JPS6361836A - 反射式消音ダクト - Google Patents
反射式消音ダクトInfo
- Publication number
- JPS6361836A JPS6361836A JP61205200A JP20520086A JPS6361836A JP S6361836 A JPS6361836 A JP S6361836A JP 61205200 A JP61205200 A JP 61205200A JP 20520086 A JP20520086 A JP 20520086A JP S6361836 A JPS6361836 A JP S6361836A
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- Japan
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- duct
- section
- reflecting
- air
- sound
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- Pending
Links
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- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は空調設備などに使用する消音ダクトに関し、さ
らに詳しくは、ダクトの一部に反射式走路を設けること
により音波の位相差を変化させて消音できるダクトに関
する。
らに詳しくは、ダクトの一部に反射式走路を設けること
により音波の位相差を変化させて消音できるダクトに関
する。
空調設備におけるダクトは吸音のためダクト内面にアス
ベストやグラスウール等を貼シつけたものを用いている
が、消音は十分でない。それでグラスウール等以外の種
々の吸音材を貼付して検討しだが、いずれも満足すべき
結果は得られなかった。
ベストやグラスウール等を貼シつけたものを用いている
が、消音は十分でない。それでグラスウール等以外の種
々の吸音材を貼付して検討しだが、いずれも満足すべき
結果は得られなかった。
本発明者らは消音ないし減音に関する積極的方法につい
て研究し、走路差による音波の位相差の変化を利用する
ことを検討した結果、直進部と反射部の音波を相殺でき
ることを見出し、これに基づき本発明を完成した。
て研究し、走路差による音波の位相差の変化を利用する
ことを検討した結果、直進部と反射部の音波を相殺でき
ることを見出し、これに基づき本発明を完成した。
すなわち本発明はダクトを2室に分割し、一室は直進部
とし、他室はガイド用仕切板と第1反射板および第2反
射板を設け、該第1反射板、第2反射板、ガイド用仕切
板およびダクト底面とで囲まれた部分からなる反射部を
有し、かつ2室の境界壁に上記直進部に通じる開口を有
することを特徴とする反射式消音ダクトである。
とし、他室はガイド用仕切板と第1反射板および第2反
射板を設け、該第1反射板、第2反射板、ガイド用仕切
板およびダクト底面とで囲まれた部分からなる反射部を
有し、かつ2室の境界壁に上記直進部に通じる開口を有
することを特徴とする反射式消音ダクトである。
以下に本発明を図によって説明する。
第1図は本発明の反射式ダクトよを示す1実施例の斜視
図である。ダクト上を縦に2室に分割し、左半分は直進
部2で、右半分には反射部3を有する。反射部3はガイ
ド用仕切板4、第1反射板5、第2反射板6およびダク
ト底面で囲まれた部分で、直進部2と反射部3の境界壁
8の第2反射板の直後に反射部3から直進部2に通じる
開ロアが設けられている。
図である。ダクト上を縦に2室に分割し、左半分は直進
部2で、右半分には反射部3を有する。反射部3はガイ
ド用仕切板4、第1反射板5、第2反射板6およびダク
ト底面で囲まれた部分で、直進部2と反射部3の境界壁
8の第2反射板の直後に反射部3から直進部2に通じる
開ロアが設けられている。
空気流はダクト人口(第1図左方)より矢印のように2
つに分割されて入る。直進部2では空気は真直に出口に
流れ、反射部3を有する室に入った空気はガイド用仕切
板4により反射部、3の上部を通り、次いで第1反射板
5に当って反射部3に反転して流れはダクト人口におけ
ると逆の方向になり、第2反射板6に当って開ロアより
直進部2の空気と合流する。従って直進部では空気はダ
クト人口から出口までの長さを直進するのに対し、反射
部を有する室では室の上部をある程度進んだ後、反射部
に反転し、人口までの途中にある開口で合流して直進部
の出口に達するので、直進部の長さの約2倍近くを通る
ことになる。すなわち走路の長さが直進部と反射部を有
する室とでは相当の開きがある。
つに分割されて入る。直進部2では空気は真直に出口に
流れ、反射部3を有する室に入った空気はガイド用仕切
板4により反射部、3の上部を通り、次いで第1反射板
5に当って反射部3に反転して流れはダクト人口におけ
ると逆の方向になり、第2反射板6に当って開ロアより
直進部2の空気と合流する。従って直進部では空気はダ
クト人口から出口までの長さを直進するのに対し、反射
部を有する室では室の上部をある程度進んだ後、反射部
に反転し、人口までの途中にある開口で合流して直進部
の出口に達するので、直進部の長さの約2倍近くを通る
ことになる。すなわち走路の長さが直進部と反射部を有
する室とでは相当の開きがある。
このことは直進部の空気が有する音波と反射部に入る空
気の音波はダクト人口ではいっしょでも、反射部の開口
から出る際の音波の位相が異なっていることもある。従
って開口で合流するとき直進部の音波の山谷と反射部の
開口から出た音波の山谷が丁度逆であれば互に相殺され
て消音ないし減音されることになる。
気の音波はダクト人口ではいっしょでも、反射部の開口
から出る際の音波の位相が異なっていることもある。従
って開口で合流するとき直進部の音波の山谷と反射部の
開口から出た音波の山谷が丁度逆であれば互に相殺され
て消音ないし減音されることになる。
このように周波数によって走路差を調節することにより
音波の位相差の変化を最も好ましい範囲にもって行くた
め、第1反射板5および/または第2反射板6の位置を
ダクトの入口側、出口側にスライドさせるようにする(
第1図の矢印)。これは騒音の周波数が発生源により若
干変動する場合に好都合であるが、周波数が常時一定の
場合は第1反射板および/または第2反射板を予め調節
した好ましい位置に固定してもよく、また一般に消音が
困難とされる低(・)中周波数の騒音については走路差
の影響が高周波よりも微妙でないため、この場合も固定
してよい。
音波の位相差の変化を最も好ましい範囲にもって行くた
め、第1反射板5および/または第2反射板6の位置を
ダクトの入口側、出口側にスライドさせるようにする(
第1図の矢印)。これは騒音の周波数が発生源により若
干変動する場合に好都合であるが、周波数が常時一定の
場合は第1反射板および/または第2反射板を予め調節
した好ましい位置に固定してもよく、また一般に消音が
困難とされる低(・)中周波数の騒音については走路差
の影響が高周波よりも微妙でないため、この場合も固定
してよい。
また第1図では直進部2と反射部3とはダクト上を左右
に均等に2分したものであるが、第2図では、ダクト入
口では2室の境界壁8は第1図と同じ位置(均等に2分
)にあるが、開ロアのダクト入口側の適宜位置で境界壁
9のように直進部2を広く、反射部3を狭くするように
することも行われる。これにより反射部の走路の長さと
抵抗による圧損を、反射部の速度分布をよくすることに
よシ極力小さくすることができる。また他室を上下に工
程して反射部を設けても(第1図では下)、左右に設け
るようにしてもよい。
に均等に2分したものであるが、第2図では、ダクト入
口では2室の境界壁8は第1図と同じ位置(均等に2分
)にあるが、開ロアのダクト入口側の適宜位置で境界壁
9のように直進部2を広く、反射部3を狭くするように
することも行われる。これにより反射部の走路の長さと
抵抗による圧損を、反射部の速度分布をよくすることに
よシ極力小さくすることができる。また他室を上下に工
程して反射部を設けても(第1図では下)、左右に設け
るようにしてもよい。
さらに第3図のように、第1図の如き直進部2と反射部
3を有する室からなるダク)1を2系列、すなわち夕°
クト1に隣接してさらにダクト上の系列を設けることも
勿論本発明に含まれる。
3を有する室からなるダク)1を2系列、すなわち夕°
クト1に隣接してさらにダクト上の系列を設けることも
勿論本発明に含まれる。
本発明のダクトの材質は何であっても差支えないが、一
般的には亜鉛引鉄板であり、かつそのままでも、さらに
内面に吸音材など貼付してあれば一層消音効果が上向す
る。
般的には亜鉛引鉄板であり、かつそのままでも、さらに
内面に吸音材など貼付してあれば一層消音効果が上向す
る。
第2図のダクトにおいて、直進部の長さ1700朋、第
1反射板および第2反射板の位置はダクト人口よりそれ
ぞれ550 mm、1600咽の場合(1)と第1反射
板の位置のみ350Mの場合(2)の周波数による挿入
損失を測定した。その結果を第4図に示すが、周波数5
0〜125Hzの範囲では(1)の方が(2)より大き
い減音効果を得た。
1反射板および第2反射板の位置はダクト人口よりそれ
ぞれ550 mm、1600咽の場合(1)と第1反射
板の位置のみ350Mの場合(2)の周波数による挿入
損失を測定した。その結果を第4図に示すが、周波数5
0〜125Hzの範囲では(1)の方が(2)より大き
い減音効果を得た。
本発明によればいかなる周波数の騒音であっても走路差
を調節することによって消音ないし減音が可能であり、
また調節も容易に行えるので極めて効率よく消音ができ
、従来のアスベスト、ガラスウール等の吸音材を貼付す
る方法に比べ経済的にも有利である。
を調節することによって消音ないし減音が可能であり、
また調節も容易に行えるので極めて効率よく消音ができ
、従来のアスベスト、ガラスウール等の吸音材を貼付す
る方法に比べ経済的にも有利である。
第1図は本発明の夕°クトの一実施例の斜視図、第2図
は別の実施例の斜視図であり、第3図は第1図のダクト
を2系列にした場合の正面図(入口側)である。第4図
は周波数と挿入損失との関係を示すグラフである。
は別の実施例の斜視図であり、第3図は第1図のダクト
を2系列にした場合の正面図(入口側)である。第4図
は周波数と挿入損失との関係を示すグラフである。
Claims (4)
- (1)ダクトを2室に分割し、一室は直進部とし、他室
はガイド用仕切板と第1反射板および第2反射板を設け
、該第1反射板、第2反射板、ガイド用仕切板およびダ
クト底面とで囲まれた部分からなる反射部を有し、かつ
2室の境界壁に上記直進部に通じる開口を有することを
特徴とする反射式消音ダクト。 - (2)第1反射板および/または第2反射板がその位置
を前後にスライドさせて動かし得る構造である特許請求
の範囲第(1)項記載の反射式消音ダクト。 - (3)2室の境界壁が開口よりダクト入口側で直進部に
広くする構造である特許請求の範囲第(1)項記載の反
射式消音ダクト。 - (4)ダクトの内面に吸音材を貼付したものである特許
請求の範囲第(1)〜第(3)項記載の反射式消音ダク
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61205200A JPS6361836A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 反射式消音ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61205200A JPS6361836A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 反射式消音ダクト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6361836A true JPS6361836A (ja) | 1988-03-18 |
Family
ID=16503061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61205200A Pending JPS6361836A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | 反射式消音ダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6361836A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013250013A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Okumura Corp | 消音器 |
-
1986
- 1986-09-02 JP JP61205200A patent/JPS6361836A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013250013A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Okumura Corp | 消音器 |
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