JPS6358047A - 熱交換形換気装置 - Google Patents

熱交換形換気装置

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Publication number
JPS6358047A
JPS6358047A JP61203933A JP20393386A JPS6358047A JP S6358047 A JPS6358047 A JP S6358047A JP 61203933 A JP61203933 A JP 61203933A JP 20393386 A JP20393386 A JP 20393386A JP S6358047 A JPS6358047 A JP S6358047A
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JP
Japan
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centrifugal blower
heat
air
air flow
exhaust
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Pending
Application number
JP61203933A
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English (en)
Inventor
Kiyomi Niwa
清美 丹羽
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to US07/024,176 priority patent/US4711293A/en
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Priority to CN87105889.8A priority patent/CN1005867B/zh
Publication of JPS6358047A publication Critical patent/JPS6358047A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F13/00Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
    • F28F13/06Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by affecting the pattern of flow of the heat-exchange media
    • F28F13/12Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by affecting the pattern of flow of the heat-exchange media by creating turbulence, e.g. by stirring, by increasing the force of circulation
    • F28F13/125Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by affecting the pattern of flow of the heat-exchange media by creating turbulence, e.g. by stirring, by increasing the force of circulation by stirring

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は同時吸排を行ないながら吸気流及び排気流間で
熱交換を行う熱交換形換気装置に関する。
(従来の技術) この種の換気装置としては、従来より、いわゆる直交流
形熱交換器とこれに空気を送り込むための一対のファン
装置とを設けた構成が一般的である。直交流形熱交換器
は、周知の通り、多数の伝熱板を空気通路形成用の波板
を介して重ねることにより互いに直交する2種の空気通
路を交互に積層するように構成されており、これら各空
気通路にファン装置から室内空気及び外気を送り込んで
熱交換させるようになっている。
ところが、上記構成の熱交換器における熱の移動形態は
、伝熱板を隔てて流れる両空気間の温度差に基づき伝熱
する熱透過形であるから、伝熱板の熱抵抗による伝熱効
率の低下を避けることができない。しかも、空気通路の
内面の大部分を構成する波板は熱交換にほとんど寄与せ
ず、実際に熱交換に寄与するのは空気通路内面の一部に
過ぎない伝熱板部分のみである。これらの理由によって
従来の熱交換器は熱交換効率が未だ十分でなく、十分な
熱交換量を確保するには熱交換器自体を大形化する必要
かあり、結局、換気装置全体が大形化するという欠点が
あった。
斯かる問題に対処すべく、例えば特開昭55−1078
48号公報に記載された構成も考えられている。これは
、蓄熱性材料により形成した円板を所定の空隙を隔てて
多数積層して積層翼車を構成し、これを正逆回転させる
ことにより横断気流を交互に逆向きに生じさせて吸気及
び排気を交互に行わせるようにしたものである。この構
成によれば、同一の空気流路を吸気流・排気流が逆方向
に流れるから、熱の移動形態は円板への蓄熱及びこれか
らの放熱により行われるようになり、熱透過形となる直
交流形熱交換器に比べて熱交換効率が優れるという利点
がある。
しかしながら上記構成では、積層翼車の特性上、静圧が
本来的に小さいため、送風能力の而で改溌の余地が残さ
れている。しかも、吸気と排気とを交互に行う構成であ
って同時吸排ができないため、気密性が高い部屋の換気
には不向きであるという問題もある。
(発明が解決しようとする問題点) 以」二述べたように、従来の熱交換形換気装置では、熱
交換効率の面で十分でないため、勢い全体が大形化する
という問題があり、これに対処しようとすれば、送風能
力が低下したり同時吸排が不可能になる等の問題が惹起
されたのである。
そこで、本発明の目的は、送風能力を十分に高め得[t
つ同時吸排を可能にして気密性が高い部屋の換気も十分
に行ない得、しかも熱交換効率を大幅に向上させ得て小
形化を図ることができる熱交換形換気装置を提供するに
ある。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) 本発明の熱交換形換気装置は、第1の通気路に、交互に
回転駆動され且つ少なくとも一方が蓄熱性を有する排気
用及び吸気用の各遠心送風翼車を配設すると共に、これ
ら排気用又は吸気用の遠心送風翼車の回転時に夫々自然
吸気又は自然排気を行う第2の通気路を設け、この第2
の通気路に蓄熱性材料により多数の空気流路を区画形成
してなる蓄熱形熱交換器を配設し、前記各通気路に排気
流と吸気流とを交互に流すことにより前記蓄熱性を自゛
する遠心送風翼車及び前記蓄熱形熱交換器への蓄熱及び
これらからの放熱により熱交換させるようにしたところ
に特徴を有するものである。
(作用) まず、例えば排気用遠心送風翼車が回転駆動されると、
′:j51の通気路に排気流が生成され、これにより室
内が負圧になるため同時に第2の通気路に自然吸気流が
流れるという強制排気状態となる。次いで、吸気用遠心
送風翼車が回転駆動されると、第1の通気路に吸気流が
生成され、これにより室内の圧力が高まるため第2の通
気路に自然排気流が流れるという強制吸気状態となる。
以下、このような強制排気状態及び強制吸気状態が交互
に繰返される。
第1の通気路に設けた少なくとも一方の遠心送風翼車は
蓄熱性を有しており、Rつ第2の通気路には蓄熱形熱交
換器が設けられているから、例えば室内空気が高温の場
合には、排気流により蓄熱性を角°する遠心送風翼車及
び蓄熱形熱交換器に蓄熱され、吸気流が流れる際にその
遠心送風翼車及び蓄熱形熱交換器から放熱されて吸気流
が加熱され、これにて交互に流れる排気流と吸気流との
間で熱交換か行われる。この際の熱交換は、直交流形熱
交換器のような伝熱板を隔てた透過形の熱移動によらず
、同一の空気流路を交互に流れる空気間での蓄熱材料を
介した直接的熱移動によるから、伝熱効率に優れ、しか
も各空気流路内面の全域が熱交換に寄与し熱交換面積が
広いことから、熱交換効率が飛躍的に向−1xし、小形
であっても十分な熱交換はを得ることができる。史には
、遠心形の送風翼車を使用しているから、小形であって
も十分な静圧・送風量を確保することができ、且つ自然
吸排用の第2の通気路が設けられているから、同時吸排
が可能となって、気密性が高い部屋の換気を行うときに
も問題は生じない。
(実施例) 以下本発明の第1実施例につき第1図乃至第4図を参照
して説明する。
ます、第1図には本実施例に係る熱交楔形換気装置の全
体的構成を示しており、同図に示すように、外殻1は、
矩形の枠体2の前後に前面板3及び背面板4を取付けて
偏平な箱形をなすように構成されている。この外殻1の
前面板3の中央寄り部位には通気口5aが、右寄り部位
には通気口5bが形成され、背面板4の中央寄り部位に
は通気口6aが、右寄り部位には通気口6bが夫々形成
されている。外殻lは例えば室壁7に取付けられ、その
室壁7を貫通するダクト8.9が背面板4の通気口6a
、6bに夫々連結されて室外と連通している。外殻1の
前面には、通気口5a15bに連なる通気口10a、1
0bを備えた化粧板10が設けられると共に、外殻1内
の右寄り部位には内部を左右に仕切る仕切板11が設け
られている。
そして、仕切板11にて区画された外殻1内の左側空間
は前面板3の通気口5a及び化粧板10の通気口i0a
を介して室内に連通ずると共に、背面板4の通気口6a
及びダクト8を介して室外に連通し、この左側空間にて
室内外を連通させる第1の通気路12が構成されている
。一方、仕切板11の右側空間は、前面板30通気口5
b及び化粧板10の通気口10bを介して室内に連通ず
ると共に、背面板4の通気口6b及びダクト9を介して
室外に連通し、もってこの′右側空間にて前記第1の通
気路12とは独立に室内外を連通させる第2の通気路1
3が構成されている。
さて、前記第1の通気路12内には右端部を残して内部
を前後に仕切るように支持板14が配設されてその前後
に吐出部を互いに連通させた第1及び第2のケーシング
15.16が形成されている。また、支持板14の略中
夫には正逆回転可能な両軸形のモータ17が固定され、
その回転軸17aの室内側に指向する端部には第1の一
方向回転クラッチ18を介して排気用遠心送風翼車19
が設けられ、室外側に指向する端部には第2の一方向回
転クラッチ20を介して吸気用遠心送風翼車21が設け
られている。第1の一方向回転クラッチ18は、モータ
17が室内側から見て例えば時計回り方向に回転する(
以下これを「正転」と称す)ときに回転力を排気用遠心
送風翼車19に伝達して該翼+19を回転駆動し、モー
タ17が逆に室内側から見て反時計回り方向に回転する
(以下これを「逆転」と称す)ときには回転力を該翼車
19に伝達しないようになっている。また、第2の一方
向回転クラッチ20は、モータ17が逆転するときに回
転力を吸気用遠心送風翼車21に回転力を伝達して該翼
車21を回転駆動し、モータ17が正転するときには回
転力を該翼車21に伝達しないようになっている。一方
、モータ17は、図示しない運転スイッチをオン條作す
ると、図示しないタイマー装置により例えば1分間づつ
交互に正転及び逆転が繰返されるようになっている。
ここで、排気用及び吸気用の各遠心送風翼車19.21
につき詳述するか、これらは共に同一の構成であるので
、排気用遠心送風翼車19についてのみ第2図及び第3
図を参照して説明する。図中、22は外周形状が円形を
なす端板で、その中央部にはモータ17のうち支持板1
4から突出する部分を包囲するような膨出部22aが形
成され、この端板22のうち膨出部22aの突出側の面
に環状をなす波板23及び環状板24が交互に多数積層
されている。これらの波板23及び環状!224は共に
端板22の外径寸法と略同−であって、且つ間−の内外
径比で、共に蓄熱性材料例えば0.211+u厚の塩化
ビニル樹脂により形成されている。
また、各波板23は、放射方向に延びる多数の突条23
aを全周にわたり等間隔に配置した形態で、従って隣接
する突条23a間の間隔は外周側程広くなっている。一
方、端板22のうち波板23及び環状板24の内外周縁
に沿う部分には、夫々例えば6本、’il゛12本の位
置決めピン25が突設され、11つこれらに対応して波
板23及び環状板24に切欠部23 b、  24 a
が形成されている。そして、各波板23及び環状板24
は、夫々の切欠部23b、24aを各ピン25に嵌め込
みながら交互に積層され、最終段のζ状板24をピン2
5に接着することにより各波板23及び環状板24が積
層状態に保持されている。斯かる積層状態とすることに
より、波板23と環状板24との間に多数の空気流路2
6が放射状に区画形成されて第3図に示すように排気用
遠心送風翼車19が構成され、且つ波板23及び環状板
24を蓄熱性材料により形成したことからこの遠心送風
翼車19は蓄熱性を有している。このような構成におい
て遠心送風翼車19が回転駆動されると、各空気流路2
6の外周側程周速が大きくなることによる静圧上昇及び
その空気流路26が外周側程流路断面積が大きくなるこ
とによる流速の減少による静圧上昇が生ずるので、遠心
送風翼車して機能し空気が内周側から外周側に送出され
ることになる。
一方、外殻1内の第2の通気路13内には蓄熱形熱交換
器27が配設されている。これは、第4図に示すように
、共に矩形をなす多数の隔壁板28と波板29とを交互
に積層して構成されたもので、波板29は一方向に延び
る多数の突条を有する形態である。従って、隔壁板28
と波板29との間には一方向に延びる多数の空気流路3
0が区画形成され、外殻1の第2の通気路13内を通る
空気がその空気流路30内を流れるようになっている。
そして、各隔壁板28及び波板29は共に蓄熱性材料で
ある例えば0.2mm厚の塩化ビニル樹脂板により形成
されている。
次に、本実施例の作用につき説明する。運転スイッチを
オン操作すると、まず1分間だけモータ17か1E転状
態となる。このモータ17の正転状態では、第1の一方
向回転クラッチ18のみが回転力を伝達するから、排気
用遠心送風翼車19のみが回転し、吸気用遠心送風翼車
21は停止状態を維持する。ここで、排気用遠心送風翼
車19が回転する結果、その空気流路26内を内周側か
ら外周側に向かって流れる気流が生ずるため、室内空気
が化粧板10の通気口10a及び前面板3の通気口5a
を通って第1のケーシング15内に吸引され、ここから
第2のケーシング16内に流入し、停止している吸気用
遠心送風翼車21の空気流路26内を外周側から内周側
に向がって流れてダクト8を通って室外へ送出される。
以に述べた排気流の流れの様子を第1図(A)に黒塗り
の矢印をもって示す。一方、このような排気流が強制的
に生成されると、室内が負圧になるため、外気がダクト
9及び背面板4の通気口6bを介して第2の通気路13
内に自然に流入し、蓄熱形熱交換器27の空気流路30
を通って室内に流入して自然吸気が行われる。この自然
吸気の様子は第1図(A)に白抜きの矢印にて示す。こ
のようにして排気流と吸気流とが生成される強制排気状
態が1分間継続した後、次いでタイマー装置によりモー
タ17が逆転状態に切替えられる。すると、モータ17
の逆転状態では第2の一方向回転クラッチ20のみが回
転力を伝達するから、吸気用遠心送風翼車21のみが回
転駆動されて排気用遠心送風翼車19は停止状態を維持
する。ここで、吸気用遠心送風翼車21の回転により、
その空気流路26内を内周側から外周側に向かって流れ
る気流が生ずるため、外気が今度はダクト9及び通気口
6bを介して第2の通気路13内に吸引され、蓄熱形熱
交換器27の空気流路30を通り化粧板10の通気口1
0bから室内に送出される。このような吸気流の流れる
様子を第1図(B)に白抜きの矢印をもって示すが、第
1図(A)との比較から明らかなように、この吸気流は
前述した強制排気状態における排気流と同一の通路(第
1の通気路12)を逆向きに流れるものとなる。一方、
このような吸気流が強制的に生成されると、室内の圧力
が高まるため、室内空気が化粧板10の通気口10b及
び前面板3の通気口5bを通って第2の通気路13内に
自然に流入し、蓄熱形熱交換器27の通気流路30を通
り、その後ダクト9を介して室外に流出する。この自然
排気の様子は第1図(B)に黒塗りの矢印をもって示す
が、第1図(A)との比較から明らかなように、この排
気流は前述した強制排気状態における自然吸気流と同一
の通路(第2の通気路13)を逆向きに流れるものとな
る。そして、このような強制吸気状態が1分間だけ継続
すると、タイマー装置の切替わりによりIIfびモータ
17が1分間ずっ正転及び逆転を交互に繰返し、結局、
強制排気状態と強制吸気状態とが1分間ずつ交互に繰返
される。
さて、今、冬期にあって暖房中の室内の換気を行ってい
るとする。この場合には、υト気流は高:皿で、吸気流
は低温である。従って、第1図(A)に示す強制排気状
態では、排気流が排気用遠心送風翼車19及び吸気用遠
心送風翼車21の各空気流路26に順に流れるため、各
翼車19,21の波板23及び環状板24が暖められて
これに蓄熱される。そして、これに続く第1図(B)に
示す強制吸気状態では、吸気用及び排気用の各遠心送風
翼+21.19の空気流路26に順に低温の吸気流が流
れ、蓄熱形熱交換器27の空気流路30に高温の排気流
が流れる。このため、強制吸気状態における低温外気の
吸気流は、吸気用及び排気用の各遠心送風翼車21,1
9の空気流路26内を流れる際に強制排気状態において
蓄熱された波板23及び環状板24からの放熱により加
熱され、暖かくなって室内に送出される。また、この間
に高温のυト気流が蓄熱1[シ熱交換器27の空気流路
30内を流れるためここに蓄熱され、この熱は引続く強
制υ[気状態において該空気流路30を自然吸気流が流
れる際に放熱されてやはり暖かい吸気流として室内に流
出される。これにて、暖房時に換気を行って室内の汚れ
た空気を排気し且つ清浄な空気を吸気しながら、熱損失
を防ぐことができるものである。
このように本実施例は、同一の通気路12.13に排気
流と吸気流とを交互に流し、排気用及び吸気用の各遠心
送風翼車19.21並びに蓄熱形熱交換器27への蓄熱
及びこれからの放熱を利用して熱交換させるようにした
ところに特徴を有する。この場合の熱の移動形態は、従
来の直交流形熱交換器におけるような伝熱板を隔てた透
過形の熱移動によらず、高温の排気流が遠心送風翼車1
9.21及び蓄熱形熱交換器27に直接触れて蓄熱し、
且つ低温の吸気流が蓄熱されたこれらの遠心送風翼車1
9.21及び蓄熱形熱交換器27から直接加熱される直
接的熱移動形態を採るから、熱伝達効率が極めて優れる
。しかも、各遠心送風翼車19.21の空気流路26及
び蓄熱形熱交換器27の空気流路30の内面全域が熱交
換に寄与するから、熱交換面積が伝熱板部分に限られる
従来の直交流形熱交換器に比べて飛躍的に増大し、総じ
て熱交換効率が大幅に向上する。このような高い熱交換
効率を得られることは、その機能を受は持つ遠心送風翼
車19.21及び蓄熱形熱交換器27を小形化できるこ
とを意味し、その遠心送風翼車19,21が熱交換機能
に加えて送風機能を有して専用の送風装置を必要としな
いこととあいまって、換気装置全体の大幅な小形化・薄
形化を可能にする。史には、遠心送風翼車19,21は
多数の空気流路26を放射状に形成した遠心形であるか
ら、前述した特開昭55−107848号公報に示され
た積層翼車形のものに比べて静圧・送風績を大幅に増大
させることができる。また、斯かる優れた効果を奏しな
がら、同時吸排が可能であるから、特に気密性が高い部
屋における換気にも好適することは勿論である。しかも
、特に本実施例では、排気用及び吸気用の各遠心送風翼
車19.21を同一構成としたから、部品の種類を削減
してコスト低減を図ることができる。尚、上記実施例で
は、室内の暖房時に換気を行う場合について説明したが
、これに限られず夏期等において室内の冷房時に換気を
行う場合であっても、高温の外気を排気流によって冷却
しながら室内に吸入することができるので、冷房効果を
損うことなく換気を行ない得ることは勿、倫である。
次に、本発明の第2実施例につき第5図を参照して説明
する。この第2実施例が前記第1実施例と基本的に相違
するところは、第1実施例では両軸形のモータ17を使
用したことに対し第2実施例では2台の片軸形のモータ
を使用するようにした点にある。
第5図はこの第2実施例に係る熱交楔形換気装置の全体
的構成を横断面にて示している。同図に示すように、外
殻31は、矩形の枠体32の前後に前面板33及び背面
板34を取付けて偏平な箱形をなすように構成され、そ
の内部の右寄り部位は仕切板35にて左右に仕切られて
いる。このように仕切られた外殻31内の左側空間の右
寄り部位前面には通気口36が形成され、左寄り部位背
面には通気口37が形成されている。この構成とした外
殻31はやはり例えば室壁38に取付けられ、その室壁
38を貫通するダクト39が背面板34の通気口37に
連結されている。そして、外殻31内には、遠心送風翼
車のためのケーシングとして一般的な形状の第1及び第
2のケーシング40,41をそれらの吐出口40a、4
1aにて一連に連ねた形態のケーシング体42が配設さ
れている。そのケーシング体42は、第1のケーシング
40の吸気口40bを前面板33の通気口36に対応さ
せ、Rつ第2のケーシング41の吸気側の面を背面板3
4の通気ロ37形成部分により閉鎖するようにして外殻
31内に設けられており、もって前面板33の通気口3
6、第1のケーシング40、第2のケーシング41、背
面板33の通気口37及びダクト39を順に介して室内
外を連通させる第1の通気路をh’4成している。この
第1の通気路を構成するケーシング体42のうち第1の
ケーシング40内の略中央には回転fIb43aを夏向
側に指向させた第1のモータ43が支持脚44を介して
固定され、第2のケーシング41内の略中央には回転軸
45aを室外側に指向させた第2のモータ45が支持脚
46を介して固定されている。そして、第1及び第2の
モータ43゜45の各回転軸43a、45aには夫々第
1及び第2のケーシング40.41内に位置するように
前記第1実施例と同様な排気用及び吸気用の各遠心送風
翼車19.21が直結されている。また、前記第1及び
第2の各モータ43,45は換気装置の図示しない運転
スイッチをオン操作すると、図示しないタイマー装置に
より例えば1分間ずつ交互に通電されるようになってい
る。一方、外殻31内のうち前記仕切板35により仕切
られた右側空[…の前後には通気口47,1gが形成さ
れると共に、通気口48が室壁38内に設けたダクト4
9を介して室外に連通しており、これにて室内外を前記
ケーシング体42(第1の通気路)とは独立して連通さ
せる第2の通気路49が形成されている。そして、この
第2の通気路49内には前記第1実施例と同様な蓄熱形
熱交換器27が配設されている。
而して、1−記構成において、運転スイッチをオン操作
して?31のモータ43が回転されると、排気用遠心送
風翼車19が回転し、これによって排気流がケーシング
体42内に強制的に生成され(第5図黒塗り矢印参照)
、これに伴い第2の通気路50内の蓄熱形熱交換器27
に自然吸気流が流れる(第5図白抜き矢印参照)という
強制排気状態となる。次いで、mlのモータ43が停止
して第2のモータ45が回転すると、今度は吸気用遠心
送風翼車21が回転駆動されるから、今度は逆に、ケー
シング体42内に吸気流が強制的に生成され、これに伴
い第2の通気路50内の蓄熱形熱交換器27内を自然排
気流か流れるという強制吸気状態となる。従って、本実
施例においても、強制排気状態と強制吸気状態とが交互
に繰返され、同一の通気路を排気流と吸気流とが交互に
流れるので、各遠心送風翼車19,21及び蓄熱形熱交
換器27への蓄熱及びこれからの放熱により熱交換が行
われ、これにて前記第1実施例と同様な効果を得ること
ができる。しかも、特に本実施例では、排気用及び吸気
用の各遠心送風翼車19,21を横並びに配置する形態
としたから、−層の薄形化を図ることができる。
尚、前記各実施例では、排気用吸気用の各遠心送風翼車
19.21に共に蓄熱性を与えるようにしたが、本発明
はこれに限られず、少なくとも一方のみに蓄熱性を与え
、他方は一般的な構成の遠心送風翼車により構成しても
良いものである。また、遠心送風翼車に蓄熱性を与える
ためには、必ずしも遠心送風翼車を蓄熱性ヰ」料にて形
成するものに限らず、第6図に示すように、一般的な遠
心形の多翼ファン51の内周側に例えば熱容量の大きな
繊維を集合させて形成した通気性を有する蓄熱材52を
配置する構成としても良い。その他、本発明は1ユ記し
且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、要旨
を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができ
るものである。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明は第1の通気路に交互に回転
駆動され「Lつ少なくとも一方が蓄熱性を有する排気用
及び吸気用の各遠心送風翼車を配設すると共に、自然吸
気及び自然排気用の第2の通気路を設けてここに蓄熱形
部交換器を配設する構成としたところに特徴を有し、こ
れにて両道気路に交互に排気流及び吸気流が生じて蓄熱
性を存する遠心送風翼車及び蓄熱形部交換器への蓄熱及
びこれらからの放熱により熱交換が行われるので、熱交
換効率が飛W的に向」ニして全体の小形化を図り得、し
かも、遠心送風形とし且つ同時吸排を可能としたことか
ら、十分な送風能力を得ることができると共に気密性が
高い部屋における換気も確実に行うことができるという
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例を示し、第1図
(A)及び(B)は夫々穴なる状態を示す全体の横断面
図、第2図は遠心送風翼車の分解斜視図、第3図は遠心
送風翼車の斜視図、第4図は蓄熱形部交換器の斜視図、
第5図は本発明の第2実施例を示す横断面図、第6図は
遠心送風翼車の変形例を示す斜視図である。 図面中、12は第1の通気路、13.50は第2の通気
路、19は排気用遠心送風翼車、21は吸気用遠心送風
翼車、27は蓄熱形部交換器、42はケーシング体(第
1の通気路)である。 出願人  株式会社  東  芝 第 2 図 第 3 図 第 4 口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、第1の通気路に、交互に回転駆動され且つ少なくと
    も一方が蓄熱性を有する排気用及び吸気用の各遠心送風
    翼車を配設すると共に、これら排気用又は吸気用の遠心
    送風翼車の回転時に夫々自然吸気又は自然排気を行う第
    2の通気路を設け、この第2の通気路に蓄熱性材料によ
    り多数の空気流路を区画形成してなる蓄熱形熱交換器を
    配設し、前記各通気路に排気流と吸気流とを交互に流す
    ことにより前記蓄熱性を有する遠心送風翼車及び前記蓄
    熱形熱交換器への蓄熱及びこれらからの放熱により熱交
    換させるようにしたことを特徴とする熱交換形換気装置
JP61203933A 1986-08-28 1986-08-29 熱交換形換気装置 Pending JPS6358047A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61203933A JPS6358047A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 熱交換形換気装置
US07/024,176 US4711293A (en) 1986-08-28 1987-03-10 Ventilator of the heat exchange type
GB8706303A GB2194630B (en) 1986-08-28 1987-03-17 Ventilator of the heat exchange type
CN87105889.8A CN1005867B (zh) 1986-08-28 1987-08-26 热交模型通风装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61203933A JPS6358047A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 熱交換形換気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6358047A true JPS6358047A (ja) 1988-03-12

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ID=16482093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61203933A Pending JPS6358047A (ja) 1986-08-28 1986-08-29 熱交換形換気装置

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JP (1) JPS6358047A (ja)

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