JPS6362581A - 軸受への離型剤塗布方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は軸受への離型剤塗々方法に関するものであり、
よシ詳しくは軸受に嵌合する軸を製造する際に、軸受の
軸受面に離型剤を塗々する方法に関するものである。

（従来の技術） 従来の軸受への離型剤筒端方法は、第２図に示す様に、
軸受４の開口側を上方に向け、ノズル１を軸受４の上方
に一定距離を保ち各々の中心を合わせて配置し、ノズル
１より下向きに離型剤２を軸受４の軸受面３に噴霧する
ことによりなる。

（発明が解決しようとす゛る問題点） しかしながら、上記の様に離型剤を軸受の上方より下向
きに噴霧すると、ノズルと軸受の中心をｆ＃密に合わせ
ないと、噴霧後軸受の軸受面の一部分＃″ｆ離型剤が均
一層をなすが、部分的に不均一層を生じ、離型剤の膜厚
が不均一となシ離型性を損なう。また、中心を精密に合
わせたとしても離型剤の噴霧状態のばらつきによっても
、やはり不均一層が生じる。しかも軸受が上向きという
ことで塗部された離型剤がたれ、軸受面の底面に離型剤
の過剰層が生じるという二次的な問題も発生し、その結
果この軸受を型と　。

して軸を製造した際に、軸の一部分に欠肉をもたら−４
− 末完り」は上記問題点を解決するためのもので心シ、そ
の目的とするところは、軸受の軸受面全体にわたシ均一
に離型剤を塗今する方法を提供することである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、筒状で一端が開口し、他端が閉じた形状であ
〕その内周部に軸受面を有する軸受の開口側を下方に向
け、該軸受をその中心線のまわりに回転させ、離型剤を
該軸受の下側よシ該軸受面ＶＣ向けて間欠的に噴霧する
ことを特徴とする。

本発明は、上記形状の軸受の開口側を下方に向け、下側
よシ該軸受の軸受面に向けて上向きに離型剤を噴霧する
ことによシ、余剰の離散剤をたれ流し、該軸受面全体に
わた力均一膜厚に離型剤が塗今される。

また本発明は、軸受を回転させなから離型剤を塗布する
ことにより、噴霧状態のばらつきによる離型剤の不均一
層の発生を防ぐ。

さらに本発明は、離型剤を回転する軸受に間欠的に噴霧
することにより、閉じ形状の軸受の軸受底面まで効果的
に離型剤が塗今される。この離型剤の噴霧は、回転する
軸受のある回転角ごとに短時間ずつ、数回にわたって行
なうことが好ましい。これは連続塗キの場合、噴霧直後
より軸受内部の圧力が増加するため噴霧流が軸受底面ま
で到達でき彦くなるが、間欠的に多数回噴霧することに
より軸受底面まで効果的かつ容易に離型剤を到達せしめ
る。

（作用） 上記の本発明の方法により、軸受の軸受面全体にわた力
均一に離型剤が塗今される。

（実施例） 本発明をさらに実施例に基づいて説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。

第１図に本発明の一実施態様を示す。これはアウタース
プラインの軸受への離型剤の塗伜を示すものである。

軸受４の開口側を下方にむけ、これに回転装置５を備え
、軸受４の下にこれと中心を合わせノズ／Ｌ−１を配置
したもので、回転装置５により軸受４をその中心線のま
わり（矢印方向）に回転させながら、このある回転角ご
とにノズル１よシ離型剤２を多数回噴霧する。

この結果、軸受面３の軸受底面６に離型剤の過剰層を生
じることなく、軸受４の軸受面３全体にわたり離型剤が
均一膜厚に塗置され、離型剤の均一層を生じた。

（発明の効果） 本発明の軸受への離型剤塗部方法によシ、軸受の軸受面
全体にわたり離型剤の均一膜厚が容易に得られ、従来問
題となっていた１ｌｉＩ型性の悪さや製品の欠肉による
製品不良率が大幅に減少した。さらに離型剤の間欠的噴
霧により、軸受底面まで効果的に筒身できるため離型剤
の使用量が減少した。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施態様の説明図、第２図は従来
技術の説明図を表わす。 特許出願人　　　トヨタ自動車株式会社代理人　弁理士
　　萼　　　優　美（ほか２名）ｒ私 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 筒状で一端が開口し、他端が閉じた形状でありその内周
   部に軸受面を有する軸受の開口側を下方に向け、該軸受
   をその中心線のまわりに回転させ、離型剤を該軸受の下
   側より該軸受面に向けて間欠的に噴霧することを特徴と
   する軸受への離型剤塗布方法。