JPS6364853A - 車輌等のワイパ−構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、車輌、船舶、飛行機等の前窒にかかる雨滴を
拭い取るワイパー構造に関するものである。

「従来の技術」および「発明が解決しようとする問題点
」 従来の自動車等のワイパー構造は、窓枠の下端に設けた
回転軸に、腕状のワイパーブラシを取付け、そのワイパ
ーブラシを左右方向に往復角運動させて窓ガラスにかか
る雨滴を拭い取る構造に成っている。

以上の従来のワイパー構造によると、ワイパーブラシの
一定角度の往復角運動によって雨滴を拭い取るので、ワ
イパーブラシが往復角運動する扇形部分のみしか拭い取
シ作用ができず、その扇形部分以外の部分は雨滴が付着
したままとなるので、運転者の前方視界が狭くなる難点
がある。°そして、高速走行のとき風圧によってワイパ
ーブラシが浮き上シ、拭い取シが不充分になることがあ
シ、さらに、運転者の目の直前をワイパーブラシがチカ
チカ往復運動するので煩わしく、瞬間的に前方視界を遮
えぎって、安全運転上好ましくない等の難点がある。

本発明は、以上の従来技術の難点を解消する新規のワイ
パー構造を提供するのが目的である。

「問題点を解決するための手段」 以上の目的を達成する本発明のワイパー装置は、ンドレ
スペ〃トの前方側を上方から下方に移動させる駆動部が
設けてあシ、さらに下部支軸の近傍に、その下部支軸と
平行配列したワイパープヲＶが固着されてお夛、前記エ
ンドレスベルトを窓部に装着して、前方側を上方から下
方に順次移動させながら前記のフイバープヲＶＫよって
エンドレスペ、Ａ／）にかかる雨滴を拭い取る構造」に
よって構成されている。

「作用」 以上の構成を要旨とする本発明のワイパー装置は、雨滴
付着面が従来の固定窓ガラスに代えて、上から下へ移動
する透明質のベルト体とな）、かつワイパープフＶが固
定方式となるので、車輌等の降雨時の前方視界を広く確
保すると共に、移動ワイパーによる煩わしさが解消され
て視界が良好になシ、運転フィーリングと安全性を向上
する作用がある。

「実施例」 以下、実施例に基づいて詳しく説明する。その一実施例
を示す第１図を参照して、図は例えばジ〒プ等の様に、
平坦な窓ガラスを有する前窓に、本発明のワイパー装置
１を後付けした実施例を示したものである。図にｉいて
、方形に枠囲いした枠部２の上端と下端には、上部支軸
８ムと下部支軸８Ｂとが横設されてお）、上部支軸３ム
は自転できる自在軸、下部支軸８Ｂは枠部２０下隅部分
に設けた駆動部４によって、所要速度に自動回転できる
様に成っている。

そして、その一対の上部支軸８ムと下部支軸３Ｂには、
樹脂質尋から成る透明体の帯状のエンドレスベルト５が
巻掛は緊締されておシ、下部支軸８Ｂの自転作動によっ
て、前方外側の（雨滴がかかる側）エンドレスベルト５
が、図示矢印入方向の上から下に向けて順次移動できる
様に構成されている。

さらに、下部支軸８Ｂの下側には、枠部２に固定したバ
ー状のワイパープツシ６が、下部支軸８Ｂと並行させて
横設されておシ、ワイパープフＶ６の刷毛部７が下部支
軸８Ｂに巻掛けしたエンドレスベルトロの外側の幅全体
に接触させてあ〕、雨滴が付着して下方へ移動してくる
エンドレスベルト５の雨滴をワイパープツシ６の刷毛部
７によって充分に拭い取シ、拭い取られた雨滴は下端の
隙間から図示矢印Ｂの様に排出される様に成っている。

なお、駆動部４には、車体のパワテリーを電源とする駆
動モーターが内蔵され、任意速度で下部支軸３Ｂを回転
する様にしである。また、エンドレスベルト５の上端と
左右側縁は枠部２の縁部が覆せられてシールされておシ
、内側へ雨滴が浸入しない様に成っている。なお、図中
の１１はエンドレスベルト５のテンシ目ンローラーでア
ル。

またワイパープフＶ６の刷毛部７は、雨滴を拭い取るこ
とができる薄肉ゴム、樹脂等から成るはけ状のもの、或
は毛状のもの、いずれでも良い。

そして、以上のワイパー装置１は、枠部２の四隅に設け
た取着片８を介して窓枠９に固定し、既設の前窓ガラス
１０の前面に重ね合せる様にして装着固定され、降雨時
にはエンドレスベルト５を所要速度で作動させ、下端に
位置するワイパープツシ６によって、エンドレスベルト
５に付着した雨滴を拭い取って走行する様に成っている
。

以上の本発明のワイパー装置は、既設の窓ガラス１０の
前面に、窓ガラス１０と重ね合せる様にしてエンドレス
ベルトロを上下方向に装着し、そのエンドレスベルト５
の外側を本来の窓ガラス１０に代えて作用させると共に
、エンドレスベルト５は外側が上方から下方に順次移動
し、付着した雨滴が下端のワイパープヲＶ６で拭い取ら
れ、雨滴付着のない美麗面が順次上端から繰シ出される
ので、降雨時の前方視界が確保　できる。

そして、第１図に）のように前窓ガラス１０の概ね全面
積に亘って、エンドレスベルト５を装着することが可能
になるので、走行車輌の降雨時の視界が従来構造の制限
された扇形視界に対比して充分に広く確保することが可
能になる。

さらに、本発明のワイパー装置は、従来の窓ガラスに相
当する雨滴がかかる部分が上下移動し、その雨滴を拭い
取るワイパーブラシが視界外に設けた同室構造を特徴と
するので、運転者の目の直前をチカチカ横切って往復作
動するフィバ−ブラシが無くなシ、従来構造のワイパー
作動による煩わしさから解放されて良好な視界が確保さ
れ、降雨時の運転フィーリングを向上することができる
。

そして、風圧に基づくワイパープヲＶの浮き上）のおそ
れはなく、ワイパー性能が安定する等の作用がある。

つぎに、他の寮施態様を例示して本発明の詳細な説明す
る。即ち、本発明のワイパー装置は、車輌等の前窓に上
下作動自在の透明体帯状のエンドレスベルトを装着して
視界を確保し、そのエンドベルトの下端部位に固定した
ワイパープツシによって付着雨滴を除去する基本思想か
ら成るので、前記実施例以外に下肥の態様が可能になる
。

・前記実施例の既設窓ガラスへの後付けのみではなく、
機械的強度の選択と、窓枠とのシーμ手段の採用によっ
て、窓ガラスを省略し、本発明のエンドレスベルトを直
接窓枠に装着した前窓構造にすることができる。

・上部支軸８ムと下部支軸８Ｂに可撓軸を採用し、エン
ドレスベルト５に曲面を与えて、曲面づきの前窓車輌に
も装着することができる。

・上部支軸８ムの近傍に、減水液散布部１２を設け、下
端のワイパープヲＶ６によって雨滴を拭い取ったエンド
レスベルト５の表面に、順次贋水液を散布付与すると、
エンドレスベルト５の腕木性が常に確保され、雨滴付着
が少なくな夛、視界がよシ安定する。

以上の実施痩様例が考えられる。

なお、本発明のワイパー装着は、前記実施例の自動車の
みではなく、電車、列車、船舶ならびに飛行機等の前窓
または後窓の雨滴除去に広く応用するものである。

「発明の効果」 以上の説明の様に、本発明のワイパー装置は降雨時にお
ける車輌等の前方視界を広く確保すると共に、高速走行
時のワイパー性能が安定し、その上、運転者の目の直前
を往復動して瞬間的に視界を遮ぎる移動ワイパーが省略
されるので、運転者の降雨時の運転フィーリングを向上
し、安全運転の向上を図る等の有用な効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１ｌ：本発明−実施例のワイパー装置を示し、に）は
その正面図、（至）はに）のＡ人断面拡大図、第２ｍ：
本発明の他の実施例の部分拡大断面回生な符号、ｌ：ワ
イパー装置、２：枠部、８ム：上部支軸、８Ｂ＝下部支
軸、４：駆動部、５：エンドレスベルト、６：ワイパー
ブラシ、７：ワイパーブラシの刷毛部、８：取着片、９
：窓枠、１０：窓ガラス 特許出願人　　　　　　　　武　市　東　海　男代理人
弁理士　　　　　　　　　　岡　　　　賢　　　美第　
１　図（Ａ） ｊＡ ―Ａ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）上部支軸と下部支軸にエンドレスベルトが緊締巻
   掛けされると共に、前記エンドレスベルトは透明質帯体
   からなり、かつ、前記下部支軸には、前記エンドレスベ
   ルトの前方側を上方から下方に移動させる駆動部が設け
   てあり、さらに、前記下部支軸の近傍に、前記下部支軸
   と平行配列したワイパーブラシが固着されており、前記
   エンドレスベルトを窓部に装着し、前記ワイパーブラシ
   によってエンドレスベルトにかかる雨滴を拭い取る構造
   を特徴とする車輌等のワイパー構造。