JPS6363307B2 - - Google Patents
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- JPS6363307B2 JPS6363307B2 JP55067843A JP6784380A JPS6363307B2 JP S6363307 B2 JPS6363307 B2 JP S6363307B2 JP 55067843 A JP55067843 A JP 55067843A JP 6784380 A JP6784380 A JP 6784380A JP S6363307 B2 JPS6363307 B2 JP S6363307B2
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- JP
- Japan
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- heating
- displacement
- amount
- pipes
- copper
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルミニウムパイプと銅パイプの接合
方法に関するもので、その目的とするところは接
合部の信頼性を向上することにある。
方法に関するもので、その目的とするところは接
合部の信頼性を向上することにある。
以下本発明を図に示す一実施例により説明す
る。まず、上下シリンダ１０を下降させて両パイ
プ２，４を押え、横シリンダ１１にてアルミニウ
ムパイプ２をその先端がコイル９の中央に位置す
るように固定する。半割チヤツク１にて固定した
アルミニウムパイプ２の端面にスライドできるよ
うにローラー３で三方から押えた銅パイプ４を圧
接シリンダー５により低加圧力、例えば0.5Kg／
cm2の加圧力で押しつけ突合せる。センサー６によ
りシリンダー５の動きを銅パイプ４の押込み、す
なわち変位として検出するため、突合せした時点
のシリンダーの停止位置を基準として先ず変位計
７は一旦零表示をしてスタートする。これにより
パイプ２，４の長さのバラツキなどの問題がな
い。
る。まず、上下シリンダ１０を下降させて両パイ
プ２，４を押え、横シリンダ１１にてアルミニウ
ムパイプ２をその先端がコイル９の中央に位置す
るように固定する。半割チヤツク１にて固定した
アルミニウムパイプ２の端面にスライドできるよ
うにローラー３で三方から押えた銅パイプ４を圧
接シリンダー５により低加圧力、例えば0.5Kg／
cm2の加圧力で押しつけ突合せる。センサー６によ
りシリンダー５の動きを銅パイプ４の押込み、す
なわち変位として検出するため、突合せした時点
のシリンダーの停止位置を基準として先ず変位計
７は一旦零表示をしてスタートする。これにより
パイプ２，４の長さのバラツキなどの問題がな
い。
両パイプ２，４を加圧した状態で突合せると同
時に、高周波発振装置８より両パイプ２，４の接
触部を中心に入れたコイル９に電流を流すと共
に、不活性ガスをコイル部に流し、両パイプ２，
４の接触部を急速加熱する。数秒ののち上記接触
部の界面の温度がアルミニウムと銅との共晶温度
（548℃）に達して融液相（以下、共晶溶融相と称
す）の生成が始まり、これによつて銅パイプ４が
変位する。その変位の進行を変位計７により検出
し、プリセツトした変位量に従つて高周波加熱装
置８およびシリンダー５の加圧機構へ作動信号を
発信する。これによつて加熱装置８はそのコイル
９による加熱量を低くして共晶溶融相を保持する
に適した温度、たとえば、550℃〜570℃になるよ
うにしている。上記共晶溶融相を保持するに適し
た温度にするには、パイプの径の大きさ及び肉厚
の大きさによつて必要な加熱量が変るため、予め
実験によつて上記加熱装置の出力を求めた。実施
例のパイプ径８mmで肉厚１mmの場合における上記
加熱装置の出力は、急速加熱時5kw／ｈで急速加
熱後2kw／ｈと小さくしている。又、上記急速加
熱により共晶溶融相が生成され、上記シリンダー
５の加圧機構による加圧力（0.5Kg／cm2）によつ
て銅パイプ４が変位する変位量は１mmであり、そ
の変位に要した時間は約１秒間であつた。上記変
位量を検出した後、シリンダー５の加圧機構はそ
の加圧圧力を増加（例えば3.5Kg／cm2にする）し
て接合速度を増す。この加圧圧力の増加と上記加
熱装置の出力を2kw／ｈと小さくした状態は、実
験により共晶溶融相の保持されていることが確認
され、その場合の変位量は４mmであり、その変位
に要した時間は約１秒間であつた。これによつ
て、接合部の信頼性を向上できると共に、その作
動調節を加熱温度を測定しなくとも、自動的に共
晶溶融相を生成する温度にすることが可能であ
る。又、変位量が所定値になつたのを検出して加
熱量を共晶溶融相が保持されるに適した温度にな
るように低くしたので、温度が上昇しすぎて、上
記パイプ２，４の材料そのものの溶融温度（アル
ミニウム660℃、銅1083℃）に近くなつてパイプ
が変形したり、材質が劣化して接合部強度が小さ
くなることを防止できる。接合速度も急速加熱に
より、更には加圧途中の加圧力の増加により速く
できる。
時に、高周波発振装置８より両パイプ２，４の接
触部を中心に入れたコイル９に電流を流すと共
に、不活性ガスをコイル部に流し、両パイプ２，
４の接触部を急速加熱する。数秒ののち上記接触
部の界面の温度がアルミニウムと銅との共晶温度
（548℃）に達して融液相（以下、共晶溶融相と称
す）の生成が始まり、これによつて銅パイプ４が
変位する。その変位の進行を変位計７により検出
し、プリセツトした変位量に従つて高周波加熱装
置８およびシリンダー５の加圧機構へ作動信号を
発信する。これによつて加熱装置８はそのコイル
９による加熱量を低くして共晶溶融相を保持する
に適した温度、たとえば、550℃〜570℃になるよ
うにしている。上記共晶溶融相を保持するに適し
た温度にするには、パイプの径の大きさ及び肉厚
の大きさによつて必要な加熱量が変るため、予め
実験によつて上記加熱装置の出力を求めた。実施
例のパイプ径８mmで肉厚１mmの場合における上記
加熱装置の出力は、急速加熱時5kw／ｈで急速加
熱後2kw／ｈと小さくしている。又、上記急速加
熱により共晶溶融相が生成され、上記シリンダー
５の加圧機構による加圧力（0.5Kg／cm2）によつ
て銅パイプ４が変位する変位量は１mmであり、そ
の変位に要した時間は約１秒間であつた。上記変
位量を検出した後、シリンダー５の加圧機構はそ
の加圧圧力を増加（例えば3.5Kg／cm2にする）し
て接合速度を増す。この加圧圧力の増加と上記加
熱装置の出力を2kw／ｈと小さくした状態は、実
験により共晶溶融相の保持されていることが確認
され、その場合の変位量は４mmであり、その変位
に要した時間は約１秒間であつた。これによつ
て、接合部の信頼性を向上できると共に、その作
動調節を加熱温度を測定しなくとも、自動的に共
晶溶融相を生成する温度にすることが可能であ
る。又、変位量が所定値になつたのを検出して加
熱量を共晶溶融相が保持されるに適した温度にな
るように低くしたので、温度が上昇しすぎて、上
記パイプ２，４の材料そのものの溶融温度（アル
ミニウム660℃、銅1083℃）に近くなつてパイプ
が変形したり、材質が劣化して接合部強度が小さ
くなることを防止できる。接合速度も急速加熱に
より、更には加圧途中の加圧力の増加により速く
できる。
次いで、変位検出をマイコンに取り入れて圧接
終了直前の変位量を検出して加熱および加圧の停
止をすることにより確実な接合ができる。
終了直前の変位量を検出して加熱および加圧の停
止をすることにより確実な接合ができる。
尚、マイコン利用の場合には、(1)加熱温度、(2)
加圧力および初期加圧から２次加圧切替えのタイ
ミング、(3)加熱停止および加圧停止のタイミング
をインプツトし、変位量の検出をしながら高周波
発振装置８の出力および圧接シリンダー５等の圧
接動作を加熱、加圧停止のタイミングに結びつけ
た一連の自動制御により所要変位量の接合品を得
ることが可能である。
加圧力および初期加圧から２次加圧切替えのタイ
ミング、(3)加熱停止および加圧停止のタイミング
をインプツトし、変位量の検出をしながら高周波
発振装置８の出力および圧接シリンダー５等の圧
接動作を加熱、加圧停止のタイミングに結びつけ
た一連の自動制御により所要変位量の接合品を得
ることが可能である。
また、本変位計はデジタル表示をするので、
刻々の変位の状態を知ることができるが、圧接機
構の何らかの故障により所要変位量に入らぬ接合
品ができた場合はブザーが鳴り即時装置が止まる
仕組みとなつており、接合不良品の流れ防止をも
兼ねている。
刻々の変位の状態を知ることができるが、圧接機
構の何らかの故障により所要変位量に入らぬ接合
品ができた場合はブザーが鳴り即時装置が止まる
仕組みとなつており、接合不良品の流れ防止をも
兼ねている。
以上のように本発明による接合方法によれば従
来非常に難点の多かつたアルミニウムパイプと銅
パイプの端面加圧接合に於て、変位量で加熱を調
節するので、熟練が不要で信頼性の高いアルミニ
ウムパイプと銅パイプの接合方法が得られるもの
である。
来非常に難点の多かつたアルミニウムパイプと銅
パイプの端面加圧接合に於て、変位量で加熱を調
節するので、熟練が不要で信頼性の高いアルミニ
ウムパイプと銅パイプの接合方法が得られるもの
である。
第１図は本発明の接合方法を説明する図、第２
図は同方法に用いる装置の説明図である。 １…半割チヤツク、２…アルミニウムパイプ、
３…ローラー、４…銅パイプ、５…圧接シリンダ
ー、６…センサー、７…変位計、８…高周波発信
装置、９…コイル、１０…上下シリンダー、１１
…横シリンダー。
図は同方法に用いる装置の説明図である。 １…半割チヤツク、２…アルミニウムパイプ、
３…ローラー、４…銅パイプ、５…圧接シリンダ
ー、６…センサー、７…変位計、８…高周波発信
装置、９…コイル、１０…上下シリンダー、１１
…横シリンダー。
Claims (1)
- １ アルミニウムパイプ２と銅パイプ４とを端面
で突合わせて加圧すると共に、この状態でその接
合面を急速加熱して界面にアルミニウムと銅との
共晶溶融相を生成させ、その共晶溶融相の排出に
よる変位量を検出してその検出量が所定の値にな
つたときに前記両パイプ２，４間の加圧力を加圧
途中で増加すると共に、この状態で前記接合面へ
の加熱量を低くして上記共晶溶融相を保持するに
適した温度に加熱しながらその共晶溶融相の排出
を続けてその変位値が所定の値になつたときに前
記加圧及び加熱を停止することを特徴とするアル
ミニウムと銅パイプの接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6784380A JPS56165579A (en) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | Method for joining of aluminum pipe and copper pipe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6784380A JPS56165579A (en) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | Method for joining of aluminum pipe and copper pipe |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4914782A Division JPS57175091A (en) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | Joining method for aluminum pipe and copper pipe |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56165579A JPS56165579A (en) | 1981-12-19 |
| JPS6363307B2 true JPS6363307B2 (ja) | 1988-12-07 |
Family
ID=13356631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6784380A Granted JPS56165579A (en) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | Method for joining of aluminum pipe and copper pipe |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56165579A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5266857A (en) * | 1975-12-01 | 1977-06-02 | Shiroyama Seisakusho Kk | Method of connecting steel material to aluminum material |
-
1980
- 1980-05-23 JP JP6784380A patent/JPS56165579A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5266857A (en) * | 1975-12-01 | 1977-06-02 | Shiroyama Seisakusho Kk | Method of connecting steel material to aluminum material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56165579A (en) | 1981-12-19 |
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