JP2003099869A - 火災報知システム、火災感知器、火災受信機及び中継器 - Google Patents
火災報知システム、火災感知器、火災受信機及び中継器Info
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Abstract
の固有アドレスを特定できるようにし、火災発生場所の
特定時間の短縮化を図る。 【解決手段】 火災感知器13の各々に設けられ、火災
感知時に、感知器回線の電流値を所定時間、所定の値に
維持すると共に、前記所定時間の経過後に該電流値を当
該火災感知器13の固有アドレス情報で変調する電流変
調手段(47〜49)と、火災受信機10に設けられ、
前記感知器回線の電流値が所定時間、所定の値に維持さ
れているか否かを判定して火災発報を検知すると共に、
前記所定時間経過後の電流値の変調状態から火災を発報
した火災感知器の固有アドレスを特定するアドレス特定
手段(22、23、24、27_1〜27_n)とを備
える。
Description
ム、火災感知器、火災受信機及び中継器に関する。詳し
くは、建造物の各所に設けられた火災感知器と、それら
火災感知器からの火災報知信号を受信する火災受信機と
を含む火災報知システム、火災感知器、火災受信機及び
中継器に関する。
Typeの頭文字)型火災報知システムの構成図であ
る。この火災報知システムは、建造物の各所に設けられ
た多数の火災感知器1からの信号線を感知器回線(L
1、L2、・・・・、Ln)ごとにとりまとめて火災受信機
2に取り込み、火災受信機2で火災感知器1の動作を集
中監視する。
は、火災感知器1の単位ではなく、いくつかの火災感知
器1を束ねた感知器回線単位であり、火災受信機2は、
ある火災感知器1が動作した場合、その火災感知器1を
含む感知器回線(たとえば、L1)に割り当てられたエ
リアを火災発生場所として表示する。
きるだけピンポイントで行うことが報知精度の点で望ま
しく、本件出願人はその点を考慮した「火災報知システ
ム」(特願平11−366915/平成11年12月2
4日)を先に提案している。
(火災受信機に相当)から引き出された感知器回線に複
数の火災感知器を接続し、回線(L1〜Lnに相当)単
位に火災感知器からの発報信号を受信して警報する火災
報知システムにおいて、(1)前記受信機側に設けら
れ、火災発報を検知した際に、発報回線に検索信号を送
出して発報した火災感知器を検索する発報検索部と、
(2)前記火災感知器の各々に設けられ、火災発報状態
で前記発報検索部からの検索信号を判別した際に、検索
応答信号を返送する検索応答部と、を備えるというもの
である。
からの発報信号を受信すると、警報を発すると共に発報
回線に検索信号を送出し、一方、火災発報状態にある火
災感知器は、火災受信機からの検索信号を受信すると、
検索応答信号を返送するという、いわゆる「質問−応答
型」の火災報知システムを構築することができる。
知器が応答を返したかを判別することにより、火災発生
場所の特定を火災感知器単位にピンポイントで行うこと
ができ、報知精度の格段の向上を図ることができるとい
う優れたメリットが得られる。
提案の発明に係る火災報知システムにあっては、火災受
信機側に「発報検索部」を備えると共に、火災感知器側
に「検索応答部」を備え、これら発報検索部と検索応答
部との間で「質問−応答型」の火災報知システムを構築
する仕組みとなっているが、質問と応答が半二重(一つ
の伝送路を用いて送信と受信を切り替えながら行う通信
方法)で行われているために、回線数nが増えるほど、
そのnの値に比例して、火災発生場所の特定時間が増加
するという問題点がある。また、このような火災報知シ
ステムでは、発報した感知器を特定するために、受信機
の信号に応答することができる専用の回路を組み込んだ
感知器に交換する必要がある。したがって、既存のシス
テムをそのまま利用して、発報した感知器を特定できる
ようにシステムアップすることができないため、コスト
がかかるという問題点がある。
信号を受信すると、回線数にかかわらず速やかにその火
災感知器の固有アドレスを特定できるようにし、以て、
火災発生場所の特定時間の短縮化を図ることを目的とす
る。また、専用回路を組み込んだ感知器に交換しなくて
も、発報した感知器を特定できるようにシステムアップ
することを目的とする。
ステムは、火災受信機から引き出された感知器回線に複
数の火災感知器を接続し、回線単位に火災感知器からの
発報信号を受信して警報する火災報知システムにおい
て、前記火災感知器の各々に設けられ、火災感知時に、
感知器回線の電流値を所定時間、所定の値に維持すると
共に、前記所定時間の経過後に該電流値を当該火災感知
器の固有アドレス情報で変調する電流変調手段と、前記
火災受信機に設けられ、前記感知器回線の電流値が所定
時間、所定の値に維持されているか否かを判定して火災
発報を検知すると共に、前記所定時間経過後の電流値の
変調状態から火災を発報した火災感知器の固有アドレス
を特定するアドレス特定手段とを備えたことを特徴とす
る。
の電流値が所定時間、所定の値に維持されると共に、前
記所定時間の経過後に該電流値が当該火災感知器の固有
アドレス情報で変調される。そして、火災受信機におい
て、前記感知器回線の電流値が所定時間、所定の値に維
持されているか否かを判定して火災発報が検知されると
共に、前記所定時間経過後の電流値の変調状態から火災
を発報した火災感知器の固有アドレスが特定される。
ら引き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続
し、回線単位に火災感知器からの発報信号を受信して警
報する火災報知システムに用いられる火災感知器であっ
て、火災感知時に、感知器回線の電流値を所定時間、所
定の値に維持すると共に、前記所定時間の経過後に該電
流値を当該火災感知器の固有アドレス情報で変調する電
流変調手段を備えたことを特徴とする。
ら引き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続
し、回線単位に火災感知器からの発報信号を受信して警
報する火災報知システムに用いられる火災受信機であっ
て、前記感知器回線の電流値が所定時間、所定の値に維
持されているか否かを判定して火災発報を検知すると共
に、前記所定時間経過後の電流値の変調状態から火災を
発報した火災感知器の固有アドレスを特定するアドレス
特定手段を備えたことを特徴とする。
き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続し、回
線単位に火災感知器からの発報信号を受信して警報する
火災報知システムに用いられる中継器であって、該中継
器は、火災感知器で火災を感知した際に、感知器回線の
電流値を所定時間、所定の値に維持すると共に、前記所
定時間の経過後に該電流値を当該火災感知器の固有アド
レス情報で変調する電流変調手段を備えたことを特徴と
する。
型火災報知システム(以下、単に「火災報知システム」
という。)を例にして、図面を参照しながら説明する。
概念的なシステム構成図である。この図において、火災
受信機10からは、n個(図では便宜的にn=4)の感
知器回線12a〜12dが引き出されている。感知器回
線12a〜12dはそれぞれ後述するように2線式の構
成(L線とC線のペア構成)であり、各々の感知器回線
12a〜12dには、任意数の火災感知器13が並列接
続されると共に、感知器回線12a〜12dの各端末
は、抵抗14で終端されている。
災を検出したときに、接続された感知器回線を短絡(L
線とC線の間を短絡)状態とするものであり、実際の火
災感知器13としては、たとえば、感知器回線12aに
ついて代表的に示すように、光電式煙感知器13a、サ
ーミスタ式熱感知器13b、差動式感知器13c、定温
式感知器13dなど、様々なタイプの火災感知器を使用
することができる。
5に、各種の表示ランプや操作ボタンなどを配置して構
成されている。たとえば、図示の例では、火災発生時に
点灯する火災代表灯16や火災発生場所を表示する地区
表示部17及び操作部18並びに音響出力部19などが
設けられているほか、小扉20の内側に保守点検用の操
作表示部21が設けられている。
3の電気的構成図である。火災受信機10は、受信制御
部22や回線選択部23などを含む中央制御部24、フ
ロントパネル15、移報出力部25、メモリ26、n個
の電流検出部(以下、第1電流検出部27_1〜第n電
流検出部27_n)などを備えて構成されている。ここ
に、受信制御部22、回線選択部23、中央制御部24
及び第1〜第n電流検出部27_1〜27_nは、一体
として、発明の要旨に記載のアドレス特定手段として機
能する。
または感知器が火災状態であることを検出部で検出した
とき、接点、電圧若しくは電流の変化で外部機器(たと
えば、副表示盤等)に対して、その情報(移報という)
を出力するものである。移報は代表の出力だけでなく回
線ごとあるいは指定の感知器の出力も可能である。ま
た、メモリ26は、中央制御部24の動作ソフトを格納
するマスクロムやフラッシュロムなどである。動作履歴
や出荷時の品質管理情報を書き込むこともできる。
電流検出部27_1〜第n電流検出部27_nのそれぞ
れから引き出された感知器回線(説明の都合上、12a
〜12cの三つとする)のL線とC線に、任意数(便宜
的にm個、すなわちNo.1〜No.m)の火災感知器
13を接続すると共に、各感知器回線12a〜12cの
L線とC線の端末に終端のための抵抗14を接続する。
27_nは、中央制御部24のタイムシェアリング制御
(後述)により、それぞれ所定の時間ごとに時分割動作
し、各々に接続された感知器回線のL線とC線の間に流
れる電流の大きさを検出する。
1のタイムシェアリング期間で感知器回線12aのL線
とC線の間に流れる電流の大きさを検出し、第2電流検
出部27_2は、第2のタイムシェアリング期間で感知
器回線12bのL線とC線の間に流れる電流の大きさを
検出し、第n電流検出部27_nは、第nのタイムシェ
アリング期間で感知器回線12cのL線とC線の間に流
れる電流の大きさを検出し、いずれもその計測信号を、
各々のタイムシェアリング期間において中央制御部24
に出力する。
動作を制御するものである。その具体的な構成は、設計
容易性や改修容易性などの点で、一般にマイクロプロセ
ッサを主たる要素とする、いわゆるマイクロプログラム
制御方式で設計されることが多いが、本発明の技術思想
においては、その実施形態に限定されない。たとえば、
ハードロジックで設計されたものであってもよい。
ントパネル15や移報出力部25の動作制御機能であ
り、第二の機能は火災発報の検出制御機能、その火災発
報位置の火災感知器単位の判定制御、及び、第1電流検
出部27_1〜第n電流検出部27_nのタイムシェア
リング制御機能である。
は、第二の機能を模式的に表した概念ブロックである。
すなわち、受信制御部22は、第1電流検出部27_1
〜第n電流検出部27_nからの計測信号に基づいて火
災の発報を検出し、その火災発報位置を火災感知器13
の単位に判定するものであり、また、回線選択部23
は、第1電流検出部27_1〜第n電流検出部27_n
のタイムシェアリング動作を制御するものである。
流検出部(第1電流検出部27_1〜第n電流検出部2
7_n)の回路構成を示す図である。なお、図示の回路
構成は、実施の形態の動作を説明する上でのあくまでも
例示に過ぎず、この回路構成をもって、本発明の技術思
想の外縁を把握してはならない。
n電流検出部27_n)は、いずれも同一の構成を有し
ており、代表として、第1の電流検出部27_1を説明
すると、第1の電流検出部27_1は、感知器回線接続
用の二つの端子(L1、C1)、電流検出回路30、及
び、スイッチング回路31を備え、それら各部の詳細
は、以下のとおりである。
のL線が接続され、C1端子には感知器回線12aのC
線が接続される。C1端子は共通電位(コモン電位;図
では接地電位)に接続されており、電流検出回路30
は、二つの端子(L1、C1)の間に流れる電流に比例
した電流を検出し、スイッチング回路31は、電流検出
回路30で検出した電流を所定のタイムシェアリング期
間に計測信号として中央制御部24に出力する。
つの抵抗素子30a〜30d、オペアンプ30e及びト
ランジスタ30fを備え、L1端子と+24V電源との
間に抵抗素子30a、30bを直列挿入し、それらの抵
抗素子30a、30bの接続点をオペアンプ30eの反
転入力(−入力)に接続し、+24V電源を抵抗素子3
0cを介してオペアンプの非反転入力(+入力)に接続
し、オペアンプ30eの出力をトランジスタ30fのベ
ースに接続し、オペアンプ30eの非反転入力をトラン
ジスタ30fのエミッタに接続して構成されている。
抗素子31a、31b、31c及び二つのトランジスタ
31d、31eを備え、トランジスタ31dのコレクタ
−ベース間に抵抗素子31aを接続し、トランジスタ3
1dのエミッタを、電流検出回路30のトランジスタ3
0fのコレクタに接続し、トランジスタ31dのベース
を抵抗素子31bを介してトランジスタ31eのコレク
タに接続するとともに、エミッタを共通電位に接続した
トランジスタ31eのベースに、抵抗素子31cを介し
て中央制御部24(の回線選択部23)からのタイムシ
ェアリング信号(T1)を印加し、トランジスタ31d
のコレクタを中央制御部24(の受信制御部22)に設
けられた負荷抵抗22aを介して共通電位に接続して構
成されている。
27_1のタイムシェアリング信号、“T2”は第2電
流検出部27_2のタイムシェアリング信号、“Tn”
は第n電流検出部27_nのタイムシェアリング信号で
あり、“SI”は負荷抵抗22aの両端から取り出され
る電流−電圧変換信号である。
路31のトランジスタ31d、31eは、タイムシェア
リング信号T1の電位を切り換えることにより、オン/
オフ変化する。以下、便宜的にトランジスタ31d、3
1eがオンになるときのタイムシェアリング信号T1の
電位状態を「アクティブ」ということにすると、このア
クティブ状態においては、電流検出回路30のトランジ
スタ30fのコレクタは、中央制御部24(の受信制御
部22)に設けられた負荷抵抗22aを介して共通電位
に接続された状態にある。
トランジスタ30fのコレクタ電流icは、二つの入力
抵抗(抵抗素子30a、30c)の抵抗比に従って正確
に制御される。すなわち、+24V電源から感知器回線
12aに流れ込む電流をiaとし、且つ、オペアンプ3
0eの二つの入力抵抗(抵抗素子30a、30c)の抵
抗比をAとすると、ic=ia/Aとなり、たとえば、
抵抗素子30aを100Ω、抵抗素子30cを10kΩ
とすると、抵抗比Aは1/100になるから、ic=i
a/100となり、タイムシェアリング信号T1のアク
ティブ期間においては、中央制御部24の負荷抵抗22
aに、+24V電源から感知器回線12aに流れ込む電
流iaを正確に1/100にした電流icを流すことが
できる。
10kΩとすると、その負荷抵抗22aの両端から取り
出される電流−電圧変換信号SIの値は、10kΩ×i
cとなるから、たとえば、ia=35mAのとき、SI
=10kΩ×ic=10kΩ×(35mA/100)=
3.5Vとなる。
概念図である。図中模式化して示す多接点スイッチ32
は、第1電流検出部27_1〜第n電流検出部27_n
のn個のスイッチ回路31をまとめたものである。この
多接点スイッチ32は、図4(b)に示すタイムシェア
リング信号T1〜Tnの巡回的なアクティブ動作(1サ
イクルを単位に繰り返す)に従って接点を順次に閉じて
いくものであり、負荷抵抗22aには、上記のアクティ
ブ動作に伴って、L1回線のic、L2回線のic、・・
・・、Ln回線のicが順次に流れ込み、それを1サイク
ルとして延々と繰り返すという作用が得られ、その結
果、タイムシェアリング期間ごとに感知回線(L1〜L
n)ごとのSIを取り出すことができる。
Aのときに3.5Vとなるが、本実施の形態において
は、詳細は後述するが、iaは上記の35mAのほか
に、2.4mAと10mAの合計三種類の値をとる。こ
のため、SIは、3.5V(ia=35mAのとき)、
0.24V(ia=0.24mAのとき)及び1.0V
(ia=10mAのとき)の三種類の値をとる。なお、
言うまでもなく、これらの電流値(2.4mA、10m
A及び35mA)は説明のための便宜値である。
ロック図である。図示の火災感知器13は、たとえば、
煙感知器を例にすると、ケース40に煙感知窓41を形
成すると共に、火災発報表示用の発光素子42を取り付
けて構成されている。ケース40の内部には、ノイズ吸
収回路/整流回路44、電源部45、検出回路46、ア
ドレス設定部47、変調信号発生部48、及び、電流変
調部49が設けられており、これら各部はそれぞれ以下
の機能を有する。
感知器回線(便宜的に12a)を介して火災受信機10
から供給される感知電流(定常時2.4mA、火災発生
時35mA/10mA)のノイズ成分を取り除き、その
電流を整流する回路である。
44より取り出された感知電流から検知回路46及び変
調信号発生部48の動作に必要な内部電源電圧を発生す
る回路である。
の濃度を測定して所定値以上の濃度を検知した場合に変
調信号発生部48の動作を起動するための起動信号を発
生する回路である。
火災報知システムを構成する各々の火災感知器13に固
有の識別情報(アドレス情報という)を設定するための
回路であり、このアドレス設定部47は、以下の変調信
号発生部48及び電流変調部49と共に、発明の要旨に
記載の電流変調手段として機能する。
の起動信号に応答して所定の変調信号を発生する回路で
ある。変調信号の詳細は後述するが、火災発報の情報
と、アドレス設定部47に設定されたアドレス情報とを
含む信号である。
らの変調信号で感知電流を変調する回路である。この回
路の働きにより、定常時(非火災時)に2.4mAであ
った感知電流が、火災発生時に35mAと10mAの二
値論理で振幅変調され、その変調波形が火災受信機10
に伝えられる。
る。なお、(a)は比較のために示す従来の感知電流波
形、(b)は本実施形態の感知電流波形である。まず、
従来波形を説明すると、非火災発生時の定常時の電流値
は2.4mAであり、火災発生時に35mAへと増大す
る。火災受信機はこの感知電流の増大変化を検出して火
災発報と判定する。
は、定常時に2.4mA、火災感知時に35mAへと増
大変化する点で従来と同様であるが、感知電流の35m
A増大期間Kaの長さが所定時間taとなっている点、
その35mA増大期間Kaの経過後に所定の振幅変調期
間Kbに移行する点、及び、35mA増大期間Kaと振
幅変調期間Kbとを1単位にして、それを繰り返す点で
相違する。
おける火災受信機10の動作概要を示すタイムチャート
である。(a)は定常時のic、サンプリングクロック
CK及びそのサンプリングクロックCKを適用してSI
(icを電圧変換した値)を二値化したディジタル信号
波形DSを示している。(a)の場合(定常時)、ic
=2.4mAであるから、先に説明したとおり、SIは
0.24Vとなり、二値化のためのしきい値を、たとえ
ば、1.0Vを若干上回る値としておけば、DSは0V
(CKのタイミングごとに論理0)を維持する。
リングクロックCK及びそのサンプリングクロックCK
を適用してSI(icを電圧変換した値)を二値化した
ディジタル信号波形DSを示している。(b)の場合
(火災発生時)、icは35mA増大期間Kaと振幅変
調期間Kbの組み合わせで構成され、振幅変調期間Kb
は論理1(35mA)と論理0(10mA)の組み合わ
せで構成されるから、上記のしきい値を適用してSI
(icを電圧変換した値)をサンプリングクロックCK
ごとに二値化することにより、図示のディジタル信号波
形DSを得ることができる。たとえば、図示のDSは、
35mA増大期間Kaで「111111111」(9個
の論理1系列)となっており、また、振幅変調期間Kb
で「0100010」となっている。ここで、振幅変調
期間Kbの信号系列「0100010」は、最初の2ビ
ット(「01」)がヘッダ部であり、残りの5ビットが
感知器アドレス(火災感知器13のアドレス設定部47
で設定されたアドレス)の情報部である。
によれば、35mA増大期間Kaの継続時間(ta)の
間に9個の論理1系列が得られた場合に火災の発報を検
知することができ、且つ、ヘッダ部に続く5ビットの情
報部から発報した感知器の固有アドレスを知ることがで
きる。たとえば、図示の例では、ヘッダ部に続く5ビッ
トの情報部が「00010」となっているたため、これ
を10進数変換して「2」、すなわち、アドレス番号2
が付与された火災感知器13からの発報であることを火
災受信機10で知ることができる。
その火災感知器13における動作フローチャートを示す
ように、定常時(非火災発生時)にはLC間電流を2.
4mAに維持し(ステップS11)、火災を検出すると
(ステップS12)、まず、LC間電流を35mAに増
大(ステップS13)させて、その35mA増大期間K
aを所定時間(ta)維持(ステップS14)した後、
アドレス設定部47に設定されているアドレス情報を基
に、LC間電流を振幅変調(論理1=35mA、論理0
=10mA)すると共に(ステップS15)、35mA
増大期間Kaの維持と変調動作とを繰り返す。
動作フローチャートを示すように、LC間電流が2.4
mA以上(正確には10mA+α以上;αはマージン)
であるか否かを判定し(ステップS21)、その判定結
果が“YES”の場合で、且つ、そのYES状態が所定
時間(ta)継続する場合に(ステップS22)、火災
の発報を検知すると共に、LC間電流の変調情報からア
ドレス情報を抽出する(ステップS23)。
からのLC間電流の変調を火災受信機側で検出する火災
報知システムを構成することにより、火災発生場所の特
定をピンポイント(火災感知器13の位置)で行うこと
ができる。
した従来例のような半二重の「質問−応答型」ではな
く、一方向型、詳しくは、35mA増大期間Kaと所定
の振幅変調期間Kbとを対にして火災受信機10に一緒
に送り付ける方式であるため、火災受信機10における
火災発報の検知から感知器アドレスの特定までの所要時
間は、最短で35mA増大期間Kaと所定の振幅変調期
間Kbとの合計時間に短縮することができ、しかも、そ
の時間は感知器回線(L1〜Ln)の数nに全く影響さ
れないから、火災報知システムの大小規模に係わらず、
上記の時間短縮効果を支障なく得ることができるという
格別有益な効果が得られるのである。
感知器13それ自体にアドレス発生機能を搭載した例を
示したが、本発明の技術思想はこの実施態様に限定され
ない。たとえば、火災感知器の分離可能なベース部にア
ドレス発生機能を実装してもよい。
離型の火災感知器の外観図及びベース部の回路ブロック
図である。図10(a)において、火災感知器51は、
煙感知窓41から煙が流入したことを散乱光方式により
検出する検知部15−1と、散乱光量を煙濃度信号に変
換して出力する回路基板15−2とを有する本体部53
と、アドレス発生機能を有するアドレス送信回路54と
発報表示灯60を備えたベース部55とからなり、本体
部53をベース部55に組み付けると、回路基板15−
2とアドレス送信回路54との間が電気的に接続される
ようになっている。図10(b)に示す回路ブロック図
は、本体部53(の回路基板15−2)とアドレス送信
回路54との間が電気的に接続された状態を表してい
る。
源部56、アドレス設定部57、変調信号発生部58及
び電流変調部59を備えており、また、ベース部55の
一部に発報表示灯60(図5の発光素子42に相当)を
備えており、これら各部はそれぞれ以下の機能を有す
る。
2のL´C´端子間の短絡動作(火災検知動作)を検出
し、その検出時に変調信号発生部58の動作に必要な内
部電源電圧を発生する回路である。
火災報知システムを構成する各々の火災感知器51に固
有の識別情報(アドレス情報)を設定するための回路で
あり、このアドレス設定部57は、以下の変調信号発生
部58及び電流変調部59と共に、発明の要旨に記載の
電流変調手段として機能する。
の変調信号を発生する回路である。変調信号の詳細は、
先に説明したとおり、火災発報の情報と、アドレス設定
部57に設定されたアドレス情報とを含む信号である。
らの変調信号で感知電流(LC端子間に流れる電流)を
変調する回路である。この回路の働きにより、定常時
(非火災時)に2.4mAであった感知電流が、火災発
生時に35mAと10mAの二値論理で変調され、その
変調波形が火災受信機10に伝えられる。
同様の効果を得ることができる上、さらに、本体部53
とベース部55とを分離し、そのベース部55にアドレ
ス発生機能を有するアドレス送信回路54を実装したか
ら、このベース部55をあたかも中継器のように取り扱
うことができ、たとえば、ベース部55を通常の火災感
知器(LC端子間の短絡機能のみを有する火災感知器)
に適用した場合、既存資産(通常の火災感知器)を有効
に活用できるという格別の効果が得られる。
部55を実質的な中継器としてもよい。すなわち、図1
0(a)のような形状のベース部55とせずに、アドレ
ス送信回路54を単なるアドレス発生機器、たとえば、
LC端子間の短絡機能のみを有する火災感知器からの信
号線(L線とC線)を接続するための端子と、火災受信
機10からの信号線(L線とC線)を接続するための端
子とを有する任意形状の機器であって、且つ、その機器
内に固有のアドレスを発生させるための回路(アドレス
送信回路54)を実装したものとしてもよい。このよう
にすると、たとえば、すでに火災感知器を設置済みの建
造物等において、本実施の形態のアドレス発生機器を、
上記火災感知器51の近傍に設置するだけで、既存の火
災感知器を交換することなく、容易に本実施の形態に係
る火災報知システムを構築することができる。
を意図して改良した、図10のアドレス送信回路54の
要部(発報検出及び電源部56)構成図である。この改
良例は、火災検知時のみに変調信号発生部58を動作さ
せるようにし、それによって省電力化を図るようにした
ものである。すなわち、図示の発報検出及び電源部56
は、短絡検知部56a、スイッチ部56b及び定電圧部
56cを有しており、短絡検出部56aでL´C´端子
間の短絡を検出したときにスイッチ部56bをオン状態
にして、定電圧部56cに、L端子を介して流れ込む感
知電流を供給し、変調信号発生部59の動作電圧を発生
するようにしたものである。これによれば、短絡検出部
56aでL´C´端子間の短絡を検出していない間、す
なわち、定常時(非火災検出時)においては、スイッチ
部56bがオフ状態を維持し、定電圧部56cで電力が
消費されないため、低電力化を図ることができる。
スイッチングデバイスを使用するかは設計の範疇である
が、たとえば、図11(b)に図記号を示すサイリスタ
(トランジスタにさらにもう一つPN接合を付けた、P
NPNの4層からなる素子)を使用することができる。
周知のとおり、サイリスタはアノード電極(A)、カソ
ード電極(K)及びゲート電極(G)を有する三端子デ
バイスであって、ゲート電位によってアノード−カソー
ド間をオフ状態からオン状態へとスイッチさせることが
できるものであるが、一度オン状態にスイッチした後
は、ゲート電位はまったく関与しなくなるため、オン状
態をそのまま維持させるためには、アノード−カソード
間にある程度の電流を流し続けておく必要がある。先に
説明した振幅変調期間Kbの論理0レベル(10mA)
は、この維持電流に相当するものである。したがって、
そのような維持電流を必要としないスイッチングデバイ
スを用いる場合は、振幅変調期間Kbの論理0レベルを
10mAに限定する必然性はなく、たとえば、定常時の
感知電流レベル(2.4mA)であってもよい。
感知器を用いて行ったが、火災を検知した際に、接続さ
れた感知器回線を短絡して低インピーダンスにするもの
であれば、感知器の種類を問わない。すなわち、いわゆ
る機械式の定温熱感知器や、差動式熱感知器であって
も、本発明のアドレス送信回路を用いることによって、
発報した感知器のアドレスを確認できることは言うまで
もない。
回線の電流値が所定時間(たとえば、ta)、所定の値
(たとえば、34mA)に維持されると共に、前記所定
時間の経過後に該電流値が当該火災感知器の固有アドレ
ス情報で変調される。そして、火災受信機において、前
記感知器回線の電流値が所定時間、所定の値に維持され
ているか否かを判定して火災発報が検知されると共に、
前記所定時間経過後の電流値の変調状態から火災を発報
した火災感知器の固有アドレスが特定される。
の火災発報情報の伝達と固有アドレス情報の伝達が対に
なってほぼ同時に行われるから、回線数にかかわらず、
速やかにその火災感知器の固有アドレスを特定すること
ができ、火災発生場所の特定時間の短縮化を図ることが
できる。
テム構成図である。
成図である。
1電流検出部27_1〜第n電流検出部27_n)の回
路構成を示す図である。
る。
信機10の動作概要を示すタイムチャートである。
示す図である。
示す図である。
ース部の回路ブロック図である。
のアドレス送信回路54の要部(発報検出及び電源部5
6)構成図である。
ス特定手段) 47 アドレス設定部(電流変調手段) 48 変調信号発生部(電流変調手段) 49 電流変調部(電流変調手段) 51 火災感知器 55 ベース部(中継器) 57 アドレス設定部(電流変調手段) 58 変調信号発生部(電流変調手段) 59 電流変調部(電流変調手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 火災受信機から引き出された感知器回線
に複数の火災感知器を接続し、回線単位に火災感知器か
らの発報信号を受信して警報する火災報知システムにお
いて、 前記火災感知器の各々に設けられ、火災感知時に、感知
器回線の電流値を所定時間、所定の値に維持すると共
に、前記所定時間の経過後に該電流値を当該火災感知器
の固有アドレス情報で変調する電流変調手段と、 前記火災受信機に設けられ、前記感知器回線の電流値が
所定時間、所定の値に維持されているか否かを判定して
火災発報を検知すると共に、前記所定時間経過後の電流
値の変調状態から火災を発報した火災感知器の固有アド
レスを特定するアドレス特定手段とを備えたことを特徴
とする火災報知システム。 - 【請求項2】 火災受信機から引き出された感知器回線
に複数の火災感知器を接続し、回線単位に火災感知器か
らの発報信号を受信して警報する火災報知システムに用
いられる火災感知器であって、 火災感知時に、感知器回線の電流値を所定時間、所定の
値に維持すると共に、前記所定時間の経過後に該電流値
を当該火災感知器の固有アドレス情報で変調する電流変
調手段を備えたことを特徴とする火災感知器。 - 【請求項3】 火災受信機から引き出された感知器回線
に複数の火災感知器を接続し、回線単位に火災感知器か
らの発報信号を受信して警報する火災報知システムに用
いられる火災受信機であって、 前記感知器回線の電流値が所定時間、所定の値に維持さ
れているか否かを判定して火災発報を検知すると共に、
前記所定時間経過後の電流値の変調状態から火災を発報
した火災感知器の固有アドレスを特定するアドレス特定
手段を備えたことを特徴とする火災受信機。 - 【請求項4】 火災受信機から引き出された感知器回線
に複数の火災感知器を接続し、回線単位に火災感知器か
らの発報信号を受信して警報する火災報知システムに用
いられる中継器であって、 該中継器は、火災感知器で火災を感知した際に、感知器
回線の電流値を所定時間、所定の値に維持すると共に、
前記所定時間の経過後に該電流値を当該火災感知器の固
有アドレス情報で変調する電流変調手段を備えたことを
特徴とする中継器。
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