JPH0579290B2 - - Google Patents

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JPH0579290B2
JPH0579290B2 JP61009386A JP938686A JPH0579290B2 JP H0579290 B2 JPH0579290 B2 JP H0579290B2 JP 61009386 A JP61009386 A JP 61009386A JP 938686 A JP938686 A JP 938686A JP H0579290 B2 JPH0579290 B2 JP H0579290B2
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JP
Japan
Prior art keywords
snack
parts
cooling
seeds
starch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61009386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62166849A (ja
Inventor
Yoshikane Nakai
Katsushi Hayakawa
Mieko Yoshida
Akio Fujita
Ikuo Kitamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
Priority to JP61009386A priority Critical patent/JPS62166849A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明はスナツク種の製造法、更に詳細には、
マイクロ波等の加熱によつて膨化して良好なスナ
ツクを与えるスナツク種の製造法に関する。 〔従来の技術〕 近年、電子レンジのマイクロ波加熱等によつて
膨化させて、家庭において即席にスナツクを製造
することができるスナツク種が提供されている。 斯かるスナツク種の製造法としては、例えば、
穀粉類を蒸煮α化し、練成圧延した後、特定水分
値まで脱水し、これに5〜30%の油脂を混合する
方法(特開昭50−12264号)が知られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 スナツクはサクサクした軽い食感をもつことが
望まれるが、上記従来法で製したスナツク種は、
電子レンジ等で加熱した場合に体積が約2倍にな
る程度であつて、膨化が不充分であり、食感もセ
ンベイのように硬いという欠点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 斯かる実状において、本発明者は鋭意研究を行
つた結果、原料としてタピオカ澱粉を特定量含有
するものを使用し、二軸エクストルーダを用い
て、特定の条件下のクツキング処理、冷却を行え
ば、食感の良好なスナツク種を得ることができる
ことを見出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、タピオカ澱粉を5〜70重
量%含有する穀粉類と、該穀粉類に対して30〜60
重量%の水を二軸エクストルーダに供給し、処理
時間10〜300秒間、品温90〜150℃でクツキング処
理した後、冷却を行い、膨化しないように押し出
して乾燥することを特徴とするスナツク種の製造
法を提供するものである。 本発明において、穀粉類としては、小麦粉、コ
ーンフラワー、米粉、コーンスターチ、馬鈴薯澱
粉、小麦粉澱粉等を挙げることができ、タピオカ
澱粉としては、生もの、加工されたもの、α化さ
れたものの何れをも使用できる。本発明の原料澱
粉類はタピオカ澱粉を5〜70重量%含有している
ことが必要であり、タピオカ澱粉の含有量が前記
範囲より少ないと、本発明の目的であるサクサク
した軽い食感のスナツクが得られず、前記範囲よ
り多いと膨化が不均一となり良好なものが得られ
ない。 本発明で使用される二軸エクストルーダは、原
料供給用のフイーダ、数個のバレル、この数個の
バレルにそれぞれ内装する二軸のスクリユーエレ
メント、バレル先端に装着したダイからなつてい
る。そして、前記数個のバレルは、原料供給部
と、加熱部と、冷却部とに組合わされて構成され
ており、更に冷却処理部のほぼ中間部には添加物
供給口が設けてある。 本発明を実施するには、前記穀粉類と該穀粉類
に対して30〜60重量%、好ましくは35〜50重量%
の水を二軸エクストルーダに供給する。加水量が
前記範囲より少ないと、クツキング処理の際の澱
粉のα化が充分でなく、マイクロ波加熱の際膨化
も均一に起こりにくい。前記範囲より多いとエク
ストルーダーより押し出す際に種生地が柔らかす
ぎて成形、切断等の処理が困難であり、均一な製
品が得にくい。また、この際副原料として、食
塩、糖類、調味料、油脂類、乳化剤、ビタミン、
ミネラル等を目的に応じて適宜添加してもよい。 二軸エクストルーダに供給された原料穀粉類と
水は、内部のスクリユーにより混練され生地が形
成されるが、これはエクストルーダー内の加熱部
において、処理時間10〜300秒間、品温90〜150
℃、好ましくは100〜120℃でクツキング処理され
る。このクツキング処理は澱粉のα化を充分に行
うことを目的としており、処理時間および品温が
前記範囲より少ない場合はα化が不充分となり、
またこれを超える場合は、焦げがついてしまい好
ましくない。加熱はエクストルーダのバレルを外
部からヒーター等で加熱することにより行えばよ
い。 クツキング処理された生地は、次いでエクスト
ルーダー内の冷却部に送られ、品温が100℃以上
の場合には、100℃以下、好ましくは40〜60℃に
冷却される。この冷却の目的は、常圧下に押し出
した際に膨化しないようにすると共に後の工程の
切断を容易にし、更にこの工程で添加されること
のあるエチルアルコールの飛散を防止するためで
ある。冷却はエクストルーダのバレルを外部から
冷却水又は冷媒等で冷やすことにより行えばよ
い。 この冷却工程において、添加物供給口より該穀
粉類に対して0.1〜10重量%、特に1〜3重量%
の量のエチルアルコールを添加混合するのが好ま
しい。このエチルアルコールは95〜99%濃度のも
のが好ましい。エチルアルコールの添加は、マイ
クロ波等で加熱した際に均一に膨化させて本発明
の目的であるサクサクした軽い食感のスナツクを
さらに得やすくすることが目的である。 また、この冷却工程において、目的に応じて、
細切した野菜、粉砕したナツツ類等を添加するこ
ともできる。 次いで、斯くして得られた種生地を膨化しない
ように常圧下に押し出す。膨化しないようにする
には、前記の冷却の他に、押し出し圧力、押し出
し速度、ダイス孔径等の調整をすればよい。押し
出す際のダイスの孔の形、径等は目的に応じて選
択すればよいが、均一な膨化物を得るためには、
押し出し物の厚さが8mm以下、特に1〜5mmにな
るようにするのが好ましい。 前記の押し出した種生地を適宜切断、成形して
乾燥してスナツク種を得る。乾燥はスナツク種の
水分が10〜20%好ましくは12〜14%となる迄行え
ばよく、焦げがつかない方法であればどんな方法
でもよく、例えば通風乾燥等を行えばよい。 〔発明の効果〕 本発明方法によつて得られるスナツク種は、こ
れを電子レンジのマイクロ波等で加熱すると8〜
10倍の体積に均一に膨化し、サクサクした軽い食
感のスナツク食品が得られる。 〔実施例〕 以下に実施例を挙げて、本発明をさらに具体的
に説明する。 実施例 1 コーンスターチ75重量部(以下部と云う)、タ
ピオカ澱粉25部、食塩1.5部および水60部を二軸
エクストルーダ(Werner&Pfleider社製C−37
型)に供給し、エクストルーダーのバレル内加熱
部で処理時間60秒間、品温95℃でクツキング処理
した後、同じバレル内冷却部において品温60℃ま
で冷却した。この冷却中間部でエチルアルコール
1部を添加混合し、品温60℃、圧力50Kg/cm2で角
型ダイス(たて×よこ;1×20mm)を用い常圧下
に膨化しないように押出した。これを20mmに切断
し、調湿乾燥機で水分14%まで乾燥してスナツク
種を得た。このスナツク種30gを電子レンジ
(600W)で2分間加熱したところ体積が9倍に膨
化し、サクサクして非常に食感の軽いスナツク食
品を得た。 試験例 1〜4 実施例1においてコーンスターチとタピオカ澱
粉の配合割合を下記の表に変更した以外は実施例
1と同様にして得たスナツク種を、実施例1と同
様の電子レンジで加熱処理して得たスナツク食品
を食感及び体積を下記の表に示す。
【表】 実施例 2 コーンフラワー40部、小麦澱粉20部、タピオカ
澱粉40部、食塩1.5部および水30部を実施例1と
同様の二軸エクストルーダに供給し、エクストル
ーダのバレル内加熱部で処理時間20秒間、品温
150℃でクツキング処理した後、同じバレル内冷
却部において品温75℃になるまで冷却した。この
冷却バレル途中で、10〜20メツシユの大きさに粉
砕したナツツミツクス3部、エチルアルコール10
部を添加混合した。これを品温75℃、圧力90Kg/
cm2でクルル型ダイス(径10mm)を用い、常圧下に
膨化しないように押出し、30mmに切断した。これ
を調湿乾燥機を用い水分12.5%まで乾燥してスナ
ツク種を得た。このスナツク種25gを電子レンジ
(1200W)で45秒間加熱したところ体積が10倍に
膨化し、サクサクして軽い食感のナツツ入りスナ
ツク食品を得た。 実施例 3 小麦澱粉80部、タピオカ澱粉7部、馬鈴薯澱粉
13部、食塩1部及び水55部を実施例1と同様の二
軸エクストルーダに供給し、エクストルーダのバ
レル内加熱部で、処理時間200秒、品温92℃でク
ツキング処理した後、同一バレル内冷却部におい
て品温55℃まで冷却し、品温55℃、圧力30Kg/cm2
でホイール型ダイス(径10mm)を用いて常圧下に
膨化しないように押出した。これを2mmに切断
し、調湿乾燥機を用いて水分13.5%まで乾燥して
スナツク種を得た。このスナツク種40gを電子レ
ンジ(600W)で2分間加熱したところ、体積が
8倍に膨化し、サクサクして非常に食感のよい軽
いスナツク食品を得た。 実施例 4 タピオカ澱粉70部、米粉30部、食塩1部および
水50部を実施例1と同様の二軸エクストルーダに
供給し、エクストルーダのバレル内加熱部で処理
時間12秒、品温145℃でクツキング処理した後、
同一バレル内冷却部において品温78℃まで冷却
し、品温78℃、圧力70Kg/cm2で角型ダイス(たて
×よこ;1×10mm)を用い、常圧下に膨化しない
ように押出した。これを20mmに切断し、調湿乾燥
機で水分14%まで乾燥してスナツク種を得た。こ
のスナツク種40gを電子レンジ(1200W)で45秒
間加熱したところ、体積が9倍に膨化し、サクサ
クして食感の軽いスナツク食品を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 タピオカ澱粉を5〜70重量%含有する穀粉類
    と、該穀粉類に対して30〜60重量%の水を二軸エ
    クストルーダに供給し、処理時間10〜300秒間、
    品温90〜150℃でクツキング処理した後、冷却を
    行い、膨化しないように押し出して乾燥すること
    を特徴とするスナツク種の製造法。
JP61009386A 1986-01-20 1986-01-20 スナツク種の製造法 Granted JPS62166849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61009386A JPS62166849A (ja) 1986-01-20 1986-01-20 スナツク種の製造法

Applications Claiming Priority (1)

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JP61009386A JPS62166849A (ja) 1986-01-20 1986-01-20 スナツク種の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS62166849A JPS62166849A (ja) 1987-07-23
JPH0579290B2 true JPH0579290B2 (ja) 1993-11-02

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ID=11719004

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61009386A Granted JPS62166849A (ja) 1986-01-20 1986-01-20 スナツク種の製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02207744A (ja) * 1989-02-07 1990-08-17 Kanebo Ltd スナック菓子の製造方法
JP4685762B2 (ja) * 2003-03-12 2011-05-18 ネステク ソシエテ アノニム 食事制限のための膨化ペットフード
JP5339461B2 (ja) * 2010-03-09 2013-11-13 キユーピー株式会社 コーン配合膨化食品
KR20140079272A (ko) 2012-12-18 2014-06-26 씨제이제일제당 (주) 김과 곡물 시트를 이용한 김스낵 및 이의 제조방법

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JPS62166849A (ja) 1987-07-23

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