JPS6361509A - 周波数シンセサイザ - Google Patents

周波数シンセサイザ

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JPS6361509A
JPS6361509A JP61205464A JP20546486A JPS6361509A JP S6361509 A JPS6361509 A JP S6361509A JP 61205464 A JP61205464 A JP 61205464A JP 20546486 A JP20546486 A JP 20546486A JP S6361509 A JPS6361509 A JP S6361509A
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frequency division
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民生 奥居
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石川 智好
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穆之 高原
Hiroyuki Tanaka
博之 田中
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は2位相同期式周波数シンセサイザの構成に関す
るもので、特((小さな周波数可変ステップで周波数切
換えが可能であり、出力位相雑音特性が良好なシンセサ
イザを実現する技術に関する。
〔従来の技術〕
従来2位相同期式周波数シンセサイザの構成としては第
6図に示す回路形式のものが良く知られている。第6図
の周波数シンセサイザでは、基準信号発生器1の出力信
号fRを固定分周器15でMする。両分周器出力の周波
数および位相を位相周波数検出器4で比較し、得られた
誤差信号を電圧制御発振器5の周波数制御端子へ負帰還
する。可変分周器14の分周数Nを制御する事により電
圧〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来の周波数シンセサイザでは、小さい周(f□/
M)が低くなり、その周波数成分で電圧制御発振器が周
波数変調されることが起る。これを防ぐ為に2位相周波
数検出器4への入力信号の比較周波数に比して位相同期
ループのループ帯域幅をさらに小さくしなければならな
いが、その結果として電圧制御発振器の位相雑音を位相
同期ループで十分圧縮できないという欠点を有していた
また、従来のシンセサイザでは、電圧制御発振器の出力
信号をN分周後位相周波数比較しているが、これは比較
周波数(fR/M)の信号をN逓倍する事と等価である
。この逓倍により位相変調の指数が大きくなり、結果と
して周波数シンセサイザの出力信号位相雑音特性が劣化
するという欠点を有していた。
これらの欠点を解決する為、複数の固定周波数信号から
所望の周波数信号を直接合成する。いわゆる直接式周波
数シンセサイザと組み合わせる等種々の工夫がなされて
いるが、どれも回路形式が非常に複雑で高価であるとい
う問題がある。
本発明は、小さい周波数ステップで、出力周波数を設定
することができ、しかも出力信号の位相雑音特性が良く
、かつ回路構成も簡単な9位相同期式の周波数シンセサ
イザを提供するものである。
〔間頂点を解決するための手段〕
本発明の周波数シンセサイザは、制御電圧によって発振
周波数が制御される電圧制御発振器と:基準周波数の信
号を発生する基準信号発生器と:前記電圧制御発振器の
出力信号を前記基準信号発生器の出力信号でサンプリン
グするサンプラーと:分周比データ入力端子と分周比制
御端子とを有し該分周比データ入力端子への入力分周比
データによって定まる2値の分周比のうち、該分周比制
御端子に入力される制御信号によって切替選択される一
方の分周比で前記基準信号発生器の出力信号を分周する
切替式の主分周器と;前記基準周波数と前記電圧制御発
振器の発振周波数に応じた分周比データ信号と、切替・
ぞターンを表わす制御信号とを前記主分周器へ供給する
制御器と:前記サンプラーからのサンプリング出力信号
と前記主分周器の分周出力とを比較し2両者の誤差信号
を前記制御電圧として前記電圧制御発振器へ負帰還する
位相・周波数検出器と:を有し、前記制御器は。
前段の分周出力を分周じその出力を前段の分周比制御端
子へ供給するように多段に接続された分周比切替式の複
数の分周器と、前記基準周波数と。
前記電圧制御発振器の発振周波数に応じて前記主分周器
および前記多段に接続された複数の分周器にそれぞれの
分周比データを供給する制御回路とを有し、該多段に接
続された複数の分周器のうち初段の分周器は前記主分周
器の分周出力を分周して、その出力を該主分周器の分周
比制御端子へ制御信号として供給するようにしたことを
特徴とする。
〔実施例〕
以下2本発明の周波数シンセサイザの基本理論。
動作原理を実施例を挙げ図面を参照して詳細に説明する
第1図は本発明の周波数シンセサイザの構成を示すブロ
ック図である。第1図において1周波数fRの基準信号
発生器1の出力信号で周波数f0の電圧制御発振器5の
出力信号をサンプラー2を使用してサンプルする。サン
プラー2としては種々の形式のものが考えられるが、最
も簡単なものとしてD型フリップフロップが考えられる
サンプラーとしてD型フリノゾフロップを使用しfc場
合り入力に電圧制御発振器の出力信号f。
を、クロック入力CKに基準信号発生器の出力信号へを
供給すると、D型フリップフロップの出力端子Qにはf
。>fRO時 但し2mは正の整数 を満足する周波数f、の信号が得られる。この出力信号
f、はf。を八でサンプリングしたものであるから、出
力信号f、の周期は1/fRの整数倍となる。
しかしながら、 fR/f、が正の整数となるのはfo
の特定の値の場合のみであり、fがその周波数以外では
fR/f、は正の整数とはならない。従って。
サンプラー2の出力信号f、の周期は、常に一定とはな
らず9時間的に変化する。
これを更に詳細に説明する。
今、前記(1) 、 (2)が成立しているとき、長時
間(これをAサイクルとする)では、 fR/Vo−m
fRI以上で、その値て最も近い正の整数をpとすると
サンプラー2の出力には、 p/fRの信号と(p−1
)/fRの信号とが現れることになる。Aサイクル中K
p/fRの信号の現われるサイクル数をiとすると。
(p−1)/fRの信号の現われるサイクル数a(A−
i)である。従って、Aサイクルの周期は と表わされる。これから+fqはfR/pとfR/(p
−1)との二つの周波数の信号の平均周波数として。
f、=吾      ・・・ (4) が得られる。
ここでl foとfRが決まれば、前記pの定義から、
pが決定され、また(1) 、 (2) 、 <4)式
からAとiが決定される。
また、 fR/pとfR/(p−1)の周波数の信号の
発生・やターンは9発生回数(サイクル数)の少ない方
が連続して現われることはなく2発生回数の多い方の信
号の間にとびとびに1周期分だけ現れる。
従って、その発生パターンは前記のAとiKより自動的
に定まって来る。
一方、基準信号発生器1の出力信号fRば2分周器3に
よって分周される。分周器3の分周比は。
制御器6によって前述の(p−1)とpの一方に切替設
定される。この切替設定は前述の発生・母ターンに従っ
て行われる。
分周器、3の出力信号とサンプラ−2の出力信号とは位
相周波数検出器4で両者の位相と周波数について比較さ
れる。なお、比較に際しては、サンプラー2の出力信号
および分周器3の出力信号に必要に応じてリタイミング
を施し、基準信号発生器1の基準信号のタイミングに両
信号の位相を正確に一致させる。
位相周波数検出器4の両人力信号の周波数ないし1位相
に誤差があれば9位相周波数検出器4の出力には誤差信
号が現われる。この誤差信号は電圧制御発振器5へ制御
電圧として負帰還され、これにより、電圧制御発振器5
の出力周波数は安定化される。また、制御器6により1
分周器3に設定する分周比や切替パターンを変更するこ
とKよυ、電圧制御発振器5の出力周波数を変更するこ
とができる。
A f0≦((m 。+ 1 )  2 ) J Rならば
+ to=((m。+ 1) A、−= )fR=・(
6)である。
(5) 、 (6)式におけるA/(Ap −i )は
また(4)式が成立するとき(Ap −i ) =f□
であるからAを1ずつ増減し、iをpずつ増減すれば、
fを1ずつ増減させることができる。
以下に具体的な例を挙げる。
例1 fR= 200MHz 、 f =648MHz 、 
m = 3とすると 定義からp=5.また(4)式から、A=旦=6゜1=
−並一二5となる。
従って9分周器3の分周比が制御器6によって。
このp + A+ +を満足するように切替設定されて
いれば、f は648 MHzに安定化される。
なお、ここでは、Aとiは最小値で示されているが、そ
れぞれの倍数に設定されても良い。例えげ、A=48,
1=40と設定することができる。
例2 例1の状態で+f0を648 MHzから649 MH
zにI MHzだけ高く設定する場合には、pは相変ら
ず。
p=5で、(4)式からA=f、=649−600=4
9゜1=45である。
即ち、制御器6で分周器30分周比の切替・(ターンを
、このAとiで設定すれば、fは649 MHzに変化
し、その周波数に安定化される。
例3 例2の状態から、更にf をI MF(z高くして。
fo= 650 MHzに変化させる場合、fR/ l
 fo−mfR1= 200150=4であるから、p
=4であシ。
fR=4f、が常に成立する。従って、八/(p−1)
の信号は現れないから+ 1 ” OlでAは任意の値
例えばA=50で良い。
従って2分周器3の分周比をp=4に設定維持すれば、
fは650 M)Izに変更し、その周波数シて安定化
される。
f を更に651 MFrzに設定するKは、同様に。
Aを1増加しA=51とし、iをp=4だけ増加するこ
とによって行われる。
次に、Aとiで決まる切替ノEターンをもって。
pと(p−1)を分周器3に切替設定する制御器3につ
いて述べる。
第5図は、制御器6として考えられる一構成例でこれを
用いて切替・ンターンと切替の基本動作を説明する。
第5図を参照して、データ記憶回路11に記憶された分
周比切シ換えパターンは、並直列変換器12によって並
列から直列に変換され9分周器3の分周比制御端子に分
周器3の出力信号に同期して加えられる。例えば1例1
の場合に必要とされる分周器3の分周比の切り替えパタ
ーンは次のよってなる。
・・・544444544444544444・・・・
・・     ・・・(7)この時、データ記憶回路1
1に1.0,0,0,0゜0という6ビツトのデータを
用意し2分周器3を。
分周比制御入力が1の時は分周比が59分周比制御入力
が0の時は分周比が4となるように設定しておく、一方
並直列変換器12の並列入力周期を6とすればパターン
発生器としての目的の出力波形が得られる。即ち二つの
周波数f。とJRから算出される分周比切り替えパター
ンとその周期及び分周器3に設定する分周比をデータ記
憶回路11にあらかじめ記憶しておけばよいことになる
ところで2例2の場合の分周比切シ替えパターンは次の
様になる。
・・・・・・ 544444444444454444
4444444544444444444544444
444444・・・・・・・・・       ・・・
(8)つまりデータ記憶回路11には49ビツトのデー
タが必要となる。同様にfR=200MII(zの場合
において、 f  = 649.9 MHzの時は49
9ビツト。
f = 649.99 MHzの時は4999ビツトの
データがデータ記憶回路に必要である。このように多く
のビット数を必要とする周波数が多チャンネルにわたる
とき、データ記憶回路11の必要記憶容量は莫大なもの
となり、この方式は現実性を持たなくなる。
この問題を解決するため9分周比切シ替え・母ターンの
データの圧縮を考える。このデータはいかなるfRとf
。の場合疋も2次の特徴を持つ。即ち。
分周比のデータ列を構成するp−1とp(例2では4と
5)のうち多数を占める方をS(例2では4)とすると
、Sではない方の分周比(S+1又は5−12例2では
5)が2個以上並、ぶことばない。
今、Sではない方の分周比がデータ中に出現する周期を
考える。(8)の場合、この周期は・・・13 12 
12 12 13 12 12 12・・・・・・  
    ・・・(9)となる。さらに(8)の数列をA
、(9)の数列をA2とする。(A2: 131212
12 ) A、からA2を得たのと同様の手段でA3を
得ると A3:4              ・・・θOとな
る。ここでA、+ A2 r A3をまとめてAn(n
=1.2.3)とし、Anの要素のうち多数を占める方
をSn、Anの要素数をNnとし、tnを次式で与える
t=(Sではない方の要素)−8n    ・・・αの
n        n この時4例2の場合は以下の表1のようになる。
n   Nn   5ntn 3   1   4   (0)   (表1)一般に
、任意の周波数へ、foが与えられた時に一義的に決ま
る分周此切り替えパターンのデータ列ヲA、とすると、
前述した方法でA、からA2を。
さらにA、・・・Anを得ることができる。最後の数列
Anにおいては要素はSnのみである。この時のtnを
0とする。ここで次式が成シ立つ。
(f、”1fornfRI * aは実数、Nk、sk
は自然数+ tkrIi−1、Q 、 1 OL、、ず
れか)ある周波数fR2foが与えられた時、上記の弐
〇3γα4を用いてS、〜sn、 t、〜tnを求め、
これにより分周比切換パターンを算出することができる
。第5図ておいて、制御回路12にこの計算機能を持た
せればデータ記憶回路11を省略、又はその記憶容量を
極めて少なくすることができる。
しかし実際にはS、〜Sn、t1〜tnから分周比切替
パタンを算出するためには多くの演算回数が必要である
。しかも、この演算を高速で行なう必要があシ、実現性
に難点がある場合も多いと考えられる。
本発明は、この分周比切替パターンを計算することなく
、算出したS、〜Snl t、〜tnを設定するだけで
直接分周器3へ目的の出力を得ることができるような制
御器を与えるものである。
第2図に、この制御器の構成を示し、第2図で用いる分
周器3,7の内部構成を第3図に示す。
第3図において、演算器10は与えられたXk。
S  、t  より次式に従い演算出力へを算出する。
k x  −1の時 yk=Sk+tk うち(yk−1)サイクルで0を、残シの1サイクルで
1を出力する。この出力が1から0に変化する時、演算
器10の出力である分周比を読み込み。
それに従って同様な分周動作を行う。このような分周器
7を第2図のように多段接続すると、制御器6としての
目的の出力が得られ、電圧制御発振器5の出力周波数f
 を制御することができる。
例えば前述の例2の場合2表1のS、〜S3. t。
〜t3に基づき第4図の構成てすればよい。
前記衣1において、S  、t  のうチ、 n = 
1 (7)n      n 値は分周器3に設定される値であり、この例の場合S、
 = p−1=4  t、 = p  (p−1)=1
 でちる。
このS、t、は前述のようだ制御回路8で計算され2分
周器3の分周比設定端子S1. t、に設定式れる。分
周器3の分周比制御端子X1には、制御器6の初段分周
出力が入力されている。X、=lである間は分周器3の
分周比はαう式から、S、=4である。またX、=Iで
ある間は分周比ばS、+ t、:4+1=5に切シ換る
このX、の値は初段分周器7−1の出力で定まる。
表1において、S、t  のうち、n−2の値はn  
     n 分周器7−1に設定される値である。即ち、52=12
、t2=1が分周器7−10分周比設定端子S2゜t2
に制御回路8によって設定されている。この結果2分周
比制御端子x2に入力する制御信号X2が。
x2=Oのときはαり式より1分周比はS2= 12 
x2=1のときは分周比はS2+t2=13である。
それ故9分周器7−1ではr X2の1,0に応じて2
分周器3の出力周波数f、を1/13あるいは1/12
に分周することてなる。この結果2分周器7−1の出力
には13周期に1回あるいは12周期に1回°゛1″が
出力され、残りの12周期あるいは11周期ばOに保た
れる。これに従って2分周器3の分周比は12周期ある
いは11周期の間。
4に保たれ、13周期に1回あるいは12周期に1回分
周比が5に保たれる。
この分周比5が13周期に1回現われるか。
12周期に1回表われるかは、制御器6中の次段分周比
設定端子S3. t、に制御回路8によって設定される
。この例では、13=0であるので、t3端子は省略さ
れている。また05式のy3はy3=83=4で一定で
あるから9分周比制御端子X3は0に保たれる。
従って9分周器7−2の分周比は4に保たれる。
従って2分周器7−2では、前段の分周器7−1の出力
周波数f。を1/4に分周する。この結果。
分周器7−2の出力は、fo2を基準にして、4周期に
1回+t Osとなシ、残シの3周期は“1″に比の変
化パターンは(9)式の数列のとおりとなる。
たれる・2ターンが1回現れた後1分周比が12周期に
1回″51となシ、残シの11周期は4nに保たれるパ
ターンが4回現れる。以後、同様に繰返される。
こうして2分周器30分周比切替パターンは。
式(8)で示される数列となる。即ち9分周器3に目的
とする分周比が目的とするパターンで切替設定される。
第4図では例2の場合について示したが2例1や例3あ
るいは、他のf を出力する場合にも、同様の構成とし
、制御回路8に目的とする周波数f0の値を入力するこ
とによって9分周器3の分周比を自動的にセントするこ
とができる。
次に例1の場合、つま’I fR= 200 MHz 
、 fo=648 MI(zの時+ Nn + Sn 
Htnは次の表2のようになる。
2160(表2) これらのノソラメータを第4図のような3段の分周器を
持つ回路で構成する場合、S、を任意の値として各分周
器を設定する方法もある一方次に示す方法も考えられる
表2に示したパラメータを9次のように変更する。
3110(表3) この時9分周器7−2の出力は常に1に保たれるので2
分周器7−1の分周数は常に1/6であシ。
分周器3の出力波形は表2によシ各分周器を設定した場
合の分周器3の出力と等しくなる。
このような方法で、設定する周波数が複数ある周波数シ
ンセサイザでは第2図におけるnの値。
即ち分周器の段数が最も大きくなる周波数に合わせて分
周器の段数を設定すると同時に、それぞれの分周器(分
周器3及び分周器7)の中の演算器10がサポートする
tの値を、1段目から(n−1)段目の分周器について
は1又は−1+n段目の分周器については0(またはt
入力端子なし)というように、2種以下の値とすること
ができる。
((ロ)式におけるtの値は、−1,0,1の3種であ
る) なお、第2図における。制御器6中の分周器7(出力が
f。21 fO3・・・fonのもの)は9分周器3(
出力がf。、のもの)の分周比切り替えパターン(例え
ば(7)又は(8)に示したもの)のデータ数を圧縮す
る機能があるので制御器6の構成として、複数の分周器
とデータ記憶回路、及び制御回路を用いて第2図と第5
図の中間的な構成とすることも考えられる。
第1図に戻ってtfOの初期値は、電圧制御発振器5の
発振可能周波数域を適当に選ぶ事によシ固定するか、あ
るいは電圧制御発振器の周波数制御端子に位相周波数検
出器の出力信号に重畳して。
別に用意した電圧を供給するかによシ固定することがで
きる。
電圧制御発振器5の出力信号f。が安定化された状態で
は2位相周波数検出器4へ供給されるサンプラー2の出
力信号および分周器3の出力信号が非常に低い周波数成
分を有しているにもかかわらず、常に両信号間に位相差
がなく位相周波数検出器4の出力検出誤差信号に低周波
成分が現われず。
出力検出誤差信号は完全て零となる。但し位相周波数検
出器の位相検出精度はサンプラー2のサンあるため、十
分な検出精度を得るにはf、 > f、である必要があ
る。
出力周波数の設定は電圧制御発振器5の出力周波数f。
の初期値によシmを設定し、制御回路8によシS、〜S
n、 t、〜tnを設定することによシ行う。
〔発明の効果〕
本発明の周波数シンセサイザは以上述べたような構成と
作用を有することによシ次のような効果を有する。
第1に、構成が簡単である。
第2に2本発明による周波数シンセサイザでは位相周波
数検出器への入力信号の比較周波数が相比較周波数を高
く設定できる。従って位相同期ループのループ帯域幅を
bを越えない範囲で広くすることが可能で結果として電
圧制御発振器の位相雑音を十分圧縮することが可能とな
る。
第3に2本発明による周波数シンセサイザはサンプラー
を使用し電圧制御発振器の出力信号周波数を低い周波数
に9分周でではなく2周波数変換によシ低い周波数に変
換しているため、従来の周波数シンセサイザのように分
周により位相雑音特性が劣化する事がなく、小さな周波
数可変ステップの周波数シンセサイザを構成しても良好
な位相雑音特性を得ることができる。
第4に目的の出力周波数f。と基準周波数fRを与えれ
ば簡単な整数演算によシS、〜Sn、 t、〜tnを求
めて出力周波数f。を得ることが可能となり。
周波数ステップの小さい多チャンネルの周波数シンセサ
イザを実現することができるようになる。
第5に1分周器と分周比制御回路、あるいはさらにサン
グラ−と位相周波数検出器の一部までをヶ争−トアレイ
等のディジタルLSI化することだよシ、極めてコン・
ぐクトな周波数シンセサイザを実現できるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は2本発明の周波数シンセサイザの概略構成を示
すブロック図、第2図は、第1図の制御器の構成を示す
図、第3図は、第2図の分周器の内部構成を示す図、第
4図は、制御器の一実施例を示すブロック図、第5図は
第1図における制御器の作用を説明するために考えられ
たー構成例のブロック図、第6図は、従来の位同期式周
波数シンセサイデの構成を示すブロック図である。 1・・・基準信号発生器、2・・・サンプラー、3・・
・分周器、4・・・位相周波数検出器、5・・・電圧制
御発振器、6・・・制御器、7・・・分周器、8・・・
制御回路、9・・・可変分周器、10・・・演算器。 第1図 も 鴇2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、制御電圧によって発振周波数が制御される電圧制御
    発振器と;基準周波数の信号を発生する基準信号発生器
    と;前記電圧制御発振器の出力信号を前記基準信号発生
    器の出力信号でサンプリングするサンプラーと;分周比
    データ入力端子と分周比制御端子とを有し、該分周比デ
    ータ入力端子への入力分周比データによって定まる2値
    の分周比のうち該分周比制御端子に入力される制御信号
    によって切替選択される一方の分周比で前記基準信号発
    生器の出力信号を分周する切替式の主分周器と;前記基
    準周波数と前記電圧制御発振器の発振周波数に応じた分
    周比データ信号と切替パターンを表わす制御信号とを前
    記主分周器へ供給する制御器と;前記サンプラーからの
    サンプリング出力信号と前記主分周器の分周出力とを比
    較し、両者の誤差信号を前記制御電圧として前記電圧制
    御発振器へ負帰還する位相・周波数検出器と;を有し、
    前記制御器は、前段の分周出力を分周しその出力を前段
    の分周比制御端子へ供給するように多段に接続された分
    周比切替式の複数の分周器と、前記基準周波数と前記電
    圧制御発振器の発振周波数に応じて前記主分周器および
    前記多段に接続された複数の分周器にそれぞれの分周比
    データを供給する制御回路とを有し、該多段に接続され
    た複数の分周器のうち初段の分周器は前記主分周器の分
    周出力を分周して、その出力を該主分周器の分周比制御
    端子へ制御信号として供給するようにしたことを特徴と
    する周波数シンセサイザ。
JP61205464A 1985-09-03 1986-09-01 周波数シンセサイザ Granted JPS6361509A (ja)

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US06/903,212 US4679004A (en) 1985-09-03 1986-09-02 Frequency synthesizer of a phase-locked type with a sampling circuit
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH033517A (ja) * 1989-05-31 1991-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd クロック発生装置
US11644029B2 (en) 2019-08-21 2023-05-09 Denso Corporation Fuel injection pump

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