JPS63657B2 - - Google Patents
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- JPS63657B2 JPS63657B2 JP53156030A JP15603078A JPS63657B2 JP S63657 B2 JPS63657 B2 JP S63657B2 JP 53156030 A JP53156030 A JP 53156030A JP 15603078 A JP15603078 A JP 15603078A JP S63657 B2 JPS63657 B2 JP S63657B2
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- elastic
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/22—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section built-up from superimposed layers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/04—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of rubber
- F16G5/06—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of rubber with reinforcement bonded by the rubber
- F16G5/08—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of rubber with reinforcement bonded by the rubber with textile reinforcement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/16—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
- F16G5/166—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts with non-metallic rings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は動力伝動用Vベルトおよびその製造
方法に関し、特にスリーブ状のベルト基材を連続
輪切りにして成る動力伝動用Vベルトにおいて、
ベルト基材での抗張体を中心層部に配し、該抗張
体の上下両面にそれぞれ引張弾性率の相違するゴ
ム弾性層を、さらに両弾性層の表面にそれぞれ伸
縮率の相違する帆布層を積層せしめてなる動力伝
動用Vベルトとその製造方法に関する。
方法に関し、特にスリーブ状のベルト基材を連続
輪切りにして成る動力伝動用Vベルトにおいて、
ベルト基材での抗張体を中心層部に配し、該抗張
体の上下両面にそれぞれ引張弾性率の相違するゴ
ム弾性層を、さらに両弾性層の表面にそれぞれ伸
縮率の相違する帆布層を積層せしめてなる動力伝
動用Vベルトとその製造方法に関する。
この種のVベルトは、製造過程において硬化し
た削りスクラツプが発生し、材料の無駄が発生す
ることを回避することを主目的として開発された
ものである。即ち、中心層部に抗張体を配してな
るスリーブ状ベルト成型基材を輪切りにして断面
逆台形の正成型Vベルトと断面台形の逆成型Vベ
ルトを交互に製出せしめ、このうち正成型Vベル
トはそのままの状態で、逆成型Vベルトは使用時
裏返えしによる正成型Vベルトと同一向きに直し
て成ることを特徴としていた。
た削りスクラツプが発生し、材料の無駄が発生す
ることを回避することを主目的として開発された
ものである。即ち、中心層部に抗張体を配してな
るスリーブ状ベルト成型基材を輪切りにして断面
逆台形の正成型Vベルトと断面台形の逆成型Vベ
ルトを交互に製出せしめ、このうち正成型Vベル
トはそのままの状態で、逆成型Vベルトは使用時
裏返えしによる正成型Vベルトと同一向きに直し
て成ることを特徴としていた。
この種の構成および製法によるVベルトとして
は具体的にはベルト抗張体の上下部にスダレを具
備させ、ベルト巾方向の剛性の向上によりベルト
走行時におけるベルトのプーリーへの落ち込みを
防止したVベルトが特開昭49−133741号公報ある
いは特開昭51−111552号公報に開示されている。
しかしこの構成による時スダレと抗張体間にはせ
ん断力による両者の剥離現象が生じ易く、またコ
スト高となる欠点が内在する。
は具体的にはベルト抗張体の上下部にスダレを具
備させ、ベルト巾方向の剛性の向上によりベルト
走行時におけるベルトのプーリーへの落ち込みを
防止したVベルトが特開昭49−133741号公報ある
いは特開昭51−111552号公報に開示されている。
しかしこの構成による時スダレと抗張体間にはせ
ん断力による両者の剥離現象が生じ易く、またコ
スト高となる欠点が内在する。
これを改良するものとしてベルト上下表面層に
同種の広角度のバイアス織布を配し、更にベルト
の抗張体の両面に短繊維を混入した同種のゴム層
を設けたベルトが特開昭52−17153号公報に開示
されている。しかしこの構成による時は抗張体を
中心層部に位置させ、該抗張体の上下両面にそれ
ぞれ同種の帆布、ゴム層を配しているためスリー
ブ状の加硫成形体から輪切して製出されたVベル
ト群のうちそのままの状態にて使用できる正成型
Vベルトと一度反転せしめて正成型Vベルトと同
一向きのVベルトに直して使用される逆成型Vベ
ルトの間には性能上大きな差異が発生する。即ち
逆成型Vベルトの上側帆布は下側帆布に比べて
2πt(tはベルトの厚み)だけ正成型Vベルトに比
べ伸縮されると共にVベルトをプーリーに掛けて
走行させると抗張体の上部ゴム層および帆布が下
部のゴム層および帆布の圧縮歪よりも大きな引張
歪を受けるため、逆成型Vベルトの抗張体より上
部部材は下部部材に比べて大きな歪を受けて亀裂
を引き起し易い。その結果逆成型Vベルトの走行
寿命は正成型Vベルトよりも極めて短縮されると
いう致命的欠陥があつた。
同種の広角度のバイアス織布を配し、更にベルト
の抗張体の両面に短繊維を混入した同種のゴム層
を設けたベルトが特開昭52−17153号公報に開示
されている。しかしこの構成による時は抗張体を
中心層部に位置させ、該抗張体の上下両面にそれ
ぞれ同種の帆布、ゴム層を配しているためスリー
ブ状の加硫成形体から輪切して製出されたVベル
ト群のうちそのままの状態にて使用できる正成型
Vベルトと一度反転せしめて正成型Vベルトと同
一向きのVベルトに直して使用される逆成型Vベ
ルトの間には性能上大きな差異が発生する。即ち
逆成型Vベルトの上側帆布は下側帆布に比べて
2πt(tはベルトの厚み)だけ正成型Vベルトに比
べ伸縮されると共にVベルトをプーリーに掛けて
走行させると抗張体の上部ゴム層および帆布が下
部のゴム層および帆布の圧縮歪よりも大きな引張
歪を受けるため、逆成型Vベルトの抗張体より上
部部材は下部部材に比べて大きな歪を受けて亀裂
を引き起し易い。その結果逆成型Vベルトの走行
寿命は正成型Vベルトよりも極めて短縮されると
いう致命的欠陥があつた。
本発明のVベルトはスリーブ状のベルト基材の
中心層に配した抗張体の上方および下方にそれぞ
れ積層された同一厚みのそのベルト基材の環状方
向への引張弾性率を変更せしめた短繊維入りゴム
弾性層および同一プライ数の上下それぞれの伸縮
量の相違する伸縮性帆布を積層せしめることによ
り、特に逆成型Vベルトにおいてベルト駆動中、
抗張体を中心に上側構成部材および下側構成部材
に作用する圧縮歪および引張歪に即座に対応する
とができる動力伝動用Vベルトおよびその製造方
法を提供するもので、つぎに正成型Vベルトと使
用時には反転せしめて使用される逆成型Vベルト
を併立量産せしめる本発明のVベルトおよびその
製造方法を図面を用いて具体的に説明する。
中心層に配した抗張体の上方および下方にそれぞ
れ積層された同一厚みのそのベルト基材の環状方
向への引張弾性率を変更せしめた短繊維入りゴム
弾性層および同一プライ数の上下それぞれの伸縮
量の相違する伸縮性帆布を積層せしめることによ
り、特に逆成型Vベルトにおいてベルト駆動中、
抗張体を中心に上側構成部材および下側構成部材
に作用する圧縮歪および引張歪に即座に対応する
とができる動力伝動用Vベルトおよびその製造方
法を提供するもので、つぎに正成型Vベルトと使
用時には反転せしめて使用される逆成型Vベルト
を併立量産せしめる本発明のVベルトおよびその
製造方法を図面を用いて具体的に説明する。
図中、1A,1Bはそれぞれ逆成型Vベルトお
よび正成型Vベルトで、スリーブ状のベルト基材
20を連続輪切りにして裏返えしにされ逆成型V
ベルト1Aの中心層には柔軟性に富むクツシヨン
ゴム層2をもつて被われたポリエステル繊維、芳
香族ポリアミド繊維の高強度、低伸度のロープ状
抗張体3が配され、該抗張体3の上面側に短繊維
4入りゴム弾性層5、例えばNR、SBR、CR等
のゴム材100重量部に対し、ナイロン、綿、ポリ
エステル、レーヨン等の長さ1〜20mmの短繊維4
をベルト巾方向に5〜40重量部混入したゴム弾性
層5を配し、又抗張体3の下面側には同じく短繊
維を前記ゴム弾性層5のそれより多く、例えばゴ
ム材100重量部に対し短繊維10〜50重量部を混入
することにより、前記上面側のゴム弾性層5に比
しベルト長手方向への引張弾性率を大きくした短
繊維4入りのゴム弾性層6を積層し、さらに前記
ゴム弾性層5の表面には伸縮性帆布7、例えば縦
糸と横糸の交叉角αが110゜〜150゜の比較的交叉大
角度でその伸縮性良好なバイアス織布を、又下面
側のゴム弾性層6の表面には縦糸と横糸の交叉角
βが80゜〜100゜で前記上面側の帆布7に比べその
伸縮性が劣る伸縮性帆布8をそれぞれ層着して成
る。次に、輪切りされた状態のままの正成型Vベ
ルト1Bでは前記逆成型Vベルト1Aとは上下反
対に、中心層のクツシヨンゴム層2で被われたロ
ープ状抗張体3の下面側には短繊維4入りゴム弾
性層5、例えばNR、SBR、CR等のゴム材100重
量部に対し、ナイロン、綿、ポリエステル、レー
ヨン等の長さ1〜20mmの短繊維4をベルト巾方向
に5〜40重量部混入したゴム弾性層5を配し、抗
張体3の上面側には同じく短繊維を前記ゴム弾性
層5のそれより多く、例えばゴム材100重量部に
対し10〜50重量部を混入することにより、前記下
面側のゴム弾性層5に比しベルトの長手方向への
引張弾性率を大きくした短繊維4入りゴム弾性層
6を積層し、抗張体3の比較的引張弾性率の小さ
いゴム弾性層5の表面には逆成型Vベルト1Aと
同様に伸縮性良好な帆布7を、引張弾性率の大き
いゴム弾性層6の表面には比較的伸縮性の劣る帆
布8をそれぞれ層着して成る。この場合には、V
ベルトは中心層に配設された抗張体3の上下面側
において、そのゴム弾性層5,6の引張弾性率お
よび帆布7,8の伸縮性に明確な差異が発生する
よう構成され、短繊維入りゴム弾性層5,6間に
おいてはベルト長手方向の引張弾性率において、
1:1.1〜2.5にあるよう構成されることが望まし
い。
よび正成型Vベルトで、スリーブ状のベルト基材
20を連続輪切りにして裏返えしにされ逆成型V
ベルト1Aの中心層には柔軟性に富むクツシヨン
ゴム層2をもつて被われたポリエステル繊維、芳
香族ポリアミド繊維の高強度、低伸度のロープ状
抗張体3が配され、該抗張体3の上面側に短繊維
4入りゴム弾性層5、例えばNR、SBR、CR等
のゴム材100重量部に対し、ナイロン、綿、ポリ
エステル、レーヨン等の長さ1〜20mmの短繊維4
をベルト巾方向に5〜40重量部混入したゴム弾性
層5を配し、又抗張体3の下面側には同じく短繊
維を前記ゴム弾性層5のそれより多く、例えばゴ
ム材100重量部に対し短繊維10〜50重量部を混入
することにより、前記上面側のゴム弾性層5に比
しベルト長手方向への引張弾性率を大きくした短
繊維4入りのゴム弾性層6を積層し、さらに前記
ゴム弾性層5の表面には伸縮性帆布7、例えば縦
糸と横糸の交叉角αが110゜〜150゜の比較的交叉大
角度でその伸縮性良好なバイアス織布を、又下面
側のゴム弾性層6の表面には縦糸と横糸の交叉角
βが80゜〜100゜で前記上面側の帆布7に比べその
伸縮性が劣る伸縮性帆布8をそれぞれ層着して成
る。次に、輪切りされた状態のままの正成型Vベ
ルト1Bでは前記逆成型Vベルト1Aとは上下反
対に、中心層のクツシヨンゴム層2で被われたロ
ープ状抗張体3の下面側には短繊維4入りゴム弾
性層5、例えばNR、SBR、CR等のゴム材100重
量部に対し、ナイロン、綿、ポリエステル、レー
ヨン等の長さ1〜20mmの短繊維4をベルト巾方向
に5〜40重量部混入したゴム弾性層5を配し、抗
張体3の上面側には同じく短繊維を前記ゴム弾性
層5のそれより多く、例えばゴム材100重量部に
対し10〜50重量部を混入することにより、前記下
面側のゴム弾性層5に比しベルトの長手方向への
引張弾性率を大きくした短繊維4入りゴム弾性層
6を積層し、抗張体3の比較的引張弾性率の小さ
いゴム弾性層5の表面には逆成型Vベルト1Aと
同様に伸縮性良好な帆布7を、引張弾性率の大き
いゴム弾性層6の表面には比較的伸縮性の劣る帆
布8をそれぞれ層着して成る。この場合には、V
ベルトは中心層に配設された抗張体3の上下面側
において、そのゴム弾性層5,6の引張弾性率お
よび帆布7,8の伸縮性に明確な差異が発生する
よう構成され、短繊維入りゴム弾性層5,6間に
おいてはベルト長手方向の引張弾性率において、
1:1.1〜2.5にあるよう構成されることが望まし
い。
なお上述した伸縮性帆布としてはバイアス織布
の他に、ベルト長手方向に配される縦糸にのみに
伸縮糸を用いた平織り伸縮織布を用いることもで
き、又上述した短繊維入りゴム弾性層の弾性率は
材料ゴムの固有弾性率の相違を積極的に利用して
その弾性率を変化せしめることも可能である。
の他に、ベルト長手方向に配される縦糸にのみに
伸縮糸を用いた平織り伸縮織布を用いることもで
き、又上述した短繊維入りゴム弾性層の弾性率は
材料ゴムの固有弾性率の相違を積極的に利用して
その弾性率を変化せしめることも可能である。
つぎに、より具体的なVベルトの実施例を具体
的数値を挙げて説明するに スリーブ状のベルト基材20の抗張体3の上面
側に積層されるゴム弾性層6はその混入短繊維量
において下面側に積層されるゴム弾性層5より50
%多く、又該ゴム弾性層6面に層着されるバイア
ス織布8の縦糸と横糸の交叉角βは100゜で、一方
上面側のゴム弾性層5面に層着されるバイアス織
布7の構成糸の交叉角αは140゜としたVベルト。
的数値を挙げて説明するに スリーブ状のベルト基材20の抗張体3の上面
側に積層されるゴム弾性層6はその混入短繊維量
において下面側に積層されるゴム弾性層5より50
%多く、又該ゴム弾性層6面に層着されるバイア
ス織布8の縦糸と横糸の交叉角βは100゜で、一方
上面側のゴム弾性層5面に層着されるバイアス織
布7の構成糸の交叉角αは140゜としたVベルト。
つぎに以上詳述した正成型Vベルト1Bおよび
逆成型Vベルト1Aの両Vベルトの製造方法を図
面を用いて具体的に以下説明する。
逆成型Vベルト1Aの両Vベルトの製造方法を図
面を用いて具体的に以下説明する。
第3図において円筒形ドラム10にドラムの円
周方向に伸縮性を有する帆布7、例えば縦糸と横
糸の交叉角αが110゜〜155゜のその伸縮性良好なバ
イアス織布あるいは伸縮加工を施した縦糸をドラ
ム10の円周方向(ベルト長手方向)に配した平
織伸縮布を1〜複数プライ巻付け、ついでゴム材
100重量部に対し5〜40重量部の短繊維4を混入
し、該短繊維4をドラム10の巾方向(ベルト巾
方向)に配向せしめた短繊維入りゴムシート15
を積層した形成し、さらに成型後ベルトの抗張体
を被むクツシヨンゴム層2を形成するゴムをその
表面にコーチングせしめたポリエステル繊維など
の高強度でかつ低伸度のロープ状抗張体3を螺旋
状に巻きつけ、さらに前記下部ゴムシート15よ
り、短繊維4の混入量をゴム材100重量部に対し
10〜50重量部と殖してベルト長手方向の引張弾性
率を大ならしめ、かつ前記下部ゴムシート15と
肉厚を等しくする上部短繊維4入りゴムシート1
6を積層して形成し、さらにバイアス織布の場合
その構成糸の交叉角βが80゜〜100゜で前記下部帆
布7より伸縮性の小さな帆布8を下部帆布7と同
じプライ積層して形成し、以上の積層体を公知の
加圧加熱により、スリーブ状の加硫ベルト基材2
0として成形する。そしてこの加硫ベルト基材2
0は第3図における片仮名「ハ」字形の切断線イ
よりの輪切切断により、既述のとおり上下向きが
反対で、断面逆台形の正成型Vベルト1Bと断面
台形の逆成型Vベルト1Aが交互に製出され、逆
成型Vベルト1Aは使用に際し反転せしめること
により、正成型Vベルト1Bと同様の断面逆台形
となり使用に供するものである。
周方向に伸縮性を有する帆布7、例えば縦糸と横
糸の交叉角αが110゜〜155゜のその伸縮性良好なバ
イアス織布あるいは伸縮加工を施した縦糸をドラ
ム10の円周方向(ベルト長手方向)に配した平
織伸縮布を1〜複数プライ巻付け、ついでゴム材
100重量部に対し5〜40重量部の短繊維4を混入
し、該短繊維4をドラム10の巾方向(ベルト巾
方向)に配向せしめた短繊維入りゴムシート15
を積層した形成し、さらに成型後ベルトの抗張体
を被むクツシヨンゴム層2を形成するゴムをその
表面にコーチングせしめたポリエステル繊維など
の高強度でかつ低伸度のロープ状抗張体3を螺旋
状に巻きつけ、さらに前記下部ゴムシート15よ
り、短繊維4の混入量をゴム材100重量部に対し
10〜50重量部と殖してベルト長手方向の引張弾性
率を大ならしめ、かつ前記下部ゴムシート15と
肉厚を等しくする上部短繊維4入りゴムシート1
6を積層して形成し、さらにバイアス織布の場合
その構成糸の交叉角βが80゜〜100゜で前記下部帆
布7より伸縮性の小さな帆布8を下部帆布7と同
じプライ積層して形成し、以上の積層体を公知の
加圧加熱により、スリーブ状の加硫ベルト基材2
0として成形する。そしてこの加硫ベルト基材2
0は第3図における片仮名「ハ」字形の切断線イ
よりの輪切切断により、既述のとおり上下向きが
反対で、断面逆台形の正成型Vベルト1Bと断面
台形の逆成型Vベルト1Aが交互に製出され、逆
成型Vベルト1Aは使用に際し反転せしめること
により、正成型Vベルト1Bと同様の断面逆台形
となり使用に供するものである。
以上のVベルトおよびこのVベルトの製造方法
の説明からも理解できるように、このVベルトは
抗張体3を中心としてその上下部において発生す
るベルトのゴム弾性層5,6の長手方向への引張
弾性率および表面両帆布層7,8の長手方向への
伸縮量の相違は正成型Vベルト1Bと逆成型Vベ
ルト1Aを駆動せしめる折、その効果面に顕著な
相違となつて顕れる。
の説明からも理解できるように、このVベルトは
抗張体3を中心としてその上下部において発生す
るベルトのゴム弾性層5,6の長手方向への引張
弾性率および表面両帆布層7,8の長手方向への
伸縮量の相違は正成型Vベルト1Bと逆成型Vベ
ルト1Aを駆動せしめる折、その効果面に顕著な
相違となつて顕れる。
正成型Vベルト1Bの場合、成形されたスリー
ブ状のベルト基材20を輪切りされたままの状態
で動力伝動用Vベルトとして使用が可能なため、
抗張体3を境にした上部のゴム弾性層6および帆
布8と下部のゴム弾性層5および帆布7には構成
上大きな歪応力の生じることがなく、従つて、こ
れが原因でVベルトとして早期に亀裂の発生する
懸念がない。
ブ状のベルト基材20を輪切りされたままの状態
で動力伝動用Vベルトとして使用が可能なため、
抗張体3を境にした上部のゴム弾性層6および帆
布8と下部のゴム弾性層5および帆布7には構成
上大きな歪応力の生じることがなく、従つて、こ
れが原因でVベルトとして早期に亀裂の発生する
懸念がない。
本発明は、Vベルトとして反転を必要とする逆
成型Vベルト1Aの構成において特徴があり、逆
成型Vベルト1Aを反転することにより抗張体3
の上面側に位置する形となつた上面側のゴム弾性
層5の引張弾性率を下面側となつたゴム弾性層6
のそれより小さくし、且つ上面側となつた帆布7
の伸縮性を下面側となつた帆布8のそれより高く
して構成することにより、反転構成から起るVベ
ルトにおける上下面側部材5,7および6,8の
輪径の伸縮変化による引張歪および圧縮歪をそれ
ぞれ有効に吸収して、これら歪応力による亀裂発
生を防止して永い使用にも容易に破損しない耐久
性を付与せしめたものである。
成型Vベルト1Aの構成において特徴があり、逆
成型Vベルト1Aを反転することにより抗張体3
の上面側に位置する形となつた上面側のゴム弾性
層5の引張弾性率を下面側となつたゴム弾性層6
のそれより小さくし、且つ上面側となつた帆布7
の伸縮性を下面側となつた帆布8のそれより高く
して構成することにより、反転構成から起るVベ
ルトにおける上下面側部材5,7および6,8の
輪径の伸縮変化による引張歪および圧縮歪をそれ
ぞれ有効に吸収して、これら歪応力による亀裂発
生を防止して永い使用にも容易に破損しない耐久
性を付与せしめたものである。
また、本発明のVベルトの製造方法はスリーブ
状のベルト基材を輪切りとして上下逆向きの異な
る正及び逆成型Vベルトを交互に製出せしめる方
法において、逆成型Vベルトの反転過程において
発生する引張歪および圧縮歪力を有効に解消し
て、品質性能の均等したVベルトの製出を実現さ
せることにより、スクラツプの発生をみない材料
の高率的利用が可能となつてVベルト量産を向上
させた効果は非常に大きい。
状のベルト基材を輪切りとして上下逆向きの異な
る正及び逆成型Vベルトを交互に製出せしめる方
法において、逆成型Vベルトの反転過程において
発生する引張歪および圧縮歪力を有効に解消し
て、品質性能の均等したVベルトの製出を実現さ
せることにより、スクラツプの発生をみない材料
の高率的利用が可能となつてVベルト量産を向上
させた効果は非常に大きい。
さらに、本発明方法では抗張体を中心としてそ
の内側(下面側)に伸縮性に富んだ帆布および引
張弾性率の小さいゴム弾性層を積層成形したスリ
ーブ状のベルト基材を輪切りするため、逆成型V
ベルトを正成型Vベルトの品質に近接した、均質
の優れたVベルトを極めて容易に製造することが
でき、これが前記Vベルト量産の拡大を確実にし
ている点で大いに貢献している。
の内側(下面側)に伸縮性に富んだ帆布および引
張弾性率の小さいゴム弾性層を積層成形したスリ
ーブ状のベルト基材を輪切りするため、逆成型V
ベルトを正成型Vベルトの品質に近接した、均質
の優れたVベルトを極めて容易に製造することが
でき、これが前記Vベルト量産の拡大を確実にし
ている点で大いに貢献している。
第1図は本発明を実施せる逆成型Vベルトの一
部切欠き斜視図、第2図は同じく正成型Vベルト
の一部切欠き斜視図、第3図は本Vベルト群の製
造工程におけるスリーブ状加硫成形ベルト基材の
部分縦断面図である。 図中、1Aは逆成型Vベルト、1Bは正成型V
ベルト、3は抗張体、4は短繊維、5,6はゴム
弾性層、7,8は伸縮性を有する帆布、10は円
筒形ドラム、15は短繊維入り下部ゴムシート、
16は短繊維入りゴムシート、20はスリーブ状
加硫ベルト基材を示す。
部切欠き斜視図、第2図は同じく正成型Vベルト
の一部切欠き斜視図、第3図は本Vベルト群の製
造工程におけるスリーブ状加硫成形ベルト基材の
部分縦断面図である。 図中、1Aは逆成型Vベルト、1Bは正成型V
ベルト、3は抗張体、4は短繊維、5,6はゴム
弾性層、7,8は伸縮性を有する帆布、10は円
筒形ドラム、15は短繊維入り下部ゴムシート、
16は短繊維入りゴムシート、20はスリーブ状
加硫ベルト基材を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スリーブ状のベルト基材20を輪切りにして
正および逆向きの成型Vベルトを交互に形成し、
逆向き成型Vベルトを反転させるべくして成るV
ベルトにおいて、ベルト基材20の中心層に環状
方向に沿つて配設した抗張体3の上面側に、引張
弾性率を下面側のゴム弾性層より大きくしたゴム
弾性層6を、下面側には前記ゴム弾性層6より引
張弾性率を小さくしたゴム弾性層5をそれぞれ積
層し、前記上面側のゴム弾性層6表面に環状方向
への伸縮量が小さい伸縮性帆布8を、下面側のゴ
ム弾性層5表面には伸縮量が前記帆布8より大き
い伸縮性帆布7をそれぞれ層着せしめてなる動力
伝動用Vベルト。 2 前記上面側のゴム弾性層6はベルト基材20
の長さ方向に沿つて配した短繊維4を、ゴム材
100重量部に対し10〜50重量部の割合で、又下面
側のゴム弾性層5はベルト基材20の長さ方向に
沿つて配した短繊維4をゴム材100重量部に対し
5〜40重量部の割合でそれぞれ混入して構成され
ている特許請求の範囲第1項記載の動力伝動用V
ベルト。 3 前記伸縮量の大きい下側面の帆布7は縦糸と
横糸との交叉角が110゜〜150゜のバイアス織布に
て、又伸縮量の小さい上側面の帆布8は縦糸と横
糸との交叉角が80゜〜100゜のバイアス織布にてそ
れぞれ構成されている特許請求の範囲第1項又は
第2項記載の動力伝動用Vベルト。 4 伸縮量に変化を有する帆布7,8は伸縮量が
それぞれ相違する縦糸をベルト基材20の環状方
向に沿つて配した平織布をもつてそれぞれ構成さ
れている特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
動力伝動用Vベルト。 5 スリーブ状に成形したベルト基材20を輪切
りにして正および逆向きの成型Vベルトを交互に
製出せしめ、逆向き成型Vベルトを反転させるべ
くしたVベルト製造方法において、円筒状ドラム
10上に、伸縮量の大きな伸縮性帆布7を、つい
で引張弾性率の小さな弾性ゴムシート15を積層
し、その上にロープ状抗張体3を螺旋状に巻付
け、ついで前記弾性ゴムシート15より引張弾性
率が大きい弾性ゴムシート16を、最表面に前記
帆布7より伸縮量の小さな伸縮性帆布8を積層
し、これを加硫してスリーブ状のベルト基材20
を成形すべくした動力伝動用Vベルトの製造方
法。 6 前記引張弾性率を異にする弾性ゴムシート1
5および16はシートをドラム10上に巻装した
折ドラムの巾方向に配した短繊維4をゴム材100
重量部に対し10〜50重量部および5〜40重量部の
割合でそれぞれあらかじめ混入せしめたシートに
て構成されている特許請求の範囲第5項記載の動
力伝動用Vベルトの製造方法。 7 前記伸縮量を異にする帆布7および8はドラ
ム10の円周方向への伸縮性を付与せしめた状態
にて巻装され、構成糸の交叉角はそれぞれ110゜〜
150゜および80゜〜100゜の範囲にあるバイアス織布に
て構成されている特許請求の範囲第5項又は第6
項記載の動力伝動用Vベルトの製造方法。 8 伸縮量を異にする帆布7,8は、その伸縮量
を異にする縦糸を用いてなる平織布を縦糸がドラ
ム10の円周方向へ配設せしめた状態にて巻装せ
しめた特許請求の範囲第5項又は第6項記載の動
力伝動用Vベルトの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15603078A JPS5582839A (en) | 1978-12-16 | 1978-12-16 | Power transmitting v-belt and its manufacturing method |
US06/044,289 US4296640A (en) | 1978-12-16 | 1979-05-31 | Power transmission V-belt and method of manufacture |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15603078A JPS5582839A (en) | 1978-12-16 | 1978-12-16 | Power transmitting v-belt and its manufacturing method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5582839A JPS5582839A (en) | 1980-06-21 |
JPS63657B2 true JPS63657B2 (ja) | 1988-01-08 |
Family
ID=15618768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15603078A Granted JPS5582839A (en) | 1978-12-16 | 1978-12-16 | Power transmitting v-belt and its manufacturing method |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4296640A (ja) |
JP (1) | JPS5582839A (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS59110457U (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-25 | 三ツ星ベルト株式会社 | 動力伝動用vベルト |
JPS59217034A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-07 | Mitsuboshi Belting Ltd | 伝動用ラツプドコグベルトの製造方法 |
JPH01270091A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-27 | Canon Inc | 画像表示システム |
JPH0222434U (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-14 | ||
US5125875A (en) * | 1990-10-18 | 1992-06-30 | The Gates Rubber Company | Power transmission belt, method and apparatus for making the same |
JPH083731Y2 (ja) * | 1991-04-15 | 1996-01-31 | 三ツ星ベルト株式会社 | Vリブドベルト |
EP0694710B1 (en) * | 1994-07-27 | 1998-10-14 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Double V-ribbed belt |
JP3025418B2 (ja) * | 1995-05-11 | 2000-03-27 | バンドー化学株式会社 | 伝動ベルト及びその製造方法 |
ES2257337T3 (es) * | 1999-11-12 | 2006-08-01 | The Gates Corporation | Correa de transmision de potencia que utiliza material textil de malla abierta estabilizado sobre cuerdas para mejorar la penetracion del caucho. |
JP4515959B2 (ja) * | 2005-05-16 | 2010-08-04 | バンドー化学株式会社 | 伝動用平ベルト |
WO2011027380A1 (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-10 | バンドー化学株式会社 | 平ベルト |
JP5735371B2 (ja) * | 2011-07-22 | 2015-06-17 | 三ツ星ベルト株式会社 | 伝動用vベルト並びにその製造方法及び使用方法 |
CN102900809A (zh) * | 2012-09-29 | 2013-01-30 | 安徽省三森纺织有限公司 | 以聚酯纤维为骨架的传送带 |
CN103244605B (zh) * | 2013-05-08 | 2015-02-11 | 三力士股份有限公司 | 一种耐疲劳窄v带及其制备方法 |
MX2022000906A (es) * | 2019-07-23 | 2022-02-16 | Gates Corp | Correa trapezoidal de linea de cordon central. |
Citations (1)
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Family Cites Families (11)
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NL253093A (ja) * | 1959-06-26 | |||
BE759825A (fr) * | 1969-12-03 | 1971-05-17 | Semperit Ag | Courroie trapezoidale |
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US4123946A (en) * | 1977-05-02 | 1978-11-07 | Dayco Corporation | Endless power transmission belt and method of making same |
US4228692A (en) * | 1977-08-15 | 1980-10-21 | Dayco Corporation | Endless power transmission belt and method of manufacture |
US4137787A (en) * | 1977-11-07 | 1979-02-06 | Dayco Corporation | Emergency stretch belt |
-
1978
- 1978-12-16 JP JP15603078A patent/JPS5582839A/ja active Granted
-
1979
- 1979-05-31 US US06/044,289 patent/US4296640A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217153A (en) * | 1975-07-28 | 1977-02-08 | Dayco Corp | Endless transmission belt structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5582839A (en) | 1980-06-21 |
US4296640A (en) | 1981-10-27 |
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