JPS6362557A - 竪型粉砕機 - Google Patents
竪型粉砕機Info
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- JPS6362557A JPS6362557A JP20653586A JP20653586A JPS6362557A JP S6362557 A JPS6362557 A JP S6362557A JP 20653586 A JP20653586 A JP 20653586A JP 20653586 A JP20653586 A JP 20653586A JP S6362557 A JPS6362557 A JP S6362557A
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Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は回転テーブルと粉砕ローラとの協働により、セ
メント原料や石炭、化学品などを粉砕する竪型粉砕機に
関するものである。
メント原料や石炭、化学品などを粉砕する竪型粉砕機に
関するものである。
[従来の技術]
セメント原料や石炭、化学品などの粉体を細かく粉砕し
粉体とする粉砕機の一種として回転テーブルとローラと
を備えた竪型粉砕機が広く用いられている。この種の粉
砕機は、円筒状ケーシングの下部において減速機付きモ
ータで駆動されて低速回転する円盛状の回転テーブルと
、その上面外周部を円周方向へ等分する箇所に油圧等で
圧接されて従動回転する複数個のローラとを備えている
。
粉体とする粉砕機の一種として回転テーブルとローラと
を備えた竪型粉砕機が広く用いられている。この種の粉
砕機は、円筒状ケーシングの下部において減速機付きモ
ータで駆動されて低速回転する円盛状の回転テーブルと
、その上面外周部を円周方向へ等分する箇所に油圧等で
圧接されて従動回転する複数個のローラとを備えている
。
この竪型粉砕機において、回転テーブルの中心部へ供給
管で供給された原料としての粉体は、テーブルの回転に
よりテーブル半径方向の遠心力を受けてテーブル上を滑
るときにテーブルにより回転方向の力を受け、テーブル
との間で滑ってテーブル回転数よりいくらか遅い回転を
行なう。
管で供給された原料としての粉体は、テーブルの回転に
よりテーブル半径方向の遠心力を受けてテーブル上を滑
るときにテーブルにより回転方向の力を受け、テーブル
との間で滑ってテーブル回転数よりいくらか遅い回転を
行なう。
以上2つの力、すなわち、半径方向と回転方向の力とが
合成され、粉体はテーブル上を渦巻状の軌跡を描いて回
転テーブルの外周部へ穆勤する。この外周部には、ロー
ラが圧接されて回転しているので、渦巻線を描いた粒体
はローラと回転テーブルとの間代ローラ軸方向とある角
度をなす方向から進入して噛込まれて粉砕する。
合成され、粉体はテーブル上を渦巻状の軌跡を描いて回
転テーブルの外周部へ穆勤する。この外周部には、ロー
ラが圧接されて回転しているので、渦巻線を描いた粒体
はローラと回転テーブルとの間代ローラ軸方向とある角
度をなす方向から進入して噛込まれて粉砕する。
一方、ケーシングの基部にはダクトによって熱風が導か
れており、この熱風が回転テーブルの外周面とケーシン
グの内周面との間の気流吹上用の通路(本明細書でこの
通路を環状空間部という。)から吹き上がることにより
、微粉体は乾燥されなからケーシング内を上昇し、熱風
との混合体として排出口から排出され次の工程へ送られ
る。
れており、この熱風が回転テーブルの外周面とケーシン
グの内周面との間の気流吹上用の通路(本明細書でこの
通路を環状空間部という。)から吹き上がることにより
、微粉体は乾燥されなからケーシング内を上昇し、熱風
との混合体として排出口から排出され次の工程へ送られ
る。
ところで、粉砕機に供給された被粉砕物は粉砕ローラに
よる粉砕作用を1回うけただけでは到底この粉砕機の要
求する精粉粒度に粉砕されることは稀であり、また回転
テーブル中央に落下した被粉砕物はすべて粉砕ローラに
噛込まれるわけではないので、回転テーブルの外周端に
達した粉粒体は前記の環状空間から吹上がってくる熱風
気流に乗り上昇しても、粉砕機の上部に設置されるセパ
レータに達するまでに、その粒度に応じて途中で落下し
たり、セパレータにより分級排除されたりして回転テー
ブル上へ戻される。
よる粉砕作用を1回うけただけでは到底この粉砕機の要
求する精粉粒度に粉砕されることは稀であり、また回転
テーブル中央に落下した被粉砕物はすべて粉砕ローラに
噛込まれるわけではないので、回転テーブルの外周端に
達した粉粒体は前記の環状空間から吹上がってくる熱風
気流に乗り上昇しても、粉砕機の上部に設置されるセパ
レータに達するまでに、その粒度に応じて途中で落下し
たり、セパレータにより分級排除されたりして回転テー
ブル上へ戻される。
このように、粉砕機内に時々刻々供給される被粉砕物は
最終製品となる所望の精粉粒度に達して粉砕機より流出
していくまでに、回転テーブルからセパレータへ上昇し
、あるいは、回転テーブルからセパレータの途中からの
落下を幾度となく繰返し次第に粉砕されて所望の粒度に
なる。
最終製品となる所望の精粉粒度に達して粉砕機より流出
していくまでに、回転テーブルからセパレータへ上昇し
、あるいは、回転テーブルからセパレータの途中からの
落下を幾度となく繰返し次第に粉砕されて所望の粒度に
なる。
[発明が解決しようとする問題点]
上記の如き従来の竪型粉砕機において、本発明者が種々
検討を加えたところ、テーブル上において、ローラの噛
み込み側に到達した被粉砕物のうちかなりの量のものが
ローラに噛み込まれずに環状空間部へ押し流されている
ことが知見された。
検討を加えたところ、テーブル上において、ローラの噛
み込み側に到達した被粉砕物のうちかなりの量のものが
ローラに噛み込まれずに環状空間部へ押し流されている
ことが知見された。
そして、ローラの噛み込み側で環状空間部へ押し流され
ている被粉砕物のうち粒径の大きなものは排石となり環
状空間部を落下し、排石量を増大させてその処理作業量
を増大させる。また、環状空間部に押し流された被粉砕
物のうち粒径の小さなものは再度飛散するので、セパレ
ータに加えられる負荷が大きくなり、分級効率の低下を
もたらし易い。更に、環状空間部へ多量の被粉砕物が押
し流されることにより、該環状空間部の通気圧損が増大
し、これによってファン動力が増大する。
ている被粉砕物のうち粒径の大きなものは排石となり環
状空間部を落下し、排石量を増大させてその処理作業量
を増大させる。また、環状空間部に押し流された被粉砕
物のうち粒径の小さなものは再度飛散するので、セパレ
ータに加えられる負荷が大きくなり、分級効率の低下を
もたらし易い。更に、環状空間部へ多量の被粉砕物が押
し流されることにより、該環状空間部の通気圧損が増大
し、これによってファン動力が増大する。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、頂部に気流搬送される微粉の排出口を有する
ケーシングと、該ケーシング内の上部に設けられたセパ
レータと、ケーシング内に設置された回転テーブル及び
該回転テーブル上に旧誼された複数個の粉砕ローラとを
備え、前記回転テーブルを周回して気流吹上げ用の通路
が形成されている粉砕機において、前記粉砕ローラの原
料噛み込み側であって底部縁部側の部位に、原料をロー
ラ噛込方向へ案内する案内部材を設けたことを特徴とす
る竪型粉砕機である。
ケーシングと、該ケーシング内の上部に設けられたセパ
レータと、ケーシング内に設置された回転テーブル及び
該回転テーブル上に旧誼された複数個の粉砕ローラとを
備え、前記回転テーブルを周回して気流吹上げ用の通路
が形成されている粉砕機において、前記粉砕ローラの原
料噛み込み側であって底部縁部側の部位に、原料をロー
ラ噛込方向へ案内する案内部材を設けたことを特徴とす
る竪型粉砕機である。
[作用]
本発明の竪型粉砕機では、テーブル上において粉砕ロー
ラの噛み込み側に到達した被粉砕物は、ガイド部材が該
噛み込み側のテーブル縁部側に設けられているので、環
状空間部へ押し流されることなく該粉砕ローラに噛み込
まれるようになる。
ラの噛み込み側に到達した被粉砕物は、ガイド部材が該
噛み込み側のテーブル縁部側に設けられているので、環
状空間部へ押し流されることなく該粉砕ローラに噛み込
まれるようになる。
このように本発明の竪型粉砕機では、ガイド部材の存在
により、 ■ ローラへの被粉砕物の噛み込み量が増大し、粉砕効
率が向上する。
により、 ■ ローラへの被粉砕物の噛み込み量が増大し、粉砕効
率が向上する。
■ 環状空間部のことにローラ噛み込み側での圧損の減
少及びそれに伴うファン動力の減少がもたらされる。
少及びそれに伴うファン動力の減少がもたらされる。
■ ローラ噛み込み側からの排石量の減少及びそれに伴
う排石処理作業コストの低減がもたらされる。
う排石処理作業コストの低減がもたらされる。
等の作用が奏される。
なおガイド部材の下辺とテーブル上面との間隔を調節す
ることにより、この間隔を通過して環状空間部へ押し流
される粒子の最大径を調節することが可能である。
ることにより、この間隔を通過して環状空間部へ押し流
される粒子の最大径を調節することが可能である。
[実施例]
第1図は、本発明に係る竪型粉砕機の一実施例を示す全
体概略縦断面図である。
体概略縦断面図である。
第1図において、粉砕機1は、後述する回転テーブル3
等の粉砕部全体を収納するケーシング20を備えており
、このケーシング20は、円筒状に形成されて床面に固
定された下部ケーシング20aと、中絞りされた断面円
形の内部コーン20cを内設しである中部ケーシング2
0bと、その上端に接合された上部ケーシング20dを
備えている。
等の粉砕部全体を収納するケーシング20を備えており
、このケーシング20は、円筒状に形成されて床面に固
定された下部ケーシング20aと、中絞りされた断面円
形の内部コーン20cを内設しである中部ケーシング2
0bと、その上端に接合された上部ケーシング20dを
備えている。
下部ケーシング20aの中心部には、モータ付きの減速
機2が配設されていて、その上方に向う出力軸には円盤
状に形成された回転テーブル3が軸着されており、減速
機2に駆動されて第1図の上から見て時計方向に回転し
ている。5はローラボスアームであって、回転テーブル
3の上部外周端に複数個配設され、その下端にはそれぞ
れ、はぼ水平状態に軸着された頭載円錐状の粉砕ローラ
4が枢着されている。
機2が配設されていて、その上方に向う出力軸には円盤
状に形成された回転テーブル3が軸着されており、減速
機2に駆動されて第1図の上から見て時計方向に回転し
ている。5はローラボスアームであって、回転テーブル
3の上部外周端に複数個配設され、その下端にはそれぞ
れ、はぼ水平状態に軸着された頭載円錐状の粉砕ローラ
4が枢着されている。
ローラボスアーム5の上部内周端上面には、環形状(本
実施例では円環形状)をなす圧力枠6がボルト締め等の
手段により固設されており、複数個の粉砕ローラ4およ
びローラボスアーム5ならびに圧力枠6は一体的に形成
され、回転テーブル3の上面に載架される。一方、各々
のローラボス5の上部外周端はビン7およびフォークエ
ンド7aにより回転自在に連接棒8、ターンバックル9
およびシリンダロッド10aを介して、油圧シリンダ1
0に連結され、油圧シリンダ10の下端は回転ビン11
および回転座12により、ベースプレート13に連結さ
れている。
実施例では円環形状)をなす圧力枠6がボルト締め等の
手段により固設されており、複数個の粉砕ローラ4およ
びローラボスアーム5ならびに圧力枠6は一体的に形成
され、回転テーブル3の上面に載架される。一方、各々
のローラボス5の上部外周端はビン7およびフォークエ
ンド7aにより回転自在に連接棒8、ターンバックル9
およびシリンダロッド10aを介して、油圧シリンダ1
0に連結され、油圧シリンダ10の下端は回転ビン11
および回転座12により、ベースプレート13に連結さ
れている。
各粉砕ローラ4は、ローラ軸4aを介してローラボス5
に回転自在に軸承されており、回転テーブル3の上端外
周面にその周面を対接されているので、回転テーブルの
回転に伴って従動回転可能である。
に回転自在に軸承されており、回転テーブル3の上端外
周面にその周面を対接されているので、回転テーブルの
回転に伴って従動回転可能である。
一方、回転テーブル3の中心部上方には、排出口22a
が開設されており、最終の精粉排出管22が接続されて
いる。また、ケーシング上方より、原料供給管16が該
排出管22の天井壁を貫通して該排出口22a内に差し
込まれ、さらに下端部がセパレータ15の下部近傍にま
で達するように記音されている。この原料供給管16は
、排出管22を介して上部ケーシング20dに支持され
ており、この原料供給管16の周囲には逆円錐状の筒で
形成されるセパレータ15が図示しないステーにより中
部ケーシング20bに支持されている。このセパレータ
15の上端外周上面には、流入してくる相応ガスに旋回
力を付与するための可動ベーン15aが円周方向に複数
個均等配置され、一端を軸受15cに軸承された釉15
bおよびハンドル15dにより回転自在に外部より調節
可能になっている。
が開設されており、最終の精粉排出管22が接続されて
いる。また、ケーシング上方より、原料供給管16が該
排出管22の天井壁を貫通して該排出口22a内に差し
込まれ、さらに下端部がセパレータ15の下部近傍にま
で達するように記音されている。この原料供給管16は
、排出管22を介して上部ケーシング20dに支持され
ており、この原料供給管16の周囲には逆円錐状の筒で
形成されるセパレータ15が図示しないステーにより中
部ケーシング20bに支持されている。このセパレータ
15の上端外周上面には、流入してくる相応ガスに旋回
力を付与するための可動ベーン15aが円周方向に複数
個均等配置され、一端を軸受15cに軸承された釉15
bおよびハンドル15dにより回転自在に外部より調節
可能になっている。
一方、回転テーブル3の外周部下方には、ダクト18に
よって熱風発生装置との間を接続された環状の熱風通路
21が設けられ、この熱風通路21の上方には、回転テ
ーブル3とケーシング20aとの間に、内周壁14aと
外周壁14bとで環状空間部14が画成されている。こ
の環状空間部14には、複数偲の板状ブレード14cが
水平面に対して所要の傾斜角を保って円周に等間隔に配
列固設されている。
よって熱風発生装置との間を接続された環状の熱風通路
21が設けられ、この熱風通路21の上方には、回転テ
ーブル3とケーシング20aとの間に、内周壁14aと
外周壁14bとで環状空間部14が画成されている。こ
の環状空間部14には、複数偲の板状ブレード14cが
水平面に対して所要の傾斜角を保って円周に等間隔に配
列固設されている。
また、熱風通路の下部には、粉砕中の異物や過負荷の際
に余剰の被粉砕物を一時的に排出させる排出シュート1
9が設置され、回転ビン19aの回りに回動自在な排出
ドア19bより取り出せる構造となっている。
に余剰の被粉砕物を一時的に排出させる排出シュート1
9が設置され、回転ビン19aの回りに回動自在な排出
ドア19bより取り出せる構造となっている。
しかして、第2図及び第3図に示すように、ローラ4の
噛み込み側にはガイド部材3oが配設されている。本実
施例ではガイド部材3oは平板形状ないしはゆるく湾曲
したプレート状であり、ステー31によって内部コーン
20cに取り付けられている。更に、本実施例において
は、ガイド部材30はステー31に対し上下方向の取付
位置を変更できるように固着されており、ガイド部材3
0の下辺とテーブル3上面との間隔りを調節できるよう
になっている。なお第2図はテーブル、ローラ、内部コ
ーン及びガイド部材の配置関係のみを示す平断面図であ
り、第3図は第2図のII+ −111線に沿う断面図
である。また第4図は第3図のIV −IV線矢視図で
あり、この第4図ではガイド部材30は破線で示しこれ
を透視した状態となっている。
噛み込み側にはガイド部材3oが配設されている。本実
施例ではガイド部材3oは平板形状ないしはゆるく湾曲
したプレート状であり、ステー31によって内部コーン
20cに取り付けられている。更に、本実施例において
は、ガイド部材30はステー31に対し上下方向の取付
位置を変更できるように固着されており、ガイド部材3
0の下辺とテーブル3上面との間隔りを調節できるよう
になっている。なお第2図はテーブル、ローラ、内部コ
ーン及びガイド部材の配置関係のみを示す平断面図であ
り、第3図は第2図のII+ −111線に沿う断面図
である。また第4図は第3図のIV −IV線矢視図で
あり、この第4図ではガイド部材30は破線で示しこれ
を透視した状態となっている。
以上のように購成された粉砕機の動作を次に説明する。
モータ付きの減速機2を始動して回転テーブル3を回転
させた後、供給管16より図示しない搬送コンベヤ等の
搬送手段により気密を保持しながら被粉砕物を回転テー
ブル3上面の中央部へ供給すると、回転テーブル3と回
転と回転の遠心力により被粉砕物は渦巻状の軌跡を画き
、回転テーブル3の外周部へ向って移動する。回転テー
ブル3の外周部では粉砕ローラ4が回転しているので、
移動した被粉砕物は粉砕ローラ4と回転テーブル3の間
に噛み込まれ、圧縮、衝撃、剪断作用により粉砕されて
微粉となる。しかして、ガイド部材がテーブル3の縁部
側に配設されているから、被粉砕物の大部分は粉砕ロー
ラ4とテーブル3との間に噛み込まれる。(なお、一部
の微細粒子分はガイド部材30の下面をくぐり抜けて環
状空間部へ落下する。) 粉砕により生じた微粉分及び粉砕ローラ4を迂回するこ
とにより該ローラ4に噛み込まれなかった大径粒子分は
、その後環状空間部14へ落下するが、このとき、熱風
発生装置によりダクト18を経て送られてきた熱風が熱
風通路21から環状空間部14へ吹上がるので、これら
の微粉や中間粒子は熱風とともに、粉砕機内部を上昇す
る。上昇した微粉や中間粒子は、セパレータ15とケー
シングの内部コーン20cの間を上昇し、頂上の上部ケ
ーシング20dの附近でその進路方向を水平に向きを変
え、設定された可動ベーン15aの傾きに沿って渦巻き
流入する。このようにして、セパレータでの遠心効果に
よる分級作用によって分級された所望の精粉粒度に達し
た微粉は排出管22を経由して次の工程へ送られる。一
方、精粉粒度に達しない粗粉はセパレータの内面を滑り
落ち、供給管16の側壁に固設されたスカート15eに
、上端を回転自在に軸支されたフラ・ノブ15f附近に
たまり、重力作用でこのフラップ15fを押しやりなが
ら、下方のシュート15gの内面を滑り落ち、回転テー
ブル3の上面へ落下する。
させた後、供給管16より図示しない搬送コンベヤ等の
搬送手段により気密を保持しながら被粉砕物を回転テー
ブル3上面の中央部へ供給すると、回転テーブル3と回
転と回転の遠心力により被粉砕物は渦巻状の軌跡を画き
、回転テーブル3の外周部へ向って移動する。回転テー
ブル3の外周部では粉砕ローラ4が回転しているので、
移動した被粉砕物は粉砕ローラ4と回転テーブル3の間
に噛み込まれ、圧縮、衝撃、剪断作用により粉砕されて
微粉となる。しかして、ガイド部材がテーブル3の縁部
側に配設されているから、被粉砕物の大部分は粉砕ロー
ラ4とテーブル3との間に噛み込まれる。(なお、一部
の微細粒子分はガイド部材30の下面をくぐり抜けて環
状空間部へ落下する。) 粉砕により生じた微粉分及び粉砕ローラ4を迂回するこ
とにより該ローラ4に噛み込まれなかった大径粒子分は
、その後環状空間部14へ落下するが、このとき、熱風
発生装置によりダクト18を経て送られてきた熱風が熱
風通路21から環状空間部14へ吹上がるので、これら
の微粉や中間粒子は熱風とともに、粉砕機内部を上昇す
る。上昇した微粉や中間粒子は、セパレータ15とケー
シングの内部コーン20cの間を上昇し、頂上の上部ケ
ーシング20dの附近でその進路方向を水平に向きを変
え、設定された可動ベーン15aの傾きに沿って渦巻き
流入する。このようにして、セパレータでの遠心効果に
よる分級作用によって分級された所望の精粉粒度に達し
た微粉は排出管22を経由して次の工程へ送られる。一
方、精粉粒度に達しない粗粉はセパレータの内面を滑り
落ち、供給管16の側壁に固設されたスカート15eに
、上端を回転自在に軸支されたフラ・ノブ15f附近に
たまり、重力作用でこのフラップ15fを押しやりなが
ら、下方のシュート15gの内面を滑り落ち、回転テー
ブル3の上面へ落下する。
環状空間部14へ落下した少量の粗大粒子は該環状空間
部14を通過して排出シュート19上に貯留する。そし
て所定量以上の排石が貯留されると、排出ドア19bを
開けてこれを取り出す。本発明では、ことにローラ噛み
込み側での排石量が大幅に減少しているので、この排石
を取り出す作業頌度も極めて低くなる。
部14を通過して排出シュート19上に貯留する。そし
て所定量以上の排石が貯留されると、排出ドア19bを
開けてこれを取り出す。本発明では、ことにローラ噛み
込み側での排石量が大幅に減少しているので、この排石
を取り出す作業頌度も極めて低くなる。
なお、本発明では、回転テーブルのライナをフラット型
とせず、傾斜型や皿型のタイプとし、対応する粉砕ロー
ラをこれらに適合するタイプに変更してもよい。また、
セパレータとしても回転ブレード型など各種形式のもの
を採用し得る。
とせず、傾斜型や皿型のタイプとし、対応する粉砕ロー
ラをこれらに適合するタイプに変更してもよい。また、
セパレータとしても回転ブレード型など各種形式のもの
を採用し得る。
[発明の効果]
以上の説明より明らかなように、本発明の粉砕賎は、粉
砕ローラ噛み込み側の所定部位に原料のガイド部材を備
えており、粉砕効率の向上、ファン勤カコストの低下、
排石処理コストの低下等の効果が得られる。
砕ローラ噛み込み側の所定部位に原料のガイド部材を備
えており、粉砕効率の向上、ファン勤カコストの低下、
排石処理コストの低下等の効果が得られる。
第1図は、本発明に係る竪型粉砕機の一実施例を示す全
体概略断面図、第2図は同要部の平断面図、第3図は第
2図III −II線断面図、第4図は第3図のIV
−IV線矢視図である。 1・・・竪型粉砕機、 3・・・回転テーブル、
4・・・粉砕ローラ、 6・・・圧力枠、14・
・・環状空間部、 15g・・・セパレータシュート、 22a・・・排出口、 22b・・・気流通路、
22c、22f、22 g−・・ガイド部月、30・・
・ガイド部材。
体概略断面図、第2図は同要部の平断面図、第3図は第
2図III −II線断面図、第4図は第3図のIV
−IV線矢視図である。 1・・・竪型粉砕機、 3・・・回転テーブル、
4・・・粉砕ローラ、 6・・・圧力枠、14・
・・環状空間部、 15g・・・セパレータシュート、 22a・・・排出口、 22b・・・気流通路、
22c、22f、22 g−・・ガイド部月、30・・
・ガイド部材。
Claims (2)
- (1)頂部に気流搬送される微粉の排出口を有するケー
シングと、該ケーシング内の上部に設けられたセパレー
タと、ケーシング内に設置された回転テーブル及び該回
転テーブル上に配置された複数個の粉砕ローラとを備え
、前記回転テーブルを周回して気流吹上げ用の通路が形
成されている粉砕機において、前記粉砕ローラの原料噛
み込み側であって底部縁部側の部位に、原料をローラ噛
込方向へ案内する案内部材を設けたことを特徴とする竪
型粉砕機。 - (2)前記ガイド部材は上下方向の設置レベルが可変で
あり、該ガイド部材の下辺とテーブル上面との間隔が調
整可能とされている特許請求の範囲第1項に記載の竪型
粉砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20653586A JPS6362557A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 竪型粉砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20653586A JPS6362557A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 竪型粉砕機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6362557A true JPS6362557A (ja) | 1988-03-18 |
Family
ID=16524978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20653586A Pending JPS6362557A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 竪型粉砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6362557A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016221493A (ja) * | 2015-06-04 | 2016-12-28 | 宇部興産機械株式会社 | 竪型粉砕機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936276U (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-07 | 株式会社東芝 | 印刷配線基板の実装構造 |
-
1986
- 1986-09-02 JP JP20653586A patent/JPS6362557A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936276U (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-07 | 株式会社東芝 | 印刷配線基板の実装構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016221493A (ja) * | 2015-06-04 | 2016-12-28 | 宇部興産機械株式会社 | 竪型粉砕機 |
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