JPS5925275B2 - 火災報知設備に於ける断線検出装置 - Google Patents

火災報知設備に於ける断線検出装置

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JPS5925275B2
JPS5925275B2 JP51070411A JP7041176A JPS5925275B2 JP S5925275 B2 JPS5925275 B2 JP S5925275B2 JP 51070411 A JP51070411 A JP 51070411A JP 7041176 A JP7041176 A JP 7041176A JP S5925275 B2 JPS5925275 B2 JP S5925275B2
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幸雄 富岡
信夫 堀
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は各警戒区域毎に設置した中継器単位の火災感
知器の作動により固有信号を共用信号線により受信機に
伝送すると共に各中継器に電源を供給する電源線を備え
た火災報知設備の信号線および電源線の断線を監視する
断線検出装置に関する。
各警戒区域毎に設けられた中継器と受信機を共通の電源
線および信号線で結んだ、所謂共通線方式の火災報知設
備では、常に線路を正常に保つことが設備の信頼性を確
保する必要条件であり、そのため電源線および信号線の
断線を監視する断線検出装置が必ず設けられている。
従来、このような断線検出装置は電源線および信号線の
それぞれに別個に設けられ、電源線の断線装置としては
終端部にダイオードを設け、電源線を常時間欠的に転極
して線路の導通を確認するものがあり、また信号線の断
線検出装置としては終端部に断線検出用の符号発生中継
器を設けて監視するものであった。
このように電源線および信号線のそれぞれに別個に断線
検出装置とその終端装置を設けなげればならないことか
ら共通線方式の回路構成が複雑となり設備費も高くつき
、設備の信頼性保持のため多くの保守労力を必要として
いる。
本発明は従来の共通線方式の火災報知設備の断線検出装
置における問題点に鑑みてなされたものであり、一台の
断線検出装置をもって電源線と信号線の両方の断線を監
視する火災報知設備に於ける断線検出装置を提供するこ
とを目的とする。
この目的を達成するため本発明の断線検出装置は、電源
線の終端部に発光素子を接続した発光器を設け、この発
光器に光学的に結合されたフォトトランジスタ等の受光
素子を用いた受光器を信号線の終端部に設け、この信号
線に設けられた受光器により作動される断線検出回路に
より電源線および又は信号線の断線を検出するものであ
る。
以下に図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を一部ブロックで示す回路図
である。
第1図において、1は受信機で、出力端B1 。
B2 に電源線2が接続され、出力端L1.L2には信
号線3が接続される。
4は中継器で、火災感知器5を複数並列接続すると共に
、Blo、B2oを電源線2に、Llo 1 l−12
oを信号線3にそれぞれ接続している。
電源線2の終端部には抵抗R1と直列に発光ダイオード
PD1が接続され、直流電圧の印加により常時発光して
いる。
この発光ダイオードPD1に対応して信号線3の終端部
には抵抗R2と直列にフォトトランジスタPTIが接続
され、フォトトランジスタPTIは発光ダイオードと光
学的に結合されて常時バイアスされ導通状態におかれて
いる。
このフォトトランジスタPT1の動作は受信機1の信号
線系統に設けられた断線監視回路6で監視されており、
断線検出回路6は信号線3を流れる電流によるバイアス
を与える抵抗R3により作動する表示灯7を負荷とする
トランジスタTr1.Tr2の位相反転回路である。
このトランジスタTr1 は抵抗R3のバイアスにより
常時導通されているが、トランジスタTr2はオフの状
態で表示灯7は点灯されない。
11は固有信号検出回路で、中継器4のいずれかで与え
られる火災感知器5の作動による発振信号を検出して火
災発生を発報せしめる。
次に第1図に示す本発明の実施例における動作を説明す
る。
定常時、電源線2の終端部に設けられた発光ダイオード
PD1の光バイアスにより信号線3の終端部に設けられ
たフォトトランジスタPT1は導通されている。
このため受信機1内の断線検出回路6の抵抗R3により
トランジスタTr1 がバイアスされて導通し、トラン
ジスタTr2のオフにより表示灯7がオフされている。
今、電源線2、信号線3のいずれか一方又は両方が断線
すると、フォトトランジスタPT1がオフとなり、信号
線3に電流が流れなくなり、断線検出回路6のトランジ
スタTr1がオフにされて、トランジスタTr2がオン
して表示灯7を点灯し断線を知らせる。
通常、この表示ランプ70点灯と同時にブザーを鳴動さ
せる。
なお、第1図に示す実施例では断線が検知されても、電
源線であるか信号線であるかの識別ができないことから
、第2図に示す如(各系統に転極回路15,16を、及
び各終端にダイオードD1゜B2をそれぞれ設ける。
第2図において、14は転極制御回路で、断線検出回路
6のリレー7′のオンでリレー接点7′−1が閉成し、
転極制御リレー17をオンとし、電源線系統の転極回路
15の転極接点17−1,1γ−2および信号線系統の
転極接点17−3 、17iを切換える。
この転極により導通があれば電源線2についてはリレー
Aが、信号線についてはリレーBが作動するので、リレ
ーA、Bの接点A−1,B−1の閉成により点灯する表
示灯9,10を備えた表示回路8で、リレーA、Bのう
ち作動しない系統が断線しているものと識別できる。
第3図は第1図に示す断線検出回路6の他の実施例を示
す回路図である。
この実施例では信号線に発光ダイオードPD2を挿入し
、この発光ダイオードPD2の光バイアスでフォトトラ
ンジスタPT2を作動し、Tr2によりリレー又は表示
灯12を常時オフ、断線時オンとして電源線、信号線の
断線を検出する。
第4図は同じく第1図に示す断線検出回路の他の実施例
を示す回路図である。
この実施例では信号線における電流変化を差動入力型の
演算増巾器18で検出してトランジスタTr2を作動し
、リレー又は表示灯12をオンする。
このため、信号線間に直列接続された抵抗R,、R,に
よるb点電位、および抵抗R6によるa点の電位で、 常 時:(a点の電位)く(b点の電位)断線時:(a
点の電位)〉(b点の電位)とし、常時演算増巾器18
がオフでTr2を非導通としてリレー又は表示灯12を
オフとし、断線時に演算増巾器18がオンでTr2を導
通してリレー又は表示灯12をオンとするものである。
以上の実施例においては断線検出した際に、転極回路の
作動により電源線と信号線の断線識別を行なわなければ
ならなかったが、第5図に示す本発明の実施例では転極
を行なわずに断線検出とその識別を行なうことができる
このため第5図では、信号線3の終端部に設けられたフ
ォトトランジスタPT1と並列に抵抗R7を接続する。
ここで抵抗R7の電流を11、フォトトランジスタPT
1 の作動による抵抗R2の電流を12 とすると、信
号線3を流れる電流iは、 1=il+i2 け)となる
そこで電源線2が断線すれば、12−0となり、 1=il (2)信号線3が
断線すれば、11=i2=0で、i = 0
(3)となり、信号線3に流れる電流i
を前記第(IX2X3)式のそれぞれについて監視すれ
ば、断線検出とその識別ができる。
この断線検出は第5図に示す断線検出回路6で行なわれ
る。
第5図の断線検出回路6は、ウィンドコンパレータ19
,20を用いて、トランジスタTr3 。
Tr4を作動し、ランプ21,220点滅により断線を
識別表示するものである。
このウィンドコンパレータ19,20を作動するため信
号線間に直列接続された抵抗R8,Ro、Rloのb点
、0点から基準電圧Vb 、Vcが入力接続され、信号
線の電流変化をとり出す抵抗R11のa点からの制御電
圧Vaが入力接続される。
次に断線検出回路6の動作を説明すると、常時は抵抗R
1□に前記第(1)式の電流iが流れ、その電圧降下は
充分大きく、 Vb>VaおよびVc>Va となり、a点の制御電圧は第6図に示すvalの如くウ
ィンドコンパレータ19,20がいずれもオンとされて
おりこのためトランジスタTr3 。
T r 4はオフで、表示ランプ21,22は消灯して
いる。
次に電源線2のみが断線すると、信号線を流れる電流が
1=il に減少し、抵抗R1□の電圧降下は減少し、
a点の制御電圧は第6図に示すVa2に上昇し、コンパ
レータ20の出力が反転してトランジスタTr4がオン
し、表示ランプ22が点灯することで電源線2の断線を
知らせる。
また信号線3が断線すると、a点の電圧は第6図に示す
Va3 となり、コンパレータ19,20が共に反転し
てトランジスタTr3 、 Tr4が共にオンとなり、
表示ランプ21,22が点灯することで信号線3の断線
を知らせる。
また転極回路を用いずに断線識別を行なう他の実施例と
己て第7図に示す如(、電源線の終端部に発振器23を
発光ダイオードPD1 と直列接続して設け、信号線に
抵抗R12と並列に接続されたフォトトランジスタPT
2に交流信号を与えて交流分を重畳し、交流分の有無を
検出することで、信号線と電源線の断線を識別してもよ
い。
以上説明した如く、本発明の断線検出装置は電源線と信
号線の終端部に設けられたフォトカプラーにより断線の
検出とその識別を可能にしたものであり、構成が簡単で
安価となると共に、電源線と信号線のあいだが電気的に
接触されていないことから、回路構成上の複雑な問題は
なく、更に断線識別に用いられる転極回路を用いずとも
断線識別を可能とするものであり、また終端部における
フォトカプラーの故障も検知でき、火災報知設備の信頼
性を著しく向上できたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は断線
識別のための転極回路をいた本発明の実施例を示す回路
図、第3,4図は第1図の断線検出回路の他の実施例を
示す回路図、第5図は転極回路を用いずに断線識別を行
なう本発明の他の実施例を示す回路図、第6図は第5図
の断線検出回路で使用されるウィンドコンパレータの入
出力特性図、第7図は第5図の実施例における終端部の
他の構成を示す回路図である。 1・・・・・・受信器、2・・・・・・電源線、3・・
・・・・信号線、4・・・・・・中継器、5・・・・・
・火災感知器、6・・・・・・断線検出回路、7・・・
・・・表示灯、7’、A、B・・・・・・リレー、7′
−1、A−1、B−1・・・・・・リレー接点、8・・
・・・・表示回路、9,10,21,22・・・・・・
表示ランプ、11・・・・・・固有信号検出回路、12
・・−・・・リレー又は表示灯、14・・・・・・転極
制御回路、15,16・・・・・・転極回路、17・・
・・・・転極制御リレー、171゜17−2 、17−
3 、17−4・・・・・・転極接点、18・・・・・
・演算増巾器、19,20・・・・・・ウィンドコンパ
レータ、23・・・・・・発振器、PDl、PD2・・
・・・・発光ダイオード、PTI、PT2・・・・・・
フォトトランジスタ、Tr 、 Tr2 、 Tr4
・・・・・・トランジスり、R1〜R1□・・・・・抵
抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受信機から複数の火災感知器に電源を供給する2本
    の電源線、および該火災感知器の警報信号を受信機に伝
    達する2本の信号線をそれぞれ有し、夫々の線路の断線
    を検出する断線検出回路と、該断線検出回路の検出信号
    により断線を報知する断線報知手段とを備えた火災報知
    設備に於ける断線検出装置において、 前記電源線の終端部に設けられた発光器と、該発光器に
    光学的に結合されて照射光により作動する前記信号線の
    終端部に設けられた受光器と、前記信号線に設けられ該
    受光器の受光動作の有無に応じて前記電源線および又は
    信号線の断線を検知する単一の断線検出回路とを備えた
    ことを特徴とする火災報知設備に於ける断線検出装置。
JP51070411A 1976-06-17 1976-06-17 火災報知設備に於ける断線検出装置 Expired JPS5925275B2 (ja)

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JPS52153698A JPS52153698A (en) 1977-12-20
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JPS52153698A (en) 1977-12-20

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