JPS636127A - ゴム補強用デイツプコ−ド - Google Patents
ゴム補強用デイツプコ−ドInfo
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- JPS636127A JPS636127A JP61147475A JP14747586A JPS636127A JP S636127 A JPS636127 A JP S636127A JP 61147475 A JP61147475 A JP 61147475A JP 14747586 A JP14747586 A JP 14747586A JP S636127 A JPS636127 A JP S636127A
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Landscapes
- Tyre Moulding (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は炭素繊維使用のゴム補強用ディップコードに関
する。さらに詳しくは、本発明はゴム中での高い耐疲労
性を有するゴム補強用ディップコードに関する。
する。さらに詳しくは、本発明はゴム中での高い耐疲労
性を有するゴム補強用ディップコードに関する。
〈従来の技術〉
高弾性率、高強度、寸法安定性、耐熱性、耐薬品性など
の優れた特性を有する炭素繊維をゴム補強用素材に用い
ることは従来から行われており、例えば、米国特許第3
648452号明細書などで開示されている。
の優れた特性を有する炭素繊維をゴム補強用素材に用い
ることは従来から行われており、例えば、米国特許第3
648452号明細書などで開示されている。
また、疲労寿命を改良する方法として、生コードの段階
で炭素繊維の周囲を有職合成繊維でカバリングしたもの
を使用する方法が提案されている。(特開昭59−21
7.87号公報) 〈発明が解決しようとする問題点〉 炭素繊維をゴム補強用コードとして使用しようとする場
合、最も問題なのはゴム中での耐疲労性が低いことであ
る。
で炭素繊維の周囲を有職合成繊維でカバリングしたもの
を使用する方法が提案されている。(特開昭59−21
7.87号公報) 〈発明が解決しようとする問題点〉 炭素繊維をゴム補強用コードとして使用しようとする場
合、最も問題なのはゴム中での耐疲労性が低いことであ
る。
これを改善しようとした最も近い従来の例は上述の特開
昭59−21787号公報に記載されているカバリング
糸を使用する方法である。しかし、この方法によるも1
σられるゴム補強用ディップコードの耐疲労性はまだ実
円上十分ではない。
昭59−21787号公報に記載されているカバリング
糸を使用する方法である。しかし、この方法によるも1
σられるゴム補強用ディップコードの耐疲労性はまだ実
円上十分ではない。
よって、本発明の課題は、優れた耐疲労性を有し、実用
に十分耐え1qるゴム補強用炭素繊維ディップコードを
提供することにおる。
に十分耐え1qるゴム補強用炭素繊維ディップコードを
提供することにおる。
く問題点を解決するための手段および作用〉本発明の上
記課題は (1)3〜20本の繊維糸条からなる撚り糸であって、
該繊維糸条のうち2へ・19本は炭素繊維糸条で、1〜
19本は有機合成繊維糸条である撚り糸からなるゴム補
強用ディップコード。および (2)コードのトータルデニール(D)に対する有機合
成繊維糸条のトータルデニール(d)の比率d/Dが1
/100〜1/4の範囲内にあることを特徴とする上記
(1)項記載のゴム補強用ディップコード により達成された。
記課題は (1)3〜20本の繊維糸条からなる撚り糸であって、
該繊維糸条のうち2へ・19本は炭素繊維糸条で、1〜
19本は有機合成繊維糸条である撚り糸からなるゴム補
強用ディップコード。および (2)コードのトータルデニール(D)に対する有機合
成繊維糸条のトータルデニール(d)の比率d/Dが1
/100〜1/4の範囲内にあることを特徴とする上記
(1)項記載のゴム補強用ディップコード により達成された。
すなわち、炭素繊維使いのゴム補強用コードの耐疲労性
の悪さは、炭素繊維糸条と有機合成繊維糸条との撚り糸
を用いれば、さらに好ましくは、特定デニール比の撚り
糸を用いれば、大巾に改善されることを本発明者らは見
い出したのでおる。
の悪さは、炭素繊維糸条と有機合成繊維糸条との撚り糸
を用いれば、さらに好ましくは、特定デニール比の撚り
糸を用いれば、大巾に改善されることを本発明者らは見
い出したのでおる。
本発明において、ディップコードは生コードにゴムとの
接着剤を付与した後熱処理して得られるコードを意味す
る。
接着剤を付与した後熱処理して得られるコードを意味す
る。
本発明において用いられる炭素繊維としては、炭素化系
でもよく黒鉛化系でもよい。
でもよく黒鉛化系でもよい。
単糸繊度が約 4〜2.0デニール、トータルデニール
が約5,000以下の糸状束であって、特にエポキシ系
化合物を含む界面活性剤液でザイジングされたものであ
ることが好ましい。
が約5,000以下の糸状束であって、特にエポキシ系
化合物を含む界面活性剤液でザイジングされたものであ
ることが好ましい。
一方、有機合成繊維としては、芳香族ポリアミド繊維、
脂肪族ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリビニル
アルコール繊維、およびポリアクリルニトリル繊゛維な
どの合成繊維が用いられる。
脂肪族ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリビニル
アルコール繊維、およびポリアクリルニトリル繊゛維な
どの合成繊維が用いられる。
特に、トータルデニールが約5,000以下の糸状束で
あって、RFL処理、またはエポキシ化合物あるいはイ
ソシアネート系化合物で処理した後のRFL処理により
ゴムとの接着性を付与することができる有機合成繊維が
好ましい。
あって、RFL処理、またはエポキシ化合物あるいはイ
ソシアネート系化合物で処理した後のRFL処理により
ゴムとの接着性を付与することができる有機合成繊維が
好ましい。
本発明において、炭素繊維糸条の本数に対して有機合成
繊維糸条の占める割合は1/19〜19/1の範囲内で
おるが、好ましくは、1/10〜10/1の範囲内であ
る。
繊維糸条の占める割合は1/19〜19/1の範囲内で
おるが、好ましくは、1/10〜10/1の範囲内であ
る。
本発明にかかるディップコードのトータルデニール(D
>の占める有機合成繊維のトータルデニール(d)の比
率(d/D>は1/100〜1/4好ましくは1750
〜1/8の範囲が好ましい。
>の占める有機合成繊維のトータルデニール(d)の比
率(d/D>は1/100〜1/4好ましくは1750
〜1/8の範囲が好ましい。
炭素繊維を撚り糸にするための加熱は用途に応じて片撚
必るいは諸撚などの方法が採用される。この加熱は、撚
り数(回/10cm)Xrヂゴ:ルで示される撚り係数
が900以下、特に600以下になるように行うのが望
ましい。
必るいは諸撚などの方法が採用される。この加熱は、撚
り数(回/10cm)Xrヂゴ:ルで示される撚り係数
が900以下、特に600以下になるように行うのが望
ましい。
本発明のゴム補強用ディップコードを得るのに用いられ
る接着剤の付与法および熱処理方法′は従来公知のいず
れの方法でもよい。
る接着剤の付与法および熱処理方法′は従来公知のいず
れの方法でもよい。
く実 施 例〉
実施例において接着剤の付着率、コードの接着力および
GY疲労寿命は次の方法に従って測定した。
GY疲労寿命は次の方法に従って測定した。
(1)付着率
2−Wl
付着率(%)= X100重量%ここでW
l:長さ100cmの接着剤付与処理前の生コードの重
量(y) W2:長さ100cmの接着剤付与処 理後のコードの重量(9) (2)接着力 得られた処理系を、次の組成のゴム配合物と合体して1
40’C140分間加圧加硫した。
l:長さ100cmの接着剤付与処理前の生コードの重
量(y) W2:長さ100cmの接着剤付与処 理後のコードの重量(9) (2)接着力 得られた処理系を、次の組成のゴム配合物と合体して1
40’C140分間加圧加硫した。
ゴム配合物の組成 重母部
天 然 ゴ ム 70ス
ヂレンブタジエンゴム 30カーボンブラツク
(SRF) 40ステアリン酸 2 亜 鉛 華 5ナフ
テン系プロセスオイル 3加硫促進剤 2
.5 (ジベンゾチアジルジサルファイド) 硫 黄 2接看
力の測定方法はJIS L1017−1983のA法
(Tテスト)に準じて次の条件で行った。
ヂレンブタジエンゴム 30カーボンブラツク
(SRF) 40ステアリン酸 2 亜 鉛 華 5ナフ
テン系プロセスオイル 3加硫促進剤 2
.5 (ジベンゾチアジルジサルファイド) 硫 黄 2接看
力の測定方法はJIS L1017−1983のA法
(Tテスト)に準じて次の条件で行った。
コードのゴム中への埋込み長さ:10.Om埋込み試料
ゴム片の幅 :10.Os埋込み試料ゴム片の長
ざ :3C)、Omm引合クランプのスリット幅
: 1.Omm(3)GY疲労寿命 JIS L1017−1983のチューブ疲労強さへ
法(グツドイヤ法)に準じて9O°の曲げ角度で行い、
疲労によりチューブが破壊するまでの時間(分)を測定
した。
ゴム片の幅 :10.Os埋込み試料ゴム片の長
ざ :3C)、Omm引合クランプのスリット幅
: 1.Omm(3)GY疲労寿命 JIS L1017−1983のチューブ疲労強さへ
法(グツドイヤ法)に準じて9O°の曲げ角度で行い、
疲労によりチューブが破壊するまでの時間(分)を測定
した。
なお、ゴム配合物の組成は接着力測定に用いたゴムと同
じ配合物を使用し試料コードの打込み本数は炭素繊維糸
条のトータルデニールが3,600デニールの場合、1
8本/インチとした。
じ配合物を使用し試料コードの打込み本数は炭素繊維糸
条のトータルデニールが3,600デニールの場合、1
8本/インチとした。
実施例1〜3、比較例1〜2
1800デニール、3.000フイラメントで表面サイ
ジング処理された7、5回/10αの撚りをもつ炭素繊
維糸条束 トレカT−300(東しく株)製)を用いた
。
ジング処理された7、5回/10αの撚りをもつ炭素繊
維糸条束 トレカT−300(東しく株)製)を用いた
。
該炭素RM糸条束を表に示したエポキシ化合物およびゴ
ムラテックスの混合液(濃度30重量%)に含浸(必要
に応じて増粘剤を併用する)させてからしぼり、次いで
120’C,5分間の乾燥処理後、210℃で2分間の
熱処理をした後、下記組成のRFLに含浸し、しぼり、
120’C12分間の乾燥を行い、次いで210’C1
1分間の熱処理をした。
ムラテックスの混合液(濃度30重量%)に含浸(必要
に応じて増粘剤を併用する)させてからしぼり、次いで
120’C,5分間の乾燥処理後、210℃で2分間の
熱処理をした後、下記組成のRFLに含浸し、しぼり、
120’C12分間の乾燥を行い、次いで210’C1
1分間の熱処理をした。
(RFLの組成〕
水 405.69レゾル
シン 18.9 ホルマリン(37%> 27.910%NaOH
5,2 を混合し20’Cで2時間熟成しA液とした。
シン 18.9 ホルマリン(37%> 27.910%NaOH
5,2 を混合し20’Cで2時間熟成しA液とした。
次いで
ゴムラテックス 414.69(40,5重量
%) 水 108.4A
液 457.6を混合調製し20
℃で12時間熟成しRFLとした。
%) 水 108.4A
液 457.6を混合調製し20
℃で12時間熟成しRFLとした。
一方、炭素繊維以外の有機合成繊維としてデュポン社製
の゛ケブラー″(ポリーP−フェニレンテレフタレート
繊維’)200デニールのもの、東しく株)装のナイロ
ン66繊維210デニールのもの、および東しく株)製
のポリエチレンテレフタレート繊維250デニールのも
のをそれぞれ用いた。
の゛ケブラー″(ポリーP−フェニレンテレフタレート
繊維’)200デニールのもの、東しく株)装のナイロ
ン66繊維210デニールのもの、および東しく株)製
のポリエチレンテレフタレート繊維250デニールのも
のをそれぞれ用いた。
これらの有機合成繊維に炭素繊維に付与したのと同じ前
記の接着剤を付与し、次いで熱処理した。
記の接着剤を付与し、次いで熱処理した。
接着剤付与および熱処理の条件としては、゛ケブラー″
の場合、エポキシ化合物/ゴムラテックス混合液を付与
した後、120°C15分間の乾燥を行い、次いで20
0 ’Cで2分間の熱処理を行い、ざらに前記RFLに
含浸し、しぼり、120℃で2分間の乾燥を行い、次い
で210℃で1分間の熱処理を行った。
の場合、エポキシ化合物/ゴムラテックス混合液を付与
した後、120°C15分間の乾燥を行い、次いで20
0 ’Cで2分間の熱処理を行い、ざらに前記RFLに
含浸し、しぼり、120℃で2分間の乾燥を行い、次い
で210℃で1分間の熱処理を行った。
ナイロン66繊維およびポリエチレンテレフタレート繊
維の場合も同様に処理したが、ナイロン66繊維および
ポリエチレンテレフタレート繊維のRFL処理および乾
燥の後の熱処理温度をそれぞれ220’Cおよび230
’Cとした。
維の場合も同様に処理したが、ナイロン66繊維および
ポリエチレンテレフタレート繊維のRFL処理および乾
燥の後の熱処理温度をそれぞれ220’Cおよび230
’Cとした。
上記のいずれの場合もデイツプストレッチ率は0%とし
た。
た。
得られた炭素繊維処理系の1本に10回/’l0cmの
7方向の下撚りを掛けた。−方、炭素繊維処理系の他の
一本と上記で得られた有機合成繊維の処理系とを引き揃
え、10回/10cmの2方向の下撚りを掛けた。
7方向の下撚りを掛けた。−方、炭素繊維処理系の他の
一本と上記で得られた有機合成繊維の処理系とを引き揃
え、10回/10cmの2方向の下撚りを掛けた。
次いでこれらの下撚糸を引き1前えて、下撚りとは反対
方向のS撚りを10回/10cm掛けた。
方向のS撚りを10回/10cm掛けた。
得られたディップコードの特性を第1表に示した。
第1表から明らかなように、本発明のディップコードは
炭素繊維単独のディップコードよりもGY疲労寿命が飛
躍的に向上している。
炭素繊維単独のディップコードよりもGY疲労寿命が飛
躍的に向上している。
実施例4〜10および比較例3
実施例2と同様な方法で各種のポリエチレンテレフタレ
ート繊維を用いたコード構成で実施例1〜3と同様の方
法で接着性およびGY疲労性を評価し、その結果を第2
表に示した。
ート繊維を用いたコード構成で実施例1〜3と同様の方
法で接着性およびGY疲労性を評価し、その結果を第2
表に示した。
第2表から明らかなように、本発明のディップコードに
おいて、炭素繊維以外の有機合成繊維糸条のトータルデ
ニールのディップコードのトータルデニールに対する比
率を特定範囲内とすることによりGY疲労寿命を向上せ
しめることが可能でおる。
おいて、炭素繊維以外の有機合成繊維糸条のトータルデ
ニールのディップコードのトータルデニールに対する比
率を特定範囲内とすることによりGY疲労寿命を向上せ
しめることが可能でおる。
〈発明の効果〉
本発明にかかるゴム補強用ディップコードは耐疲労性が
優れてあり、しかも炭素繊維使いであるから高強力で高
弾性率であるから、例えばタイヤ、運搬ベルト、伝動ベ
ルト、ゴムホースおよびゴム引布などのための補強コー
ドとして極めて有用でおる。
優れてあり、しかも炭素繊維使いであるから高強力で高
弾性率であるから、例えばタイヤ、運搬ベルト、伝動ベ
ルト、ゴムホースおよびゴム引布などのための補強コー
ドとして極めて有用でおる。
Claims (2)
- (1)3〜20本の繊維糸条からなる撚り糸であって、
該繊維糸条のうち2〜19本は炭素繊維糸条で、1〜1
9本は有機合成繊維糸条である撚り糸からなるゴム補強
用ディップコード。 - (2)コードのトータルデニール(D)に対する有機合
成繊維糸条のトータルデニール(d)の比率d/Dが1
/100〜1/4の範囲内にあることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のゴム補強用ディップコード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61147475A JPS636127A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | ゴム補強用デイツプコ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61147475A JPS636127A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | ゴム補強用デイツプコ−ド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS636127A true JPS636127A (ja) | 1988-01-12 |
Family
ID=15431228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61147475A Pending JPS636127A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | ゴム補強用デイツプコ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS636127A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008223200A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Teijin Fibers Ltd | 補強コード及び空気入りラジアルタイヤ |
-
1986
- 1986-06-24 JP JP61147475A patent/JPS636127A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008223200A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Teijin Fibers Ltd | 補強コード及び空気入りラジアルタイヤ |
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