JP6667484B2 - 液剤用ノズルおよび転圧車両 - Google Patents

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Description

本発明は、液剤用ノズルおよび転圧車両に関するものである。
液剤用ノズルの従来例として特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1には、液剤用ノズルからタイヤローラのタイヤに向けて液剤を噴射することが記載されている。特許文献1には、配管部材に固定されるボディ部材と、噴射口が形成され、ボディ部材に着脱自在のノズル本体と、に分割構成され、ノズル本体に異物除去用のストレーナを一体に設けた液剤用ノズルが記載されている。
また、液剤用ノズルとして、液漏れ防止用のチェック弁を備えたものが知られている。ボディ部材とノズル本体とに分割され、かつチェック弁を備えた従来の液体用ノズルは、チェック弁がボディ部材に設けられている。チェック弁を清掃する場合には、ノズル本体をボディ部材から外したうえで、ボディ部材からチェック弁を取り出す。
特開平9−262505号公報
タイヤローラのタイヤに向けて液剤を噴射する場合、液剤用ノズルはタイヤ近傍の狭隘なスペースに配置されることとなる。この場合で従来のようにチェック弁がボディ部材に設けられた構造であると、狭いスペースでノズル本体の外し作業とチェック弁の外し作業および両者の取り付け作業を行わなければならず、作業性が悪いという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するために創作されたものであり、チェック弁およびストレーナの着脱作業を容易に行える液剤用ノズルおよび転圧車両を提供することを目的としている。
前記課題を解決するため、本発明は、液剤供給体に取り付けられ、前記液剤供給体の内外を連通するボディ流路が形成されたボディ部材と、前記ボディ部材に着脱自在に取り付けられ、液剤の噴射口が形成されたノズル本体と、を備えた液剤用ノズルであって、チェック弁とストレーナとが前記ノズル本体と一体に設けられており、前記チェック弁は、前記ボディ流路に挿入される弁箱と、弁体と、前記弁体を弁座に押し付ける付勢部材とを備えて構成され、前記ストレーナは、前記弁箱に外嵌され、前記弁箱は、周壁に液剤の流入口が設けられ、前記弁座が形成された弁箱本体と、前記弁箱本体に螺合するとともに前記ノズル本体に螺合し、前記付勢部材の基端を支持する弁箱口金と、を備えて構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、チェック弁およびストレーナをノズル本体と一体に設けることで、ノズル本体をボディ部材から外すだけで、同時にチェック弁およびストレーナもボディ部材から外すことができる。また、ノズル本体に対して簡単な構造でチェック弁とストレーナとを一体に取り付けることができる。さらに、弁箱本体と弁箱口金との簡単な分解作業で、チェック弁を容易に取り出して清掃できる。
また、本発明は、前記ノズル本体と一体に設けられ、取手部が形成されたキャップ部材を備え、前記ノズル本体は、前記取手部の軸回りの回動操作による前記ボディ部材の係合部と前記キャップ部材の被係合部との係脱で、前記ボディ部材に着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、ノズル本体の構造を複雑にすることなく、別途設けたキャップ部材により、ノズル本体を容易にボディ部材に着脱できる。
また、本発明は、転圧輪への液剤噴射用として前記液剤用ノズルを備え、前記噴射口が前記流入口よりも上方に位置するように配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、非散布時において、ノズル本体内やチェック弁内に残った液剤の噴射口からの漏れを低減できる。
本発明の液剤用ノズルおよび転圧車両によれば、チェック弁およびストレーナの着脱が容易となり、清掃作業を容易に行える。
液剤噴射装置の側面図である。 液剤噴射装置の平面図である。 液剤噴射装置の背面図である。 本発明に係る液剤用ノズルの断面図である。 ノズル本体をボディ部材から外した場合の液剤用ノズルの断面図である。 液剤用ノズルの分解斜視図である。 キャップ部材の背面図である。 ノズル本体の断面図である。
本発明の液剤用ノズルを転圧車両に適用した形態について説明する。図1〜図3において、転圧ローラRは、後輪側の転圧輪として複数の、本実施形態では4つのタイヤTを備えている。アスファルト路面の施工時において、アスファルト合材等の付着物がタイヤTの表面に付着するのを防止するため、転圧ローラRには、転圧作業中に連続的、或いは間欠的に液剤を各タイヤTに噴射するための液剤噴射装置51が設けられている。液剤としては、鉱油からなるアスファルト付着防止剤、乳化剤を用いて鉱油と水を混合させたアスファルト付着防止剤等であり、場合により単なる水であってもよい。
液剤噴射装置51は、液剤を貯溜する液剤タンク52と、液剤ポンプ53と、液剤配管54と、本発明に係る液剤用ノズル1とを備えて構成されている。液剤配管54は、可撓ホース等からなる一次配管55および二次配管56と、金属パイプ等からなる液剤供給管57とを備えて構成されている。液剤供給管57は、ブラケット58(図2、図3)により車体に支持され、タイヤTの上方で車幅方向に沿って延設するように配置されている。液剤供給管57には、各タイヤTに対応して4つの液剤用ノズル1が車幅方向に間隔を空けて取り付けられている。
以上により、液剤ポンプ53が作動すると、液剤タンク52内の液剤が一次配管55を介して液剤供給管57に供給され、液剤用ノズル1からタイヤTに液剤が噴射される。液剤の残りは液剤供給管57から二次配管56を介して液剤タンク52に戻る。図2に示すように、液剤供給管57への二次配管56の接続部には可変絞り弁59が取り付けられている。この可変絞り弁59の絞り操作により、液剤供給管57内の液剤の圧力を調整し、液剤用ノズル1からの液剤の噴霧幅を変更できるようになっている。
図4、図5において、液剤用ノズル1は、液剤供給管(液剤供給体)57に取り付けられ、液剤供給管57の内外を連通するボディ流路5が形成されたボディ部材2と、キャップ部材4と、ボディ部材2にキャップ部材4を介して着脱自在に取り付けられ、液剤の噴射口6が形成されたノズル本体3と、を備えて構成されている。
「ボディ部材2」
図4、図5に示すように、液剤供給管57の管壁に形成された貫通孔にはナット60が溶接されている。ボディ部材2は、ボディ流路5が軸O方向に貫通した筒状の部材であって、外周が六角面状に形成された六角部7と、六角部7の一端側に形成された雄テーパねじ部8と、六角部7の他端側に形成された係合部9とを備えている。ボディ部材2は、六角部7にスパナ等の工具により、雄テーパねじ部8をナット60に締め付けることで液剤供給管57に固定される。係合部9は、図6に示すように、小径の筒部10と、筒部10の先端側外周において、軸Oを挟んで互いに反対の位置に、径外方向に突出する円弧片状の係合鍔部11,11と、を備えた形状からなる。
「キャップ部材4」
図4〜図6を参照して、キャップ部材4は、ノズル本体3に螺合することでノズル本体3と一体化される部材である。キャップ部材4は、筒部12と、筒部12の外周において、軸Oを挟んで互いに反対の位置に、径外方向に突出する取手部13,13と、を備えている。筒部12の内部において、一端側には、ボディ部材2の係合部9に係合する被係合部14が形成され、他端側には、ノズル本体3の雄テーパねじ部26に螺合する雌テーパねじ部15が形成されている。被係合部14と雌テーパねじ部15とは軸O方向に連通している。
図4、図5、図7を参照して、被係合部14は、筒部12の一端面側において、筒部10の先端側を通すために筒部10の外径よりも僅かに大きい内径の筒部挿入用開口部16と、係合鍔部11(図6参照)を通すために係合鍔部11の外径よりも僅かに大きい内径の鍔部挿入用開口部17,17とが形成されている。筒部挿入用開口部16、鍔部挿入用開口部17,17の奥側には、係合鍔部11の外径よりも僅かに大きい内径の鍔部回動空間18が軸O回り全周にわたって形成されている。これにより、筒部挿入用開口部16の縁周りには係合壁部19が形成される。また、図4、図5に示すように、鍔部回動空間18の底面20には、軸Oを中心とする環状溝21が形成されている。環状溝21には、底面20から若干突出するようにOリング22が収容されている。さらに、鍔部回動空間18には、係合鍔部11の回動角度を規制するストッパ23が設けられている。
キャップ部材4の装着動作について説明する。筒部挿入用開口部16、鍔部挿入用開口部17,17にボディ部材2の筒部10、係合鍔部11,11を通過させ、Oリング22が圧縮変形して係合鍔部11,11が鍔部回動空間18内で回動可能となる位置までキャップ部材4をボディ部材2側に押し込む。次いで、取手部13,13によりキャップ部材4を軸O回りに回す。約90°回った時点で、一方の係合鍔部11がストッパ23に当接し、それ以上の回動が規制される。これにより、係合鍔部11,11が係合壁部19に係合し、キャップ部材4がボディ部材2に対して固定される。キャップ部材4とボディ部材2との隙間は、ボディ部材2の先端面24に圧接したOリング22によりシールされる。Oリング22の弾性復元力により係合鍔部11,11は係合壁部19,19に押し付けられるので、転圧ローラRの振動等の外力程度で係合位置がずれることもない。キャップ部材4をボディ部材2から外すときは、取手部13,13を反対方向に回すことで容易に外すことができる。
以上のように、キャップ部材4により、工具を用いることなく取手部13,13を指で約90°回すだけの簡単なワンタッチ操作で、ノズル本体3をボディ部材2に対して着脱できる。本実施形態では、キャップ部材4をノズル本体3とは別体の部材としているが、ノズル本体3と一体成形してもよい。また、ワンタッチ操作の着脱構造としては、係合鍔部11と係合壁部19との係合構造に限られず、他の構造としてもよい。
「ノズル本体3」
図4〜図6、図8を参照して、ノズル本体3は、外周が六角面状に形成された六角部25と、六角部25の一端側に形成された雄テーパねじ部26と、六角部25の他端側に形成された円柱状のノズル先端部27とを備えている。ノズル本体3は、六角部25にスパナ等の工具により、雄テーパねじ部26をキャップ部材4の雌テーパねじ部15に締め付けることでキャップ部材4と一体化される。
「チェック弁28、ストレーナ29」
ノズル本体3には、チェック弁28とストレーナ29とが一体に設けられている。チェック弁28は、ボディ流路5に挿入される弁箱30と、ボール弁体31と、ボール弁体31を弁座33に押し付ける付勢部材32とを備えて構成されている。弁箱30は、周壁に液剤の流入口34が設けられ、弁座33が形成された弁箱本体35と、弁箱本体35に螺合するとともにノズル本体3に螺合し、付勢部材32の基端を支持する弁箱口金36とを備えて構成されている。ストレーナ29は、例えば円筒形状を呈した金属網からなり、弁箱本体35に外嵌されている。
弁箱本体35は、一端側が閉じられ他端側が開口した円筒形状を呈している。弁箱本体35の内部流路は、一端寄りの小内径部37と他端寄りの大内径部38とから構成され、小内径部37と大内径部38との段差が弁座33として形成されている。流入口34は、小内径部37に臨むように位置している。大内径部38には、ボール弁体31と、圧縮コイルばねからなる付勢部材32が収容されている。圧縮コイルばねは、ボール弁体31に接する先端側に向かうにしたがい小径となっている。
弁箱本体35の外径寸法L1は、ストレーナ29の内径寸法よりも若干小さい程度の寸法である。ただし、流入口34が位置する辺りには、外径寸法L1よりも小径の小外径部39が形成されている。また、ストレーナ29の一端側を位置決めするために、弁箱本体35の一端には、外径寸法L1よりも大径の大外径部40が形成されている。弁箱本体35の他端には、弁箱口金36の雌ねじ43と螺合する雄ねじ41が形成されている。弁箱本体35の一端には、雌ねじ43と雄ねじ41とを締め付けるときまたは緩めるときにマイナスドライバ等の工具を差し込むための溝42が形成されている。
弁箱口金36は、一端側に雌ねじ43が形成されるとともに他端側に雄ねじ44が形成されており、内部流路47が軸O方向に貫通している。雄ねじ44は雌ねじ43よりも小径であり、雄ねじ44と雌ねじ43との間の外周には円錐面45が形成されている。ノズル本体3の雄テーパねじ部26の内部には、雄ねじ44と螺合する雌ねじ46が形成されている。雄ねじ44と雌ねじ46とが締め付けられた際、ノズル本体3の雄テーパねじ部26の端面内側が円錐面45に押し付けられるため、楔効果によりノズル本体3と弁箱口金36とは強固に連結される。
雌ねじ43と雄ねじ41との螺合により弁箱本体35と弁箱口金36とが一体化されたとき、ストレーナ29の他端は弁箱口金36の一端に当接して位置決めされる。また、付勢部材32は、圧縮された状態でその基端が雌ねじ43の底面に支持される。
「噴射口6」
ノズル先端部27の軸O方向中程には、外周面の約180°の範囲にわたり切欠き48が形成されている。切欠き48は、ノズル本体3がボディ部2に装着された際、タイヤT(図1)に対向するように下側に位置する。図8において、切欠き48は、軸O付近を通る軸Oとの直交面を切欠き底面48Aとする。また、六角部25寄りには切欠き側面48Bが形成され、ノズル先端部27の先端面27A寄りには切欠き傾斜側面48Cが形成されている。ノズル先端部27には、軸O付近で軸Oに沿う細径の噴射孔49が穿孔されている。噴射孔49の上流端は、弁箱口金36の内部流路47と連通している。噴射孔49の下流端は、噴射口6として切欠き側面48Bに位置している。切欠き傾斜側面48Cは、切欠き底面48Aからノズル先端部27の外周面に向かうにしたがい先端面27Aに近づくように傾斜している。
噴射口6から噴射した液剤は、図8に矢印で示すように、切欠き底面48Aから切欠き傾斜側面48Cの表面に沿って流れ、ほとんど厚みの無い図3に示すような扇状となってタイヤTに噴射される。ノズル本体3は、ノズル先端部27がボディ部材2よりも上方に位置するように斜めに配置されている。つまり、ノズル本体3は、噴射口6が流入口34よりも上方に位置するように傾斜状に配置されている。
「作用」
液剤の散布時には、液剤供給管57の管内圧力により、液剤がストレーナ29により濾過されたうえで流入口34から弁箱30の内部に流入する。液剤の圧力により、ボール弁体31が付勢部材32の付勢力に抗して開き、液剤は弁箱口金36の内部流路47、噴射孔49を通って噴射口6からタイヤTの上部表面に噴射される。
液剤の非散布時には、付勢部材32の付勢力の方が液剤の圧力よりも勝ることにより、ボール弁体31が閉じる。これにより、非散布時において、液剤供給管57内の液剤が液剤用ノズル1内に流入するのを阻止できる。また、噴射口6は流入口34よりも上方に位置しているので、非散布時において、弁箱30内やノズル本体3内に残った液剤が噴射口6から漏れ出るおそれも低減される。液剤に含まれた異物はストレーナ29により除去されるので、異物付着による弁座33とボール弁体31との閉じ不良や噴射口6の目詰まり等も低減される。
チェック弁28、ストレーナ29の清掃メンテナンス時においては、キャップ部材4の取手部13,13を指で約90°回すだけの簡単なワンタッチ操作で、図5に示すように、ボディ部材2からノズル本体3と共にチェック弁28およびストレーナ29を容易に外すことができる。そして、通常であれば指で、使用により固着していれば溝42に差し込んだ工具等により雌ねじ43と雄ねじ41とを緩めて、弁箱口金36から弁箱本体35を外す。これにより、弁箱本体35からチェック弁28、ストレーナ29を外せる状態となり、これらの清掃等を行うことができる。
以上のように、液剤供給管57に取り付けられ、液剤供給管57の内外を連通するボディ流路5が形成されたボディ部材2と、ボディ部材2に着脱自在に取り付けられ、液剤の噴射口6が形成されたノズル本体3と、を備えた液剤用ノズル1において、チェック弁28とストレーナ29とをノズル本体3と一体に設けることにより、次のような効果が奏される。
仮にチェック弁28をボディ部材2側に取り付ける構造とした場合、チェック弁28の清掃時には、ノズル本体3をボディ部材2から外し、さらにボディ部材2からチェック弁28を取り出す作業となる。ボディ部材2は液剤供給管57に取り付けられたままであるので、本実施形態のように液剤供給管57が車体とタイヤTとの狭隘なスペースに配置されている場合、ボディ部材2からのチェック弁28の取り出し作業或いは取り付け作業が困難となる。これに対し、本発明のようにチェック弁28をノズル本体3と一体に設けることで、ノズル本体3をボディ部材2から外した後、開放されたスペースでチェック弁28をノズル本体3から容易に取り出して清掃できる。同様に、ストレーナ29も容易に清掃できる。
チェック弁28は、ボディ流路5に挿入される弁箱30と、ボール弁体31と、ボール弁体31を弁座33に押し付ける付勢部材32と、を備えて構成され、ストレーナ29は、弁箱30に外嵌されている構成とすれば、ノズル本体3に対して簡単な構造でチェック弁28とストレーナ29とを一体に取り付けることができる。
弁箱30は、周壁に液剤の流入口34が設けられ、弁座33が形成された弁箱本体35と、弁箱本体35に螺合するとともにノズル本体3に螺合し、付勢部材32の基端を支持する弁箱口金36と、を備えて構成される構成とすれば、弁箱本体35と弁箱口金36との簡単な分解作業で、チェック弁28を容易に取り出して清掃できる。
ストレーナ29は、弁箱本体35に外嵌されて、一端が弁箱本体35の大外径部40に位置決めされ、他端が弁箱口金36に位置決めされる構成とすれば、弁箱本体35と弁箱口金36との簡単な分解作業で、チェック弁28とともにストレーナ29も容易に取り出して清掃できる。
ノズル本体3と一体に設けられ、取手部13,13が形成されたキャップ部材4を備え、ノズル本体3は、取手部13,13の軸O回りの回動操作によるボディ部材2の係合部9とキャップ部材4の被係合部14との係脱で、ボディ部材2に着脱自在に取り付けられる構成とすれば、ノズル本体3の構造を複雑にすることなく、別途設けたキャップ部材4により、ノズル本体3を容易にボディ部材2に着脱できる。
1 液剤用ノズル
2 ボディ部材
3 ノズル本体
4 キャップ部材
5 ボディ流路
6 噴射口
28 チェック弁
29 ストレーナ
30 弁箱
31 ボール弁体
32 付勢部材
33 弁座
34 流入口
35 弁箱本体
36 弁箱口金
51 液剤噴射装置
57 液剤供給管(液剤供給体)
R 転圧ローラ(転圧車両)

Claims (3)

  1. 液剤供給体に取り付けられ、前記液剤供給体の内外を連通するボディ流路が形成された ボディ部材と、
    前記ボディ部材に着脱自在に取り付けられ、液剤の噴射口が形成されたノズル本体と、
    を備えた液剤用ノズルであって、
    チェック弁とストレーナとが前記ノズル本体と一体に設けられており、
    前記チェック弁は、前記ボディ流路に挿入される弁箱と、弁体と、前記弁体を弁座に押し付ける付勢部材とを備えて構成され、
    前記ストレーナは、前記弁箱に外嵌され、
    前記弁箱は、
    周壁に液剤の流入口が設けられ、前記弁座が形成された弁箱本体と、
    前記弁箱本体に螺合するとともに前記ノズル本体に螺合し、前記付勢部材の基端を支持する弁箱口金と、
    を備えて構成されていることを特徴とする液剤用ノズル。
  2. 前記ノズル本体と一体に設けられ、取手部が形成されたキャップ部材を備え、
    前記ノズル本体は、前記取手部の軸回りの回動操作による前記ボディ部材の係合部と前記キャップ部材の被係合部との係脱で、前記ボディ部材に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項に記載の液剤用ノズル。
  3. 転圧輪への液剤噴射用として請求項1又は請求項2に記載の液剤用ノズルを備え、
    前記噴射口が前記流入口よりも上方に位置するように配置されていることを特徴とする転圧車両。
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