JPS6362202B2 - - Google Patents

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JPS6362202B2
JPS6362202B2 JP57004372A JP437282A JPS6362202B2 JP S6362202 B2 JPS6362202 B2 JP S6362202B2 JP 57004372 A JP57004372 A JP 57004372A JP 437282 A JP437282 A JP 437282A JP S6362202 B2 JPS6362202 B2 JP S6362202B2
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JP
Japan
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plate
arm
operating
tooth
base
Prior art date
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JP57004372A
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English (en)
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JPS58121912A (ja
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Publication of JPS58121912A publication Critical patent/JPS58121912A/ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシートのリクライニング装置に開す
る。
従来のリクライニング装置としては第1図(特
開昭51−149625号公報参照)に示すようなものが
ある。即ち、RCはリクライニング装置で、シー
トクツシヨン(図示省略)に固設されたベース1
と、シートバツク(図示省略)に固設されたアー
ム2と、前記ベース1に固設されアーム2を回転
自在に軸支したシヤフト3と、前記ベース1を貫
通し、ベース1に対して回転自在に軸支されたピ
ン4と、該ピン4に対して軸支され、該ピン4と
共に一体に回動可能とされた操作レバー5と、該
ピン4に係合され、操作レバー5と共に一体的に
回動可能とされたカム板6と、ベース1に突設さ
れたピン7に回転自在に軸支され、スプリング8
により反時計方向に回転付勢されたオペレーテイ
ング板9と、ベース1に固設されたロツクプレー
トガイド10と、該ロツクプレートガイド10に
保持され、シヤフト3およびピン4夫々の中心を
結んだ線方向に摺動可能とされたロツクプレート
11と、該ロツクプレート11に突設され、ロツ
クプレートガイド10上に穿設された長孔12を
貫通すると共にカム板6のカム溝13に係合して
ロツクプレート11の位置決めをするポーシヨン
ピン14と、前記操作レバー5を第1図中反時計
方向に付勢するスプリング15の掛止されるよう
ピン4より延在されたプツシユプレート16と、
アーム2に固設され、前記オペレーテイング板9
の面9aに沿つて接動可能な面17aを有するオ
ペレーテイング規制板17とよりなる。9bはア
ーム2が前倒れした時、カム板6の段部6aに係
合して、カム板6の戻りを防止するよう形成され
たストツパ段部、11aは、アーム2に形成され
た第1歯2aと噛合して、アーム2の傾斜角を規
制するようロツクプレート11に形成された第2
歯、1aはベース1に切りおこされ、アーム2の
前倒れ回転を期制するストツパ部、1bは前記ス
プリング8および15を係止したストツパブラケ
ツト、18は前記操作レバー5に一体に形成され
た足踏みペダルである。
しかしながら、かかる従来のリクライニング装
置RCにあつては、さまざまな乗員の好みのシー
トバツク角度に調節できるよう構成されているた
め、ほとんどの人の標準シートバツク角度として
メーカーが定めている所謂設計標準傾斜角位置に
対して前方・後方に複数の第1歯2aがアーム2
に形成されている。
このため、このリクライニング装置RCのアー
ム2を前倒しさせるには、操作レバー5をピン4
を中心に引き上げると、カム板6が時計方向に回
転して、カム溝13によりポーシヨンピン14が
下側に強制移動され、ポーシヨンピン14と一体
のロツクプレート11を介して第2歯11aがア
ーム2の第1歯2aより解噛合され、リターンス
プリング(図示省略)によりアーム2は前方に傾
動(前倒し、ともいう)する。そして、オペレー
テイング規制板17の面17aがオペレーテイン
グ板9の面9aに係合するので、オペレーテイン
グ板9のストツパ段部9bとカム板6の段部6a
との係合状態が保たれ、操作レバー5は引き上げ
られた位置に保持される。
次に、シートバツク(図示省略)に後傾動の力
を加えると、該力によつて、アーム2が回転し
て、オペレーテイング板9の面9aより、オペレ
ーテイング規制板17の面17aが外れ、オペレ
ーテイング板9は、スプリング8によつて第1図
反時計方向に回転されて、段部6aよりストツパ
段部9bが離れ、カム板9はプツシユプレート1
6に付勢されたスプリング15の付勢力によつ
て、ピン4を中心に反時計方向に回転し、カム溝
13によりポーシヨンピン14が上側に強制移動
され、ロツクプレート11の第2歯11aがアー
ム2の第1歯2aと再噛合することになる。この
再噛合位置は第1歯2aの前側部であり、設計標
準傾斜角より前方であり、窮屈な姿勢を強いるこ
とになる。又、乗降性が良くない。
本願発明はかかる従来例に鑑み、アームの前傾
斜状態から、起立状態に戻した時、アームの第1
歯と、ロツクプレートの第2歯との再噛合位置が
第1歯の前側部でなく設計標準傾者角位置となる
ようにして、前記問題点を解決することを目的と
する。
本願発明の要旨とするところはシートクツシヨ
ンに固設されたベースと、該ベースにシヤフトを
介して回転自在に軸支され且つシートバツクに固
設されたアームと、前記ベースに回転自在に軸支
された操作レバーと、前記アームに形成された第
1歯に噛合・解噛合自在な第2歯を有し、第1歯
に対して略直角方向に摺動自在なるようベースに
装設されたロツクプレートと、前記操作レバーを
操作方向に移動するに伴いロツクプレートの第2
歯を第1歯から解噛合させるように操作レバー及
びロツクプレート間に介在されたカム板と、前記
ベースに回転自在に軸支され前記アームが前倒れ
した時に該シヤフトに回転自在に軸支されたオペ
レーテイング規制板の面に押されて前記カム板に
係合することで、前記ロツクプレートの第2歯が
前記アームの第1歯に噛合しない位置にカム板を
保持するオペレーテイング板とよりなり、前記ア
ームの任意の傾斜位置に固定可能とされたシート
のリクライニング装置において、前記オペレーテ
イング規制板には、アーム上に固設されたガイド
ピンと当接しうる二つの離間した突片を有し、該
オペレーテイング規制板の面とオペレーテイング
板の面との圧接力を付与するスプリングよりも弱
く且つ一方の突片とガイドピンとを圧接させる弾
性力を有する捩りスプリングが装設されてなるこ
とを特徴とするシートのリクライニング装置であ
る。
以下、本願発明を図面に基づいて説明する。
第2図乃至第4図は、本願発明の一実施例を示
す図である。第1図と同一又は均等の部位・部品
は、同一符号を用いて重複する説明を省略する。
RC′は、本願発明のリクライニング装置、20
はシヤフト3に回転自在に軸支されたオペレーテ
イング規制板、21は前記アーム2に突設された
ガイドピン、22は前記シヤフト3に巻装され、
端部が前記ガイドピン21およびオペレーテイン
グ規制板20の位置決め用突片23に掛止して、
ガイドピン21と突片23とが圧接されるよう付
勢したコイル状の捩りスプリング、24は位置決
め用突片23に離間してオペレーテイング規制板
20より突出形成された回転角規制用突片、25
はオペレーテイング規制板20のオペレーテイン
グ板9の面9aと摺接する面である。
本願発明はかかる構成よりなるから、次に作用
を説明する。
〔アーム2を前倒しさせる場合〕 操作レバー5を時計方向に回転させると、カム
板6がピン4を中心に時計方向に回転し、該カム
板6のカム溝13に係合しているポーシヨンピン
14がピン4方向へ引き寄せられ、ポーシヨンピ
ン14と一体のロツクプレート11の第2歯11
aがアーム2の第1歯2aから解噛合し、アーム
2はリターンスプリング(図示省略)により第3
図に示すように前方傾斜方向に回転する。
この時、オペレーテイング規制板20はガイド
ピン21によつて押されて、オペレーテイング板
9の面9a上に圧接されている。
〔アーム2を中立状態に戻す場合〕 シートバツク(図示省略)に後方回転力を与え
ると、アーム2はシヤフト3を中心に第4図時計
方向に回転を始める。ところが、アーム2と共に
ガイドピン21が位置決め用突片23より離間し
ても、この捩りスプリング22の引張力よりもオ
ペレーテイング規制板20の面25と、オペレー
テイング板9の面9aとの圧接力(摩擦力)の方
が強いため、ガイドピン21が回転角規制用突片
24に当接するまで、オペレーテイング規制板2
0はその位置を保たれる。当接後は、アーム2の
回転によつて、ガイドピン21によりオペレーテ
イング規制板20が押されて回動回転する。面2
5と面9aとの係合が解除されると、オペレーテ
イング板9は反時計方向に回転し、ストツパ段部
9bとカム板6の段部6aとの係合が解除され
て、カム板6はピン4を中心に反時計方向に回転
し、ロツクプレート11の第2歯11aを上方に
ガイドするので第2歯11aはアーム2の第1歯
2aと再噛合し、アーム2の回転は規制される。
この第1歯2aと第2歯11aとの噛み合い位
置は、オペレーテイング規制板20がアーム2の
起立過程で、アーム2の回転角とずれた分だけ、
従来例よりも遅れて、後方位置で噛み合うことに
なる。
尚、オペレーテイング規制板20とオペレーテ
イング板9との係合が離脱したあとは、オペレー
テイング規制板20が回転自在となるので、捩り
スプリング22によつてオペレーテイング規制板
20は時計方向に回転し、第2図の状態に戻る。
又、オペレーテイング規制板20の回転角規制
用突片24の位置、換言すると位置決め用突片2
3と回転角規制用突片24との離間距離が、第
1、第2歯2a,11aの噛合までのアーム2の
後方倒れ角に対応するので、回転角規制用突片2
4を、オペレーテイング規制板20に一体に設け
るのでなく、可動タイプにすれば、第1歯、第2
歯2a,11aの再噛合位置、即ち設計標準傾斜
角位置そのものを乗員の好みによつて、あらかじ
め設定できることになる。
従つて、本願発明によれば、シートバツクの前
倒れ状態から中立位置方向に戻した時、第1歯の
前側で第2歯が噛合してしまうのでなく、アーム
が適宜後方に回転してから始めて、噛合するよう
にしたので、乗降性が良く、多くの人の場合、再
調整も不要となり、シートとしての商品性が向上
する。又、従来通り、リクライニング装置とし
て、シートバツク角度の多段調節が可能なことは
もちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリクライニング装置の正面説明
図、第2図は本願発明の一実施例のリクライニン
グ装置の正面説明図、第3図は第2図のアーム2
を前倒しした状態を示す正面説明図、第4図は第
3図のアーム2を中立状態に戻し始めた過程を示
す正面説明図である。 RC,RC′……リクライニング装置、1……シ
ートクツシヨンに固設されたベース、2……シー
トバツクに固設されたアーム、2a……第1歯、
3……シヤフト、6……カム板、9……オペレー
テイング板、11……ロツクプレート、11a…
…第2歯、17,20……オペレーテイング規制
板、21……ガイドピン、22……捩りスプリン
グ、23,24……突片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シートクツシヨンに固設されたベースと、該
    ベースにシヤフトを介して回転自在に軸支され且
    つシートバツクに固設されたアームと、前記ベー
    スに回転自在に軸支された操作レバーと、前記ア
    ームに形成された第1歯に噛合・解噛合自在な第
    2歯を有し、第1歯に対して略直角方向に摺動自
    在なるようベースに装設されたロツクプレート
    と、前記操作レバーを操作方向に移動するに伴い
    ロツクプレートの第2歯を第1歯から解噛合させ
    るように操作レバー及びロツクプレート間に介在
    されたカム板と、前記ベースに回転自在に軸支さ
    れ前記アームが前倒れした時に該シヤフトに回転
    自在に軸支されたオペレーテイング規制板の面に
    押されて前記カム板に係合することで、前記ロツ
    クプレートの第2歯が前記アームの第1歯に噛合
    しない位置にカム板を保持するオペレーテイング
    板とよりなり、前記アームの任意の傾斜位置に固
    定可能とされたシートのリクライニング装置にお
    いて、 前記オペレーテイング規制板には、アーム上に
    固設されたガイドピンと当接しうる二つの離間し
    た突片を有し、該オペレーテイング規制板の面と
    オペレーテイング板の面との圧接力を付与するス
    プリングよりも弱く且つ一方の突片とガイドピン
    とを圧接させる弾性力を有する捩りスプリングが
    装設されてなることを特徴とするシートのリクラ
    イニング装置。
JP57004372A 1982-01-14 1982-01-14 シ−トのリクライニング装置 Granted JPS58121912A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57004372A JPS58121912A (ja) 1982-01-14 1982-01-14 シ−トのリクライニング装置

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JP57004372A JPS58121912A (ja) 1982-01-14 1982-01-14 シ−トのリクライニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58121912A JPS58121912A (ja) 1983-07-20
JPS6362202B2 true JPS6362202B2 (ja) 1988-12-01

Family

ID=11582530

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JP57004372A Granted JPS58121912A (ja) 1982-01-14 1982-01-14 シ−トのリクライニング装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0223840U (ja) * 1988-07-30 1990-02-16
JP2008101325A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Tokyo Electric Power Co Inc:The 連結コンクリート柱

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JPS58121912A (ja) 1983-07-20

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