JPS636420A - 電磁流量計の空水検知回路 - Google Patents

電磁流量計の空水検知回路

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JPS636420A
JPS636420A JP15048986A JP15048986A JPS636420A JP S636420 A JPS636420 A JP S636420A JP 15048986 A JP15048986 A JP 15048986A JP 15048986 A JP15048986 A JP 15048986A JP S636420 A JPS636420 A JP S636420A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明σ〕属する技術分野〕 本発明は、電磁流量計検出器の測定管における空水状態
を検知する回路、特に、誤動作することがなくかつ電磁
流量計検出器から出力される流量信号の安定化と精度維
持とを図ることができる回路構成に関する。
〔従来技術とその問題点〕
電磁流量計は、その測定管内の測定流体が少なくなって
起電力検出用電極が測定流体外に露出すると(以後この
ようにして測定流体が電極に接触しなくなる状態を空水
状態ということがある。)。
測定流体の流量を表す出力信号が上限値または下限値を
こえてふり切れたりあるいは不安定に変動したりする現
象が発生する。したがって、こf】ような現象が発生す
ると、電磁流量計の出力信号を受信する流量積算計の計
測誤差が増大するばかりでなく、電磁流量計がプリント
制御装置の検出端ヲ構成している場合にはプリントの操
業状態が危険な状態vcなる恐れがある。このため!磁
流置針VCは通常空水状態を検知する手段が設けられ、
この手段によつ工空氷状態を検知すると、電磁流量計の
出力信号がベース付き信号である場合には。
たとえば該出力信号の値を強制的に0%以下の値に引き
下げるようにすることが行われている。
第7図は従来の空水検知回路を設けた電磁流量計f】構
成図である。図において、1は測定流体15けだアース
端子、3a、l 3bは電極で、4は上記各部と図示し
℃いない励磁コイルおよびコアとからなる電磁流計の検
出器である。検出器4VCはさら[i極3a、3bVc
連なる出力端子5al 5bが設けられている。6at
 6bは端子5a、5bに現れる電圧信号3a、3bが
それぞれ入力され、これらの入力信号を増幅して信号5
aeSbの各々に応じた交流電圧信号6al、 6bt
をそれぞれ出力する交流増幅器で、7は信号6atと6
blとが入力される差動増幅器である。Zal、Zbl
はそれぞれ増幅器6a、fibicおける各入力インピ
ーダンスを仮想的に示したものである。8は、差動増幅
器7の出力信号が入力され、所定の信号処理を行って測
定管1を通過する測定流体15の流量に応じた流量信号
8aを出力する信号処理部で、増幅器fialf5bと
差動増幅器7と信号処理部8とは変換器9を構成してい
る。toa、tabはいずれも大きい入力インピーダン
スと小さい出力インピーダンスとを有するゲイン1のイ
ンピーダンスバッファとしての直流増幅器で、Zaz。
Zb2はそれぞれ増幅器10a、1obeおゆる各入力
インピーダンスを仮想的に示したもグ〕である。この場
合増幅器10aの入力端子10a2には抵抗Raを介し
て直流電圧+Vccが接続され、また増幅器10bの入
力端子10b2には抵抗1’Lbを介して直流電圧−V
ccが接続され℃いる。増幅器lOaから出力される直
流電圧信号10aiと増幅器tabから出力される直流
電圧信号10blとは直流差動増幅器11に入力され、
差動増幅器11の出力信号はコンパレータ12によって
基準電圧13と比較されるようになっている。コンパレ
ータ12は、増幅器11の出力信号の値が電圧13の値
よりも大きくなるとHレベルとなる二値信号としての検
知信号12aを出力するように構成されている。14は
電圧士Vccと抵抗Ra、R,bと増幅器10a、fo
bと差動増幅器11とコンパレータ12と基準電圧13
とからなる空水検知回路である。
第7図では空水検知回路14が上記f)ように構成され
ているので、電極3aとアース端子2との間には電圧+
vCCVCよる電解電流が流れ、また電極3bとアース
端子2との間にも電圧−VCCによる電解電流が流れる
。また、電極3ae 3bり】それぞれと測定流体15
との界面近傍vcはイオンの集積に起因する電気二重層
が存在している。第8図はこのような状態を示した検出
器4における要部の等価回路図で1図は電極3a側を示
したものである。電極3b側も第8図と同様になること
は当然である。第8図において、Ceは前記の電気二重
層に起因するキャパシタ、 zeは電極3aと測定流体
15との間の界面インピーダンス、Roは導電路として
の測定流体15の抵抗、Eは電極3aと測定管lとを画
電極とし測定流体15を電解質とする電池の起電力、e
は測定流体15の流動に伴って発生する信号起電力であ
る。Zaxは電極3aとアース端子2との間に観測され
る電極インピーダンスで、このインピーダンスは流体抵
抗Roと界面インピーダンスzeとキャパシタCeとか
らなる図示f】回路構成f)インピーダンスである。第
7図に示したように、電極3bとアース端子2どの間に
も、インピーダンスzaxに対応する電極インピーダン
スzbxが存在することは明らかである。
さて、第7図においては、上述した所かられかるように
、測定管lVcたとえば水を満たした場合と測定管1を
空にした場合とでは電極インピーダンスzax、Zbx
が大きく変化する。実測によれば、水を満たした場合は
ぼIOKΩであった電極インピーダンスが、測定管1を
空にした場合たとえば約100にΩというように非常に
大きい値になる。
このため、直流電圧子Vccが抵抗Raと電極インピー
ダンスzaxとで分圧されて増幅器10aに入力される
電圧が、測定管1Tlc水が満たされている場合低くな
り、測定管1から水が排出された場合高くなる。また直
流電圧−VCCが抵抗R,bと電極インピーダンスZb
xとで分圧されて増幅器tabに入力される電圧が、測
定管1に水が満たされ℃いる場合高くなり、測定管1か
ら水が排出された場合低くなる。したがって、差動増幅
器11の出力信号は測定管IVc水が満たされた場合小
さい値にたり、測定管1が空水状態になると大きい値に
なるので、空水検知回路14は、このように変化する差
動増幅器11の出力信号の大きさをコンパレータ12と
基準電圧13とを用いて比較検出することによって、測
定管lの空水状態を検出するようにしたものである。
第7図においては、空水検知回路14が上記のように動
作するのであるが、この検知回路には以下VC説明する
ような問題がある。
(1)測定流体lの導電率が低い場合前述の流体抵抗R
0は100K、gにもなることがあるので、電磁流量計
変換器9における増幅器6a、6bは各入力インピーダ
ンスZat、 Zblがそれぞれ通常100MΩ以上に
なるように構成されている。ところが第7図グ〕構成に
よれば、抵抗Ra、3bがインピーダンスZax、 Z
bxにそれぞれ並列に接続されていることになるので、
この場合増幅器6a、f5bの各入力インピーダンスが
小さくなる。したがって電磁流量計に空水検知回路14
を設けると、測定流体1の導電率にもとづく流量信号8
aのスパン変化が大きくなって信号Ban精度が低下す
るという問題がある。換言すれば、変換器9においては
、流量信号8aの精度を低下させないようにするために
、増幅器fia、6bの入力インピーダンスをできるだ
け大きくする必要があるが、抵抗Ra、1’Lbf)た
めにこれらの入力インピーダンスを大針くすることかで
鎗ないという問題がある。
(2)信号8aI7′)精度低下を招かないようにする
ために%空水検知回路の増幅器10a、tabも入力イ
ンピーダンスZa2. Zbzが非常に大きい値である
ように構成され、また抵抗Ra、Rbも通常それぞれ1
00MΩ以上の値が選定されている。この結果、測定管
l内に導電性の測定流体15が液滴状態で残留している
ような空水状態の場合とか、測定管1内のライニング上
に導電性スケールが付着している場合などのような、空
水時のIE櫃インピーダンスが小さい場合に、空水検知
回路14が空水状態を検知しないことがあるという問題
がある。
(3)第7図では、測定流体15と電極3a+ 3bと
が接触するように流体15が測定管1内に満たされてい
る状態(以後この状態を接液状態ということがある。)
の時、電極38には抵抗Raを介して+VCe[よる電
流が常時流れ込み、電極3bからは抵抗Rbを介して−
vccvCよる電流が常に流れ去る。したがって電極3
a@のキャパシタCeは次第に正極性充電され電極3b
9AのキャパシタCeは次第に負極性に充電されて、こ
f]結果電極電極3abのそれぞれに対応するキャパシ
タCeの電圧がアンバランスとなる。また電極3aでは
流入電流によって酸化反応が進行し電極3bでは流出電
流によって還元反応が進行するので、画電極に対応する
起電力E、界面インピーダンス7、eのいずれもがアン
バランスになる。このため、検知回路14には、接液状
態におい℃差動増幅器11の出力信号が次第に大きくな
って検知信号12aを出力することがあるという問題が
ある。本発明者は。
上記現象のために、電極3a、3b間の電圧が増幅器1
1の出力端子において約2〔v〕になることがあり、ま
た前述した両起電力EI7′)差が、増幅器toa、t
abの各出力端子間の電圧を観測することによって、約
0.7 (V) VCなることがあるという実験結果を
得ている。
(4)第7図においCは、(3)項に述べた充電現象ま
たは放電現象の各進行過程で電極3a+ 3bのそれぞ
れと測定管lとの間の電圧を経時的かつ微細にしらぺて
みると、信号起電力eと同等もしくはそれ以上グ】レベ
ル変動を突発的かつ非周期的に生じていることが認めら
れる。そうし工このような電圧変化は、その周波数スペ
クトルが信号起電力eの周波数スペクトルとオーバラッ
プしているので。
測定流体15の流動が定状的であっても流量信号8aが
非周期的かつバースト状VC!動するという現象を招来
している。このため、空水検知回路14には、第7図に
示した電磁流量計が組みこまれたプラント制御装置を誤
動作させることがあるという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述したような従来回路における問題を薄情
して、誤動作することがなく、かつ流量信号の精度を低
下させることがなく、さらに流量信号の安定化を図るこ
とができる’am流量計の空水検知回路を提供すること
を目的とする。
〔発明の要点〕
本発明は、電磁流量計検出器におけるいずれか一方の電
極に発生する電圧f】うちの交流分の大きさが、接液状
態の場合と空水状態の場合とでは大きく異なるので、前
記交流分を増幅した後直流化し、この結果得られる直流
電圧を基準電圧と比較することによって空水状態検知を
行うようにしたものである。そうして、こり】ようにし
て空水検知を行うことによって、前述した電圧源士Vc
cや抵抗Ra、Rbを不要にして、結局誤動作すること
がなくかつ流量信号の安定化と精度維持とを図ることが
できる電磁流量計の空水検知回路が得られるようにした
もの′である。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明r〕第1実施例を設けた電磁流量計の構
成図である。図において、16は電極3aに現れる電圧
信号Saを増幅する交流増幅器で、この増幅器はブート
ストラップ回路などを用い℃入力インピーダンスが10
0MΩ以上の非常に高い値になるように構成したもので
ある。17は増幅器16の出力信号1f5aに現れる直
流成分を除去スるバイパスフィルタで、18はフィルタ
17の出力信号が入力される全波整流器である。整流器
18の出力信号tSaは、その値がコンパレータ19に
おいて基準電圧Vs と比較され、信号183の値がV
sよりも大であるとコンパレータ19から検知信号19
aがHレベルの二値信号とL℃比出力れるようになって
いる。20は上述した交流増幅器16とフィルタ17と
整流器18とコンパレータ19と基準電圧Vsとからな
る空水検知回路で、この回路20が上記した本発明の第
1実施例である。
次に検知回路20の動作を第2図の波形説明図を参照し
て説明する。まず時刻1.では測定管1が測定流体15
で満たされているものとする。したがつ℃1時刻t1で
は、信号SaC値が電池起電力Eと信号起電力eとの和
となる。通常、eの最大値は電磁流量計のフルスチール
でL O(mV)程度であり、この値はEの値に比べて
かなり小さいので第2図にはEのみが描いである。増幅
器16は上述したような交流増幅器であるが、これに入
力オフセットが存在する場合には、信号3aが上記した
ように直流的であっても前記入力オフセットと増幅器1
6F1ゲインとできまる直流成分が出力信号t6aに現
れる。図示したVがこの直流成分の値である。直流成分
Vはフィルタ17で除去されるので1時刻tIVcおけ
る整流器の出力信号18Hの値は零になる。このため時
刻t1ではコア ハレ’7 ’) 出力信号19 aは
Lレベルドナっている。この場合、実際には信号L8a
に信号起電力eに対応した成分が含まれている。しかし
ながら、と17″)成分子)値が基準電圧Vsをこえる
ことのないように交流増幅器1 fi f)ゲインが設
定されているので、信号起電力eに起因してコンパレー
タの出力信号19aがHレベルになることはない。
次に2時刻t、で測定管lが空水状態になりたとする。
すると電極インピーダンスZax、zbxがいずれも非
常に大きくなるので信号Saには振幅の大きい揺動状雑
音Nが現れる。雑音Nは通常複振幅が0.1CV)程度
である電圧で、信号起電力eのL OCm、) vc比
べて非常に大きい電圧である。
ところで、交流増幅器16I71ゲインは、前述したよ
5i’C1信号Sa中に存在する起電力eによってはコ
ンパレータ19が動作することのないゲインであったが
、またこのゲインは、雑音Nが入力された場合には、増
幅器16が飽和して出力信号16aが矩形波状になるよ
うにも選定され工いる。この矩形波の上限値vhおよび
下限値Vtはいずれも増幅器16の電源電圧に対応する
電圧である。
したがって1時刻t、では信号teaは階段状に上昇す
るが、この上昇値はまだ基準電圧Vsをこえる値ではな
いので、時刻t!では信号19aはHレベルにならない
。ところが、時刻t、vcなると雑音Nの振幅が大きく
なるので、遂に信号18aの値が基準電圧Vsをこえる
。故に、この時出力信号19aがHレベルになって、空
水状態の出現が報知されることになる。すなわち検知回
路20は空水状態の発生を検知して検知信号19aを出
力する。
検知回路20vCおいては、各部が上記のように動作す
るのであるが、この場合増幅器16によって雑音Nを矩
形波状雑音に変換するようにしており、またフィルタ1
7は、そグ】カット周波数が信号16aを形成する前記
矩形波状雑音の基本周波数のt、”to以下であるよう
に設定されていて。
入力された矩形波状雑音をその波形を殆ど歪めることな
く出力するように構成されているので、雑音Nが揺動状
態であっても整流器18からは安定した信号18aが出
力される。故に、コンパレータ19からはHレベルf)
検知信号19aが安定して出力されることになる。なお
、前述したように。
信号起電力eの最大値は通常0.OL CV、 、 〕
程度であり雑音Nの大きさは0. L (V、 、)以
上が普通である。故に増幅器16のゲインを100倍と
すると、出力信号16ay値に’s e K対しz )
? 1 〔V、、3程度、Nに対しては1o CV、 
、:)以上ということになるので、増幅器16の電源電
圧を±tocv)とすることにより、Nに対する信号1
fiaを振幅がほぼ20CV   )である矩形波状と
することが−p できる。この場合整流器の出力信号18aはeに対して
1〔v〕程度、Nに対してl OCV)程度となるので
、基準電圧VS を5〔■〕程度に設定すると、検知回
路20が適正に動作することになる。
空水検知回路20は上述のように構成され℃いるので、
その入力インピーダンスは非常に大きい値になっている
。故[、この回路20の付設によりて流量信号8aの精
度が低下するという問題は生じない。すなわち、第1図
の流量計では、空水検知回路の動作に関係なく交流増幅
器16の入力インピーダンスを大きくして、流量信号8
aの精度を上げることができることになる。また空水検
知回路20では、この回路の電源から電極3a。
3bK充電電流や放電電流が°流れることはない。
したがってこのような空水検知回路をとりつけた第1図
の電磁流量計においては、流量信号8aにバースト状振
動が現れることはない。またこの場合、上記の充電電流
や放電電流が流れないので電極3al 3b近傍が電気
化学的に変化することはない。故に、検知回路20にお
いては、前述したなお本発明者は、測定管lが空水状態
になっても該測定管内に測定流体15が液滴状に残留す
るなどして電極インピーダンスZax、Zbxが大きく
ならないような場合に、空水検知回路20が誤動作しな
いことを実験により確認している。
空水検知回路20では、信号161に現れる直流成分V
を除去するためにフィルタ17を設けたが、増幅器16
が直流成分■を発生させないものであればフィルタ17
が不要になることは当然である。また増幅器16は雑音
Nに対して出力信号Lfiaが飽和するようなゲインを
有するものとしたが、本発明におい工は、このゲインを
小さくして信号t6aが雑音Nに対して飽和しないよう
にL℃も差し支えない。この場合、信号teaを平滑す
る手段を追加することにより℃出力信号19aを安定化
する必要がある。第1図では検知回路20&C償号Sa
を入力させるようにしたが1本発明では、検知回路20
には信号8bが入力されるようにしてもよい。
第3図は本発明f]第2実施例である空水検知回路21
を設けた電磁流量計の構成図である。本図σ】第1図と
異なる所は、バイパスフィルタ17の出力信号が半波整
流器22に入力され、整流器22f出力信号22 aは
さらにローパスフィルタ23に入力されて、フィルタ2
3の出力信号23aがコンパレータ19に入力されるよ
うに検知回路21が構成され℃いることである。検知回
路21は上記のように構成され℃いるので、各部σ】信
号波形は、たとえば第4図に示したようになる。すなわ
ち1時刻t1では測定管l内が測定流体15で満たされ
ているとすると、この時フィルタ23の出力信号23a
は信号3aに含まれる信号起電力eに対応した値になる
ので、コンパレータの出力信号19aはLレベルである
。時刻t、で測定管lが空水状態になると信号16aま
たはフィルタ17の出力信号は矩形波状になるが、この
時点では的記矩形波の極性の関係で整流器の出力信号2
2aはほぼ零レベルのままである。時刻t、ICなると
整流器の出力信号22aに半波状矩形波が現れる。
ところがフィルタ23はこのような矩形波を平滑化する
機能を有しているので、出力信号23aは直流状になる
。そうしてこの直流状信号23 a f)値が時刻t4
で基準電圧Vsをこえると、コンパレータからHレベル
の検知信号19aが出力されることになる。フィルタ2
3は、この場合、そのカット周波数が雑音Nに対応して
発生する信号22a中f】矩形波の基本周波数り11/
10以下に設定されているので、平滑化された信号23
aの脈動は非常に小さくなっている。したがってコンパ
レータ19は安定した比較動作を行うことになる。
空水検知回路21が前述した検知回路20と同様な効果
を奏するものであることは説明するまでもな(明らかで
ある。
第5図は本発明の第3実施例である空水検知回路24を
設けた電磁流量計f)構成図である。図の第1図と異な
る所は、バイパスフィルタ17の前段が直流増幅器25
になっていることと、この増幅器25には変換器9にお
ける交流増幅器6aの出力信号が入力されるようになっ
ていることである。増幅器6aは高い入力インピーダン
スを有しているが、そのゲインは次段増幅器7とf)関
係上通常低い値となっているので、空水検知回路24で
は、増幅器6aのゲインと増幅器25のゲインとの合成
ゲインが第1図における増幅器16のゲインと同等にな
るように、増幅器25のゲインが設定されている。つま
り、この場合空水検知回路24は、交流増幅器6aを変
換器9と共有していて、このような増幅器6aと直流増
幅器25とフィルタ17と整流器18とコンパレータ1
9と基準電圧V8とで構成されている。第5図では直流
増幅器25が増幅器6aの出力側に接続されているので
、検知回路24のために増幅器6afr1人力インピー
ダンスが小さくなることはない。すなわち、検知回路2
4は流量信号8aの精度に影響を及ぼすことがないとい
う利点がある。なお、増幅器2りC交流増幅器6bの出
力信号が入力されるようにL℃空水検知回路を構成して
もよいことは明らかである。
第6図は本発明C)第4実施例である空水検知回路26
を設けた電磁流量計の構成図である。本図の第3図と異
なる所は、バイパスフィルタ1717′)前段が直流増
幅器25になつ℃いることと、変換器9における交流増
幅器63の出力信号が直流増幅器25に入力されるよう
になっていることである。こC)場合、増幅器6aと増
幅器25との合成ゲインが、第5図におけると同様にな
るように増幅器6aおよび25が構成されている。した
がって、本図においても空水検知回路26は、交流増幅
器6aを変換器9と有用ていて、このような増幅器6a
と直流増幅器25とバイパスフィルタ17と半波整流器
22とローパスフィルタ23とコンパレータ19と基準
電圧Vsとで構成されている。
この検知回路2f5Vcも流量信号88の精度を低下さ
せない利点があることは、第5図における所論から明ら
かである。検知回路26が交流増幅器6bの出力信号を
増幅器25に入力させるようにしたもσ】であってもよ
いことは、説明するまでもなく明らかである。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明においては、電磁流量計検出器
におけるいずれか一方の電極に発生する電圧σ)うちの
交流分をまず増幅した後直流化し、この直流化した電圧
を基準電圧と比較することによって空水検知を行うよう
に空水検知回路を構成した。このため本発明では、従来
回路におけるような電極に対して充電電流を流すような
回路要素が存在しないので、wt電磁流量計ら出力され
る流量信号の安定化と精度維持とを図ることができるり 効果があ÷、また誤動作をなくする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第5図、第6図はそれぞれ本発明Q】
第1実施例、第2実施例、第3実施例、第4実施例を設
げた電磁流量計の構成図、第2図は第1図における要部
の波形説明図、第4図は第3図における要部の波形説明
図である。第7図は従来の空水検知回路を設けた電磁流
量計の構成図。 第8図は第1図、第3図、第5図、第6図および第7図
における要部の等価回路図である。 3ae 3b・・・・・・電極、4・・・・・・検出器
、 6a+ fibs 16・・・・・・交流増幅器、
14.20.21.24.26・・・・・・空水検知回
路、18・・・・・・全波整流器、  19・・・・・
・コン/fレータ、19a・・・・・・検知信号、22
・・・・・・半波整流器。 23・・・・・・ローパスフィルタ、Sa、8b・・・
・・・電EE信号。 1/s・・・・・・基準電圧。 富  2  目 葛  4  目 +J   V) +VCC 17口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)電磁流量計の検出器におけるいずれか一方の電極に
    発生する電圧のうちの交流分を抽出して前記交流分に応
    じた交流信号を出力する交流分抽出手段と、前記交流信
    号を直流信号に変換する直流化手段と、前記直流信号を
    基準信号と比較して比較結果に応じた信号を出力する比
    較手段とを備え、前記比較手段の出力信号にもとづき前
    記検出器における空水状態を検知することを特徴とする
    電磁流量計の空水検知回路。
JP15048986A 1986-06-26 1986-06-26 電磁流量計の空水検知回路 Granted JPS636420A (ja)

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