JPS6361001A - 加工澱粉の製造方法 - Google Patents

加工澱粉の製造方法

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Publication number
JPS6361001A
JPS6361001A JP61016059A JP1605986A JPS6361001A JP S6361001 A JPS6361001 A JP S6361001A JP 61016059 A JP61016059 A JP 61016059A JP 1605986 A JP1605986 A JP 1605986A JP S6361001 A JPS6361001 A JP S6361001A
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JP
Japan
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starch
water
screw extruder
twin
content
Prior art date
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Pending
Application number
JP61016059A
Other languages
English (en)
Inventor
Morihiro Sada
佐田 守弘
Harutsuchi Harada
春土 原田
Toshio Iida
飯田 敏夫
Kenji Fukami
深見 賢治
Yutaka Nishimura
豊 西村
Teruo Gomi
五味 照雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
Original Assignee
TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
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  • Grain Derivatives (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は加工澱粉の製造法、より詳しくは性能の優れた
加工澱粉を効率的に製造する方法に関するO 従来の技術 従来、種々の改質澱粉が知られており、その製造法とし
ては澱粉類を常圧下で加熱しα化する方法、押出機を用
いて高温高圧にて連続的に押出す方法などが知られて込
る。(特公昭57−8706号公報) 発明が解決しようとする問題点 しかしこのような方法は、予め原料に水を添加して混合
しておく必要があり、ま友均質な製品を得るには押出機
スクリーーの回転数を低速に制御することが必要でろる
などの制限がある。更に、この方法では処理できる水分
含量範囲が狭い、などの欠点もめる。
問題点を解決する定めの手段 本発明者らは前記問題点に関し、種々検討を重ねぇ結果
、水分含有率20ないし60%、好ましくは25ないし
35%の澱粉類を二軸押出機E用いて処理することによ
り今までにない優れた性質を有する加工澱粉を製造でき
ることを見い出し、本発明を完成した。本発明を更に詳
細に説明する一本発明で用いる澱粉類とは馬鈴薯、甘藷
、タピオカ等の地下茎澱粉、小麦、とうもろこし、米な
どの地上澱粉及びこれらの澱粉に物理的、化学的あるい
は生物学的な処理を施こした澱粉類であり、これらの澱
粉類の内、1種を単独で用いても良いし、又は2種以上
を組み合せて用いても良い。
澱粉への加水は使用澱粉の種類、目的とする加工澱粉品
質によって、多少異なるが、通常20〜60%でるり、
好ましくは25〜35チに水分含量を調製するのが好ま
しい。
経済的見地からすれば、水分が少ない方が加工する上で
望ましい。
特に35%以下の水分領域においては、従来の一軸押出
機を用いる技術では糊化開始温度が低く、しかも糊化時
の粘度が低いなどの特徴を有する加工澱粉を製造するこ
とは不可能でめったが、本願発明の如き二軸押出機を用
いる技術を適応することによシ、35チ以下の水分領域
でも糊化開始温度が低く、糊化時の粘度が低い。更には
、広い温度範囲で糊化粘度が低いまま維持されるという
特徴を有する加工澱粉を製造することができる。ま念、
水分含量が60%以上でも良質な加工澱粉を製造で舞る
が、乾燥工程にコストがかか)、経済的でない。
尚、従来はあらかじめ澱粉に加水してパドルミキサー等
で混合した後に一軸押出機に供給していたが、二軸押出
機を用いる本発明においては必ずあらかじめ原料を加水
、混合しておく必要はなく、二軸押出機に澱粉と水を別
々、又は同時に添加して二軸押出復円で混合してもさし
つかえない。
このように調湿された澱粉は次いで、連続的に加熱下に
押し出し糊化させる。この工程は、加熱、移送を同時に
行い連続的に糊化する工程である。
バレル温度はダイの径、バレルの長さ、スクリエウ圧縮
比等に相互依存するが、品温を70℃〜150℃、好ま
しくは品温を80℃〜120℃になるようにバレル温度
を設定すればよい。
圧力は移送に要する最低圧以上であればよく、特に高圧
でるる必要はない。具体的には100に9/c2以下、
好ましくは60に9/l−d以下が好ましい。
又、従来の一軸押出機を用いる方法では、押出機のスク
リエウ回転数を上げると、レトルト耐性及び冷蔵、冷凍
耐性の一つの目安である保水性等の物性が低下するとい
う欠点が生じる為に、押出機のスクリエウ回転数を低速
に制御する必要が有るが、本発明の方法を用いると、こ
の回転数の制隅は解消で舞る〇 斯くして得られる糊化澱粉を冷却してその一部を結晶化
する。
この冷却工程は押出され友糊化澱粉を急激に品温を20
℃以下、好ましくは10℃以下になるように冷却しても
よく、又、糊化澱粉をゆっくりと室温にまで放冷してか
ら品温を20℃以下に冷却させてもよい。
保存時間は冷却温度と相関があり、例えば品温15℃で
冷却している時は、約2時間、品温5℃で冷却している
時は0.5時間程保存すればよい。
この様にして得た生地を次いで乾燥粉末化するのである
が、乾燥効率を同上させる為に粗砕した上で、例えば流
動乾燥慢を用いて水分を6〜15%程度にすればよい。
乾燥温度、特に水分含量が高い乾燥初期に於ける温度は
最終製品の膨潤度に影響を与え、品温が80℃以下、好
ましくは60℃以下にて乾燥することが重要である。
以上の様にして得られ几乾燥物を適度の粒度、例えば6
0メツシ工程度迄に粉砕すれば本発明に係る製品が得ら
れる。
発明の効果 本願発明は従来の一軸型押出機を用いる方法に比較して
処理できる水分含量領域が広く、しかも押出機に供給す
る前に原料に予じめ、水分を添加して混合、調湿してお
く必要はないという利点がある。
父、本発明で製造された加工澱粉は、従来の方法で製造
されたものに比較して糊化開始温度が低く、しかも糊化
しても粘度が低いという特徴がある。更に、従来の加工
澱粉に比較して広い温度範囲で糊化粘度が低いまま維持
でれるという利点がある。
本発明により製造される加工澱粉は既述し友ように従来
の加工澱粉にない特徴を有するので各種加工食品の素材
に利用可能である。
以下、実施例に基づいて本願発明の詳細な説明する。
〈実施例1〉 コーンスターチの水分含量を25チに調整し、スピード
ニーダ−によう良く混和し、これをパーレル長1200
鵡、 100 RPMで回転する直径50mのスクリュ
ーを有する一軸押出機(スクリュウ圧縮比1:1)に連
続的に供給した。尚、この時のバレル温度はバレルの中
央部の品温か100℃になるように設定した。押出機の
圧出孔より押し出された生地は、温度が上昇したため部
分的に焦げ現象が見られ、フレーバーの悪いものであっ
た。即ち、25チという低い水分含量では一軸押出機に
より良質な加工澱粉を製造できなかつ念。
一方、同じ配合の原料をパーレル長1500m+。
100 RPMで回転する直径50ttxrのスクリュ
ウを有する二軸押出機に連続的に供給し之。尚、この場
合のバレル温度もバレル中央部の品温か100℃になる
ように設定した。二軸押出口より押出された生地は一軸
押出機を用い友場合のように焦げ現象や、好ましくない
フレーバーの出現はみられなかっ念。
更に、この二軸押出機より押し出され定生地を20分間
水冷し念後、5℃の冷蔵庫で冷却し、適宜切断し友。
切断したチッグを60℃の通風乾燥機で水分含量8%ま
で乾燥し念。ついで得られ念乾燥物を衝撃式粉砕機で粉
砕し、篩分して150メツシュ通過の製品(4)を得た
。この製品の10チアミログラフ/?ターンは、図−1
の通りで糊化開始@度が低く、糊化しても粘度の少ない
改質澱粉が得られた。
対照として、無処理のコーンスターチを示し几。
〈実施例2〉 甘藷澱粉に水を添加し、水分を40チに調製しスピード
ニーダ−によりよく混和し、これをバーレル長1200
 m 、 75回転の速度で回転する直径50mのスク
リュウを有する一軸押出機(スクリュウ圧縮比l:1)
に連続的に供給した。
−軸押出機のバレル温度は、バレル中央部の品温か10
0℃になるように設定し、圧力を30kg/−に保った
かかる条件下に押出機の圧出孔より押し出された生地を
実施例1と同様な処理を行なって製品Bを得え。
一方、同じ配合の原料を用い、パーレル長1200m、
75回転の速度で回転する直径50宵のスフリーラを有
する二軸押出機に連続的に供給し念。この場合も、圧出
孔よ)押し出された生地は実施例1と同様の処理を行い
製品Cとした。
この時の処理条件はバレル中央部の品温か100℃にな
るように調製し、圧力を30ゆ/−に設定した〇 これら製品の加熱ケ゛ル強度は表−1の如くでろり、製
品Cはrル化に対し、70〜120℃の広い温度範囲で
常に安定した低い粘度を示した。
表−1 又、二軸押出機のスフリーラ回転数を120回転という
高速度で回転させても、製品Cと同等の性質を有する製
品が得られ友。
尚、ダル強度は次の方法にて測定した。
試料の12チ水溶液にCMCO68チを添加し、十分攪
拌てせこれを内径30簡のダーシングに詰め、それぞれ
70℃、85℃、100℃30分加熱及び120℃レト
ルト処理(西独ストック社製レトルト殺菌装置、F値=
4.0〕を施し、次いで5℃冷蔵庫中で1夜放置してグ
ルを形成でせた後、室温に戻し測定に供し念。尚、グル
の強度はレオメータ−により、その降伏値をもって表わ
した。
〈実施例3〉 馬鈴薯澱粉と水が重量比で7:3でろる原料を二軸押出
機の原料供給口にます馬鈴@澱粉を添加して、次に水を
添加し、二軸押出機の内で混合し、加熱押し出し友。押
し出し物は実施例1と同様の操作を用いて、冷却、乾燥
し製品りを得た。
この時の二軸押出機は実施例1の二軸押出機と同型のも
のを用い、二軸押出機での処理条件はバレル中央部の品
温か100℃、圧力が30に9/dになるように調製し
友。
一方、馬鈴薯澱粉と水が重量比で7:3でるる原料をあ
らかじめスピードニーグーでよく混合した後に二軸押出
機に供給する以外は上記引例と全く同じ条件、同じ機械
を用いて調製した製品をEとし次。
これらの製品の加熱グル強度は表−2の如くであシ、〜
品り、Eとも70−120℃の広い温度範囲で常に安定
した低い粘度を示した。
表−2 特許出願人口 食品産業エクストルージョンクツキング
技術研究組合

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水分含有率20ないし60%の澱粉類を、温度70ない
    し150℃、圧力100kg/cm^2以下の条件で二
    軸押出機を用いて連続的に押し出した後、20℃以下に
    冷却して糊化澱粉の一部を結晶化せしめた後、80℃以
    下にて乾燥し次いで粉砕することを特徴とする加工澱粉
    の製造法。
JP61016059A 1986-01-28 1986-01-28 加工澱粉の製造方法 Pending JPS6361001A (ja)

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JP61016059A JPS6361001A (ja) 1986-01-28 1986-01-28 加工澱粉の製造方法

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JP61016059A JPS6361001A (ja) 1986-01-28 1986-01-28 加工澱粉の製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517250A (ja) * 2003-02-10 2006-07-20 コーペラティエベ アベベ ユー.エー. ゲル化可能なデンプン製品調製法
JP2016019489A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 たかい食品株式会社 分解組成物及びその製造方法
JP2023057568A (ja) * 2021-10-12 2023-04-24 伊那食品工業株式会社 ゲル状食品用物性改良剤、ゲル状食品の物性改良方法、およびゲル状食品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517250A (ja) * 2003-02-10 2006-07-20 コーペラティエベ アベベ ユー.エー. ゲル化可能なデンプン製品調製法
JP2016019489A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 たかい食品株式会社 分解組成物及びその製造方法
JP2023057568A (ja) * 2021-10-12 2023-04-24 伊那食品工業株式会社 ゲル状食品用物性改良剤、ゲル状食品の物性改良方法、およびゲル状食品

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