JPS6358946B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6358946B2
JPS6358946B2 JP6743581A JP6743581A JPS6358946B2 JP S6358946 B2 JPS6358946 B2 JP S6358946B2 JP 6743581 A JP6743581 A JP 6743581A JP 6743581 A JP6743581 A JP 6743581A JP S6358946 B2 JPS6358946 B2 JP S6358946B2
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JP
Japan
Prior art keywords
yarn
thread
loop
knitted
upper half
Prior art date
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Expired
Application number
JP6743581A
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English (en)
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JPS57183402A (en
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Publication date
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Priority to JP6743581A priority Critical patent/JPS57183402A/ja
Publication of JPS57183402A publication Critical patent/JPS57183402A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、丸編地からなる腹巻の製造方法に関
し、さらに詳しくは中間部及び両末端部等をスパ
ンデツクス糸を特殊な編み方で使用した高伸縮性
の添糸シンカーループ状パイル編地である。
本発明は、実開昭57−129705号の改良に関する
ものである。実開昭57−129705号の腹巻も丸編地
からなる特殊なものであつた。特に下半部は柔毛
層、上半部は縦畝の編成ループ層からなつている
が、編み始め方向の上半端部と、中間の中間部、
それに編終りの上半端部の三箇所が、紡績糸から
なる表糸に、裏糸となるスパンデツクス糸が添糸
として使用されており、さらに裏糸よりやや張り
気味のゴム糸が挿通されていた。
然しその編成方法は第6図の如きシンカの掛合
方法によつて行われていた。即ちシンカSは大ニ
ブNlと小ニブNsを有しているが、紡績糸等から
なる表糸イは大ニブNlに掛合させ、一方スパン
デツクス糸からなる裏糸ロは小ニブNsに掛合し、
これにゴム糸を挿通して編成する方法であつた。
従つて、伸縮力はあるが、その締付力があまり
にも強すぎ、この種の厚手腹巻には不向きであつ
た。本発明は叙上の事情に鑑み、この部分の締付
力を緩いものとし、然も高伸縮性を有する腹巻を
提供することを目的とするものである。
以下図面に基づいて本発明の腹巻の製造方法を
説明すると、第1図から第3図まで、及び第5
図、第7図と第8図が本発明の一実施例である。
先ず第1図は本発明の方法によつて製造される
腹巻を裏返し、その内面状態を示す一実施例の平
面図、第2図は第1図の腹巻を使用する際に2つ
析りにした状態を示す斜視図、第3図は第1図の
A部を拡大した断面組織図、第4図は第3図と対
比するための従来例を示す断面組織図、第5図は
本発明の方法によるシンカの編成状態を示す側面
図、第6図は従来の方法によるシンカの編成状態
を示す側面図、第7図は第1図のB部を拡大した
断面組織図、第8図は第1図のC部を拡大した断
面組織図である。
1は丸編地からなる円筒状内面で、第1図の上
端より編始めて、下端に編み上げたものである。
従つて、上端部10が編始めの位置であり、上端
部10に続く上半端部3aは、紡績糸等からなる
表糸と、スパンデツクス糸からなる裏糸とを添糸
として引揃えて使用し、これにゴム糸を挿通した
三本使いからなつているが、この編成組織は、中
間部3および、下半端部3bも同様で、いづれも
高伸縮性を保有する添糸シンカーループ状パイル
編地層である。
中間部3の後で下半端部3bの前に編成される
下半部2は紡績糸からなる表糸11に、裏糸とな
るスパンデツクス糸12を添糸として使用し、丸
編地の円筒状内面1には表糸がループ状パイルに
起立しており、該表糸のループ頂部を、コース方
向(編地のよこ方向の意)にループを消失しない
ように、編成と同時に起毛し、毛足の長い、所謂
モヘヤ状の柔毛層13を形成したもので、実開昭
57−129705号と同様のものである。なお、編成と
同時に起毛するのは、特願昭54−102704号の如き
起毛ブラシ付きの丸編機を使用しているからであ
る。
また編始めの上端部10に続く上半端部3aの
後で中間部3の前に編成される4は、上半部を示
し、紡績糸からなる表糸14に裏糸となるスパン
デツクス糸15を添糸として使用し、表糸が5〜
7本の大ループ状パイル(本実施例の場合は5本
とした)と2〜3本の小ループ状パイル(本実施
例の場合は2本とした)を丸編地の円筒状内面
に、ウエール方向(編地のたて方向)に揃えて起
立及び編成さしているので、縦畝の編成ループ層
を形成しており、一見リーブ編の如き縦畝模様を
呈しているが、実際には平編組織からなつてお
り、これも実開昭57−129705号と同様のものであ
る。
なお5は下端部で、編み終り末端であるが、レ
ース編6を縫着処理している。このレース編6を
縫着処理したものは、従来の蛤ミシンによる処理
のような凹凸ができずに、平担な美しい端末処理
の得られる効果がある。
第5図は先に説明の従来の編成方法による第6
図のシンカ掛合方法に対比する本発明のシンカ掛
合方法を示すものである。
シンカSの小ニブNsには、いづれの糸も掛合
されていない。然し大ニブNlには紡績糸等から
なる表糸8と、スパンデツクス糸からなる裏糸9
が共に引揃えて掛合した状態で編成される。
従つて、第6図の従来の編成方法による添糸シ
ンカーループ状パイル編地層は、第4図に示す組
織図の如くになる。即ちスパンデツクス糸からな
る裏糸ロはニードループLn′に対してシンカルー
プLs′がゴム糸ハと同様に張り加減に保たれるの
で、ループ幅X′は狭い間隔で密な編成となつて
いる。
これに対し本発明の第5図のシンカ掛合方法に
よる編成は、第3図に示す組織図の如くになる。
即ちスパンデツクス糸からなる裏糸9は、シンカ
ループからなる添糸シンカーループ状パイル
Ls′に至るまで紡績糸等からなる表糸8と同様な
弛み加減に保たれるので、ループ幅Xは広い間隔
で粗に編成され、弛い引張力で伸縮しうる高伸縮
性のものが得られる。従つて本発明の如き厚手の
構成からなり、二重に折り返えして使用する腹巻
に於いては、添糸シンカーループ状パイル編地層
からなる中間部、上半端部、下半端部は、軽い力
で伸長し復元しうる高弾性を有している。
以上本発明は、表糸8と裏糸9を共にシンカの
大ニブNlに引揃えて掛合・編成させループ幅X
の間隔が広い添糸シンカループ状パイル編地層
Lsを形成させるようにしたため、弛い引張力で
伸縮しうる高伸縮性のものが得られる腹巻の製造
方法を提供し得たものである。そして、この高伸
縮性により装着感が良好となり、加えて、柔毛層
13を形成させることにより、極寒地にも十分耐
え得るだけの暖かい保温性を有する腹巻を製造し
得るものである。さらに、上半部4に縦畝の編成
ループ層を形成させることにより、非常に酒落た
柄合いを呈する腹巻を製造し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によつて製造される腹巻
を裏返し、その内面状態を示す一実施例の平面
図、第2図は第1図の腹巻を使用する際に2つ折
りにした状態を示す斜視図、第3図は第1図のA
部を拡大した断面組織図、第4図は第3図と対比
するための従来例を示す断面組織図、第5図は本
発明の方法によるシンカの編成状態を示す側面
図、第6図は従来の方法によるシンカの編成状態
を示す側面図、第7図は第1図のB部を拡大した
断面組織図、第8図は第1図のC部を拡大した断
面組織図である。 1……丸編地からなる円筒状内面、2……下半
部、3……中間部、3a……上半端部、3b……
下半端部、4……上半部、5……編終りの下端
部、6……レース、7……ゴム糸、8,11,1
4……紡績糸等からなる表糸、9,12,15…
…スパンデツクス糸からなる裏糸、10……編始
めの上端部、13……柔毛層、Ln……ニードル
ループ、Ls……シンカループ、Nl……大ニブ、
Ns……小ニブ、S……シンカ、X,X′……ルー
プ幅。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 起毛ブラシ付きの丸編機を使用し、少なくと
    も上半端部3aと下半部2と下半端部3bとを有
    し、下半部2は紡績糸等からなる表糸11にスパ
    ンデツクス糸からなる裏糸12を使用して丸編地
    内面に表糸11にてループ状パイルを起立さして
    該ループ頂部をコース方向に編成と同時に起毛し
    た柔毛層13を形成させ、一方上半端部3a及び
    下半端部3bは紡績糸等からなる表糸8にスパン
    デツクス糸からなる裏糸9を添糸として引揃え更
    にゴム糸7を挿通した三本使いとし、表糸8と裏
    糸9を共にシンカの大ニブNlに引揃えて掛合・
    編成させループ幅Xの間隔が広い添糸シンカルー
    プ状パイル編地層Lsを形成させるようにしたこ
    とを特徴とする腹巻の製造方法。 2 上半端部3aと下半部2との間に上半部4と
    中間部3を有し、上半部4は紡績糸等からなる表
    糸14にスパンデツクス糸からなる裏糸15を使
    用して丸編地内面のウエール方向に大小のループ
    状パイルを起立さした縦畝の編成ループ層を形成
    させ、中間部3は上半端部3a及び下半端部3b
    と同一編地組織としたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の腹巻の製造方法。
JP6743581A 1981-05-01 1981-05-01 Breast protector Granted JPS57183402A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6743581A JPS57183402A (en) 1981-05-01 1981-05-01 Breast protector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6743581A JPS57183402A (en) 1981-05-01 1981-05-01 Breast protector

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57183402A JPS57183402A (en) 1982-11-11
JPS6358946B2 true JPS6358946B2 (ja) 1988-11-17

Family

ID=13344833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6743581A Granted JPS57183402A (en) 1981-05-01 1981-05-01 Breast protector

Country Status (1)

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JP (1) JPS57183402A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6379759U (ja) * 1986-11-14 1988-05-26
DE3727318C2 (de) * 1987-08-17 1995-12-14 Sipra Patent Beteiligung Rundstrickmaschine zur Herstellung einflächiger Plüschware

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57183402A (en) 1982-11-11

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