ、また巻取ドラムにおける巻取部での光ケーブルの張
力も重要となシ、巻取張力の制御が必要となる。さらに
、光ケーブルを延線することで光ファイバに余長が与え
られるが、巻取ドラムのドラム巻の状態では、製造時に
おける残留歪が残っていることなどの問題がある。
本発明は従来の問題点を解決するため、９数の光ファイ
バを供給し、粗巻を施して光ファイバユニットを形成し
た後、円筒状シて形成したＬＡＰテープ内に挿入し、抗
張力線とともに外被を施した光ケーブルをキャプスタン
を介して巻取ドラムに巻取る製造工程で構成し、抗張力
線の収納位置、或いは光ケーブルの形状または光ケーブ
ル構成材料のヤング率の差を利用して、光ケーブルの曲
げの中心と収納した光ファイバまたは光ファイバユニッ
トの中心とを異ならせることにより、製造工程中で巻取
ドラムに巻取られた際の光ケーブルの曲げの中心と光フ
ァイバまたは光ファイバユニットの中心との層心径差を
利用して、収納した光ファイバに余長を与える光ケーブ
ルの製造方法において、光ファイバに余長を与える工程
は、光ケーブルをホイール式のキャプスタンを通すこと
により光ファイバの余長量を制御することを特徴とし、
とくに光ファイバの余長量の制御は、ホイール式のキャ
プスタンのホイール径により行うことを特徴とし、かつ
ホイール式のキャプスタンのホイール径をＤｔ ＋巻取
ドラムの径をり１．光ケーブルの径をＤとしたとき’Ｄ
、＋Ｄ≧９．＋Ｄ なる条件とすることによシ、製造時
に光ファイバに残留する伸び歪を軽減させることを特徴
としている。
バを供給し、粗巻を施して光ファイバユニットを形成し
た後、円筒状シて形成したＬＡＰテープ内に挿入し、抗
張力線とともに外被を施した光ケーブルをキャプスタン
を介して巻取ドラムに巻取る製造工程で構成し、抗張力
線の収納位置、或いは光ケーブルの形状または光ケーブ
ル構成材料のヤング率の差を利用して、光ケーブルの曲
げの中心と収納した光ファイバまたは光ファイバユニッ
トの中心とを異ならせることにより、製造工程中で巻取
ドラムに巻取られた際の光ケーブルの曲げの中心と光フ
ァイバまたは光ファイバユニットの中心との層心径差を
利用して、収納した光ファイバに余長を与える光ケーブ
ルの製造方法において、光ファイバに余長を与える工程
は、光ケーブルをホイール式のキャプスタンを通すこと
により光ファイバの余長量を制御することを特徴とし、
とくに光ファイバの余長量の制御は、ホイール式のキャ
プスタンのホイール径により行うことを特徴とし、かつ
ホイール式のキャプスタンのホイール径をＤｔ ＋巻取
ドラムの径をり１．光ケーブルの径をＤとしたとき’Ｄ
、＋Ｄ≧９．＋Ｄ なる条件とすることによシ、製造時
に光ファイバに残留する伸び歪を軽減させることを特徴
としている。
本発明はホイール式キャプスタンで光ファイバの余長を
制御する方法であるから、余長は光フアイバ供給側の張
力とホイール径によ）決定され、巻取ドラム側とは無関
係となシ、従来の巻取ドラムからの種々の制限がなくな
シ、かつ製造時の光ファイバに残留する歪の問題も軽減
できる。以下図面にもとづき実施例について説明する。
制御する方法であるから、余長は光フアイバ供給側の張
力とホイール径によ）決定され、巻取ドラム側とは無関
係となシ、従来の巻取ドラムからの種々の制限がなくな
シ、かつ製造時の光ファイバに残留する歪の問題も軽減
できる。以下図面にもとづき実施例について説明する。
第１図は本発明の製造方法実施例１の構成概要図である
。光ケーブルを形成するまでの工程は、第４図で説明し
た従来の方法と同じであり、繰返して説明することは省
略する。光ケーブル８の構造は、第５図についてさきに
説明したと同じように、光ケーブルの曲げの中心と光ケ
ーブルに収納される光ファイバまたは光ファイバユニッ
トの中心を異ならせて巻取ドラムに巻付けることで、た
るみをもたせる。光ケーブル８はホイール２０で構成し
たホイールキャプスタン１１を介して巻取ドラム１０に
巻取る。
。光ケーブルを形成するまでの工程は、第４図で説明し
た従来の方法と同じであり、繰返して説明することは省
略する。光ケーブル８の構造は、第５図についてさきに
説明したと同じように、光ケーブルの曲げの中心と光ケ
ーブルに収納される光ファイバまたは光ファイバユニッ
トの中心を異ならせて巻取ドラムに巻付けることで、た
るみをもたせる。光ケーブル８はホイール２０で構成し
たホイールキャプスタン１１を介して巻取ドラム１０に
巻取る。
ここでｔは金属パイプを使用したときの金属層の厚さで
、プラスチックのみのパイプの場合はｔ＝Ｑである。ｒ
Ｑは光ファイバまたは光ファイバユニットの半径である
。Ｃは次の（２）式で求められる。
、プラスチックのみのパイプの場合はｔ＝Ｑである。ｒ
Ｑは光ファイバまたは光ファイバユニットの半径である
。Ｃは次の（２）式で求められる。
ここでＥＰ 、Ａ７Ｍ 、Ｅｍｕはプラスチック部、パ
イプ内側の金属層、抗張力線のそれぞれのヤング率であ
り、Ａｐ、Ａｙ、ＡａＭ、Ａαはプラスチック部、金属
層、抗張力線、プラスチックパイプ内側の断面積である
。
イプ内側の金属層、抗張力線のそれぞれのヤング率であ
り、Ａｐ、Ａｙ、ＡａＭ、Ａαはプラスチック部、金属
層、抗張力線、プラスチックパイプ内側の断面積である
。
第４図に示した従来の製造方法では、光ファイバの余長
を決定するのが巻取ドラム１０の径であシ、巻取ドラム
１０に光ケーブル８を巻取るとき、光ケーブル曲げ中心
と光フアイバ中心の層心径の差によシ光ファイバが引き
込まれながらユニット化されつつ、光ケーブルが巻取ド
ラムに巻取られることで光ファイバに余長を与えていた
。これに対し第１図に示す本発明の製造方法では、ホイ
ール式のキャプスタン１１のホイール２０に巻きつける
ことで光ファイバに余長を与えているのが特徴である。
を決定するのが巻取ドラム１０の径であシ、巻取ドラム
１０に光ケーブル８を巻取るとき、光ケーブル曲げ中心
と光フアイバ中心の層心径の差によシ光ファイバが引き
込まれながらユニット化されつつ、光ケーブルが巻取ド
ラムに巻取られることで光ファイバに余長を与えていた
。これに対し第１図に示す本発明の製造方法では、ホイ
ール式のキャプスタン１１のホイール２０に巻きつける
ことで光ファイバに余長を与えているのが特徴である。
なお光ケーブル８を巻取ドラム１０に巻付けるニセよ、
ホイール２０に巻付けるにせよ、光ケーブルの曲げの中
心を光ファイバの中心よシ曲げの内側に位置するよう巻
付ける必要がある。
ホイール２０に巻付けるにせよ、光ケーブルの曲げの中
心を光ファイバの中心よシ曲げの内側に位置するよう巻
付ける必要がある。
ホイールキャプスタン１１で光ファイバ１の余長を制御
するのは、ホイール２０の径を変えることで容易に実現
できる。ホイールキャプスタン１１にょシ余長を与える
本発明の製造方法には次の利点がある。
するのは、ホイール２０の径を変えることで容易に実現
できる。ホイールキャプスタン１１にょシ余長を与える
本発明の製造方法には次の利点がある。
光ファイバの余長は光フアイバ供給側の張力とホイール
２０の径により決定され、巻取側の張力制御は考慮する
必要がない。
２０の径により決定され、巻取側の張力制御は考慮する
必要がない。
巻取ドラム１０と光ファイバの余長は直接関係がないの
で、従来の光ケーブルと同じように光ケーブル特性と光
ケーブル長から巻取ドラム１０を決定できる。したがっ
て従来の製造方法と異なシ、巻取ドラム１０からの種々
の制限がなくなる。
で、従来の光ケーブルと同じように光ケーブル特性と光
ケーブル長から巻取ドラム１０を決定できる。したがっ
て従来の製造方法と異なシ、巻取ドラム１０からの種々
の制限がなくなる。
従来の製造方法では、巻取ドラム１０に光ケーブル８を
巻取る際に、光ファイバ１を引込むため、どうしても製
造時の歪が光ファイバに残留する問題があったが、ホイ
ールキャプスタン１１を用いることでこの問題は解決出
来る。すなわち、光ケーブルの曲げ中心と光ファイバま
たは光ファイバユニットの中心間距離をＡ１ホイール径
り１、巻取ドラム径ＤＩ、光ケーブル外径Ｄ１ホイール
キャプスタン部での光ファイバの残留歪Ｅとすると、巻
取ドラムで光ケーブルを巻取ったときに光ファイバの残
留歪を零とするためには、 の条件を満たすようにそれぞれの寸法を決めればよい。
巻取る際に、光ファイバ１を引込むため、どうしても製
造時の歪が光ファイバに残留する問題があったが、ホイ
ールキャプスタン１１を用いることでこの問題は解決出
来る。すなわち、光ケーブルの曲げ中心と光ファイバま
たは光ファイバユニットの中心間距離をＡ１ホイール径
り１、巻取ドラム径ＤＩ、光ケーブル外径Ｄ１ホイール
キャプスタン部での光ファイバの残留歪Ｅとすると、巻
取ドラムで光ケーブルを巻取ったときに光ファイバの残
留歪を零とするためには、 の条件を満たすようにそれぞれの寸法を決めればよい。
光ファイバの残留歪をキャプスタン部により小さくする
ためには、 とする必要がある。通常Ｄ＜＜Ｄ、 、Ｄ＜＜Ｄ、
であることから、Ｄ、＞０１が成立する。したがって巻
取ドラム径をホイール径より大とすればよい。
ためには、 とする必要がある。通常Ｄ＜＜Ｄ、 、Ｄ＜＜Ｄ、
であることから、Ｄ、＞０１が成立する。したがって巻
取ドラム径をホイール径より大とすればよい。
本発明の製造方法は、第５図に示した構造の光ケーブル
のみでなく、光ケーブルの曲げ中心と光７アイパまたは
光ファイバユニットの中心を異ならせることで、光ファ
イバに余長をもたせる光ケーブル全般に適用できる。
のみでなく、光ケーブルの曲げ中心と光７アイパまたは
光ファイバユニットの中心を異ならせることで、光ファ
イバに余長をもたせる光ケーブル全般に適用できる。
第２図は本発明の製造方法の他の実施例の構成概要を示
す図である。第１図と同じ符号は同じ部分を示す。本実
施例はホイール式のキャプスタンの代シにホイール１７
に光ケーブル８を巻きつけることによシ光ファイバの余
長を制御する方法で、機能説明は省略するが、第１図の
実施例と同じ作用による製造方法であることは明らかで
あり、本発明の態様に含まれる。
す図である。第１図と同じ符号は同じ部分を示す。本実
施例はホイール式のキャプスタンの代シにホイール１７
に光ケーブル８を巻きつけることによシ光ファイバの余
長を制御する方法で、機能説明は省略するが、第１図の
実施例と同じ作用による製造方法であることは明らかで
あり、本発明の態様に含まれる。
第３図に本発明の第１の実施例の製造方法にょシ試作し
た光ケーブルの断面図を示す。使用した光フアイバ心線
はコア径９μｍφ、屈折率差ム＝０．３％、外径１２５
μｍφのシングルモードファイバを紫外線硬化ウレタン
アクリレート樹脂で被覆して０．３ｍｍφに仕上げたも
ので、との光フアイバ心線を１０心ずつ３８０ｄのケプ
ラで粗巻して光ファイバユニット３０を形成し、２ユニ
ツ） ２０心を円筒状に成形したＬＡＰテープ３１内に
収納し、径１．２ｍｍφの抗張力線としての鋼線３２と
ともに低密度ポリエチレンにより径１２ｍｍφに被覆を
施し仕上げた光ケーブルである。この製造に使用したホ
イールキャプスタンのホイール径は６００ｍｍφ、巻取
ドラム径は１０００ｍｍφである。
た光ケーブルの断面図を示す。使用した光フアイバ心線
はコア径９μｍφ、屈折率差ム＝０．３％、外径１２５
μｍφのシングルモードファイバを紫外線硬化ウレタン
アクリレート樹脂で被覆して０．３ｍｍφに仕上げたも
ので、との光フアイバ心線を１０心ずつ３８０ｄのケプ
ラで粗巻して光ファイバユニット３０を形成し、２ユニ
ツ） ２０心を円筒状に成形したＬＡＰテープ３１内に
収納し、径１．２ｍｍφの抗張力線としての鋼線３２と
ともに低密度ポリエチレンにより径１２ｍｍφに被覆を
施し仕上げた光ケーブルである。この製造に使用したホ
イールキャプスタンのホイール径は６００ｍｍφ、巻取
ドラム径は１０００ｍｍφである。
この試作した光ケーブルは、光ケーブルの曲げの中心と
光ファイバユニットの中心が約１ｆＭＬの間隔だけずれ
た構造となっている。
光ファイバユニットの中心が約１ｆＭＬの間隔だけずれ
た構造となっている。
試作した光ケーブルのケーブル化工程における損失変化
を測定した結果、波長１．３μｍで±０．０５ａ’Ｂ／
Ｋｍ以内で良好であった。
を測定した結果、波長１．３μｍで±０．０５ａ’Ｂ／
Ｋｍ以内で良好であった。
またこの試作した光ケーブルを延線して、光ファイバユ
ニットの余長を測定したところ、光ケーブルに対して０
．３４１の余長を有していた。これはホイールの径６０
０ ｍｍφで決定される余長０．３１とよく一致してお
シ、本製造方法ではホイール径が光ファイバの余長を決
定していることを明らかに示している。また本実施例の
製造方法では、ホイール径を／）Ｄｏ ｍｙｎφ、巻取
ドラム径を１００１００Ｏφとしていることから、巻取
ドラムに巻取ることにより約０．１３％の余長が出る。
ニットの余長を測定したところ、光ケーブルに対して０
．３４１の余長を有していた。これはホイールの径６０
０ ｍｍφで決定される余長０．３１とよく一致してお
シ、本製造方法ではホイール径が光ファイバの余長を決
定していることを明らかに示している。また本実施例の
製造方法では、ホイール径を／）Ｄｏ ｍｙｎφ、巻取
ドラム径を１００１００Ｏφとしていることから、巻取
ドラムに巻取ることにより約０．１３％の余長が出る。
したがって製造時における光ファイバの残留歪は０．１
３％相轟だけ緩和されることになる。なお通常許される
残留歪はＣ１，［１５１以下と厳しいものである。
３％相轟だけ緩和されることになる。なお通常許される
残留歪はＣ１，［１５１以下と厳しいものである。
以上述べたように本発明によれば、ホイール式キャプス
タンで光ファイバの余長を制御する方法であることから
、余長は光フアイバ供給側の張力とホイール径により決
定され、巻取ドラムとは関係なく、巻取ドラムからの制
限を考慮する必要がない。さらに巻取υに際して光ファ
イバを引込むことによシ、避けられない製造時の光ファ
イバに残留する歪を緩和できる効果もあり、一般に光ケ
ーブルの曲げの中心と光ファイバまたは光ファイバユニ
ットの中心を異ならせることにより光７アイパに余長を
もたせる光ケーブルの製造に適用して、その効果が大き
い。
タンで光ファイバの余長を制御する方法であることから
、余長は光フアイバ供給側の張力とホイール径により決
定され、巻取ドラムとは関係なく、巻取ドラムからの制
限を考慮する必要がない。さらに巻取υに際して光ファ
イバを引込むことによシ、避けられない製造時の光ファ
イバに残留する歪を緩和できる効果もあり、一般に光ケ
ーブルの曲げの中心と光ファイバまたは光ファイバユニ
ットの中心を異ならせることにより光７アイパに余長を
もたせる光ケーブルの製造に適用して、その効果が大き
い。
第１図および第２図はそれぞれ本発明の製造方法実施例
１および２の構成概要図、 第３図は本発明によシ製造した光ケーブル断面図、 第４図は従来の光ケーブル製造方法の例の構成概要図、 第５図は光ケーブルの断面構造概要図、第６図は光ケー
ブル内の光フアイバ余長収納説明図である。 １・・・光ファイバ ２・・・粗巻 ３・・・光ファイバユニット ４・・・ＬＡＰテープ ５・・・抗張力線 ６・・・クロスヘッド ７・・・冷却槽 ８・・・光ケーブル ９・・・ベルトキャプスタン １０・・・巻取ドラム １１・・・ホイールキャプスタン １７．２０ ・・・ホイール ２１・・・光ファイバユニット中心 ２２・・・光ケーブル曲げ中心 ２３・・・外被 ３０・・・光ファイバユニット ３１・・・ＬＡＰテープ ３２・・・鋼線
１および２の構成概要図、 第３図は本発明によシ製造した光ケーブル断面図、 第４図は従来の光ケーブル製造方法の例の構成概要図、 第５図は光ケーブルの断面構造概要図、第６図は光ケー
ブル内の光フアイバ余長収納説明図である。 １・・・光ファイバ ２・・・粗巻 ３・・・光ファイバユニット ４・・・ＬＡＰテープ ５・・・抗張力線 ６・・・クロスヘッド ７・・・冷却槽 ８・・・光ケーブル ９・・・ベルトキャプスタン １０・・・巻取ドラム １１・・・ホイールキャプスタン １７．２０ ・・・ホイール ２１・・・光ファイバユニット中心 ２２・・・光ケーブル曲げ中心 ２３・・・外被 ３０・・・光ファイバユニット ３１・・・ＬＡＰテープ ３２・・・鋼線
Claims (3)
- （１）複数の光フアイバを供給し、粗巻を施して光フア
イバユニツトを形成した後、円筒状に形成したＬＡＰテ
ープ内に挿入し、抗張力線とともに外被を施した光ケー
ブルをキヤプスタンを介して巻取ドラムに巻取る製造工
程で構成し、前記抗張力線の収納位置、或いは光ケーブ
ルの形状または光ケーブル構成材料のヤング率の差を利
用して、光ケーブルの曲げの中心と収納した光フアイバ
または光フアイバユニツトの中心とを異ならせることに
より、製造工程中で巻取ドラムに巻取られた際の光ケー
ブルの曲げの中心と光フアイバまたは光フアイバユニツ
トの中心との層心径差を利用して、収納した光フアイバ
に余長を与える光ケーブルの製造方法において、前記光
フアイバに余長を与える工程は、 前記光ケーブルをホイール式のキヤプスタンを通すこと
により前記光フアイバの余長量を制御する ことを特徴とする光ケーブルの製造方法。 - （２）前記光フアイバの全長量の制御は、前記ホイール
式のキヤプスタンのホイール径により行うことを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の光ケーブルの製造方法
。 - （３）前記光フアイバの余長量の制御は、前記ホイール
式のキヤプスタンのホイール径をＤ＿１、前記巻取ドラ
ムの径をＤ＿２、前記光ケーブルの径をＤとしたとき、 １／（Ｄ＿１＋Ｄ）≧１／（Ｄ＿２＋Ｄ） とすることにより、製造時に光フアイバに残留する伸び
歪を軽減させることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の光ケーブルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61212346A JPH0827420B2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 光ケ−ブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61212346A JPH0827420B2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 光ケ−ブルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6366517A true JPS6366517A (ja) | 1988-03-25 |
| JPH0827420B2 JPH0827420B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=16621015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61212346A Expired - Fee Related JPH0827420B2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 光ケ−ブルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827420B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01224712A (ja) * | 1988-03-04 | 1989-09-07 | Fujikura Ltd | 光ケーブルの製造方法 |
| CN100412591C (zh) * | 2003-06-10 | 2008-08-20 | 杭州富通通信技术股份有限公司 | 一种新型光缆 |
| WO2021132376A1 (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-01 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | ルースチューブ型光ケーブルの製造装置および製造方法 |
-
1986
- 1986-09-09 JP JP61212346A patent/JPH0827420B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01224712A (ja) * | 1988-03-04 | 1989-09-07 | Fujikura Ltd | 光ケーブルの製造方法 |
| CN100412591C (zh) * | 2003-06-10 | 2008-08-20 | 杭州富通通信技术股份有限公司 | 一种新型光缆 |
| WO2021132376A1 (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-01 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | ルースチューブ型光ケーブルの製造装置および製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0827420B2 (ja) | 1996-03-21 |
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Legal Events
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