JPS6361000A - リポ蛋白質及びその製造法 - Google Patents

リポ蛋白質及びその製造法

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JPS6361000A
JPS6361000A JP62155390A JP15539087A JPS6361000A JP S6361000 A JPS6361000 A JP S6361000A JP 62155390 A JP62155390 A JP 62155390A JP 15539087 A JP15539087 A JP 15539087A JP S6361000 A JPS6361000 A JP S6361000A
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Tsunetomo Takei
恒知 武井
Yousaku Kanazawa
金澤 洋作
Kazuo Masuda
増田 和夫
Yuji Tanaka
勇次 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はリポ蛋白質に関する。更に詳しくは、顕著な肺
胞内表面活性を有するサーファクタントの一構成成分で
おるリポ蛋白質及びそれの製造法に関する。
従来の技術 近年、致死率の高い呼吸窮迫症候群の治療において、欠
如した肺表面活性物質を代用物で補充する方法が重視さ
れ、その代用物として、哺乳動物の肺、露組織に存在す
るリン脂質、中性脂質、総コレスチロール及び炭水化物
並びに微量の蛋白質からなる物質(以下TA−546と
略す;特開昭55−160721号公報)が報告されて
いる。一方、哺乳動物の肺胞内に散在する肺表面活性物
質、例えば羊の肺から肺洗浄法で分離採取した物質[ペ
アイア1ヘリツタ・リサーチ(Pediatric R
e5earch) 12巻841頁 1978年]にも
、蛋白質が○まれでいることが報告されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、TA−546又は肺表面活性物質に含有
されている蛋白質は、いかなる種類又は組成の蛋白質で
おるかは全く不明であり、両物質の蛋白質の分析定量方
法を考慮すれば、リポ蛋白質とそれ以外の種々の蛋白質
の総和で把握されているにすぎないのが明白である。
本発明者らは、TA−546及び肺表面活性物質を構成
する個々の成分について鋭意研究した結果、■哺乳動物
の肺臓由来蛋白質のうち、待にリポ蛋白質が、ジパルミ
トイルホスファチジルコリンなどのコリンホスホグリセ
リド、ホスフ7チジ 。
ルグリセロール又はホスファチジルセリンなどの酸性リ
ン脂質及びパルミチン酸などの脂肪酸類の三成分に加え
て、肺胞内表面活性を示すのに不可欠な一構成成分であ
ること、並びに■このリポ蛋白質は脂肪酸類とともに、
肺胞内の気液面におけるコリンホスホグリセリド及び酸
性リン脂質の吸着拡散に関与し、かつ肺胞収縮時にあけ
る表面張力低下効果を助長する成分であり、これ単独で
は肺胞内表面張力低下効果が全く発現しないことの知見
を得て本発明に到達した。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、哺乳動物の肺臓又は人羊水から得られ
るリポ蛋白質であって、その化学組成が一定比率のリン
脂質分、但白質分、水分及び不明組成分からなるリポ蛋
白質が提供される。更に本発明によれば、該リポ蛋白質
のi)!進法が提供される。
本発明リポ蛋白質は以下のように製造される。
(a)牛、馬、羊又は豚等の哺乳動物から摘出した肺臓
を拳大の塊に分断し、不要な血管、気管、脂肪体及び血
液等を除去したのち肉ひき機を用いて細断する。つぎに
得られた肺臓細片を生理食塩液にO〜20’Cで15〜
120分間撹拌下で接触させたのちこれを圧搾濾過し、
粗抽出液を採取する。人羊水を原料とする場合は、適当
量の人羊水を採集し、これをそのまま粗抽出液とする。
(b)この粗抽出液をO〜10′Cで8000〜200
00r、l)。
m、の回転速度で遠心分離し粗沈澱物を得る。粗沈澱物
中に残存する不要な肺臓組織片は該沈澱物を生理食塩液
などの電解質溶液に再懸濁し、これを500〜200O
r、 p、 m、で遠心分離して除去する。
CC)ついでこの粗沈澱物を水に懸濁し、これに塩化プ
1−リウムを加えて液の比重を1.10〜1.20に調
整する。この調整液を0〜10℃で20〜180分間、
5000〜13000r、D、m、の回転速度で遠心分
離して三層に分け、上層の乳濁上薄部を分取する。
(d)この乳濁上薄部を水に懸濁し、1qられた懸濁液
を水に対して4〜io’cで6〜24時間、セロハン膜
を用いて透析し、透析内液を得る。この透析内液をつい
で凍結乾燥して粗乾燥物を得る。
(e) ’l*られた粗乾燥物を20〜20043重足
の酢酸エチル又はアセトンに一10〜10’Cて接触さ
せ、30〜60分間撹拌したのち不溶物を採取する。こ
の不溶物を乾燥し、ついで80〜200倍重最のクロロ
ホルム−メタノール混合液(容量化2;1)に接触させ
、10〜40分間撹拌したのち抽出濾液を採取する。
(f)この抽出濾液を減圧乾固し、得られた固形残渣を
2〜15倍重量、好適には5〜8倍重量のクロロホルム
−メタノール混合液(容量化2:1乃至4:1)に溶解
する。この溶液をセフン・デツクスLH−20、同L 
H−60又は同G25(ファルマシア・ファインケミカ
ル社製)などのようなデキストランゲルを担体としだカ
ラムに付してゲル濾過し、ボイドボリューム画分を採取
する。使用するデキスl〜ランゲルカラムは予め固形残
渣を溶解する上述の混合液と同一の溶媒で平衡化してお
くのが望ましい。デキストランゲル 体積はゲル濾過しようとする固形残渣1びに対して60
0m1以上になるようにし、該カラムのデキストランゲ
ル層の長さはカラム直径の大小を問わず50Cm以上、
好適には80Cm以上になるようにするのが適当である
(IJ)上述のボイドボリューム画分を減圧吃固し、つ
いでこれを水に懸濁したのち凍結吃燥するとリボ蛋白質
が淡黄褐色乃至黄褐色の粉末として1qられる。
[リポ蛋白質の理化学的性質] 2(i)分子量 5DS−ゲル電気泳動法(別冊蛋白質核酸酵素;生体膜
実験法(上)230頁 1974年)に準じた方法によ
り測定した分子量は30000〜38000でおる。
(商)化学組成 このリポ蛋白質の化学組成比は第1表に示すとありであ
る。同表において、組成比はリポ蛋白質の総重量に対す
る各組成分の重量百分率である。リン脂買弁の重■はリ
ボ蛋白質中のリン含量をキングらの方法[バイオケミカ
ル・ジャーナル(Biochemical Journ
al ) 2t3巻292頁1932年]に準じた方法
で測定し、そのリン含量に25を乗じて求めた。蛋白質
の重りはデ1−リー・グリープ(Du l l ey−
Gr i eve )方法[アナリティカル・バイオケ
ミストリー(AnalyticalBiochemis
try) 64g 136頁 1975年」により定足
し、生血清アルブミンに換算して求めた。水分重量はカ
ールフィッシャー法で測定した。なお不明組成分につい
ては、リポ蛋白質の総重量と上)ホのようにして求めた
リン脂買弁、蛋白買弁及び水分の合削重旦との差をその
重量とした。
第1表 (iii)比旋光度 [α]g’:  40’〜−85゜ 測定溶媒は1%ドデシル硫酸ナトリウム水溶液を用い、
試料濃度は0.1%(W/V)とした。測定機器はDI
P−180型自動旋光計(日本分光(末社装)を用いた
(iv)吸収スペクトル 赤外線吸収スペク1〜ル及び紫外線吸収スペクトルは図
1及び図2に示すとおりでおる。
(V)溶解性等 クロロホルム、ベンゼン、メタノール、エタノール、ジ
メチルスルホキシド及び水に不溶。
クロロホルム−メタノール混合液(容足比2;1乃至4
:1)には0.1%(W/V)e度では溶解する。
0.1規定水酸化すI−リウム水溶液にも不溶。このリ
ポ蛋白質は水及び含水有機溶媒には不溶のため、それの
酸性、塩基性、中性の区別はできない。
(■1)呈色反応 キ(ノンドブロチイン反応は陽性。しかし、ビュウレツ
1〜反応については陽性、陰性の明確な判定はできない
(Vii)肺胞内表面張力低下作用 このツボ蛋白質の生理食塩液面にお(プる表面張力低下
作用をウィルヘルミー法及びキングらの方法[アメリカ
ン・ジャーナル・オブ・フィジオロジ−(Americ
an Journal of Physiology)
223巻715頁 1972年1で測定したところ、当
該作用は全く認められなかった。
上)ホの理化学的性質を有する本発明リボ蛋白質は、コ
リンホスホグリセリド、酸性リン脂質及び脂肪酸類と混
合することにより、顕著な肺胞内表面活性を有するサー
ファクタントに調製することができる。混合比は、最終
的に得られるサーファクタントの屹燥総重量に対し、リ
ポ蛋白質は0.1〜10.0%(讐/旧となるようにし
、コリンホスホグリセリドは50.6〜85.0%(W
/W)、酸性リン脂質は、4.5〜37.6%(W〜)
及び脂肪酸類は4.6〜24.6%(W/旧となるよう
に設定する。
コリンホスホグリセリドとしては、1,2−ジパルミト
イルグリセロ−(3)−ホスホコリン(別名ジパルミト
イルホスファチジルコリン)、1.2−ジステアロイル
グリセロ−(3)−ホスホコリン、1−バルミトイル−
2−ステアロイルグリセロ−(3)−ホスホコリンもし
くは1−ステアロイル−2−バルミトイルグリセロ−(
3)−ホスホコリンなどのJ、うな1.2−ジアシルグ
リセロ−(3)−ホスホコリン、1−ヘキサデシル−2
−バルミトイルグリセロ−(3)−ホスホコリンもしく
は1−オクタデシル−2−バルミトイルグリセロ−(3
)−ホスホコリンなどのような1−アルキル−2−アシ
ルグリセロ−(3)−ホスホコリン又は1,2−ジヘキ
→ノ′デシルグリセロ−(3)−ホスホコリンなどのよ
うな1.2−ジアルキルグリセロ−(3)−ホスホコリ
ンが適当である。これらの化合物についてはグリセロー
ル残基の2位の炭素に基づく光学異性体が知られている
が、本サーファクタントにおいては0体、1体又は0体
及び1体が混在しているいわゆるD−1体のいずれを問
わず使用することができる。このほかにコリンホスホグ
リセリドとしては、上述の単品からなるコリンホスホグ
リセリド以外に、炭素数が14〜24個のアシル基、好
適には飽和アシル基を21EJ有する1、2−ジアシル
グリセロ−(3)−ホスホコリンの二種以上からなる混
合物、更には当該混合物と上述の単品との混合物も使用
することができる。
酸性リン脂質としては、1,2−ジアシル−5n−グリ
セロ−(3)−リン酸(別名り一α−ホスファ1チジン
酸)、1.2−ジアシル−5n−グリセロ−(3)−ホ
スホ−L−セリン(別名ホスファチジルセリン)、1.
2−ジアシル−3n−グリセロ−(3)−ホスホ−5n
−グリセロール(別名ホスファチジルグリセロール)又
は1,2−ジアシル−5n−グリセロ−(3)−ホスホ
−(1)−L−myo−イノシトール(別名ホスファチ
ジルイノシトール)が適当である。これらの化合物にお
いて、1位及び2位は同一種類又は異なる種類のアシル
基でそれぞれ置換されていてもよい。ここでのアシル基
としては炭素数が14〜24個のものが適当である。
次に、脂肪酸類としては、遊離脂肪酸、脂肪酸のアルカ
リ金属塩、脂肪酸アルキルエステル、脂肪酸グリセリン
エステルもしくは脂肪酸アミド又はこれらの二種以上か
らなる混合物、更には脂肪アルコール又は脂肪族アミン
が適当である。本明細書において「脂肪酸類」とは、こ
こでいう脂肪アルコール及び脂肪族アミンも包含する意
味である。遊離脂肪酸としてはパルミチン酸、ステアリ
ン酸又はオレイン酸が適当でおるが、パルミチン層か好
適である。脂肪酸のアルカリ金属塩としてはパルミチン
酸ナトリウム又はステアリン酸ナトリウムが、脂肪酸ア
ルキルエステルとしてはパルミチン酸エチルエステルが
、脂肪酸グリセリンエステルとしてはモノパルミチン又
はモノステアリンが、脂肪酸アミドとしてはパルミチン
酸アミドがそれぞれ適当である。脂肪アルコールとして
はへ眸すデシルアルコール又はオクタデシルアルコール
が、脂肪族アミンとしてはへキサデシルアミンが適当で
ある。
上述のコリンホスホグリセリド、酸性リン脂質及び脂肪
酸類は動植物から分離された製品、半合成品又1よ化学
合成品のいずれでもよく、それらの市販品を使用するこ
とができる。
混合方法としては、上述の四成分をそのまま練り合せた
の592燥してサーフアクタン1〜とする方法又は四成
分を有機溶媒に溶解して混合し、この)R液を減圧乾固
し、)qられた残留物を適当な懸濁溶媒を用いて!J濁
し、ついで凍結乾燥する方法(以下溶液法と略す)のい
ずれでもよいが、得られたサーファクタント中の四成分
が生理食塩液に均質に懸濁されやすいという理由から溶
液法が好適である。溶液法において四成分を混合するの
に用いる有機溶媒としてはクロロホルム−メタノール混
合液(容量比2:1乃至4:1)が適当である。また懸
濁溶媒としては水又は水−エタノール混合液(容量比4
;1乃至20:1)が適当であるが、水−エタノール混
合液が好適である。懸濁は30〜60℃、好適には40
〜50℃で、5〜60分間、好適には15〜30分間か
けて行なうのが望ましい。この溶液法により1qられる
サーファクタントには製法上、微量の水分の残存は避け
られないが、その残存重量比率が総重量に対して5.0
%(W/W)以下になるまで乾燥するのが望ましい。か
かる程度まで乾燥すれば水−エタノール混合液を用いる
場合でもエタノールの残存は検出不能となる。
作用及び発明の効果 本発明リポ蛋白質の作用効果を、上述のようにして得ら
れる四成分からなるナーフン7クタント(以下四成分S
Fと略す)と、リポ蛋白質を含まない三成分からなるサ
ーファクタント(以下三成分SFと略す)との各代表例
における表面活性の比較でもって説明する。なお、三成
分SFはリボ蛋白質を配合しないことを除き、上)ホの
四成分SFと同一の方法で製造した。
表面活性の比較試験は、表面張力低下作用、気液面拡散
作用及び肺胞腔容母維持作用を実験することにより行っ
た。実験操作は以下のとおりである。
(i)表面張力低下作用 四成分SF及び三成分SFを54.0CI71の表面積
を有する生理食塩液に、1C11!あたり1.0〜2.
0pg滴下し、37℃で該表面積を54.0〜21.6
cfflの範囲内で2〜5分かけて増減した際の表面張
力をウィルヘルミー法に準じて連続的に測定し、最大表
面張力及び最小表面張力を求めた。
にi)気液面拡散作用 生理食塩液の液面に、表面積1crAあたり0.8〜1
.5μ3の四成分SF及び三成分SFを滴下し、滴下直
後からの表面張力を垂直板法で経時的に測定し、平衡表
面張力及びその到達時間を求めた。
(iii)肺胞腔容量維持作用 在胎期間27日の兎胎仔5匹を用いて、気道内圧の漸減
下における肺胞膜容量、特に気道内圧が50mH20(
気道内圧が5cmH2Oでおるということは、生体の肺
胞が虚脱状態への臨界点におることを意味する)の時−
の当該容量を測定した。この測定は胎仔の頚部を切開し
露出させた気管に接続させた水マノメーターを用いて、
四成分SF又は三成分S)−を投与したの55分後から
連続的に行った。気道内圧は気管に接続させた2チヤン
ネル独立駆動シリンジポンプNo、940(米国バーバ
ード礼装)を用いて増減した。四成分SF及び三成分S
Fの投与はその温度が1.0〜6.0%(W/v)にな
るように調製した生理食塩液態濁液0.05〜0.57
!を気道内に直接注入する方法で行なった。なお、四成
分SF又は三成分SFの懸濁液にかえて生理食塩液を用
いた以外は上述と同様な方法で測定した対照群において
は、気道内圧5cm!−120での肺胞膜容量は約2m
l/Kgにすぎなかった。
比較試験の結果を以下の比較例1〜4に示す。
各比較例における四成分SF及び三成分SFの粗成含但
は、リボ蛋白質、コリンホスホグリセリド、酸性リン脂
質及び脂肪醒類についてはそれらの配合1ffiで、水
分については得られる各サーファクタントの屹燥総重本
と四成分又は三成分の配合総重量のとの差で表示した。
また、乾燥総重最に対する四成分又は三成分及び水分の
8有率も参考のため併記した。
(以下余白) 比較例1 比較例2 揖対利 比較例4 上述の比較例1〜4から、本発明リボ蛋白質を配合する
ことににす、■サーフアククン1〜の優れた表面張力低
下効果の実現、■サーファクタントの気液固拡散時間の
短縮及び低い平衡表面張力の発揮並びに■十分な肺胞肺
容量の確保等を可能ならしめることが明白でおり、従っ
て、本発明リポ蛋白質はサーフアクタン1〜の気液面拡
散及び肺胞収縮時の肺胞腔内表面張力の低下において側
面から重要な役割を担う成分でおることが認められる。
本発明を実施例をもって更に説明する。
実施例1 (a)牛の摘出肺IBic 128.3Ngを水で洗浄
し、付着している血液等を除去し、ついでこれを拳大の
肉塊に分断しハサミを用いて不要な血管、気管等を切除
した。この肉塊を肉ひき機を用いて細断し肺臓細片12
0.1KcJを得た。この肺臓細片と生理食塩液490
1とを混和し、4°Cで100分間撹拌し、ついで1n
られた混合液を濾過袋に注入して圧搾濾過し粗抽出M 
470.ffを得た。
(b)この粗抽出液を1oooo r、p、m、で還心
分離し粗沈澱物を採取した。得られた粗沈澱物を100
ノの生理食塩液に再懸澗し、200Or、 p、 m、
で10分間遠心分離し残存する組織片等を沈澱物として
除去した。
上層懸濁液は再度10000 r、p、m、で遠心分離
し、粗沈澱物を再採取した。
(c)かくして)7られた粗沈澱物を水85J!に懸濁
し、これに塩化す1〜リウム25.7Kgを加え、液の
比重を約1.20に調整した。この調整液をtoooo
r、 O,m。
で50分間O′Cで遠心分離して三層に分け、乳濁上薄
部を分取した。
(d)この乳濁上薄部を蒸留水に懸濁し蒸留水に対して
セロハン膜を用いて透析し、透析内液を得た。
この透析内液を凍結乾燥したところ960びの粗乾燥物
を1qた。
(e)この粗乾燥物に5℃に冷却した酢酸エチル48ノ
を添加し、45分間撹拌したのち減圧濾過し不溶物を濾
取した。この不溶物を乾燥したのち、これにクロロホル
ム−メタノール混合液(容1比2:1)28ノを添加し
30分間撹拌後に濾紙濾過し抽出濾液を得た。濾過残渣
には再度、同混合液281を添加し30分間撹拌後に濾
紙濾過し2次抽出濾液を)qだ。
この操作はもう一回繰り返し行い3次抽出濾液まで得た
。1qられた抽出濾液は合算して821であった。
(r)この抽出濾液を減圧乾固したところ180.49
の固形残渣を得た。この固形残渣を25.09ずつ6回
に分けて以下の操作を行った。まず、各固形残fi25
.0gをそれぞれクロロホルム−メタノール混合液(容
量比2:1) 170mに溶解した。次に得られた各溶
液をそれぞれ別個に同混合液で平衡化したセファデック
スLH−20カラム(直径15.5cmX90cm;カ
ラムベッド体積17.OJ! )に付し、同混合液を用
いて流速5ml/分で溶出してゲル濾過し、ボイドボリ
ューム画分をそれぞれ採取した。6回の操作で得られた
ボイドボリューム画分は全量で648(7であった。こ
の両分の微量を用い無菌試験を行ったところ無菌でおる
ことが確認されたので以下は無菌条件下で操作した。
(g)ボイドボリューム画分を減圧乾固し、ついでこれ
を無菌水に懸濁したのち凍結乾燥したところリボ蛋白質
8.39が淡黄褐色粉末として1qられた。
分子量は34000.比旋光度[α]♂は一69°であ
った。また化学組成はリン脂買弁62.1%(Δ/Δ)
、蛋白買方31.3%(W/W)、水分4.6%(讐へ
)及び不明組成分2.0%四/W)でめった。
実施例2 (a)牛の摘出肺臓15Kgに実施例1の(a)工程で
述べたのと同様な操作をして肺臓細片13.7/(ff
を得た。
これを生理食塩液681に添加し、8°Cで60分間撹
拌し、ついで得られた液を濾過袋に注入して圧搾濾過し
粗抽出液611を得た。
(b)この粗抽出液を1200Or、 p、 m、で遠
心分離し粗沈澱物を採取した。得られた粗沈澱物に生理
食塩液111を加えて懸濁したのち、4℃で150Or
、 p、 m。
の回転速度で遠心分離し残存する不要な組織片等を沈澱
物として除去した。上層懸濁液は12()OOr。
p、 m、で遠心分離し、粗沈澱物を古採取した。
(c)この粗沈澱物を水101に懸濁し、これに塩化ナ
トリウム2.23に9を加えて液の比重を約1.15に
調整し、ついでこの調整液を800Or、 p、 m、
で60分間10’Cで遠心分離し乳濁上薄部を分取した
(d)この乳濁上薄部を蒸留水に懸濁し、蒸留水に対し
てセロハン膜を用いて透析し、ついで得られた透析内液
を凍結乾燥して粗乾燥物799を得た。
(e)この粗乾燥物にアセトン8184℃で加え、60
分間撹拌した後濾紙濾過を行い不溶物を濾取した。乾燥
後この不溶物をクロロホルム−メタノール混合液(容量
比2:1)14!に接触させ40分間撹拌し、ついで濾
紙濾過を行い抽出濾液13.81を得た。
げ)この抽出濾液を減圧乾固し、固形残渣20.57を
得た。得られた固形残渣をクロロホルム−メタノール混
合液(容量比5:2) 120mff1に溶解し、これ
を同混合液で平衡化したセファデックスL H−20カ
ラム(直径15.5cm X 88cm :カラムベッ
ド体積16.6i)に付した。このカラムを同)昆合液
を用いて流速1d/分で溶出してゲル濾過し、小イドボ
リューム画分915威を採取した。この両分の微量を用
い無菌試験を行ったところ無菌であることが確認された
ので以下は無菌条件下で行った。
(9)L述のボイドボリューム画分を減圧乾固【ノ、こ
れを無菌水に懸濁しついで凍結乾燥し、黄褐色のリポ蛋
白質粉末1゜57)qた。分子量は34000゜比旋光
度[α]乙3は一40°であり、化学組成はリン脂質分
70.2%(臀/W)、蛋白質分23.4%(Δ/W)
、水分4゜0%(W/W)及び不明組成分2.4%(臀
/W)でおった。
実施例3 (a)豚の摘出節R36Kffに実施例1の(a)工程
で)小べたのと同様な操作をして肺臓細片33.5Kg
を得た。
これを生理食塩液168ノに添加し、10℃で30分間
撹拌し、ついで得られた液を濾過袋に注入したのち圧搾
濾過し粗抽出液145ノを得た。
(b)この粗抽出液を1400Or、 p、 m、で遠
心分離し粗沈澱物を得た。得られた粗沈澱物に生理食塩
液20ノを加えて!lJ!濁したのち、4℃で1ooo
r、 p、 m、の回転速度で遠心分離し残存する不要
な組織片を沈澱物として除去した。上層懸濁液は130
00r、 p、 m、で速心分離し、粗沈澱物を再採取
した。
(c)この粗沈澱物を水261に懸濁し、これに塩化ナ
トリウム5.8Kgを加えて液の比重を約1.15に調
整し、ついでこの調整液を8000r、 o、 m、で
30分間4℃で遠心分離し乳濁上薄部を分取した。
(d)この乳濁上薄部を蒸留水に9.濁し蒸留水に対し
てセロハン膜を用いて透析し、ついで得られた透析内液
を凍結乾燥して粗乾燥物163びを19だ。
(e)この粗乾燥物にアセトン15.I7を6°Cで加
え、30分間撹拌した後濾紙濾過を行い不溶物を濾取し
た。乾燥後この不溶物をクロロホルム−メタノール混合
液(容量比2:1)231に接触させ20分間撹拌し、
ついで濾紙濾過を行い抽出濾液221を得た。
(f)この抽出濾液を減圧乾固し、固形残渣4B、 2
 Jを得た。得られた固形残渣20.Ogをクロロホル
ム−メタノール混合液(容量比3:1) 120dに溶
解し、これを同混合液で平衡化したセファデックス団−
20カラム(直径is、5.−,72xaacm:カラ
ムベッド体積16.81”)に付した。このカラムを同
混合液を用いて流速3rd!/分で溶出してゲル濾過し
、ボイドボリューム画分910mf!を採取した。この
画分の微量を用いて無菌試験を行ったところ無菌である
ことが確認されたので以下の操作は無菌条件下で行った
(a)上述のボイドボリューム画分を減圧乾固し、これ
を無菌水に懸濁しついで凍結乾燥し、黄褐色のリポ蛋白
質粉末1.ICJ冑た。分子量は32000゜比旋光度
[α]2は一51°でおり、化学組成はリン脂質分69
.2%四/旧、蛋白質分26.4%(W/臀)、水分3
.0%(W/W)及び不明組成分1.4%(W油)であ
った。
実施例4 (a)馬の摘出肺臓15Kgに実施例1の(a)工程で
述べたのと同様な操作をして肺臓細片13.1Kgを得
た。
これを生理食塩液65!に添加し、4℃で30分間撹拌
(7・、ついで1qられた液を濾過袋に注入したのち圧
搾濾過し粗抽出液56)を得た。
(b)この粗抽出液を1300Or、 p、 m、で遠
心分離し粗沈澱物を得た。得られた粗沈澱物に生理食塩
液9ノを加えて懸濁したのち、4℃で150Or、 p
、 m、の回転速度で遠心分離し残存する不要な組織片
を沈澱物と()て除去した。上層懸濁液は10000r
、 p、 m、で遠心分離し、粗沈澱物を再採取した。
(c)この粗沈澱物を水10J!に懸濁し、これに塩化
ナトリウム2.86Klを加えて液の比重を約1,20
に調整し、ついでこの調整液を800Or、 p、 m
、で60分間4℃で遠心分離し乳濁上薄部を分取した。
(d)この乳濁上薄部を蒸留水に懸濁し、蒸留水に対し
てセロハン膜を用いて透析し、ついで得られた透析内液
を凍結乾燥して粗乾燥物763を得た。
(e)この粗轄燥物に酢酸エチル81を10℃で加え、
60分間撹拌した後濾紙濾過を行い不溶物を濾取した。
乾燥後この不溶物をクロロホルム−メタノール混合液(
容量比2:1)14ノに接触ざ120分間撹拌し、つい
で濾紙濾過を行い抽出濾液13,1ノを得た。
(f)この抽出濾液を減圧乾固し、固形残渣18.19
を得た。1qられた固形残渣をクロロホルム−メタノー
ル混合液(容量比2:1) 120威に溶解し、これを
同混合液で平衡化したセファデックスL11−20カラ
ム(直径15.5cm X 8℃cm :カラムベッド
体積16.6iりに付した。このカラムを同混合液を用
いて流速1ml/分で溶出してゲル濾過し、ボイドボリ
ューム画分880mを採取した。この両分の微量を用い
無菌試験を行ったところ無菌でおることが確認されたの
で以下は無菌条件下で行った。
(g)上述のボイドボリューム画分を減圧乾固し、これ
を無菌水に懸濁しついで凍結乾燥し、黄褐色のリポ蛋白
質粉末0.83得た。分子量は38000、比旋光度[
α]2は一85°であり、化学組成はリン脂買弁48.
5%(W/腎)、蛋白買弁48.O%(臀/W)、水分
1.8%(W/W)及び不明組成分1.7%(W/W)
であった。
亙範胴支 (a)羊の摘出肺臓15Kgに実施例1の(a)工程で
述べたのと同様な操作をして肺臓細片13.4KIを得
た。
これを生理食塩液70ノに添加し、4℃で60分間撹拌
し、ついで1qられた液を濾過袋に注入したのち圧搾濾
過し粗抽出液65J!を得た。
(b)この粗抽出液を140001”、 I)、 Il
l、で遠心分離し粗沈澱物を1qた。1qられた粗沈澱
物に生理食塩液9ノを加えて懸濁したのち、4℃で1o
oor、 p、 m、の回転速度で遠心分離し残存する
不要な組織片を沈澱物として除去した。上層懸濁液は1
0000r、 p、 m、で遠心分離し、粗沈澱物を再
採取した。
(c)この粗沈澱物を水101に懸濁し、これに塩化ナ
トリウム2.86 Kびを加えて液の比重を約1.20
に調整し、ついでこの調整液をaooor、 p、 m
、で60分間4℃で遠心分離し乳濁上薄部を分取した。
(d)この乳濁上薄部を蒸留水にiJ濁し、蒸留水に対
してセロハン膜を用いて透析し、ついで得られた透析内
液を凍結乾燥して粗乾燥物719を得た。
(e)この粗乾燥物に酢酸エチル8J!を10℃で加え
、60分間撹拌した後濾紙濾過を行い不溶物を濾取した
。乾燥後この不溶物をクロロホルム−メタノール混合液
(容量比2:1)14f!に接触させ30分間撹拌し、
ついで濾紙濾過を行い抽出濾液13.7Jを1qだ。
(f)この抽出濾液を減圧乾固し、固形残渣17.59
を1がた。得られた固形残渣をクロロホルム−メタノー
ル混合液(容量比2:1) 120dに溶解し、これを
同混合液で平衡化したセファデックス[ト20カラム(
直径15.5CmX B8Cm ;カラムベッド体積1
6,6、f7)に付した。このカラムを同混合液を用い
て流速1ml/分で)容出してゲル濾過し、ボイドボリ
ューム画分860111!7を採取した。この両分の微
量を用いて無菌試験を行ったところ無菌でおることが確
認されたので以下の操作は無菌条件下で行った。
((1)上述のボイドボリューム画分を減圧乾固し、こ
れを無菌水に懸濁しついで凍結乾燥し、黄褐色のリポ蛋
白質粉末0.77得た。分子量は30000、比旋光度
[α]2は一79°でおり、化学組成はリン脂買弁47
.9%(W/旧、蛋白買弁44.8%(W/W)、水分
5.0%(訂讐)及び不明組成分2.3%(Δ/W)で
めった。
大旗fPJ 6 (a) 25人分の人羊水9.6ノを採集し、これをぞ
のまま粗抽出液とした。
(b)この粗抽出液を14000r、 p、 m、で遠
心分離し粗沈澱物を得た。1qられた粗沈澱物に生理食
塩液230mを1川えて懸濁したのち、4℃で1500
r、 p、 m。
の回転速度で遠心分離し上層懸濁液を得た。この上層懸
濁液を1200Or、 p、 m、で遠心分離し、粗沈
澱物を再採取した。
(c)この粗沈澱物を水50InIlk1.懸濁し、こ
れに塩化ナトリウム14.3gを加えて液の比重を約1
.20に調整し、ついでこの調整液を800Or、 l
)、 m、で60分間4℃で遠心分離し乳濁上薄部を分
取した。
(d)この乳濁上薄部を蒸留水に懸濁し、蒸留水に対し
てセロハン膜を用いて透析し、ついで得られた透析内液
を凍結乾燥して粗乾燥物2.39を得た。
(e)この粗乾燥物に酢酸エチル230戒を8℃で7J
Dえ、30分間撹拌した後濾紙濾過を行い不溶物を濾取
した。乾燥後この不溶物をクロロホルム−メタノール混
合液(容量比2:1) 400dに接触させ30分間撹
拌し、ついで濾紙濾過を行い抽出濾液390m1を得た
(f)この抽出濾液を減圧乾固し、固形残渣680/J
iffを得た。得られた固形残渣をクロロホルム−メタ
ノール混合液(容量比3:1) 47に溶解し、これを
同混合液で平衡化したセファデックスしト20カラム(
直径2.48 cmX90cm :カラムベッド体積4
35d)に付した。このカラムを同混合液を用いて流速
0.2m/分で溶出してゲル濾過し、ボイドボリューム
画分247を採取した。この両分の微量を用いて無菌試
験を行ったところ無菌でおることが確認されたので以下
の操作は無菌条件下で行った。
((])上述のボイドボリューム画分を減圧乾固し、こ
れを無菌水に懸濁しついで凍結乾燥し、黄褐色のリポ蛋
白質粉末25mg得た。分子量は36000、比旋光度
[α1ル3は一63°でおり、化学組成はリン脂質分6
6.3%(W/す)、蛋白質分28.9%四/W)、水
分2.8%(W/旧及び不明組成分2.0%(W/W)
であった。
なあ、本実施例にあける水分の測定は微但水分測定法で
行った。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明リポ蛋白質のKBr錠法による赤外線吸収
スペクトルを示し、図2は該リポ蛋白質1.37mgを
1%ドデシル硫酸ナトリウム水溶液10m1に溶解して
得られた溶液を用いて測定した紫外線吸収スペクトルを
示す。 図2 吸光度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)哺乳動物の肺臓又は人羊水から得られるリポ蛋白
    質であつて、総重量に対する組成比が、リン脂質分は4
    7.9〜70.2%(W/W)、蛋白質分は23.4〜
    48.0%(W/W)、水分は1.8〜5.0%(W/
    W)及び不明組成分は1.4〜2.4%(W/W)であ
    り、分子量が30000〜38000であることを特徴
    とするリポ蛋白質。
  2. (2)(a)哺乳動物の肺臓細片を生理食塩液に接触さ
    せるか又は人羊水を採集し、粗抽出液を得る工程、(b
    )該粗抽出液を遠心分離し粗沈澱物を得る工程、(c)
    該粗沈澱物の水性懸濁液に塩化ナトリウムを添加して比
    重を調整し、得られた調整液を遠心分離して乳濁上薄部
    を分取する工程、(d)該乳濁上薄部の水性懸濁液を透
    析して透析内液を得、ついでこれを凍結乾燥して粗乾燥
    物を得る工程、(e)該粗乾燥物を酢酸エチル又はアセ
    トンに接触させて不溶物を採取し、この不溶物をクロロ
    ホルム−メタノール混合液に接触させ、抽出液を採取す
    る工程、(f)該抽出液からデキストランゲルを用いた
    ゲル濾過により、ボイドボリューム画分を採取する工程
    及び(g)該ボイドボリューム画分を減圧乾固し、得ら
    れた固形残渣の水性懸濁液を凍結乾燥する工程からなる
    ことを特徴とするリポ蛋白質の製造法。
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