JPS6357648A - 通気性ゴム発泡体の製造法 - Google Patents

通気性ゴム発泡体の製造法

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JPS6357648A
JPS6357648A JP20284486A JP20284486A JPS6357648A JP S6357648 A JPS6357648 A JP S6357648A JP 20284486 A JP20284486 A JP 20284486A JP 20284486 A JP20284486 A JP 20284486A JP S6357648 A JPS6357648 A JP S6357648A
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JP
Japan
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rubber
crosslinking
low
foam
density
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JP20284486A
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English (en)
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JPH0343298B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kumakawa
熊川 浩
Yoshiharu Moronaga
諸永 義治
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Nippon Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nippon Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、通気性ゴム発泡体の製造法に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来通気性のゴム発泡体としてゴムラテックス7オーム
のような連続気泡性のゴム発泡体と、独立気泡と連続気
泡が混在した混合気泡のゴム発泡体が知られているが、
連続気泡性のゴム発泡体は通気性には優れているが、引
張り強度、引裂き強度等の機械的強度が弱く、用途が極
めて限定されており、また混合気泡のゴム発泡体は機械
的強度は良好であるが通気性は著しく小さなものであっ
た。
(発明の解決しようとする問題点) この発明は圧縮永久歪が小きく、引張り強度、引裂き強
度等の機械的強度ならびに通気性に優れたゴム発泡体を
提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、通常のゴム100重1よ部に対して、液状
ポリイソプレンゴム3〜50 m m flと5〜50
ミクロンの低密度ポリエチレン粉末1〜20重量部と適
宜量の発泡剤と架橋剤とその他の通常のゴム配合薬品を
添加し、これを低密度ポリエチレン粉末の軟化温度以下
で混合して未加硫ゴム生地を形成し、これを加熱発泡架
橋することを特徴とする通気性ゴム発泡体の製造法を発
明の要旨とするものである。
この発明においてゴムとしては天然ゴム1.イソプレン
ゴム、スチレン、ブタジェンゴム、ハイスチレンゴム、
アクリルニトリルゴム、クロロプレンゴム、エチレンプ
ロピレンゴム、塩素化ポリエチレン、クロロスルフォン
化ポリエチレン等の合成ゴムの1種または2種以上の混
合物が使用される。
この発明において、液状イソプレンゴムとしては、・イ
ソプレンの重合体、無水マレ・イン酸、カルボシル等の
官能基で変性した・イソプレン重合体でその平均分子量
が10.000〜60.000のものが好適である。平
均分子量がそれ以下となれば発泡架橋の際の初期加熱時
(発泡剤の分解時)に未加硫ゴム生地の粘度が低下しす
ぎ、発泡気泡が著しく大きくなり、得られるゴム発泡体
の機械的強度が低下したり、圧縮永久歪が大きくなるき
らいがあり、また平均分子量がそれ以上となれば発泡架
橋の際の初期加熱時に未加硫ゴム生地の粘度を連続起泡
を生成するのに充分なだけ低下させることができず、得
られる発泡体の通気性が低下するきらいがある。この発
明において液状ポリ・イソプレンゴムの配合を通常のゴ
ム100重Jよ部に対して3〜50重量部に限定したの
は配合量がそれ以下となれば発泡架橋の際の初期加熱時
に未加硫ゴム生地の粘度を連続起泡を生成するのに充分
なだけ低下させることができず得られる発泡体の通気性
が低下し、また配合量がそれ以上となれば発泡架橋の際
の初期加熱時に未加硫ゴム生地の粘度が低下しすぎ、発
泡気泡が著しく大きくなったり、気泡膜が破れて発泡ガ
スが飛散したりし、得られるゴム発泡体の機械的強度が
低下したり圧縮永久歪が大きくなったりする欠点がある
からである。この発明において、低密度ポリエチレンh
その密度が0.910〜0.940のエチレンの単独重
合体のほかに、エチレンと他の単祉体との共重合体をも
含まれる。
このような共重合体として、エチレンと酢酸ビニル、エ
チレンとメタクリル酸、エチレンとプロピレンとの共重
合体等が挙げられる。これらの低密度ポリエチレンは高
密度のものに比較して、側鎖が多く結晶性が低く、軟質
であるために、ゴムを主成分とする未加硫ゴム生地に一
定の粒度のものを一定の比率で添加して発泡成形したゴ
ム発泡体は発泡構造がミクロで可撓性を阻害することな
く、圧縮永久歪が小さなものである。
そしてこの発明において、低密度ポリエチレン粉末の粒
度を5〜50ミクロンに限定したのは、粒度がそれ以下
となれば、ゴムに対する分散性はよくなるが、発泡成形
されたゴム発泡体の寸法安定性が悪くなり、また粒度が
それ以上となればゴム発泡体の発泡気泡が大きくなり、
ゴム発泡体の機械的強度が低下するからである。またこ
の発明において、低密度ポリエチレン粉末の配合量を通
常のゴム100重量部に対して1〜20重量部に限定し
たのは、配合量がそれ以下となれば得られるゴム発泡体
の通気性ならびに寸法安定性が悪くなり、また配合量が
それ以上となれば、得られるゴム発泡体の機械的強度が
悪くなり、しかも圧縮永久歪が大きくなるか゛らである
この発明において発泡剤としては、ジニトロソペンタメ
チレンテトラミン等のニトロソ化合物、アゾジカルボシ
アミド等のアゾ化合物、ベンゼンスルホニルヒドラジド
、トルエンスルホニルヒドラジド銹導体等のスルホニル
ヒドラジド化合物等が挙げられる。
この発明において、架橋剤としては、硫黄、硫黄化合物
、ジクミルペルオキシド、2.5−ジメチル−2,5ジ
(第三−ブチルペルオキシ)・\キサン、2.5−ジメ
チルヘキサン−2,5−ジ(ペルオキシベンゾエート)
、2,5−ジメチル−2,5−ジ(第三−ブチルペルオ
キシ)ヘキサン−3等の有機過酸化物等が使用される。
その他、架橋助剤、架橋促進剤、充填剤、顔料、安定剤
等のゴム用の常用配合薬品が添加され、このようにして
準備された各成分は、バンバリーミキサ−、ヘンシェル
ミキサー、ミキシングロール、ニーダ−等の一般の混合
機によって均一に混合されシーテングされるものである
が、混合シーテングに際しては低密度ポリエチレン粉末
の軟化温度即ち80°C〜110℃以下の温度、好まし
くは50°C〜60℃の温度で行なわれる。
このようにして混合、シーテングされ念未加疏ゴム生地
は必要により適宜形状に裁断され、直接蒸気加硫方式ま
たは間接加硫方式により加硫缶中で加圧03〜5り、加
熱温度110℃〜140℃で50〜90分間加熱して発
泡架橋される。
実施例 第1表に示す配合のゴム発泡体成形材を低密度ポリエチ
レン粉末の溶融温度以下、具体的には表面温度が50〜
60℃の混線ロールで混練した後3■厚に圧延生地出し
して未加硫ゴム生地を形成したものを、加硫缶に導入し
て間接加硫方式、即ち熱空気145℃、空気圧3シで5
0分間加熱加圧して発泡架橋して得られたゴム発泡体を
、比較例1の配合によって起泡法によって成形されたゴ
ムラテックスフオームならびに比較例2の配合に本例と
同様間接加硫方式により発泡架澁されたゴム発泡体と対
比して、引張り強度、引裂き強度、圧縮永久歪、通気度
を測定して第2表に示す。
第1表 注I  LIR30クラレイソプレンケミカル株式会社
製第2表 ※引張り強度 JISK6301に準じる※引裂き強度
 JrSK6301に準じる※圧縮永久歪 JISK6
301に準じる※通気度   JISL1096(フラ
ジール試験機)に準じる (発明の効果) この発明は以上のように圧縮永久歪が小さく、引張り強
度、引裂き強度等の機械的強度ならびに通気性に優れた
ゴム発泡体を提供できる。
この原因として未加硫ゴム生地中に配合された液状ポリ
・インブレンゴムが発泡架橋の際の初期加熱時に未加硫
ゴム生地の粘度を低下させ発泡気泡の生成を促進し、し
かもゴム生地中に分散配合された粉末ポリエチレンが同
時に溶融して発泡気泡膜を破れ易くし、ミクロ構造の連
続気泡の生成を促進し、しかもひきつづいての加熱によ
って通常のゴムと液状ポリ・イソグレンゴムと溶融され
た粉末ポリエチレンが共架橋されて、ミクロ構造で、し
かも連続気泡構造のゴム発泡体が形成されるためと考え
られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 通常のゴム100重量部に対して液状ポリイソプレンゴ
    ム3〜50重量部と5〜50ミクロンの低密度ポリエチ
    レン粉末1〜20重量部と適宜量の発泡剤と架橋剤とそ
    の他の通常のゴム配合薬品を添加し、これを低密度ポリ
    エチレン粉末の軟化温度以下で混合して未加硫ゴム生地
    を形成し、これを加熱発泡架橋することを特徴とする通
    気性ゴム発泡体の製造法。
JP20284486A 1986-08-28 1986-08-28 通気性ゴム発泡体の製造法 Granted JPS6357648A (ja)

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JP20284486A JPS6357648A (ja) 1986-08-28 1986-08-28 通気性ゴム発泡体の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS6357648A true JPS6357648A (ja) 1988-03-12
JPH0343298B2 JPH0343298B2 (ja) 1991-07-02

Family

ID=16464127

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0388037U (ja) * 1989-12-26 1991-09-09
JPH05176801A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Asahi Corp クッション性の通気靴

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58217527A (ja) * 1982-06-11 1983-12-17 Kuraray Co Ltd 加硫発泡ゴム組成物

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JPH05176801A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Asahi Corp クッション性の通気靴

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