JPS6362891A - 化学研磨処理方法及び装置 - Google Patents

化学研磨処理方法及び装置

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JPS6362891A
JPS6362891A JP20561886A JP20561886A JPS6362891A JP S6362891 A JPS6362891 A JP S6362891A JP 20561886 A JP20561886 A JP 20561886A JP 20561886 A JP20561886 A JP 20561886A JP S6362891 A JPS6362891 A JP S6362891A
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JP
Japan
Prior art keywords
jig
belts
chemical polishing
belt
endless metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP20561886A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Tsutsumi
堤 一
Hozumi Tanaka
穂積 田中
Shoichi Kozuka
小塚 正一
Matsuji Sato
末二 佐藤
Hitoshi Sugiyama
均 杉山
Yoshio Nakano
中野 良雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS6362891A publication Critical patent/JPS6362891A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は無端金属ベルトの化学研磨処理方法及び装置に
関するものである。
(従来の技術) 自動車等のベルト駆動式無段変速機には、トルクの伝導
手段として薄い無端金属ベルトの積層体をキャリヤすな
わち支持本体とし、該キャリヤ2条によって両側から挟
まれた一連の横断部材よりなるトルク伝導ベルトを備え
たものがある。
このような無段変速機は第5図に示すように相互に間隔
を変えられる伝導用プーリ21、駆動用プーリ22及び
トルク伝導ベルト23からなっている。上記のプーリ2
1 、22は各々2枚のサイドプレートからなり、伝導
ベルト23は各々のサイドプレートの間隙部に嵌合させ
て巻きつけられている。そこで駆動用プーリ22が回転
すると横断部材25を介してキャリヤ24にトルク伝導
のための引張力が加わり、横断部材25を介して伝導用
プーリ21が回転する。キャリヤ24は横断部材25に
対して自由に動くことが可能である。第6図に示すよう
に、キャリヤ24は無端金属ベルト24a、 24b、
 24c ・・・24r+により構成され、横断部材2
5を両側から挟み、横断部材25を介してサイドプレー
) 21a、 21bに力を伝達している(特開昭51
1−40044号)。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の無端金属ベルトの外表面には、トルク伝達中に引
張応力が繰り返し作用する。そのため、該無端金属ベル
トの外表面に傷があると、その傷を疲労起点としてつい
には破断に至る。
この疲労起点となる傷は、微小な傷でも非常に有害であ
る。その微小傷のため、無端金属ベルトは疲労寿命が短
いという問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、無端金属
ベルトの表面の傷を容易に取り除くことができ、しかも
大量に処理できる化学研磨処理方法及び装置を提供する
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の化学研磨処理方法は、無端金属ベルトを、平行
で、端が四角形の四隅に相当する位置関係を有する4本
の軸を備えた治具の対向する2本の軸に交互に架けわた
して重ねて、該治具とともに化学研磨液に浸漬し、その
のち水洗し、次いで該治具を温風中で回転させることに
よって乾燥することを特徴とするものである。
また、本発明は、 i)4本の軸と、四角形の四隅に相当する位置関係で、
平行な4本の軸を軸の両端で固定保持し、かつ少なくと
も一方が取りはずしができるとともに、回転軸を係止す
るための係止部を有する二つの保持板とからなるベルト
セット治具、 百)該ベルトセット治具を浸漬する化学研府浴及び 1ii)温風吹き出し口と、該温風吹き出し口に配置し
た温風分散部材と、該ベルトセット治具を保持回転させ
る係止部を有する回転軸とを備えた乾燥装置 から構成される化学研磨処理装置をも提供するものであ
る。
上記化学研磨処理において、無端金属ベルトを化学研磨
液に浸漬して、無端金属ベルトの表面の微小傷を除去す
るが、削除される量がベルト板厚減少量にして0.01
ma+未満では微小傷を十分に除くことができず、また
、微小傷の深さが0.04mmを超えるものがほとんど
なく、また該べを超えるとベルト自体に影響がでるため
、ベルト板厚減少量が0.O1〜0.04mmとなるよ
うに化学研磨液に浸漬時間をyA節して浸漬することが
好ましい。
本発明に用いる化学研磨液としては、一般に使用されて
いる〆化学研磨液を使用することができ、例えば過酸化
水素水にごく微量の弗酸を混入した溶液などが挙げられ
る。
化学研磨処理において、無端金属ベルトは、均一に処理
するために、ベルトセット治具にセットした状態で、化
学研磨液中で回転させたり、往復運動させたりして動か
してもよい。
乾燥装置の温風吹き出し口に配置する温風分散部材とし
ては温風を均一に分散させることができれば特に限定さ
れず、例えば風向を変えるためのルーバーや、円錐など
が挙げられる。
治具を構成する材料は化学研磨液に対して耐食性を有す
ることが必要で、例としては樹脂材、耐酸性セラミック
スなどが挙げられる。
無端金属ベルトを、平行で、端が四角形の四隅に相当す
る位置関係を有する4本の軸を備えた治具の対向する2
本の軸に交互に架けわたして重ねるので、該無端金属ベ
ルトは、該治具の2本の軸に線画に接触しているだけで
、表面はほとんど露出し、他の無端金属ベルトや治具に
対し大きなすき間が形成される。この無端金属ベルトを
該治具にセットした状態で化学研磨浴の化学研磨液に浸
漬すると、化学研磨液が無端金属ベルトの表面全体に均
一に、かつ効率的に作用し、該無端金属ベルトは板厚減
少のむらなく化学研磨される。そののち、この無端金属
ベルトを水洗することによって化学研磨を終了させる。
このとき、無端金属ベルトは該治具にセットされている
ため、容易に洗浄することができる。次いで該無端金属
ベルトを、該治具にセットした状態で温風中で該治具を
回転させることにより乾燥させるため、該無端金属ベル
トは容易にむらなく乾燥する。乾燥装置は係止部を有す
る回転軸を備えているため、治具に備えた係止部とによ
って該治具を回転軸に装着して該治具を回転させること
ができる。また、温風吹き出し口に温風分散部材を備え
ているため。
温風を分散させて無端金属ベルトに均一に温風を送るこ
とができ、均一に乾燥できる。更に。
該治具は無端金属ベルトをを多数掛けることができるの
で、同時に多数の無端金属ベルトを処理することができ
る。
(実施例) 本発明を実施例により図面を参照して説明する。
第1図(a)及び(b)に示すように、無端金属ベルト
la、 lb、 lc、 ld、 leを、正方形の四
隅に相当する位置関係で、平行な4本の軸3を軸の両端
で固定保持し、かつ少なくとも一方が取りはずしができ
るとともに、回転軸を係止するための係止部を有する二
つの保持板2とからなるベルトセット治具4の対向する
2本の軸3にそれぞれ交互に掛は渡して改ねる。このと
き、第3図に示すように一方の保持板2を軸3からはず
して、無端金属ベル)la〜1eを互いに接触しないよ
うに2本の軸3に交互に掛ける0次いで無端金属ベル)
la〜1eを、セットしたベルトセット治具4とともに
、ケース5内の化学研磨液6に浸漬する。化学研磨によ
る板厚減少0.01〜0.04mm+となる時間浸漬後
、該治具を該化学研磨液6から取り出して水に浸漬して
洗浄して。
処理の進行を止める。該無端金属ベルトla〜1eは非
常に錆やすいので、水洗後すみゃかに、かつ完全に水を
切り、乾燥することが必要である。そのため、直ちに第
2図に示すような乾燥装置7内で該無端金属ベルトla
〜1eをベルトセット治JIc4にセットしたまま乾燥
する。該乾燥装置7は容器8とふた9からなり、ふた9
の中央に温風吹き出し口lOを有し、該温風吹き出の中
央にはそれぞれ軸受け13を有し、回転軸12を装着し
ている。無端金属ベル)la〜1eをセットした上記ベ
ルト上−2ト治3A4を第4図に示すように保持板2に
取り付られている係止部材2aに回転軸12を軸方向に
スライドさせることによって嵌合させ、キー14で固定
する0図中、12aはキー溝を示す0図示しないアクチ
ュエータに接続された該回転軸によってベルトセット治
具4を回転させる。すると該治具にセットさ分散された
温風が均一に当たるので、むらなく乾燥する。
(発明の効果) 本発明は、上記したように治具に無端金属ベルトをセッ
トして化学研磨処理し、水洗後、該治具にセットしたま
ま温風中で回転させて乾燥させるため、むらなく均一に
研磨でき、均一にすばやく、水洗及び乾燥でき、しかも
容易かつ同時に多くの無端金属ベルトを化学研磨処理で
き、表面の傷を確実に除去でき、疲労寿命が向上する。
その結果、錆が生じず、板厚が均一になる等品質が向上
するとともに生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例の化学研磨処理浴に浸
漬した無端金属ベルトの上面図、第1図(b)は本発明
の一実施例の化学研磨処理浴に浸漬した無端金属ベルト
の断面図、 第2図は本発明の一実施例の乾燥装置の断面図、 第3図は本発明の一実施例の無端金属ベルトセット時の
ベルトセット治具の側面図、第4図は本発明の一実施例
のベルトセット治具と回転軸の断面図。 第5図はトルク伝達ベルトの使用説明図、第6図はトル
ク伝達ベルトの要部断面図を表わす。 図中。 Ia−1e・・・無端金属ベルト 2・・・保持板      3・・・軸4・・・ベルト
セット治具 5・・・ケース6・・・化学研磨液   
 7・・・乾燥装置lO・・・温風吹き出し口  11
・・・温風分散部材12・・・回転軸 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 (ほか2名)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無端金属ベルトを、平行で、端が四角形の四隅に
    相当する位置関係を有する4本の軸を備えた治具の対向
    する2本の軸に交互に架けわたして重ねて、該治具とと
    もに化学研磨液に浸漬し、そののち水洗し、次いで該治
    具を温風中で回転させることによって乾燥することを特
    徴とする化学研磨処理方法。
  2. (2)無端金属ベルトを、ベルト板厚減少量が0.01
    〜0.04mmとなるように化学研磨液に浸漬すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の化学研磨処理
    方法。
  3. (3)i)4本の軸と、四角形の四隅に相当する位置関
    係で、平行な4本の軸を軸の両端で固定保持し、かつ少
    なくとも一方が取りはずしができるとともに、回転軸を
    係止するための係止部を有する二つの保持板とからなる
    ベルトセット治具、 ii)該ベルトセット治具を浸漬する化学研磨浴及び iii)温風吹き出し口と、該温風吹き出し口に配置し
    た温風分散部材と、該ベルトセット治具を保持回転させ
    る係止部を有する回転軸とを備えた乾燥装置 から構成される化学研磨処理装置。
JP20561886A 1986-09-01 1986-09-01 化学研磨処理方法及び装置 Pending JPS6362891A (ja)

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JPS6362891A true JPS6362891A (ja) 1988-03-19

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