JPS636268A - エンジン用ピストン - Google Patents

エンジン用ピストン

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JPS636268A
JPS636268A JP15039686A JP15039686A JPS636268A JP S636268 A JPS636268 A JP S636268A JP 15039686 A JP15039686 A JP 15039686A JP 15039686 A JP15039686 A JP 15039686A JP S636268 A JPS636268 A JP S636268A
Authority
JP
Japan
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piston
piston body
cylinder wall
pressing
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP15039686A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Tamura
田村 睦美
Akio Tanaka
田中 秋雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジン用ピストンに関するものである。
(従来の技術) 周知のように、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン
等において、シリンダ内をピストンが昇降運動するに際
し、ピストンの上死点付近で、ピストンの首振り的な運
動によって、同ピストンがシリンダ壁を叩き、ピストン
打音(ピストンスラップとも呼ばれる。)を発生するこ
とがある。このピストン打音は、エンジン始動直後のよ
うに、エンジンが冷えている状態(低温状態という。)
で、ピストンとシリンダ壁のクリアランスが非常に大き
い時に発生し易い。
このピストン打音を防止するものとしては、第6図及び
第7図に示ずようなオートサーミツクピストンがある。
オートサーミックピストンは、アルミニウム合金製ピス
トン本体1Aの内側に、鋼片2Aを鋳込んだもので、ア
ルミニウムと鋼の熱膨張差に基づくバイメタル作用を利
用して、ピストン本体1Aのスカート部3Aのスラスト
方向の膨張を抑制するようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記したA−トサーミンクピストンによれば、ピストン
とシリンダ壁とのクリアランスを可及的に少なく設定す
ることができ、これによって、ピストン打音が低減され
る。しかし、依然として、エンジンの低温時のピストン
打音は、少なからず発生し、満足する効果は得難い。
また、オートサーミツクピストンの他、ピストンピンの
位置をピストン中心より少しずらしたオフセットピスト
ンも周知である。このオフセットピストンも、ピストン
打音の低減にある程度の効果が得られるものの、満足す
る効果は得難い。
そこで、本発明の目的は、上記した従来の技術における
問題点を解決し、ピストン打音を効果的に防止すること
のできるエンジン用ピストンを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記した従来の技術における問題点を解決するための本
発明は、シリンダ内を摺動するピストン本体に、シリン
ダ壁に常に接する当接部材を配置すると共に、ピストン
本体と当接部材との間には、当接部材を前記シリンダ壁
に押圧する押圧手段を設けたことを構成の要旨とするも
のである。
(作用) 上記した手段によれば、当接部材が抑圧手段によって、
常にエンジンのシリンダのシリンダ壁へ適度の押圧力で
当接されることにより、ピストン本体の首振り的な運動
が抑制される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図にしたが
って説明する。なお、その説明は、エンジン用ピストン
を一部破断した側面図で示した第1図、同ピストンを正
面図で示した第2図、第2図の■−■線断面図を示した
第3図に基づいて進める。
本例は、従来のオフセットピストンに実施したもので、
まず、オフセットピストンのあらましについて述べる。
ピストン本体1は、アルミニウム合金、鋳鉄等の適宜の
材料にて形成され、リングベルト部2、スカート部3、
リング溝4〜6、ピン孔7、ボス部8等がそれぞれ設け
られている。ピン孔7にはピストンピン9が架設され、
かつ同ピン9にコネクティングロッド10の小端部(上
端部)10aが回転可能に連結されている。なお、本例
のピストンは、オフセットピストンと同様に、ピストン
ピン9の軸線りがピストン本体1の軸線L1よりも僅か
にオフセットされている。
また、前記コネクティングロッド10には、図示しない
クランクシャフトの油孔に連通する油孔11が設けられ
ると共に、その小端部10aのピン孔12の内周面には
、前記ピストンピン9の外周を取巻きかつ前記油孔11
に連通する油溝13が形成されている。従って、クラン
クシャフト側から油孔11を通じて油溝13に潤滑油が
供給され、ピストンピン9とコネクティングロッド10
との19 th 1jの?A滑が果たされる。
前記コネクティングロッド10の上端部には、オイルジ
ェット装置14が付設されている。オイルジェット装置
14は、第4図に示すように、前記コネクティングロッ
ド10の油溝13から外方(上方)へ向けて貫通された
段付状の弁座16を有する噴射通路15に、弁座16を
閏止可能な弁板17と、噴射通路15に螺合されかつ噴
射口18aを有するプラグノズル18と、前記弁板17
とプラグノズル18との間に介在されて同弁板17を所
定の押圧力で付勢する調圧スプリング19とからなる。
そして、前記クランクシャフト側から前記コネクティン
グロッド10の油孔11及び油溝13に送給されるI1
1滑油が所定圧力以上となったときには、弁板17が調
圧スプリング19の骨性に抗して押上げられることによ
って、噴射通路15からの潤滑油がプラグノズル18の
噴射口18aからピストン本体1の内’W1.8へ向け
て噴射される。この潤滑油の噴射によって、ピストン本
体1が冷却される。
次に、上記オフセットピストンに実施した本例の要部構
成について詳述する。
前記ピストン本体1のスカート部3の側面には、同本体
1の直径方向にあって、かつ同本体1のスラスト、反ス
ラスト方向に位置する円筒状をした二つの凹部20が形
成されている。なお、本例の凹部20は、前記ピストン
ピン9の軸線りに直交する軸線L3上にそれぞれ配lさ
れている。
各凹部20には、円柱状をした当接部材21が軸線し3
方向にスライド可能にそれぞれ表装されている。当接部
材21の先端面21aは、なだらかな球面となっていて
、本例では、ピストン本体1の半径とほぼ同一の曲率半
径で形成されている。
当接部材21の奥端面と凹部20の底面との間には、押
圧手段に相嶌する押圧スプリング22が介在されている
。この押圧スプリング22の弾性によって、当接部材2
1が常には外方へ向けて付勢され、その先端がエンジン
のシリンダCのシリンダ壁C1に押圧される。
前記凹部20の外端部内周には、スナップリング23が
v!Ivされている。この及ナツプリング23の内周部
に、当接部材21の先端部4周の段付部24が係合する
ことによって、当接部材21の所定以上の抜は止めが果
たされる。
四部20の中央部内周には、シールリング25が嵌着さ
れている。このシールリング25によって、凹部20と
当接部材21の気密性と、当接部材21の摺動のスムー
ズ性を得ている。
さらに、当接部材21の押圧手段として、前記押圧スプ
リング22に加えて、前記lI21滑油の油圧を利用す
る油圧回路26が設けられている。
油圧回路26は、第3図に示すように、前記ピストンピ
ン9に前記コネクティングロッド10の油溝13からピ
ストン本体1の一方のピン孔7に連通するように形成し
た油孔27と、同油孔27に連通ずるようにピストン本
体1のピン孔7の内周に環状に形成した油溝28と、油
溝28から前記各凹部20の底部にそれぞれ連通するよ
うにピストン本体1に形成した油路29とからなる。従
って、コネクティングロッド10の油溝28に送給され
た潤滑油は、油圧回路26の油孔27と油溝28と油路
29を通じて各回R20に送込まれることによって、当
接部材21を外方へ向けて付勢する。この当接部材21
に対する油圧力は、前記オイルジェット装買14による
調圧作用によって、常に一定の圧力に保持される。
なお、ピストンは、各当接部材21がシリンダCのシリ
ンダ壁C1によって、押圧スプリング22及び油圧に抗
して押込まれた状態で、シリンダ内に装入される。
上記したエンジン用ピストンにおいて、エンジンのシリ
ンダC内をピストン本体7が昇降運動するに際し、抑圧
スプリング22及び油圧によって、ピストンのスラスト
、反スラスト方向に付勢された当接部材21の先端が、
常にはシリンダCのシリンダ壁C1に当接した状態で、
同シリンダ壁C1上を滑動する。このシリンダ壁C1に
対する当接部材21の当接によって、ピストン本体1の
首振り的な運動が抑制される。
このことは、特に、エンジンの低温時で、ピストンとシ
リンダ壁C1のクリアランスが大きい時におけるピスト
ン本体1の首振り的な運動の抑制に有効で、そのピスト
ンの首掘り的な運動によるピストン打音が効果的に防止
される。
また、当接部材21に対する押圧手段として、押圧スプ
リング22と油圧回路26を設()たことにより、当接
部材21の押圧力を大きく設定づることが可能である。
また、本例では、オフセットピストンに実施したことに
より、オフレットピストンのピストン打音の低減効果と
相俟って、ピストン打音が効果的に4f1減される。な
お、本発明は、オフセットピストンに限定して実施され
るものではなく、他のピストンに実施しても、ピストン
打音の低減に効果が得られる。
また、ピストンの冷却用オイルジェット装置14を利用
して、当接部材21に対する油圧力が一定に保持される
ため、同油圧回路26の構成が簡素化される。
なお、第5図に示すように、上記実施例におけるピスト
ンの油圧回路26を排除して、押圧スプリング22のみ
による押圧手段としても良い。
また、押圧手段としては、押圧スプリング22、油圧回
路26のイカ、ゴム等の弾性部材も考えられる。
(発明の効果) すなわち、本発明によれば、当接部材が抑圧手段によっ
て、常にエンジンのシリンダのシリンダ壁へ適度の押圧
力で当接されることにより、ピストン本体の首振り的な
運動が抑制されるから、特に、エンジンの低1fflR
で、ピストンとシリンダ壁のクリアランスが大きい時に
お番ノるピストン本体の首成り的な運動によるピストン
打音を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図はエンジン用ピストンの一部破断側面図、第2図
は同ピストンの正面図、第3図は第2図の■−■線断面
図、第4図はオイルジェット装置の断面図、第5図はエ
ンジン用ピストンの別個を示す一部破断側面図、第6図
及び第7図は従来例を示すもので、第6図はピストンの
側面図、第7図は同平断面図である。 1・・・ピストン本体 21・・・当接部材 22・・・押圧スプリング(押圧子f2)26・・・油
圧回路(押圧手段) C・・・シリンダ C1・・・シリンダ壁 出 願 人  株式会社 豊田自動織機製作所代 理 
人  弁理士  岡田英彦(外3名)味 ≦ g  ≦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダ内を摺動するピストン本体に、シリンダ
    壁に接する当接部材を配置すると共に、ピストン本体と
    当接部材との間には、当接部材を前記シリンダ壁に押圧
    する押圧手段を設けたエンジン用ピストン。
  2. (2)前記当接部材が、前記ピストンの直径方向にあっ
    て、ピン孔の軸線に交差する方向に摺動可能に配置され
    た特許請求の範囲第(1)項に記載のエンジン用ピスト
    ン。
  3. (3)前記押圧手段が、スプリング及び油圧回路、ある
    いは、そのいずれか一方からなる特許請求の範囲第(1
    )項又は第(2)項に記載のエンジン用ピストン。
JP15039686A 1986-06-26 1986-06-26 エンジン用ピストン Pending JPS636268A (ja)

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JP15039686A JPS636268A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 エンジン用ピストン

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120085642A (ko) * 2011-01-24 2012-08-01 베르트질레 슈바이츠 악티엔게젤샤프트 왕복 내연기관용 피스톤

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508910A (ja) * 1973-06-04 1975-01-29
JPS50109314A (ja) * 1974-02-12 1975-08-28

Patent Citations (2)

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JP2012154331A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Waertsilae Schweiz Ag 往復動内燃機関用ピストン

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