JPH0579290B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0579290B2 JPH0579290B2 JP61009386A JP938686A JPH0579290B2 JP H0579290 B2 JPH0579290 B2 JP H0579290B2 JP 61009386 A JP61009386 A JP 61009386A JP 938686 A JP938686 A JP 938686A JP H0579290 B2 JPH0579290 B2 JP H0579290B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snack
- parts
- cooling
- seeds
- starch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 235000011888 snacks Nutrition 0.000 claims description 32
- 229920002472 Starch Polymers 0.000 claims description 18
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 18
- 235000019698 starch Nutrition 0.000 claims description 16
- 239000008107 starch Substances 0.000 claims description 16
- 235000013312 flour Nutrition 0.000 claims description 15
- 240000003183 Manihot esculenta Species 0.000 claims description 12
- 235000016735 Manihot esculenta subsp esculenta Nutrition 0.000 claims description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 5
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 4
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 4
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 claims description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 3
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 10
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 9
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 7
- 235000019441 ethanol Nutrition 0.000 description 6
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 6
- 235000002639 sodium chloride Nutrition 0.000 description 6
- FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M Sodium chloride Chemical compound [Na+].[Cl-] FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 4
- 229920002261 Corn starch Polymers 0.000 description 3
- 239000008120 corn starch Substances 0.000 description 3
- 229940099112 cornstarch Drugs 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 3
- 239000011780 sodium chloride Substances 0.000 description 3
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 2
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 2
- 241000209140 Triticum Species 0.000 description 2
- 235000021307 Triticum Nutrition 0.000 description 2
- 240000008042 Zea mays Species 0.000 description 2
- 235000005824 Zea mays ssp. parviglumis Nutrition 0.000 description 2
- 235000002017 Zea mays subsp mays Nutrition 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 2
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 2
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 2
- 235000005822 corn Nutrition 0.000 description 2
- 239000003925 fat Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 229920001592 potato starch Polymers 0.000 description 2
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 2
- 229940100445 wheat starch Drugs 0.000 description 2
- 239000004278 EU approved seasoning Substances 0.000 description 1
- 244000270834 Myristica fragrans Species 0.000 description 1
- 235000009421 Myristica fragrans Nutrition 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003995 emulsifying agent Substances 0.000 description 1
- 235000019197 fats Nutrition 0.000 description 1
- 235000011194 food seasoning agent Nutrition 0.000 description 1
- 229910052500 inorganic mineral Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000010755 mineral Nutrition 0.000 description 1
- 239000011707 mineral Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000001702 nutmeg Substances 0.000 description 1
- 235000019198 oils Nutrition 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 235000000346 sugar Nutrition 0.000 description 1
- 150000008163 sugars Chemical class 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- 235000013343 vitamin Nutrition 0.000 description 1
- 239000011782 vitamin Substances 0.000 description 1
- 229940088594 vitamin Drugs 0.000 description 1
- 229930003231 vitamin Natural products 0.000 description 1
Landscapes
- Confectionery (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はスナツク種の製造法、更に詳細には、
マイクロ波等の加熱によつて膨化して良好なスナ
ツクを与えるスナツク種の製造法に関する。 〔従来の技術〕 近年、電子レンジのマイクロ波加熱等によつて
膨化させて、家庭において即席にスナツクを製造
することができるスナツク種が提供されている。 斯かるスナツク種の製造法としては、例えば、
穀粉類を蒸煮α化し、練成圧延した後、特定水分
値まで脱水し、これに5〜30%の油脂を混合する
方法(特開昭50−12264号)が知られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 スナツクはサクサクした軽い食感をもつことが
望まれるが、上記従来法で製したスナツク種は、
電子レンジ等で加熱した場合に体積が約2倍にな
る程度であつて、膨化が不充分であり、食感もセ
ンベイのように硬いという欠点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 斯かる実状において、本発明者は鋭意研究を行
つた結果、原料としてタピオカ澱粉を特定量含有
するものを使用し、二軸エクストルーダを用い
て、特定の条件下のクツキング処理、冷却を行え
ば、食感の良好なスナツク種を得ることができる
ことを見出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、タピオカ澱粉を5〜70重
量%含有する穀粉類と、該穀粉類に対して30〜60
重量%の水を二軸エクストルーダに供給し、処理
時間10〜300秒間、品温90〜150℃でクツキング処
理した後、冷却を行い、膨化しないように押し出
して乾燥することを特徴とするスナツク種の製造
法を提供するものである。 本発明において、穀粉類としては、小麦粉、コ
ーンフラワー、米粉、コーンスターチ、馬鈴薯澱
粉、小麦粉澱粉等を挙げることができ、タピオカ
澱粉としては、生もの、加工されたもの、α化さ
れたものの何れをも使用できる。本発明の原料澱
粉類はタピオカ澱粉を5〜70重量%含有している
ことが必要であり、タピオカ澱粉の含有量が前記
範囲より少ないと、本発明の目的であるサクサク
した軽い食感のスナツクが得られず、前記範囲よ
り多いと膨化が不均一となり良好なものが得られ
ない。 本発明で使用される二軸エクストルーダは、原
料供給用のフイーダ、数個のバレル、この数個の
バレルにそれぞれ内装する二軸のスクリユーエレ
メント、バレル先端に装着したダイからなつてい
る。そして、前記数個のバレルは、原料供給部
と、加熱部と、冷却部とに組合わされて構成され
ており、更に冷却処理部のほぼ中間部には添加物
供給口が設けてある。 本発明を実施するには、前記穀粉類と該穀粉類
に対して30〜60重量%、好ましくは35〜50重量%
の水を二軸エクストルーダに供給する。加水量が
前記範囲より少ないと、クツキング処理の際の澱
粉のα化が充分でなく、マイクロ波加熱の際膨化
も均一に起こりにくい。前記範囲より多いとエク
ストルーダーより押し出す際に種生地が柔らかす
ぎて成形、切断等の処理が困難であり、均一な製
品が得にくい。また、この際副原料として、食
塩、糖類、調味料、油脂類、乳化剤、ビタミン、
ミネラル等を目的に応じて適宜添加してもよい。 二軸エクストルーダに供給された原料穀粉類と
水は、内部のスクリユーにより混練され生地が形
成されるが、これはエクストルーダー内の加熱部
において、処理時間10〜300秒間、品温90〜150
℃、好ましくは100〜120℃でクツキング処理され
る。このクツキング処理は澱粉のα化を充分に行
うことを目的としており、処理時間および品温が
前記範囲より少ない場合はα化が不充分となり、
またこれを超える場合は、焦げがついてしまい好
ましくない。加熱はエクストルーダのバレルを外
部からヒーター等で加熱することにより行えばよ
い。 クツキング処理された生地は、次いでエクスト
ルーダー内の冷却部に送られ、品温が100℃以上
の場合には、100℃以下、好ましくは40〜60℃に
冷却される。この冷却の目的は、常圧下に押し出
した際に膨化しないようにすると共に後の工程の
切断を容易にし、更にこの工程で添加されること
のあるエチルアルコールの飛散を防止するためで
ある。冷却はエクストルーダのバレルを外部から
冷却水又は冷媒等で冷やすことにより行えばよ
い。 この冷却工程において、添加物供給口より該穀
粉類に対して0.1〜10重量%、特に1〜3重量%
の量のエチルアルコールを添加混合するのが好ま
しい。このエチルアルコールは95〜99%濃度のも
のが好ましい。エチルアルコールの添加は、マイ
クロ波等で加熱した際に均一に膨化させて本発明
の目的であるサクサクした軽い食感のスナツクを
さらに得やすくすることが目的である。 また、この冷却工程において、目的に応じて、
細切した野菜、粉砕したナツツ類等を添加するこ
ともできる。 次いで、斯くして得られた種生地を膨化しない
ように常圧下に押し出す。膨化しないようにする
には、前記の冷却の他に、押し出し圧力、押し出
し速度、ダイス孔径等の調整をすればよい。押し
出す際のダイスの孔の形、径等は目的に応じて選
択すればよいが、均一な膨化物を得るためには、
押し出し物の厚さが8mm以下、特に1〜5mmにな
るようにするのが好ましい。 前記の押し出した種生地を適宜切断、成形して
乾燥してスナツク種を得る。乾燥はスナツク種の
水分が10〜20%好ましくは12〜14%となる迄行え
ばよく、焦げがつかない方法であればどんな方法
でもよく、例えば通風乾燥等を行えばよい。 〔発明の効果〕 本発明方法によつて得られるスナツク種は、こ
れを電子レンジのマイクロ波等で加熱すると8〜
10倍の体積に均一に膨化し、サクサクした軽い食
感のスナツク食品が得られる。 〔実施例〕 以下に実施例を挙げて、本発明をさらに具体的
に説明する。 実施例 1 コーンスターチ75重量部(以下部と云う)、タ
ピオカ澱粉25部、食塩1.5部および水60部を二軸
エクストルーダ(Werner&Pfleider社製C−37
型)に供給し、エクストルーダーのバレル内加熱
部で処理時間60秒間、品温95℃でクツキング処理
した後、同じバレル内冷却部において品温60℃ま
で冷却した。この冷却中間部でエチルアルコール
1部を添加混合し、品温60℃、圧力50Kg/cm2で角
型ダイス(たて×よこ;1×20mm)を用い常圧下
に膨化しないように押出した。これを20mmに切断
し、調湿乾燥機で水分14%まで乾燥してスナツク
種を得た。このスナツク種30gを電子レンジ
(600W)で2分間加熱したところ体積が9倍に膨
化し、サクサクして非常に食感の軽いスナツク食
品を得た。 試験例 1〜4 実施例1においてコーンスターチとタピオカ澱
粉の配合割合を下記の表に変更した以外は実施例
1と同様にして得たスナツク種を、実施例1と同
様の電子レンジで加熱処理して得たスナツク食品
を食感及び体積を下記の表に示す。
マイクロ波等の加熱によつて膨化して良好なスナ
ツクを与えるスナツク種の製造法に関する。 〔従来の技術〕 近年、電子レンジのマイクロ波加熱等によつて
膨化させて、家庭において即席にスナツクを製造
することができるスナツク種が提供されている。 斯かるスナツク種の製造法としては、例えば、
穀粉類を蒸煮α化し、練成圧延した後、特定水分
値まで脱水し、これに5〜30%の油脂を混合する
方法(特開昭50−12264号)が知られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 スナツクはサクサクした軽い食感をもつことが
望まれるが、上記従来法で製したスナツク種は、
電子レンジ等で加熱した場合に体積が約2倍にな
る程度であつて、膨化が不充分であり、食感もセ
ンベイのように硬いという欠点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 斯かる実状において、本発明者は鋭意研究を行
つた結果、原料としてタピオカ澱粉を特定量含有
するものを使用し、二軸エクストルーダを用い
て、特定の条件下のクツキング処理、冷却を行え
ば、食感の良好なスナツク種を得ることができる
ことを見出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、タピオカ澱粉を5〜70重
量%含有する穀粉類と、該穀粉類に対して30〜60
重量%の水を二軸エクストルーダに供給し、処理
時間10〜300秒間、品温90〜150℃でクツキング処
理した後、冷却を行い、膨化しないように押し出
して乾燥することを特徴とするスナツク種の製造
法を提供するものである。 本発明において、穀粉類としては、小麦粉、コ
ーンフラワー、米粉、コーンスターチ、馬鈴薯澱
粉、小麦粉澱粉等を挙げることができ、タピオカ
澱粉としては、生もの、加工されたもの、α化さ
れたものの何れをも使用できる。本発明の原料澱
粉類はタピオカ澱粉を5〜70重量%含有している
ことが必要であり、タピオカ澱粉の含有量が前記
範囲より少ないと、本発明の目的であるサクサク
した軽い食感のスナツクが得られず、前記範囲よ
り多いと膨化が不均一となり良好なものが得られ
ない。 本発明で使用される二軸エクストルーダは、原
料供給用のフイーダ、数個のバレル、この数個の
バレルにそれぞれ内装する二軸のスクリユーエレ
メント、バレル先端に装着したダイからなつてい
る。そして、前記数個のバレルは、原料供給部
と、加熱部と、冷却部とに組合わされて構成され
ており、更に冷却処理部のほぼ中間部には添加物
供給口が設けてある。 本発明を実施するには、前記穀粉類と該穀粉類
に対して30〜60重量%、好ましくは35〜50重量%
の水を二軸エクストルーダに供給する。加水量が
前記範囲より少ないと、クツキング処理の際の澱
粉のα化が充分でなく、マイクロ波加熱の際膨化
も均一に起こりにくい。前記範囲より多いとエク
ストルーダーより押し出す際に種生地が柔らかす
ぎて成形、切断等の処理が困難であり、均一な製
品が得にくい。また、この際副原料として、食
塩、糖類、調味料、油脂類、乳化剤、ビタミン、
ミネラル等を目的に応じて適宜添加してもよい。 二軸エクストルーダに供給された原料穀粉類と
水は、内部のスクリユーにより混練され生地が形
成されるが、これはエクストルーダー内の加熱部
において、処理時間10〜300秒間、品温90〜150
℃、好ましくは100〜120℃でクツキング処理され
る。このクツキング処理は澱粉のα化を充分に行
うことを目的としており、処理時間および品温が
前記範囲より少ない場合はα化が不充分となり、
またこれを超える場合は、焦げがついてしまい好
ましくない。加熱はエクストルーダのバレルを外
部からヒーター等で加熱することにより行えばよ
い。 クツキング処理された生地は、次いでエクスト
ルーダー内の冷却部に送られ、品温が100℃以上
の場合には、100℃以下、好ましくは40〜60℃に
冷却される。この冷却の目的は、常圧下に押し出
した際に膨化しないようにすると共に後の工程の
切断を容易にし、更にこの工程で添加されること
のあるエチルアルコールの飛散を防止するためで
ある。冷却はエクストルーダのバレルを外部から
冷却水又は冷媒等で冷やすことにより行えばよ
い。 この冷却工程において、添加物供給口より該穀
粉類に対して0.1〜10重量%、特に1〜3重量%
の量のエチルアルコールを添加混合するのが好ま
しい。このエチルアルコールは95〜99%濃度のも
のが好ましい。エチルアルコールの添加は、マイ
クロ波等で加熱した際に均一に膨化させて本発明
の目的であるサクサクした軽い食感のスナツクを
さらに得やすくすることが目的である。 また、この冷却工程において、目的に応じて、
細切した野菜、粉砕したナツツ類等を添加するこ
ともできる。 次いで、斯くして得られた種生地を膨化しない
ように常圧下に押し出す。膨化しないようにする
には、前記の冷却の他に、押し出し圧力、押し出
し速度、ダイス孔径等の調整をすればよい。押し
出す際のダイスの孔の形、径等は目的に応じて選
択すればよいが、均一な膨化物を得るためには、
押し出し物の厚さが8mm以下、特に1〜5mmにな
るようにするのが好ましい。 前記の押し出した種生地を適宜切断、成形して
乾燥してスナツク種を得る。乾燥はスナツク種の
水分が10〜20%好ましくは12〜14%となる迄行え
ばよく、焦げがつかない方法であればどんな方法
でもよく、例えば通風乾燥等を行えばよい。 〔発明の効果〕 本発明方法によつて得られるスナツク種は、こ
れを電子レンジのマイクロ波等で加熱すると8〜
10倍の体積に均一に膨化し、サクサクした軽い食
感のスナツク食品が得られる。 〔実施例〕 以下に実施例を挙げて、本発明をさらに具体的
に説明する。 実施例 1 コーンスターチ75重量部(以下部と云う)、タ
ピオカ澱粉25部、食塩1.5部および水60部を二軸
エクストルーダ(Werner&Pfleider社製C−37
型)に供給し、エクストルーダーのバレル内加熱
部で処理時間60秒間、品温95℃でクツキング処理
した後、同じバレル内冷却部において品温60℃ま
で冷却した。この冷却中間部でエチルアルコール
1部を添加混合し、品温60℃、圧力50Kg/cm2で角
型ダイス(たて×よこ;1×20mm)を用い常圧下
に膨化しないように押出した。これを20mmに切断
し、調湿乾燥機で水分14%まで乾燥してスナツク
種を得た。このスナツク種30gを電子レンジ
(600W)で2分間加熱したところ体積が9倍に膨
化し、サクサクして非常に食感の軽いスナツク食
品を得た。 試験例 1〜4 実施例1においてコーンスターチとタピオカ澱
粉の配合割合を下記の表に変更した以外は実施例
1と同様にして得たスナツク種を、実施例1と同
様の電子レンジで加熱処理して得たスナツク食品
を食感及び体積を下記の表に示す。
【表】
実施例 2
コーンフラワー40部、小麦澱粉20部、タピオカ
澱粉40部、食塩1.5部および水30部を実施例1と
同様の二軸エクストルーダに供給し、エクストル
ーダのバレル内加熱部で処理時間20秒間、品温
150℃でクツキング処理した後、同じバレル内冷
却部において品温75℃になるまで冷却した。この
冷却バレル途中で、10〜20メツシユの大きさに粉
砕したナツツミツクス3部、エチルアルコール10
部を添加混合した。これを品温75℃、圧力90Kg/
cm2でクルル型ダイス(径10mm)を用い、常圧下に
膨化しないように押出し、30mmに切断した。これ
を調湿乾燥機を用い水分12.5%まで乾燥してスナ
ツク種を得た。このスナツク種25gを電子レンジ
(1200W)で45秒間加熱したところ体積が10倍に
膨化し、サクサクして軽い食感のナツツ入りスナ
ツク食品を得た。 実施例 3 小麦澱粉80部、タピオカ澱粉7部、馬鈴薯澱粉
13部、食塩1部及び水55部を実施例1と同様の二
軸エクストルーダに供給し、エクストルーダのバ
レル内加熱部で、処理時間200秒、品温92℃でク
ツキング処理した後、同一バレル内冷却部におい
て品温55℃まで冷却し、品温55℃、圧力30Kg/cm2
でホイール型ダイス(径10mm)を用いて常圧下に
膨化しないように押出した。これを2mmに切断
し、調湿乾燥機を用いて水分13.5%まで乾燥して
スナツク種を得た。このスナツク種40gを電子レ
ンジ(600W)で2分間加熱したところ、体積が
8倍に膨化し、サクサクして非常に食感のよい軽
いスナツク食品を得た。 実施例 4 タピオカ澱粉70部、米粉30部、食塩1部および
水50部を実施例1と同様の二軸エクストルーダに
供給し、エクストルーダのバレル内加熱部で処理
時間12秒、品温145℃でクツキング処理した後、
同一バレル内冷却部において品温78℃まで冷却
し、品温78℃、圧力70Kg/cm2で角型ダイス(たて
×よこ;1×10mm)を用い、常圧下に膨化しない
ように押出した。これを20mmに切断し、調湿乾燥
機で水分14%まで乾燥してスナツク種を得た。こ
のスナツク種40gを電子レンジ(1200W)で45秒
間加熱したところ、体積が9倍に膨化し、サクサ
クして食感の軽いスナツク食品を得た。
澱粉40部、食塩1.5部および水30部を実施例1と
同様の二軸エクストルーダに供給し、エクストル
ーダのバレル内加熱部で処理時間20秒間、品温
150℃でクツキング処理した後、同じバレル内冷
却部において品温75℃になるまで冷却した。この
冷却バレル途中で、10〜20メツシユの大きさに粉
砕したナツツミツクス3部、エチルアルコール10
部を添加混合した。これを品温75℃、圧力90Kg/
cm2でクルル型ダイス(径10mm)を用い、常圧下に
膨化しないように押出し、30mmに切断した。これ
を調湿乾燥機を用い水分12.5%まで乾燥してスナ
ツク種を得た。このスナツク種25gを電子レンジ
(1200W)で45秒間加熱したところ体積が10倍に
膨化し、サクサクして軽い食感のナツツ入りスナ
ツク食品を得た。 実施例 3 小麦澱粉80部、タピオカ澱粉7部、馬鈴薯澱粉
13部、食塩1部及び水55部を実施例1と同様の二
軸エクストルーダに供給し、エクストルーダのバ
レル内加熱部で、処理時間200秒、品温92℃でク
ツキング処理した後、同一バレル内冷却部におい
て品温55℃まで冷却し、品温55℃、圧力30Kg/cm2
でホイール型ダイス(径10mm)を用いて常圧下に
膨化しないように押出した。これを2mmに切断
し、調湿乾燥機を用いて水分13.5%まで乾燥して
スナツク種を得た。このスナツク種40gを電子レ
ンジ(600W)で2分間加熱したところ、体積が
8倍に膨化し、サクサクして非常に食感のよい軽
いスナツク食品を得た。 実施例 4 タピオカ澱粉70部、米粉30部、食塩1部および
水50部を実施例1と同様の二軸エクストルーダに
供給し、エクストルーダのバレル内加熱部で処理
時間12秒、品温145℃でクツキング処理した後、
同一バレル内冷却部において品温78℃まで冷却
し、品温78℃、圧力70Kg/cm2で角型ダイス(たて
×よこ;1×10mm)を用い、常圧下に膨化しない
ように押出した。これを20mmに切断し、調湿乾燥
機で水分14%まで乾燥してスナツク種を得た。こ
のスナツク種40gを電子レンジ(1200W)で45秒
間加熱したところ、体積が9倍に膨化し、サクサ
クして食感の軽いスナツク食品を得た。
Claims (1)
- 1 タピオカ澱粉を5〜70重量%含有する穀粉類
と、該穀粉類に対して30〜60重量%の水を二軸エ
クストルーダに供給し、処理時間10〜300秒間、
品温90〜150℃でクツキング処理した後、冷却を
行い、膨化しないように押し出して乾燥すること
を特徴とするスナツク種の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61009386A JPS62166849A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | スナツク種の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61009386A JPS62166849A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | スナツク種の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62166849A JPS62166849A (ja) | 1987-07-23 |
JPH0579290B2 true JPH0579290B2 (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=11719004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61009386A Granted JPS62166849A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | スナツク種の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62166849A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02207744A (ja) * | 1989-02-07 | 1990-08-17 | Kanebo Ltd | スナック菓子の製造方法 |
JP4685762B2 (ja) * | 2003-03-12 | 2011-05-18 | ネステク ソシエテ アノニム | 食事制限のための膨化ペットフード |
JP5339461B2 (ja) * | 2010-03-09 | 2013-11-13 | キユーピー株式会社 | コーン配合膨化食品 |
KR20140079272A (ko) | 2012-12-18 | 2014-06-26 | 씨제이제일제당 (주) | 김과 곡물 시트를 이용한 김스낵 및 이의 제조방법 |
-
1986
- 1986-01-20 JP JP61009386A patent/JPS62166849A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62166849A (ja) | 1987-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0367031B1 (en) | Dry mix suitable for the preparation of a puffable food product, processes for the use thereof, and the puffable and/or puffed food products so produced | |
US4394397A (en) | Process for producing pasta products | |
US5786018A (en) | Preparation of instant rice noodles | |
US3682652A (en) | Process for preparing a low calorie snack | |
US5165950A (en) | Microwave expandable half product and process for its manufacture | |
PL219325B1 (pl) | Sposób przygotowania preparowanych płatków zbożowych | |
JP6427683B2 (ja) | コーンミールからポップコーン製品を製造する工程 | |
US4873110A (en) | Method for producing breakfast cereal | |
EP0272502A2 (en) | Process for the preparation of instant pasta | |
Singh et al. | The effect of sodium bicarbonate and glycerol monostearate addition on the extrusion behaviour of maize grits | |
US3138462A (en) | Process of making quick-cooking pasta | |
JPH0579290B2 (ja) | ||
JPS5951746A (ja) | 豆類を用いた膨化スナツクの製造法 | |
EP0226375A1 (en) | Extruded quick-cooking rice-like product | |
JP2761874B2 (ja) | 澱粉食品の製造法 | |
JPS63119652A (ja) | スナツク種およびその製造法 | |
JPH0418815B2 (ja) | ||
JPS62181750A (ja) | 穀類フレ−クの製造法 | |
JP2558494B2 (ja) | 膨化食品の製造方法 | |
JPH05123121A (ja) | 即席食品およびその製造法 | |
JPH0622452B2 (ja) | α化押出成形麺類の製造法 | |
JPS62195250A (ja) | スナツク食品用生地の製造法及び製造装置 | |
JPH0823898A (ja) | 加工米ペレットとその製造方法 | |
CN107788411B (zh) | 一种高动物蛋白休闲食品及其制备方法 | |
JPH02207744A (ja) | スナック菓子の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |