JPS6355882A - 誘導加熱調理器の加熱コイル - Google Patents

誘導加熱調理器の加熱コイル

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Publication number
JPS6355882A
JPS6355882A JP20090686A JP20090686A JPS6355882A JP S6355882 A JPS6355882 A JP S6355882A JP 20090686 A JP20090686 A JP 20090686A JP 20090686 A JP20090686 A JP 20090686A JP S6355882 A JPS6355882 A JP S6355882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
heating
heating coil
temperature distribution
heated
Prior art date
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Pending
Application number
JP20090686A
Other languages
English (en)
Inventor
服部 憲二
荻野 芳生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS6355882A publication Critical patent/JPS6355882A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は誘導加熱調理器の加熱コイル構成に関するも
のである。
従来の技術 従来の誘導加熱調理器の加熱コイルは、第3図および第
4図に示すように、平板4上に、リッツ線6を同心円状
に巻いて固着したものが一般的に使用されている。しか
しこの構造をした加熱コイルによって、負荷鍋6を加熱
すると負荷鍋底の温度分布は第5図のように略M形をし
た温度分布となって、鍋の中央部分の温度の落ち込みが
大きくなるという問題点があった。従来この温度分布を
改善するために、第6図に示すような構造の加熱コイル
が用いられてきた。すなわち、平板9上に同一の素線構
成(たとえばリッツ線)でなる第1のコイル7と第2の
コイル8が巻かれ、第1のコイル7と第2のコイル8の
間に空間dを設けたものであった。
発明が解決しようとする問題点 しかし第6図に示す構造の加熱コイルによりて加熱され
た負荷鍋底の温度分布は、第7図&(実線)で示すよう
に第5図に比して改善されてはいるものの、依然として
、中央部の温度上昇は周囲に比して落ち込んでいる。こ
れは加熱コイルの中央部に巻くことのできるコイルの巻
数が限られており、中央部から発生する磁束密度を、高
くできないからである。
本発明は上記問題点に鑑み、負荷鍋底の温度分布を均一
にし、中央部分の温度の落ち込みを防止することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、リッツ
線からなる第1のコイルの内方に、単線からなる第2の
コイルを接続して加熱用コイルを構成するものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、前記第1のコイルと第2のコイルには高周波
電力変換装置から供給される高周波大電流が流れるため
、絶縁体で各々絶縁された細い素線の集合体であるリッ
ツ線からなる第1のコイル部での自己発熱は少いが、単
線でなる第2のコイル部では、高周波電流がいわゆる表
皮効果によって表面に集中して流れ、自己発熱が極めて
大きくなる。このためこの構造の加熱コイルで加熱され
る負荷鍋底は、第1.第2の加熱コイルから発生される
磁界によって加熱されるだけでなく、第2の加熱コイル
の自己発熱による輻射熱によって、゛加熱されることと
なる。
この結果、負荷鍋底は、中央部が輻射熱と、自己発熱の
両者で加熱されるため、中央部での温lの落ち込みが少
なくなり、均一な温度分布が得られる。
実施例 以下本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明する
。第1図において、1は平版状の加熱コイル保持板で、
この上に各々が絶縁された素線の集合体であるリップ線
をドーナツ状に巻いた第1のコイル2と、絶縁コーティ
ングのない単線(アルミ、銅などの導電材料)が間隔を
おいて、あるいはガラスヤーンなどを介して巻かれた第
2のコイル3が平板1上に載置され同心円状に配置され
ている。第1のコイル2の内側リード端子と、第2の加
熱コイル3の外側リード端子は、保持板1の下部で接続
されている。
また第1のコイル2と第2のコイル3の間に所定の距離
dが設けられている。
次にこの一実施例の構成における作用を説明する。第1
のコイル2と第2のコイル3は直列に接続されており、
両コイルに流れる電流は同量であるが両コイルの内部に
おける電流の分布は同一でない。すなわち、加熱コイル
電流は高周波であり、導電体の表面に集中して流れる特
性がある。したがって第2のコイル3は単線であるため
、電流はその表面にしか流れずその電流の流れる有効断
面積は導線の全断面積に比して極めて小さくなり、高周
波抵抗値が増大する。したがってこの第2のコイル3は
発熱し極めて高温になる。一方第1のコイル2は絶縁さ
れた素線の集合体であるため、各素線に分流する。した
がって前記第2のコイル3はど高周波抵抗値が増大する
ことがなく発熱も抑えられる。
つまりこの実施例の構造の加熱コイルに高周波電流変換
装置から高周波電流を流して負荷鍋を加熱した場合、負
荷鍋底は高周波磁界によって鍋底に誘起された電流によ
って発熱する以外に、第2のコイル3から発生した熱に
よる輻射熱に工って加熱されることとなる。この結果、
負荷鍋底の温度分布は第7図破線すのようになり、磁界
だけで加熱する従来の構造によるもの(同図実線a)に
比して、より均一な温度分布が得られる。
発明の効果 本発明は、リッツ線でなる第1のコイルの内方に単線で
なる第2のコイルを配設しているため、磁界によって得
られる負荷鍋底の温度分布に、高周波損失によって発熱
した第2のコイルからの輻射熱による負荷鍋底の温度が
重畳するため均一な鍋底温度分布が得られることになる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の誘導加熱調理器の加熱コイ
ル平面図、第2図は第1図のA−A’断面図、第3図は
従来の加熱コイル平面図、第4図は第3図のB−B’断
面図、第5図は従来の加熱コイルによって加熱された被
加熱鍋底の温度分布図、第6図は従来の他の加熱コイル
断面図、第7図は第6図に示す従来の加熱コイルによっ
て加熱された被加熱鍋底の温度分布および本発明の加熱
コイルによる被加熱鍋底の温度分布を示す図である。 2・・・・・・第1のコイノペj・・・・・・第2のコ
イル。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名2−
才1のコイル 第 3 図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高周波電力変換装置により電力供給される加熱コイルを
    備え、前記加熱コイルは第1のコイルと第2のコイルと
    からなり、第1のコイルはリッツ線、第2のコイルは単
    線として第2のコイルの外周に第1のコイルを配設して
    なる誘導加熱調理器の加熱コイル。
JP20090686A 1986-08-27 1986-08-27 誘導加熱調理器の加熱コイル Pending JPS6355882A (ja)

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JPS6355882A true JPS6355882A (ja) 1988-03-10

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0472494U (ja) * 1990-10-31 1992-06-25
WO2009084328A1 (ja) * 2007-12-27 2009-07-09 Wakoh Denken Kabushiki Kaisha 電磁誘導加熱装置

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US8299407B2 (en) 2007-12-27 2012-10-30 Wakoh Denken Kabushiki Kaisha Electromagnetic induction heating device

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