JPS6366196B2 - - Google Patents

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JPS6366196B2
JPS6366196B2 JP760986A JP760986A JPS6366196B2 JP S6366196 B2 JPS6366196 B2 JP S6366196B2 JP 760986 A JP760986 A JP 760986A JP 760986 A JP760986 A JP 760986A JP S6366196 B2 JPS6366196 B2 JP S6366196B2
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JP
Japan
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liquid
treatment
bod
filter
waste liquid
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JP760986A
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JPS62166877A (ja
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Masaji Imai
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Landscapes

  • Alcoholic Beverages (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 焼酎の製造はアルコールと他成分とのブレンド
による方法と蒸留法とに大別されるが、後者の方
法も酒粕を原料とするものとモロミを直接蒸留す
るものとに分けられる。現今の焼酎ブームの対象
となつている焼酎は主としてモロミを回分的にあ
るいは連続的に蒸留して得られるものであり、本
発明はこの蒸留に際し生じた廃液の処理法に関
し、具体的には焼酎蒸留廃液中に介在する繊維そ
の他のSS及び簡単な処理によつてSS化し得る成
分を除去する方法を提供しようとするものであ
る。現在まで焼酎蒸留液を連続的かつ高効率で固
液分離する方法がなく、しかもその液はBOD
が極めて高く廃液の水処理は困難であつた。本発
明はこの問題を解決したものであり、更に本発明
の処理により得られた液を通常の廃液処理で
BODを完全に除去するかあるいはこの液に炭
酸ガスを吹き込み加糖し清涼飲料に供するような
液を得ようとするものである。又更には粗過
によつて得られた滓を有機質肥料として提供し
ようとするにある。
発酵原料の如何によつて多少の差はあるものの
蒸留廃液中には大量の有機物が残存する。その主
なものは液中に固体として浮遊する繊維質物その
他のSSや溶存する有機物である。これら介在物
質には有害なものはなく栄養価も高いので、SS
を分離して飼料とすることも試みられたが動物の
肉質に問題があるとされ飼料としては用いられな
くなつた。また海洋投棄も試みられたが、これも
海洋汚染につながるとして反対され、止むを得ず
陸上処理を行なわなければならなくなつて来た。
しかし前述のように焼酎蒸留廃液には大量の
SSと溶存BODを含むのでこの処理は容易ではな
い。SSは脱水率を高めれば焼却によつて処理で
きるが、溶存BOD値が非常に大きいためその除
去には大きな装置を必要とし、そのコストは非常
に高いものとなる。本発明者等はSSの脱水率を
高める方法を得ることに成功したのである。しか
もこの開発した方法は、単に蒸留廃液中のSSの
除去だけではなく溶存しているリグニン質などを
もSSとして除去し得るものである。そして以上
の如くして得られた処理液のBOD成分が実質的
には蛋白質の分解によつて生じた各種アミノ酸と
発酵の際に異常発酵(例えば酢酸発酵)を防止す
るために加えたクエン酸とが主成分であることを
も知つた。本発明は基本的にはこの知見に基いて
なされたものである。以下本発明のSSの除去処
理について説明する。
〔SSの除去処理〕
蒸留廃液中のSSには繊維質のものからコロイ
ド状のものまで様々なものがあり、大きさも粗大
なものから極めて微細なものまであり、しかも何
れも親水性のものである。本発明においてはこの
ようなSSを先づ疎水的なものに変成すると共に、
過を二段階に分け、先づ粗大なSSを粗過機
で過し、次いで微細なSSをボツクスタイプの
プレコートフイルターで過することにより、
過を容易にすると同時に完全な過を行うことに
成功した。
焼酎蒸留廃液(以下原廃水と略)は先づ貯槽に
入れられる。この貯槽中の原廃水は一工場だけの
ものもあるが複数の小工場から集められたものが
多く、一般にTSS(total suspended solid)が5
%以上含まれているものが多い。貯槽中ではSS
の沈降を防ぐため撹拌を必要とし、変質を防止し
なければならないので長期間の滞留をさせず速や
かに処理することが望ましい。
貯槽からの原廃水は先づ硫酸添加槽に送られ、
こゝで濃硫酸が撹拌下に添加され、液性がPH1以
下になるまで酸性化される。この硫酸の添加によ
つて原廃水中のSSのあるものは加水分解され、
その相当量はリグニン質と共に可溶性の硫酸エス
テル及びアミノ酸となる。この硫酸処理原廃水は
中和槽に送られ(以上の説明はバツチ処理的にな
されているが、実際は連続的な処理であり以下の
説明もほゞこれに順じている。)中和槽に送られ
た硫酸処理原廃水には、こゝで撹拌下で石灰乳を
加えられてPH約7に中和される。この中和処理に
よつてリグニン質やヘミセルローズ分解物等の硫
酸エステル化した物質は硫酸エステルカルシウム
塩となり疎水性の微細な固体粒子となる。このよ
うな中和処理を受けた原廃水はSSが完全に分散
しているのでフロツク形成処理を行う。
フロツク形成処理は、中和槽から導かれた中和
済の原廃水に必要に応じカチオン性高分子凝集剤
あるいはアニオン性高分子凝集剤(最終液を飲
料とする場合はアニオン性のポリアクリル酸ソー
ダに限られるが)を加え撹拌することにより行な
われる(なお、発酵酒原料がさつまいもの場合は
中和だけで凝集可能である)。この凝集処理によ
つて過半のSSはフロツク化するが、疎水化した
微細な粒子がなお液中に浮遊することを防ぐこと
はできない。従つて過処理を一回で行なうと目
詰りを起こし、過作業は極めて困難なものとな
る。本発明においてはこの過処理を粗過装置
を用いて二段階に行うことにより極めて容易にし
たものである。
即ち本発明においては以上のような前処理を施
した原廃水を先づ粗目のスクリーンをもつベルト
フイルターや吸引脱水機のような粗過機により
粗過し、次いでボツクスタイプの珪藻土又はフ
ライアツシユをプレコートしたプレコートフイル
ターで二重過するのである。そしてこゝにいう
吸引脱水機とは、例えば円筒式抄紙機に似たよう
なもので、吸引ドラムを粗目スクリーンで覆いこ
の下半部を被液中に浸漬して回軸しつゝ吸引
過し、スクリーン上の過残渣はドラムの後部上
半にスクリーンをドラムから引き離した部分を設
けこゝで内側から強く送風して残渣をスクリーン
から連続的に除去するようなもので、吸引脱水機
としては具体的には実公昭51−41253号公報、あ
るいは米国特許38−14259号明細書等に記載され
たようなタイプのものである。そして実装置とし
ては株式会社大原鉄工所製のOA真空脱水機の如
きものがある。
またボツクスタイプのプレコートフイルターと
は、細長いバツクフイルター状の過袋をスペー
サーを介して折畳み箱型の容器に収納したもの
で、使用に先立ち過面(布面)に珪藻土又は
フライアツシユの層を吸収により予め形成させた
ものである。この過装置によれば超微流子の
SSも布への目詰りを起すことなく過するこ
とができる。そして過効率が低下したときはバ
ツクフイルターに逆圧をかけて珪藻土又はフライ
アツシユの層を剥離除去し、新しい珪藻土又はフ
ライアツシユ層をプレコートして再利用すればよ
い。剥離除去されたSSを含む廃珪藻土又はフラ
イアツシユはなるべく原廃水槽および粗過液槽
に戻すのが望ましい。それは廃珪藻土やフライア
ツシユが原廃水に戻されるとそれに原廃水中の小
さなSSが付着し粗過でのSSの除去率が高まる
と共にプレコートフイルターでの過の負荷が減
少するからであり、また粗液に加えるとBOD
成分をある程度吸着し最終液の水処理を容易に
するからである。又粗過物に珪藻土やフライア
ツシユが混入しても滓を肥料原料として用いる
場合、何等の障害にもならないからである。
以上述べたような過手段によるとすでに述べ
たように原廃水中のSSのみではなく、酸処理お
よび中和処理によつて原廃水中に溶存した物質か
ら新たに生じたSS(例えばリグノ硫酸カルシウム
の如きもの)も完全に除去することができしかも
原廃水中のSSは疎水化されているので、フイル
ターケーキの含水率は減少しており、粗過のフ
イルターケーキはそのまゝ、あるいは二次脱水し
て容易に有機質肥料の原料に供することができ
る。
ボツクスタイププレコートのフイルターの過
液(以下液)は透明で僅かに着色し、多少の臭
いもあるが異臭ではない。しかしこの液はなお
14,000ppm程度のかなり高いBOD値を示すが、
この程度にBOD値を低下させた原料は、常法に
したがい曝気、活性汚泥処理、凝集処理、過等
によつてBOD成分を実質的になくし、放流する
ことが可能となる。
又、前記プレコートフイルターからの液の成
分を調べたところ、その中に含まれる有機成分は
主としてクエン酸とアミノ酸であり、その他の成
分としては1ppm未満の着色成分(気にならない
程度の)や無害の有機物で活性炭処理で容易に除
去し得ることがわかつた。従つて活性炭処理した
液に必要量の糖分を加え更に炭酸ガスが吹き込
めばそのまま清涼飲料として、あるいはドリンク
剤として商品化することが可能である。
実施例 TSS75000〜50000ppm、(BOD75000〜
40000ppm)の原廃水を以上に説明した装置によ
り硫酸化、中和、凝集、過処理して淡黄褐色の
液を得た。液のBODは約14000ppmで、
BOD成分はクエン酸が約4400ppmアミノ酸が約
9600ppmであつた。この程度のBOD成分を含む
処理は通常の前記したような廃水処理手段によつ
て無害化し放流廃棄することが可能であつた。
また上記液1000c.c.をとり活性炭で吸着処理を
行つたところ無色無臭の透明液が得られた。この
透明液に30〜50gの加糖をした後ゲージ圧1Kgで
炭酸ガスを飽和させた。得られた液は各種アミノ
酸を含む富栄養の清涼感のある飲料となつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 焼酎蒸留廃液に濃硫酸を加えて強酸酸性と
    し、次いで石灰乳で中和し必要に応じ高分子凝集
    剤を添加した後粗過し、この液をさらにプレ
    コートフイルターにかけSSを分離し、清澄な
    液を得ることを特徴とする焼酎蒸留廃液の処理
    法。 2 プレコートフイルターケーキを処理すべき焼
    酎蒸留廃液に戻し混和する特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
JP61007609A 1986-01-17 1986-01-17 焼酎蒸溜廃液の処理法 Granted JPS62166877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61007609A JPS62166877A (ja) 1986-01-17 1986-01-17 焼酎蒸溜廃液の処理法

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JP61007609A JPS62166877A (ja) 1986-01-17 1986-01-17 焼酎蒸溜廃液の処理法

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Publication Number Publication Date
JPS62166877A JPS62166877A (ja) 1987-07-23
JPS6366196B2 true JPS6366196B2 (ja) 1988-12-20

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JP61007609A Granted JPS62166877A (ja) 1986-01-17 1986-01-17 焼酎蒸溜廃液の処理法

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US7566469B2 (en) * 2003-10-13 2009-07-28 Nalco Company Method of dewatering grain stillage solids
JP4925312B2 (ja) * 2007-05-08 2012-04-25 国立大学法人 鹿児島大学 芋焼酎もろみの固液分離方法

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JPS62166877A (ja) 1987-07-23

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