JPS6366264B2 - - Google Patents

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JPS6366264B2
JPS6366264B2 JP58092591A JP9259183A JPS6366264B2 JP S6366264 B2 JPS6366264 B2 JP S6366264B2 JP 58092591 A JP58092591 A JP 58092591A JP 9259183 A JP9259183 A JP 9259183A JP S6366264 B2 JPS6366264 B2 JP S6366264B2
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JP
Japan
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fluid transfer
cap
cap member
gasket
transfer member
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Application number
JP58092591A
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English (en)
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JPS5926166A (ja
Inventor
Bataafuiirudo Tetsudo
Ii Baado Jooji
Ee Hoorusen Gyarii
Jei Oburaien Edowaado
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Spraying Systems Co
Original Assignee
Spraying Systems Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Spraying Systems Co filed Critical Spraying Systems Co
Publication of JPS5926166A publication Critical patent/JPS5926166A/ja
Publication of JPS6366264B2 publication Critical patent/JPS6366264B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流体移送機構、特に迅速に組立・分解
可能な噴射ノズル装置およびパイプ連結装置を備
えた流体移送機構に関する。
噴射ノズル装置は工業、農業等々広い分野にお
いて使用されているが、検査、清掃、摩耗時にお
ける交換あるいは噴射パターンの変更時を行なう
ため、噴射ノズル装置の噴射部材を頻繁に交換す
る必要がある。従つて噴出ノズル装置の噴射部材
を迅速かつ容易に取外し可能にかつ噴射部材を正
確かつ確実に位置決めでき、併せて交換後の密封
性も優れるように設けることが望ましい。一方迅
速に噴射部材を交換可能な従来の噴射ノズル装置
においては概して密封性が悪く噴射部材の交換作
業が極めて煩雑であつた。
又工業、農業等広い分野に使用されている噴射
ノズル装置においてはパイプの連結・分離を迅速
に行い得ることが望ましい。例えば代替的にパイ
プ流体路を形成する必要がある場合も多いが、熟
練の配管工に依る必要があり、特殊工具も必要と
なつてコスト高になる欠点があつた。又従来のパ
イプ連結装置には迅速に分離可能な部材が具備さ
れているが、この分離可能な部材は概して密封性
が悪くしかも取扱いが煩雑であつた。
本発明の一目的は特殊工具を用いることなく手
動で流体移送部材を迅速かつ容易に着脱可能で同
時に連結部の密封性の優れた流体移送機構を提供
することにある。
本発明の他の目的は噴射部材を極めて容易かつ
迅速に取り外し交換可能であり、同時に連結部の
密封性が優れ連結部から噴射流体が漏れる危惧の
ない噴射ノズル装置を有した流体移送機構を提供
することにある。
本発明の更に他の目的はキヤツプに対し軸方向
に力を与えることなく単に回すことにより噴射部
材を着脱可能な噴射ノズル装置を有した流体移送
機構を提供することにある。
本発明の別の目的は噴射部材を自動的に、正確
かつ確実に位置決め可能な噴射ノズル装置を有し
た流体移送機構を提供することにある。本発明の
更に別の目的は強い振動を受けても噴射部材を正
確に配向し維持可能な噴射ノズル装置を有した流
体移送機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は高効率で量産できかつ
低廉に製造可能な噴射ノズル装置を有した流体移
送機構を提供することにある。
本発明の他の目的は交換可能な各種噴射部材を
使用できる噴射ノズル装置を有した流体移送機構
を提供することにある。
本発明の他の目的は噴射部材が好適に取り付け
られたことを作業者が視覚、聴覚および触覚で感
知することのできる噴射ノズル装置を有した流体
移送機構を提供することにある。
本発明の他の目的は高い製造精度が要求される
ことなく、噴射部材を確実に固定し保持可能な噴
射ノズル装置を有した流体移送機構を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は充分な密封性をもつてパイ
プ部材を迅速かつ容易に連結し又キヤツプを単に
回すことにより容易に取外可能なパイプ連結装置
を有した流体移送機構を提供することにある。
本発明の他の目的および利点は更に以下の説明
から明らかとなろう。
以下本発明を好ましい実施例に沿つて説明する
が、本発明はかかる実施例に限定されるものでは
なく特許請求の範囲に含まれるすべての設計変更
を含有することは理解されよう。
第1図乃至第10図に本発明の一実施例として
の迅速に分離可能な流体移送機構の噴射ノズル装
置10を示す。噴射ノズル装置10にはパイプ1
1を介し水等の流体が供給される。噴射ノズル装
置10の主胴部材12にはニツプル13が具備さ
れており、ニツプル13はパイプ11の壁部に設
けた穴からパイプ11内に突出されている。パイ
プ11を流れる圧縮流体はニツプル13に導入さ
れ更に主胴部材12の中央に設けられた流路14
を経て噴射部材15から放出される。図示の噴射
ノズル装置には各種の噴射パターンを得るべく各
種の先端部材を装着可能である。噴射ノズル装置
10をパイプ11に確実に装着するため主胴部材
12の上部には第1のクランプ部材20が具備さ
れている。すなわち第1のクランプ部材20がパ
イプ11の外周部の半部にわたつて嵌着され、一
方パイプ11の外周部の残半部に沿つて嵌着され
る第2のクランプ部材21と協働せしめられるこ
とにより、噴射ノズル装置10がパイプ11に装
着可能になる。更に詳述するに、一対のネジ2
2,23を上側の第2のクランプ部材21に貫通
し下側の第1のクランプ部材20に螺結すること
により、第1および第2のクランプ部材20,2
1が互いに接近せしめられパイプ11の外周部に
圧着される。ニツプル13の基部の周囲にはOリ
ング24(第3図参照)が周設されており、ネジ
22,23を介しクランプ部材20,21がパイ
プ11に圧着されたとき、ニツプル13を挿入し
たパイプ11の穴の周囲が緊密に密封されること
になる。
第3図を参照するに、主胴部材12に設けられ
た流路14の下流部は拡大して設けられており、
前記拡大部内には噴射部材15の開口部を閉塞す
る危惧のある汚染物質を収集するストレーナ25
が挿入される。ストレーナ25の下端部には半径
方向外方に突出するフランジ26が形成されてお
り、フランジ26は主胴部材12の下端部に形成
された溝27に嵌入される。またキヤツプ30が
主胴部材12の下端部の外周部に長手方向に変位
可能にかつ回転可能に挿入されており、キヤツプ
30には噴射部材15が装着され、流体がストレ
ーナ25を通り噴射部材15から噴射され得る。
第2図に示すように、噴射部材15の内端部中央
には凹所16および開口部17が形成され、且下
端部は流体が開口部17から所望のパターンで噴
射されるように成形されている。
本発明の一特徴によれば、キヤツプ30の下端
部には、噴射部材15を受容し得るように、開口
部の一壁部に沿つて一対のバネフインガ28,2
9が一体に形成されており、バネフインガ28,
29の先端部はキヤツプ30の端部に向つて僅か
に内側に傾斜付けられている。噴射部材15がキ
ヤツプ30内に挿入されたとき、噴射部材15は
バネフインガ28,29に対し半径方向において
僅かに外側に押付けられる、即ち噴射部材15に
対し半径方向内側へ押付ける力が働き噴射部材1
5が適所に保持される。この構成をとることによ
り噴射部材15およびキヤツプ30の寸法が製造
公差により幾分バラついても噴射部材15がキヤ
ツプ30に好適に装着され得る。又噴射部材15
をキヤツプ30の開口部に対し着脱することによ
り前記開口部の表面が摩耗されることになるが、
これもバネフインガ28,29により自動的に補
償され得る。
一方キヤツプ30および噴射部材15を主胴部
材12の下端部における所定の位置に正確に固定
するため、主胴部材12の周面に一対の耳部3
1,32が設けられており、耳部31,32はキ
ヤツプ30に設けられた一対の位置決め・固定用
のスロツト33,34に嵌入される。キヤツプ3
0により噴射部材15の位置、延いては噴射方向
が定まるので、キヤツプ30を正確に位置決めす
ることは極めて重要である。各スロツト33,3
4に挿入された耳部31,32は第6図乃至第9
図に示す如く固定される。すなわちキヤツプ30
をまず主胴部材12に装着する際、2耳部31,
32がその断面の形状とほぼ同じ形状をもつ一対
の溝35,36と整合される。前記溝35,36
を介してキヤツプ30を主胴部材12の端部上に
おいて長手方向に沿い移動することにより、第6
図および第8図に示すように耳部31,32がス
ロツト33,34に係入され得る。
キヤツプ30に主胴部材12を挿入することに
より、耳部31,32を各々スロツト33,34
に好適に導入した後、キヤツプ30を第7図に示
すように反時計方向に回わすとスロツト33,3
4の端壁部37,38に耳部31,32が当接す
る。キヤツプ30の回動を容易にするように、半
径方向において互いに対向する一対の耳部39,
40がキヤツプ30に一体に形成されている。キ
ヤツプ30を回わす際、キヤツプ30はスロツト
33,34の上壁部に形成された一対の傾斜面4
1,42に沿い主胴部材の耳部31,32の頂部
に対し主胴部材12の端部に向つて内側方向に案
内される。前記耳部31,32が傾斜面41,4
2を通過した直後にスロツト33,34の端壁部
37,38が耳部31,32と嵌合されてキヤツ
プ30の回転が止められる。キヤツプ30がこの
位置にある場合、耳部31,32は傾斜面41,
42と端壁部37,38との間かつスロツト3
3,34の上壁部に形成された固定用のノツチ4
3,44と整合される。
以下に詳述するように、キヤツプ30を主胴部
材12に対し離間する方向に押進するような変位
力により、耳部31,32はノツチ43,44に
対し強固に保持される。又キヤツプ30の所定量
以上の回転動作はノツチ43,44の端壁部に形
成された一対の肩部45,46により阻止され
る。第7図に示すように、肩部45,46および
耳部31,32の、前記肩部45,46と隣接す
る面はキヤツプ30と主胴部材12の半径方向に
位置せしめられているので、二組の互いに対向す
るノツチおよび肩部43,45および44,46
は耳部31,32の半径方向の全幅にわたつて互
いに連続的に当接され得る。従つてキヤツプ30
は解放力を与えるまで逆方向即ち時計方向に回転
することが阻止され確実に固定され得る。
更に第8図および第9図を参照するに、肩部4
5,46は耳部31,32の上面に対し45度の角
度の傾斜面を具備しているので、噴射ノズル装置
10が使用中に振動を受けても肩部45,46を
介しキヤツプ30はその固定位置に効果的に保持
され得、一方キヤツプ30を取り外す際はキヤツ
プ30に手で力を加え肩部45,46から耳部3
1,32を外しキヤツプ30を容易に取り外すこ
とができる。この場合、キヤツプ30を軸方向に
押すことなく、単にノツチ43,44を耳部3
1,32から外して回動することにより、キヤツ
プを極めて容易に取り外すことができることは理
解されよう。この構成は野外で多数の噴射部材を
交換する必要があるとき、多数のキヤツプを取り
外す際にきわめて有用である。
図示の構成をとる場合キヤツプを回し固定位置
に達したことを作業者は触覚および音で感知し得
ることは以上の説明から理解されよう。すなわ
ち、耳部31,32が傾斜面41,42を通過し
ノツチ43,44が耳部31,32と整合されて
スロツトの端壁部37,38が耳部31,32と
当接するとき「カチツ」という音が発生し作業者
は耳部31,32がスロツト33,34に好適に
嵌入されたことを感知することができる。このよ
うに好適に嵌入されたことを作業者が触覚および
音で感知することができるので、噴射装置15を
有するキヤツプ30を主胴部材12に容易に装着
し得る。
同様に、キヤツプ30を取り外す時には、作業
者はキヤツプ30に力を加え肩部45,46と耳
部31,32とが外れたことを触覚で感知するこ
とができる。すなわちキヤツプ30を回しスロツ
ト33,34の端壁部47,48が耳部31,3
2と当接するとき、作業者は耳部31,32が溝
35,36と整合されたことを感知し、キヤツプ
30を主胴部材12から取り外すことができる。
このように本発明によるキヤツプの固定装置はキ
ヤツプを容易に着脱可能にしかつその着脱状態を
触覚および音で感知することができる利点があ
る。
また本発明によれば、固定面を有するスロツト
33,34がキヤツプ30の壁部を貫通して形成
されているので、耳部31,32の位置を作業者
が視認しキヤツプを固定位置まで回すことができ
る。これにより作業者はキヤツプの固定作業を視
覚、聴覚、触覚をもつて実行できる。すなわち、
キヤツプ30を回し第8図のようにキヤツプの溝
35,36を主胴部材12の耳部31,32と整
合させるとき、作業者は耳部31,32を見てそ
の整合状態を知ることができる。この場合、耳部
31,32の軸方向の長さは溝35,36の長さ
より大巾に長く、このため耳部は溝35,36内
において死角を生ずることなく常に溝の上端部又
は下端部から視認できることになる。
キヤツプ30(通常分子材料を射出成形して
形成される)の成形を容易にすべく、スロツト3
3,34の端壁部37,38および47,48は
第7図に示すように互いに半径方向内方に向つて
僅かに傾斜している。従つてスロツト33,34
は、キヤツプ30の分子材料が固化した後キヤ
ツプ30から成形時に挿入するインサートを容易
に引抜くことができる。
上記の固定作業は、主胴部材12とキヤツプ3
0との間に配設される弾性を有した環状のガスケ
ツト50によりその効果が更にめられる。ガス
ケツト50は主として噴射部材15と主胴部材1
2との間を密封する機能を有しており、所望の密
封を与えるようにガスケツト50は組立後僅かに
圧縮される。ガスケツト50は例えばブナNゴム
のような弾性材料で作られており、圧縮されたと
き変位力を生じて噴射部材15およびキヤツプ3
0を主胴部材12から離間するように働き、この
結果ノツチ43,44が耳部31,32に対し強
固に押し付けられる(第9図参照)。一方キヤツ
プ30がガスケツト50の圧縮に伴う変位力によ
り押圧されていても、上述したように軸方向に力
を与えることなくキヤツプ30を単に回すだけで
キヤツプ30を耳部31,32から外すことがで
きる。
本発明において独特の構成によれば、ガスケツ
ト50は噴射装置15の流体導入部の周部に位置
せしめられており、主胴部材12とキヤツプ30
とにより、(1)ガスケツトの外周部の一側に環状の
空間が、(2)環状のビードが当接されるガスケツト
の外周部の他側に別の環状の空間が夫々区画さ
れ、この構成をとることによりガスケツト50の
両側において流体が緊密に密封される。図示の実
施例の場合、第3図および第4図に示すようにガ
スケツト50は半径方向外方へ噴射部材15の外
周部51を越えて延出している。即ちガスケツト
50の外周部はキヤツプ30内において環状の空
間52を区画するように延びる。すなわち噴射部
材15の内端部53の外周部と接するキヤツプ部
分には内端部53の表面より下位に達する凹所が
設けられる。ガスケツト50の、環状の空間52
と反対側においては、ガスケツト50の外周部に
対し主胴部材12の端部に一体に設けられた環状
のビード54が外周部に押圧され、ガスケツトの
外周部は噴射部材14の側壁部に沿つて軸方向に
曲げられる。ガスケツト50が環状のビード54
により押圧されて曲げられることにより、ガスケ
ツトの両側においては極めてい密封度が与えら
れる。更に詳述するに、ガスケツトのビード54
と当接する側において密封力はガスケツトの全面
に与えられるのでなくガスケツトのビード54と
当接された小さな領域に集中する。同様にガスケ
ツトの反対側(噴射部材側)において密封力は噴
射部材の内端部53の外周部と接する領域に集中
する。
本発明の密封構成によれば、流体が極めて効果
的に密封されると共に、噴射部材15を含むキヤ
ツプ30は容易に着脱可能である。キヤツプ30
を着脱する際、ガスケツト50の圧縮されている
二面の一方又は双方は摺接を受ける。この場合第
4図から明らかなように、ガスケツト50はビー
ド54の丸みをもつ端部と当接されており、キヤ
ツプ30を回わしたときビードの端部と円滑に摺
接される。すなわちキヤツプ30の回転時にガス
ケツト50とビード54の丸みを持つ端部との摩
擦力は極めて小さい。
本発明の噴射ノズル装置においては噴射部材1
5を容易に着脱でき、かつ流体の密封性およびそ
の信頼性が極めていので噴射ノズル装置の連結
部から流体の漏出が防止されることは以上の説明
から理解されよう。又噴射部材15は、キヤツプ
に対し軸方向の力を与える要なく単にキヤツプを
回わすことにより着脱できる。更に、噴射部材は
自動的、正確かつ確実に位置決めでき、噴射ノズ
ル装置が強い振動を受けた場合でも噴射部材を所
望の位置に正確に維持し得る。加えて本発明の噴
射ノズル装置は効率、低コストで量産でき、交
換可能な多様の噴射部材を生産できる。又主胴部
材にキヤツプを固定する本発明の固定構成におい
ては噴射部材が好適に装着されたことを作業者は
視覚、聴覚および触覚で感知することができるの
でこの点においてもキヤツプおよび噴射部材の着
脱が極めて容易になる。
第11図には本発明の他の実施例としての流体
移送機構のパイプ連結装置10aを示す。上述し
た第1図乃至第10図の実施例と同様の部材には
同一番号に符号aを付して示してある。パイプ連
結装置10aのキヤツプ30aには流体移送部材
としての第1のパイプ部材15aの端部が同軸に
保持されており、又キヤツプ30aは同様の流体
移送部材としての第2のパイプ部材11aの端部
に着脱可能に装着される。本実施例の場合、キヤ
ツプ30aの軸方向に延びる延長部60の内面に
はネジ溝が形成され、前記ネジ溝には第1のパイ
プ部材15aのネジ山を有する端部が螺結され
る。第2のパイプ部材11aは主胴部材12aを
有し、主胴部材12aの端部61の外面にはネジ
山が形成され、一方導管62の端部61の内面に
はネジ溝が設けられ両者が螺結されている。また
主胴部材12aの内部には、キヤツプ30a内の
流路65と連通する流路14aが形成される。一
方流路65は第1のパイプ部材15a内の流路6
6と連通されている。主胴部材12aの流路14
aの最下流部は拡大されており、ストレーナ25
aが収容されていて、流体内に含まれる汚染物質
を濾過し収集するように設けられている。ストレ
ーナ25aの下流端部には半径方向外方に延びる
フランジ26aが具備され、前記フランジ26a
は胴部材12aの下流端部に設けられた溝27a
に着座せしめられる。本実施例の場合、流路14
a,65,66を流れる流体の流動方向を逆方向
にすることも可能であり又ストレーナ25aも所
望に応じ除去することができる。
キヤツプ30aおよび第1のパイプ部材15a
を主胴部材12aの下流端部に対し固定するた
め、主胴部材12aには上述した主胴部材12の
耳部31,32と同様の耳部(第11図には図示
せず)が設けられ、キヤツプ30aのスロツト3
5a,33a(第11図には夫々1個のみ図示)
と協働する。上述の実施例と同様に、キヤツプ3
0aは主胴部材12aの端部に対し長手方向に移
動可能かつ回転可能に挿入されうる。すなわちキ
ヤツプ30aに一体に形成され半径方向において
互いに対向して設けられた耳部39a,40aを
介し手で回わされる。この場合キヤツプ30aは
主胴部材12aに対し上述の実施例と同様に当接
され最終的に固定位置に置かれる。キヤツプ30
aが当該固定位置に置かれたことを設置作業者は
視覚、聴覚および触覚によつて感知することがで
きる。第1のパイプ部材15aの端部はキヤツプ
30aに固定されキヤツプ30aと共に回転され
るので、本発明によるパイプ連結装置10aはフ
レキシブルなパイプ部材を連結する場合に特に有
用である。一方キヤツプ30aに対しフレキシブ
ルでないパイプ部材が使用される場合には、通常
パイプ部材全体がキヤツプ30aと共に回転可能
に設けられる。更に本発明によれば複数のパイプ
部材の端部相互が連続的に連結され得、一方これ
と逆の手順で分解され得る。いずれの場合にもキ
ヤツプは工具を用いることなく作業者の手のみに
より位置決めされると共に主胴部材に固定され又
単に逆方向に回すことにより取外しできることは
理解されよう。
この固定作業性をめかつ主胴部材12aとキ
ヤツプ30aとの密封性をめるために、弾性を
有した環状のガスケツト50aが配設される。環
状のガスケツト50aはキヤツプ内を軸方向に延
びる流路の導入部の周囲に配設され、主胴部材1
2aとキヤツプ30aとにより、(1)ガスケツトの
外周部の一側に環状の空間が、(2)環状のビードが
当接されるガスケツトの外周部の他側に別の環状
の空間が区画され、この構成をとることによりガ
スケツトの両側において流体が緊密に密封され
る。本実施例の場合、キヤツプ30aには内部の
流路65の端部を区画する環状の押縁部70が設
けられる。又押縁部70およびガスケツト50a
により、押縁部から半径方向外方に広がる環状の
空間50aが区画される。ガスケツト50aは押
縁部70の端部に隣接して配設されかつ環状の空
間52a内において半径方向外方へ延びている。
ガスケツト50aの環状の空間52aと反対側に
おいて、主胴部材12aの端部に環状で軸方向に
突出するビード54aが一体に形成されており、
ビード54aはガスケツト50aの押縁部70よ
り外側の外周部に当接される。ガスケツト50a
は弾性を有しているので比較的小さなビード54
aが一側に当接されることにより、この当接部が
押し下げられ又これと反対側では押縁部70に強
固に当接されているので良好な密封状態が得られ
る。従つて本発明によりパイプ連結装置10a
は、第1および第2のパイプ部材11a,15a
を迅速かつ容易に組立、分解でき更に優れた密封
度を得るので連結部から流体が漏れる危惧はな
い。
第12図に本発明の更に他の実施例のパイプ連
結装置10bを示す。上述した実施例と同様の部
材には同一番号に符号bを付して示してある。パ
イプ連結装置10bのキヤツプ30bには流体移
送部材としての第1のパイプ部材15bの端部が
同軸に保持されており、又キヤツプ30bは同様
の流体移送部材としての第2のパイプ部材11b
の端部に着脱可能に装着されている。第2のパイ
プ部材11aと実質的に同一の第2のパイプ部材
11bは主胴部材12bに着脱可能に設けられ
る。主胴部材12bの端部61bには外側にネジ
山が形成されており、ネジ溝を持つ導管62bに
螺結される。主胴部材12bの最下端部はストレ
ーナ25bを受容し得るように拡大されており、
又ストレーナ25bには半径方向外方に突出する
フランジ26bが形成され、主胴部材12bに形
成された溝27bに着座せしめられる。第2のパ
イプ部材11bと連結される主胴部材12bおよ
びキヤツプ30bには、第1図乃至第10図の噴
射ノズル装置10および第11図のパイプ連結装
置10aについて上述したように耳部およびスロ
ツトが設けられ、これによりキヤツプ30bを単
に回すことにより主胴部材12bにキヤツプ30
bを固定できる。
本実施例の他の特徴によれば、キヤツプ30b
は相対的に回転可能かつ長手方向に移動可能に第
1のパイプ部材15bの端部に装着され、第1お
よび第2のパイプ部材11b,15bを回動する
ことなく組立あるいは分解できる。即ち第1のパ
イプ部材15bは取付金具76を有し取付金具7
6には導管78が連結される。キヤツプ30bに
は軸方向に延びる開口部75が形成されており、
キヤツプ30bと取付金具76とは相対的に回転
可能かつ長手方向に移動可能に装着される。また
取付金具76は円筒部79を有しており、キヤツ
プ30bは円筒部79上において摺動させつつ装
着する。又取付金具76は半径方向外方に突出す
るフランジ80を有しており、キヤツプ30bが
第12図に示すような固定位置にある時フランジ
80はキヤツプの内面に形成された着座面に着座
せしめられる。
本発明によるパイプ連結装置10bにおいて環
状のガスケツト50bは主胴部材12bの環状の
ビード54bの端部と取付金具76のフランジ8
0との間に配設される。ガスケツト50bはフラ
ンジ80の外周部に対し半径方向外方へ延び更に
キヤツプ30b内にフランジ80の外縁部および
ガスケツトにより区画された環状の空間52b内
に延出している。ビード54bの直径はフランジ
80の外周部の直径より大に設けられているの
で、キヤツプ30bを主胴部材12bに対し位置
決めしキヤツプ30bを回して固定位置に位置さ
せるとき、キヤツプ30bは主胴部材12bに対
し変位され、ガスケツト50bはフランジ80の
隅部において曲げられ、且ビード54bとフラン
ジ80の外周部との間で好適な密封状態が与えら
れる。従つて第11図のパイプ連結装置10aと
同様に第1および第2のパイプ部材を迅速かつ容
易に連結できかつパイプ部材の連結部の密封が確
実に実現される。
尚本発明の実施態様を要約すると次の通りであ
る。
(1) 内部の軸方向に延びる凹所において第1の流
体移送部材を前記凹所の一端部で着座させたキ
ヤツプ部材と、前記キヤツプに着座せしめられ
た前記第1の流体移送部材に対し同軸に取付け
可能な第2の流体移送部材と、前記第1および
第2の流体移送部材の各端部間に配設され前記
各端部の外周部を越え半径方向外方へ延びる弾
性を有したガスケツト部材と、前記第2の流体
移送部材の端部に具備され前記第1の流体移送
部材の外周部を越える前記ガスケツト部材の部
分に対し前記第1の流体移送部材の外周部近傍
において当接する環状のビードとを備え、前記
キヤツプ部材および前記第2の流体移送部材が
互いに嵌合され回転されるとき互いに固定され
るように前記キヤツプ部材および前記第2の流
体移送部材に互いに協働する耳部およびスロツ
トが具備されてなる流体移送機構。
(2)ガスケツト部材が平坦なワツシヤである上記第
1項記載の流体移送機構。
(3) ガスケツト部材と当接する環状のビードの部
分が半径方向に丸みを有してなる上記第1項記
載の流体移送機構。
(4) キヤツプ部材の凹部が第1の流体移送部材の
内端部の外周部から延びる環状の空間を形成
し、前記第1の流体移送部材の外周部を越えて
延びるガスケツトの外周部全体がビードを介し
前記環状の空間において軸方向に曲げられてな
る上記第1項記載の流体移送機構。
(5) 第1の流体移送部材と、前記第1の流体移送
部材と連通される第2の流体移送部材を有する
キヤツプ部材を備え、前記キヤツプ部材および
前記第2の流体移送部材には、前記キヤツプ部
材が前記第2の流体移送部材に対し回転される
時前記キヤツプ部材と前記第2の流体移送部材
とを着脱可能に固定するように協働する耳部お
よびスロツトが設けられ、前記スロツトは前記
キヤツプ部材の壁部に円周方向に貫通して形成
され、前記耳部が前記スロツトを介して観察可
能に設けられ、前記各スロツトの少なくとも一
壁部は前記スロツトにおいて前記耳部が変位さ
れるとき前記耳部と協働して前記キヤツプ部材
を前記耳部に対し固定するよう機能する流体移
送機構。
(6) キヤツプ部材には耳部をスロツトに導入する
軸方向に延びる溝が形成され、前記溝の軸方向
の長さは前記耳部の軸方向の長さよい短かく前
記耳部が前記溝の少なくとも一端部から観察可
能に設けられてなる上記第5項記載の流体移送
機構。
(7) 内部に噴射部材と前記噴射部材内に流体を案
内する流路と前記流路および前記噴射部材内に
流体を供給する主胴部材とを有したキヤツプ部
材と、前記主胴部材および前記キヤツプ間かつ
前記噴射部材に通じる前記流路を囲繞し前記流
路からの流体の漏出を防止する弾性を有した環
状のガスケツトとを備え、前記キヤツプ部材お
よび前記主胴部材には、前記キヤツプ部材が前
記主胴部材に装着され回転される時前記キヤツ
プ部材および前記主胴部材を互いに固定するよ
うに協働する耳部およびスロツトが設けられ、
前記主胴部材と前記キヤツプ部材とにより前記
ガスケツトの外周部の一側に第1の環状の空間
が、環状のビードが当接された前記ガスケツト
の外周部の他側に第2の環状の空間が区画さ
れ、前記ガスケツトの両側において流体が緊密
に密封されてなる噴射ノズル装置。
(8) 噴射部材がキヤツプ部材内に着座され、ガス
ケツトは前記噴射部材の内端部に配設されかつ
前記噴射部材の外周部を越え半径方向外方へ延
び、環状のビードが主胴部材の端部に具備さ
れ、第1の環状の空間は前記キヤツプ部材によ
り区画されてなる上記第7項記載の噴射ノズル
装置。
(9) ガスケツトと協働する環状のビードの部分が
丸みを有してなる上記第7項記載の噴射ノズル
装置。
(10) キヤツプ部材が主胴部材の端部に対し長手方
向に移動可能かつ回転可能であり、固定用の耳
部は前記主胴部材に具備され、固定用のスロツ
トが前記キヤツプ部材に形成されかつ前記キヤ
ツプ部材の壁部を半径方向に貫通して延び前記
耳部が前記スロツトから観察可能である上記第
7項記載の噴射ノズル装置。
(11) 互いに嵌合され回転される時協働して互いに
固定すべく機能する耳部およびスロツトを有し
た同軸に配置される主胴部材およびキヤツプ部
材と、前記キヤツプ部材内に着座され前記キヤ
ツプ部材の前記着座部分が内端部において軸方
向に凹陥して設けられた噴射部材と、前記主胴
部材と前記噴射部材の内端部との間に配設され
前記噴射部材の内端部の外周部を越え半径方向
外方へ延びる弾性を有した環状のガスケツト
と、前記主胴部材の端部に形成されており前記
噴射部材の外周部を越える前記ガスケツトの部
分と協働し前記ガスケツトの前記部分を前記噴
射部材の側壁部に沿つて軸方向に曲げる環状の
ビードとを備えた噴射ノズル装置。
(12) ガスケツトが平坦なワツシヤである上記第1
1項記載の噴射ノズル装置。
(13) ガスケツトに当接する環状のビードの部分
が丸みを有してなる上記第11項記載の噴射ノズ
ル装置。
(14) キヤツプの凹部が噴射部材内端の外周部か
らガスケツトの外周部へ延びる第1の環状の空
間をなし、前記噴射部材の外周部を越える前記
ガスケツトの外側部分全体がビードにより前記
第1の環状の空間内において軸方向に曲げられ
てなる上記第11項記載の噴射ノズル装置。
(15) 内部に噴射部材と前記噴射部材に流体を供
給する主胴部材とを有したキヤツプ部材を備
え、前記キヤツプ部材および前記主胴部材に
は、前記キヤツプ部材が前記主胴部材に装着さ
れ回転される時前記キヤツプ部材および前記主
胴部材を互いに固定するように協働する耳部お
よびスロツトが設けられ、前記スロツトが前記
キヤツプ部材に形成されかつ前記キヤツプ部材
の壁部を円周方向に貫通して設けられ、前記耳
部が前記スロツトから観察可能であり、前記各
スロツトの少なくとも一の壁部は前記スロツト
内において前記耳部が変位されるとき前記耳部
と協働し前記キヤツプ部材を前記耳部に固定す
るように機能する固定面を有してなる噴射ノズ
ル装置。
(16) 各スロツトの端壁部が互いに内側へ傾斜せ
しめられてなる上記第15項記載の噴射ノズル装
置。
(17) キヤツプ部材には耳部をスロツトに導入す
る軸方向の溝が形成され、前記溝の軸方向の長
さは前記耳部の軸方向の長さより短かく、前記
耳部が前記溝の少なくとも一端部を越え観察可
能である上記第15項記載の噴射ノズル装置。
(18) 内部に噴射部材と前記噴射部材に流体を供
給する主胴部材とを有したキヤツプ部材を備
え、前記キヤツプ部材および前記主胴部材に
は、前記キヤツプ部材が前記主胴部材に装着さ
れ回転される時前記キヤツプ部材および前記主
胴部材を互いに固定するように協働する耳部お
よびスロツトが設けられ、前記スロツトは前記
キヤツプ部材および前記主胴部材が相対的に回
転されることにより前記キヤツプ部材を前記主
胴部材上に当接せしめるカム面を有し、且前記
スロツトは前記カム面の端部に隣接し前記耳部
と協働し前記キヤツプ部材を前記耳部に対し所
定の固定位置に保持するノツチ部を有し、前記
カム面と隣接する前記ノツチ部の端部が前記カ
ム面の方向に傾斜せしめられ、前記カムが回転
されることにより前記ノツチ部が前記耳部から
外され前記カムが前記主胴部材から取り外し可
能に設けられてなる噴射ノズル装置。
(19) 耳部の協働面およびノツチ部の端部がキヤ
ツプ部材の半径方向に設けられ前記耳部がその
半径方向全幅に亘つて協働可能に設けられてな
る上記第18項記載の噴射ノズル装置。
(20) 内部に除去可能な噴射部材と前記噴射部材
に流体を案内する流路と前記噴射部材を貫通す
る開口部とを有したキヤツプ部材と、前記開口
部の少なくとも一の壁部上に配設され前記噴射
部材の隣接する側部と協働し前記噴射部材に変
位力を与えて前記噴射部材を前記キヤツプ部材
内に保持せしめる少なくとも一のバネフインガ
とを備えた噴射ノズル装置。
(21) バネフインガがキヤツプ部材に一体に形成
されてなる上記第20項記載の噴射ノズル装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による流体移送機構をなす噴射
ノズル装置の一実施例の斜視図、第2図は同下部
の分解斜視図、第3図は第1図の線3−3に沿つ
て切断された拡大縦断面図、第4図は第3図の部
分拡大縦断面図、第5図は第2図の線5−5に沿
つて切断した横断面図、第6図は第2図の線6−
6に沿つて切断した横断面図、第7図は第2図の
線7−7に沿つて切断した横断面図、第8図は第
6図の線8−8から見た一部を断面で示す側面
図、第9図は第7図の線9−9から見た一部を断
面で示す側面図、第10図は第9図の線10−1
0から見た底面図、第11図は本発明による流体
移送機構をなすパイプ連結装置の一実施例の断面
図、第12図は本発明によるパイプ連結装置の他
の実施例の断面図である。 10……噴射ノズル装置、10a,10b……
パイプ連結装置、11……パイプ、11a,11
b……第2のパイプ部材、12,12a,12b
……主胴部材、13……ニツプル、14,14a
……流路、15……噴射部材、15a,15b…
…第1のパイプ部材、16……凹所、17……開
口部、20……第1のクランプ部材、21……第
2のクランプ部材、22,23……ネジ、24…
…Oリング、25,25a,25b……ストレー
ナ、26,26a……フランジ、26b……ビー
ド、27,27a,27b……溝、28,29…
…バネフインガ、30,30a,30b……キヤ
ツプ、31,32……耳部、33,33a,3
4,35a……スロツト、35,36……溝、3
7,38……端壁部、39a,40a……耳部、
41,42……傾斜面、43,44……ノツチ、
45,46……肩部、47,48……端壁部、5
0,50a,50b……ガスケツト、51……外
周部、52,52a,52b……環状の空間、5
3……内端部、54,54a……ビード、60…
…延長部、61,61b……端部、62b……導
管、65,66……流路、70……押縁部、75
……開口部、76……取付金具、78……導管、
79……円筒部、80……フランジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に第1の流体移送部材が支承されたキヤ
    ツプ部材と前記第1の流体移送部材に対し軸方向
    に離間されかつ第1の流体移送部材の端部に流体
    を連通可能な端部を有した第2の流体移送部材
    と、前記第2の流体移送部材と前記キヤツプ部材
    との間に配設され前記第1および第2の流体移送
    部材の各端部を囲繞する環状の弾性を有したガス
    ケツト部材とを備え、前記キヤツプ部材が前記第
    2の流体移送部材に装着されかつ回転されるとき
    前記キヤツプ部材と第2の流体移送部材とを固定
    すべく協働可能な耳部およびスロツトが前記キヤ
    ツプ部材並びに第2の流体移送部材に設けられ、
    前記キヤツプ部材と第2の流体移送部材とにより
    前記ガスケツト部材の外周部の一側における第1
    の環状空間と前記ガスケツト部材の外周部と反対
    側において環状のビードが当接される前記ガスケ
    ツト部材の外周部の他側における第2の環状空間
    とが区画されてなる流体移送機構。 2 環状のビードのガスケツト部材と当接する端
    部は半径方向に丸みを有してなる特許請求の範囲
    第1項記載の流体移送機構。 3 キヤツプ部材が第2の流体移送部材の端部に
    おいて長手方向に移動可能かつ、回転可能に設け
    られ、前記第2の流体移送部材には固定用の耳部
    が具備され、前記キヤツプ部材には固定用のスロ
    ツトが具備され、前記スロツトは前記耳部が前記
    スロツトを介して視認可能に前記キヤツプ部材の
    壁部を貫通するように設けられてなる特許請求の
    範囲第1項記載の流体移送機構。 4 環状のビードは第2の流体移送部材の端部に
    具備され、第1の環状空間がキヤツプ部材と協働
    して区画されてなる特許請求の範囲第1項記載の
    流体移送機構。 5 第1の流体移送部材はキヤツプ部材内に着座
    される噴射部材であり、ガスケツト部材は前記噴
    射部材の内端部に配設されかつ前記噴射部材の外
    周部を越え半径方向外方へ延び、環状のビードは
    第2の流体移送部材の端部に具備され、第1の環
    状空間が前記キヤツプ部材と協働して区画されて
    なる特許請求の範囲第1項記載の流体移送機構。 6 第1および第2の流体移送部材が夫々第1お
    よび第2のパイプ部材である特許請求の範囲第1
    項記載の流体移送機構。 7 第1のパイプ部材は端部がキヤツプ部材に固
    定された可撓性を有する導管である特許請求の範
    囲第6項記載の流体移送機構。 8 キヤツプ部材が回転可能かつ長手方向に移動
    可能に第1のパイプ部材の端部に装着されてなる
    特許請求の範囲第6項記載の流体移送機構。 9 第1のパイプ部材端部のフランジ部がキヤツ
    プ部材内に着座され、ガスケツト部材は前記フラ
    ンジ部に隣接して配設されかつ前記フランジ部の
    外周部を越え半径方向外方へ延び、環状のビード
    が第2のパイプ部材の端部に具備され、又環状の
    空間が前記キヤツプ部材と協働して区画されてな
    る特許請求の範囲第8項記載の流体移送機構。 10 環状のビードが第2の流体移送部材の端部
    に具備され、キヤツプ部材に第1および第2の流
    体移送部材と連通する流路の周囲に延びた環状の
    押縁部が一体に具備され、第1の環状空間は前記
    押縁部の半径方向外方へ延びるように前記キヤツ
    プ部材により区画され、ガスケツト部材は前記押
    縁部と前記環状のビードとの間に配設され、前記
    環状のビードの直径が前記押縁部の直径より大で
    ある特許請求の範囲第1項記載の流体移送機構。 11 第1の流体移送部材と、前記第1の流体移
    送部材と連通される第2の流体移送部材を有した
    キヤツプ部材を備え、前記キヤツプ部材および前
    記第2の流体移送部材に、前記キヤツプ部材が前
    記第2の流体移送部材に装着されかつ回転される
    とき前記キヤツプ部材と前記第2の流体移送部材
    とを固定すべく協働可能な耳部およびスロツトが
    前記キヤツプ部材並びに第2の流体移送部材に設
    けられ、前記スロツトは前記キヤツプ部材および
    前記第2の流体移送部材が相対的に回転されると
    き前記キヤツプ部材を前記第2の流体移送部材に
    対し当接せしめるカム面を有しかつ前記スロツト
    は前記カム面の端部に隣接し前記耳部と協働して
    前記キヤツプ部材を前記耳部に対し所定の固定位
    置に保持するノツチを有し、前記カム面と隣接す
    る前記ノツチの端部は前記カム面に向う傾斜面を
    有してなる流体移送機構。 12 耳部の面およびノツチの端部がキヤツプ部
    材の半径方向に設けられ前記耳部はその半径方向
    全幅にわたつて協働可能に設けられてなる特許請
    求の範囲第11項記載の流体移送機構。
JP58092591A 1982-05-28 1983-05-27 流体移送機構 Granted JPS5926166A (ja)

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