JPS6362175B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6362175B2 JPS6362175B2 JP62109481A JP10948187A JPS6362175B2 JP S6362175 B2 JPS6362175 B2 JP S6362175B2 JP 62109481 A JP62109481 A JP 62109481A JP 10948187 A JP10948187 A JP 10948187A JP S6362175 B2 JPS6362175 B2 JP S6362175B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shavings
- shape
- cut
- packaging bag
- shaped
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 12
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 9
- 241000269851 Sarda sarda Species 0.000 description 9
- 235000019688 fish Nutrition 0.000 description 9
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 7
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- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 2
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- 235000014347 soups Nutrition 0.000 description 2
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は鰹節や鯖節、或は魚肉や畜肉等を鰹節
のように加工した人工節などの節類を切削して得
られる削り節に関するものである。
のように加工した人工節などの節類を切削して得
られる削り節に関するものである。
(従来技術)
削り節には従来から各種形状のものがあり、そ
の形状や厚さ等に応じてJAS規格で糸削り、砕
片、粉末、薄削り、厚削りといつたように定義さ
れている。またこの他にもかんな刃で切削された
かんな屑状の花削りとか、細長に切削された細片
などがあつた。
の形状や厚さ等に応じてJAS規格で糸削り、砕
片、粉末、薄削り、厚削りといつたように定義さ
れている。またこの他にもかんな刃で切削された
かんな屑状の花削りとか、細長に切削された細片
などがあつた。
(従来技術の問題点)
従来の削り節は次のような問題があつた。
一般的に形状が不揃いであるため削り屑とい
つたイメージが強い。
つたイメージが強い。
偏平形状のものが多いためガスバリア性に優
れたプラスチツクフイルム製の包装袋に収納し
不活性ガスを充てんした場合、削り節同士が密
に重なり合い易く、包装袋内の空気を不活性ガ
スで置換しても同ガスが重なり合つている削り
節の間に短時間入り込みにくい。そのため同ガ
スが全ての削り節間に万遍なくいきわたりにく
く、いきわたらない部分の削り節が袋全体のガ
ス置換率を低下させることがあり、包装袋内の
削り節の品質が劣化しやすい。
れたプラスチツクフイルム製の包装袋に収納し
不活性ガスを充てんした場合、削り節同士が密
に重なり合い易く、包装袋内の空気を不活性ガ
スで置換しても同ガスが重なり合つている削り
節の間に短時間入り込みにくい。そのため同ガ
スが全ての削り節間に万遍なくいきわたりにく
く、いきわたらない部分の削り節が袋全体のガ
ス置換率を低下させることがあり、包装袋内の
削り節の品質が劣化しやすい。
削り節が扁平形状のものが多いため包装袋に
収納した場合に重なり合う部分が多く、嵩ばら
ないので見映えがしない。
収納した場合に重なり合う部分が多く、嵩ばら
ないので見映えがしない。
(発明の目的)
本発明の目的は、円錐形、角錐形などの立体的
な錐形(笠状)で、包装袋に収納した場合に重な
り合いにくくなるようにした削り節を提供するこ
とにある。
な錐形(笠状)で、包装袋に収納した場合に重な
り合いにくくなるようにした削り節を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の削り節は、外周部1から中心部2に向
けて次第に窪んでいる円錐形、角錐形などの錐形
であり、且つ外周部1から中心部2にかけて複数
本の皺3が寄つているものである。
けて次第に窪んでいる円錐形、角錐形などの錐形
であり、且つ外周部1から中心部2にかけて複数
本の皺3が寄つているものである。
(実施例)
第1図の削り節4は本発明の削り節の一実施例
である。これは同図イ,ロに示すように外周部1
から中心部2に向けて次第に窪んで笠状の円錐形
になつている。
である。これは同図イ,ロに示すように外周部1
から中心部2に向けて次第に窪んで笠状の円錐形
になつている。
この削り節4は例えば5/100mm程度に薄く切削
すると同図のように外周部1から中心部2にかけ
て波形の皺(ダーツ)3が寄る。この皺3は削り
節4の外周部1から中心部2に向けて複数本形成
されている。この皺3は薄い削り節ほど寄り易
い。
すると同図のように外周部1から中心部2にかけ
て波形の皺(ダーツ)3が寄る。この皺3は削り
節4の外周部1から中心部2に向けて複数本形成
されている。この皺3は薄い削り節ほど寄り易
い。
本発明の削り節4を得るには例えば第3図のよ
うに、丸棒状で被切削面Bの断面形状が円形であ
る魚節Aの同切削面Bに、回転刃物Cの刃Dを押
し当てて切削する。この場合、刃Dの長さが被切
削面Bの直径より長いと魚節Aは無駄なく切削さ
れ、逆に刃Dの長さが被切削面Bの直径より短か
いと切削が進むにつれて魚節Aがえぐられるよう
になるので魚節Aに穴があく。この場合、歩留り
は悪いがこれでも所望とする錐形の削り節は得ら
れる。
うに、丸棒状で被切削面Bの断面形状が円形であ
る魚節Aの同切削面Bに、回転刃物Cの刃Dを押
し当てて切削する。この場合、刃Dの長さが被切
削面Bの直径より長いと魚節Aは無駄なく切削さ
れ、逆に刃Dの長さが被切削面Bの直径より短か
いと切削が進むにつれて魚節Aがえぐられるよう
になるので魚節Aに穴があく。この場合、歩留り
は悪いがこれでも所望とする錐形の削り節は得ら
れる。
第2図の削り節4は本発明の削り節の一実施例
であり、三角錐の形状をしたものである。この削
り節4も外周部1から中心部2に向けて次第に窪
んで笠状になつており、また、外周部1から中心
部2にかけて波状の皺3が寄つている。
であり、三角錐の形状をしたものである。この削
り節4も外周部1から中心部2に向けて次第に窪
んで笠状になつており、また、外周部1から中心
部2にかけて波状の皺3が寄つている。
この三角錐の削り節4は被切削面の断面形状が
三角形である魚節の同切削面に、第3図のような
回転刃物Cの刃Dを押し当てて切削することによ
り得られる。
三角形である魚節の同切削面に、第3図のような
回転刃物Cの刃Dを押し当てて切削することによ
り得られる。
本発明の円錐形や三角錐の形状をした削り節4
は紡錘形の鰹節Aを切削することによつても得ら
れる。この場合も紡錘形の鰹節Aに第3図のよう
な回転刃物Cの刃Dを押し当てて切削することに
より得られる。
は紡錘形の鰹節Aを切削することによつても得ら
れる。この場合も紡錘形の鰹節Aに第3図のよう
な回転刃物Cの刃Dを押し当てて切削することに
より得られる。
第1図の削り節4は円錐形のものが一枚だけの
単体であり、第2図の削り節4は三角錐形のもの
が一枚だけの単体であるが、本発明の削り節は第
1図の円錐形の削り節4が複数枚連続しているも
のでもよく、第2図の三角錐形の削り節4が複数
枚連続しているものでもよい。
単体であり、第2図の削り節4は三角錐形のもの
が一枚だけの単体であるが、本発明の削り節は第
1図の円錐形の削り節4が複数枚連続しているも
のでもよく、第2図の三角錐形の削り節4が複数
枚連続しているものでもよい。
削り節4の厚さは所望に応じて適宜選定する。
薄ければ薄い程だしが出易く、また、食べたとき
の食感も軟らかく、好ましいものとなる。
薄ければ薄い程だしが出易く、また、食べたとき
の食感も軟らかく、好ましいものとなる。
削り節4の形状は切削される魚節の被切削面の
形状と、それを切削する回転刃物の刃の形状によ
つても異なる。例えば魚節の被切削面の形状を四
角形にすれば削り節の形状は四角錐形になる。
形状と、それを切削する回転刃物の刃の形状によ
つても異なる。例えば魚節の被切削面の形状を四
角形にすれば削り節の形状は四角錐形になる。
(発明の効果)
本発明の削り節は次のような効果がある。
(1) 削り節の形状が立体的な錐形であるため包装
袋に包装しても削り節同士が重なり合いにくく
なり、削り節間に隙間ができるため包装袋に不
活性ガスを充てんして削り節を密封包装する場
合、同ガスが削り節間の隙間に確実に回り込
み、不活性ガスが包装袋内の削り節間のあらゆ
る隙間に万偏なくいきわたるため、同ガスがい
きわたらない部分が生じて全体のガス置換率が
低下し品質劣化するといつたことが少なく、各
包装袋内の全ての削り節の品質が均一に保持さ
れる。
袋に包装しても削り節同士が重なり合いにくく
なり、削り節間に隙間ができるため包装袋に不
活性ガスを充てんして削り節を密封包装する場
合、同ガスが削り節間の隙間に確実に回り込
み、不活性ガスが包装袋内の削り節間のあらゆ
る隙間に万偏なくいきわたるため、同ガスがい
きわたらない部分が生じて全体のガス置換率が
低下し品質劣化するといつたことが少なく、各
包装袋内の全ての削り節の品質が均一に保持さ
れる。
(2) 不活性ガスが包装袋内の削り節間のあらゆる
隙間に万偏なくいきわたることにより、包装袋
が確実に膨むので、箱詰めなどして押されても
包装袋がつぶれにくくなり、同袋内の削り節が
つぶれて形状が崩れたり、粉末になつたりする
ことも少ない。
隙間に万偏なくいきわたることにより、包装袋
が確実に膨むので、箱詰めなどして押されても
包装袋がつぶれにくくなり、同袋内の削り節が
つぶれて形状が崩れたり、粉末になつたりする
ことも少ない。
(3) 皺3が寄つているため、削り節を包装袋から
出して湯や水などに入れると、その皺3が伸び
て削り節の表面積が広がるのでだしが出易くな
る。また、あたかも花ビラが開いたような形状
になるので視覚的な美しさも楽しめる。
出して湯や水などに入れると、その皺3が伸び
て削り節の表面積が広がるのでだしが出易くな
る。また、あたかも花ビラが開いたような形状
になるので視覚的な美しさも楽しめる。
(4) 立体的な錐形であるため従来の扁平的な削り
節とは全く異なり、包装した場合に嵩ばり、見
映えもする。
節とは全く異なり、包装した場合に嵩ばり、見
映えもする。
(5) 形状が一定するので体裁もよい。
第1図は本発明の削り節の一実施例を示すもの
であり、イは平面図、ロは側面図、第2図は本発
明の削り節の他の実施例を示す平面図、第3図イ
は本発明の削り節の切削例を示す側面説明図、同
図ロは同削り節の切削に使用される回転刃物の一
例を示す正面図である。 1は外周部、2は中心部、3は皺、4は削り
節、Aは魚節、Bは魚節の被切削面、Cは回転刃
物、Dは回転刃物の刃。
であり、イは平面図、ロは側面図、第2図は本発
明の削り節の他の実施例を示す平面図、第3図イ
は本発明の削り節の切削例を示す側面説明図、同
図ロは同削り節の切削に使用される回転刃物の一
例を示す正面図である。 1は外周部、2は中心部、3は皺、4は削り
節、Aは魚節、Bは魚節の被切削面、Cは回転刃
物、Dは回転刃物の刃。
Claims (1)
- 1 外周部1から中心部2に向けて次第に窪んで
いる円錐形、角錐形などの錐形であり、且つ外周
部1から中心部2にかけて複数本の皺3が寄つて
いることを特徴とする削り節。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62109481A JPS63255A (ja) | 1987-05-02 | 1987-05-02 | 削り節 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62109481A JPS63255A (ja) | 1987-05-02 | 1987-05-02 | 削り節 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6263178A Division JPS54154573A (en) | 1978-05-25 | 1978-05-25 | Shaving machine for solid food such as dried bonito and like |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63255A JPS63255A (ja) | 1988-01-05 |
JPS6362175B2 true JPS6362175B2 (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=14511335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62109481A Granted JPS63255A (ja) | 1987-05-02 | 1987-05-02 | 削り節 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63255A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50148551A (ja) * | 1974-05-24 | 1975-11-28 |
-
1987
- 1987-05-02 JP JP62109481A patent/JPS63255A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50148551A (ja) * | 1974-05-24 | 1975-11-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63255A (ja) | 1988-01-05 |
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