JPS6358046A - 熱交換形換気装置 - Google Patents

熱交換形換気装置

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JPS6358046A
JPS6358046A JP61203932A JP20393286A JPS6358046A JP S6358046 A JPS6358046 A JP S6358046A JP 61203932 A JP61203932 A JP 61203932A JP 20393286 A JP20393286 A JP 20393286A JP S6358046 A JPS6358046 A JP S6358046A
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JP
Japan
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centrifugal blower
air
heat
wheels
intake
Prior art date
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JP61203932A
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English (en)
Inventor
Kiyomi Niwa
清美 丹羽
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to US07/024,176 priority patent/US4711293A/en
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Priority to KR1019870009477A priority patent/KR900008430B1/ko
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • F24F7/04Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation
    • F24F7/06Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit
    • F24F7/08Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit with separate ducts for supplied and exhausted air with provisions for reversal of the input and output systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D19/00Regenerative heat-exchange apparatus in which the intermediate heat-transfer medium or body is moved successively into contact with each heat-exchange medium

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は同時吸排を行ないながら吸気流及び排気流間で
熱交換を行う熱交換形換気装置に関する。
(従来の技術) この種の換気装置としては、従来より、いわゆる直交流
形熱交換器とこれに空気を送り込むための一対のファン
装置とを設けた構成が一般的である。直交流形熱交換器
は、周知の通り、多数の伝熱板を空気通路形成用の波板
を介して重ねることにより互いに直交する2種の空気通
路を交互に積層するように構成されており、これら各空
気通路にファン装置から室内空気及び外気を送り込んで
熱交換させるようになっている。
ところが、上記構成の熱交換器における熱の移動形態は
、伝熱板を隔てて流れる両空気間の温度刀に基づき伝熱
する熱透過形であるから、伝熱板の熱抵抗による伝熱効
率の低下を避けることができない。しかも、空気通路の
内面の大部分を構成する波板は熱交換にほとんど寄与せ
ず、実際に熱交換に寄与するのは空気通路内面の一部に
過ぎない伝熱板部分のみである。これらの理由によって
従来の熱交換器は熱交換効率が未だ十分でなく、十分な
熱交換量を確保するには熱交換器自体を大形化する必要
があり、結局、換気装置全体が大形化するという欠点が
あった。
斯かる問題に対処すべく、例えば特開昭55−1078
48号公報に記載された構成も考えられている。これは
、蓄熱性材料により形成した円板を所定の空隙を隔てて
多数積層して積層翼車を構成し、これを正逆回転させる
ことにより横断気流を交互に逆向きに生じさせて吸気及
び排気を交互に行わせるようにしたものである。この構
成によれば、同一の空気流路を吸気流・排気流が逆方向
に流れるから、熱の移動形態は円板への蓄熱及びこれか
らの放熱により行われるようになり、熱透過形となる直
交流形熱交換器に比べて熱交換効率が優れるという利点
がある。
しかしながら上記構成では、積層翼車の特性上、静圧が
本来的に小さいため、送風能力の面で改善の余地が残さ
れている。また、空気通路は単純な・[面状である上に
、横断気流が積層翼車内を偏って流れるため、熱交換面
積が十分ではなく、熱交換効率の而でもやはり改善の余
地が残されている。
しかも、吸気と排気とを交互に行う構成であって同時吸
排ができないため、気密性が高い部屋の換気には不向き
であるという問題もある。
(発明が解決しようとする問題点) 以上述べたように、従来の熱交換形換気装置では、熱交
換効率の面で十分でないため、勢い全体が大形化すると
いう問題があり、これに対処しようとすれば同時吸排が
できなくなる等の問題が惹起されたのである。
そこで、本発明の目的は、同時吸排を可能にして気密性
が高い部屋の換気も十分に行ない得、しかも熱交換効率
を大幅に向上させ得て小形化を図ることができる熱交換
器自体W IIKを提供するにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の熱交換形換気装置は、同時に回転駆動されて夫
々吸気及び排気を行う第1及び第2の遠心送風翼車と、
同時に回転駆動されて夫々排気及び吸気を行う第3及び
第4の遠心送風翼車と、第1及び第4の遠心送風翼車の
各ケーシングを互いに連通させる第1の連通路と、第2
及び第3の遠心送風翼車の各ケーシングを互いに連通さ
せる第2の連通路とを設け、前記各遠心送風翼車を、蓄
熱性材料にて多数の空気流路を放射状に区画することに
より構成し、前記第1及び第2の遠心送風翼車と前記第
3及び第4の遠心送風翼車とを交互に回転駆動すること
により前記各連通路に交互に逆方向に空気を流して各遠
心送風翼車への蓄熱及びこれからの放熱によって熱交換
させるようにしたところに特徴を有するものである。
(作用) まず、例えば第1及び第2の遠心送風翼車が回転駆動さ
れると、例えば外気が第1の遠心送風翼車により吸引さ
れてここから第1の連通路及び停止している第4の遠心
送風翼車を通って室内に送出される。また、これと同時
に、例えば室内空気が第2の遠心送風翼車により吸引さ
れてここから第2の連通路及び停止している第3の遠心
送風翼車を通って室外に送出される。このように第1の
連通路に室内への吸気流が流れ口つ第2の連通路に室外
への排気流が流れる同時吸排が行われた後、今度は第1
及び第2の遠心送風翼車が停止して第3及び第4の遠心
送風翼車が回転駆動される。
すると、外気が第3の遠心送風翼車により吸引されてこ
こから第2の連通路及び停止している第2の遠心送風翼
車を通って室内に送出され、これと同時に室内空気が第
4の遠心送風翼車により吸引されてここから第1の連通
路及び停止している第1の遠心送風翼車を通って室外へ
送出される。即ち、今度は第1の連通路に排気流が流れ
且つ第2の連通路に吸気流が流れるという同時吸排が行
われる。以下、同様に同一の連通路に吸気流及び俳気流
が交互に流れる状態が繰返される。
遠心送風翼車は、蓄熱性材F−’)にて多数の空気流路
を放射状に区画することにより形成されているから、例
えば室内空気が高温の場合には、排気時に遠心送風翼車
に蓄熱され、吸気時にその遠心送風翼車から放熱され、
これにて交互に流れる排気流と吸気流との間で熱交換が
行われる。この際の熱交換は、直交流形熱交換器のよう
な伝熱板を隔てた透過形の熱移動によらず、同一の空気
流路を交互に流れる空気間での蓄熱材料を介した直接的
熱移動によるから、伝熱効率に優れ、しかも各空気流路
内面の全域が熱交換に寄与して熱交換面積が広いから、
熱交換効率が飛躍的に向上し、小形であっても十分な熱
交換量を得ることができる。
更には、多数の空気流路を放射状に形成した構成の遠心
送風翼車であるから、小形であっても、十分な静圧・送
風量を確保することができる。
(実施例) 以下本発明の第1実施例につき第1図乃至第6図を参照
して説明する。
先ず第2図には本実施例に係る熱交換形換気装置の全体
的構成が示されており、同図に示すように、外殻1は、
矩形の枠体2の前後に前面板3及び背面板4を取付けて
偏平な箱形をなすように構成されている。この外殻1の
前面板3には2個の通気口5a、5bが横並びに形成さ
れ、背面板4にはやはり2個の通気口6a、6bが前面
板3の通気口5g、5bに対応するように形成されてい
る(全ての通気口5a、5b、5a、5bは第1図に示
されている)。外殻1は例えば室壁7に取付けられ、そ
の室壁7を貫通するダクト8,9が背面板4の通気口5
a、3bに夫々連結されて室外と連通している。外殻1
内には、これを前後に仕切るように仕切板10が設けら
れ、この仕切板10のうち前記各通気口5a〜6bと略
同心の2か所の位置に第1及び第2のモータ11,12
が固定されている。両モータ11,12は共に両輪形で
あって、仕切板10の前後両側に略等寸法づつ突出して
いる。第1のモータ11の回転軸11aの室外側に指向
する端部には第1の遠心送風翼車13が、室内側に指向
する端部には第2の遠心送風翼車14が夫々直結され、
第2のモータ12の回転軸12aの室外側に指向する端
部には第3の遠心送風翼車15が、室内側に指向する端
部には第4の遠心送風翼車16が夫々直結されている。
従って、第1及び第2の各遠心送風翼車13,14は第
1のモータ11により同時に回転駆動され、第3及び第
4の各遠心送風翼車15,16は第2のモータ12によ
り同時に回転駆動される。
ここで、各遠心送風翼車13〜16につき詳述するが、
これらは共に同一の構成であるので、第1の遠心送風翼
車13についてのみ第3図及び第4図も参照して説明す
る。図中、17は外周形状が円形をなす端板で、その中
央部には第1のモータ11のうち仕切板10から突出す
る部分を包囲するような膨出部17aが形成され、この
端板17のうち膨出部17aの突出側の面に環状板18
及び環状をなす波板19が交互に多数積層されている。
環状板18及び波板19は共に端板17の外径τj法と
略同−(例えば224mm)であって、且つ同一の内外
径比(例えば0゜63)で、共に蓄熱性材料例えば0.
2nos厚の塩化ビニル樹脂により形成されている。ま
た、各波板19は、放射方向に延びる例えば180個の
突条19aを全周にわたり等間隔に配置した形態で、従
って隣接する突条19a間の間隔は外周側程広くなって
おり、且つその突条19aの高さ寸法は例えば1.8m
l11に設定されている。−ノj、端f217のうち環
状板18及び波板19の内外周縁に沿う部分には、夫々
例えば5本51°12本の位置決めビン20が突設され
、Rつこれらに対応して環状板18及び波板19に切欠
部18a、19bが形成されている。そして、各波板1
9及び環状板18は、夫々の切欠部19b、Igaを各
ビン20に嵌め込みながら交互に積層され、最終段の環
状板18をビン20に接イグすることにより各環状板1
8及び波板19か積層状態に保持されている。斯かる積
層状態とすることにより、環状板18と波板19との間
に多数の空気流路21が放射状に区画形成されて遠心送
風翼車13が構成され、その空気流路21は外周側稈通
路断面積が人になる形+3となっている。このような構
成において遠心送風翼車13が回転駆動されると、各空
気流路21の外周側程周速が大きくなることによる静圧
上昇及びその空気流路21が外周側程流路断面積が大き
くなることによる流速の減少による静圧上昇が生ずるの
で、遠心送風翼車して機能して空気が内周側から外周側
に送出されることになる。尚、斯かる(h成とした本実
施例における第1乃至第4の各遠心送風翼車13〜16
の外径寸法は約224mm+、軸方向寸法は約37mm
、積層段数は約20段である。
さて、以」−の構成とした遠心送風翼車13〜16は、
夫々の端板17の膨出部17aをモータに彼せるように
して第1及び第2の各モータ11゜12の回転軸11a
、12aに取付けられている。
仕切板10の前面側に位置する第2及び第4の遠心送風
翼車14,16を外周側から包囲する領域には、各遠心
送風翼車14,16の上部を残して略゛14円状に包囲
する帯板22が仕切板10に固定して設けられ、これに
て第2及び第4の遠心送風翼車14.16のための第2
及び第4のケーシング23,24が形成されている。一
方、仕切板10の背面側にも前面側と同様な形状の帯板
(図示せず)が固定され、これにて第1及び第3の遠心
送風翼1j13,15のための第1及び第3のケーシン
グ26.27が形成されている。各帯板22のうち夫々
の中間部分には略水平に折曲された平坦面部22aが形
成され、ここに交差通風器28が仕切板10を貫通して
載置状態で固定されている。この交差通風器28は、菱
形板状をなす多数の隔板29をスペーサー30を介して
積層することにより互いに略直交する方向に延びる空気
通路を多段に形成して成り、これにより室外側に位置す
る第1のケーシング26と室内側に位置する第4のケー
シング24とを連通させる第1の連通路31と、室内側
に位置する第2のケーシング23と室外側に位置する第
30ケーシング27とを連通ずる第2の連通路32とか
形成されている。尚、第1図中33は引き紐で、これを
1回引き操作すると、この熱交換形換気装置が作動状態
になって図示しないタイマー装置により第1及び第2の
モータ11,12が例えば1分づつ交互に通電され。
再度引き操作すると両モータ11,12が共に断電され
るようになっている。
次に、本実施例の作用につき原理的(14成を示す第1
図も参照しながら説明する。引き紺33を引き1.■作
すると、まず1分間だけ第1のモータ11のみに通電さ
れて第1及び第2の遠心送風翼車13.14が同時に回
転駆動され、第3及び第4の遠心送風翼車15,16は
停止状態を維持する。
第1の遠心送風翼車13が回転する結果、その空気流路
21内を内周側から外周側に向かって流れる気流が生ず
るため、外気がダクト8を通って外殻1内の第1のケー
シング26内に吸引され、ここから交差通風器28の第
1の連通路31を通り第4のケーシング24内に流入し
、停止している第4の遠心送風翼車16の空気流路21
を外周側から内周側に向かって流れ前面板3の通気口5
bから室内に送出される。このような吸気流が流れる様
子を第1図(A)に白抜きの矢印をもって示す。また、
これと同時に、第2の遠心送風翼車14が回転する結果
、その空気流路21内をやはり内周側から外周側に向か
って流れる気流が生ずるため、室内空気が前面板3の通
気口5aから第2のケーシング23内に吸引され、ここ
から交差通風器28の第2の連通路32を通り、第3の
ケーシング27内に流入し、停止している第3の遠心送
風翼中15の空気流路21内を外周側から内周側に向か
って流れダクト9を通って室外へ送出される。以−1−
述べた排気流の流れ方向を第1図(A)に黒塗りの矢印
をもって示す。以下、このような第1及び第2の遠心送
風翼車13,14にて夫々吸気及び排気を同時に行う状
態を一次状態と称す。
この−次状態か1分間継続した後、次いでタイマー装置
により第1のモータ11か断電されてこれに代わり第2
のモータ12か1分間たけ通電され、今度は第1及び第
2の遠心送風翼車13.14が停止して第3及び第4の
遠心送風翼車15,16が回転駆動される。すると、第
3の遠心送風翼車15の回転により、その空気流路21
内を内周側から外周側に向かって流れる気流が生ずるた
め、外気が今度はダクト9から第3のケーシング27内
に吸引され、ここから交差通風器28の第2の連通路3
2を通り第2のケーシング23内に流入し、停止してい
る第2の遠心送風翼車14の空気流路2工内を外周側か
ら内周側に向かって流れ前面板3の通気口5aから室内
に送出される。このような吸気流の流れる様子を第1図
(B)に白抜きの矢印をもって示すが、第1図(A)と
の比較から明らかなように、この吸気流は前述した一次
状態における排気流と同一の通路を逆向きに流れるもの
となる。一方、第4の遠心送風翼車16の回転により、
その空気流路21内を内周側から外周側に向かって流れ
る気流が生ずるため、室内空気が前面板3の通気口5b
から第4のケーシング24内に吸引され、ここから交差
通風器28の第1の連通路31を通り、第1のケーシン
グ26内に流入し、停止している第1の遠心送風翼車1
3の空気流路21内を外周側から内周側に向かって流れ
ダクト8を通って室外へ送出される。このような排気流
が流れる様子を第1図(B)に黒塗りの矢印をもって示
すが、この排気流は第1図(A)との比較から明らかな
ように、前述した一次状態における吸気流と同一の通路
を逆向きに流れるものとなる。以下、このように第3及
び第4の遠心送風翼車15.16により夫々吸気及び排
気を同時に行う状態を二次状態と称する。この二次状態
が1分間だけ継続すると、タイマー装置の切替わりによ
り再び第1のモータ11、次いで第2のモータ12の順
で交互に1分づつ通電が繰返され、結局、−次状態と二
次状態とが1分づつ交互に繰返される。
さて、今、冬期にあって暖房中の室内の換気を行ってい
るとする。この場合には、室内空気は高温で、外気は低
温である。従って、第1図(A)に示す一次状態では、
第2及び第3の各遠心送風翼+:14.15の空気流路
21に高温の室内空気が流れるため、#熱性材料にて形
成した環状板18及び波板19が暖められこれに蓄熱さ
れる。そして、これに続く第1図(B)に示す二次状態
では、第3及び第2の各遠心送風翼車15,14の空気
流路21に低温の外気が流れ、第4及び第1の各遠心送
風翼車16,13に高温の室内空気が流れる。このため
、二次状態における外気の吸気流は、第3及び第4の遠
心送風翼車15.14の空気流路21内を流れる際に一
次状態において蓄熱された環状板18及び波板19から
の放熱により加熱され、暖かくなって室内に送出される
。また、この間に室内空気の排気流が第4及び第1の遠
心送風翼車16,13の空気流路21内を流れるためこ
こに蓄熱され、この熱は引続く一次状態において遠心送
風翼車16.13の空気流路21に吸気流が流れる際に
放熱されてやはり暖かい吸気流として室内に送出される
。これにて、暖房時に換気を行って室内の汚れた空気を
排気し且つ清浄な空気を吸気しながら、熱損失を防ぐこ
とができるものである。
ここで、暖房時における同時吸排換気により吸気流の温
度をどの程度まで高めることができるかを実測例を挙げ
て説明する。第5図は冬期の温度条件下、例えば外気温
度5℃、室内温度21℃において、前面板3の通気口5
a近傍(第1図に点!にて示す)における点の温度変化
と、ダクト9の近傍(第1図に点Eにて示す)における
点の;R度変化とを0動記録温度計にて実測した結果を
示している。第5図に示す一次状態において、室内空気
の温度が21℃であるにもかかわらず、E点を流れる排
気流の温度がu:Lちに」二昇しないのは、排気流の熱
が第2及び第3の遠心送風翼+14゜15に移動してそ
れに蓄熱されるため、その分俳気流の温度が低ドするた
めである。これに対し、室内側の1点の温度は室内の暖
かい空気が吸気口5aに向けて流入するため、早期に室
温と略等しくなる。次に、二次状態に移ると、ダクト9
に向けて低温の外気が流入するため、E点の温度は早期
に低下する。一方、外気温度が5℃であって相当に低い
にもかかわらず、外気を取入れた吸気流が流れる1点の
温度が当初室温に近く、且つ下降度合いが緩やかである
のは、−次状態において蓄熱された第2及び第3の遠心
送風翼車14,15により外気(吸気流)が加熱される
ためである。
ここで、二次状態における1点の温度変化を平均した・
1へ均温度tiを求めると、約17.5℃であり、外気
温度に対し約12.5℃」二昇したことが明らかである
。即ち、本実施例では、室内温度が21℃のとき、温度
5℃の渭浄な外気を取入れながらこれを約17.5℃に
まで高めることができるものである。
次に第6図は第1及び第2のモータ11.12の切替え
時間τと温度効率ηとの関係を示している。ここで、温
度効率ηは吸気側温度効率η1と排気側温度効率η2と
の算術平均で、吸気側及び排気側の各温度効率ηl、η
2は次式の通りに定義しである。
rx −(ti −Te ) / (Ti −Ta )
772− (Ti −tc ) / (Ti −Tc 
)ここで、2は室内側の二次状態における点!の平均温
度、tcは室外側の一次状態における点Eの平均温度、
Tiは室内温度、Tcは外気温度である。
第6図からは切替え時間τが長くなる程温度効率ηが低
下することが認められるが、切替え時間τが60秒(1
分)程度でも約70%の温度効率が確保できることが明
らかである。
このように本実施例は、同一の通路に排気流と吸気流と
を交互に流し、各遠心送風翼車13〜16への蓄熱及び
これからの放熱を利用して熱交換させるようにしたとこ
ろに特徴をaする。この場合の熱の移動形態は、従来の
直交流形熱交換器におけるような伝熱板を隔てた透過形
の熱移動によらず、高温の排気流が遠心送風翼車13.
〜16に直接触れて蓄熱し、且つ低温の吸気流が蓄熱さ
れた遠心送風翼車13〜16から直接加熱される直接的
熱移動形態を採るから、熱伝達効率が極めて優れる。し
かも、各遠心送風翼車13〜16の空気流路21の内面
全域が熱交換に寄与するから、熱交換面積が伝熱板部分
に限られる従来の直交流形熱交換器に比べて飛躍的に増
大し、総じ°C熱交換効率が大幅に向上する。このよう
な高い熱交換効率を得られることは、その機能を受は持
つ遠心送風翼車13〜16を小形化できることを意味し
、その遠心送風翼車13〜16が熱交換機能に加えて送
風機能を有し専用の送風装置を必要としないこととあい
まって、換気装置全体の大幅な小形化・薄形化を可能に
する。因みに、本実施例によれば、従来の直交流形熱交
換器を用いた熱交換形換気装置に比べて、装置全体の容
積を約40%減少させることができた。更には、遠心送
風翼車13〜16は多数の空気流路21を放射状に形成
した遠心形であるから、前述した特開昭55−1078
48号公報に示された積層翼車形のものに比べて静圧・
送風量を大幅に増大させることができる。
また、斯かる優れた効果を奏しながら、同時吸排がl■
能であるから、特に気密性が高い部屋における換気にも
好適することは勿論である。しかも、特に本実施例では
、第1乃至第4の各遠心送風翼車13〜16を同一構成
としたから、部品の種類を削減してコスト低減を図るこ
とができる。尚、」二記実施例では、室内の暖房時に換
気を行う場合について説明したが、これに限られず夏期
等において室内の冷房時に換気を行う場合であっても、
高温の外気を排気流によって冷却しながら室内に吸入す
ることができるので、冷房効果を損うことなく換気を行
ない得ることは勿論である。また、第1又は第2のモー
タ11,12の一方のみを連続運転すれば、排気流及び
吸気流が方向を変えることなく連続的に生成されるから
、熱交換を行うことなく換気を行うことができる。
次に、本発明の第2実施例につき第7図を参照して説明
する。この第2実施例が前記第1実施例と相違するとこ
ろは、第1及び第2の連通路の構成にあり、その他の点
は同一である。即ち、前記第1実施例では両速通路31
.32を多数の空気通路を多段に形成した交差通風器2
8にて構成したが、本実施例では、これらを互いに交差
する第1及び第2の2本のダクl−34,35から構成
している。第1及び第4のケーシング26.24には下
部に互いに対向するように吐出口26a、24aが形成
されており、その各吐出口26a、24aを第1のダク
ト34にて連通させて第1の連通路を構成している。ま
た、第2及び第3の各ケーシング23,27には上部に
互いに対向するように吐出口23a、27aが形成され
ており、この各吐出口23a、27aを第1のダクト3
4の上に位置させた第2のダクト35により連通させて
第2の連通路を構成している。その他の点は第1実施例
と同一であるので、同一部分に同一符号を付して説明を
省略する。斯かる構成としても、−次状態における排気
流は同図黒塗りの矢印のように流れ、吸気流は白抜きの
矢印のように流れる、且つ二次状態ではそれらと逆向き
に流れるから、前記第1実施例と同様な効果を奏するこ
とは勿論である。
次に、本発明の第3実施例につき第8図を参照して説明
する。第1実施例と同一部分には同一符号を付して詳細
な説明を省略し、異なるところのみにつき述べるに、外
殻1内は仕切板10により前後に区画され、この仕切板
10に第1及び第2のモータ11,12が固定されてい
る。第1のモータ11の回転軸11aのうち室外側に指
向する端部には第1の遠心送風翼車13が直結され、室
内側に指向する端部には第2の遠心送風翼車14が直結
されている。一方、第2のモータ129回転軸12aの
室外側に指向する端部には、前記第1実施例とは逆に、
第4の遠心送風翼中16が、室内側に指向する端部には
第3の遠心送風翼車15が夫々直結されている。そして
、仕切板10の背面側には、共に背面側に位置する第1
及び第4の各遠心送風翼車13,16を一連に覆うよう
に第1及び第4のケーシング36.37が一体に構成さ
れ、各ケーシング36.37の吐出口を連結する部分を
第1の連通路38としている。第1のケーシング36の
うち第1の遠心送風翼車13の内周領域に対向する部分
には通気口36aが形成され、これが前面板4に形成し
た通気口4a及びダクト8を通して室外に連通している
。また、第4のケーシング37のうち第4の遠心送風翼
車16の内周領域に対向する部分に通気口37aが形成
され、これが外殻1と第4のケーシング37との間の空
間及び外殻1の右端部に形成したダクト部39を通って
室内に連通している。一方、仕切板10の前面側も同様
な構成である。即ち、仕切り板10の前面側には、共に
前面側に位置する第2及び第3の各遠心送風翼車14,
15を一連に覆うように第2及び第3のケーシング40
,41が一体に構成され、各ケーシング40.41の吐
出口を連結する部分を第2の連通路42としている。第
2のケーシング40のうち第2の遠心送風翼車14の内
周領域に対向する部分には通気口4Qaが形成され、こ
れが前面板3に形成した通気口3aを通して室内に連通
している。また、第3のケーシング41のうち第3の遠
心送風翼車15の内周領域に対向する部分に通気口41
aが形成され、これが外殻1と第3のケーシング41と
の間の空間及び外殻1の右端部よりに形成したダクト部
43及びダクト9を通って室内に連通している。面、外
殻1内には各ケーシング36,37゜41.42間で空
気が不必要に混合しないように隔壁44.45が設けら
れている。
上記構成の作用につき述べるに、第1のモータ11を回
転駆動させると、第1及び第2の遠心送風翼+13.1
4が同時に回転する。第1の遠心送風翼車13の回転に
より、外気がダクト8及び通気口36aを順に通って第
1のケーシング36内に吸引され、ここで第1の遠心送
風翼車13の空気流路21を内周側から外周側に流れて
第1の連通路38を通って第4のケーシング37内に流
入し、第4の遠心送風翼車16内を外周側から内周側に
流れて通気口37aから外殻1内に流出し、更にダクト
部39を通って室内に送出される。斯かる吸気流の流れ
の様子は第8図に白抜きの矢印にて示しである。一方、
第2の遠心送風翼車14の回転により、室内空気が前面
板3の通気口3aを通って第2のケーシング40内に吸
引され、ここで第2の遠心送風翼車14の空気流路21
内を内周側から外周側に流れて第2の連通路42を通っ
て第3のケーシング41内に流入し、第3の遠心送風翼
車15内を外周側から内周側に流れて通気口41aから
外殻1内に流出し、史にダクト部43及びダクト9を順
に通って室外に送出される。
この排気流の流れの様子は第8図に黒塗りの矢印にて示
しである。このような−次状態の後、第1実施例と同様
に、次いで第2のモータ12が回転駆動されて第3及び
第4の遠心送風翼車15,16が同時に回転し、二次状
態となる。この二次状態では、排気流は、第8図に白抜
きの矢印で示した吸気流と同一の通路を逆向きに流れ、
吸気流は、第8図に黒塗り矢印にて示した排気流と同一
の通路を逆向きに流れる。従って、第1及び第2のモー
タ11,12を交互に通電して一次状態と二次状態とを
交互に現出させることにより、第1実施例と同様に、排
気流と吸気流との間で極めて高い効率で熱交換を行うこ
とができ、第1実施例と同様の効果を得ることができる
次に、本発明の第4実施例につき第9図を参照して説明
する。ここでも、やはり第1実施例と同一部分には同一
符号を付して詳細な説明は省略する。外殻1内を前後に
仕切る仕切板10には、共に正逆回転可能な第1及び第
2のモータ11,12が横並びに固定されている。第1
のモータ11の回転輪11aのうち室内側に指向する端
部には第1の遠心送風翼車13が第1の一方向回転クラ
ッチ44を介して取付けられ、室外側に指向する端部に
は第4の遠心送風翼車16が第4の一方向回転クラッチ
45を介して取付けられている。また、第2のモータ1
2の回転軸12aのうち室外側に指向する端部には第2
の遠心送風翼車14が第2の一方向回転クラッチ46を
介して取付けられ、室内側に指向する端部には第3の遠
心送風翼車15が第3の一方向同転クラッチ47を介し
て取付けられている。第1及び第2の一方向回転クラッ
チ44.46は、第1及び第2の両モータ11.12が
室内側から見て時計向り方向に回転する(以下これを「
正転」と称す)ときに回転力を夫々第1及び第2の遠心
送風翼車13,14に伝達して各翼車13.14を同時
に回転駆動し、両モータ11.12が室内側から見て逆
に反時計回り方向に回転する(以下これを「逆転」と称
す)ときには回転力を各翼車13,14に伝達せず各翼
車13.14を停止したままとする。一方、第3及び第
4の各一方向回転クラッチ47.45は、第1及び第2
の両モータ11,12が逆転するときに回転力を第3及
び第4の各遠心送風翼車15゜16に伝達して各翼車1
5.16を同時に回転させ、両モータ11,12が正転
するときには回転力を各翼車15.16に伝達せず各翼
車15,16を停止状態のままとする。そして、外殻1
内には第1乃至第4の各遠心送風翼中13〜16を各別
に包囲する第1乃至第4のケーシング48〜51が設け
られ、そのうち第1及び第4の各ケーシング4g、51
間は外殻1内の左端部内に形成した第1の連通路52に
より互いに連通され、第2及び第3の各ケーシング49
,50間は外殻1内の右端部内に形成した第2の連通路
53により互いに連通されている。また、前記第1及び
第2の各モータ11,12は、図示しないタイマー装置
により例えば1分おきに共に正転する状態と共に逆転す
る状態とが繰返されるようになっている。
次に上記構成の作用につき述べるに、両モータ11.1
2が共に正転するときには、第1及び第2の各遠心翼車
13.14のみが同時に回転駆動される。第1の遠心送
風翼車13の回転により、室内空気が前面板3の通気口
5aから第1のケーシング48内に吸引され、ここで第
1の遠心送風翼車13の空気流路21内を内周側から外
周側に送られて第1のケーシング48から第1の連通路
52を通って第4のケーシング51内に流入し、第4の
遠心送風翼+16の空気流路21内を外周側から内周側
に流れて前面板4の通気口6a及びダクト8を通って室
外に送出される。このような排気流の流れの様子は、第
9図に黒塗りの矢印をもって示しである。一方、第2の
遠心送風翼車14の回転により、外気かダクト9及び背
面反4の通気口6bを通って第2のケーシング49内に
吸引され、ここで第2の遠心送風翼車14の空気流路2
1内を内周側から外周側に送られて第20ケーシング4
9から第2の連通路53を通って第3のケーシング50
内に流入し、第3の遠心送風翼車15の空気流路21内
を外周側から内周側に流れて前面13の通気口4aから
室内に送出される。
このような吸気流の流れの様子は第8図に白抜きの矢印
をもって示しである。以1−述べた一次状態が1分間継
続すると、次いで第1及び第2の両モータ11,12を
共に逆転させて同時吸排を行う二次状態となる。この二
次状態では、各一方向回転クラッチ44〜47の作用に
より第3及び第4の各遠心送風翼車15,16のみに回
転力が伝達されて同翼車15,16が回転し、第1及び
第2の遠心送風翼+13.14が停止する。従って、こ
の二次状態における吸気流は、−次状態における排気流
と同一の通路を逆向きに流れるようになり、排気流は、
−次状態における吸気流と同一の通路を逆向きに流れる
ようになる。従って、第1及び第2の両モータ11,1
2を共に交互に正逆回転させることにより、第1実施例
と同様に、排気流と吸気流との間で極めて高い効率で熱
交換を行うことができ、第1実施例と同様な効果を得る
ことができる。
第10図は本発明の第5実施例を示し、前記第1実施例
における各遠心送風翼車13〜16を同図に示すように
構成したところに特徴を有し、その他の点は第1実施例
と同一である。同図に示すように、遠心送風翼+、54
を構成する端板1.7のうち環状板18及び波板19に
より囲まれる内周側領域には複数個の補助翼片55が等
間隔で突設されている。この補助翼片55により静圧の
一層の上昇を期するもので、これにて送風能力が増大す
るため、遠心送風翼車54を第1実施例のものよりも薄
形化して換気装置全体の薄形化もiI能になる。
第11図及び第12図は本発明の第6実施例を示し、や
はり遠心送風翼車に改良を加えた例である。前記各実施
例では各遠心送風翼車13〜16は夫々独立した形態を
なすが、本実施例では、2個分の遠心送風翼車を軸方向
に連結して一体化した形態の遠心送風翼車56を構成し
ている。この遠心送風翼車56の軸方向の中間部分には
鍔部57が突出して設けられ、第12図に示すように、
外殻1内の仕切板10に設けた環状の受は溝58内に鍔
部57を回転自在に収納して仕切板10の前後を気密に
シールしている。この構成としても前記第1実施例と同
様の効果を奏することは勿論である。
尚、本発明は」二記しnつ図面に示す実施例に限定され
るものではなく、例えば遠心送風翼車を構成する材料を
蓄熱性のみならず含湿性も併有するものとしてもよく、
これにて顕然交換のみならず潜熱交換も可能とすること
ができる。また、蓄熱性飼料としては塩化ビニルに限ら
ず他の種類のプラスチック等や通常の飼料の表面に蓄熱
層を形成した飼料であっても良く、要するところ、熱容
量が大きく蓄熱性に優れていれば良いものである。
史には、遠心送風翼車を蓄熱性飼料にて形成することに
加え、第1及び第2の各連通路や各ケーシング等も併せ
て蓄熱性の高い飼料により形成すれば、−層の熱交換効
率の向」ニを図ることもできる。
[発明の効果コ 以上述べたように本発明は、蓄熱性材料にて多数の空気
流路を放射状に区画形成してなる遠心送風翼車を用い、
同一の通路に交互に逆向きとなるよう吸気流及び排気流
を流して同時吸排を行うようにしたところに特徴を有し
、これにて遠心送風翼車への蓄熱及びこれからの放熱に
より直接的熱移動に基づく熱交換が可能になると共に熱
交換面積が大幅に向上する。従って、熱交換効率を飛躍
的に向上させて換気装置全体の小形化ないし薄形化を図
ることができ、しかも遠心送風形とし且つ同時吸排を可
能としたことから、十分な送風能力を得ることができる
と共に、気密性が高い部屋における換気も確実に行うこ
とができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第6図は本発明の第1実施例を示し、第1図
(A)及び(B)は原理的構成を示す横断面図、第2図
は一部破断して示す全体の斜視図、第3図は遠心送風翼
車の分解斜視図、第4図は遠心送風翼車の斜視図、第5
図は作動状態における第1図E点及び1点の71す度変
化特性図、第6図は温度効率と切替え時間との関係を示
す特性図、第7図は本発明の第2実施例を示す横断面図
、第8図は同第3実施例を示す横断面図、第9図は同第
4実施例を示す横断面図、第10図は同第5実施例を示
す遠心送風翼車の分解斜視図、第11図及び第12図は
同第6実施例を示す遠心送風翼車の斜視図及び要部の部
分横断面図である。 図面中、11及び12は第1及び第2のモータ、13〜
16は第1乃至第4の遠心送風IA屯、21は空気流路
、26.36.48は第1のケーシング、23.40.
49は第2のケーシング、27゜41.50は第3のケ
ーシング、24,37.51は第4のケーシング、28
は交差通風器、31゜38は第1の連通路、32.42
は第2の連通路、34は第1のダクト(第1の連通路)
、35は第2のダクト(第2の連通路)、44〜46は
一方向回転クラッチ、55は補助翼片、56は遠心送風
翼車である。 出願人  株式会社  東  芝 21′ 第 4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同時に回転駆動されて夫々吸気及び排気を行う第1
    及び第2の遠心送風翼車と、同時に回転駆動されて夫々
    排気及び吸気を行う第3及び第4の遠心送風翼車と、第
    1及び第4の遠心送風翼車の各ケーシングを互いに連通
    させる第1の連通路と、第2及び第3の遠心送風翼車の
    各ケーシングを互いに連通させる第2の連通路とを備え
    、前記各遠心送風翼車を、蓄熱性材料にて多数の空気流
    路を放射状に区画することにより構成し、前記第1及び
    第2の遠心送風翼車と前記第3及び第4の遠心送風翼車
    とを交互に回転駆動することにより前記各連通路に交互
    に逆方向に空気を流して各遠心送風翼車への蓄熱及びこ
    れからの放熱によって熱交換させるようにしたことを特
    徴とする熱交換形換気装置。 2、遠心送風翼車には補助翼片が設けられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の熱交換形換気
    装置。
JP61203932A 1986-08-28 1986-08-29 熱交換形換気装置 Pending JPS6358046A (ja)

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US07/024,176 US4711293A (en) 1986-08-28 1987-03-10 Ventilator of the heat exchange type
GB8706303A GB2194630B (en) 1986-08-28 1987-03-17 Ventilator of the heat exchange type
CN87105889.8A CN1005867B (zh) 1986-08-28 1987-08-26 热交模型通风装置
KR1019870009477A KR900008430B1 (ko) 1986-08-29 1987-08-28 열 교환형 환기장치

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03247925A (ja) * 1990-02-26 1991-11-06 Hitachi Home Tec Ltd 温水暖房器
JP2011047636A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Samsung Electronics Co Ltd 加湿装置及び加湿装置用ディスクアセンブリ
WO2014020885A1 (ja) * 2012-07-31 2014-02-06 株式会社デンソー 冷凍機用容器

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