JPS6356002A - 遅延線 - Google Patents
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- JPS6356002A JPS6356002A JP19960586A JP19960586A JPS6356002A JP S6356002 A JPS6356002 A JP S6356002A JP 19960586 A JP19960586 A JP 19960586A JP 19960586 A JP19960586 A JP 19960586A JP S6356002 A JPS6356002 A JP S6356002A
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Landscapes
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用性Yf)
本発明は遅延線に関するものである。特に薄型SIP形
状の分布定数型8延線に関するものである。
状の分布定数型8延線に関するものである。
(従来の技術)
従来の分布定数型S I P (Single−in−
Package)形状の遅延線は、第6図に図示のよう
に絶縁基板2の一側にグランド電極層4を施し、更に前
記絶縁基板2の他の一側にインダクタンス導体層6を施
して、前記絶縁基板は誘電体としての機能を具えるよう
になし、その結果第3図に図示した遅延線回路を形成し
ていた。また前記絶縁基板2は主にアルミナ賀(4文2
O390〜99%)基板が用いられ、その誘電率はεs
=8〜11である。更に前記グランド電極層4及びイン
ダクタンス導体層6はニッケルなどのElliM層で形
成されている。
Package)形状の遅延線は、第6図に図示のよう
に絶縁基板2の一側にグランド電極層4を施し、更に前
記絶縁基板2の他の一側にインダクタンス導体層6を施
して、前記絶縁基板は誘電体としての機能を具えるよう
になし、その結果第3図に図示した遅延線回路を形成し
ていた。また前記絶縁基板2は主にアルミナ賀(4文2
O390〜99%)基板が用いられ、その誘電率はεs
=8〜11である。更に前記グランド電極層4及びイン
ダクタンス導体層6はニッケルなどのElliM層で形
成されている。
絶縁基板2の端部はリード端子8.9で挾持され、グラ
ンド電極層4とインダクタンス導体層6のそれぞれにリ
ード端子8,9は、ハンダペーストIOにより固定され
、電気的導通がなされているものである。
ンド電極層4とインダクタンス導体層6のそれぞれにリ
ード端子8,9は、ハンダペーストIOにより固定され
、電気的導通がなされているものである。
(発明の解決しようとする問題点)
しかし前記構成にはいくつかの問題点があり、先づアル
ミナ質絶縁基板2を誘電体に使っている為、その比語f
ri、率((S)が一定であり、a延時間や特性インピ
ーダンスの異なる遅延線を設計する時に種々の制約があ
り、例えばキャパシタンスの変動要素は、前記絶縁基板
2の厚さくいだけであるから、従って所望する遅延時間
と特性インピーダンスの兼ね合いによっては、設計不町
濠な事態が生ずる等の問題点があった。
ミナ質絶縁基板2を誘電体に使っている為、その比語f
ri、率((S)が一定であり、a延時間や特性インピ
ーダンスの異なる遅延線を設計する時に種々の制約があ
り、例えばキャパシタンスの変動要素は、前記絶縁基板
2の厚さくいだけであるから、従って所望する遅延時間
と特性インピーダンスの兼ね合いによっては、設計不町
濠な事態が生ずる等の問題点があった。
また薄膜でパターンを形成するので、製作上の工数も多
く製品価格を上昇させる要因となっている。
く製品価格を上昇させる要因となっている。
(問題点を解決するための手段)
そこで本発明は前述の問題点を解決することを目的とし
、ガラス質エナメル誘電体組成物又は有機質エナメル誘
電体組成物を誘電体として利用し、その比誘電率(εS
)を任意に選択することを可能として、所望の遅延時間
と所望の特性インピーダンスの組み合わせにおける遅延
線に対しても、設計対応することを可使とした。
、ガラス質エナメル誘電体組成物又は有機質エナメル誘
電体組成物を誘電体として利用し、その比誘電率(εS
)を任意に選択することを可能として、所望の遅延時間
と所望の特性インピーダンスの組み合わせにおける遅延
線に対しても、設計対応することを可使とした。
またさらに、従来例での薄膜方式に対しては、ガラス質
エナメル組成物又は有機質エナメル組成物を材料として
、スクリーン印刷方式あるいは塗布方式を採用し、量産
工程において可能ならしめ、工数の低減を計ることが出
来た。
エナメル組成物又は有機質エナメル組成物を材料として
、スクリーン印刷方式あるいは塗布方式を採用し、量産
工程において可能ならしめ、工数の低減を計ることが出
来た。
またさらにアルミナ質絶縁基板にブレイク用溝を形成す
ることにより複数個の遅延線を一度にスクリーン印刷あ
るいは塗布方式により、大量生産を実施可能にした。
ることにより複数個の遅延線を一度にスクリーン印刷あ
るいは塗布方式により、大量生産を実施可能にした。
そこで先づ本発明に採用されいるガラス質エナメル導体
組成物の詳細について説明する。
組成物の詳細について説明する。
一般に本発明のガラス質エナメル導体組成物は、ガラス
フリットと金属成分の微粒子混合物とを混合してなるも
のである、′微粒子”とは約5ミクロンより大きくない
平均粒子サイズを有する粒子を意味する。金属成分とは
例えばAu、Ag、Cu、PL、Pd、Ni、A、u等
であり、それらの単体或いは混合物は、この導体組成物
の中に約10〜95%容積の割合で存在する。
フリットと金属成分の微粒子混合物とを混合してなるも
のである、′微粒子”とは約5ミクロンより大きくない
平均粒子サイズを有する粒子を意味する。金属成分とは
例えばAu、Ag、Cu、PL、Pd、Ni、A、u等
であり、それらの単体或いは混合物は、この導体組成物
の中に約10〜95%容積の割合で存在する。
また本発明のガラス質エナメル導体組成物において用い
られるカラスフリットは、前記金属成分の軟化点以下の
軟化点を有する任意の周知の組成物である。特に好まし
いガラスフリットはホウケイ耐塩フリット、たとえばビ
スマス、カドミウム、バリウム、カルシウム、その他の
アルカリ士金属ホウケイ酸塩フリットである。このよう
なガラスフリフトの製法は周知であって、たとえばそれ
ぞれ醇化物の形のガラス成分を一緒に融解し、この融解
組成物を水中へそそぎ出してフリントを形成する方法で
ある。次に粗製のフリットをボールミルの中で水と共に
粉砕して、粒子サイズを減少し、実質的に均等なサイズ
のフリットをうろことができる。
られるカラスフリットは、前記金属成分の軟化点以下の
軟化点を有する任意の周知の組成物である。特に好まし
いガラスフリットはホウケイ耐塩フリット、たとえばビ
スマス、カドミウム、バリウム、カルシウム、その他の
アルカリ士金属ホウケイ酸塩フリットである。このよう
なガラスフリフトの製法は周知であって、たとえばそれ
ぞれ醇化物の形のガラス成分を一緒に融解し、この融解
組成物を水中へそそぎ出してフリントを形成する方法で
ある。次に粗製のフリットをボールミルの中で水と共に
粉砕して、粒子サイズを減少し、実質的に均等なサイズ
のフリットをうろことができる。
次に又本発明のガラス質エナメル導体組成物を製造する
場合には、前記金属成分を粉砕して、それぞれの成分物
質を希望の粒子サイズの粉末状にする。次に前処理とし
て、あらかじめボールミル処理されたガラスフリットと
前記金属成分とを最適の割合で、再び水又は酢酸ブチル
カルピトール等と共にボールミル処理がなされ、関係成
分を完全に混合する。
場合には、前記金属成分を粉砕して、それぞれの成分物
質を希望の粒子サイズの粉末状にする。次に前処理とし
て、あらかじめボールミル処理されたガラスフリットと
前記金属成分とを最適の割合で、再び水又は酢酸ブチル
カルピトール等と共にボールミル処理がなされ、関係成
分を完全に混合する。
各成分が混合された後液体媒質を除き又は加えるなどの
方法で、ガラス質エナメル導体組成物を作るのに適した
粘度に調整する。
方法で、ガラス質エナメル導体組成物を作るのに適した
粘度に調整する。
又本発明のガラス質エナメル誘電体組成物は、前記ガラ
ス質エナメル導体組成物の金属成分の代りに、 BaT
iO3或いはその他のガラス賀誘電体が混合されてなる
もので、その他はガラス質導体組成物と同じであるから
その詳細については説明を省略する。
ス質エナメル導体組成物の金属成分の代りに、 BaT
iO3或いはその他のガラス賀誘電体が混合されてなる
もので、その他はガラス質導体組成物と同じであるから
その詳細については説明を省略する。
本発明においては、前記ガラス質エナメル導体組成物及
びガラス質エナメル誘電体組成物に代って有機質エナメ
ル導体組成物及び有機質エナメル誘電体組成物も採用さ
れているが、これらの有機質エナメル導体組成物及び有
機質エナメル誘電体組成物は、前記ガラス質エナメル導
体組成物において用いられたガラスフリットの代りに有
機物、例えばエポキシ系有機系合成物を用いるものであ
る。
びガラス質エナメル誘電体組成物に代って有機質エナメ
ル導体組成物及び有機質エナメル誘電体組成物も採用さ
れているが、これらの有機質エナメル導体組成物及び有
機質エナメル誘電体組成物は、前記ガラス質エナメル導
体組成物において用いられたガラスフリットの代りに有
機物、例えばエポキシ系有機系合成物を用いるものであ
る。
尚以下の説明においては、「ガラス質エナメル導体組成
物又は有機質エナメル導体組成物」は単に「ガラス質(
有機質)エナメル導体組成物」と又「ガラスエナメル質
誘電体組成物又は有機質エナメル誘電体組成物」は巾に
「ガラス質(有機質)エナメル誘電体組成物」と略称す
ることとする。
物又は有機質エナメル導体組成物」は単に「ガラス質(
有機質)エナメル導体組成物」と又「ガラスエナメル質
誘電体組成物又は有機質エナメル誘電体組成物」は巾に
「ガラス質(有機質)エナメル誘電体組成物」と略称す
ることとする。
(作 用)
本発明の遅延線はガラス質(有機質)エナメル組成物に
より、形成された分布定数型の遅延線であり、キャパシ
タとして機能するガラス質(有機質)エナメル誘電体組
成物は任意の比誘電率(εS)を選択することが出来る
。又ブレイク用溝を設けた絶縁基板は複数個の遅延線を
例えばスクリーン印刷方式あるいは塗布方式を用いて大
量生産を実施することを可能にした。
より、形成された分布定数型の遅延線であり、キャパシ
タとして機能するガラス質(有機質)エナメル誘電体組
成物は任意の比誘電率(εS)を選択することが出来る
。又ブレイク用溝を設けた絶縁基板は複数個の遅延線を
例えばスクリーン印刷方式あるいは塗布方式を用いて大
量生産を実施することを可能にした。
(実施例)
以下添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。第5
図は複数個の遅延線を大量生産するために絶縁基板に複
数のブレイク用溝12を設けた平面図である。第1図に
おいて先づ絶縁基板2の一面に第−層有機質エナメル導
体組成物によりグランド電極層18を形成する。この第
−層ガラス質(有機質)エナメル導体組成物の形成には
、スクリーン印刷又は塗布方式により形成後、温度Zo
o−150℃所要時間5〜15分間の範囲で乾燥を施し
、その後温度100〜1000℃所要時間10〜60分
の範囲で焼結させ、絶縁基板2上に前記導体組成物を密
着形成する。形成された前記導体組成物の膜厚は2〜3
0−の範囲が最適である。次に前述のように形成された
第−層ガラス質(有機質)導体組成物上に更に第二層有
機質エナメル 誘電体組成物により誘電体層2Oを形成
する。またこの組成物層はMを2価の全屈原子とすれば
、に0・Fe2O3で表わされるガラス質(有Jj&質
)エナメルフェライト組成物を採用しても良い。
図は複数個の遅延線を大量生産するために絶縁基板に複
数のブレイク用溝12を設けた平面図である。第1図に
おいて先づ絶縁基板2の一面に第−層有機質エナメル導
体組成物によりグランド電極層18を形成する。この第
−層ガラス質(有機質)エナメル導体組成物の形成には
、スクリーン印刷又は塗布方式により形成後、温度Zo
o−150℃所要時間5〜15分間の範囲で乾燥を施し
、その後温度100〜1000℃所要時間10〜60分
の範囲で焼結させ、絶縁基板2上に前記導体組成物を密
着形成する。形成された前記導体組成物の膜厚は2〜3
0−の範囲が最適である。次に前述のように形成された
第−層ガラス質(有機質)導体組成物上に更に第二層有
機質エナメル 誘電体組成物により誘電体層2Oを形成
する。またこの組成物層はMを2価の全屈原子とすれば
、に0・Fe2O3で表わされるガラス質(有Jj&質
)エナメルフェライト組成物を採用しても良い。
またこの組成物層はスクリーン印刷又は塗布方式で形成
するが、その所要の工程は前述のグランド電極層18を
構成する第−層ガラス質(有機質)エナメル導体組成物
の形成と同一であるので、その説明を省略する。
するが、その所要の工程は前述のグランド電極層18を
構成する第−層ガラス質(有機質)エナメル導体組成物
の形成と同一であるので、その説明を省略する。
かくして誘電体層2Oが形成される。
次に前記導体組成物と同質のガラス質(有機質)エナメ
ル導体組成物を用いて、スクリーン印刷又は塗布方式に
より、前記導体組成物と同様の工程で前記誘電体層2O
の上に第三層ガラス質(有機質)エナメル導体組成物を
形成することによりインダクタンス導体層22が構成さ
れる。尚インダクタンス導体層22の形成過程において
。
ル導体組成物を用いて、スクリーン印刷又は塗布方式に
より、前記導体組成物と同様の工程で前記誘電体層2O
の上に第三層ガラス質(有機質)エナメル導体組成物を
形成することによりインダクタンス導体層22が構成さ
れる。尚インダクタンス導体層22の形成過程において
。
温度100〜150℃、所要時間5〜15分間の範囲で
乾燥後に別の組成物の形成をスクリーン印刷及び塗布方
式により形成することも出来る。
乾燥後に別の組成物の形成をスクリーン印刷及び塗布方
式により形成することも出来る。
以りの工程により第3図に図示するような分布定数型回
路のil¥延線が形成される。又ガラス質(有機質)エ
ナメルフェライト組成物においては、ガラス質(有機質
)組成物とフェライト組成物の含有比率を調整すること
により、下記に示す論理式に従ってガラス質(有機質)
エナメルフェライト組成物の比透磁率を任意に選択する
ことができる。
路のil¥延線が形成される。又ガラス質(有機質)エ
ナメルフェライト組成物においては、ガラス質(有機質
)組成物とフェライト組成物の含有比率を調整すること
により、下記に示す論理式に従ってガラス質(有機質)
エナメルフェライト組成物の比透磁率を任意に選択する
ことができる。
Pt:混合する乙エライトの比透磁率
βmニガラス質(有機質)エナメルフェライト組成物の
比透磁率 m;混合するフェライトの体積比 n:混合するガラス質(有機質)の体積比また絶縁基板
Mを2価の金属原子としてMO・Fe2O3で表わされ
るフェライト特にマンガン−亜鉛系またはニッケルー亜
鉛系フェライトを使用すれば、前記インダクタに生じた
磁束を効率よく閉じ込めることが出来、ガラス質(有機
質)エナメルフェライト組成物層の見掛けの比透磁率を
あげることが出来る。
比透磁率 m;混合するフェライトの体積比 n:混合するガラス質(有機質)の体積比また絶縁基板
Mを2価の金属原子としてMO・Fe2O3で表わされ
るフェライト特にマンガン−亜鉛系またはニッケルー亜
鉛系フェライトを使用すれば、前記インダクタに生じた
磁束を効率よく閉じ込めることが出来、ガラス質(有機
質)エナメルフェライト組成物層の見掛けの比透磁率を
あげることが出来る。
また二種類のガラス質(有機質)エナメル誘電体組成物
において、それらの比誘電率を今仮に、ε1 、(2で
表わすとすれば、これらを任意の体積比率で混合攪拌す
ることにより、任意の比誘電率を有するガラス55!(
有機質)エナメル誘電体組成物を作ることができる。そ
の理論式は下記の如くである。
において、それらの比誘電率を今仮に、ε1 、(2で
表わすとすれば、これらを任意の体積比率で混合攪拌す
ることにより、任意の比誘電率を有するガラス55!(
有機質)エナメル誘電体組成物を作ることができる。そ
の理論式は下記の如くである。
ε 1(2
n ε H+m ε2
(1:1つのガラス質(有機質)エナメル誘電体組成物
Aの比誘電率 ε2 :別のガラス質(有a質)エナメル誘電体組成物
Bの比誘電率 m ニガラス質(有機質)エナメル誘電体組成物Aの体
積比 n ニガラス質(有機質)エナメル誘電体組成物Bの体
積比 ε :A:B=m:nに混合攪拌したガラス質(有a質
)エナメル誘電体組成物の 比誘電率 以上説明したように、複数のガラス質(有機質)エナメ
ル組成物により絶縁基板上2に6〜90−の範囲で分布
定数型の遅延線が形成されるものであるが、第−層ガラ
ス質(有機質)エナメル導体組成物と第三層ガラス質(
有機質)エナメル導体組成物とは逆に入れ替えて形成し
てもよい。
Aの比誘電率 ε2 :別のガラス質(有a質)エナメル誘電体組成物
Bの比誘電率 m ニガラス質(有機質)エナメル誘電体組成物Aの体
積比 n ニガラス質(有機質)エナメル誘電体組成物Bの体
積比 ε :A:B=m:nに混合攪拌したガラス質(有a質
)エナメル誘電体組成物の 比誘電率 以上説明したように、複数のガラス質(有機質)エナメ
ル組成物により絶縁基板上2に6〜90−の範囲で分布
定数型の遅延線が形成されるものであるが、第−層ガラ
ス質(有機質)エナメル導体組成物と第三層ガラス質(
有機質)エナメル導体組成物とは逆に入れ替えて形成し
てもよい。
また第4図に示すように、絶縁基板2端部にはリード端
子8.9取り出し用のグランド電極層18とインダクタ
ンス導体層22の導体部を設けて、その部分にリード端
子8.9をハンダペースト10を適用して接続する(第
1図、第2図)。
子8.9取り出し用のグランド電極層18とインダクタ
ンス導体層22の導体部を設けて、その部分にリード端
子8.9をハンダペースト10を適用して接続する(第
1図、第2図)。
次に第2図に図示のように、プラスチック等よりなるケ
ース24内に関係部材を収容して、いわゆるSIP型の
遅延線を製作する。
ース24内に関係部材を収容して、いわゆるSIP型の
遅延線を製作する。
また第5図に図示のブレイク用yt12を切断して、形
成した複数の絶縁基板上に、それぞれ遅延線を形成出来
るので、効率的に大量生産を実施することも可能である
。
成した複数の絶縁基板上に、それぞれ遅延線を形成出来
るので、効率的に大量生産を実施することも可能である
。
(効 果)
本発明においては、分布定数型遅延線の設計自由度を拡
大することが出来、大量生産を自動的に可能となし、歩
留り効率のよい高性能の遅延線を提供することが出来る
等の効果がある。
大することが出来、大量生産を自動的に可能となし、歩
留り効率のよい高性能の遅延線を提供することが出来る
等の効果がある。
第1図は本発明に係る遅延線の断面図、第2図はケース
内に収容してSIP型に形成した斜視図。 第3図は遅延線の回路図、第4図は第1図の遅延線の平
面図、第5図はブレイク用溝を設けた基板の平面図、第
6図は従来例の遅延線の断面図。 2・・・絶縁基板、3・・・遅延線、8・・・リード端
子、9・・・リード端子、12・・・ブレイク用溝、1
日・・・グランド電極層、2O・・・誘電体層、22・
・・インダクタンス導体層、24・・・ケース 出 願 人 株式会社デルファイ代理人 弁理士
小 林 榮第1図 2・・・・・・絶縁基板 8・・・・・・リード端子 第3図 第4図
内に収容してSIP型に形成した斜視図。 第3図は遅延線の回路図、第4図は第1図の遅延線の平
面図、第5図はブレイク用溝を設けた基板の平面図、第
6図は従来例の遅延線の断面図。 2・・・絶縁基板、3・・・遅延線、8・・・リード端
子、9・・・リード端子、12・・・ブレイク用溝、1
日・・・グランド電極層、2O・・・誘電体層、22・
・・インダクタンス導体層、24・・・ケース 出 願 人 株式会社デルファイ代理人 弁理士
小 林 榮第1図 2・・・・・・絶縁基板 8・・・・・・リード端子 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、絶縁基板の一面にガラス質エナメル導体組成物又は
有機質エナメル導体組成物を付着焼成し、その上層にガ
ラス質エナメル誘電体組成物又は有機質エナメル誘電体
組成物を付着、焼成し、更にその上層にガラス質エナメ
ル導体組成物又は有機質エナメル導体組成物を付着、焼
成することにより、インダクタとキャパシタが分布定数
で構成されてなる遅延線。 2、前記絶縁基板にはMを2価の金属原子とすればMO
・Fe_2O_3で表わされるフェライトを採用した特
許請求の範囲第1項記載の遅延線。 3、前記ガラス質エナメル誘電体組成物又は有機質エナ
メル誘電体組成物には、Mを2価の金属原子とすればM
O・Fe_2O_3で表わされるガラス質エナメルフェ
ライト組成物又は有機質エナメルフェライト組成物を採
用した特許請求の範囲第1項記載の遅延線。 4、マンガン亜鉛系又はニッケル亜鉛系フェライトを採
用した絶縁基板を有する特許請求の範囲第2項記載の遅
延線。 5、絶縁基板上に形成した第一層目のガラス質エナメル
導体組成物又は有機質エナメル導体組成物と第三層目の
ガラス質エナメル導体組成物又は有機質エナメル導体組
成物とをそれぞれ絶縁基板端部に配線されたリード端子
を接着剤で固定しケース内に収納することによりSIP
型に形成してなる特許請求の範囲第1項記載の遅延線。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19960586A JPS6356002A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 遅延線 |
DE19873715812 DE3715812A1 (de) | 1986-05-19 | 1987-05-12 | Verzoegerungskette und deren herstellungsverfahren |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19960586A JPS6356002A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 遅延線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356002A true JPS6356002A (ja) | 1988-03-10 |
Family
ID=16410640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19960586A Pending JPS6356002A (ja) | 1986-05-19 | 1986-08-26 | 遅延線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6356002A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009113156A1 (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-17 | 富士通株式会社 | 接続装置および光デバイス |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5419050A (en) * | 1977-07-13 | 1979-02-13 | Daihatsu Motor Co Ltd | Mechanism of preventing miss shift of speed change operational device |
JPS59202702A (ja) * | 1983-05-02 | 1984-11-16 | Juichiro Ozawa | デイレイライン素子 |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP19960586A patent/JPS6356002A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5419050A (en) * | 1977-07-13 | 1979-02-13 | Daihatsu Motor Co Ltd | Mechanism of preventing miss shift of speed change operational device |
JPS59202702A (ja) * | 1983-05-02 | 1984-11-16 | Juichiro Ozawa | デイレイライン素子 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009113156A1 (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-17 | 富士通株式会社 | 接続装置および光デバイス |
JP5263286B2 (ja) * | 2008-03-11 | 2013-08-14 | 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 | 接続装置および光デバイス |
US8655119B2 (en) | 2008-03-11 | 2014-02-18 | Fujitsu Optical Components Limited | Connection device and optical device |
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