JPS6363424A - 医療用チユ−ブ - Google Patents

医療用チユ−ブ

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JPS6363424A
JPS6363424A JP61206127A JP20612786A JPS6363424A JP S6363424 A JPS6363424 A JP S6363424A JP 61206127 A JP61206127 A JP 61206127A JP 20612786 A JP20612786 A JP 20612786A JP S6363424 A JPS6363424 A JP S6363424A
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medical tube
curved
curved member
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heating
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康弘 植田
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は形状記憶合金を利用して湾曲できるようにした
医療用チューブに関する。
[従来の技術] 実開昭59−2344号号公報で開示されるごとく、3
0〜60℃の変態点を有する複数の形状記憶合金(SM
A)からなる線材を医療用チューブ内に配設し、この線
材に通電して加熱することによりそのチューブを湾曲さ
せるものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、これらの医療用チューブは生体内に挿入
されて使用されるため、その使用の度、滅菌消毒を行な
う必要がある。特に、エチレンオキサイドガス滅菌器に
入れて滅菌するケースが多い。
しかし、この滅菌器内は上記変態点を越える温度になる
ことが多いため、形状記憶合金からなる線材が記憶した
形状に回復してしまい、特に、複数本の線材を配設した
場合、すべての線材が同時に形状復元をするため、その
復元力同士が反発しあう。つまり、各線材が拘束状態で
加熱されるため、その記憶形状効果が弱くなり、記憶形
状がいわゆるぼける(完全に回復できなくなる状!t3
)ようになる。また、医療用チューブ自体がその異常な
力により損傷を受けやすくなる。
なお、このような状況はエチレンオキサイド滅菌処理後
、残留ガスの除去を目的として行なわれるエアレーショ
ンでも同様の加温がなされ、同じ問題が発生する。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、その目
的とするところはエチレンオキサイドガス滅菌処理など
のときに加熱されても、これにより形状記憶効果の劣化
を防止し、医療用チューブ自体の損傷を防止することが
できる医療用チューブを提供することにある。
[問題点を解決するための手段および作用]上記問題点
を解決するために本発明は挿入部内に配設した形状記憶
合金からなる湾曲部材の変態点を滅菌工程での加M ’
/R度より高く設定した医療用チューブである。
したがって、湾曲部材はこの医療用チューブを滅菌した
場合でも記憶形状を復元しない。
[実施例] 第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示すもの
である。
この実施例は医療用チューブの一種として内規管部3は
第1図で示すようにそれぞれ短管状に形成した)隻数の
間接駒5を互いに上下方向へ回動自在に連結してなり、
これら関節駒5の外周にはステンレス線等を素材とする
ブレード(網状管)6が波底されている。さらに、ブレ
ード6の外周には外皮7を被覆したものである。そして
、この挿入部内には第1図および第2図で示すようにイ
メージガイドファイバ3、ライトガイドファイバ9、送
気チャンネル用チューブ10.送水チャンネル用チュー
ブ11などが挿通されている。
上記湾曲管部3内において間接駒5の内面に近接して前
後方向に沿う上側にはだ1の湾曲部材12が配設され、
同じく下側には第2の湾曲部材13が配設されている。
この各湾曲部材12゜13は形状記憶合金、たとえばT
 i−N i系合金から薄い平板上(たとえば厚さt 
−Q、15〜0.25zmに形成されている。この湾曲
部材12.13の先後各端は最先端の湾曲部5aと最後
端の湾曲部5bの一部に内方ヘコ字状に突き出して形成
した固定部14.15の内部にそれぞれ差し込まれて圧
着固定されている。
さらに、各湾曲部材12.13はその先端と後端にそれ
ぞれ別のリード線16.17が接続され、このリード線
16.17を通じて湾曲部材12゜13に通電なるよう
になっている。つまり、各リード線16.17は挿入部
1内を通じて手元側に導かれるとともに、図示しない通
電装置部に接続されるようになっている。
二こで、第1の湾曲部材12は第3図中想像線で示すよ
すに上側に湾曲した形状を記憶処理し、第2の湾曲部材
13は第3図中想像線で示すように下側に湾曲した形状
記憶処理しである。
さらに、この各湾曲部材12.13の変態点、つまり、
低温相のマルテンサイト相から高;H側の母相であるオ
ーステナイト相への変態点は滅菌工程での加熱:工度(
通常55℃〜60℃)より高く設定しである。たとえば
As点(オーステナイト変態開始;H度)を65℃、A
f点(オーステナイト変態終了温度)を70℃に設定し
ておく。
しかして、この構成実施例において、先端部4を第3図
中上方へ湾曲させる場合には、第1の湾曲部材12ヘリ
ード線16.17を介して通電し抵抗熱により、65℃
以上に加熱する。これにより第3図で示すごと(上方に
湾曲させることがてきる。このとき第2の湾曲部材13
には通電せす、従って第1の湾曲部材12の回復力によ
り第2の湾曲部材13が強制的に上方へ湾曲変形される
ことになる。
同様に、先端部4を第3図中、下方へ湾曲させる場合に
は、第2の湾曲部材$13へ通電し、65℃以上に加熱
することで湾曲させることができる。 この第1の実施
例によれば次のような効果が得られる。
この内視鏡は生体内へ挿入されるため、事前に滅菌消毒
することが必要となる。この滅菌法としては、通常EO
G (エチレンオキサイドガス)滅菌が普及している。
この場合、EOG滅菌器内は、55〜60℃に加熱され
る。しかし、上記構成によれば変態点を60℃を越える
温度に設定しているため、滅菌工程中に各湾曲部材12
.13が変形してしまうことがない。したがって、従来
技術に示したような、記憶形状の加熱再現性の低下や無
理に変形しようとするために内視鏡の挿入部1の損傷を
防止することが可能となる。また、各湾曲部材12.1
3に薄板材を使用しているため、たとえば同肉圧の線径
のSMA、たとえばφ0.15〜φ0.25mmのもの
より大きな回復力を発生させることが可能となる。同様
の発生力を線状材で実施例させるせめには、その線径が
極太化し、第2Vで中心部側へその湾曲部材が進入し、
他の内蔵物を押圧したり、充填率が大きくなることで、
特にイメージガイドファイバ8やライトガイドファイバ
9の抵抗につながる。換言すれば、薄板状の湾曲部材1
2.13としたことにより第2図のごとく関節駒5の内
壁に近接した状態で極力、中心部に配設せずに済み、上
記の問題を極力回復する二とが可能となる。
第4図は本発明の第2の実施例を示すものである。
この実施例は先端側の幅を;順次小さくした湾曲部材1
2.13を使用するものである。このようにすれば通電
加熱による形状回復において先端側が変形力が小さくて
も変形するため、(1i17?積が大きいほど回復に必
要な変形力が大きく必要)形状回復の速度が早くなる。
したがって、湾曲管部3に先端側から先に湾曲がかかる
。このため、狭い体腔内でも湾曲がかかりやすく、観察
しやすい。
第5図は本発明の第3の実施例を示すものである。これ
は湾曲部材12.13の板幅を先端部分と後端側部分と
を2種類に異ならせ、先端側部分を狭くしたものである
この実施例によれば上記第2の実施例の効果に加えて2
段階に湾曲が行なわせることができる。
第6図は本発明の第4の実施例を示すものである。
この実施例は丸棒状の湾曲部材12.13を使用すると
ともに、先端側が細いテーパ状に形成した。また、左右
にも同様の湾曲部材を配設し左右方向への湾曲も可能に
したものである。なお、湾曲部材を板状ではなく棒状と
したことにより4方向への湾曲が容易に達成できるもの
である。
なお、本発明は上記実施例のものに限定されない。たと
えば湾曲部材をコイル状に構成して加熱によりそのコイ
ルに収縮を行なわせて湾曲させてもよい。また、加熱方
法としても通電加熱によらず、温水、温風あるいは別の
通電加熱部材を用いるなどが考えられる。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、エチレンオキサイ
ドガス滅菌処理などにおいて加熱されてもその湾曲部材
の形状記憶効果の劣化を防止できる。さらに、医療用チ
ューブ自体に負担をかけずに滅菌できその損傷を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の側端面図、第2図第1第3、第
4の各実施例をそれぞれ示す斜視図である。 1・・・挿入部、3・・・湾曲部、12.13・・・湾
曲部材、16.17・・・リード線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)挿入部内に形状記憶合金からなる湾曲部材を配設
    し、この湾曲部材への加熱による形状回復により上記挿
    入部を湾曲するようにした医療用チューブにおいて、こ
    の湾曲部材のマルテンサイト相からオーステナイト相へ
    の変態点を滅菌工程での加熱温度より高く設定したこと
    を特徴とする医療用チューブ。
  2. (2)上記変態点は60℃を越える温度としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の医療用チューブ
  3. (3)上記湾曲部材は薄板形状に構成してなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の医
    療用チューブ。
  4. (4)上記湾曲部材はその断面積を挿入部の先端側が小
    さくして形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項、第2項または第3項に記載の医療用チューブ。
JP61206127A 1986-03-13 1986-09-02 医療用チユーブ Expired - Fee Related JP2635556B2 (ja)

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US07/023,636 US4799474A (en) 1986-03-13 1987-03-09 Medical tube to be inserted in body cavity
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008511404A (ja) * 2004-08-31 2008-04-17 サージカル ソリューションズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 屈曲シャフトを有する医療器具

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