JP3685270B2 - ポリベンザゾールコードの処理方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、従来にない耐疲労性と強力利用率を有する接着剤処理コードの処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴム補強材などに有機繊維が使われ、該有機繊維が疲労性を改善する目的で撚糸されたコードである構造は一般的である。近年省エネルギーの要求でこうしたゴム補強材の軽量化が図られそのため所謂スーパー繊維の使用が増加している。しかしながら従来の有機繊維は耐疲労性の改善のため撚糸されると、その繊維がもつ強度・弾性率が顕著に低下する。このため所謂スーパー繊維の有する物性から期待される軽量化が図られているとは云いがたい現状である。かかる現状を打破するため本発明者らが先に提案した特願平7−203463号においては、従来のスーパー繊維を含む汎用繊維の撚り数が高いほど疲労性が良いという関係に反し、PBO繊維の低い撚り係数の片撚りコードは高い疲労性を示すことが開示されている。しかしながら生産性を考慮すると、反物による処理が望ましくその場合片撚りであると反物がコードの残留トルクによる不都合が発生しやすい。この対策としてS撚りとZ撚りのコードを交互に配置するなどの方法があるがその場合はコードが2本ずつペアーとすることを要する点に問題があり、双糸のコードの利用が望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来技術の壁を超え、耐疲労が顕著に改善され、かつ補強材として繊維の優れた強度・弾性率を補強材として実現するポリベンザゾール繊維処理コードを工業的規模で工程上トラブルなく提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明はポリベンザゾール繊維からなる撚りコードを接着剤処理するに際し、接着剤の粘度が繊維同士を固着させる十分な値に達する前にコード中の単繊維のマイグレーションを均一にし、局所的に単繊維に屈曲部を与えることなく処理コードを形成する事によりPBO繊維の場合は疲労性が顕著に改善される事を見出した。
即ち、接着剤の粘度の上昇によるフィラメント間の接着度指数が50を越さない状態で2g/d以上の応力を与えることにより顕著に対疲労性の優れるかつこれまでにない強度・弾性率を有する補強コードが得られる。
【0005】
以下本発明を詳細に説明する。
本発明におけるポリベンザゾール繊維とは、ポリベンザゾールポリマーよりなる繊維をいい、ポリベンザゾール(PBZ)とは、ポリベンゾオキサゾール(PBO)ホモポリマー、ポリベンゾチアゾール(PBT)ホモポリマー及びそれらPBO、PBTのランダム、シーケンシャルあるいはブロック共重合ポリマーをいう。ここでポリベンゾオキサゾール、ポリベンゾチアゾール及びそれらのランダム、シーケンシャルあるいはブロック共重合ポリマーは、例えば Wolfe等の「Liquid Crystalline Polymer Compositions , Process and Products」米国特許第4703103号(1987年10月27日)、「Liquid Crystall-ine Polymer Compositions , Process and Products 」米国特許4533692号(1985年8月6日)、「Liquid Crystalline Poly(2,6-Benzothiazole) Composition, Process and Products」米国特許第4533724号(1985年8月6日)、「Liquid Crystalline Polymer Compositions , Process and Products 」米国特許第4533693号(1985年8月6日)、Evers の「Thermooxidative-ly Stable Articulated p-Benzobisoxazole and p-Benzobisthiazole Polymres 」米国特許第4539567号(1982年11月16日)、Tasi等の「Method for making Heterocyclic Block Copolymer」米国特許第4578432号(1986年3月25日)、等に記載されている。
PBZポリマーに含まれる構造単位としては、好ましくはライオトロピック液晶ポリマーから選択される。モノマー単位は構造式(a)〜(h)に記載されているモノマー単位からなり、さらに好ましくは、本質的に構造式(a)〜(c)から選択されたモノマー単位からなる。
【0006】
【化1】
【0007】
【化2】
【0008】
PBZポリマーのドープを形成するための好適な溶媒としては、クレゾールやそのポリマーを溶解し得る非酸化性の酸が含まれる。好適な酸溶媒の例としては、ポリリン酸、メタンスルホン酸および高濃度の硫酸あるいはそれらの混合物が挙げられる。さらに適する溶媒はポリリン酸及びメタンスルホン酸である。また最も適する溶媒は、ポリリン酸である。
【0009】
溶媒中のポリマー濃度は好ましくは少なくとも約7重量%であり、さらに好ましくは少なくとも10重量%、最も好ましくは少なくとも14重量%である。最大濃度は、例えばポリノーの溶解性やドープ粘度といった実際上の取扱い性により限定される。それらの限界要因のために、ポリマー濃度は通常では20重量%を超えることはない。
【0010】
好適なポリマーやコポリマーあるいはドープは公知の手法により合成される。例えば Wolfe等の米国特許第4533693号(1985年8月6日)、Sybert等の米国特許4772678号(1988年9月20日)、Harrisの米国特許第4847350号(1989年7月11日)に記載される方法で合成される。PBZポリマーは、Gregory 等の米国特許第5089591号(1992年2月18日)によると、脱水性の酸溶媒中での比較的高温、高剪断条件下において高い反応速度での高分子量化が可能である。
【0011】
このようにして重合されるドープから公知の手段により高強度・高弾性率のポリベンザゾール繊維が製造される。例えば米国特許第5294390号(1994年5月15日)などに記載された乾湿式紡糸方法が好適である。
【0012】
該ポリベンザゾール繊維はリング撚糸機などを用いて下撚りを与えられ、さらに主として残留トルクを少なくする目的で下撚りと逆方向の上撚りを与える。本発明の場合はコードの上撚り係数は500以下、好ましくは350以下であることが本発明のコードが持つ強度・弾性率の達成と同時に耐疲労性を与えるために重要な要件となる。尚、撚り係数(K)は次式で定義する。
K=Tw×(Den/ρ)1/2
TW:上撚り数 (t/10cm)
Den:トータルデニール
ρ:繊維密度 (g/cm3 )
【0013】
該撚糸コードはゴムとの接着性を向上させるため、所謂ディップを施される。処理液としては、(A) エポキシ樹脂の水分散液、(B) ブロックドイソシアネートの水分散液、(C) レゾロシン・ホルムアルデヒド樹脂ーゴムラテックス混合液、の組み合わせもしくは単独で、一段または二段以上の多段処理により施される場合が一般的であるが、その他の処方であっても勿論良い。特にこの処方に置いては各フィラメントのコード中でのマイグレーションの均一性が耐疲労性および強度・弾性率の利用率を高めるためとくに重要である。このため、ディップ処理に置いては高張力で処理されることが望ましく、ディップ剤の配合も繊維内部に浸透するディップ剤については弾性率が低い所謂ソフト処方のものが好ましい。
【0014】
本発明者らによる先願においてPBO繊維の双糸コードは疲労性が片撚りコードに比較して劣っていたわけであるが、本発明者らが詳細に疲労現象を検討した結果、次のような事実が明らかとなった。
(a)双糸コードは上下撚りの交差面において単繊維のマイグレーションが乱れやすく、撚糸状態で鋭角状に屈曲した繊維が存在し、疲労後の繊維を観察すると該部分において多数のキンクバンドが観察された。
(b)同じ撚り係数を有する片撚りコードは交差面が無いため、かかるマイグレーションの乱れによる歪みの集中する部分がほとんど無いため、疲労性に優れる。
(c)PBO繊維に限り撚り数が少ないほど疲労性が優れるのは、撚り係数が低いほどマイグレーションの乱れが少ないためである。
【0015】
この発見事実に基づき双糸コードの交差面における単繊維のマイグレーション乱れを少なくする方法につき鋭意検討した結果、接着剤が熱処理により単繊維を固着する粘度に達する以前に、PBO繊維の場合は2g/d以上の応力を付与することにより単繊維の交差面のマイグレーション歪みが減少する事を見出した。尚、該コードは高強度ではあるもののあまりに高い応力を付与すると毛羽が発生する恐れがあることから20g/d以下が好ましく、更に好ましくは、付与応力は2g/d以上10g/d以下である。また接着剤を付与したコードに熱処理を施し、コードを解体し交差面に認められるマイグレーション乱れの等級と熱処理による単糸間接着度指数の変化の関係から、接着剤の単糸間の接着度指数が0以上50以下で該応力が付与されなければならない事を見出した。
【0016】
かくして得られるコードは強度利用率(コード強力/原糸強力)が80%以上と高く、弾性率の利用率も驚くほど高い。処理後の残留トルクも実用上なく、また疲労試験においても驚くべきことに、低い撚り係数のものほど耐疲労性が良好で、従来の有機繊維の撚り数の高いものほど耐疲労性がよいという常識を打ち破った新規な特徴を有する。
【0017】
<コードの接着度指数の測定方法>
撚糸コードをほぐし、撚糸形態が残存する部分を10mm残した状態で撚糸コードを切断する。ほぐした繊維から任意に単糸を選び引き抜き張力の最大値を測定する。5回の測定の平均値を引き抜き張力とし、下記の式から接着度指数を求める。
接着度指数=引き抜き張力(g)/10mm当たりの単糸の表面積(mm2)
【0018】
次に実施例を用いて、本発明の効果について説明する。もちろん本発明は実施例に限定されるものではない。
【0019】
実施例1
ポリベンズビスオキサゾール繊維を撚糸して双糸コードを作成した。それぞれの生コードに二段のディップ処理を施してディップコードを作成した。一段目のディップ処理液はエポキシ樹脂の水分散液であり処理温度は250℃、二段目のディップ処理液はRFL 液であり処理温度は235℃であった。一段目のディップ液に浸漬する前にコードに与える応力を変化させた。かくして得られたコードの疲労試験および双糸コードの場合は交差面単繊維マイグレーション等級を含む諸特性を表1に示す。双糸コードでは交差面単繊維マイグレーション等級がコードに付与した応力値に依存する(限界値が存在する)ことおよびマイグレーション等級が良いほど疲労性が優れ、片撚り糸と同等の疲労性を示すようになることが認められた。表で明かなようにPBO(ポリベンズビスオキサゾール)繊維の撚り係数が500以下の本発明のコードは強力利用率および弾性率利用率が極めて高く、かつ耐疲労性が優れる。
【0020】
【表1】
【0021】
実施例2
ポリベンズビスオキサゾール繊維を撚糸して双糸コードを作成した。それぞれの生コードに三段のディッピング処理を行った、一段目および三段目で実施例と同じディップ剤を付与し、一段目の熱処理温度を変更して単糸マイグレーションの固定条件を求めた。二段目で2.5g/dの応力を付与し 250℃で熱処理し、三段目は実施例1の二段目と同じ条件を付与した。得られたディップコードの特性を表2に示す。マイグレーションの固定と接着度指数には限界値が存在し、マイグレーションを均一化させるための応力は接着度指数50以下で付与されなければならないことを示している。
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】
以上に説明したように、ポリベンザゾール繊維の優れた力学特性を活かして、これまでの素材で得られなかったレベルの力学特性を、耐疲労性を同時に満足しながら達成できる。また双糸コードであるので工業的プロセスで反物流れやカーリングといった問題の生じない有用な発明である。この発明により、とくにゴム補強の分野で複合材の嘗てない軽量化が達成でき、省エネルギーに貢献できる。
Claims (3)
- ポリベンザゾール繊維を撚糸した撚り係数が500以下のコードの接着剤処理において下記条件で処理することを特徴とするポリベンザゾールコードの処理方法。
(1)接着剤の接着度指数が50を越さない状態でコードに2g/d以上の応力を与える。
(2)処理後の強力保持率を80%以上とする。 - コードが諸撚であることを特徴とする請求項1記載のポリベンザゾールコードの処理方法。
- コードが双子撚であることを特徴とする請求項1記載のポリベンザゾールコードの処理方法。
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JP00242196A JP3685270B2 (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | ポリベンザゾールコードの処理方法 |
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1996
- 1996-01-10 JP JP00242196A patent/JP3685270B2/ja not_active Expired - Fee Related
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