JPS5845759B2 - カホウケイホウソウチニオケル カサイカンチキカイセンノシユンジドウツウシケンカイロ - Google Patents

カホウケイホウソウチニオケル カサイカンチキカイセンノシユンジドウツウシケンカイロ

Info

Publication number
JPS5845759B2
JPS5845759B2 JP15944175A JP15944175A JPS5845759B2 JP S5845759 B2 JPS5845759 B2 JP S5845759B2 JP 15944175 A JP15944175 A JP 15944175A JP 15944175 A JP15944175 A JP 15944175A JP S5845759 B2 JPS5845759 B2 JP S5845759B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
voltage
fire detector
bit
diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15944175A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS534498A (en
Inventor
和正 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP15944175A priority Critical patent/JPS5845759B2/ja
Publication of JPS534498A publication Critical patent/JPS534498A/ja
Publication of JPS5845759B2 publication Critical patent/JPS5845759B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はmビットの組合せ論理直列パルスよりなるアド
レスデータADと各ビットを夫々各制御情報に1対1で
対応せしめたnビットの制御データCDとを中央監視制
御装置2から各端末器3a。
3bに伝送し、制御データCD中の各ビットのパルス信
号によりこれら各ビットに対応した制御命令を作成する
とともに監視データBDを上記各ビットの夫々に同期し
て端末機3a、3bから中央監視制御装置2に返送し、
制御データCD中の特定のビットを火災感知器回線A1
.4.の回路導通試験を行なうための試験用ビットとし
、この試験用ビット時にパルス信号の入力があるとき、
このパルス信号入力期間中のみ火災感知器回線11゜1
2への印加電圧を降圧して火災感知器回線l、912
の回路導通試験をしその結果を検出して端末器3aから
中央監視制御装置2に返送する火報警報装置において、
前記パルス信号入力期間中に火災感知器回線11,12
への印加電圧を降圧するとともに、ツェナーダイオード
ZD及び、抵抗RDと並列に接続されたダイオードD1
からなる直列回路を上記火災感知器回線11,12に並
列に挿入し、火災感知器回線11,12の線間容量Cに
よる電荷を短絡的に放電させて、前記ツェナダイオード
ZDのツェナー電圧EDZと上記ダイオードD1 のダ
イオード順方向降下電圧ED1との和のツェナー電圧E
Dまで火災感知器回線11.132間電圧を降下させ、
それ以後抵抗RDにより線間容量Cの電荷を放電し、ツ
ェナーダイオードZD及び、抵抗RDと並列に接続され
たダイオードD1からなる直列回路を流れる電流の有無
により火災感知器回線11,12の断線を検知するよう
にして成ることを特徴とする火報警報装置における火災
感知器回線の瞬時導通試験回路に係り、その目的とする
ところは監視制御伝送システムの火災感知器回線の断線
を自動的に瞬時に確実に検知することができ、且つ低コ
ストで回路を製作することができる火報警報装置におけ
る火災感知器回線の瞬時導通試験回路を提供するにある
一般に火災感知器回線と、受信機間の導通をチェックす
る方法としては回線インピーダンスを電流にて検知する
方法があるが第1図に示すように電力を消費する煙感知
器のような火災感知器S1゜S2・・・が多数使用され
る場合、単に回線インピーダンスを電流にて検知する方
法ではそのチェックが困難になってきた。
例えば1回線につきn個の煙感知器を用いるに当っては
その終端抵抗Reの有無で回線断線の判断をすることは
煙感知器内部インピーダンスの作用で断線の個所によっ
ては断線の発見ができないという欠点があった。
そこで煙感知器の特性を利用して断線検知をしようとす
る方式がある。
即ち煙感知器の内部回路は第2図に示すように煙検知部
Saと、電源部Sbとから構成せられており、通常感知
状態では火災感知器回線11,12に接続する接続端子
a、b間には正規の電圧■が回線11,12を介して印
加され、その電EVを電源部Sbのダイオードブリッジ
D1トランジスタTを通じて煙検知部Saに電力を供給
するもので、接続端子a t b間の電圧Vを瞬間的に
トランジスタTをオフ状態にする電圧■。
hまで降下させると、接続端子a t bよりみた内部
インピーダンスZ、は見かけ上無限大となる。
(このときコンデンサC1に充電された電圧値は■であ
って、電圧■。
hより高いため接続端子a。bより電流は流れ込まない
)従って、第1図の回線の総合インピーダンスZ。
はZ。=Reとなり、その終端抵抗Reの有無により回
線11,12の断線検知ができるのである。
この断線検出方式を監視制御伝送システムによる火災警
報装置の被制御機器たる火災感知器回線の断線検出に用
いた場合、その制御データの特定ビットのパルス信号を
電圧降下のタイミング指定に用いてその出力中に断線を
検知すれば、常時火災感知器回線の断線を監視すること
が可能になる。
ところが一般に火災感知器回線11,12はその距離が
150m程度になることもあり、そのため回線の線間容
量Cの影響が無視できなくなる。
第3図に示すように回線電圧をVchにおすことは実際
、その検知方法として電圧検知を用いる関係で直接■。
hに降圧せず、抵抗R6を介して電圧Vch’を印加し
回線電圧Vchを得るようにしである。
ここでY点電圧を第4図aのようにVからVchに変化
した時、回線電圧はVからVchに変化するが第4図す
のように緩やかな降下をする。
即ちY点電圧がVchに変化したとき、回線電圧は■よ
り線間容量Cの放電に従って降下するが、回線電圧Vc
hまで降下する放電路は抵抗Rc s Reの並列回路
により確保されることなり、またVch よりVchま
での間は抵抗Rcを通じ、電源へインバートする放電路
はなくなり抵抗Reの放電路のみで電荷は放電され、最
終的にVchになる。
ところが第5図aに示す断線検出における電圧切替え時
間を短くすると、抵抗Re、Reの大きさに制限がある
から第5図すのようにVchまで降下しなくなり、又降
下してもその割合が遅いと第5図Cの0点で検知しなけ
ればならず検知動作や、監視データの送信ができなくな
る。
実際の火災感知器回線においては終端抵抗Reの値が1
0〜20にΩ、抵抗Rcの値が1〜3にΩであり、線間
容量が100nFより小さい程度の条件となり、0.5
ms程度に回線電圧をVch まで降下することは不
可能であった。
本発明は上述の欠点に鑑みて数100μsの如き短時間
でも回線電圧を指定値までに降下させることができるよ
うにし、監視制御伝送システムによる火災警報装置の火
災感知器回線の自動チェックを可能としたものである。
第6図は第7図の監視制御伝送システムに用いる監視制
御データであって、第6図aの■は中央監視制御装置2
と端末器3a、3b・・・とのデータ伝送区間を示すも
ので、第6図すに示すように1区間ごとに各端末器3a
3b・・・に対応するアドレスデータADと、制御デー
タCD並びに監視データBDと、エンド信号EDとを送
信する。
第6図Cの制御データCDは被制御機器1b、1cとし
て設けられた、警戒発信機の確認灯、地区ベルあるいは
防煙扉や電気錠等の作動を指令する制御情報を担い、各
1個の制御情報にこの制御データCDの各1ビツトを1
対1で対応させであるものであって、さらにこの制御デ
ータCD中の特定の1個乃至複数個のビットを回線試験
用のビットとし、端末器の動作試験や火災感知器S1,
82回線のような被制御機器1a、1b・・・回線の回
線試験を行なうためにこれらの回線を短絡させたりある
いは回線に降下電圧を印加させる制御命令をインタフェ
イス1.Fに与え、インタフェイス1.Fを作動させる
ことにより回線試験を行なうようにしである。
第6図dの監視データBDは上記制御データCDの各ビ
ットに夫々同期して中央監視制御装置2に返送される監
視情報を担うものであって、被制御機器1 a +1b
として設けられた火災感知器S1.S2 の回線や、警
戒発信機の回線の出力状態をインクフェイス1.Fにて
検出し、この検出された監視情報を前述のように制御デ
ータCDの冬ビットに同期して返送するものであり、ま
た制御データCDの回線試験用のビット時には上記回線
試験結果をインクフェイス1.Fで検知した試験結果情
報を監視データBDの一部として中央監視制御装置2に
返送するものである。
しかして被制御機器1at1b。1cは、端末器3a、
3b(インタフェイス■、F〕から作動の制御のみを受
ける確認灯や地区ベル、防煙扉等の機器たけでなく、回
線試験の場合は別として端末器3a 、3b・・・から
監視(検知)作用のみを受ける火災感知器S1,82回
線や警戒発信機等の機器も含まれるものである。
端末器3a。3b・・・は第8図aに示すように端末処
理機T、Cと、インクフェイス1.Fとから構成せられ
、各端末器3a 、3b・・・は中央監視制御装置2か
ら送信されてくるアドレスデータADに対応して制御デ
ータCDを端末処理機T、Cに受は入れて、制御データ
CDの各ビットを対応せるインタフェイス1.Fの制御
部4a 、4b・・・を通して各制御部4a、4b・・
・に対応せる被制御機器1a、1b・・・例えば火災感
知器S1.S2・・・・・・や警戒地区ベル等を制御し
、またインタフェイス1.F自体を制御して火災感知器
S1,82回線試験を行うとともに、適宜の被制御機器
1a、1b・・・より得られた監視(検知)信号、ある
いは回線試験結果を示す監視信号を夫夫対応するインタ
フェイス1.Fの検知部5 a +5bで検出作成し、
制御データCDの各ビットに夫々同期した監視データB
Dとして端末処理機T、Cより中央監視制御装置2へ返
送するのである。
上記インクフェイス1.Fの制御部4aは被制御機器1
aの火災感知1ts1. S2 ・・・の回線を短絡
させるためのものである。
制御部4bは被制御機器1bたる警戒発信機の確認灯を
点灯させるためのものであり、制御部4Cは被制御機器
1Cの警戒地区ベルの鳴動を制御するためのものであり
、制御部4aは被制御機器1aたる介災感知器S1゜S
2・・・の回線の電圧を降下させるためのものである。
検知部5aは被制御機器1aたる火災感知器S1.S2
・・・の回線を監視して監視信号を作成するためのもの
であり、検知部5bは被制御機器1bたる警戒発信機の
出力状態を監視するためのものである。
検知部5cは上記制御部4dと同時タイミングで動作す
るもので、被制御機器1aたる火災感知器S1.S2・
・・の回線が断線しているか否かを検知するためのもの
である。
この検知部5cは制御部4dとで本発明の瞬時導通試験
回路を構成するものである。
次に本発明の動作基本原理について説明するとまず第9
図aに示す火災感知器回線l、 、 12のる。
ここでツェナー電圧ED\Vchなるツェナーダイオー
ドZDを第9図すに示す如く終端抵抗Reに並列に付加
すれば、ツェナーダイオードZDに流れる電流iは程ん
ど流れず、X点の電位はほぼVch に等しくなる。
次に終端抵抗Reのかわりに抵抗Y((R’>Re )
を用いてX点の電圧9図dに示すように抵抗Vにツェナ
ーダイオードZDを付加したとき、X点の電位はほぼツ
ェナー電圧EDに等しくなり、ツェナーダイオードZD
こで第10図に示すように抵抗Reを終端抵抗として、
X点より延長された火災感知器回線11゜12により延
長された回線を考えるとこの線路はほとんど線間容量C
の影響のみを考慮すればよい。
即ち第10図においてX点の電位がV(>V’ch)で
あった後第12図aのように電EV’から電圧■Vch
に降圧されると、X点が抵抗RchとReの分圧比に近
づくのは線間容量Cの影響で第12図すのように指数関
数的に起る。
これに第11図に示すようにツェナーダイオードZDを
付加した場合、電位が■からツェナー電圧EDまではツ
ェナーダイオードZDの動きで、第12図Cのように短
絡的に電荷が放電され、ツェナーダイオードZDのツェ
ナー電圧E・Dから電圧V c h まで終端抵抗Re
の放電路にて電荷が放電される。
ここで終端抵抗Reのかわりに第9図Cの抵抗「を接続
した場合は第11図のX点の電位は第12図dに示すツ
ェナーダイオードZDのツェナー電圧EDとなる。
第11図回路において終端抵抗Reの替りに第9図C回
路の抵抗「を接続した場合、抵抗「を適当な値に選び、
「以上の値のインピーダンスを回線11,12が有する
ときに回線111,132の断線を判断する方式を採用
すれば断線検知ができることになる。
しかし実際には正常時における終端抵抗値Reを持つ回
線1112における電圧降下に際し、ツェナーダイオー
ドZDの、ツェナー電圧EDから電圧Vchへの電圧降
下の時間がかかり、断線判断の基準電位ED−αのαを
大きくとれば検知が遅れる。
逆にαを小さくすれば、周囲温度等の影響を除外できな
い。
そこで正常にX点の電位まで速やかに降下する方法が要
求される。
そこで第13図の如くツェナーダイオードZDに直列に
ダイオードD1 を接続する。
ダイオードD、の順方向電圧降下をEDl とすれば、
このダイオードD1 はツェナーダイオードと同等の動
きをする。
従って第14図に示す直列回路は1個のツェナーダイオ
ードと見なすことができ、この場合ツェナーダイオード
ZDのツェナー電圧をED2とすれば直列回路のツェナ
ー電圧EDはED=EDz+ED、 となる。
ここで第11図回路における電圧EDからVch まで
の変化をダイオードD1 の順方向電圧降下ED1に
て行なう。
即ち電圧EDからEDzまでの線間容量Cの電荷の放電
路をダイオードD1 に第15図に示す如く抵抗RDを
並列接続して確保し、これによって電圧降下を早める。
ここで抵抗RDをRDi<Reの適当な値に選べば、そ
の動作は下記の如くなる。
即ち第15図回路において、回線11,12より見たイ
ンピーダンスを終端においてRとし、Y点の電圧が■の
ときX点の電位が■であったとすると、Y点の電圧をV
からVc hへ切換えるとX点の電位が■からEDに変
化するまでは第16図のような回路上等価となり線間容
量Cの電荷はツェナーダイオードZD、ダイオードD1
により短絡的に放電する。
電圧EDよりEDzに変化するまでは、第17図のよう
な回路と等価となり抵抗RDにより放電する。
RD<Rであるので、抵抗RDのないときに比してその
放電時間はかなり短縮される。
E D zからVch までの放電時間は抵抗Rによっ
て決定される。
第18図aはY点の電圧変化を示し、第18図すはX点
の電圧変化を示し、■はツェナーダイオードZD、ダイ
オードD1 による放電、@は抵抗RDによる放電、O
は抵抗Rによる放電を示す。
そこで第10図における正常回線状態におけるX点の電
位をEDz付近に、抵抗Rch に適当な値の抵抗を用
いることで設定して詔く。
終端の抵抗Rがある程度大きくなると、X点の電位はE
Dに固定される。
これをED−αの基準電圧をもって、判断すれば断線線
検知することができることになる。
このような方法を用いれば線間容量による充電電荷の影
響を速やかになくすことができ、瞬時の断線検知ができ
るのである。
第19図は本発明の一実施例の回路図を示すもので、イ
ンクフェイス1.Fの制御部4dを火災感知器回線11
12の接続端子IatIb間に、ツェナーダイオードZ
Dと、ダイオードD1、抵抗RDの並列回路と、トラン
ジスタTr3 との直列回路を接続するとともに、電圧
Vを供給する電源をトランジスタTr1 と抵抗Rcと
を介して回線7.の接続端子■3に接続し、更に電圧V
’c hを供給する電源をトランジスタTr2 と抵抗
Rchとを介して前記接続端子■3に接続し、トランジ
スタTr2.Tr3のベースを夫々抵抗を介して端末器
3aの端末処理機T−Cに接続した信号入力端子■8に
接続するとともに、信号入力端子■8をNOT回路、抵
抗を介してトランジスタTrlのベースに接続してあり
、信号入力端子■8にパルス信号が入力しない期間には
トランジスタT r 1をオンし、トランジスタTr2
、 Tr3をオフにし、また信号入力端子I5にパル
ス信号が入力している期間にはトランジスタTr1をオ
フし、トランジスタT r2 、 T r3をオンする
ようになっている。
検知部5cはオペアンプopから構成せられ正極端子に
は電圧Vを分圧した基準電圧Vcomp(ED−α)を
供給され、負極端子は火災感知器回路11 の接続端子
■3に接続されてあリ、基準電圧Vcompと回線11
,12間の線間電圧とを比較して比較信号を端末器3a
の端末処理機T−Cに出力するようになっている。
しかして第7図に示す中央監視制御装置2から端末器3
aに対応するアドレスデータADが送信されると端末器
3aは作動してアドレスデータADに対応せる制御デー
タCDを受は入れ、端末処理機T−Cを通してインタフ
ェイス■・Fに送る。
インタフェイス■・Fは制御データCDの各ビットにパ
ルス信号の入力があるとき、このパルス信号が入力した
各ビットに対応せる制御部4a。
4b・・・を順次動作させて各制御部4a、4b・・・
に対応する被制御機器1a、1b・・・を作動させる。
これと同時に各被制御機器1a、1bの出力状態乃至回
線試験結果の状態を検知部5a 、 5b・・・で検出
した監視(検知)信号を端末処理機T、Cにおいて上記
制御データCDの各ビットに同期した監視データBDと
し、該端末処理機T−Cを通して端末器3aは中央監視
制御装置2へ監視データBDを返信するのである。
ここで今制御データCD中の回路導通試験用ビットに対
応した第20図aに示すパルス信号が端末処理機T−C
から制御部4dの信号入力端子■5に入力すると、この
パルス信号の立上り時に対して同時に第20図すの如く
トランジスタTrlはオフし、トランジスタTr2はオ
ンとなる。
従ってトランジスタTr1を通じて印加されていた電圧
VはトランジスタTr2を通じて印加される電圧’V’
chと変る。
また前記パルス信号の入力と同時にトランジスタTr3
はオンするので、被制御機器1aたる火災感知器回線1
1,12の接続端子Ia、Ib間には抵抗RD、ダイオ
ードD、の並列回路とツェナダイオードZI)との直列
路へ並列に接続される。
Y点の電圧がVchになったことにより回線11゜12
間の線間容量Cは放電を開始する。
ここでツェナーダイオードZDとダイオードD1 に
よって、ツェナーダイオードZDとダイオードD1
との総和のツェナー電圧EDまで、第20図Cの■の如
く線間容量Cの充電電荷は放電され、更に第20図Cの
◎の如<EDからダイオードD1 の順方向電圧降下の
ED、 まで抵抗RDにより放電し、更にまた抵抗R
eにより放電してX点の定常電圧Vchまで降下する。
この電圧Vchとオペアンプopの基準電圧Vcomp
(第20図CのEDα)とを比較して回線11,12の
断線の信号入力端子Icに入力しているパルス信号の中
位のタイミングで検知部5eにて検知するのである。
第20図dは検知部5cから端末処理機T、Cに出力す
る監視信号であって、回線11. l、、に断線がな
い場合はHレベル信号となり、断線が有る場合はLレベ
ルとなる。
尚X点の定常電圧VchはVchΣED1になるよう抵
抗Rchで設定する。
第21図は本発明の別の実施例を示すもので第19図実
施例回路におけるツェナーダイオードZDと、ダイオー
ドD1、抵抗RDの並列回路と、トランジスタTr3の
替りに、トランジスタT r 3と、ツェナーダイオー
ドZDと、ダイオードD1、抵抗RDの並列回路と、ダ
イオードD2 との直列回路を火災感知器回線11,1
2の接続端子Ia。
Ib間に接続し、検知部5cのトランジスタTr4のベ
ース抵抗RBを介してツェナーダイオードZDとダイオ
ードD1の接続点に接続し、トランジスタTr4のエミ
ッタを前頻接続端子Ibに接続するとともにコレクタを
電源に抵抗Rcを介して接続しである。
この実施例回路は回線11,12が正常でY点の電圧が
Vchになったとすると、ツェナーダイオードZDとダ
イオードD1 とダイオードD2とによって、これら
のダイオードZD。
Dl、D2の総和のツェナー電圧EI)まで線間容量C
の電荷は第22図Cの■で示す如く放電する。
このときトランジスタTr4のVBEをダイオードD2
の順方向降下電圧ED2と同等に設定しておくと、オン
状態となって、抵抗RBを通じて線間容量Cの電荷Cを
放電する。
これと同時に抵抗RDを通じて放電され、第22図Cの
@の如くEDZ+ED2までX点の電圧は近づく。
該X点の電圧がEDZ+ED2まで近づくと、ツェナー
ダイオードZDとダイオードD2に流れる電流が少なく
なり、終端抵抗Reにより線間容量Cの電荷は放電され
る。
このとき第21図中のZ点の電位は第22図dに示すよ
うにED2の電位を維持することができなくなりトラン
ジスタTr4はオン状態からオフ状態に移行する。
従ってトランジスタTr4のコレクタ電圧はHレベルと
なって第22図eの如くオフし、検知部5cから第22
図fに示すようにHレベル信号を第22図aに示す回路
導通試験用のビットに対応するパルス信号の期間の中位
で出力する。
ところで回線11,12が断線している場合、X点の電
圧は第22図Cの破線で示すようにEDZ+ED、+E
D2 の電圧に安定し、2点の電圧は第22図dの破線
で示す如くED、+ED2近くなってトランジスタTr
4を第22図eの破線で示す如くオン状態に維持する。
従って検知部5cの出力はレベルのままであり、このL
レベル信号を断線検知信号として端末処理機T−Cに出
力するのであるうさで第22図aに示すパルス信号が終
ると、第22図すの実線に示す如く制御部4dのトラン
ジスタTr2.Tr3がオフし、トランジスタTr1
が破線の如くオンし、抵抗Rcによって線間電荷Cが充
電されてX点の電圧は通常回線型EVにもどり、火災監
視を行うのである。
本発明は上述の如く構成しであるので、回線電圧はツェ
ナダイオード、ダイオードによるツェナー電圧EDに断
線検出時には必ず低下するので検査時の電圧V’chを
煙感知器のような火災感知器内部インピーダンスを無視
できる電圧Vch以下に押える必要なくED<Vchと
してやればよい。
そのため電圧V’chは自由に選べることができ、しか
も定電圧回路を流れる電流による検知に近い方式を採用
しであるから回路が簡単になるという効果があり、しか
も火災感知器回線がある程度長くなって回線容量が大き
くなっても、即時に回線の電位を試験時の火災感知器の
影響を無視できる電位まで低下さすことができ火災感知
回線の導通試験を瞬時に行なえ、監視制御伝送システム
による火報警報装置に用いることにより、回路製作費が
高価にならずに常時火災感知器回線の断線監視を自動的
に行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は火災感知器回線の構成図、第2図は煙感知器か
らなる火災感知器の内部回路、第3図は従来の火災感知
器回線の断線検知説明図、第4図a、b及び第5図ay
bycは同上の各部のタイムチャート、第6図a、b、
c、dは本発明に用いる監視制御伝送システムの各デー
タのタイミング図、第7図は同上の構成図、第8図は同
上に用いる端末器の構成図、第9図a v b * C
? d、第10図、第11図、第13図、第14図、第
15図、第16図、第17図は本発明の原理説明用回路
図、第12図a g b g c t dは第11図回
路の各部のタイムチャート、第18図は第15図回路の
各部のタイムチャート、第19図は本発明の一実施例の
回路図、第20図a、b、c、dは同上の各部のタイム
チャート、第21図は本発明の別の実施例の回路図、第
22図apl)*Ct(1,e。 fは同上の各部のタイムチャートであり、ADはアドレ
スデータ、1a、1b・・・は被制御機器、CDは制御
データ、2は中央監視制御装置、3a。 3b・・・端末器、BDは監視データ、Sl、S2 ・
・・は火災感知器、11,12は火災感知器回線、ZD
はツェナーダイオード、EDzはツェナーダイオードZ
Dのツェナー電圧、Dl はダイオード、ED、はダイ
オード順方向降下電圧、EI)は和のツェナー電圧、C
は線間容量である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 mビットの組合せ論理直列パルスよりなるアドレス
    データと各ビットを夫々各制御情報に1対1で対応せし
    めたnビットの制御データとを中央監視制御装置から各
    端末器に伝送し、制御データ中の各ビットのパルス信号
    によりこれら各ビットに対応した制御命令を作成すると
    ともに監視データを上記各ビットの夫々に同期して端末
    器から中央監視制御装置に返送し、制御データ中の特定
    のビットを火災感知器回線の回路導通試験を行なうため
    の試験用ビットとし、この試験用ビット時にパルス信号
    の入力があるとき、このパルス信号入力期間中のみ火災
    感知器回線への印加電圧を降圧して火災感知器回線の回
    路導通試験をしその結果を検出して端末器から中央監視
    制御装置に返送する火報警報装置において、前記パルス
    信号入力期間中に火災感知器回線への印加電圧を降圧す
    るとともに、ツェナーダイオード及び抵抗と並列に接続
    されたダイオードからなる直列回路を上記火災感知器回
    線に並列に挿入し、火災感知器回線の線間容量による電
    荷を短絡的に放電させて、前記ツェナーダイオードのツ
    ェナー電圧と上記ダイオードのダイオード順方向降下電
    圧との和のツェナー電圧まで火災感知器回線間型圧を降
    下させ、それ以後抵抗により線間容量の電荷を放電し、
    ツェナーダイオード及び、抵抗と並列に接続されたダイ
    オードからなる直列回路を流れる電流の有無により火災
    感知器回線の断線を検知するようにして成ることを特徴
    とする火災警報装置における火災感知器回線の瞬時導通
    試験回路。
JP15944175A 1975-12-30 1975-12-30 カホウケイホウソウチニオケル カサイカンチキカイセンノシユンジドウツウシケンカイロ Expired JPS5845759B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15944175A JPS5845759B2 (ja) 1975-12-30 1975-12-30 カホウケイホウソウチニオケル カサイカンチキカイセンノシユンジドウツウシケンカイロ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15944175A JPS5845759B2 (ja) 1975-12-30 1975-12-30 カホウケイホウソウチニオケル カサイカンチキカイセンノシユンジドウツウシケンカイロ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS534498A JPS534498A (en) 1978-01-17
JPS5845759B2 true JPS5845759B2 (ja) 1983-10-12

Family

ID=15693813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15944175A Expired JPS5845759B2 (ja) 1975-12-30 1975-12-30 カホウケイホウソウチニオケル カサイカンチキカイセンノシユンジドウツウシケンカイロ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5845759B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6054096A (ja) * 1983-09-02 1985-03-28 株式会社東芝 警報装置
JPS60117398A (ja) * 1983-11-29 1985-06-24 松下電工株式会社 火災報知用受信機の断線検出回路
JP2017130048A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 火災受信機及びそれを用いた防災システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS534498A (en) 1978-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4613848A (en) Multiple-zone intrusion detection system
CA2727483A1 (en) Short-circuit isolator
JP3695635B2 (ja) 火災報知システム
JPH0555984A (ja) 電池電圧警報装置
US11297401B2 (en) Method for testing a plurality of notification appliances connected to a bus system and notification appliance for conducting the test
US3707708A (en) Muting circuit for a security alarm system providing a sonic alert
US5469000A (en) Switching device with a plurality of switches responsive to an input signal level
JPS5845759B2 (ja) カホウケイホウソウチニオケル カサイカンチキカイセンノシユンジドウツウシケンカイロ
NO163878B (no) Roekdetektor.
JP3736794B2 (ja) 火災報知システム、火災感知器、火災受信機及び中継器
US4568923A (en) Fire alarm system
KR101214299B1 (ko) 오경보 여부를 확인할 수 있는 r형 화재 경보 수신기 시스템 및 오경보 판정 방법
US4506255A (en) Operation test circuit for fire detectors
JP2004038647A (ja) 火災感知器および火災報知設備
JP3205801B2 (ja) 防災設備の端末のリモコン操作方法及び装置
JP2004133770A (ja) 火災報知設備および火災感知器
JP4740547B2 (ja) 火災報知システム
JPH11185189A (ja) 火災報知システム
JP2766766B2 (ja) 防災監視装置
JP2603778B2 (ja) 多重伝送システムの端末器
GB2065348A (en) Multiple alarm condition detection and signalling
JP2002109649A (ja) 火災受信機
JPH0827874B2 (ja) 火災報知装置
JP2007226844A (ja) 火災感知器および火災報知設備
JPS6058518B2 (ja) 監視制御伝送システムの自動断線検知方式