JPS6365289B2 - - Google Patents
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- JPS6365289B2 JPS6365289B2 JP55106787A JP10678780A JPS6365289B2 JP S6365289 B2 JPS6365289 B2 JP S6365289B2 JP 55106787 A JP55106787 A JP 55106787A JP 10678780 A JP10678780 A JP 10678780A JP S6365289 B2 JPS6365289 B2 JP S6365289B2
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- granulated sugar
- chewing gum
- starch hydrolyzate
- gum
- sugar
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Landscapes
- Confectionery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、グラニユー糖を使用したチユーイン
ガムに関し、さら詳細にはグラニユー糖を粒子状
のまま含有するチユーインガムに関するものであ
る。また、本発明は、グラニユー糖を使用した、
すなわちグラニユー糖を粒子状のまま含有するチ
ユーインガムの製造方法に関するものである。
ガムに関し、さら詳細にはグラニユー糖を粒子状
のまま含有するチユーインガムに関するものであ
る。また、本発明は、グラニユー糖を使用した、
すなわちグラニユー糖を粒子状のまま含有するチ
ユーインガムの製造方法に関するものである。
チユーインガムとしては板ガム、風船ガムなど
各種のガムが知られており、これらのガムは一般
に甘味成分として砂糖を使用する。この砂糖は、
他のチユーインガム添加物(たとえばブドウ糖、
香料、色素など)と共にガムベースと混練されて
チユーインガムに甘味を付与する。すなわち、従
来、砂糖をチユーインガムに添加する目的はチユ
ーインガムに甘味を付与することであり、この目
的をより良好に達成するため砂糖を粉糖として使
用していた。何故なら、粉糖はその寸法が極めて
小さく(約20〜80μ)したがつて表面積が著しく
大であるため、少量の遊離水によつても容易に溶
解してチユーインガム中に均一に分散されるから
である。
各種のガムが知られており、これらのガムは一般
に甘味成分として砂糖を使用する。この砂糖は、
他のチユーインガム添加物(たとえばブドウ糖、
香料、色素など)と共にガムベースと混練されて
チユーインガムに甘味を付与する。すなわち、従
来、砂糖をチユーインガムに添加する目的はチユ
ーインガムに甘味を付与することであり、この目
的をより良好に達成するため砂糖を粉糖として使
用していた。何故なら、粉糖はその寸法が極めて
小さく(約20〜80μ)したがつて表面積が著しく
大であるため、少量の遊離水によつても容易に溶
解してチユーインガム中に均一に分散されるから
である。
他方、砂糖は上白、グラニユー糖、粗目など各
種の形態で供給され、大抵の場合溶解または溶融
させた後の糖液として使用或いは加工される。粉
糖は表面積が大であるため極めて溶解し易く、し
たがつて溶解を目的とした利用には理想的である
が、その反面極めて吸湿性が大であるため輸送時
および貯蔵時の吸湿溶解が問題となり、したがつ
て一般に粉糖としては供給されないのが実情であ
る。粉糖を必要とする加工業者は、たとえばグラ
ニユー糖、粗目などの結晶糖をその場で粉砕して
使用する。
種の形態で供給され、大抵の場合溶解または溶融
させた後の糖液として使用或いは加工される。粉
糖は表面積が大であるため極めて溶解し易く、し
たがつて溶解を目的とした利用には理想的である
が、その反面極めて吸湿性が大であるため輸送時
および貯蔵時の吸湿溶解が問題となり、したがつ
て一般に粉糖としては供給されないのが実情であ
る。粉糖を必要とする加工業者は、たとえばグラ
ニユー糖、粗目などの結晶糖をその場で粉砕して
使用する。
上記のように、従来、チユーインガム中に甘味
料として砂糖を使用する際は、グラニユー糖を粉
砕し粉糖として使用することにより、チユーイン
ガム中への砂糖の均一分散を容易化させていた。
したがつて、グラニユー糖を粒子状のまま含有す
るチユーインガムは存在しない。
料として砂糖を使用する際は、グラニユー糖を粉
砕し粉糖として使用することにより、チユーイン
ガム中への砂糖の均一分散を容易化させていた。
したがつて、グラニユー糖を粒子状のまま含有す
るチユーインガムは存在しない。
本発明者等は、グラニユー糖を粉砕することな
く粒子状のまま使用すれば、粉砕の手間が省ける
だけでなく、グラニユー糖が粒子として存在する
ため甘味の出方がゆるやかとなり、甘味およびフ
レーバーの持続も長くなり、しかも得られるチユ
ーインガム製品は粉糖使用のものより吸湿性が小
さくなるという利点が得られることを突き止め
た。さらに、このチユーインガムは、粒子状のグ
ラニユー糖に基づくザラ感のためチユーイングの
際シヤリシヤリと音がするものとなり、またこれ
を風船ガムに適用すれば、脹らました膜にグラニ
ユー糖結晶のキラキラした模様が浮き上がるとい
う従来にない効果が得られることも突き止めた。
く粒子状のまま使用すれば、粉砕の手間が省ける
だけでなく、グラニユー糖が粒子として存在する
ため甘味の出方がゆるやかとなり、甘味およびフ
レーバーの持続も長くなり、しかも得られるチユ
ーインガム製品は粉糖使用のものより吸湿性が小
さくなるという利点が得られることを突き止め
た。さらに、このチユーインガムは、粒子状のグ
ラニユー糖に基づくザラ感のためチユーイングの
際シヤリシヤリと音がするものとなり、またこれ
を風船ガムに適用すれば、脹らました膜にグラニ
ユー糖結晶のキラキラした模様が浮き上がるとい
う従来にない効果が得られることも突き止めた。
したがつて、本発明の目的は、グラニユー糖を
粒子状のまま含有してなるグラニユー糖使用チユ
ーインガムを提供するにある。
粒子状のまま含有してなるグラニユー糖使用チユ
ーインガムを提供するにある。
さらに、本発明の目的は、前記グラニユー糖使
用チユーインガムの製造方法をも提供することで
あり、この方法はグラニユー糖を水分含有率10〜
40%の澱粉加水分解物と混合してグラニユー糖の
粒子表面のみを前記澱粉加水分解物の遊離水によ
り微溶解させ、得られる混合物を通常のミキサー
によりガムベースおよび残余のチユーインガム添
加物と混練することからなつている。なお、ここ
でいう澱粉加水分解物とは、澱粉を酸および(ま
たは)酵素により加水分解したDE25〜80のもの
で、液状ブドウ糖、水飴、リキツドマルトースな
どがある。
用チユーインガムの製造方法をも提供することで
あり、この方法はグラニユー糖を水分含有率10〜
40%の澱粉加水分解物と混合してグラニユー糖の
粒子表面のみを前記澱粉加水分解物の遊離水によ
り微溶解させ、得られる混合物を通常のミキサー
によりガムベースおよび残余のチユーインガム添
加物と混練することからなつている。なお、ここ
でいう澱粉加水分解物とは、澱粉を酸および(ま
たは)酵素により加水分解したDE25〜80のもの
で、液状ブドウ糖、水飴、リキツドマルトースな
どがある。
一般に、グラニユー糖は205〜670μの粒子寸法
を有するが、本発明においては300〜500μの粒子
寸法範囲を有するグラニユー糖を使用するのが好
適である。上限値より大きい寸法ではグラニユー
糖のザラツキが大となり過ぎ、チユーイングの際
グラニユー糖が遊離してしまう。他方、下限値よ
り小さい寸法では、澱粉加水分解物の遊離水によ
り溶解される比率が大となり、その結果グラニユ
ー糖粒子による本発明の効果が小さくなる。
を有するが、本発明においては300〜500μの粒子
寸法範囲を有するグラニユー糖を使用するのが好
適である。上限値より大きい寸法ではグラニユー
糖のザラツキが大となり過ぎ、チユーイングの際
グラニユー糖が遊離してしまう。他方、下限値よ
り小さい寸法では、澱粉加水分解物の遊離水によ
り溶解される比率が大となり、その結果グラニユ
ー糖粒子による本発明の効果が小さくなる。
本発明において、チユーインガム中にグラニユ
ー糖を粒子状のまま残すためには、製造時にグラ
ニユー糖の溶解を極力抑えることが肝要である。
一般に、易溶性粒状物質の溶解性を左右する重要
な因子は、粒度と温度と接触物質の水分含有量と
である。本発明の方法によれば、グラニユー糖
は、ガムベースおよび他のチユーインガム添加物
と混練される前に、澱粉加水分解物と混合処理さ
れる。したがつて、この混合処理工程においてグ
ラニユー糖が過度に溶解しないよう留意すべきで
ある。この目的で、グラニユー糖の粒子を上記し
たように300〜500μの粒子寸法範囲とし、澱粉加
水分解物の水分含有率を10〜40%、好ましくは20
〜30%とし、澱粉加水分解物対グラニユー糖の混
合比率を1:4〜6、好ましくはほぼ1:5と
し、また60°〜90℃の温度に加温した澱粉加水分
解物を使用するのが好適である。90℃以上では溶
解が適度になりかつ水分が蒸散し易くなる。
ー糖を粒子状のまま残すためには、製造時にグラ
ニユー糖の溶解を極力抑えることが肝要である。
一般に、易溶性粒状物質の溶解性を左右する重要
な因子は、粒度と温度と接触物質の水分含有量と
である。本発明の方法によれば、グラニユー糖
は、ガムベースおよび他のチユーインガム添加物
と混練される前に、澱粉加水分解物と混合処理さ
れる。したがつて、この混合処理工程においてグ
ラニユー糖が過度に溶解しないよう留意すべきで
ある。この目的で、グラニユー糖の粒子を上記し
たように300〜500μの粒子寸法範囲とし、澱粉加
水分解物の水分含有率を10〜40%、好ましくは20
〜30%とし、澱粉加水分解物対グラニユー糖の混
合比率を1:4〜6、好ましくはほぼ1:5と
し、また60°〜90℃の温度に加温した澱粉加水分
解物を使用するのが好適である。90℃以上では溶
解が適度になりかつ水分が蒸散し易くなる。
グラニユー糖と澱粉加水分解物との混合処理
は、前記の条件を採用する限り、任意の装置およ
び任意の方法で行なうこともできるが、好適には
次の二種の方法で行なわれる。
は、前記の条件を採用する限り、任意の装置およ
び任意の方法で行なうこともできるが、好適には
次の二種の方法で行なわれる。
(1) 撹拌機使用
澱粉加水分解物を予め60゜〜90℃に加温し、
これにグラニユー糖の所定量を入れて撹拌す
る。澱粉加水分解物は、好ましくは水分含有率
を約25%とする。また、澱粉加水分解物対グラ
ニユー糖の混合比率を約1:5とする。これ以
下(たとえば1:3)にするとガム中の水分が
過多となり、品質が柔かくなり過ぎてべとつ
き、さらにグラニユー糖粒子が過度に溶解する
という危険が生ずる。またこれ以上(たとえば
1:7)にすると、グラニユー糖と澱粉加水分
解物との結合が弱くなると同時に、本発明のグ
ラニユー糖粒子表面の微溶解が生じなくなる。
撹拌機としては、任意の型式のものを使用しう
るが、グラニユー糖粒子を破壊するような条
件、たとえば高速撹拌は避けるべきである。撹
拌は数分間で終了する。
これにグラニユー糖の所定量を入れて撹拌す
る。澱粉加水分解物は、好ましくは水分含有率
を約25%とする。また、澱粉加水分解物対グラ
ニユー糖の混合比率を約1:5とする。これ以
下(たとえば1:3)にするとガム中の水分が
過多となり、品質が柔かくなり過ぎてべとつ
き、さらにグラニユー糖粒子が過度に溶解する
という危険が生ずる。またこれ以上(たとえば
1:7)にすると、グラニユー糖と澱粉加水分
解物との結合が弱くなると同時に、本発明のグ
ラニユー糖粒子表面の微溶解が生じなくなる。
撹拌機としては、任意の型式のものを使用しう
るが、グラニユー糖粒子を破壊するような条
件、たとえば高速撹拌は避けるべきである。撹
拌は数分間で終了する。
(2) ミキサー使用
ミキサー内を50゜〜60℃に予め加温しておき、
これにグラニユー糖を先ず投入し、次いで予め
60゜〜90℃に加温された澱粉加水分解物(水分
含有率約25%)を加えてミキシングする。ミキ
シングは数分間で終了する。
これにグラニユー糖を先ず投入し、次いで予め
60゜〜90℃に加温された澱粉加水分解物(水分
含有率約25%)を加えてミキシングする。ミキ
シングは数分間で終了する。
上記の混合処理により得られたグラニユー糖と
澱粉加水分解物との混合物を通常の装置によりガ
ムベースおよび他のチユーインガム添加物と常法
で混練すれば、グラニユー糖を粒子状のまま含有
するチユーインガムが得られる。ここで使用され
るガムベースおよびチユーインガム添加物は当分
野で周知されたものであり、たとえば板ガム用と
風船ガム用とではガムベースの樹脂成分が異なる
ことなども周知されている。またチユーインガム
添加物としては、砂糖および澱粉加水分解物(水
飴)が本発明に従つて別途使用されるため、それ
以外のもの、たとえば香料、着色料、酸味料およ
び必要に応じブドウ糖が使用される。
澱粉加水分解物との混合物を通常の装置によりガ
ムベースおよび他のチユーインガム添加物と常法
で混練すれば、グラニユー糖を粒子状のまま含有
するチユーインガムが得られる。ここで使用され
るガムベースおよびチユーインガム添加物は当分
野で周知されたものであり、たとえば板ガム用と
風船ガム用とではガムベースの樹脂成分が異なる
ことなども周知されている。またチユーインガム
添加物としては、砂糖および澱粉加水分解物(水
飴)が本発明に従つて別途使用されるため、それ
以外のもの、たとえば香料、着色料、酸味料およ
び必要に応じブドウ糖が使用される。
たとえば上記(2)の方法に従つてチユーインガム
を製造するには、上記のようにグラニユー糖と澱
粉加水分解物とをミキサー内で数分間(たとえば
3〜5分間)ミキシングした後、混合物が加熱さ
れ始めてからガムベースを投入して均一化させ、
次いで香料、色素、ブドウ糖など残余のチユーイ
ンガム添加物を加えればよい。この際、ガムベー
スも予め30〜40℃に加温しておけば、均一分散が
容易となるので好ましい。
を製造するには、上記のようにグラニユー糖と澱
粉加水分解物とをミキサー内で数分間(たとえば
3〜5分間)ミキシングした後、混合物が加熱さ
れ始めてからガムベースを投入して均一化させ、
次いで香料、色素、ブドウ糖など残余のチユーイ
ンガム添加物を加えればよい。この際、ガムベー
スも予め30〜40℃に加温しておけば、均一分散が
容易となるので好ましい。
本発明によるグラニユー糖使用チユーインガム
は、グラニユー糖を予め澱粉加水分解物により混
合処理して粒子表面を微溶解させ、それによりガ
ムベースとの親和性がよくなるため従来のものよ
り緻密な一体感あるものとなり、しかもグラニユ
ー糖の粒子寸法が殆んどそのまま維持されるため
甘味の出方がゆるやかでその持続性が良好とな
る。また、得られる製品チユーインガムは従来の
ものより吸湿性が低くなり、長期貯蔵に一層好適
となる。さらに、本発明を風船ガムに適用すれ
ば、グラニユー糖のキラキラした結晶が張らまし
た膜に現出するという、視覚的効果をも得ること
ができる。
は、グラニユー糖を予め澱粉加水分解物により混
合処理して粒子表面を微溶解させ、それによりガ
ムベースとの親和性がよくなるため従来のものよ
り緻密な一体感あるものとなり、しかもグラニユ
ー糖の粒子寸法が殆んどそのまま維持されるため
甘味の出方がゆるやかでその持続性が良好とな
る。また、得られる製品チユーインガムは従来の
ものより吸湿性が低くなり、長期貯蔵に一層好適
となる。さらに、本発明を風船ガムに適用すれ
ば、グラニユー糖のキラキラした結晶が張らまし
た膜に現出するという、視覚的効果をも得ること
ができる。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例 1
次の配合により、板ガムを製造した。
板ガムベース 150重量部
グラニユー糖 500
澱粉加水分解物(水分25%) 100
ブドウ糖 30
香料 5
色素 5
合計 790
上記量のグラニユー糖(粒子寸法300〜500μ)
と予め80℃に加温した澱粉加水分解物(水分含有
率25%)とをミキサー中で5分間ミキシングし、
次いで上記量の通常の板ガムベースと残余のチユ
ーインガム添加物、すなわちブドウ糖、香料およ
び色素を加え、ミキシングを続けてチユーインガ
ムを得、これを冷却成型して本発明によるグラニ
ユー糖使用の板ガムを得た。
と予め80℃に加温した澱粉加水分解物(水分含有
率25%)とをミキサー中で5分間ミキシングし、
次いで上記量の通常の板ガムベースと残余のチユ
ーインガム添加物、すなわちブドウ糖、香料およ
び色素を加え、ミキシングを続けてチユーインガ
ムを得、これを冷却成型して本発明によるグラニ
ユー糖使用の板ガムを得た。
比較のため、グラニユー糖の代りに粉糖を使用
した以外は、同様にして標準板ガムを調製した。
した以外は、同様にして標準板ガムを調製した。
第1図および第2図に、本発明による板ガムと
標準板ガムとの甘味およびフレーバー持続曲線を
示し、第3図に両板ガムの吸湿曲線(温度35℃、
相対湿度70%)を示す。
標準板ガムとの甘味およびフレーバー持続曲線を
示し、第3図に両板ガムの吸湿曲線(温度35℃、
相対湿度70%)を示す。
これら曲線から判るように、本発明によるチユ
ーインガムはその甘味およびフレーバーの持続が
従来のものより長くかつ甘味の出力がよりマイル
ドである。また吸湿性も従来のものより低く、長
期保存に適している。さらに、本発明による板ガ
ムは、グラニユー糖粒子に基づくシヤリ感が5分
間以上にわたつて持続された。
ーインガムはその甘味およびフレーバーの持続が
従来のものより長くかつ甘味の出力がよりマイル
ドである。また吸湿性も従来のものより低く、長
期保存に適している。さらに、本発明による板ガ
ムは、グラニユー糖粒子に基づくシヤリ感が5分
間以上にわたつて持続された。
実施例 2
次の配合例に従いかつ実施例1の手順を使用し
て風船ガムを製造した。なお、グラニユー糖の粒
子寸法および澱粉加水分解物の水分含量は実施例
1と同じであつた。また、風船ガムベースは、周
知のものを使用した。
て風船ガムを製造した。なお、グラニユー糖の粒
子寸法および澱粉加水分解物の水分含量は実施例
1と同じであつた。また、風船ガムベースは、周
知のものを使用した。
風船ガムベース 200重量部
グラニユー糖(粒子寸法300〜500μ) 400
澱粉加水分解物(水分含量25%) 80
ブドウ糖 100
香料 5
色素 2
酸味料 5
合計 792
得られた風船ガムをチユーイングした後脹らま
せたところ膜表面にグラニユー糖結晶がキラキラ
光つて浮き出し、美しい視覚的効果が得られた。
せたところ膜表面にグラニユー糖結晶がキラキラ
光つて浮き出し、美しい視覚的効果が得られた。
第1図および第2図は本発明によるグラニユー
糖使用の板ガムおよび従来の粉糖使用板ガムのそ
れぞれ甘味およびフレーバー持続曲線を示し、第
3図は上記両板ガムの吸湿曲線(温度35℃、相対
湿度70%)を示す。なお、第1図および第2図は
専門パネル5名の官能評価による平均曲線であ
る。 実線……本発明による板ガム、破線……従来の
板ガム。
糖使用の板ガムおよび従来の粉糖使用板ガムのそ
れぞれ甘味およびフレーバー持続曲線を示し、第
3図は上記両板ガムの吸湿曲線(温度35℃、相対
湿度70%)を示す。なお、第1図および第2図は
専門パネル5名の官能評価による平均曲線であ
る。 実線……本発明による板ガム、破線……従来の
板ガム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 グラニユー糖を粒子状のまま含有することを
特徴とするグラニユー糖使用チユーインガム。 2 グラニユー糖を水分含有率10〜40%の澱粉加
水分解物と混合してグラニユー糖の粒子表面のみ
を前記澱粉加水分解物の遊離水により微溶解さ
せ、得られる混合物を通常のミキサーによりガム
ベースおよび残余のチユーインガム添加物と混練
することを特徴とするグラニユー糖使用チユーイ
ンガムの製造方法。 3 粒度300〜500μのグラニユー糖を使用する特
許請求の範囲第2項記載の方法。 4 水分含有率20〜30%の澱粉加水分解物を使用
する特許請求の範囲第2項または第3項記載の方
法。 5 60゜〜90℃の温度に予め加温した澱粉加水分
解物を使用する特許請求の範囲第2項乃至第4項
のいずれかに記載の方法。 6 澱粉加水分解物対グラニユー糖の混合比率を
1:4〜6とする特許請求の範囲第2項乃至第5
項のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10678780A JPS5733549A (en) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | Chewing gum containing granulated sugar |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10678780A JPS5733549A (en) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | Chewing gum containing granulated sugar |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5733549A JPS5733549A (en) | 1982-02-23 |
JPS6365289B2 true JPS6365289B2 (ja) | 1988-12-15 |
Family
ID=14442602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10678780A Granted JPS5733549A (en) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | Chewing gum containing granulated sugar |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5733549A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3969513A (en) * | 1974-10-22 | 1976-07-13 | Soreat S.A. | Method for candying chewing-gum slabs |
US4150161A (en) * | 1977-03-15 | 1979-04-17 | General Foods Corporation | Carbonated chewing gum |
-
1980
- 1980-08-05 JP JP10678780A patent/JPS5733549A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3969513A (en) * | 1974-10-22 | 1976-07-13 | Soreat S.A. | Method for candying chewing-gum slabs |
US4150161A (en) * | 1977-03-15 | 1979-04-17 | General Foods Corporation | Carbonated chewing gum |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5733549A (en) | 1982-02-23 |
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