JPS6359858B2 - - Google Patents

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JPS6359858B2
JPS6359858B2 JP55051943A JP5194380A JPS6359858B2 JP S6359858 B2 JPS6359858 B2 JP S6359858B2 JP 55051943 A JP55051943 A JP 55051943A JP 5194380 A JP5194380 A JP 5194380A JP S6359858 B2 JPS6359858 B2 JP S6359858B2
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JP
Japan
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diameter
molding
mold
material tube
socket
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JP55051943A
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JPS56148516A (en
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【発明の詳細な説明】 本発明は、熱可塑性合成樹脂材で形成された管
の端部に、継手用の拡径受口を2次成形手段によ
つて形成する方法に関し、特に挿込み芯型と外型
とを用いて成形するにあたり精度のすぐれた拡径
受口を簡単に成形し得る様にしたものである。
前記した様な樹脂管においては、配管のため直
管の一端に継手用拡径受口を2次成形手段によつ
て成形する場合がある。また長尺直管だけでなく
短管や曲管等の素材管の一方若しくは両側に2次
成形手段によつて拡径受口を成形する場合もあ
る。これらの拡径受口としては各種のものがある
が、比較的小口径の管にあつては、パツキングを
用いず単に挿入管が嵌合してそれぞれ軸心を一直
線にする様な拡径受口が多く利用され、特に受口
の奥側を僅かに小径とするTS継手が多く利用さ
れている。
ところでこの様な拡径受口の成形に当つては、
拡径受口成形用内型となる芯型(タンピン)が利
用され、加熱軟化された管端を該タンピンに圧入
するか或は軟化させた管端にタンピンを押し込ん
で成形し、必要によつてはタンピン側に加熱装置
を併設して成形することもある。しかしながらこ
の様なタンピンによる拡径受口では、拡径部と非
拡径部との接続内面が傾斜面で連続されるので、
挿込み管の先端面はその外周縁のみが該傾斜面に
当つて、8角状断面の凹環溝が形成されることに
なる。しかるにこの様な凹環溝は、流体に乱流を
生じたり、固形物の堆積部となり好ましくない。
従つてこの凹環溝を埋める様な種々の環体をわざ
わざ介装させたり、挿込み管端を加工する場合も
ある。こうしたことから拡径受口の奥端は、挿込
み管の先端面と一致する垂面(管軸に対して直交
する)となる様に形成することが要望される。即
ち受口部内面の拡径部と非拡径部とが垂面を形成
する様な段部で連続する成形手段が必要である。
本出願人はこれらについて研究を続けた結果、極
めて簡単な成形手段によつて、これを満足させる
成形方法を発明し特許出願をしている。即ち該発
明は、第1図に示す様な拡径受口2を成形するも
のであつて、図は直管1の一端に2次加工を施し
たものを示したが、前記の様に他の拡径受口成形
にも同様に適用される。そして該拡径受口2は、
拡径部2a、拡径段部2b及び傾斜面2cで形成
され、拡径段部2bは垂面になつている。またこ
の様な拡径受口2を製造するに当つては、第2図
に示す様な芯型4と、拡径部および傾斜面の外周
に適用される分割外型(図示せず)が用いられ、
成形すべき素材管1aの押し込みによつて増肉し
ながら成形するものである。即ち芯型4として
は、壁部5に続いて拡径成形部6、支え部7、テ
ーパ部8及び案内部9で構成されたものが用いら
れ、拡径成形部6に挿入され更に壁部5に到達し
た素材管の外周に対し、分割外型を芯型4の軸心
に向つて集合する様に移動して外周面を成形する
と共に、素材管1aを更に押し込んで増肉するも
のである。そして素材管1aの挿入に当つては、
その先端側を軟化させて挿入するが、この様な拡
径受口2において前記垂面2bを成形するために
は、芯型4の拡径成形部6と支え部7とが垂面状
の拡径段部10で連続されなければならない。そ
の為素材管1aを挿入すると、第3図に示す様に
その先端が拡径段部10に突き当り、1bで示す
様に浮き上つて外周側に膨れる。そして該膨れ部
1bが更に増大しながら先端開口縁も拡径され、
跳ねる様にして該拡径成形部6に被装されるもの
である(第4図)。そして前記拡径段部10に沿
う垂面2bは、外型の芯型軸に向う加圧成形移動
と素材管1aの押し込みによつて成形されるもの
であるが、分割外型の成型移動は管軸に対して直
交する方向であるため、押圧成形による管内の余
り分が外型の合わせ面側に盛り上つて外型の接合
を阻害したり、或は外型の前後側にこれらの盛り
上り部を形成して、成形外周面の平面性を阻害し
ている。これらから成形精度がよく且つ外周面も
美麗な拡径受口の成形方法が要望される。
本発明はこれらに基づいてなされたもので、特
に前記の如き芯型4および外型を利用して拡径受
口を成形するに当つて、分割外型の適用方法を検
討して、精度よくしかも成形面の平滑な拡径受口
部とする成形方法を提供しようとするものであ
る。
しかしてこの様な本発明とは、前記芯型に挿入
された素材管の拡径成形部及び拡径段部の外周に
適用する成形用割外型を、該成形部位置より素材
管挿入側において予め組み合わせて、素材管挿入
方向に沿つて移動させると共に、素材管を更に圧
入して少なくとも拡径段部の部分に素材管の材料
を供給して増肉させつつ冷却する様にしたもので
ある。以下本発明を図面に基づいて詳細に説明す
るが、図は本発明の具体的な実施の一例を示すも
のであつて、本発明はこれらの図示例に限定され
ず、前・後記の趣旨に徴して他の形状による拡径
受口の成形にも同様に適用することができる。
第5図(成形説明断面図)は本発明成形方法の
過程を示すもので、芯型4としては前第2図で説
明したのと殆んど同型のものを利用し、固定的に
配設されている。また該芯型4に挿入される素材
管1aは前記と同様にその先端側が軟化処理され
若しくは軟化されながら挿入され、挿入に当つて
は前第3図及び第4図において説明した様に挿入
される。一方外型11は、分割された割型(図は
4分割のものを示す)として構成され、個々の外
型11がそれぞれ推軸12の先端に固定されてい
る。そして該外型11の成型内面は、それぞれ芯
型の支え部7に対応する非拡径部成形面13、拡
径成形部6に対応する拡径部成形面14及びこれ
らを連続し且つ傾斜面2c(第1図)を成形する
ための傾斜面15で構成される。この様に構成し
た外型11は、第5図の実線で示す位置において
拡径受口2の成形を行なう。そして該成形位置に
移動される外型11は、従来推軸12の推軸心方
向に移動されて成形位置に至るものであるから、
該外型11はそれぞれ該成形位置の外周方向に離
れて待機しており、前記した様な欠点が生じてい
た。よつて本発明では、該外型11を第5図の一
点鎖点11b位置に待機させておき、第4図に示
した様に素材管1aが芯型4に挿入を完成した時
点において、まず矢印A方向に集合移動させ、外
型11を互いに接合させて成形型を構成し、次い
で該成形型を矢印Bで示す様に成形位置に移動し
て拡径受口外周を成形すると共に、素材管1aを
更に矢印c方向に押し込んで少なくとも拡径段部
の部分を増肉させつつ冷却を加え素材管1に所望
の形態を与えた形態で冷却して成形を完了するも
のである。従つて芯型4の支え部7と拡径成形部
6にわたつて傾斜している素材管1aの管肉は、
外型11の傾斜面15によつて、拡径段部10の
成形面に押し付けられる様に移動して成形され
る。また素材管1aの押し込みによつて拡径段部
10と傾斜面15との間に形成される空隙を埋め
増肉されつつ冷却する。そして成形が終了する
と、外型11はこの成形位置において互いに外周
方向に退避して型開きし、形状を保持し得る温度
まで冷却するのを待つて素材管1aを矢印cと反
対方向に抜いて成形を完了する。尚必要によつて
は、成形終了後、外型をそのまま矢印Bと反対方
向に移動させてから型開きしてもよい。そしてこ
の様に構成する外型11の取付構成は、前記した
様に作動する限り適当な構成によることができる
が、例えば第6図及び第7図に示す様に構成すれ
ばよい。即ち第6図は外型11が互いに芯型4の
成形位置に加圧移動された状態を示す素材管挿入
側正面図、第7図は外型11の退避を示す第6図
の一部正面図であつて、該外型保持位置は、芯型
4と同心的に配置され且つ芯型軸心方向に移動す
る様な移動環体16で構成され、該環体16に
は、それぞれ推軸12を設けた作動シリンダー1
7を取り付ける。そして該移動環体16は、複数
で構成される支えロツド18の先端側に固設さ
れ、該支えロツド18は図示しない作動シリンダ
ー等によつて作動される。また該移動環体16の
作動範囲は、これに取り付けた外型11が前第5
図に示した成形位置(実線)から退避位置(鎖
線)までとする。この様に構成する外型保持装置
では、前記退避位置において、各作動シリンダー
17を作動させて推軸12(ピストンロツド)を
突出させ外型11を型合わせする(第6図)。次
いで移動環体16を芯型4の成形位置側に移動さ
せることによつて第5図に示した成形を行なうこ
とができる。また成形終了後は、移動環体16を
この位置にしたまま、第7図に示す様に外型11
を退避させたり、若しくは外型を突出させたまま
移動環体16を退避位置に復帰させて外型11を
退避させてもよい。
本発明は、拡径受口の成形に当つて、芯型の外
周に適用する成形用外型をこの様に作動して成形
したから、成形部分の管肉がすべて管軸方向に押
し流される様に成形されて拡径段部2bの垂面が
確実に形成される。また外型の成形加圧による型
合わせ部の肉余りが生じないので精度のすぐれた
拡径受口とすることができ、更にこれらの外周は
平滑面となり良好な製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用して成形する拡径受口の
一例を示す一部破断側面図、第2図は成形手段の
一例を示す説明図、第3図及び第4図は第2図に
おける成形過程を示す一部説明図、第5図は本発
明の成形方法を示す説明断面図、第6図は外型保
持装置の正面図、第7図は第6図の作動説明図で
その一部を示す正面図である。 1……直管、2……拡径受口、3……挿設管、
4……芯型、5……壁部、6……拡径成形部、7
……支え部、8……テーパー部、9……案内部、
10……拡径段部、11……外型、12……推
軸、13……非拡径部成形面、14……拡径部成
形面、15……傾斜面、16……移動環体、17
……作動シリンダー、18……支えロツド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱可塑性合成樹脂管の端部に拡径受口部を成
    形する方法において、拡径段部を介して拡径部を
    形成した固定芯型に、先端を軟化させた素材管を
    対向させて同軸上に配置し前記固定芯型を覆う様
    に挿入して該素材管の端部を拡径し、次いでこの
    素材管の拡径部および拡径段部の外面に成形用割
    外型を押出して拡径受口部を成形するに当たり、
    前記固定芯型位置より前記素材管挿入待機側位置
    において前記成形用割外型を予め組立てておき、
    前記素材管の挿入拡径が済んだ後で前記組立てら
    れた成形用割外型を前記素材管と同軸的に素材管
    挿入方向へ進行させると共に該素材管に更に挿入
    圧を作用させて少なくとも前記拡径段部に素材管
    材料を供給し、該挿入圧を作用させた状態で冷却
    することを特徴とする合成樹脂管の受口部成形方
    法。
JP5194380A 1980-04-19 1980-04-19 Forming method for socket of synthetic resin tube Granted JPS56148516A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5194380A JPS56148516A (en) 1980-04-19 1980-04-19 Forming method for socket of synthetic resin tube

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JP5194380A JPS56148516A (en) 1980-04-19 1980-04-19 Forming method for socket of synthetic resin tube

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JPS56148516A JPS56148516A (en) 1981-11-18
JPS6359858B2 true JPS6359858B2 (ja) 1988-11-21

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ID=12900945

Family Applications (1)

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JP5194380A Granted JPS56148516A (en) 1980-04-19 1980-04-19 Forming method for socket of synthetic resin tube

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JP (1) JPS56148516A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225871A (en) * 1975-08-18 1977-02-26 Grace W R & Co Method of and apparatus for welding film material by clamping
JPS5416577A (en) * 1977-07-07 1979-02-07 Mitsubishi Plastics Ind Ltd Molding of faucet for thermoplastic synthetic resin pipe

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225871A (en) * 1975-08-18 1977-02-26 Grace W R & Co Method of and apparatus for welding film material by clamping
JPS5416577A (en) * 1977-07-07 1979-02-07 Mitsubishi Plastics Ind Ltd Molding of faucet for thermoplastic synthetic resin pipe

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JPS56148516A (en) 1981-11-18

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