JPS6364139B2 - - Google Patents

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JPS6364139B2
JPS6364139B2 JP57047671A JP4767182A JPS6364139B2 JP S6364139 B2 JPS6364139 B2 JP S6364139B2 JP 57047671 A JP57047671 A JP 57047671A JP 4767182 A JP4767182 A JP 4767182A JP S6364139 B2 JPS6364139 B2 JP S6364139B2
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JP
Japan
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solar cell
storage battery
load
thyristor
transistor
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JP57047671A
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JPS58165634A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は太陽電池に併せて用いる蓄電池の過充
電防止回路に関するものである。
第1図に示すように、太陽電池1からチヨツパ
やインバータ等の電力変換装置(図示せず)を介
して負荷4に電力を供給する場合、太陽電池1は
日射の影響を受けて不安定に出力するものである
ために電池1と負荷4との間に蓄電池3を挿入
し、太陽電池1の供給する電力が負荷4の消費す
る電力に満たない時は、蓄電池3から不足分の電
力を供給し、逆に、太陽電池1の出力が負荷4の
消費電力より大きい時は差電力で蓄電池3が充電
されるようにして安定を図つている。なお、図中
2は逆流防止ダイオードである。
しかし、後者の充電状態が必要以上に続くこと
は、蓄電池3を過充電に至らしめることになり、
好ましくないので、かかる過充電を防止すること
が必要となる。
まず、上記過充電防止の従来例を説明し、よつ
て本発明の目的を明らかにする。
例えば従来例1は第2図に示すように、第1図
に短絡スイツチ5を追加したもので、この短絡ス
イツチ5は太陽電池1とダイオード2との間に電
池1及び負荷4に並例に挿入接続され、蓄電池3
の電圧を監視し、それが高くなり過ぎた時には該
スイツチ5をとじることにより、太陽電池1の電
圧を下げ蓄電池3の電圧より下げてしまい、太陽
電池1からの電力の過供給を防止するものであ
る。
しかしこの方法では、太陽電池1を完全に短絡
するには、太陽電池1の出力特性がよく揃い、太
陽電池1が全体としての短絡電流を流すときに逆
電圧が印加される太陽電池セルが発生しないこと
が必要となるが、これは、太陽電池セルの個数が
増えるに従い困難となる。
また、特性のばらつきを許容するために、スイ
ツチ5に直列に抵抗を接続し、スイツチ5の投入
時の太陽電池1の電圧を、蓄電池3より少し下げ
逆流防止ダイオード2を逆阻止状態で維持する程
度にとどめた場合は、太陽電池1の最適動作電圧
における発生電力をやや下回る程度の電力が負荷
で連続的に消費されることになり抵抗容量として
ほぼ太陽電池1の定格電力に近いものを用意する
必要があり、装置自体の外形、価格、発熱量にい
ずれもが大きなものになつてしまう。
次に、従来例2として第3図に示すように、第
1図の回路に、蓄電池3と負荷4との間にスイツ
チ6を並列に挿入してこのスイツチ6に過充電防
止用負荷7を直列に接続し、蓄電池3の電圧に応
じてスイツチ6を操作して、その負荷7を投入解
列しようというものもある。
しかし、この場合も負荷7の容量は太陽電池1
の定格電力以上のものが必要であり装置全体の外
形、価格、発熱量が大きくなるという上記従来例
1と同様の欠点が存在する。
本発明の目的は上記従来例の不都合を解消し、
蓄電池の過充電防止のために必要となる装置は小
型、低損失のものですむようにし、しかも太陽電
池に対しても無害な動作が得られる太陽電池用蓄
電池の過充電防止回路を提供することにある。
しかしてこの目的は本発明によれば、太陽電池
と負荷又は交流系統との間に蓄電池を有する太陽
光発電システムにおいて、該太陽電池とこれと並
列に配置される蓄電池との間に順方向にサイリス
タを挿入し、更に該サイリスタより太陽電池側に
太陽電池と並列にトランジスタを接続し、その都
度短時間だけトランジスタを導通制御することに
より上記サイリスタを消弧するようにしたことに
より達成される。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説
明する。
第4図は本発明の第1実施例を示す回路図で、
太陽電池1と蓄電池3と交流系統を含む負荷4と
を順次並列接続した回路で、太陽電池1と並列に
トランジスタ8とそれによりスイツチされるサイ
リスタ消弧用負荷9を接続し、第1図〜第3図に
おける逆流防止用ダイオード2に置き換えたサイ
リスタ10を蓄電池3と太陽電池1間に順方向に
挿入したものである。
なお、この負荷9は太陽電池1の受ける日射が
最大の時でも電圧が蓄電池3の電圧以下になる抵
抗値のものを選定する。したがつて、負荷9の抵
抗値は所定の上限値以下に選定されればよいこと
から、場合によつては負荷9を省略することも可
能あるが、トランジスタ8を電流容量の小さいも
のですませるためには上記の上限値近くの抵抗値
を有する負荷9を接続することが好ましい。
このようにすれば、今、蓄電池3の電圧が上昇
し過充電に近づいた時にトランジスタ8をオンす
れば、サイリスタ消弧用の負荷9に電流が流れ、
太陽電池1の電圧は蓄電池3の電圧より低くな
り、サイリスタ10は消弧する。
次いでサイリスタ10のターンオフ時間より若
干後にトランジスタ8をオフする。この結果、蓄
電池3への充電は防止され、太陽電池1は開放状
態になる。
従つて、負荷9の接続時の太陽電池1電圧は蓄
電池3の電圧よりやや低くする程度でよいので、
太陽電池1に有害な逆電圧を発生させることがな
く、負荷9に電流の流れる時間はサイリスタのタ
ーンオフ時間と同程度であるので、負荷9の定格
電力は小さくてもよい。
また、同様にトランジスタ8に流れる電流も短
時間であるから、第2図のごとくスイツチとして
半導体スイツチを用い、連続電流を流した場合よ
り熱処理が容易となり、さらに、負荷9の開閉に
可動部品を用いないので長期信頼性が得られ、か
つ、太陽電池1から負荷4に電力を供給する運転
では第1図の逆流防止用ダイオード2をサイリス
タ10で置き換えただけであるので、損失は殆ん
ど増えず、システム効率を低下させるおそれがな
い。
第5図は本発明の第2実施例を示す回路図で、
上記第4図における第1実施例の回路のサイリス
タ消弧用負荷9の代わりにリアクトル11を置
き、トランジスタ8のオフ時の過電圧防止にダイ
オード12を該トランジスタ8と直列接続して設
けたものである。
この場合でも、第4図の第1実施例と同様な動
作を行なうことができ、同様な効果を期待でき
る。
さらに、この第2実施例の場合、リアクトル1
1の電流定格と、トランジスタ8の冷却性能を太
陽電池1の短絡電流が許容できるように設計すれ
ば、特に、太陽電池1における感電事故等重大事
故が起こつた時には、太陽電池1を短絡すること
により、太陽電池セルのいくつかにダメージを与
えるとしても、太陽電池1の出力電圧を0とし故
障電流をなくす方が得策であると判断される場合
にトランジスタ8を連続導通状態に置いて保護動
作をなすことができる。
以上述べたように本発明の太陽電池用蓄電池の
過充電防止回路は、太陽電池と負荷又は交流系統
との間に蓄電池を有する太陽光発電システムにお
いて、該太陽電池と並列に配置される蓄電池の間
に順方向にサイリスタを挿入し、更に該サイリス
タにより太陽電池側に太陽電池と並列にトランジ
スタを接続し、トランジスタのオンオフ動作によ
り上記サイリスタを消弧するようにしたので、過
充電防止のために必要な装置は小型かつ安価で低
損失のものですみ、また太陽電池に対しても無害
で信頼性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は太陽光発電システムの一般例を示す回
路図、第2図、第3図は従来の蓄電池過充電防止
回路を示す回路図、第4図は本発明の過充電防止
回路の第1実施例を示す回路図、第5図は同上第
2実施例を示す回路図である。 1……太陽電池、2……逆流防止ダイオード、
3……蓄電池、4……負荷、5……短絡スイツ
チ、6……スイツチ、7……過充電防止用負荷、
8……トランジスタ、9……負荷、10……サイ
リスタ、11……リアクトル、12……ダイオー
ド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 太陽電池と負荷又は交流系統との間に蓄電池
    を有する太陽光発電システムにおいて、該太陽電
    池とこれと並列に配置される蓄電池との間に順方
    向にサイリスタを挿入し、更に該サイリスタより
    太陽電池側に太陽電池と並列にトランジスタを接
    続し、その都度短時間だけトランジスタを導通制
    御することにより前記サイリスタを消弧するよう
    にしたことを特徴とする太陽光発電システムにお
    ける蓄電池の過充電防止回路。
JP4767182A 1982-03-25 1982-03-25 太陽光発電システムにおける蓄電池の過充電防止回路 Granted JPS58165634A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4767182A JPS58165634A (ja) 1982-03-25 1982-03-25 太陽光発電システムにおける蓄電池の過充電防止回路

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JP4767182A JPS58165634A (ja) 1982-03-25 1982-03-25 太陽光発電システムにおける蓄電池の過充電防止回路

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Publication Number Publication Date
JPS58165634A JPS58165634A (ja) 1983-09-30
JPS6364139B2 true JPS6364139B2 (ja) 1988-12-09

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ID=12781722

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JP4767182A Granted JPS58165634A (ja) 1982-03-25 1982-03-25 太陽光発電システムにおける蓄電池の過充電防止回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020179549A1 (ja) * 2019-03-03 2020-09-10 株式会社ドリーム・ジーピー 三次元足計測システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07312833A (ja) * 1994-05-13 1995-11-28 Japan Storage Battery Co Ltd 太陽電池を電源とする充電制御装置

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JPS52153034U (ja) * 1976-05-17 1977-11-19

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WO2020179549A1 (ja) * 2019-03-03 2020-09-10 株式会社ドリーム・ジーピー 三次元足計測システム

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JPS58165634A (ja) 1983-09-30

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