JPS6356473B2 - - Google Patents

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JPS6356473B2
JPS6356473B2 JP875086A JP875086A JPS6356473B2 JP S6356473 B2 JPS6356473 B2 JP S6356473B2 JP 875086 A JP875086 A JP 875086A JP 875086 A JP875086 A JP 875086A JP S6356473 B2 JPS6356473 B2 JP S6356473B2
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furnace
spray nozzle
sludge
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Kyoshi Takai
Akinori Kaseya
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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱間補修用炉材の吹付ノズル洗浄方法
に係り、詳しくは、ライニング面を補修中水を供
給してスラジ状炉材を吹付ノズルに供給できる給
水機構を備えた炉材吹付装置における洗浄方法に
関する。これは、電気炉のライニング壁が浸蝕さ
れた場合、炉体が高温状態を維持している出鋼直
後に、損耗ライニング壁に不定形炉材を吹き付
け、ライニング面を補修する技術分野で利用され
るものである。
〔従来技術とその問題点〕 電気製鋼炉における精錬は、装入されているス
クラツプを電極から発するアークでもつて溶解す
ることによつて行なわれる。その溶解時には高熱
の溶鋼や溶滓などによつて、炉壁や炉底のライニ
ング面がしばしば浸蝕される。そのようにして損
耗したライニング壁は、出鋼直後の高温状態下
で、粉末炉材をスラジ状にして吹き付けることに
より補修される。その作業は、吹付ノズルを先端
に取り付けた長尺なランスを作業者が炉側口より
挿入することによつて行なわれるので、作業者に
は温度の高い極めて作業環境の悪いところでの重
労働が強いられる。また、広範囲なライニング面
における所望の補修技術は容易でなく、吹付け作
業に熟練が要求される。
このような作業者による補修作業を回避したも
のに、第10図に示すような熱間補修装置50が
ある。これは、電気炉3の横に支持コラム51が
立設され、これに沿つて昇降しかつ支持コラム5
1を中心に水平旋回する作業アーム52が設けら
れ、その先端において垂下するノズル保持体53
が、炉体内で炉軸線に沿つて上下動する。そのノ
ズル保持体53の下端には取り替え可能な吹付ノ
ズル54が装され、一点鎖線で示す格納状態か
ら、実線で示す炉上進出状態、二点鎖線で示す吹
付け状態へと移行させ、さらには、ノズル保持体
53を矢印55のように回転させることにより、
炉材供給管56を介して供給された炉材を所望高
さのライニング面に吹き付け、ライニング壁3a
の補修ができるようになつている。なお、炉底の
ライニング面を補修する場合には、一点鎖線の状
態に戻され、炉底への吹付はに適した設定角度の
吹付ノズルに取り替えられる。
このような補修装置によれば、高熱下における
作業が機械的にかつ遠隔的に行なわれるので、作
業の負担を軽減でき、また、ノズル保持体が垂直
かつ炉軸線上に維持されるので、炉周において均
等な修復が要求される場合でも、その回転によつ
て容易に補修できる利点がある。しかし、その吹
付ノズルは補修個所に応じて取り替えなければな
らず、その取替え作業やそのための時間が必要と
なつて熱間補修の遅延を招く。
ところで、吹付ノズル54からスラジ状炉材を
噴出してライニング面を補修した後、炉材搬送管
や吹付ノズル内に残留した炉材などを除去してお
く必要がある。そのために、従来から炉材を搬送
する圧縮空気を作業終了後に数分間流して、炉材
搬送管または吹付ノズルの先端から排出してい
る。しかし、スラジ状となつた炉材は吹付ノズル
の曲り部で滞留し易く、エアパージではその除去
が十分に行ないえない。吹付ノズル内で残留炉材
が固化するなどすると次回の補修作業に支障をき
たすことになり、吹付ノズルの保守点検に手間と
時間を要するなどの問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、そ
の目的は、炉材をライニング面に吹き付けた後に
生じている吹付ノズルや長尺な炉材搬送管内のス
ラジ状炉材の残留を防止して、次回の補修作業に
支障をきたすことのないようにすることができる
熱間補修用炉材の吹付ノズル洗浄方法を提供する
ことである。
〔発明の構成〕
本発明の熱間補修用炉材の吹付ノズル洗浄方法
の特徴を、第1図を参照して説明する。
変位自在に支持されたノズル保持体5内に、粉
末炉材を圧送するために鉛直方向に延びる水平回
転可能な炉材搬送管12が設置され、この炉材搬
送管12の下端の送出孔22を介して連通する円
筒状のノズル支持部21Aが炉材搬送管12に一
体的に取り付けられ、このノズル支持体21Aに
外嵌された円筒状のノズル基部2Bを介して吹付
ノズル2が俯仰自在に装着された熱間補修用炉材
の吹付装置において、吹付ノズル2からスラジ状
炉材を噴出してライニング面を補修した後、炉材
搬送管12に外嵌された給水管27に洗浄水を供
給し、送出孔22の近傍に取り付けられた口金3
0を介してその洗浄水を吹付ノズル2内に噴射さ
せ、ノズル基部21B内の残留スラジ状炉材を排
出するようにしたことである。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説
明する。第2図は熱間補修用炉材の吹付ノズル洗
浄方法が適用される熱間補修装置1の全体概略図
で、その構成は大別して吹付ノズル2を電気炉3
内に進退させるためのアーム移行体4と、それを
構成する後述の作業アーム10の先端に取り付け
られたノズル保持体5とからなる。
アーム移行体4は、炉材を噴出する吹付ノズル
2を炉外における格納状態から電気炉3内での補
修態勢に移行させるもので、平行四辺形リンク機
構6とそれを駆動する駆動源7からなつている。
駆動源7は例えば油圧シリンダであり、その基部
が電気炉3の傍に立設された支持コラム8に揺動
自在に取り付けられる。一方、平行四辺形リンク
機構6は、2つのリンク9A,9B、支持コラム
8および作業アーム10からなつている。そし
て、リンク9Aは油圧シリンダ7の伸縮により揺
動するように、支点Mを境にして作業アーム10
の反対側にそのピストンロツド7aが取り付けら
れている。このようなリンク9Aの揺動により、
平行四辺形リンク機構6における作業アーム10
は、常に支持コラム8の先端屈曲部8aの傾斜方
向に平行な姿勢を維持しながら上下動することが
できる。
その作業アーム10の先端には、常時鉛直姿勢
を維持する角度でノズル保持体5が取り付けられ
ている。これは、例えば第1図、第3図および第
4図に示す鋼板製の箱体構造で、補修作業中に炉
体から受ける輻射熱を保護するためのウオータジ
ヤケツト11が周囲全面に形成され、その内部に
不定形耐火材である粉末状の炉材を圧送するため
に鉛直方向に延びる水平回転可能な炉材搬送管1
2が設置される。そして、この炉材搬送管12の
下端には水と混合されてスラジ状となつた炉材を
噴出する吹付ノズル2が、俯仰自在に設けられて
いる。
炉材搬送管12は、ノズル保持体5の上部にお
いて回転継手13を介して、粉末炉材を圧縮空気
により圧送する炉材供給管14に接続され、上下
2つの軸受15A,15Bによつて回転可能にか
つ鉛直に支承される。この炉材搬送管12にはス
パーギヤー16が固着され、減速機17を介した
電動機18によつて駆動される伝動軸19に取り
付けられたスパーギヤー20との噛み合いによ
り、炉材搬送管12を回転させるようになつてい
る。その炉材搬送管12の下端には関節継手21
が形成され、吹付ノズル2の俯仰角の如何によら
ず炉材を吹付ノズル2内へ円滑に導出させるよう
に配慮されている。
詳述すると、炉材搬送管12の下端には第1図
に示すような送出孔22が形成され、これを介し
て連通する円筒状のノズル支持部21Aが炉材搬
送管12に一体的に形成され、このノズル支持部
21Aに外嵌された円筒状のノズル基部21Bを
介して吹付ノズル2が俯仰可能に装着される。す
なわち、関節継手21は、ノズル支持部21Aと
これに外嵌された円筒状のノズル基部21Bとか
らなつている。ノズル支持部21Aにはスラジ状
炉材を吹付ノズル2に供給する広角な導出孔23
が開口され、吹付ノズル2の如何なる俯仰角にお
いても炉材搬送管12と連通が可能となる。この
導出孔23と送出孔22との連通路には、ほぼ円
弧状の整流板24,25が固設されている。な
お、ノズル基部21Bには炉材搬送管12と干渉
することなく吹付ノズル2が俯仰するように切欠
き孔26が設けられている。そして、吹付ノズル
2のノズルケーシング2Aがノズル基部21Bの
近傍で導出孔23と同程度に開口され、一方の整
流板24の端部近傍でスラジ状炉材が滞留するこ
とのないようにノズルケーシング2Aの基部が膨
出され、炉材搬送管12からの炉材を吹付ノズル
2へ円滑に導出できるようになつている。
このような関節継手21の直上の炉材搬送管1
2には、粉末炉材に水を供給する給水管27が外
嵌され、その給水管27はノズル保持体5に取り
付けられている回転継手28〔第3図参照〕に接
続されている。その結果、給水ホース29からの
水は、炉材搬送管12と共に給水管27が回転し
ていても、回転継手28を介して給水管27内に
供給される。なお、粉末炉材をスラジ状にするた
めの水は、炉材搬送管12の下端部に取り付けら
れた口金30の噴射孔30aを介して炉材搬送管
12内に供給されるようになつている。この口金
30には、第5図に示すように例えば4つの噴射
孔30aが穿設され、各々が中心に向けられてい
たり、第6図のように接線方向とされたりしてい
る。後者の場合には炉材と水が渦状に混合され、
スラジ状炉材を一層均質なものとすることができ
る利点がある。
スラジ状となつた炉材を噴出する吹付ノズル2
のノズル基部21Bにはブラケツト31〔第1図
参照〕が一体化され、それにピン連結されたロツ
ド32が炉材搬送管12に外嵌された円筒状のス
ライダ33に取り付けられている。したがつて、
第4図中の油圧シリンダ34の伸縮により揺動す
るアーム35によつてロツド36が上下動する
と、スライダ37が変位して第7図に示すロツド
38が上下動し、スライダ33の変位により第1
図のロツド32を介して、吹付ノズル2がノズル
支持部21Aの周りで回動すなわち俯仰する。
上述の関節継手21の周部にあつては、防熱用
の遮熱カバー39が設けられ、ノズル基部21B
の動きと干渉することなく、常時ノズル支持部2
1Aを保護している。したがつて、水が供給され
ることによりスラジ状となつた炉材が、高熱状態
を維持しているライニング壁からの輻射熱を受け
て固化するのを防止する。また、吹付ノズル2の
揺動を円滑にするためと揺動した姿勢を維持する
ために、ノズル支持部21Aにおける上述したブ
ラケツト31の反対側にバランスウエイト40が
取り付けられている。
このような構成の実施例によれば、以下の要領
で電気炉3のライニング壁3aを補修することが
でき、また、ノズル基部21B内の残留スラジ状
炉材を排出することができる。
電気炉3が稼働状態にあり熱間補修装置1を休
止するときは、第8図に示すような垂直姿勢で退
避される。すなわち、油圧シリンダ7が縮小さ
れ、リンク9Aが支持コラム8の先端屈曲部8a
の下側の支点Mを中心にして矢印41方向に回動
される。平行四辺形リンク機構6が支持コラム8
の直上に位置され、長尺な作業アーム10は炉横
の上方空間に退避される。
一方、電気炉3内にスクラツプなどが装入さ
れ、精錬が行なわれる間にライニング壁3aが浸
蝕される。そこで、出鋼直後の未だ溶解時の熱が
残つている状態で、炉壁の損耗個所に炉材を吹き
付ける。それがライニング壁3aに付着すると直
ちに水分は蒸発して炉材が固まり、ライニング面
が補修される。そのために、油圧シリンダ7が第
2図のように伸長され、リンク9Aの矢印42方
向への回動により、平行四辺形リンク機構6の作
業アーム10の先端が電気炉3内に突入するよう
に傾斜される。そのような作動において作業アー
ム10の姿勢は常に一定の傾斜、すなわち、支持
コラム8の先端屈曲部8aに平行な傾斜を維持し
ながら、炉上に移行する。作業アーム10に固着
一体化されているノズル保持体5は、常に鉛直に
維持されることになり、それが炉軸線上に至るま
で油圧シリンダ7は伸長される。なお、ノズル保
持体5を炉軸線に沿つて上下させながら補修でき
ることが望ましいので、ノズル保持体5がほぼ炉
軸線上に位置するように、平行四辺形ノズル機構
6の寸法や電気炉3からの設置距離が選定され
る。したがつて、後述するように吹付ノズル2を
炉材搬送管12と共に水平回転させても、炉壁へ
の噴出距離は全周ほぼ等しくなり、均等な補修も
可能となる。
このようにして炉軸線にノズル保持体5が配置
されると、第3図に示す炉材供給管14から粉末
炉材が圧送され、給水ホース29から水が供給さ
れる。炉材は炉材搬送管12の下端に導かれ、水
は給水管27から口金30を介して炉材に混ぜら
れる。口金30の噴出孔30aは複数個設けられ
ており、水が周囲から炉材にほぼ均等に供給さ
れ、均質なスラジ状炉材とされる。炉材供給管1
4には例えば5Kg/cm2Gの圧力が作用しているの
で、その力によつてスラジ状となつている炉材
が、ノズル支持部21Aの広角な導出孔23を通
して吹付ノズル2に供給され、その噴出口より勢
いよくライニング壁3aに向けて噴出される。こ
のとき、関節継手21内における炉材は、2つの
整流板24,25に案内されて吹付ノズルに導出
される。油圧シリンダ34が縮小してアーム35
によりロツド36が下方へ移動している場合に
は、第9図のようにブラケツト31を介して吹付
ノズル2が下向きの姿勢とされ、整流板24によ
り案内されるスラジ状の炉材はそのまま流れ落ち
るように、導出孔23から吹付ノズル2のケーシ
ング2A内に送出される。
一方、油圧シリンダ34が伸長してロツド36
が上方へ移動すると、第1図のように吹付ノズル
2がほぼ水平な姿勢となるが、吹付ノズル2のノ
ズルケーシング2Aが、ノズル基部21Bの近傍
で導出孔23と同程度に開口され、かつ、整流板
24の端部に連続して湾曲する形状となつている
ので、その基部が膨出していなければ起こるよう
な、スラジ状炉材の関節継手21内での滞留は回
避される。その結果、整流板が無ければ生じる関
節継手21内における流れの乱れやそこでの圧力
上昇が抑制され、炉材がノズル支持部21Aとノ
ズル基部21Bとの摺動間隙を介して切欠き孔2
6から噴出するのが防止される。
ノズル保持体5の位置を保持して炉壁を補修す
るときは、電動機18が駆動され、2つのスパー
ギヤー20,16を介して炉材搬送管12が回転
される。その際、炉材供給管14からの炉材およ
び給水管ース29からの水は、それぞれ回転継手
13,28を介して供給され、炉材搬送管12の
回転が阻害されたり炉材などの供給が途絶えるこ
とはない。この炉材搬送管12の回転によつて、
吹付ノズル2はその噴出角度を維持したまま関節
継手21と共に回転される。
ノズル保持体5を上下動させて吹付ノズル2を
炉底方向に変位させる場合には、第2図の油圧シ
リンダ7がさらに伸長される。また、第4図の油
圧シリンダ34によりアーム35を揺動させ、炉
材搬送管12に外嵌されたスライダ37を上下さ
せれば、吹付ノズル2はロツド38などを介して
ノズル支持部21Aを中心に俯仰する。その噴出
口は所望の方向に向けられるので、炉底を補修す
る場合などには、噴出口を第2図の破線で示すよ
うなほぼ下方に向けることもできる。なお、関節
継手21における導出孔23が広角に開口してい
るので、第1図および第9図のように炉材搬送管
12と吹付ノズル2との連通は常に維持され、そ
のときの炉材の流過も整流板24,25によつて
円滑なものとされる。
このようにして行なわれるライニング面の補修
作業の後、ノズル保持体5は第8図に示すように
炉側に退避させられ、支持コラム8を図示しない
駆動源によつて回動させるなどして作業アーム1
0を旋回させ、吹付ノズル2を炉体から遠ざけ
る。その状態で、まず、炉材搬送管12内に付着
している炉材を除去するために、粉末炉材を搬送
する圧縮空気を炉材搬送管12内に数分間流し、
吹付ノズル2の先端から排出する。このエアパー
ジの後に、炉材搬送管12に外嵌された給水管2
7に洗浄水を前述した回転継手28を介して供給
し、送出孔22の近傍に取り付けられた口金30
の噴射孔30aから、その洗浄水を吹付ノズル2
内に噴射させる。ノズル基部21B内にはスラジ
状の炉材が付着滞留し易いが、洗浄水を数分間噴
射することで残留炉材が洗い流される。したがつ
て、炉材搬送管12や吹付ノズル2内に炉材が残
ることはなく、次回の使用まで放置しても炉材通
路が閉塞するなどのトラブルの発生することはな
い。
〔発明の効果〕
本発明は以上の実施例の説明から判るように、
吹付ノズルからスラジ状炉材を噴出してライニン
グ面を補修した後、給水管に洗浄水を供給して口
金から吹付ノズル内に洗浄水を噴射させるように
したので、ノズル基部内の残留炉材を円滑かつ完
全に排出することができる。したがつて、吹付ノ
ズルや長尺な炉材搬送管内にスラジ状炉材の残る
のが防止され、次回の補修作業に支障をきたした
り、装置の保守点検のために多大の労力や時間を
必要とすることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱間補修用炉材の吹付ノズル
洗浄方法が適用される炉材吹付装置におけるノズ
ル保持体の下端部断面図、第2図は本発明が適用
された熱間補修装置の一例を示す全体構成概略
図、第3図は吹付ノズルを保持するノズル保持体
の上半部構成断面図、第4図はノズル保持体の下
半部構成断面図、第5図は口金の断面で第9図中
の−線矢視展開図、第6図は噴出孔の異なる
展開断面図、第7図は吹付ノズルの俯仰機構を含
む第4図中の−線矢視図、第8図は退避状態
にある熱間補修装置の概略図、第9図は関節継手
部の断面で吹付ノズルが下向き状態にある場合の
作動図、第10図は従来の電気炉内ライニング壁
の熱間補修装置の全体および作動説明図である。 2……吹付ノズル、5……ノズル保持体、12
……炉材搬送管、21A……ノズル支持部、21
B……ノズル基部、22……送出孔、27……給
水管、30……口金。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 変位自在に支持されたノズル保持体内に、粉
    末炉材を圧送するために鉛直方向に延びる水平回
    転可能な炉材搬送管が設置され、この炉材搬送管
    の下端の送出孔を介して連通する円筒状のノズル
    支持部が炉材搬送管に一体的に取り付けられ、こ
    のノズル支持部に外嵌された円筒状のノズル基部
    を介して吹付ノズルが俯仰自在に装着された熱間
    補修用炉材の吹付装置において、 前記吹付ノズルからスラジ状炉材を噴出してラ
    イニング面を補修した後、炉材搬送管に外嵌され
    た給水管に洗浄水を供給し、前記送出孔の近傍に
    取り付けられた口金を介してその洗浄水を吹付ノ
    ズル内に噴射させ、ノズル基部内の残留スラジ状
    炉材を排出するようにしたことを特徴とする熱間
    補修用炉材の吹付ノズル洗浄方法。
JP61008750A 1986-01-17 1986-01-17 熱間補修用炉材の吹付ノズル洗浄方法 Granted JPS62166285A (ja)

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