JPS6365361A - 渦流探傷センサ - Google Patents

渦流探傷センサ

Info

Publication number
JPS6365361A
JPS6365361A JP61209704A JP20970486A JPS6365361A JP S6365361 A JPS6365361 A JP S6365361A JP 61209704 A JP61209704 A JP 61209704A JP 20970486 A JP20970486 A JP 20970486A JP S6365361 A JPS6365361 A JP S6365361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flaw detection
eddy current
round billet
inspected
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61209704A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Takahashi
郁夫 高橋
Hideya Tanabe
英也 田辺
Isamu Komine
小峯 勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP61209704A priority Critical patent/JPS6365361A/ja
Publication of JPS6365361A publication Critical patent/JPS6365361A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は丸ビレット、鋼管、丸棒等の円柱状又は円筒状
の金属材の外表面の疵を検出する渦流探傷センサに関し
、さらに詳しくは金属材の円周方向の疵を高S/N比で
検出する渦流探傷センサに関する。
[従来の技術] 従来、丸ビレット、鋼管、丸棒等の円柱状又は円筒状の
金属材の外表面の疵は磁気探傷法又は渦流探傷法等によ
り検出していた。
第12図は金属材の円周方向の疵を検出する従来の方法
を示したものである。この方法は金属材50の円周方向
に沿って複数個の磁気センサ51(又は渦流センサ)を
配列し、金属材50と磁気センサ51とを金属材50の
軸方向に相対移動させることにより金属材50の外表面
の疵52を検出するものである。
又、第13図は金属材の長さ方向の疵を検出する従来の
方法を示したものである。この方法は金属材50の軸方
向に複数個の磁気センサ51(又は渦流センサ)を配列
し、金属材50を回転させながら軸方向に移動させるか
、磁気センサ51を金属材50の円周に沿って螺線状に
移動させることにより金属材50の外表面の疵52を検
出するものである。
[発明か解決しようとする問題点] ところて、上述した従来の金属材の探傷方法は、金属材
50の円周方法の疵52であっても、軸方向の疵52で
あっても、疵52の長さ方向に対して略直交するように
磁気センサ51(又は渦流センサ)を動かす必要かある
。従って、金属材5oの円周方向の疵52及び軸方向の
疵52を検出しようとする場合、方式の異なる二種類の
探傷装置が必要になる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものて、金属材の外
表面の軸方向の疵を検出する渦流探傷装置のセンサブロ
ックに取り付けられる渦流探傷センサを提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] そこで、本発明では被検査材の軸方向に沿って並設され
、インピーダンスが等しくなるように導体線が巻かれて
おり、対向する側の磁極か同極となり、かつそれぞれ被
検査材の軸方向の磁力線を生じるように励磁される一対
のコイルから渦流探傷センサを構成する。
[作 用] 上記構成の渦流探傷センサは、一対のコイルにそれぞれ
お導する電圧の差に基づいて、被検査材の円周方向の疵
を探傷するものである。
又、本発明に係る渦流探傷センサを被検査材の外表面の
軸方向の疵を検出する渦流探傷装置のセンサブロックに
取り付けることにより、被検査材の軸方向の疵及び円周
方向の疵か検出てきることになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し′C詳細に
説明する。
第1図は本発明に係る渦流探傷センサを用いた探傷装置
の構成図である。この探傷装置は本発明に係る渦流探傷
センサ29aと、渦流探傷センサ29aが取り付けられ
ており、軸回りに回転する断面形状が略円形状の被検査
材としての丸ビレットlに跨座することにより丸ビレッ
ト1の外表面を走査するセンサブロック(図示せず)及
び渦流探傷センサ29aの出力信号に基づいて探傷信号
を+J4力する検出回路から構成されている。以下、各
構成について説明する。
ます、第2図及び第3図はセンサブロックの斜視図及び
正面図である。このセンサブロックは特公昭59−13
701号公報(断面外形が円形状の被検査材の外面走査
用センサブロック)に記載されでいるものである。第2
図及び第3図において、4は前段設備としてのショツト
ブラスト後面テーブルであって、ロープトランスファ5
及びチェーントランスファ6を介して探傷設備に連続し
ている。
探傷設備には端面合わせテーブル設備7、ターニングロ
ーラテーブル設備8及びグラインダー設備等の後段設備
に至る探傷後面テーブル9が平行に設けられている。チ
ェーントランスファ6が横行移送する丸ビレット1は、
端面合わせテーブル設備7、ターニングローラテーブル
設備8及び探傷後面テーブル9に直交移動するエキスト
ラクタ10によって、−木ずつチェーントランスファ6
から端面合わせテーブル設備7、端面合せテーブル設備
7からターニングローラテーブル設備8、さらにターニ
ングローラテーブル設備8から探傷後面テーブル9に移
送されるようになっている。
端面合せテーブル設備7に搬入された丸ビレット1は、
流体圧シリンダピストン装fallによって左端面が押
され、端面が所定位置に位置合せされるとともに、測長
される。位置合せ及び測長か行なわれた丸ビレット1は
エキストラクタlOによってターニングローラテーブル
設備8に移送され、所定の一定周速で回転される。
ターニングローラテーブル設備8の上方には、固定架台
としての支持ガーダ12が架設されている。この支持ガ
ーダ12は丸ビレットlの左端に対応する位置及び丸ビ
レット1の中間部分に対応する複数個所に位置検出器(
図示せず)か設けられている。又、支持カーダ12は二
台の台i1i、13a。
+3bを移動可能に懸架している。台1i13a及び1
3bはそれぞれ加圧装置としての流体圧シリンダピスト
ン装置3を介してターニングローラテーブル設備8の上
方に昇降可能なセンサブロック14a 、 14bを吊
持している。
端面合せテーブル設備7からターニングローラテーブル
設備8に丸ビレット1か移送されてくると、台車+3a
は位置検出器によって検知される丸ビレット1の左端に
対応する位置に停止し、台車13bは丸ビレット】の中
央部よりやや左寄りの位置に対応する位置に停止し、探
傷開始待機状態になる。探傷開始待機状態になると、台
車13a、13bにそれぞれ吊持されたセンサブロック
14a、14bが降下して丸ビレット1の表面に抑圧接
触し、丸ビレット1の回転により端部を一周分以上探傷
し、さらに台車13aが右方へ移動して丸ビレット1の
外表面を全周面に亙たって螺旋状に探傷走査する。
なお、ターニングローラテーブル設備8の延長線上には
、支持カーク12の範囲内でセンサの特性の較正を行な
う較正用ターニングローラ装置15 カ)設けられてい
る。
又、本実施例ではセンジブロック14a 、+4bの丸
ビレット1の探傷範囲を少量オーバーラツプさせ、丸ビ
レット1の全長に亙たる探傷時間を半減するようにして
いる。
次に、第4図及び第5図はセンサブロックHaの側面図
及び断面図である。なお、センサブロック14bはセン
サブロック14aと同じ構成であるので、その説明は省
略する。センサブロック+4aは台車13aに取付けら
れた流体圧シリンダピストン装置3のピストンロッドに
結合された昇降抑圧軸16と、台車13aを昇降案内を
するガイド軸17とによって台車+3aに吊られた支持
基盤18を備えている。支持基盤18は丸ビレット1の
曲がりに追従させるために、スライドベアリングからな
るスライダ19を介して台車13aの移動方向と直角な
水平方向にスライド可能なスライド基板20か取付けら
れている。スライド基板20は第1の弾圧部月としての
コイルはね21によって倣い基板22を吊持している。
スライド基板20及び倣い基板22は下端かヒンジ部2
4に固着されている案内軸としての1IIlII21i
か摺動可能に挿通されている。倣い基板22とヒンジ部
24との間の外嵌されている第2の弾性部材としてのば
ね23(竹の子ばね)は、ヒンジ部24を介して渦流探
傷センサを保持するセンサ保持体25を吊持している。
従って、センサ保持体25は支持基板18に対して台車
13aの移動方向に沿った鉛直面内でヒンジ部24によ
り回動可能である。しかも荷降押圧@16からの押付力
をばね21.23を介して受けて丸ビレット1に押付可
能である。
倣い基板22の前部及び後部には、それぞれ移動方向に
対して所定の間隔をあけて設けられた一対の倣い用の案
内輪27.27゛からなる倣い輪装置2.2゛か取り付
けられている。各案内輪2.2゛は第5図に示すように
、それぞれ丸ビレット1の頂部を間に挟み、流体圧シリ
ンダピストン装置3の押圧力により丸ビレット1に押し
付けられるようになっている。案内輪27.27゛ で
囲まれている領域の内部に位置するセンサ保持体25の
前部及び後部には、転動輪28及び28゛か設けられて
いる。センサ保持体25は渦流探傷センサ29a、29
b 、 29c 、 29d 、 29e 、 29f
 、 29g 、 29h 。
30及び距離検出コイル31を保持している非磁性材製
のホルダ32が固定されている。渦流探傷センサ29a
 〜2!lh 、 30及び距離検出コイル31の各下
6ifJ而と丸ビレット1の表面との間隔は、流体圧シ
リンタビストン装置3の押圧力か加えられる転動輪28
及び28′ により、例えは5mmに保たれている。
ところて、曲りのある丸ビレッ]・1を回転させた場合
、丸ビレット1の中心Oは第6図に破線で示す軌跡を描
いて公転するか、以下に示ずようにセンサ保持体25は
丸ビレット1に倣う。流体圧シリンダピストン装置3に
よってセンサ保持体25に与える押圧力をF、倣い輪装
置、センナ保持体25、支持基盤18、スライド基板2
0及び倣いJ、(板22等、軸16の吊下荷重をW、案
内輪27.27°の丸ビレット1への押し付けにより流
体圧シリンタビストン装置3に反力として加わる力Fと
逆向きの力をfcとすると、 F = W −t cN) となる。力Fの大きさと、案内輪27と丸ビレット1と
の接触角α及びスライダ19の左右移動抵抗fSとか、 Fcota>fc             (2)を
満足するとき、案内輪27による丸ビレット1の曲りに
対する左右の倣いが果されることになる。
ただし、第2式では案内輪27と丸ビレット1との回転
摩擦抵抗を無視している。
又、丸ビレット1の上下の動きに対しては、重力加速度
をgとすると、 までの加速度■に対して追従可能である。
第6図において、Fなる下向きの力で角度αで丸ビレッ
ト1に接する案内輪27には角度αの方向に反力Nが生
じ、それと直角方向に摩擦力μNが生じ、これらと釣合
う内向きの倣い力F cotαが生じる。従って、 F cotα> t 、             (
4)のとき、 F = N sin a −μN cos a    
    (5)は、μ(1とすれは、 F=Nsina              (6)と
なり、 Fcota−f、                 
  (7)で決まる加速度で倣い基板22が左右に倣い
動作できることになる。
なお、案内輪27の径及び間隔寸法、流体圧シリンダヒ
ストン装置3のストローク、スライタ19のストローク
等は、丸ビレット1の外径寸法、曲りの大きさ及び回転
速度、センサブロック14aの自重、各種の摩擦等を考
慮して、上述した条イ!1を満たすようにすれば、流体
圧シリンタビストン装置3による加圧力を調整すること
により、所定の外径寸法範囲の丸ビレット1に対する倣
いを行なうことができる。この場合、丸ビレット1と接
触する案内輪27や使用するヘアリングの寿命を長くし
て、長時間の安定動作を得るため、流体圧シリンダピス
トン装置3は案内輪27と丸ビレット1との接触圧力を
、その倣い動作が得られる限界まで下げるべく負の圧力
を生成してもよい。例えばセンサブロック14aが吊下
げ式で支持され、その全自重が丸ビレット1と案内輪2
7との接触点に加わり、しかも全自重が倣い動作のため
以上に大きなものとなる場合は、流体圧シリンタビスト
ン装置3て生成される圧力はセンサブロック14aを引
上げろ上向きの力fcである。この力fcは流体圧シリ
ンダピストン装置3のピストン摩擦力をfp、丸ビレッ
ト1の最大面り幅をA、丸ビレット1の回転数をn(r
pm)とすると、が満足される範囲内てあれば、丸ビレ
ット1と案内輪27との接触が保持されることになる。
丸ビレット1の断面外形は必ずしも真円とは限らす、以
下に述べるように種々の異常形状があるので力fc°の
大きさには限界あるが、第8式による圧力制御によフて
接触圧力に起因する案内輪27やベアリング等の機器摩
耗は著しく低減する。
丸ビレット1には第7図に示すように凹状のオーバル3
5a又は凸状のオーバル35bがあり、このような丸ビ
レット1が回転してコイル29a〜29h 、 30.
31の下面に近づいたとき、センサブロック14aては
センサ保持体25がばね23を介して支持されていると
ともに、転動輪28.28°かオーバル35a 、35
bに追従して渦流探傷センサ29a〜29h 、30及
び距離検出コイル31直下のギャップを一定に保つので
、渦流探傷セン4j29a〜29h、30、距離検出コ
イル31かオーバル35a 、35bの突部で破損され
ることがなく、渦流探傷センサ29a〜29h 、 3
0、距離検出コイル31と丸ビレット1の外表面との間
隙は常に一定に保たれ、検出特性の変化が生じないこと
になる。
又、丸ビレット1の端部側のセンサ保持体25の一端に
は、渦流探傷センサ29a〜29h 、 30及び距離
検出コイル31下面より下方に突出し、転動輪28の下
端より上方に位置する保護具36が設けられている。こ
の保護具36は丸ビレット1の端部て転動輪28が落ち
た際に、丸ビレット1の端縁で渦流探傷センサ29a〜
29h 、 30、距離検出コイル31が破損するのを
防いでいる。
センサ保持体25の前部には、渦流探傷センサ29aに
先行して丸ビレット1の端部を検出する近接スイッチ3
3.34か、所定の間隔を隔てて取り付けられている。
丸ビレット1の探傷において、近接スイッチ33か丸ビ
レット1の端部を検出したとぎには、台車13aの移動
速度を減じる。さらに、近接スイッチ34か丸ビレット
1の端部を検出したときには、所定の時限を与えて転動
輪28が丸ビレット1の端部上に載っている状態で台車
13aが停止するようにしている。
なお、丸ビレット1の端部から先行の案内輪27が外れ
た場合に、渦流探傷センサ29a〜29h、30、距離
検出コイル31の各下端面と丸ビレット1の表面との間
隙を一定に保って、丸ビレット1の曲りに倣いながら探
傷てきるようにするため、第8図に示すように案内輪2
7.27′  と同様の案内輪27″をセンサ保持体2
5の両側又は片側に位置させて倣い基板22に取り付け
てもよい。この場合、先行側の案内輪27か丸ビレット
1の端部を外れても、案内輪27″、27′ によって
丸ビレット1の曲りに対する倣いか果され、先行側の転
動輪28が丸ビレット1の端部を超えるまて探傷が行な
われることになる。従って、丸ビレット1で探傷てぎな
い部分は、転動輪28と渦流探傷センサ29aとの間隔
寸法分たけとなる。
次に、第9図は本発明に係る渦流探傷センサの構造図で
ある。この渦流探傷センサ29aは第9図に示すように
、丸ビレット1の軸方向に沿って配置した一対のコの字
型のフェライトコアにインピーダンスが等しくなるよう
に導体線を巻いたコイル10及び11から構成されてい
る。コイル10.11は第2図に示すように、近接する
側の磁極が同極となるように励磁され、丸ビレット1の
軸に平行な磁力線を生じる。これは個々のコイル10.
 IIて磁束が閉じるようにするためである。丸ビレツ
]−1の外表面上を螺線状に走査するコイルが1個であ
るとすると、第7図に示したようなオーバル35a 、
35bが存在する場合、コイルがオーバル35a又は3
5b上を通ったときに、渦電流が変化して信号を出力し
てしまう。これを防止するため、2個のコイル1O11
1を丸ビレット1の軸方向に所定間隔を隔てて配置し、
コイル10.11の出力信号の差分をとることにより、
丸ビレット1の軸方向のオーバル35a 、 35bに
よる雑音を除去するようにしている。
次に、第1図に示した検出回路は特公昭57−3277
6号公報(円柱状又は円筒状金属材の表面疵探傷装置)
に記載されているものである。第1図において、37は
基準周波数信号発生器、38は増幅器、39は位相検波
器、40は位相検波器39に同期信号を与える位相器で
ある。この検出回路は基準周波数信号発生器37か出力
する交流信号を増幅器38を介してコイル1O111に
与え、交流信号による渦電流を丸ビレット1に生しせる
。どちらかのコイル10.11の磁極間に丸ビレット1
の円周方向の疵が位置すると、渦電流が変化する。位相
検波器39はこの渦電流の変化をコイルインピータンス
の変化として検出し、探傷信号を出力する。ここで、増
幅器38への基準信号の入力端子をEln、増幅器38
の利得を01コイルのインピーダンスを21、z2とす
ると、出力信号E。U、は、 書\i となる。
なお、各コイル29a〜29hの幅が18mm、全体の
幅が144 mmである場合、探傷ピッチを13511
1111、即ち探傷ラップ率を(144−135)/1
44= 0.06 (6%)、丸ビレット1の回転の周
速Vrを500mm/sec、丸ビレット1の外径をd
mmとすると、台qi、 13 aの移動速度Vは、 となる。この演算式に基づいて搬入されたヒレットの外
径を設定することにより、台車+3a 、 +3bの移
動速度を自動的に制御する制御装置(図示「ず)が台車
駆動系に設けられているものとする。
ところで、丸ビレット1の疵はコイル1O111の61
1極間に位置したときには検出されるか、コイル1O1
11の磁極の下又はコイル10とIIとの間に位置した
ときは検出されない。そこで本発明ては、第10図に示
すように複数のコイル10a 、 lla 。
10b 、 llb 、 10c 、 llc 、 l
Od 、 lld 、 lOe 。
lie 、10f及びllfを千鳥状に配置して、第1
1図に示すようにコイル10aとlla 、 10bと
llb 。
10c とllc 、 lod とlid 、 lOe
 とIle及び10f と11fをそれぞれ差動接続す
る。これにより、探傷走査幅Wが得られ、探傷走査幅W
内において探傷不能部分が生じないようになる。丸ビレ
ット1の外径をdIIlm、丸ビレット1の円周方向の
走査速度(周速)をvrffiIIl/sec、丸ビレ
ット1の軸方向の移動速度なV (mm/5ec)とす
ると、走査幅Wが、であれば、丸ビレット1を全面探傷
できることになる。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれは、被検査材の軸、イ
ンピーダンスが等しくなるように導体線が巻かれており
、対向する側の磁極が同極となり、被検査材の軸方向に
磁力線を生じるように励磁される一対のコイルから渦流
探傷センサを構成し、この一対のコイルに誘導する電圧
に基ついて、被検査材の軸方向の疵による雑音を陥入し
て、被検査材の円周方向の疵を探傷することができる渦
流探傷センサが得られる。
又、本発明に係る渦流探傷センサを被検査材の軸方向に
千鳥状に配設することにより、未探傷部分が生じないよ
うにすることができる。
さらに、本発明に係る渦流探傷センサを被検査材の軸方
向の疵を検出する渦流探傷装部のセンサブロックに取り
付けることにより、被検査材の軸方向の疵及び円周方向
の疵を検出することがでれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る渦流探傷センサを用いた探傷装置
の構成図、第2図及び第3図は第1図に示したセンサブ
ロックの斜視図及び正面図、第4図及び第5図は第1図
に示したセンサブロックの側面図及び断面図、第6図は
曲がりのある丸ビレットの回転に対するセンサ保持体の
倣いの説明図、第7図は丸ビレットのオーバルの説明図
、第8図はセンサブロックに取り付けた案内輪の説明図
、第9図は本発明に係る渦流探傷センサの構造図、第1
0図及び第11図は本発明に係る渦流探傷センサの取り
付けの一態様の説明図、第12図は金属材の円周方向の
疵を検出する従来方法の説明図、第13図は金属材の軸
方向の疵を検出する従来方法の説明図である。 1・・・丸ビレット、29a・・・渦流探傷センサ、3
7・・・基準周波数信号発生器、38・・・増幅器、3
9・・・位相検波器、40・・・位相器。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 d知・

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検査材の軸方向に沿って並設され、インピーダ
    ンスが等しくなるように導体線が巻かれており、対向す
    る側の磁極が同極となり、かつそれぞれ該被検査材の軸
    方向の磁力線を生じるように励磁される一対のコイルか
    ら構成されており、該一対のコイルに誘導する電圧の差
    に基づいて該被検査材の円周方向の疵を探傷することを
    特徴とする渦流探傷センサ。
  2. (2)渦流探傷センサは、前記被検査材の軸方向に千鳥
    状に配設される特許請求の範囲第1項記載の渦流探傷セ
    ンサ。
JP61209704A 1986-09-08 1986-09-08 渦流探傷センサ Pending JPS6365361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61209704A JPS6365361A (ja) 1986-09-08 1986-09-08 渦流探傷センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61209704A JPS6365361A (ja) 1986-09-08 1986-09-08 渦流探傷センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6365361A true JPS6365361A (ja) 1988-03-23

Family

ID=16577253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61209704A Pending JPS6365361A (ja) 1986-09-08 1986-09-08 渦流探傷センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6365361A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6479992B2 (en) * 2000-07-12 2002-11-12 Nkk Corporation Leakage flux flaw detecting method and method for manufacturing hot rolled steel sheet using the same
JP2009068857A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Jfe Steel Kk 磁気探傷装置
WO2011074294A1 (ja) * 2009-12-18 2011-06-23 三菱重工業株式会社 検査装置
JP2013104807A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Jfe Steel Corp ロール表層欠陥検出装置
JP2020034417A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 北日本電線株式会社 絶縁被覆アルミ電線劣化診断装置及び絶縁被覆アルミ電線劣化診断方法
KR20200079147A (ko) * 2018-12-24 2020-07-02 이홍관 피검체 결함 검출용 비파괴 다열 센서

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6479992B2 (en) * 2000-07-12 2002-11-12 Nkk Corporation Leakage flux flaw detecting method and method for manufacturing hot rolled steel sheet using the same
JP2009068857A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Jfe Steel Kk 磁気探傷装置
WO2011074294A1 (ja) * 2009-12-18 2011-06-23 三菱重工業株式会社 検査装置
JP2011128054A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 検査装置
US8779762B2 (en) 2009-12-18 2014-07-15 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Inspection device
JP2013104807A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Jfe Steel Corp ロール表層欠陥検出装置
JP2020034417A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 北日本電線株式会社 絶縁被覆アルミ電線劣化診断装置及び絶縁被覆アルミ電線劣化診断方法
KR20200079147A (ko) * 2018-12-24 2020-07-02 이홍관 피검체 결함 검출용 비파괴 다열 센서

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4602212A (en) Method and apparatus including a flux leakage and eddy current sensor for detecting surface flaws in metal products
EP0238209B1 (en) Magnetic discontinuity detection
US4247819A (en) Apparatus for surface flaw detection on electrically conductive cylindrical material
EP2244923B1 (en) Sensor assembly
GB1586581A (en) Pipeline inspection equipment
JPS5940265B2 (ja) 熱ビレツト渦流探傷装置
JPS6365361A (ja) 渦流探傷センサ
AU8711591A (en) Transient electromagnetic inspection method and apparatus with moving sensors
US20030066857A1 (en) Driver system for reducing the speed of or dragging metal strips
US3469182A (en) Flaw detecting apparatus with mechanical scanning of detection means
US3872378A (en) Apparatus for supporting and propelling material through magnetic flaw detection devices
US4743849A (en) Magnetizing device for recording flaw fields in the process of magnetographic inspection
SU627393A1 (ru) Вихретоковый преобразователь
JPH03262958A (ja) 鋼索の損傷評価方法
CA1297966C (fr) Dispositif pour la mesure sans contact de la position d'une premiere piece par rapport a une seconde piece
JPS5913701B2 (ja) 断面外形が円形状の被検査材の外表面走査用センサブロツク
US3748575A (en) Apparatus for testing magnetic characteristics of a moving metal strip utilizing a roller containing a fixed nonrotatable monitor in contact with the strip
JPH0429410Y2 (ja)
US3368395A (en) Method and machine for assessing the finish of cylindrical surface
JPH0376707B2 (ja)
JP2803126B2 (ja) 探傷装置
JPS63225105A (ja) 不導体ロ−ルのプロフイル測定方法
JPH032852Y2 (ja)
Zanoria et al. Kelvin probe measurements of wear of a magnetic hard disk
JPS58104836A (ja) 強磁性工作物の運搬装置