JPS6361817B2 - - Google Patents
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- JPS6361817B2 JPS6361817B2 JP9725380A JP9725380A JPS6361817B2 JP S6361817 B2 JPS6361817 B2 JP S6361817B2 JP 9725380 A JP9725380 A JP 9725380A JP 9725380 A JP9725380 A JP 9725380A JP S6361817 B2 JPS6361817 B2 JP S6361817B2
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/46—Monitoring; Testing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は信号伝送システムに関するものであ
る。
る。
従来の信号伝送システムでは送信機と受信機と
の間で断線が生じても断線の検出ができず、断線
をチエツクするにはテスタ等で配線の導通を調べ
たり、若しくは人為的に送信データを受信機に送
り受信機で受信してデータが正しく受信されてい
るかを調べる等の作業が必要であり、断線検出の
作業に手間がかかるという問題点を有していた。
の間で断線が生じても断線の検出ができず、断線
をチエツクするにはテスタ等で配線の導通を調べ
たり、若しくは人為的に送信データを受信機に送
り受信機で受信してデータが正しく受信されてい
るかを調べる等の作業が必要であり、断線検出の
作業に手間がかかるという問題点を有していた。
本発明は上述の点に鑑み、送信回路を内蔵した
送信機並びに断線検出回路と断線表示警報回路と
受信回路とを内蔵した受信機で信号伝送システム
を構成し、その信号伝送システムに発振回路を設
けて発振回路のパルス電圧非出力時に送信回路よ
り受信回路に電圧信号を送信することにより送信
機と受信機との間に生じた断線を自動的に検出し
て警報することが可能であつて、信号伝送システ
ムの断線チエツクに手間のかからない信号伝送シ
ステムを提供するのを目的とする。
送信機並びに断線検出回路と断線表示警報回路と
受信回路とを内蔵した受信機で信号伝送システム
を構成し、その信号伝送システムに発振回路を設
けて発振回路のパルス電圧非出力時に送信回路よ
り受信回路に電圧信号を送信することにより送信
機と受信機との間に生じた断線を自動的に検出し
て警報することが可能であつて、信号伝送システ
ムの断線チエツクに手間のかからない信号伝送シ
ステムを提供するのを目的とする。
本発明を図面により詳述する。第1図は本発明
の一実施例を示している。3は送信回路2及びn
本の出力線11…1oを内蔵している送信機であつ
て、以下上記各部について説明する。送信回路2
は色々の情報を二値の電圧信号に変換して出力す
るものであり、本実施例では二値の電圧信号とし
て“VDD”V“O”Vを採用している。勿論、電
圧値“VDD”は自由に選びうるものであり、又、
便利の為、本実施例では“VDD”Vを“H”に、
“O”Vを“L”に置きかえている。但し、“O”
Vは接地レベルと同レベルとする。出力線11…
1oは上記電圧信号を送信するものであり、これ
らのn本の出力線11…1oのうち少なくとも1本
は“H”を出力するものであつて、更に出力線1
1…1oは送信回路2より送信機3外部に導出され
後述する受信機8に導入されて受信機8のn本の
各入力線41…4oと夫々対応されている。20は
送信回路駆動用の電源であつて、この電源20は
後述する発振回路4にて励磁、非励磁される送信
回路分断用のリレー42に接続されていると共
に、そのリレー42の常閉接点42aを介して送
信回路2に給電している。181…18oは一端が
前記各出力線11…1oに夫々接続され他端が一括
して接地されている限流抵抗である。
の一実施例を示している。3は送信回路2及びn
本の出力線11…1oを内蔵している送信機であつ
て、以下上記各部について説明する。送信回路2
は色々の情報を二値の電圧信号に変換して出力す
るものであり、本実施例では二値の電圧信号とし
て“VDD”V“O”Vを採用している。勿論、電
圧値“VDD”は自由に選びうるものであり、又、
便利の為、本実施例では“VDD”Vを“H”に、
“O”Vを“L”に置きかえている。但し、“O”
Vは接地レベルと同レベルとする。出力線11…
1oは上記電圧信号を送信するものであり、これ
らのn本の出力線11…1oのうち少なくとも1本
は“H”を出力するものであつて、更に出力線1
1…1oは送信回路2より送信機3外部に導出され
後述する受信機8に導入されて受信機8のn本の
各入力線41…4oと夫々対応されている。20は
送信回路駆動用の電源であつて、この電源20は
後述する発振回路4にて励磁、非励磁される送信
回路分断用のリレー42に接続されていると共
に、そのリレー42の常閉接点42aを介して送
信回路2に給電している。181…18oは一端が
前記各出力線11…1oに夫々接続され他端が一括
して接地されている限流抵抗である。
次に受信機8について説明する。21は受信機
駆動用の安定化電源であり、その出力電位は電圧
信号レベルの“H”に等しく設定されており、前
記各入力線41…4oに給電している。但し、上記
電源21の負電極は接地レベル“L”とされてい
る。又、前記各入力線41…4oの受信機8への入
力端と上記電源21との間には信号検出要素であ
るn個の発光ダイオード231…23oと安定化抵
抗221…22oとの直列回路が直列に挿入されて
いる。そして前記電源21には分圧抵抗241…
24oを介して前記発光ダイオード231…23o
とフオトカプラ251…25oを形成し常開状態に
あるフオトトランジスタ261…26oが夫々並列
に接続されており、このフオトトランジスタ26
1…26oが発光ダイオード231…23oによつて
開閉されるスイツチ要素を形成している。191
…19oは発光ダイオード231…23oと安定化
抵抗221…22oとの直列回路に夫々並列接続さ
れている分流抵抗である。7は受信回路であり、
この受信回路7は電源21によつて給電されてい
ると共に、前記n個のフオトトランジスタ261
…26oのコレクタタ出力を入力するn個の入力
端71…7oを有している。次に、断線検出回路1
2について説明する。フオトトランジスタ261
…26oの各コレクタ出力は上記のように受信回
路7に入力されると共に逆流防止用のダイオード
271…27oを介して一括にまとめられアンドゲ
ート28の第1の入力端28aに入力されている
一方、アンドゲート28の第2の入力端28bに
は後記発振回路41の出力が直接入力されている
ものであり、アンドゲート28の出力はベース抵
抗30とバイアス抵抗31を介して駆動用のトラ
ンジスタ32のベースに入力されており、駆動用
のトランジスタ32のエミツタとバイアス抵抗3
1の一端は共に接地されている。又、33はアン
ドゲート28の第1の入力端28aとアースとの
間に挿入されている別の分圧抵抗であつて、この
別の分圧抵抗33は前記分圧抵抗241…24oよ
りも十分大きな抵抗値を有している。即ち、逆流
防止用のダイオード271…27o及びアンドゲー
ト28及び駆動用のトランジスタ32及び各抵抗
30,31,33とで断線検出回路12を構成し
ている。11は前記駆動用のトランジスタ32で
駆動される断線表示警報回路であつて、ランプや
ブザーのような警報装置で構成されている。41
は前記電源21にて給電され“H”レベル及び
“L”レベルの電圧を間欠的に出力する発振回路
であつて、前述したようにこの発振回路41の出
力は直接アンドゲート28の第2の入力端28b
に入力されていると共に、ベース抵抗37及びバ
イアス抵抗38を介して分断用のトランジスタ3
9のベースに入力されている。上記トランジスタ
39のコレクタは受信機8より導出し送信機3に
導入されている信号線9に接続されており、前述
したように送信機3内の送信回路駆動用の電源2
0にリレー42を介して接続されている。一方、
上記のトランジスタ39のエミツタはバイアス抵
抗38の一端と共に接地されている。そして、上
述のように形成した送信機3と受信機8にて断線
検出回路12を具備した信号伝送システムを構成
しているのであるが、以下その特作について説明
する。信号線9及び各出力線11…1oと入力線4
1…4o間に断線がなく、しかも発振回路41がパ
ルス電圧を出力していないとすると、トランジス
タ39は非導通となりリレー42は励磁されず常
閉接点42aは閉成状態を保ち、送信回路2と電
源20とは接続状態にある。この時、送信回路2
からは前述したように“L”あるいは“H”の電
圧レベルの信号が出力され出力線11…1oのうち
少なくとも1本は“H”の電圧レベルの信号が受
信機8の入力線41…4oに入力される。例えば、
今、出力線11で“L”の電圧信号が伝送される
ならば電源21→信号検出要素である発光ダイオ
ード231→安定化抵抗221→入力線41→出力
線11→限流抵抗181と電流が流れ発光ダイオー
ド231が点灯し、スイツチ要素であるフオトト
ランジスタ261が閉成する。この時フオトトラ
ンジスタ261のコレクタ電位は“L”となり受
信回路7には入力線11と同じレベルの電圧信号
“L”が入力されるのである。逆に、例えば出力
線12の電圧信号が“H”であるならば対応する
入力線42の電圧レベルも電源21と同レベルに
あつて、発光ダイオード232には電流が流れず
従つてフオトトランジスタ26は開成状態を保
ち、受信回路7には分圧抵抗242と別の分圧抵
抗33とで分圧された電源21の電圧が入力され
る。ところが別の分圧抵抗33の抵抗値を分圧抵
抗242の抵抗値よりも十分大きくしているため
受信回路7には電源21電圧“H”が直接入力さ
れていると看做すことができる。即ち、出力線1
2と等しい電圧信号が受信回路7に入力されるの
である。上記のように発振回路41がパルス電圧
を出力せずしかも電圧信号送信時には受信回路7
に少なくとも1個は“H”の電圧が入力されるの
でアンドゲード28の第1の入力線28aにも
“H”が入力されるけれども発振回路41がパル
ス電圧を出力していないのでアンドゲート28の
第2の入力端28bは“L”となりその出力も
“L”となつてアンドゲート28はトランジスタ
33を導通せしめない。即ち、断線表示警報回路
11は駆動されないのである。次に、断線がなく
発振回路41がパルス電圧を出力しているとする
と、その出力パルス電圧によつてトランジスタ3
9が導通しリレー42が励磁されてその常閉接点
42aは開成される。すると送信回路2と電源2
0とが分断されて送信回路2は電圧信号を送信せ
ず出力線11…1oの全てが“L”となつて、電源
21→発光ダイオード231…23o→安定化抵抗
221…22o→入力線41…4o→出力線11…1o
→限流抵抗181…18oと電流が流れて全ての発
光ダイオード231…23oが点灯しスイツチ要素
である全てのフオトトランジスタ261…26oが
閉成して受信回路7の全ての入力端71…7oには
電圧信号“L”が入力され、且つ、アンドゲート
28の第1の入力端28aにも“L”が入力され
る。従つてアンドゲート28の第2の入力端28
bは“H”であるけれどもアンドゲート28の出
力は“L”となりアンドゲート28はトランジス
タ32を導通せしめないので断線表示警報回路1
1は動作しない。
駆動用の安定化電源であり、その出力電位は電圧
信号レベルの“H”に等しく設定されており、前
記各入力線41…4oに給電している。但し、上記
電源21の負電極は接地レベル“L”とされてい
る。又、前記各入力線41…4oの受信機8への入
力端と上記電源21との間には信号検出要素であ
るn個の発光ダイオード231…23oと安定化抵
抗221…22oとの直列回路が直列に挿入されて
いる。そして前記電源21には分圧抵抗241…
24oを介して前記発光ダイオード231…23o
とフオトカプラ251…25oを形成し常開状態に
あるフオトトランジスタ261…26oが夫々並列
に接続されており、このフオトトランジスタ26
1…26oが発光ダイオード231…23oによつて
開閉されるスイツチ要素を形成している。191
…19oは発光ダイオード231…23oと安定化
抵抗221…22oとの直列回路に夫々並列接続さ
れている分流抵抗である。7は受信回路であり、
この受信回路7は電源21によつて給電されてい
ると共に、前記n個のフオトトランジスタ261
…26oのコレクタタ出力を入力するn個の入力
端71…7oを有している。次に、断線検出回路1
2について説明する。フオトトランジスタ261
…26oの各コレクタ出力は上記のように受信回
路7に入力されると共に逆流防止用のダイオード
271…27oを介して一括にまとめられアンドゲ
ート28の第1の入力端28aに入力されている
一方、アンドゲート28の第2の入力端28bに
は後記発振回路41の出力が直接入力されている
ものであり、アンドゲート28の出力はベース抵
抗30とバイアス抵抗31を介して駆動用のトラ
ンジスタ32のベースに入力されており、駆動用
のトランジスタ32のエミツタとバイアス抵抗3
1の一端は共に接地されている。又、33はアン
ドゲート28の第1の入力端28aとアースとの
間に挿入されている別の分圧抵抗であつて、この
別の分圧抵抗33は前記分圧抵抗241…24oよ
りも十分大きな抵抗値を有している。即ち、逆流
防止用のダイオード271…27o及びアンドゲー
ト28及び駆動用のトランジスタ32及び各抵抗
30,31,33とで断線検出回路12を構成し
ている。11は前記駆動用のトランジスタ32で
駆動される断線表示警報回路であつて、ランプや
ブザーのような警報装置で構成されている。41
は前記電源21にて給電され“H”レベル及び
“L”レベルの電圧を間欠的に出力する発振回路
であつて、前述したようにこの発振回路41の出
力は直接アンドゲート28の第2の入力端28b
に入力されていると共に、ベース抵抗37及びバ
イアス抵抗38を介して分断用のトランジスタ3
9のベースに入力されている。上記トランジスタ
39のコレクタは受信機8より導出し送信機3に
導入されている信号線9に接続されており、前述
したように送信機3内の送信回路駆動用の電源2
0にリレー42を介して接続されている。一方、
上記のトランジスタ39のエミツタはバイアス抵
抗38の一端と共に接地されている。そして、上
述のように形成した送信機3と受信機8にて断線
検出回路12を具備した信号伝送システムを構成
しているのであるが、以下その特作について説明
する。信号線9及び各出力線11…1oと入力線4
1…4o間に断線がなく、しかも発振回路41がパ
ルス電圧を出力していないとすると、トランジス
タ39は非導通となりリレー42は励磁されず常
閉接点42aは閉成状態を保ち、送信回路2と電
源20とは接続状態にある。この時、送信回路2
からは前述したように“L”あるいは“H”の電
圧レベルの信号が出力され出力線11…1oのうち
少なくとも1本は“H”の電圧レベルの信号が受
信機8の入力線41…4oに入力される。例えば、
今、出力線11で“L”の電圧信号が伝送される
ならば電源21→信号検出要素である発光ダイオ
ード231→安定化抵抗221→入力線41→出力
線11→限流抵抗181と電流が流れ発光ダイオー
ド231が点灯し、スイツチ要素であるフオトト
ランジスタ261が閉成する。この時フオトトラ
ンジスタ261のコレクタ電位は“L”となり受
信回路7には入力線11と同じレベルの電圧信号
“L”が入力されるのである。逆に、例えば出力
線12の電圧信号が“H”であるならば対応する
入力線42の電圧レベルも電源21と同レベルに
あつて、発光ダイオード232には電流が流れず
従つてフオトトランジスタ26は開成状態を保
ち、受信回路7には分圧抵抗242と別の分圧抵
抗33とで分圧された電源21の電圧が入力され
る。ところが別の分圧抵抗33の抵抗値を分圧抵
抗242の抵抗値よりも十分大きくしているため
受信回路7には電源21電圧“H”が直接入力さ
れていると看做すことができる。即ち、出力線1
2と等しい電圧信号が受信回路7に入力されるの
である。上記のように発振回路41がパルス電圧
を出力せずしかも電圧信号送信時には受信回路7
に少なくとも1個は“H”の電圧が入力されるの
でアンドゲード28の第1の入力線28aにも
“H”が入力されるけれども発振回路41がパル
ス電圧を出力していないのでアンドゲート28の
第2の入力端28bは“L”となりその出力も
“L”となつてアンドゲート28はトランジスタ
33を導通せしめない。即ち、断線表示警報回路
11は駆動されないのである。次に、断線がなく
発振回路41がパルス電圧を出力しているとする
と、その出力パルス電圧によつてトランジスタ3
9が導通しリレー42が励磁されてその常閉接点
42aは開成される。すると送信回路2と電源2
0とが分断されて送信回路2は電圧信号を送信せ
ず出力線11…1oの全てが“L”となつて、電源
21→発光ダイオード231…23o→安定化抵抗
221…22o→入力線41…4o→出力線11…1o
→限流抵抗181…18oと電流が流れて全ての発
光ダイオード231…23oが点灯しスイツチ要素
である全てのフオトトランジスタ261…26oが
閉成して受信回路7の全ての入力端71…7oには
電圧信号“L”が入力され、且つ、アンドゲート
28の第1の入力端28aにも“L”が入力され
る。従つてアンドゲート28の第2の入力端28
bは“H”であるけれどもアンドゲート28の出
力は“L”となりアンドゲート28はトランジス
タ32を導通せしめないので断線表示警報回路1
1は動作しない。
ここで断線時の動作状態を述べる。まず、信号
線9が破断した場合発振回路41のパルス電圧出
力にかかわらずリレー42が非励磁状態を保ち、
送信回路2がリレー42の常閉接点42aを介し
て常に電源20に接続される。そして送信回路2
は少なくとも1個の“H”出力電圧信号を受信機
8に送信するので上述したのと全く同じ経路にて
アンドゲート28の第1の入力端28aには
“H”が入力される。ところが発振回路41は直
接その出力パルス電圧をアンドゲート28の第2
の入力端28bに入力しているので、アンドゲー
ト28は“H”を出力してトランジスタ32を導
通状態として断線表示警報回路11を駆動してラ
ンプを点灯したりブザーを鳴動したりして断線を
警報するのである。次に、出力線11…1oと入力
線41…4o間が断線した場合について述べる。発
振回路41が出力パルス電圧を出力すると上記と
同様に電源20と送信回路2が非接続となり、発
光ダイオード231…23oの全てが点灯するはず
である。ところが、入力線41…4oのうちいずれ
か一本(例えば、入力線41が断線しているのな
らば発光ダイオード231は点灯せず、フオトト
ランジスタ261が開成状態を保つてアンドゲー
ト28の第1の入力端28aには“H”が入力す
る。又、アンドゲート28の第2の入力端28b
に入力する発振回路41の出力パルス電圧とによ
つてアンドゲート28が“H”を出力しトランジ
スタ32を導通せしめて断線表示警報回路11を
駆動し断線を警報するのである。
線9が破断した場合発振回路41のパルス電圧出
力にかかわらずリレー42が非励磁状態を保ち、
送信回路2がリレー42の常閉接点42aを介し
て常に電源20に接続される。そして送信回路2
は少なくとも1個の“H”出力電圧信号を受信機
8に送信するので上述したのと全く同じ経路にて
アンドゲート28の第1の入力端28aには
“H”が入力される。ところが発振回路41は直
接その出力パルス電圧をアンドゲート28の第2
の入力端28bに入力しているので、アンドゲー
ト28は“H”を出力してトランジスタ32を導
通状態として断線表示警報回路11を駆動してラ
ンプを点灯したりブザーを鳴動したりして断線を
警報するのである。次に、出力線11…1oと入力
線41…4o間が断線した場合について述べる。発
振回路41が出力パルス電圧を出力すると上記と
同様に電源20と送信回路2が非接続となり、発
光ダイオード231…23oの全てが点灯するはず
である。ところが、入力線41…4oのうちいずれ
か一本(例えば、入力線41が断線しているのな
らば発光ダイオード231は点灯せず、フオトト
ランジスタ261が開成状態を保つてアンドゲー
ト28の第1の入力端28aには“H”が入力す
る。又、アンドゲート28の第2の入力端28b
に入力する発振回路41の出力パルス電圧とによ
つてアンドゲート28が“H”を出力しトランジ
スタ32を導通せしめて断線表示警報回路11を
駆動し断線を警報するのである。
第2図a〜gは上述した本実施例の各部の動作
状態を示すタイムチヤートである。即ち、同図a
は周期Tで“H”レベルのパルス電圧(“H”出
力期間T1)を出力する発振回路41の動作状態
を示している。同図bは上記発振回路41によつ
て導通・非導通とされるトランジスタ39及び発
振回路41によつて励磁・非励磁とされるリレー
42の特作状態を示し、同図c中A,Bは夫々リ
レー42の常閉接点42aの開閉状態と送信回路
2の電圧信号の出力状態を示し、同図d中C,D
は夫々発光ダイオード23の導通・非導通を示す
状態図及びフオトトランジスタ28の導通・非導
通を示す状態図、同図eはアンドゲート28の第
1の入力端28aの入力状態(但し、破線は断線
時の入力状態)を示す状態図、同図fはアンドゲ
ート28の第2の入力端28bの入力状態を示す
状態図、同図gはアンドゲート28の出力状態
(但し、破線は断線時の出力状態)を示す状態図
である。
状態を示すタイムチヤートである。即ち、同図a
は周期Tで“H”レベルのパルス電圧(“H”出
力期間T1)を出力する発振回路41の動作状態
を示している。同図bは上記発振回路41によつ
て導通・非導通とされるトランジスタ39及び発
振回路41によつて励磁・非励磁とされるリレー
42の特作状態を示し、同図c中A,Bは夫々リ
レー42の常閉接点42aの開閉状態と送信回路
2の電圧信号の出力状態を示し、同図d中C,D
は夫々発光ダイオード23の導通・非導通を示す
状態図及びフオトトランジスタ28の導通・非導
通を示す状態図、同図eはアンドゲート28の第
1の入力端28aの入力状態(但し、破線は断線
時の入力状態)を示す状態図、同図fはアンドゲ
ート28の第2の入力端28bの入力状態を示す
状態図、同図gはアンドゲート28の出力状態
(但し、破線は断線時の出力状態)を示す状態図
である。
ところで、発振回路41がパルス電圧を出力し
た際、上述したように、受信回路7には全て
“L”が入力するが、送信信号は少なくとも1つ
が“H”に設定されているので全て“L”という
電圧信号は誤信号であつて、この誤信号を受取つ
た受信回路7は誤動作する虞れがある。第3図は
上記のような誤動作を防ぐために受信回路分断用
の分断回路を設けた別の実施例であつて、この分
断回路として前記送信回路分断用のトランジスタ
39のコレクタと電源21との間に受信回路分断
用のリレー40を挿入すると共に上記リレー40
の常閉接点40aを電源21と受信回路7の給電
端子7bとの間に挿入しているものであり、発振
回路41のパルス電圧出力時に送信回路2に同期
して受信回路7も電源21と分断するものであ
る。尚、別の実施例において信号検出要素として
発光ダイオード231…23oの代りにリレー35
1…35oを、スイツチ要素としてフオトトランジ
スタ261…26oの代りにリレー351…35oの
常開接点35a1…35aoを用いているが動作はフ
オトカプラ251…25oと全く同様である。
た際、上述したように、受信回路7には全て
“L”が入力するが、送信信号は少なくとも1つ
が“H”に設定されているので全て“L”という
電圧信号は誤信号であつて、この誤信号を受取つ
た受信回路7は誤動作する虞れがある。第3図は
上記のような誤動作を防ぐために受信回路分断用
の分断回路を設けた別の実施例であつて、この分
断回路として前記送信回路分断用のトランジスタ
39のコレクタと電源21との間に受信回路分断
用のリレー40を挿入すると共に上記リレー40
の常閉接点40aを電源21と受信回路7の給電
端子7bとの間に挿入しているものであり、発振
回路41のパルス電圧出力時に送信回路2に同期
して受信回路7も電源21と分断するものであ
る。尚、別の実施例において信号検出要素として
発光ダイオード231…23oの代りにリレー35
1…35oを、スイツチ要素としてフオトトランジ
スタ261…26oの代りにリレー351…35oの
常開接点35a1…35aoを用いているが動作はフ
オトカプラ251…25oと全く同様である。
本発明は上述のように構成した信号伝送システ
ムであつて、出力パルス電圧を間欠的に出力する
発振回路を受信機に具備するとともに、送信機に
前記発振回路からの出力パルス電圧を信号線を通
じて入力して送信回路を間欠的に導通させる手段
を設け、前記スイツチ要素の出力電圧信号の論理
和演算を行つてこの演算出力と前記発振回路の出
力パルス電圧とのアンドを取つてそのアンド出力
により断線表示警報回路を駆動する断線検出回路
を前記受信機に設けてあるので、信号線の断線時
に電圧信号送信の際に送信回路の少くとも一本の
出力線より出力されて受信回路に入力される所定
の電圧信号及び発振回路の出力パルス電圧とのア
ンドを取つて断線表示警報回路を駆動して断線を
警報することができ、その上、出力線の断線時に
は断線した入力線に発生する受信回路への入力電
圧信号及び発振回路の出力パルス電圧のアンドを
取つて断線表示警報回路を駆動して断線を警報す
ることができ、受信機と送信機間の断線がテスタ
等で導通をチエツクしたり送信機より検査信号を
送信して受信機にて確認したりする必要がなく簡
単に突確認することができるという効果を奏す
る。
ムであつて、出力パルス電圧を間欠的に出力する
発振回路を受信機に具備するとともに、送信機に
前記発振回路からの出力パルス電圧を信号線を通
じて入力して送信回路を間欠的に導通させる手段
を設け、前記スイツチ要素の出力電圧信号の論理
和演算を行つてこの演算出力と前記発振回路の出
力パルス電圧とのアンドを取つてそのアンド出力
により断線表示警報回路を駆動する断線検出回路
を前記受信機に設けてあるので、信号線の断線時
に電圧信号送信の際に送信回路の少くとも一本の
出力線より出力されて受信回路に入力される所定
の電圧信号及び発振回路の出力パルス電圧とのア
ンドを取つて断線表示警報回路を駆動して断線を
警報することができ、その上、出力線の断線時に
は断線した入力線に発生する受信回路への入力電
圧信号及び発振回路の出力パルス電圧のアンドを
取つて断線表示警報回路を駆動して断線を警報す
ることができ、受信機と送信機間の断線がテスタ
等で導通をチエツクしたり送信機より検査信号を
送信して受信機にて確認したりする必要がなく簡
単に突確認することができるという効果を奏す
る。
第1図は本発明の一実施例の具体回路図、第2
図a〜gは同上の各部の動作状態を示すタイムチ
ヤート、第3図は同上の別の実施例の具体回路図
であつて、1は出力線、2は送信回路、3は送信
機、4は入力線、7は受信回路、8は受信機、1
0は信号検出回路、11は断線表示警報回路、1
2は断線検出回路、41は発振回路である。
図a〜gは同上の各部の動作状態を示すタイムチ
ヤート、第3図は同上の別の実施例の具体回路図
であつて、1は出力線、2は送信回路、3は送信
機、4は入力線、7は受信回路、8は受信機、1
0は信号検出回路、11は断線表示警報回路、1
2は断線検出回路、41は発振回路である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 情報を“H”、L”の二値の電圧信号に変換
して複数本の出力線で送信し且つ同時に送信され
る電圧信号の内必ず“H”の電圧信号が含まれる
ように設定する送信回路を内蔵せる送信機と、上
記出力線に対応する入力線に夫々直列に挿入され
る複数個の信号検出要素及び信号検出要素に夫々
対応して開閉され前記送信回路の送信信号に対応
する電圧信号を出力する複数個のスイツチ要素及
びスイツチ要素の送信する複数個の出力電圧信号
が入力される受信回路を夫々内蔵せる受信機とで
構成される信号伝送システムであつて、出力パル
ス電圧を間欠的に出力する発振回路を受信機に具
備するとともに、送信機に前記発振回路からの出
力パルス電圧を信号線を通じて入力して送信回路
を間欠的に導通させる手段を設け、前記スイツチ
要素の出力電圧信号の論理和演算を行つてこの演
算出力と前記発振回路の出力パルス電圧とのアン
ドを取つてそのアンド出力により断線表示警報回
路を駆動する断線検出回路を前記受信機に設けて
成ることを特徴とする信号伝送システム。 2 発振回路のパルス電圧出力時には受信回路を
受信回路駆動用の電源から分断し、発振回路のパ
ルス電圧非出力時には受信回路を上記電源と接続
する分断回路を具備して成ることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の信号伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9725380A JPS5723351A (en) | 1980-07-15 | 1980-07-15 | Signal transmission system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9725380A JPS5723351A (en) | 1980-07-15 | 1980-07-15 | Signal transmission system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5723351A JPS5723351A (en) | 1982-02-06 |
JPS6361817B2 true JPS6361817B2 (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=14187393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9725380A Granted JPS5723351A (en) | 1980-07-15 | 1980-07-15 | Signal transmission system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5723351A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247912A (ja) * | 1988-08-08 | 1990-02-16 | Fuji Facom Corp | フィルタ |
-
1980
- 1980-07-15 JP JP9725380A patent/JPS5723351A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247912A (ja) * | 1988-08-08 | 1990-02-16 | Fuji Facom Corp | フィルタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5723351A (en) | 1982-02-06 |
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