JPS636229A - スプリングクラツチ - Google Patents

スプリングクラツチ

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JPS636229A
JPS636229A JP15004586A JP15004586A JPS636229A JP S636229 A JPS636229 A JP S636229A JP 15004586 A JP15004586 A JP 15004586A JP 15004586 A JP15004586 A JP 15004586A JP S636229 A JPS636229 A JP S636229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil spring
output side
output
spring clutch
wound
Prior art date
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Pending
Application number
JP15004586A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takahashi
淳 高橋
Yasushi Takano
寧 鷹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP15004586A priority Critical patent/JPS636229A/ja
Publication of JPS636229A publication Critical patent/JPS636229A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、スプリングクラッチに関し、特にトルク伝達
の立上り時間を短縮し、かつコンパクト化し得るスプリ
ングクラッチに関する。
〈従来の技術〉 従来、動力伝達要素としては、捩りコイルばねを入力側
、出力側それぞれに所定の巻装をもって巻装し、その巻
付力によりトルクの伝達を行なうようにしたスプリング
クラッチがある。
ところで、上記スプリングクラッチに於ては、捩りコイ
ルばねが巻付くことにより入力側のトルクが出力側に伝
わるが、出力側の慣性が比較的大きい場合には、捩りコ
イルばねが衝撃的に巻付いて伝達トルクが急激に立上が
ることにより、振動的な過渡応答が見られ、出力トルク
が安定化するまでに多少の時間を要するという問題があ
る。
ところで、例えば、スプリングクラッチを複写機などに
用いる場合には、回転速度の変動は画像の乱れの原因と
なり、回転速度が安定した後に複写動作を始める必要が
ある。そのため、立上り時間の遅れは複写時間に於ける
損失時間となり、複写機の処理能力の向上を妨げる要因
となり得る。
また、捩りコイルばねの巻装を大きくするなどして伝達
トルク容量を大ぎくして、上記した極大トルク及びトル
ク変動に対して余裕を持たぜることも考えられるが、捩
りコイルばねの大型化によりスペースが増大するばかり
でなく、捩りコイルばねの巻装を大きくすると、空転時
の捩りコイルばねの巻装部での損失トルクの増大などの
不都合を生じることとなる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、立上り時間を減少し、かつ比較的コンパクトにする
べく改良されたスプリングクラッチを提供することにあ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、軸にそれぞれ回転
自在に嵌装された入力側及び出力側回転部材と、前記一
対の回転部材の対向面側にそれぞれ互いに周軸的に設け
られた同一外径の円筒状延長部と、前記両対向延長部に
亘って巻装されたコイルばねとを有するスプリングクラ
ッチに於て、前記出力側延長部に巻装された前記コイル
ばねの部分が、自然状態に於て少なくとも二つの異なる
径の部分と、前記出力側回転部材側に係合し得る係合部
とを有していることを特徴とするスプリングクラッチを
提供することにより達成される。
く作用〉 このように、出力側延長部に巻付く部分の捩りコイルば
ねが少なくとも2つの異なる径の部分を有しているため
、入力側から出力側に向けてトルクが伝達される場合に
はコイルばねが順次出力側の延長部に巻付いていくこと
になり、巻付き母が少ない時にはトルク伝達容量も十分
でなく、入力側に対して出力側が滑ることになる。従っ
て、巻付き量に応じてトルク伝達容量が増大し、出力側
の回転速度が徐々に増大することとなる。出力側の回転
速度を徐々に増大させることにより、衝撃的な極大トル
クの発生を防止できるため、コイルばねの巻装が定常状
態に於けるトルク伝達容量に対応する程度で良く、コン
パクト化が可能となる。
〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
第1図は本発明に基づくスプリングクラッチが用いられ
る動力伝達要素を詳細に示す断面図である。固定軸1に
入力側及び出力側回転部材としてのギヤ2.3が回動自
在に嵌装され、各ギヤの対向面側に設けられた延長部2
a、3aが固定軸1の表面に沿って円筒状に延出し互い
番ご衝当している。これらのギヤ2.3にはそれぞれ駆
動ギヤ4及び従動ギヤ5がそれぞれ歯合している。
入力側延長部2aには、自然状態に於ける内径が延長部
2aの外径よりも若干小さいコイルばね6が比較的密着
して巻装されており、入力側延長部2aに連続する出力
側延長部3aの部分には、例えば図示されるように、コ
イルばね6が略2巻分同様に巻装されている。そのコイ
ルばね6の他端側は自然状態に於ける内径を延長部3a
の外径よりも若干大きくされた大径部6aを有し、その
端部6bが軸線方向外向きに延出してギヤ3に凹設され
た窪み7に突入している。
コイルばね6の外周にはスリーブ8が嵌装され、該スリ
ーブ8の外周にラチェツト歯8aが形成されている。コ
イルばね6の入力側の端部6cは、半径方向外向きに延
出し、スリーブ8に設けられた切欠部8bに突入してい
る。更に、スリーブ8の外周部近傍にはソレノイド9に
駆動されるラチェツト歯10が設けられている。
次に、この動力伝達要素の作動の要領について説明する
ギヤ2が、駆動ギヤ4により矢印Aにより示される向き
に駆動されると、捩りコイルばね6が巻き付く向きに連
れ回り、延長部2aと延長部3aとが連結し、ギヤ2と
ギヤ3とが一体的に回転することとなり、駆動ギヤ4に
より従動ギヤ5が駆動されることとなる。出力側延長部
3aに於けるコイルばね6は、延長部3aに予め巻付け
られた部分から順次巻付いていき、大径部6aが出力側
延長部3aに完全に巻付くまではコイルばね6の巻付い
た部分と延長部3aとの間の摩擦力によりトルクを伝達
することになる。
即ら、このような動力伝達要素にあっては、従動ギヤ5
側の負荷が大きい場合にはコイルばね6が完全に巻付く
までは伝達トルク容量が小さいたため、滑りながらトル
クを伝達していくことになる。そして、コイルばね6が
完全に巻付くまでには出力側ギヤ3の回転速度も入力側
ギヤ2の回転速度近傍まで達しており、延長部2aと延
長部3aとが完全に連結した際に、トルクが急激に立上
がることがない。
尚、ソレノイド9を励磁させることにより、ラチェツト
爪10をラチェツト歯8aに係合させると、コイルばね
6の一端6aとスリーブ8の切欠部8bとの係合により
、コイルばね6が延長部2aに対して巻付こうとJる力
に抗する力が発生し、延長部2aと延長部3aとの係合
、即ちギヤ2とギヤ3との間の係合が解除され、両ギヤ
2.3間にトルクが伝達されなくなる。
第2図は本発明の第二の実施例を示している。
尚、前記実施例に対応する部分には同一の符号を付して
その詳しい説明を省略する。
本実施例は、前記実施例に於けるコイルばね6の大径部
6aを順次拡径した円錐状部6dとして設けたものであ
る。この、コイルばね6に於ては、その端部6eが略1
巻分自然状態に於ける内径を延長部3aの外径よりも若
干小ざくされており、端部6eが延長部3aに比較的密
着して巻装されている。
本実施例に於ては、前記実施例に於けるコイルばね6の
端部6bとギヤ3に設けた窪み7との係合の代わりに端
部6eを予め延長部3aに巻装したものであり、コイル
ばね6の円錐状部6dを巻付けるトルクを発生し得る程
度の摩擦力を有して端部6eが巻装されているものでお
る。また、出力側延長部3aに巻付くこととなるコイル
ばね6が順次拡径されているため、コイルばね6が巻付
いていくことによりトルク伝達容量が好適に増大されて
出力側ギヤ3の回転速度が円滑に立上がることとなる。
尚、第1の実施例に於けるコイルばね6の端部6bを第
2の実施例と同様に、延長部3aに比較的密着して巻装
しても良く、同様に第2の実施例に於けるコイルばね6
の端部6eを第1の実施例と同様に、軸線方向外向きに
延出させて出力側ギヤ3に設けた窪みと係合させても良
い。
〈発明の効果〉 このように、本発明によれば、スプリングクラッチを有
する動力伝達要素に於て、トルク伝達容量を順次増大す
るようにすることにより、出力側の慣性が比較的大きい
場合でも急激なトルクの立上りによる極大トルクが発生
しないため、伝達トルク容量を最小限に設定することが
でき、スプリングクラッチが更にコンパクト化され得る
また、上記構成によるコンパクトなスプリングクラッチ
を複写機などに用いることにより、安定回転速度に達す
るまでの立上り時間が短縮されるため複写能力が向上す
るばかりでなく、搬器の小型化が可能となり、その効果
は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づくスプリングクラッチが用いられ
た動力伝達要素を示す要部断面図でおる。 第2図は本発明の第二の実施例を示す要部断面図である
。 1・・・固定軸     2・・・ギヤ2a・・・延長
部    3・・・ギヤ3a・・・延長部    4.
5・・・ギヤ6・・・コイルばね   6a・・・大径
部5b、5c・・・端部  6d・・・円錐状部6e・
・・端部     7・・・窪み8・・・スリーブ  
  8a・・・ラチェツト歯8b・・・切欠部    
9・・・ソレノイド10・・・ラチェット爪 第1図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸にそれぞれ回転自在に嵌装された入力側及び出
    力側回転部材と、前記一対の回転部材の対向面側にそれ
    ぞれ互いに周軸的に設けられた同一外径の円筒状延長部
    と、前記両対向延長部に亘つて巻装されたコイルばねと
    を有するスプリングクラッチに於て、 前記出力側延長部に巻装された前記コイルばねの部分が
    、自然状態に於て少なくとも二つの異なる径の部分と、
    前記出力側回転部材側に係合し得る係合部とを有してい
    ることを特徴とするスプリングクラッチ。
  2. (2)前記出力側延長部に巻装された前記コイルばねの
    部分が、前記出力側延長部に比較的密着する部分と、自
    然状態に於て前記出力側延長部の外径よりも拡径された
    部分とを有していることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のスプリングクラッチ。
  3. (3)前記出力側延長部に巻装された前記コイルばねの
    部分が、自然状態に於て順次拡径された部分を有してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のスプ
    リングクラッチ。
JP15004586A 1986-06-26 1986-06-26 スプリングクラツチ Pending JPS636229A (ja)

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JP15004586A JPS636229A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 スプリングクラツチ

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JP15004586A JPS636229A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 スプリングクラツチ

Publications (1)

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JPS636229A true JPS636229A (ja) 1988-01-12

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ID=15488299

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101943226A (zh) * 2009-07-02 2011-01-12 拓基轴承株式会社 反向输入阻断机构
US9309935B2 (en) 2011-02-18 2016-04-12 Ntn Corporation Spring type one-way clutch

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JPS60205020A (ja) * 1984-02-13 1985-10-16 パシフイツク・サイエンテイフイツク・カンパニ− 速度応答性クラツチ

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