JPS6362492A

JPS6362492A - カラ−画像用固体撮像素子

Info

Publication number: JPS6362492A
Application number: JP61205755A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Kawajiri; 和廣川尻
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1986-09-03
Filing date: 1986-09-03
Publication date: 1988-03-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は受光部上に画素に対応してモザイク状のカラー
フィルタが配置されたカラー画像用固体撮像素子に関す
る。

（従来技術）固体揚傷素子は被写体の像を時間的、空間的にサンプリ
ングして光電変換を行うので、サンプリングに伴うモア
レの発生を避けることができない。

（発明が解決しようとする問題点）特に、カラー画像用固体撮像素子では、少なくとも３色
以上のカラーフィルタを設けなければならないが、１つ
の色の繰り返し数取上の白黒縞のベアの濃度パターンを
揚傷した場合に色モアレの発生原因となり、従って、解
像力は画素数に較べて例えば１／３に低下してしまう。

本発明の目的、は、上記事情に基づいて行われたもので
、色モアレの発生が抑制されて解像力の上昇が得られる
カラー画像用固体損傷素子を提供することにある。

（問題点を解決するための手段）すなわち、本発明の上記目的は、受光部上に画素に対応
してモザイク状のマイクロフィルタが配置されたカラー
画像用固体撮像素子に於て、画素部に水平方向に延びる
輝度専用１　［１ラインと色専用１Ｈラインの各々を垂
直方向に交互に配置しかつ前記色専用１Ｈライン上にフ
ィルタの色の繰り返し周期毎に光学的ローパスフィルタ
を設けたことを特徴とするカラー画像用固体撮像素子に
より達成される。

（作用）光学的ローパスフィルタ（ＯＬＰＦ）を設けることで隣
接画素との間で入射光の分離を行ってモアレの発生を防
止し、実質的な解像力の上昇を得る。

（実施例）本発明の実施例を以下図面によって説明する。

第１図は、本発明により構成されたカラー画像用固体撮
像素子の光電変換素子の区分を説明するための略図であ
る。固体撮像素子は、図には明確に示されていないが通
常のように受光部、電荷転送部および転送制御部、およ
びその上に配置されたモザイク状マイクロフィルタから
成る。

固体撮像素子に於て受光部、電荷転送部および転送制御
部の個々の動作と構造は従来周知のものと同じなので、
ここで詳細に説明するには及ばない。

図示した実施例に於て受光部１および垂直電荷転送部２
は、簡略化して１つのブロックとして示されており、受
光部１の上に配置されたマイクロフィルタは各画素に対
応して図示の如く、その色を表わす記号Ｗ、Ｒ，Ｂおよ
びＧの色に区分されている。

図中、ＡおよびＢで示した行は、それぞれＡフィールド
およびＢフィールドの画像信号を読み出す行である。

前記マイクロフィルタは図示の如＜、Ａ、Ｂ夫々のフィ
ールドが輝度専用の１Ｈライン（Ｗ　ＩＮ　Ｗ・・・・
・・）と、色専用の１Ｈライン（ＲＧＢＲＧＢ・・・・
・・）の２ラインより構成されており、夫々Ａフィール
ドおよびＢフィールドが交互に垂直方向に配列されてい
る。従って、光電変換素子は垂直方向に従来素子の２倍
の素子数を有しており、標準的なテレビジョン方式、す
なわちＮＴＳＣ方式に適用される本実施例素子では垂直
方向にほぼ１０００行の光電変換素子が設けられている
。また、１行中にはほぼ水平方向に５００ないし８００
個の光電変換素子が設けられている。

また、前記色専用の１Ｈラインのフィルタ上には、第２
図からも明らかなとおり、フィルタの色の繰り返し周期
毎、すなわち３画素をＩＭｉとして光学的ローパスフィ
ルタ（ＯＬＰＦ）３が配置されている。

前記０ＬＰＦは従来と同じく結晶軸と厚みを適切に合わ
せた水晶板によって構成されている。

なお、０ＬＰＦは比較的高価な部品であり、しかも画質
に及ぼす影響が大きいので、多種多様な被写体を１最影
して決められている。

上述のように構成したカラー画像用固体撮像素子は、入
射光が水晶板によりフィルタの色の繰り返し周期毎に分
解されるため、色モアレの発生が抑制された信号を、例
えば図示しない輝度専用の水平転送ＣＣＤおよび色専用
の水平転送ＣＯＤに供給して出力する。

（発明の効果）以上記述したとおり、本発明のカラー画像用固体撮像素
子によれば、１本のＴＶ走査線に対して輝度専用１Ｈラ
インと色専用１Ｈラインとを設け、かっ色専用１Ｈライ
ン上に○Ｌ　Ｐ　Ｆを設けたことにより、色モアレの発
生を抑制できる。この際、色信号は低周波で良いため、
ＯＬＰＦによる影響を受けないで充分な色信号が得られ
る。また、輝度専用１Ｈラインを設けたことにより高い
周波数の輝度信号が得られ、モアレの抑制と和項って高
解像力なカラー信号が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に於るカラー画像用固体揚傷素
子の光電変換素子の区分を説明する略図、第２図は第１
図の１−１’線に於る垂直断面図である。１−受光部、２−垂直電荷転送部、３−光学的ローバス
フィルタ（ＯＬＰＦ）。代　理　人　　弁理士（８１０７）　　佐々木　清　隆
区　　ド

Claims

【特許請求の範囲】１）受光部上に画素に対応してモザイク状のマイクロフ
ィルタが配置されたカラー画像用固体撮像素子に於て、
画素部に水平方向に延びる輝度専用１Ｈラインと色専用
１Ｈラインの各々を垂直方向に交互に配置しかつ前記色
専用１Ｈライン上にフィルタの色の繰り返し周期毎に光
学的ローパスフィルタを設けたことを特徴とするカラー
画像用固体撮像素子。２）インターレース走査を行うＡフィールドおよびＢフ
ィールドが交互に垂直方向に配列されており、各フィー
ルドが輝度専用１Ｈラインおよび色専用１Ｈラインの２
ラインより設けられていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の素子。